みんなの議会

上富良野町議会 平成30年第1回定例会 2018年3月14日

(1)今年度の除雪対応について/(2)演習場の騒音対策と情報開示について

2018年3月14日、上富良野町議会の一般質問で、髙松克年議員が「今年度の除雪対応について」「演習場の騒音対策と情報開示について」について質問し、町長 向山富夫、建設水道課長 佐藤清が答弁しました。

質問者
髙松克年 議員
答弁者
町長 向山富夫、建設水道課長 佐藤清

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

会議録の目次ではこの議員の件名が 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の目次の表記です。

質問 10番 髙松克年

さきに通告してあります2項目6点についてお伺いします。1項目め、今年度の除雪対応について、2項目めとして、演習場の騒音対策と情報開示について。今年度の除雪対応について。6次総のアンケート報告にある環境に対する重要度は、雪対策が1位となっている、そのことを踏まえて町の除雪予算と町内の企業体との対応は。企業― 90 ―体委託が6年を経過し、有効な働き、機能を果たしていると思うが、これ以上の効果的な体制を組めるのかをお伺いします。除雪に対して、住民の反応は今年度非常に厳しい状況にあると思われますけれども、今年度の反省を踏まえて再考を必要とすると思いますけれども、この現状を町民にどのように伝えようと思っているのかお伺いします。3点目、独居老人・高齢者世帯の除雪、戸口排雪の対応と今後の対策についてお伺いします。2項目めの演習場の騒音対策と情報開示について。1として、砲撃騒音測定がなされているが、昨今、爆破処理が行われ、この大きな爆破音がモニタリングされているのかどうかをお伺いします。2点目として、演習の拡大、飛行訓練の拡大の可能性があると思われます。住宅防音地域の拡大、住民の安全確保についてお伺いします。3点目として、演習場を持つ自治体において、演習内容、周知、騒音測定値など独自の情報収集も行われて公開しているが、町は情報の公開を今以上に行うべきと思うが、お伺いします。以上です。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

10番髙松議員の2項目についての御質問にお答えをさせていただきます。まず、1項目めの除雪に関する3点の御質問にお答えさせていただきます。まず1点目の除雪作業の民間委託の体制についてでありますが、町道の維持管理につきましては、平成24年から全面委託を開始し、本年度で6年目を迎えております。受託業者は、町内の4業者による特定共同企業体であり、作業に当たりましては、都度、委託業者と打ち合わせや検討を行っております。民間委託方式につきましては、技術力・専門性・機動力・即応性などが充実していることから、現時点では委託方式での機能は、一定程度果たされているものと考えております。今後におきましても雪解け後、受託業者と今期の反省や課題等について検討を重ね、さらなる改善に向けて取り組んでまいりますので、御理解を賜りたいと存じます。次に、2点目の除雪に対する住民からの意見につきましては、毎年、除雪に対してのさまざまな要望や意見が寄せられておりますが、ルールに基づいて対応が必要なものについては、受託業者へ指示を行い対応させていただいており、対応が困難なものについては、関係住民の方へ丁寧な説明を行い、御理解をいただいているところであります。また、町道の除排雪の作業計画や作業方法、協力依頼につきましては、毎年、町広報誌や住民会長懇談会等でお知らせをしているところでありますが、住民の皆さんへのさらなる情報提供につきましては、住民会長懇談会等を通じ御意見を伺いながら必要な対策を講じ、冬場をより快適に過ごしていただけるよう、除雪作業の向上に努めてまいりますので、御理解を賜りたいと存じます。次に、3点目の高齢者世帯などに対する除雪対策についてでありますが、町では在宅福祉サービスとして、虚弱等により除雪が困難な高齢者世帯のうち、町民税非課税世帯を対象に除雪サービスを実施しており、合わせて間口処理につきましても、これら対象世帯に対しては再度除雪を行うなど、支障がないよう対応しておりますので、御理解を賜りたいと存じます。次に、2項目めの演習場の騒音対策と情報開示に関する3点の御質問にお答えいたします。まず、1点目の演習場における騒音測定についてでありますが、平成26年より常設設置されている砲撃音測定装置により、演習場内から発生する戦車砲、迫撃砲、誘導弾及び爆破に伴う騒音の測定がされており、議員御指摘にある爆破処理に伴う爆破音につきましても、国の定める砲撃音評価指標に基づき測定されているものと理解をしております。次に、2点目の住宅防音区域の拡大についてでありますが、平成24年に指定された住宅防音区域は、演習場周辺地区の一部であり、当該地区の一体性からも住宅防音区域拡大の必要性を認識しており、町といたしましても引き続き区域拡大の要望活動を継続してまいります。また、飛行訓練等の拡大による住民の方々への安全対策につきましては、国の責任において徹底した安全対策を講じるよう、関係自治体と連携を図りながら、要望を行ってまいります。次に、3点目の独自の情報収集・公開についてでありますが、現時点におきましては、町独自に情報収集等を行う必要性は感じておりませんが、引き続き北海道防衛局と連携を密にし、情報収集と合わせて町民の皆様や各地域協議会の皆様へ情報提供をさせていただくとともに、実弾射撃等の訓練計画等につきましてもこれまで同様、事前に防災無線を通じて周知をさせていただきますので、御理解を賜りたいと存じます。

