みんなの議会

上富良野町議会 平成25年第2回定例会 2013年6月19日

(1)風疹予防接種の無料化について/(2)郷土学習の資料に自衛隊の記述がないことについて

2013年6月19日、上富良野町議会の一般質問で、佐川典子議員が「風疹予防接種の無料化について」「郷土学習の資料に自衛隊の記述がないことについて」について質問し、町長 向山富夫、教育長 服部久和、保健福祉課長 石田昭彦が答弁しました。

質問者
佐川典子 議員
答弁者
町長 向山富夫、教育長 服部久和、保健福祉課長 石田昭彦

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

会議録の目次ではこの議員の件名が 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の目次の表記です。

質問 1番 佐川典子

おはようございます。私は、さきに通告のとおり、2項目について町長と教育長に伺いたいというふうに思っております。1、風疹予防接種の無料化について。風疹は、風疹ウイルスにより感染し、妊娠初期にかかると流早産を起こしたり、心臓奇形、目の異常、難聴などの、先天性風疹症候群の障がいがあらわれることがある。妊娠中は風疹の生ワクチンが接種できないことから、免疫のない人は初期の感染予防に努めるしかない。そこで、風疹予防ワクチンの接種率が低い年代の男女や妊婦、その夫、また、今後妊娠する可能性のある女性を対象に、予防接種の無料化をして、将来生まれてくる子どもや、両親となる若い世代の不安を解消してはどうか。2項目めは、郷土学習の資料に自衛隊の記述がないことについて。郷土学習の資料(小学校3、4年生社会科副読本)について質問する。郷土学習は、町の成り立ちと歴史、その地域に住む人々の暮らしの様子を通して、町と人々のつながりなどを学び、自分や家族、その土地特有の住民気質と文化がどのように影響を受け育ってきたかなどを学ぶ大変重要な社会科学習である。この学習を通して、郷土愛を育てる意味合いを持っていることを忘れてはならない。その中に、自衛隊の状況についてや、OBも含め人口の約5分の1を占める構成員であること、さまざまな仕事の一つであることなどの記述がなく、この存在を学ぶことは重要と思われる。町長は、農業、自衛隊、商工業は町の三本柱だと言っている。郷土学習資料の今後の改訂について、教育長はどう考えているのか、また、古い資料が5年も継続的に使われていることについても伺いたいと思います。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

おはようございます。佐川議員の御質問にお答えさせていただきます。まず、1項目めの、風疹予防接種の無料化に関する御質問にお答えいたします。風疹は、議員御発言のように、風疹ウイルスが飛沫感染によって起こる急性の発疹性感染症で、流行は春先から初夏にかけて多く見られております。妊婦、特に妊娠初期の女性がかかると、胎児が風疹ウイルスに感染し、まれに先天性風疹症候群を持つ赤ちゃんが産まれる可能性があり、ことしになり、首都圏を中心に風疹の報告が増加しているところであります。幸いにも、現時点においては、富良野圏域での流行の兆しは見られませんが、妊婦、強いては、子どもを守る視点から重要な課題だと認識しているところであります。過去の予防接種法の改正に伴い、昭和54年4月2日から昭和62年10月1日生まれの方の接種率の低下が、近年の風疹の発症増加につながっておりますことから、この期間に該当する世代が、結婚、妊娠の適齢期を迎えていることは危惧しているところであります。本町におきましても、ワクチン接種の記録や、風疹の確実な罹患歴の確認とともに、妊娠する可能性の高い方や、妊娠中の家族の方で風疹の抗体価の少ない方に対しましては、積極的に予防接種を受けられるように周知、啓蒙しているところであります。― 52 ―さらに、議員御指摘のように、接種に向けた支援策につきましても、その必要性を理解しているところであり、具体の支援策について検討してまいる考えでおりますので、御理解を賜りたいと存じます。

答弁 教育長 服部久和(教育長は2022年3月まで)

1番佐川議員の2項目めの、郷土学習の資料に関する御質問にお答えいたします。小学校においては、教育課程における社会科の年間指導計画に基づき、小学3年では、「もっと知りたい みんなのまち」、「調べよう 物をつくる仕事」など、4年生では、「くらしとまちづくり」など、町の様子や生活を学んでいます。町教育委員会におきましては、小学校3、4学年用の郷土学習の資料として、社会科の副読本を、昭和52年から第10次の改訂を経て平成23年3月に現在の副読本を発行し、各学校で効果的な活用を図っております。御質問の、自衛隊に関する記述でありますが、この副読本の「町の様子」の中で、「人口およそ1万2,000人の農業と観光、自衛隊の町です」との記述や、「上富良野の人々の仕事」の中で、「町の人たちの仕事調べ」に、「町に自衛隊駐屯地があるため、ほかの町に比べて公務員が多いという」記述とあわせて、職業別のグラフが掲載されております。この副読本の編さんに当たっては、各小学校で実際に授業をしている先生方が編集委員となり、約2年をかけ、資料の収集や内容の見直しなど、新学習指導要領に沿った内容となっております。今後の改訂に向けては、学習を進めていく中で新しい出来事や改善を加える項目が出てくることが予想されますので、さまざまな御意見をいただきながら、変化の激しい時代に対応した最新の資料による編さんに努めてまいります。また、現在使用の副読本については、平成28年までの5カ年分の部数を印刷し使用しておりますが、今後の国の学習指導要領の改定や教科書検定などを見据え、改訂の準備を整え対応してまいりますので御理解を賜りたいと存じます。

