上富良野町議会 令和4年第1回定例会 2022年3月8日
(1)十勝岳ジオパーク認定後の計画は/(2)水田活用直接支払制度変更による影響について
2022年3月8日、上富良野町議会の一般質問で、髙松克年議員が「十勝岳ジオパーク認定後の計画は」「水田活用直接支払制度変更による影響について」について質問し、町長 斉藤繁、副町長 佐藤雅喜が答弁しました。
- 質問者
- 髙松克年 議員
- 答弁者
- 町長 斉藤繁、副町長 佐藤雅喜
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
会議録の目次ではこの議員の件名が 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の目次の表記です。
質問 3番 髙松克年
さきに通告しています2項目について伺います。十勝岳ジオパーク認定後の計画は。十勝岳ジオパークは、1月28日、日本ジオパークネットワーク正規会員に認定されました。今後ジ― 81 ―オパーク推進協議会の町民への働きかけは今より重要になると思われます。それぞれの施策についてお伺いいたします。1、両町の町長が認定コメントで、今後も環境保全、防災教育、ジオパークの機運の向上、郷土愛の進化、関係人口の拡大など、多くの期待を挙げていますが、具体的にどのようにジオパークと結びつけるのかをお伺いいたします。2、ジオパーク推進協議会の認定までの目標と今後進めなくてはならない事項への変化が求められていると思いますが、どのように進めていくのかをお伺いいたします。3、ジオパークの一層の周知は必要なことだと思いますけれども、記念Tシャツに加えて記念バッジ、記念看板などの設置も必要と思いますけれども、どのように考えているか。4、認定の経過の中で指摘された点、協議会で達成できなかった点はなかったのかをお伺いいたします。5、ジオパークの伝えるべき事柄につき、児童生徒から学生まで、年代に応じた教育的プログラムは進められているのか。また、計画はあるのかをお伺いいたします。6として、十勝岳ジオパークの今年度の目玉イベントには何を考えているかをお伺いいたします。第2項目めとして、水田活用直接支払制度変更による影響についてお伺いいたします。1970年から現在まで水田転作を確実に施策実行し、住み分けに向け水稲農家は多くの作物を作付けし、過去の実績とともに各作物への技術の集積を重ねてきた結果が今日の上富良野の水稲農業であります。しかし、TPP、EPAなどグローバル経済の渦中で生産に励むのみでは生き抜けない状況になってきています。過去にも政策の変更で多くの水稲農家を失った過去もあります。この変更が現在の農業者の経営、経済に影を落とし、地域経済、農業関係団体を含めた資産の縮小の可能性があることが隠れたいるように見えます。次からの10項目についてお伺いいたします。1、この変更に係る農家戸数は何戸ぐらいになるのか。2、また、この変更に係る水田の面積は幾らぐらいになるか。3として、5年後に畑地対応になる面積は。4、水稲の作付けにおいて、飼料米、加工米、米粉の流通実績が今後拡大することになりますけれども、量的に対応できるか。5として、現在より経済的縮小は免れないが、高収益化、水田リノベーション等、他の作物へ向かう資本的な整備はどのようになっているのかお伺いします。2、社会的な影響について。1、土地の評価下落による資産低下が経営形態と悪化を招く。2、農業者の担保力低下による再建不良化を招き、金融を担う農協への影響も考えられる。3、地方自治体における固定資産税の減少を招くのでは。4として、土地改良区の維持管理面積減少による経営負担の増加。5として、降雨時、水田の小ダム化による町河川流域治水に寄与できない対策が必要となる。以上が、現在考えられる状況であり、地域の経済、社会にも影響も大きいものがあります。自治体においても影響が表れるものと思います。どのように受け止め、考えるかをお伺いいたします。
答弁 町長 斉藤繁
3番髙松議員の2項目の御質問にお答えさせていただきます。まず、1項目めの十勝岳ジオパーク認定後の計画に関する6点の御質問にお答えいたします。まず、日本ジオパークネットワークの認定につきましては、昨年4月に新規加入認定申請書を提出し、その申請書の中にこれまでの取組実績と今後の計画が記載されており、書類審査、現地調査を経て、認定委員会に認められたということであり、認定を受けた後に計画をつくり直したり、大きく変更するものではないことを御理解いただきたいと存じます。1点目の各課題とジオパークへの結びつきについてでありますが、各事業等において、ジオパーク専門員、ガイドサポーター、ジオクラブメンバーが参画することにより、ジオパーク活動が目指すボトムアップにより地域の住民自ら活動を行うことが重要であると考えております。例えば、郷土愛の進化などでは、小学校における郷土学習や郷土館事業などを通じ、地域を知り愛着が持てるような取組を行っていただくこと。