みんなの議会

上富良野町議会 令和5年第4回定例会 2023年12月14日

(1)道の駅の設置について/(2)不登校の子供の対応について

2023年12月14日、上富良野町議会の一般質問で、湯川千悦子議員が「道の駅の設置について」「不登校の子供の対応について」について質問し、町長 斉藤繁、教育長 鈴木真弓が答弁しました。

質問者
湯川千悦子 議員
答弁者
町長 斉藤繁、教育長 鈴木真弓

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

会議録の目次ではこの議員の件名が 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の目次の表記です。

質問 3番 湯川千悦子

私は、さきに通告いたしました2項目3点について、町長及び教育長に一般質問させていただきます。よろしくお願いいたします。1項目め、町長にお伺いいたします。町外に住んでいる多数の方より、上富良野産のお米や野菜、豚肉、牛肉が大変おいしいと会うたびに言っていただきます。もちろんスーパーマーケットでも手に入れることができますが、産地直産の新鮮な農畜産物を手軽に安価で手に入れやすい場所をつくり、そのことで上富良野町の遅れた観光を底上げし、経済効果を生み出せる場所になると考えます。道の駅の規定は、観光案内の設置、24時間トイレの設置、駐車場を有するなどのことがありますが、近年は、国道沿いにつくらなくても町なかにつくるケースも多く、町内に人を呼び込むことにもつながります。町のPRはもちろんしていただいているとは思いますが、いま一つ踏み込んでの観光の発展と経済を生み出す場所について、道の駅が必要と考えますが、町長の考えをお伺いいたします。2項目めの1点目ですが、少子化が進む上富良野町において、未来を担う全ての児童生徒に対し、教育環境での取りこぼしがないようにどのような方策を取っていくか。国が進めるGIGAスクールやBYODなどのタブレットを使っての教育はもとより、上富良野町独自の政策はどのようなものがあるのかを教育長にお伺いいたします。2点目ですが、現在、上富良野町では、町内に不登校の児童生徒を様々な角度から支援をしている団体があると伺っておりますが、このような団体との連携について、町の考えをお伺いいたします。以上です。よろしくお願いいたします。

答弁 町長 斉藤繁

3番湯川議員の1項目めの道の駅の設置についての御質問にお答えいたします。議員の御質問のとおり、町の特産品販売や観光案内所の設置などにより、多くの人を呼び込むことができるコンテンツとしては、大変重要な施設であると考えております。産業の活性化や観光情報の発信の場として、町民の皆様の道の駅への思いは少なからずあるものと認識しており、私の道に駅に対する思いはこれまでと変わっておりません。しかし、道の駅は、建設するだけではなく、販売や管理運営を誰が担っていくのか考えた上で進めていく必要があり、そのためには、町民の方々の機運醸成を図っていくことも必要であると考えております。物価高騰が続いている現在の状況を考えると、町― 40 ―民の皆様の生活を第一に考えていくとともに、現在進捗している旭川・十勝道路の中富良野から上富良野間が今年度、計画段階評価になったことなど、様々な考慮すべき事項を整理しながら、道の駅の設置について検討していきたいと考えているところでありますので、御理解を賜りたいと存じます。

答弁 教育長 鈴木真弓

3番湯川議員の2項目めの、不登校の子どもの対応についての2点の御質問にお答えさせていただきます。当町の小中学校の現状としまして、児童生徒動態状況定例報告の11月30日現在においては、小学校3校に461名、中学校1校に248名の709名の児童生徒が在籍しております。まず、1点目の教育環境に関する御質問でありますが、上富良野町教育振興基本計画に掲げる6項目めの学校教育推進目標、学力、心、体の育成、家庭、地域との連携・協働、信頼される学校づくり、上富良野高校の支援の取組を進めているところであります。学力の育成に向けた情報教育環境の充実としまして、国のGIGAスクール構想の加速化により、令和2年度に1人1台のタブレット端末と通信ネットワークを整備し、授業に活用するとともに、遠隔授業にも対応してきており、各教室には大型掲示装置を町独自に設置し、授業改善に取り組んでいるところであります。また、不登校の児童生徒数は、近年増加傾向にあることから、中学校へのスクールカウンセラーの配置を行う中、その実態を踏まえ、令和5年度に教育支援センターを公民館2階に設置し、臨床心理士等の資格者4名体制により、児童生徒の通所できる居場所づくりと、各学校に訪問し、様々な相談に対応しているところであります。次に、2点目の不登校の支援団体との連携に関する御質問でありますが、教育支援センターの設置検討に当たり、町内の関係団体とも情報交換させていただきました。それぞれ不登校支援としての活動を進められておりますことから、教育支援センターを含め、教育委員会としても引き続き関係機関等と連携しながら取り進めてまいりますので、御理解を賜りたいと存じます。