質問 10番 髙松克年

ことしのようないつもとは違うような状況、例えば今回もこの3月に入って― 91 ―からでも積雪に加えて吹雪、雨による融雪など、不測の事態を迎えるようなことになっているのが現状だと思うのですね。除雪による予算の不足については、地域住民の生活に密着した部分を考えると、多い、少ないという話ではなくて、これが本当に十分な除雪体制ができているかどうかと、ここがポイントになるのかなと思うわけです。ことし、排雪が途中で中止された事態があったということを聞きますけれども、なぜそのような事態に陥ったのかお伺いしたいと思います。

答弁 建設水道課長 佐藤清(建設水道課長は2020年3月まで)

10番髙松議員の質問にお答えをさせていただきます。状況にはいろいろと大雪になったり、雨が降ったり、いろいろな気象条件になったりします。そういう 中 で 排 雪 を 行 っ て 、 途 中 で や め た と い う の がちょっと私の記憶ではないのですけれども。排雪をずっと12月末からやりまして、1月、2月、排雪をやりますが、その間に大雪になりますと排雪は常にとまりますので、同じ作業員で対応しておりますので、そういう場合はありますが、途中でとまったというのは大雪の影響だと思います。以上でございます。

質問 10番 髙松克年

そのときのタイムラグ、どのような状況だったかというのは、働いている人たちの話を聞くと、そこで切り上げて次の仕事に移っていくということで、重機の移動とかそういうことが、結局はロスになっているというようなことを聞くのですね。そのタイムラグの後、全体の作業に影響を及ぼしたということも聞いているわけです。他のところでは仕組みとしてですけれども、ロータリー1台にグレーダー、ショベル2台、ダンプ15台、これは捨て場の条件などによっても違うのかもしれませんけれども、それに誘導員を3人以上はつけると。それをセットとして、作業しているというふうに聞いているのですけれども、上富の町でもそういうようなことで、どれぐらいの割合でそれらがセットされているのか、お伺いしたいと思います。

答弁 建設水道課長 佐藤清(建設水道課長は2020年3月まで)

10番髙松議員の御質問にお答えさせていただきます。まず、今、言われておられるのは排雪作業だと思いますが、排雪作業につきましては、まずダンプにつきましては基本的に12台ぐらいです。ただ、東町のほうで行きますと、捨て場に近いものですからまた若干少なくなったり、若干西側のほうに行きますと遠くなりますので、12や13台というふうになってくるというふうになっております。また、まず路盤が相当凍っておりますので、20センチ近くありますので、グレーダーによるかき起こし行いまして、そしてドーザーによる集めたりいろいろして、その後、大型ロータリーによりますダンプの積み込み等を行っております。あと、誘導員については、七、八名を常に行って、交差点の安全確認等を行っているところでございます。以上でございます。