また、関係人口の拡大などにおいては、ジオグッズの販売やジオガイドによるジオシアーの開催など、特に地域に興味を持っていただく取組がジオパーク活動であり、専門員や事務局が直接関わらなくとも、これらの活動を総じてジオパーク活動と認識していただきたいと存じます。次に、2点目の認定までの目標についての御質問ですが、前段御説明をしたとおり、認定前後で変化するものではないことを御理解いただきたく存じま― 82 ―す。今後は、教育事業やジオツーリズムの推進、拠点施設の整備、全国のジオパークとの連携など積極的に取り組んでまいります。次に、3点目のオリジナルグッズや解説板等への御質問ですが、認定に関わらず、これまでもTシャツ、トートバッグ、タオルなどオリジナルグッズを作成し販売しております。今後は新しいデザインで販売する手はずになっており、PR活動、認知度の向上、関係人口の拡大などに利用していきたいと存じます。ポスターやのぼりについても、フォトコンテストの入賞作品や美瑛町在住の写真家の作品を使用して、新しいデザインのものを既に作成しており、今後PRに活用してまいります。また、看板の御質問につきましては、これまでの解説板の記載の中から構想やプランの文字を消せるよう、あらかじめシールを上張りしており、これらシールをはがすことで認定後の解説板として使用できるようになっております。記念看板につきましては、これまでの役場庁舎に掲げてありました懸垂幕を1月28日の認定発表に合わせてリニューアルしておりますので、御確認いただきたいと存じます。次に、4点目の指摘事項についてでありますが、拠点施設の充実、可視化の強化、事務局の女性参画などが挙げられており、これらの改善について4年後の再認定に向け取り組んでまいります。次に、5点目の教育プログラムについてでありますが、現在までに小学校低学年及び高学年、高校生、地球科学専攻の大学生を対象とした出前講座やフィールドワークを既に実施しております。特に上富良野町においては、副読本による郷土学習の中で地域の成り立ち、開拓と泥流災害、泥流からの復興がしっかりと位置づけられ、全ての児童がこのことを学習することが審査においても大きく評価されております。また、上富良野高校においては、地域探求活動がプログラムとして取り入れられ、既に1年生から3年生まで一貫してジオパークを中心とした地域学習のプログラムが確立しております。令和4年度においては、上富良野中学校の理科授業でジオパークとの連携を進める予定となっております。今後においても、これらの学びを核として、学校の先生方と協力し合いながらフィールドでの学習や防災学習など、ジオパーク学習の充実に努めてまいります。最後に6点目の今年の目玉イベントですが、新型コロナウイルス感染症の状況を見ながら認定記念の講演会などを予定しているほか、日本ジオパークネットワーク北海道ブロックの研修会を当地域で開催する予定となっており、十勝岳ジオパークの魅力を広くアピールしてまいります。また、課題として指摘されていました拠点施設の整備を行い、一層の活動の強化に努めてまいります。次に、2項目めの水田活用直接支払制度変更による影響について、10点の御質問にお答えいたします。北海道においても、米の転作助成となる国の水田活用直接支払交付金の見直しを巡り、各地域への影響や対応策などの検討を関係機関と進めており、地域の実態を踏まえ、対応方法を国とも協議するとしているところであります。まず、1点目から3点目につきましては、令和3年度産の交付対象者は189経営体の予定ではありますが、変更になる対象地となるかどうかは今後各農業者と上富良野町再生協議会を中心に検討していく事項でありますので、現段階でお答えすることはできませんので御理解をいただきたいと存じます。次に、4点目につきまして、JA北海道中央会等の対応となりますので、今後情報が入り次第、関係各位に周知を行ってまいりたいと考えております。次に、5点目につきましては、国を始め北海道再生協議会等が行うものでありますので、お答えできる立場にありませんので、御理解いただきたいと存じます。次に、社会的影響につきましては、議員御指摘の5点が懸念されるかと思いますが、今後、北海道における検討結果が示され、それを踏まえて関係機関及び上富良野町再生協議会において、地域経済、社会への影響が出ないよう検討を行ってまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。
質問 3番 髙松克年
まず、ジオパークのほうから入っていきたいと思います。認定の際に、今までの取組と今後の計画が記載されており、これらあたりについては大きく変更するものではないということが書かれていますけれども、そのときに計画が記載されているというのがありますけれども、その計画の具体的な何か例があればお教え願いたいと思います。
答弁 副町長 佐藤雅喜