再質問 3番 湯川千悦子

1項目め、再質問させていただきます。町長の御答弁の中に、道の駅に対する思いはこれまでと変わっていないということで、私、議員1期生なので、町長の道の駅に対する思いがどのくらいなのか分からなかったので、改めてお伺いしますが、町長としては、道の駅をつくりたいという考えでよろしいですか、お伺いいたします。

答弁 町長 斉藤繁

3番湯川議員の御質問にお答えしたいと思います。道の駅をつくりたいということは、もちろん私の公約でもありますので、それは変わらないということであります。以上です。

再質問 3番 湯川千悦子

つくりたいということであるであれば、時期的なものについては、旭川・十勝道路の中富良野から上富良野間への延伸の時期を見て判断するということでございますが、この道路が出来上がらないと、つくらないということなのでしょうか、お伺いいたします。

答弁 町長 斉藤繁

3番湯川議員の御質問にお答えしたいと思います。旭川・十勝道路が全ての原因ではありませんが、それは非常に大きな要素かと思っております。今年度、計画段階評価になりまして、そうすると、あと数年のうちにルートが確定すると思います。完成するまではさらに時間がかかると思いますが、ルートさえ確定してしまえば、インターチェンジがどこにできるか等も含めて、そうすると、具体的にどこに道の駅ができたらいいのかという議論はかなり進むのではないかと考えております。以上です。

再質問 3番 湯川千悦子

その道路ができて、時期を見てということなので、国道近くなのか、それとも町なかのよい場所とかは、町長自身は考えておられますか。

答弁 町長 斉藤繁

3番湯川議員の御質問にお答えしたいと思います。道の駅の機能は、湯川議員も質問の中に書いておられます、観光の情報発信とか、町の物産を販売する場所、様々な機能がありますので、町なかがいいのか、それとも郊外がいいのかというのは、まだ私の中では、ここという場所はありませんし、もちろんそれは町民の皆様方といろいろ相談して、今後決めていくものだと思っております。以上です。

再質問 3番 湯川千悦子

全道には127の道の駅がありますけれども、最近できている道の駅は、それぞれの特色を持って、雑誌やいろいろなものに掲載されたり、道の駅のランキングでも上位に出ているところは、地域の特色を生かしていると思われるのですけれども、上富良野の道の駅は、町長としてはどのような構想というか、どのような感じでデザインとかを思い描いているのでしょうか。

答弁 町長 斉藤繁

3番湯川議員の御質問にお答えしたいと思います。具体的にどういう機能かということかと思いますが、具体的にはまだ全然、これも町民の皆様と相談しながら決めなければならないかと思っております。先ほど質問にもありました観光の情報発信、地場産品の販売の場所というのは、現在では地場産品を売るところもございませんので、そういう声も入れながら、今後、デザインについては決めていくものと考えております。以上です。