質問 10番 髙松克年

作業工程を作成しているときにも雪の質とか、例えば今ぐらいになってくるとかなり重い雪になる、初期のころだと柔らかい雪で、しかも積み込みのときに、量が積めないとかということがあるということも聞いているのですけれども、効率的な工程設計はかなり経験を要することだということもお伺いしているわけですけれども、それらについて作業者とのコミュニケーションというか、それがかなり重要な作業効率を上げていくためには必要だということも聞いているのですけれども、目前にあるマイナスの要素になるような事案をどういうふうに効果的に取り除いていくかということが、設計の上においても重要なことだと思うのですけれども、それらについては設計者の能力というか、それらを問われるのかなと思ったりもするのですけれども、それらについてはどう考えますか。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

10番髙松議員の除排雪についての御質問にお答えさせていただきますが、基本的な部分について、まずお答えさせていただきます。この除排雪につきましては、計画を持って取り組みますが、それはあらかじめ立てる計画でございまして、当日の気象条件、あるいは雪質、あるいは市街地と郊外との状況の変化、これはさまざまに変化をしている中で作業が行われております。もちろん効率的な作業をするということは大前提でございまして、これは今まで過去、平成26年から一つ一つ積み上げてきたものを参考にして、そしてさらに改善に向けて取り組んでいるということでございます。非常に定型化して計画を持って、それに従って作業をするということは、実際上は非常に困難だというふうに思っております。しかし、そういう中で現場、あるいは町の担当者も含めて、最善の効率的な作業ができるように日々それは協議を、相談をしながら作業しているということが、前提にあるということを御理解賜りたいと存じます。

質問 10番 髙松克年

ここにも「雪解けの後、受託業者と今期の反省など課題について検討したい」というふうに書いてありますけれども、先ほど、冒頭で言った6次総のアンケートの中で「重要度、優先度の高いのは雪の対策というのが一番」というふうに書かれているわけですね。それらを考えると、町民の町に対する意見を見ても町の立場が住民に十分伝わっているかどうか、しかも住民は町が、意見を聞いてもらえている状況にはないのではないかという感じを持っているのではないかというふうに思うわけです。そこで、この除雪の問題に対して、単に町と業者とのコミュニケーションをどうとるかだけではなくて、そこに町民の方々、いわば受益者というか、その人たちの意見も取り入れていくということであれば、他の町村ではやられているのですけれども、除雪連絡会議というのを設けて、ただ単に今のように町だけでは、恐らくこのままの状況が何年も続くとすれば限界が来るのではないかと。地域の皆さんを巻き込んだ、ある意味では解決策を見出していかなければならないということになれば、今言ったようなことで住民は町内会も含めてですけれども、地域住民の代表者と町と業者の方がお互いにこの状況をどういうふうに、町の除排雪の問題をどういうふうに持っていくかということを協議するような場を設けたらどうかということを思っているわけですけれども、それについてはどうでしょうか。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

10番髙松議員の除雪に対する町民との理解度の深化でございますが、この議場の中にも住民会長さんと兼務されている議員の皆さんがいらっしゃいます。住民会長懇談会等で、相当入念にこれは意見交換をしております。そして、皆さんの合意を得た中で、除雪というものが実際行われている実態にございますので、今、議員が御質問のような仕組み、あるいは実際にそういった行動は、私といたしましては十分に行われて、構築されているというふうに理解をしているところでございます。

質問 10番 髙松克年

私も4年前ぐらいに、たしか道科学大学の先生と住民会とのシンポジウムというか、そういうのを開かれたときに出て、そのときの話も聞いているわけですけれども、そこら辺の町と業者だけのやり取りだけでは解決できない問題があるというのは、そのときに学んだのですね。住民は一方的に、やはり町がやるべきという話もありますけれども、この事態に至っては、それだけで済むのかどうか。やはり住民の人たちを巻き込んだような形での除排雪を含めての雪対策というのを考えないと、本当にこれ冬期間、雪の中に閉ざされる状況の中で生活の向上に向けた方法として検討すべきだと思うのですけれども、どうでしょうか。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