3番髙松議員の御質問にお答えします。計画の中身ということでございますけれども、これまでも議会でも説明させていただいております。まず、テーマを火山との共生におきまして、三つのストーリー、十勝岳とそれから丘と泥流からの復興― 83 ―と、そういった三つのストーリーに沿って、保全活動、教育活動、それから経済活動、ツアーであったりオリジナルグッズの作製、それからあとは周知活動として議員の御質問にありますような看板ですとかポスターのようなものの整備、それから可視化の問題では国道の入り口、美瑛町と旭川市の境界、それから上富良野町と中富良野町の境界のところにカントリーサインのところに、ここからジオパークですよというような看板をつけるように国と協議することなど、そのような計画を一つ一つ記載してございます。概ね再認定までですから4か年くらいの見通しを示したものを提出しまして、それがオーケーですよということで認定をいただいたという経過にございます。以上です。
質問 3番 髙松克年
その際に当たって、今聞かされたのは、旭川からの入り口と出口というか、そこに大きな看板をまた立てるということで、自分が質問したことの一つが出てきたのかなと思うのですけれども、現在立てている計画で、4年間で概ね町民に知らせることというか認知されるというか、認知してもらえるだけのボリュームになるのかどうかというのをちょっとお伺いしたいのですけれども、それで町民がジオパークってこういうことなんだねというのを知り得る、今までも8年かかってやっとここまでという感じなものもあるものですから、お伺いしたいと思うのですけれども。
答弁 副町長 佐藤雅喜
3番髙松議員の御質問にお答えします。議員の御質問にもありましたけれども、一番大きく平たく皆さん学んでいただけるのが、郷土学習の時間にジオパークというものの取組が教育委員会のほうでしっかりと副読本の中に位置づけされておりますので、そういったことでとか、あと授業の中、それからフィールドワークの中で、まずは児童生徒の皆さんから御家庭に広まってということがまず第1点かなと思います。それから、あとはちょっとコロナで最近できませんけれども、町民向けのツアーなどもコロナ前は定期的に行っております。それからちょうどコロナになってからですけれども、ジオガイドの認定も終わっております。今ガイドのほうで数種類のツアーも出来上がっておりますし、それから一部大手の旅行会社のほうも認定記念でツアーを組んでくれるようなお話もいただいております。そういったものを通じて、少しずつですけれども町民の方に理解いただくということが大事なのかなというふうに考えてございます。以上です。
質問 3番 髙松克年
それで、今言われたようなことがこのジオパーク活動が目指すボトムアップということなのかなと思うのですけれども、数多くの期待の中で、防災教育というのがありますけれども、現在の十勝岳の火山防災というと1926年の噴火から96年たっているわけですけれども、30周年周期というのが前回の小噴火から過ぎてきているような中にありますけれども、このジオ活動の中で火山防災というのが大きなポイントなのではないかと一町民としては思うのですけれども、どのように考えているかお伺いしたいと思います。
答弁 副町長 佐藤雅喜
3番髙松議員の御質問にお答えします。議員御指摘のとおりで、本当に我が町においてはその十勝岳の火山防災、それから砂防、そういったものをしっかり学ぶということがとても重要なことでございます。それから、昨年あたりから火山に限らず、防災というものが学校の授業のなかでちゃんと必須になってございますので、そういったところで、例えば東中の授業に呼ばれたときには、どちらかというと泥流災害よりはそれ以外の災害に対する学習とかもうちの専門員が行って学習したり勉強したりするというような形で、メインは十勝岳の火山ということでございますけれども、お子さんたちの学習の場では、もう広く防災全般についてもしっかりと学習する場を設けているということで、御理解賜りたいと思います。
質問 3番 髙松克年
それに続いてですけれども、このジオパークの認定に当たって、今後の課題というか4年後も含めてですけれども、課題があるのかなということなのですけれども、今後、問題点として挙げられているところに、その拠点施設の充実と今言われた可視化の強化、事務局の女性の参画というものが挙げられておりますけれども、これらの具体的な目標というか時間の経過も含めてですけれども、目指しているのかお伺いしたいと思います。
答弁 副町長 佐藤雅喜