再質問 3番 湯川千悦子

具体的にはまだ決まっていないということなので、上富良野町の特徴である十勝岳とか、自衛隊もそうですけれども、いろいろなソースがあるので、趣味趣向を持った人がわざわざ来てくださるような道の駅という考えとか、音更町はドラマの舞台と大手の菓子メーカーとのコラボや、安平町は鉄道ファンをターゲットにした道の駅、東川は住民の交通の要衝につくるなど、そこの地域の特産品をプラスしての特色のある道の駅になっておりますので、上富良野町も今後そういった構想を住民の方とともに、私もこれからいろいろなところにアンテナを張って、が町独自の特産品の開発とかの支援を行っていきたいと思っています。それにプラスして、上富良野町の魅力を重ねてPR、集客していけるような道の駅が必要と考えておりますので、今後ともよろしくお願いいたします。次に、2項目め、1点目、2点目に移らせていただきます。GIGAスクールのほかに、各学校で大型モニターを整備し、それぞれの授業の改善を進めているのは分かりました。その中で、取りこぼしが行われないような町の政策として、今年度から公民館の2階に設置された教育支援センター「Mina Mina」について私も承知しているところでございます。スクールカウンセラーの先生を中心として、小学校の校長経験者や臨床心理士の資格を持った方、加えて、地域おこし協力隊の起用などによって、様々な児童生徒へ対応されていることについては、私も誠にすばらしい政策だと思っております。これは管内でもまだまだ事例が少ないと伺っておりますので、そのような中で、我が町にこのよう施設ができたことは大変すばらしいことだと思っております。そこで、お伺いしたいのですが、現在、様々な理由から、なかなか通常どおり通学できないお子さんが増えている中において、現在の施設では手狭になることはないのでしょうか、質問いたします。

答弁 教育長 鈴木真弓

3番湯川議員の不登校児に対応する教育支援センター開設における今後の状況について御質問にお答えさせていただきます。施設のほうも直接御覧になっていただけかと思いますので、十分中身については御存じのようでございますが、今現在、上富良野町の状況につきましては、昨年の12月では約36名の不登校児が町としては認知していたところなのですが、今年の10月末現在では22名となっております。学年も1学年ずつ上がっていますが、この大きな減少については、不登校に対応する町としての姿勢、学校の姿勢、教育支援センターとの連携が、この半年間において、少しずつではありますが、つながっている結果だと思います。ここで、湯川議員の御質問に加えて御説明申し上げますが、実は、不登校になった子たちを対応したのでは遅いですので、去年の予算委員会でも説明させていただきましたが、私ども教育委員会としましては、不登校とはならない、予防的支援として、この教育支援センターを行政が立ち上げしましたことから、現在、町内において、小中約35名のお子様が、別に教育支援センターの職員がカウンセリングを行っております。これは不登校ではございません。あくまでも家庭の事情、お子様の事情、様々な事情を抱えた子どもたちがここで学んでいますので、それをいち早く学校が保護者の方とお子様と面談し、教育支援センターにつなげていただいています。このお子様たちを不登校にならないよう、また、議員御質問にありましたように、学業で迷わない、将来の夢につなげ得る子どもたちを育むよう、この教育支援センターが今後、次年度に向けまして活動を進めるように取り組んでいきたいと思っています。ただ、今、議員が御質問いただきました、あそこの職員のスタッフの体制並びに今の居室状況でございますが、これは私どもも想定しておりまして、まず、現在の状況としましては、不登校の児童については、週1回のお子様もいれば、毎日通学している― 42 ―お子様もいらっしゃいます。この登校につきましては、全て学校と連携できておりまして、通級していただきました内容については、全ての学校の授業として、登校したことに認めておりますので、保護者の方も安心して、そこへの登校につながっている実態でございます。ただ、4名体制の中で、学校にも1人は訪問し、1人は中学校のスクールカウンセラーの職責も担っております。実際にそちらのほうで様々な子ども、保護者への対応もしておりますので、4名体制については、現在のところは対応は可能ということで、次年度におきましても引き続きこの体制で進めていきたいと思います。まずは、不登校にならないよう予防的に、上富良野町としては進めていくことで、御理解いただきたいと思います。以上です。

再質問 3番 湯川千悦子

今、非常に教育委員会とか町としてもよくやっておられると思うのですけれども、そこで、お伺いしたいのが、狭いながらもいろいろな備品をたくさん置いてらして、いろいろなものを抱えていらっしゃると思うのですけれども、それらについて、更新する年度とか予算についてはどうなっているのでしょうか、お伺いします。