10番髙松議員の御質問にお答えさせていただきます。この除排雪につきましては、快適に冬を過ごしていただくためのこれは避けて通れない、雪国は共通に抱えている課題でございます。髙松議員から、ただいまお話ありましたような具体的に改善していただきたいような事柄、あるいは方法、さらに効率的に作業が期待されるようなそういうお話がありましたら、それぞれ各地域の住民会長さん、あるいは町内会長さんを通じて、いつでも私どもは御意見を伺う体制はできておりますので、寄せていただければ改善できるものは改善してまいりますので、御協力賜りたいと存じます。

質問 10番 髙松克年

そこまではわかっているのですよ。その後、どういう踏み込みをするかというところで、先ほど言ったように、6次総の中で雪の対策が1番になる。1番になるということは、それだけ住民の人たちが、そのことに対しても関心も寄せているし、ある意味では不満のある人たちもいるということを、アンケートの中にも書いているということだと思うのですよ。そこら辺を踏まえて、今このことをお話ししているわけですけれども、それがわかってもらえないということであれば、これまた住民の信頼を勝ち得ることにはならないのかなと思うのですね、この問題に対して。次に行きますけれども、ほかの自治体では、パートナーシップ制度という呼び名で言われているのですけれども、住民と町内会とか、それと自治体が双方に費用を出し合って、痛み分けをして除雪業者と三者の協力により排雪を行うというようなところが、実際に自治体であるわけです。これは留萌市とか、千歳市などで行われているというのが知られています。地域、これは町内会を含めてでの雪の積み込みを行ってもらうと、そのときにダンプカー、これは運転手つきで無料で貸し出し、これは10トンとか4トン。ショベルカーなど積み込みの機械は、小型投雪機などで積み込んでもらう、4トン車ぐらいだったらそういうことを言っているのかなと思うのですけれども、そういうことと、ショベルカーは町内会の手配で、これは町が中に業者の人と、これは市ですから市が1時間当たり、おおよそ2万円くらいであっせんするという言い方はおかしいかもしれ な い で す け れ ど も 、 も し か し た ら こ れ は ダ ン― 93 ―プカーとセットというようなことで、お願いをするということになっているのかもしれません。先ほど言ったように、ダンプカーの運転手つきで無料で貸し出しをします。それと、融雪機の無料貸し出しというのもやるのですね、これは私道なんかも含めて道路に排雪というか、雪を出されないことを防ぐための一つの手段になると思うのですけれども、移動式の融雪機を貸し出す。そのときに灯油は利用者負担、おおよそ18リッターで半日程度回る機械と。これは人間がついて、絶えず雪を入れなければならないという作業はついて回るわけですけれども、そういうものを貸し出すとか、小型の除雪機、投雪機ですね。町内会が主体で、これは狭くなった私道の拡幅、間口除雪ですね、この後に問題にしますけれども、独居老人とか、高齢者世帯の間口を町内会の人にお願いして投雪するというようなこと。運搬・回収は、この機械の回収は自治体で行っていると、燃料とか維持費その他は、利用者負担ということになっています。10馬力程度で、幅は80センチぐらいをはねる物、これらあたりも住民会、住民が参加できる一つの雪に対する対策なのではないかと思うわけですけれども、こういうことを我が町が行うというようなことを、将来的にも考えていないのかどうかというのをお伺いしたいと思います。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

10番髙松議員の除雪に関します御質問にお答えさせていただきます。ただいまいろいろ事例をお話いただきましたが、個々の事例につきましての云々は、申し上げるつもりはございませんが、いずれにいたしましても町の除排雪につきましては、これはそれこそ町が直営でやっていた時代も含めて、長年、住民の皆さん方と、あるいは町内会・住民会、そして町も含めたみんなでの協議の結果の積み重ねで改善が図られてきているところでございます。突然ことしから始まったものではございませんので、そういった積み重ねの土台をしっかりとする中で、やはり協働のまちづくりそういったことが声高に、今、皆さんと共有できておりますので、みんなで暮らしやすい町にしていこうということで思いを一つにしているわけでございまして、改善できる部分については改善をする、そして住民の皆さん方みずからも努力できる部分は努力をする。そういうところがうまくかみ合って、こういった暮らしやすさは維持されていくものと思いますので、どういう形にするというような断定的な考えを想定して、除雪計画をこれから持つというようなことはないということだけは申し上げておきます。