3番髙松議員の御質問にお答えします。まず、1点目の拠点施設につきましては、4年度― 84 ―の予算において、まず御負担をお願いするような予算組みになってございます。施設の整備につきまして、メインの施設が美瑛の白銀にあります国の施設をお借りしてジオパークセンターにしていただけるということで、国からの御協力もいただいていますので、それらの展示品の整備等に国、上富良野町、美瑛町で3分の1ぐらいずつ負担してやるということです。それから、計画上はテーマに合わせまして三つの拠点施設を設けることになってございまして、上富良野町においては泥流からの復興というテーマで、今もう既に展示してありますけれども、郷土館をリニューアルといいますか展示物を見直しながら拠点にしていくと、そういったものが何回もあれですけれども、目標年度については再認定という区切りがございますので、それらの間に一定程度の施設整備を済ませる。それから、可視化については今までの解説板の充実をするほか、駅舎内の町の案内板みたいなもののリニューアルなんかもJRのほうともお話もついていたりしますので、あとはのぼりですとか何とかフラッグとか、そういったものはそのときそのときに応じてやっていくことで可視化の対応を図っていきたいなというふうに考えております。それから、ジェンダー問題で事務局の中に女性がいないよというような指摘につきましては、これから人事のこともありますのでこの場でどうということは申し上げることはできませんけれども、そういったこともちゃんと視野に入れながら、しっかりと男女の均等法を図るということも念頭に置いて事務局の構成について、美瑛町とお話し合いを進めていかなければならない課題だと思っております。以上です。
質問 3番 髙松克年
教育のプログラムについては、早くからしっかりとやられているということをお聞きしましたので安心したのですけれども、やはり上富良野に生まれて、こういうところで育ったというところをずっとやっぱり一番心に残るようなことが学べる場だということで、非常に頑張ってもらっているなという感じを受けました。それで、拠点施設のことなのですけれども、現在のところの郷土館のところで、果たして十分なスペースというか、それをとって我々も少し見学させてもらったことがあるところでは、やはりもう少し大きなスペースで拠点の小さなスペースといえども、やはりそれ相当の面積を持ってというのがあるのですけれども、郷土館の一部を使ってというと、郷土館に今まで多くの人が携わってきて、しかも各地域の遺産といわれたそういう土器とかそういうものなんかも相当数やっぱり収納しているわけで、それらが粗末な扱いを受けるようなことがないような形で、このジオパークの拠点の中に置かれるということと両立するのかどうかというところがちょっと懸念されるのですけれども、その点についてはどうでしょうか。
答弁 町長 斉藤繁
3番髙松議員の御質問にお答えしたいと思います。郷土館がジオの上富良野における拠点施設という位置づけで、既存の郷土館ですけれども、議員御指摘のとおり、ジオ以外の各地に遺跡がありまして、土器ですとか昔の古い文化といいますか、そういう展示もございます。なかなか限られたスペースで、あそこを郷土館ということもありまして、全部ジオにするわけにもいかず、それぞれ両立していかなければならないと思っております。限られたスペースを有効に活用しながら、また展示の方法とかも工夫しながら、ジオと本来の郷土館の展示というものを両立していきたいとこのように考えております。以上です。
質問 3番 髙松克年
十勝岳ジオパークは、町民の全ての営みが地域に誇りを持って火山と共生し、持続可能な発展へつながるような後押しができるようなすばらしいものになっていくことを願っております。よろしく頑張ってもらいたいと思います。続きまして、2項目の水田活用直接支払制度の変更の影響についてお伺いいたします。このことが少し時間的な経過でもう今ぐらいになったら新しい年度のものが出てくるのではないかと思っていたのですけれども、残念ながら自分にも新しいものが見い出せなかったのですけれども、この質問に回答してもらったのは、この変更に係る農家戸数は何戸ぐらいですかということの189戸というだけだったのですけれども、この変更に係る水田の面積はなぜ聞いたかというと、残念ながら我々の持ち得ているのが平成27年の農業センサスのものしかなかったものですから、それでお伺いしたいのですけれども、その27年度農業センサスでも水田面積は1,841ヘクタールと、水田の作付けは720ヘクタール、転作は1,121ヘクタールということになっています。そして、おおよそですけれども転作の奨励の金額が3億8,000万円前後ということが当時のものには書かれているのですけれども、これらあたりにもかかり、しかもこの変更に係る農地の面積はというと、水かかりができるも― 85 ―のをどのように各農家の人たちが申告するかということなんかも含めて、自分では見い出せなかったということなです。5年後に畑地に対応になる面積というのは、これもまた今言っているとおり5年後にどうなるかというのは、残念ながら分からないという状況です。次の水稲の作付けにおいて、飼料米、加工米、米粉の流通実績がどのようになっているのだというのがあるのですけれども、これは地域の農協では、ホクレンに完全に委託されていて、単価としてはキログラム当たり20円、60キロで1,200円、担当600キロとれるとしても1万2,000円ぐらいの収入と、飼料米だけでいえば。それにやはり流通の経費がかかるわけですから、本当に手取りにはならないというような状況だということが読み取れました。