答弁 教育長 鈴木真弓

3番湯川議員の教育支援センターの備品並びに施設設備についての計画でございますが、令和5年度設置ということで、急遽去年、予算委員会に諮りまして、お認めいただき、今スタートしたばかりでございますので、まだ更新とかの計画には至っていませんが、実は、今年の猛暑によりまして、あの公民館にはエアコン設備がないということで、既に今回の補正予算に計上されていただきましたり、様々な設備については、私どもも教育環境改善として、学校とともに教育支援センターも整備していかなければいけない課題だと思っています。ただ、私は、何でも全部出来上がってからスタートするのでなく、やりながら、現場のスタッフとともに、どのような環境を整えていくのが一番最適なのか、優先して今進めておりますので、今後、そのような修繕計画等も必要になった場合については、こちらのほうで準備を進め、議会のほうにも御協議していきたいと考えております。以上です。

再質問 3番 湯川千悦子

町として独自の政策としても、いろいろな面で児童生徒に対応できていることがよく分かりました。これからも充実を図っていただきたいと思います。次に、教育支援センターの設置に当たり、以前より「いかすい」が、こういった不登校の児童生徒の対応にボランティアで対応されていたと聞いております。そこで、お伺いするのが、このボランティアの団体をNPO化や一般社団法人化することが望ましいと考えますが、そういったことへの支援は考えておられますか。なかなか民間の方が、そこまでの書類づくりができないようですので、事務方のプロとして、行政がお手伝いするのはいかがでしょうか、そこら辺をお聞きしたいと思います。

答弁 教育長 鈴木真弓

3番湯川議員の不登校児に対応している町内における団体に対する育成についての御質問にお答えさせていただきます。私ども教育委員会では、いかすいという団体につきましては、澄空(そら)という事業所が本来でございまして、そこがM・i・T親の会と連携し、いかすいを構成しているとお伺いしております。本来、澄空というのは社会福祉事業でございまして、放課後デイサービスを担っていたり、本来であれば保健福祉課所管の活動を行っておりますので、そういう相談は、どちらかというと私のほうはまだ聞き及んでおりませんので、もしかしたら町のほうに相談されている可能性はあるかと思いますが、教育委員会としましても、不登校児の受入れに御支援いただいているのは認知しておりますので、何か相談等があれば、教育委員会としても支援してまいりたいと思います。また、いかすいの活動につきましては、教育委員会と様々な情報交換をさせていただきまして、講師にうちの松田主幹が御協力させていただいたり、様々な活動に対して、学校にいち早く教育委員会から保護者宛てに周知させていただくなど、今後も引き続きそういう形の情報連携も含めまして、支援していきたいと考えております。以上です。

再質問 3番 湯川千悦子

教育長の言っておられることもすばらしいことだと思います。また、中学生ぐらいになると、体力をつけるためにも施設に自分の足で通うことが必要と思いますが、小学校低学年の親御さんの送迎ができないことで、施設利用を躊躇しているということも少しお聞きしたのですけれども、児童の送迎ボランティアの― 43 ―考えをお聞かせください。

答弁 教育長 鈴木真弓

3番湯川議員に質問の内容を確認させていただきたいのですが、不登校に関わるお子様がの保護者が送迎が困難になっているということでしょうか。それとも放課後デイサービス等の利用で、送迎が困難である実態でございしましょうか、再度確認させていただいていいですか。

再質問 3番 湯川千悦子

行くことは、親御さんが送っていけるということなのですけれども、帰るときに、熱が出たり、途中で帰宅するような状況になったときに親御さんが行けないということで、そのときの対応というのを「いかすい」のほうから伺ったので。

答弁 教育長 鈴木真弓

3番湯川議員の御質問にお答えさせていただきます。今現在、不登校で登録されている方、18名いらっしゃいまして、小学生、中学生いらっしゃいますが、教育支援センターに通所していただく場合に対しまして、今、湯川議員から御質問いただいた内容の事例は、教育委員会のほうとしては認知していないので、もしかして事業所の関係だと思いますので、いかすいのほうで、澄空のほうでやっている事業の不登校児の方で、そういう事例があるのであれば、それについては、うちも情報共有していかなければいけないと思いますけれども、今、教育支援センターのほうの児童生徒のほうでは、そのような形のお困りはまだ確認できていないところでございます。以上です。

出典:上富良野町議会 令和5年第4回定例会 2023年12月14日 議事録 PDF(68ページ) 間違いを知らせる