質問 10番 髙松克年

今、町長が答えられた中に、改善策としては取り上げる要素があるというふうに考えてよろしいでしょうか。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

これについては、不断に見直しをして改善していくということは除排雪のみならず、行政全てに共通していることでございますので、ぜひそこは御理解いただきたいと存じます。

質問 10番 髙松克年

ぜひ考慮してほしいというふうに思います。このままだと、この除排雪に対しての町が一生懸命やっているというのはよくわかるのですけれども、それがどういうふうに住民とリンクして、本当に理解してもらえるかどうか。理解してもらえなかったら、ここに住みやすい町とか、弱者に寄り添ってとかということにはならないと思うので、よろしくお願いしたいというふうに思います。次に、独居老人とか高齢者世帯の除雪ですけれども、これについて29年度の高齢者実態調査を踏まえてお話を聞きたいと思うのですけれども、現在、29年度の65歳以上の高齢者の単身の世帯が501戸、高齢者世帯と言われる人たちが767戸あります。この中で、現在、町長が言われている高齢者の福祉サービスの中にある除雪サービスを現在、登録を受けている人は110人くらいというふうに聞いています。これが、また、半年も前に申し込み、高齢者から希望をとり、11月までにリストをつくり、社会福祉協議会に上げて高齢者事業団、その他、二つの業者にお願いしているというようなことなのですけれども、ことしは現在のような状況ですから、非常に後でお願いしたいというのが住民会長さんとか町内会長、また民生委員の人たちから上がってきていて、臨時で受け付けをもしたというふうにも聞いているのですけれども、受けたほうも高齢者事業団の人たちでも、十分な人員がそろえられないという言い方はおかしいのかもしれないですけれども、見つからなくて隣人や知人に頼むというようなことを、再委託するような形になるのかなと思うのですけれども、それらの不足を来しているというような状況からして、今、さっき言ったような501戸、高齢者世帯について767戸というとこで、登録者としては110人くらい言えば、高齢者世帯とすれば14%ぐらいの戸数にしかならないということを踏まえると、非常にそれ以外の人たち、110人の人たちはどうにかそういうことで除排雪はできているのかもしれないのですけれども、それ以外の人たちの― 94 ―多くの御苦労なされている実態があると思うのですね。それについてはどう考えていますか。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

10番髙松議員の高齢者世帯等の方々に対する除雪サービスの件にお答えをさせていただきますが、冒頭お答えさせていただいておりますが、町は、福祉サービスの制度をもって、高齢者世帯への対応をさせていただいているところでございます。ことしについては、特に降雪量が多かったということで、非常に受託していただいている方々に人手不足を来していたということ、私も聞いております。サービスを提供する福祉政策上、サービスが必要である高齢者の世帯に対しまして、必要なサービスを提供させていただいておりますが、御自分でそういった除雪に対応する対応力をお持ちの方につきましては、これは御自分でなさることも結構でしょうし、民間サービスを利用されることも結構でありましょうし、それは負担能力をお持ちの方については、各自が対応していただくというのが、これは基本であろうというふうに考えております。

質問 10番 髙松克年

それで先ほども言ったように、住民が参加できるような仕組み、例えば投雪機とかそういうものも貸し出せるというような状況があれば、今言われたように隣の人がいて、それを借りてでも老人の家庭の戸口ですか、間口ですか、それの除排雪もできるわけですよ。そういうことを有効的にというか、効率的に回していくためにも先ほど言ったようなことができないか、ぜひ考えてほしいというふうに思うわけです。それについてどうですか。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