これにはやはり、これに係る流通費用とかいろいろなものが昨年は補助がついていたのですけれども、これが今年昨年の流通させた米と同じだけのものについては10R当たり6,000円出ますけれども、そのほかのものについては何も記載が今のところなされていないというような状況で、このままでは大変なことになるなと。主食米は北海道でも5%削減するというようなことがうわさですけれども話に出ていますから、これらが行われると大変なことになるなというふうに思っています。また、現在より全体の経済の縮小は免れないのですけれども、高収益化、水田リノベーションなどの政策を国は打ち出しています。これに対して、ここでも書いたのですけれども、おおよそですけれども今出てきている数字の中では水田リノベーションの助成としては452億円、水田農業高収益化推進助成としては248億円が、これは基盤整備の中の高地条件改善として上がってきています。そういうのがありますけれども、これがまだ先ほども言ったように、全体の中での上富での協議にかかっていないために表には出ていないのですけれども、なぜ自分はそういうことを言うかというと、人というのは漠然とした不安よりは、確実にぶつかっていって解除できる、その力を持て得るかどうかというところにかかってきているというふうに思うのです。ですから、少しでも早く農家の個々の経営者にいろいろな小さなことでも次にどうなるかということはあるかもしれないのですけれども、現状を今、国ではこういうことを考えていますということまでやはり知らせる必要があるのではないかというふうに思うのです。それで、ちょっと十分な答えをこの答弁書でもらっているとは思わないのですけれども、それでもやはり一人一人の経営者に小さなことからでも伝えていくということが必要なのではないかというふうに思って、本当に失礼な言い方になってしまうかもしれないのですけれども、確実でないものを知らせるわけにはいかないということはあるかもしれないのですけれども、一人一人は経営者ですから覚悟してかかるということはできると思うのです。今まで経営してきているし、それの経験もあるし、先ほどから言ったように、もう50年も転作の中でそれぞれの人たちが住み分けでしっかり自分の作物を作るということをやってきているわけですから、ぜひ今言ったようなこと含めて、町長に期待しているよということと、以前に僕は町長に税務にいるときに髙松議員、今年1,000万円税収が増えたのだよね、農業の、これって町にとって大きいことなんだよと言われたときに、本当にそういうことなんだと、たった1,000万円ということになるかもしれないので10億円の中の1,000万円ですから、でも、その1%がこの町にとって大切なんだと言われたときに、俺、農業やって良かったと思ったのです、ここで。そのことをぜひ今の若い人たちにも伝えてやという話したのですけれども、本当にそれぐらい、今我々に降りかかっている、これ時代的なことから言えば難題だと思うのですね……
質問 3番 髙松克年
すいません。そんなことで、町長にぜひ力強いこのことに対しての、もうこの町でやれることは全部やるぞという気概で取りかかってほしいとも思うのです。それによって農業はまた変わっていけるのだろうというふうに思いますので、答弁のほうよろしくお願いします。
答弁 町長 斉藤繁
3番髙松議員の御質問にお答えしたいと思います。なかなかこの通告書をもらった時点でも、1番から①から⑤までの数字ということで、我々の権能の及ばない部分もありますし、戸数は分かりましたが面積などはブロックチェーンがちゃんとできていればもちろん対象になりますので、そういうところを含めて不確実なものもあって把握できないものもありまして、こういう答弁になってしまったことについては御理解賜りたいと思うのですが、髙松議員おっしゃったとおり、どんな小さな情報でも、もう確実に分かったものについては皆さんにお知らせしていくという、これは変わらないで、努めて皆さんに情報を提供していきたいと、このように思っております。あと、この水田の直接支払いの支払いの交付金の― 86 ―影響について、髙松議員もおっしゃっているとおり、その影響額というのは約4億円でして、生産額に直すと大体消費税の計算でも原価率は農業の場合6割になっていますので、生産額に直すと約10億円をこれを町でどうしようかというのは、本当大問題といいますか、もちろん町単独では影響額の4億円でさえ非常に厳しい額ですので、当然農業関連の土地改良区とか農協とかも全て関わってきます。もちろん農家の方も関わってきて、国、道なども含めて全員でといいますか、当然町一人ではなく、皆さんの力でこの問題を解決していかなければならない、総力で当たっていかなければならないのだなと、このようにまずは考えております。以上です。
質問 3番 髙松克年
今、心強い数字も含めて聞かせてもらったので、それ農家の人たちにも早く伝わるような方法でどうにかよろしくお願いしたいと思います。質問を終わります。