10番髙松議員の御質問にお答えさせていただきます。そういった地域活動は、まさしく昨日、佐川議員の御質問にお答えさせていただきましたように、まちづくりの事業の中で、そういった取り組みがその地域にとってベストだという選択があれば、それはそういうことに対する町の支援制度はありますので、そういう意味で活用していただくことは大いに結構かというふうに思います。

質問 10番 髙松克年

今年度の新しい年度に向かっての執行方針の中でも町長は、町民の皆さんが安心して住み続けられるまちづくりに努めるというようにうたっているわけですけれども、その中に、やはり老人の世帯であれ、本当に安心して住み続けられるためには、冬期間の暮らしの中で一番生活の障害となる雪による住みづらさを解消できないとすれば、これを軽減させるために心を割くことは、行政として大切なことだと思うのですけれども、その中の一つに小さなことかもしれませんけれども、戸口の排雪というのがあるのだと思うのです。先日、新聞を見ていると、おもしろい記事があったので、一つ紹介させてもらいたいと思うのですけれども、山形県での話なのですけれども、これは新庄市。除雪車が高齢者宅の位置を知らせるシステムの運用を始めた。通知場所の付近では、丁寧な作業をしてもらい、お年寄りの雪かきの負担を減らすのが狙いのこと。GPSで65歳以上の独居者の自宅位置を登録し、自宅の半径30メーター以内に入ると運転手に知らせ、置き雪の解消が大きな狙いという、これをやっていると。これがこの町ですぐできるとは思いませんけれども、ぜひこういうような老人の世帯に対しての一つの安心を与えるような状況を、この町でつくり出していくということができるかどうか。先ほど言ったような、安心して住み続けられるまちづくりが、スローガンだけで終わるのであれば、何の意味も持たないという…。

質問 10番 髙松克年

それで、これについての町長のそういうようなことまで、町で行えとは言いませんけれども、将来的なことの展望として持てるかどうかということをお伺いしたいと思います。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

10番髙松議員の御質問にお答えさせていただきます。今、他の事例等の御紹介もいただきました。完全とは申しませんが、上富良野町も既にやっている事業でございます。そういったことも御理解いただきたいと存じます。

質問 10番 髙松克年

続いて、次の質問に入りたいと思います。演習場の騒音のことですけれども、昨今、爆破処理がかなり行われているような実例が挙がっているので、それについて聞きたいと思います。これ昨今ですけれども、2月27日、3月9日にも行われたというふうに思われるのですけれども、そのときの騒音がかなり大きな音で、私たちはまだこれをはかることのできる物を持ち合わせていませんから、はかることはできないのですけれども、そういうことなんかも含めて、昨年、29年1月から10月までの記録の中からですけれども、7月6日の日に1日における爆撃の回数が394回、1日の― 95 ―平均の騒音の計数として85.7デシベル、これは防音対策で基準としている81.5デシベルを相当上回っている数字なのですね。7月の1カ月における演習の日数は14日、爆撃の全体数は3,033回、実に1日に平均216回となるわけです。1日の最大デシベルが、基準の81.5デシベルを超えた日数は、実に14日間あるわけです。このような騒音が事実、演習のたびに地域では鳴り響いているということになっている現実をどう見ますか、それについてお伺いしたいと思います。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

10番髙松議員の演習場に起因いたします砲撃音等の御質問にお答えをさせていただきますが、議員がただいまお話をいただきました日々、あるいは月によります動き等については、私として得ている情報は手元にはございませんが、いずれにいたしましても北海道防衛局のほうで常時観測を行っている、そしてそれらの情報等に観測された数値等については、既に公開もされておりまして、その数値がどういうレベルにあるか、そしてまたそれらが基準を超えているかどうかということにつきましては、リアルな判断をする材料は持ち合わせておりませんが、いずれにいたしましてもそういった騒音が仮に測定されているというような過去の実態も踏まえて、住宅防音工事等に対処しているところでございまして、北海道防衛局を通じて、そういった地域から寄せられております声は常にお伝えしておりますので、髙松議員のただいまの御質問に対しますコメントは、私の立場からとしては申し上げるものは持っておりません。

質問 10番 髙松克年

これ公表されている数字なのですね、それで聞いているわけです。私たちが実際にそれを調べてどうこうということはできないわけです。できていないわけです。それについても後で質問しますけれども、そういう状況の中で町長は手元にないから、それに対して答える必要はないというふうに答えていると思っていいということですか、今の答えは。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

10番髙松議員の御質問にお答えさせていただきます。その測定値が、あるいは砲撃音の回数が何回だったから、あるいは数値が幾らだったからということについて、町としてお答えするという立場にはないということを申し上げたところでございます。

質問 10番 髙松克年

立場にないということは、町としてはどういうようなことで、それを立場にないというふうに。この町の長なわけですよね。知らないということを言っているのか、知らなくてもいいと言っているのか、知る必要がないと、答える必要もないと言っているのかをお伺いしたいと思います。今言っているのは、公表されているのです。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

10番髙松議員の御質問に再度お答えをさせていただきますが、その髙松議員がただいまお話されておりましたデータ等について、町がどう考えるというようなことについて、申し上げる立場にはないということで、これは国が基準値を持って測定をして、そして測定値を超えるような基準であれば、その対策を講じるというのが基本であろうということでございまして、それらに関連することに対しての町としてのお答えを、お答えする立場にはないということを申し上げているところでございます。

質問 10番 髙松克年

それに附随してですけれども、先ほど質問にも書いているのですけれども、住宅の防音地区の拡大ということに、これだけの大きな音を絶えず響かされるというか、出されるということに対して、地域の人たちは非常に重荷を負っているというふうに考えていいのだと思うのですね。そのことを一つ、この次の段階として考えられることとして、飛行の拡大ということがあるわけですけれども、これ実際に去年、直前になって我々にも何も知らされないで、新聞報道が先行するというような形でのティルトローター機、オスプレイと言われるこの機種が来るということになったわけですけれども、道内での訓練は恒常化する可能性があるということが、新聞紙上なんかでも出ているわけですけれども、この新聞の報道、これらをどういうふうにとらえたらいいのかをお伺いしたいと思います。

質問 10番 髙松克年

オスプレイは関係ないということですけれども、オスプレイが出している騒音の問題として、やはりとらえなければならない部分があると思うのです。というのは、前に地元の協議会の中で出された問題として、そのようなことに対しての懸念もあって、騒音の測定に対してのお願いをしたわけですけれども、去年、それが来るということになって実際に総務課にお願いしたわけですけれども、騒音器を― 96 ―そろえて、町独自で騒音の測定をするということに至らなかったわけですけれども、その経過についてちょっと聞かせてほしいと思います。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

10番髙松議員の御質問にお答えさせていただきます。飛行機、あるいは航空機等の騒音、それから砲撃音も含めて、町といたしましてはそれらの対応につきましては、国としてきちっと住民の安心・安全を確保する観点からも、国としてそういったものに対する対応、北海道については北海道防衛局が中心となって対応するべきものであって、しているとも理解しておりますし、町が独自に測定をしたり云々ということについては、その必要性は私としては感じてもおりませんし、求めてもいないところでございます。

質問 10番 髙松克年

それに対しては、全く関知しないという言い方ですけれども、町として安全対策に対して言及はしていませんけれども、町において地域防災計画の中にある航空機災害の対策の中に、ヘリコプター、小型飛行機等の墜落炎上により、搭乗者とともに住民等に影響がある場合、被害が発生した場合には、これに載せるというふうにあるわけですけれども、これとの整合性というか、そういうことについてはどういうふうに考えていますか。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

髙松議員の御質問にお答えさせていただきますが、防災上の対応等については、民間機も含めて全てを網羅していることでございまして、今、ここでやり取りするような内容と、少し性格が違うのではないかなというふうに理解をするところでございます。

質問 10番 髙松克年

それで、次の質問に移りたいと思います。町独自で情報収集の必要はないという思いだというふうに言っていますけれども、昨年、行われたノーザンヴァイパー、実働訓練の中でですね、米国との。その中でほかの自治体、これは演習場を持っている実際に訓練に載せられた演習場でのことなのですけれども、そこでは情報の公開として、恵庭市では日米の訓練の中でホームページで既に8月2日から、どういうことがどういうふうになされていったか、市自体として、8月2日には要望を提出する、9日には緊急要請をする。その後、実際にやってくるということがあって、その中でも騒音の測定をしていたわけですけれども、それの公表を11月11日にホームページに載せています。そのときに、島松の駐屯地で78.4デシベル、市役所の上で75.0デシベル、これは目視のできるところでの騒音ということになっています。また、千歳市では、それと同じように8月18日から28日まで、飛来したときと三沢を飛び立ったときの指数と、それらあたりをやはりホームページで公開しているわけです。ここ千歳でもやはり騒音の測定をしています。そういうことを考えても、ほかの自治体では公開をしているわけですけれども、残念ながらうちの町ではそれらは全く行われないような状況にあるわけですけれども、我々も新聞紙上で知って、それを町に問い合わせるような状況の中でしか情報が得られないということに対して、非常に心配しているわけです。地域としても。それをどういうふうに考えるか、お伺いしたいと思います。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

10番髙松議員の御質問にお答えさせていただきますが、情報収集等におきましては、北海道防衛局を通じて情報を収集しているところでございまして、その情報を入手できるタイミングが早いか遅いかというのは、これは私どもでは常に情報を適正な正確な情報を、なるべく早く提供していただきたいということを常々申し上げております。そして情報公開をしていただきたいということは、特に昨年のノーザンヴァイパーについては、関係自治体を含めて改めて要望した経過もございまして、それらについては北海道防衛局においては、可能な限り情報を私どもの要望に応えていただいているというふうに私は理解しておりますが、ただ、現実にでは一定程度の期間を前もって情報は提供されている実態にあるかと申しますと、それは非常に私どもも、もっと早くできないのでしょうかと申し上げるような状況であるということは、私もそういう理解をしているところでございます。

質問 10番 髙松克年

ここにいろいろ実際にアップされて、そして我々もとれるようなものがあるわけです。ですから、こういうことから言うと、町が地域の人たちに、いち早くその情報を知らせるという方法を考えてもいいのではないかというふうに思うのですけれども、どうでしょうか。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

髙松議員の御質問にお答えをさせていただきますが、既に昨年も北海道防衛局から寄せられた情報については、各地域協議会に即座に伝達をさせていただいているという状況だけは御理解いただきたいと思います。― 97 ―

質問 10番 髙松克年

それらあたりが、地域の協議会の人たちも忙しいわけですよ。そうすると、個々の地域に線引きがされている、そうすれば個々の家庭にまでしっかり届くような方法でないと、非常に、たまたま自分が実際にあった話なのですけれども、隣のおばあちゃんが歩いてきて、お知らせしてくれたというようなこともあったりとかしているわけですよ。そういうことからして、その方法についてももう少し安全とか、地域に寄り添うということを考えれば、それらあたりも行われてはいいのではないかというふうに思うわけですけれども、どうでしょうか。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

情報の提供について工夫の余地があると、あるいは地元の協議会の皆さん方と協議をした中で、改善が必要であるというものについては、改善していくことは全く異論がございませんので、それは今後、各地域協議会の皆さん方といろいろ意見交換をする中で、検討してまいりたいと考えております。

質問 10番 髙松克年

それらあたりについてももう少しきめ細かく、どういうような不測の事態に至るかわからないような状況で、住民の人たちがいるということを考えていってほしいというふうに思います。それと、一つ、ここに一つの言葉があるのですけれども、不作為という言葉があるのですけれども、これは成すべきことをしない、わざと積極的に行わないということ意味すると。知り得ていながら、将来問題が起こることを予見できるにもかかわらず、不作為な行動、これは倫理的にも許される行為ではないというふうに思うわけですけれども、行政の長として、この言葉をどう受けとめるか、町長、お願いします。

質問 10番 髙松克年

ありません。

出典:上富良野町議会 平成30年第1回定例会 2018年3月14日 議事録 PDF(101ページ) 間違いを知らせる