質問 1番 佐川典子

先ほど答弁をいただきました。前向きに検討するようなお答えをいただいたのかなというふうに思ってはいるのですけれども、実は、きょうのNHKの朝のニュースでも、風疹になられた方が1万人を突破したと、あれよあれよという間に、すごい数にふえてきているのだということを取り上げておりました。北海道新聞の記事におきましても、けさの新聞で大きな見出しとして、風疹ワクチンをするべきだという、そういう内容ですね、そして、風疹が1万人を突破したのだという情報が載っておりました。これは本当に皆さんが、改めて注目を浴びているということの前提に、私は今回質問をさせていただきたいというふうに思っております。昭和54年4月2日から昭和62年10月1日生まれの方々が接種率が低いということで、本当に流行につながっているということだと思いますけれども、前向きに検討をするというお答えをいただいておりますけれども、それで受けとめてよろしいのでしょうか。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

1番佐川議員の風疹に対します対応についての御質問にお答えさせていただきます。現在の状況は、ただいま議員のほうから御紹介あったとおりでございまして、報道によりますと、1万人を突破したというようなことが報じられております。とりわけ、今回の流行につきましては西日本を中心にということで、東日本、とりわけ北海道のほうについては大きな数字となっていないというふうなことも、一方では報道もされておりますが、ただ、その流行が心配される、危険性が排除されたわけではございませんので、私といたしましては、大体、ワクチンの接種率が低いというような年代層がある程度推測できますので、対象者を絞ったと申しましょうか、対象者を整理した中で、町として対応できる範疇で最大限の対応をすることは町の義務だと思っておりますので、前向きに、実施できるような方向で検討してまいりますので、御理解を賜りたいと存じます。

質問 1番 佐川典子

その対象者のことなのですけれども、どの程度の対象者を考えているのか、伺いたいというふうに思います。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

1番佐川議員の御質問にお答えいたしますが、対象者の絞り方については、まず、冒頭の御答弁で申し上げましたように、昭和54年4月から62年10月というような一つのくくりをある程度推測できますので、それらを中心に、その中からさらに、妊娠の予定が、あるいは妊娠が想定されるような方というようなことで絞り込み、あるいは、その中でさらに抗体価が少ないというような方等をある程度推定いたしまして、そういった中で、制度として仕組みを早急につくっていきたいというふうに考えておりますので、いましばらくお時間をいただければと思っております。― 53 ―

質問 1番 佐川典子

検討しているということと、前向きに実行される予定があるという今お答えを、制限がありますけれども、対象者の中の詳しいこともある程度言っていただいたというふうに思っているのですけれども、いつやるということに関しましては、これはもう早急にしないとならないという使命があるというふうに思っております。なるべく早い時期にするとしたら、検討するといいましても、これははやりものですので、いつはやるか、こちらにまで来るのかが、まだわからないという状況の中で、感染症を予防するという重大な目的を考えた場合に、ゆっくりペースでは間に合わないというふうに思っているのですけれども、その辺の町長の考えを伺いたいというふうに思います。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

佐川議員の御質問にお答えさせていただきます。接種を受けることの大切さ、これらについては、もう既に啓蒙周知はしておりまして、春から既に接種をされている方もいることも事実でございます。町としてワクチンによる予防をお勧めするということは、制度を持つ持たないにかかわらず、これは当然あるべき姿でございますので、それは現在もしておりますし、行っております。ただ、制度としてどういう制度をつくるかということは、また一方では少し切り口が違うのかなということで、もちろんのんびり構えていることは許されない事案であるということは、私も全く共有できますので、それらについては十分意を用いて取り組んでまいりたいというふうに考えております。

質問 1番 佐川典子

2013年6月の町の広報にも、風疹の流行について掲載がありました。ごらんになっている方もいらっしゃるとは思います。ただ、今の若い世代、対象は、おおむね若い世代が多いと思うのですけれども、そして、働いている世代ですよね、果たして、その広報をよく見ていたのかどうかということも疑問もありますし、どのような対象者に通知を流して、何人ぐらいにそういうことをしてきたのか、わかる範囲で結構ですので、教えていただきたいというふうに思います。

答弁 保健福祉課長 石田昭彦(保健福祉課長は2015年3月まで)

1番佐川議員の御質問にお答えいたします。個別の周知等は行っておりません。町が行っておりますのは、広報等によります全体的な周知でありまして、今、議員おっしゃるように、風疹が大変今、都市部を中心に、はやっているのは事実でありまして、特に妊娠初期に罹患をするとお子様に悪影響を及ぼすことも、それは結果として、今、報道等でも、ことしに入ってから11名の赤ちゃんがそういう障がいが発生したことも承知をしているところであります。町長のほうからお答えさせていただきましたように、緊急な課題としては、今既に妊娠されておられる方が罹患しないような対策が重要なのかなというふうに思っておりますので、ただ、妊娠されている方はワクチンの接種ができませんので、その同居の御家族さんたちが優先される接種の課題になるかなというふうに思っています。あと、同じように町長からもお答えしましたが、今まだ、はやっておりますけれども、幸いに北海道、特に富良野圏域での流行の兆しが、今のところはそう大きな問題にはなっておりませんし、流行期が大体夏ごろまでということになりますので、これから妊娠される方については、来年以降の流行期に向けた対策をどうするのかということが、これからの、少し時間を置いた課題になるのかなというふうに考えております。以上です。

質問 1番 佐川典子

夏のシーズンは、これから行楽に向けて、いろんな活動が広まります。本州の方が北海道に来られる、また、若い世代で、上富良野町の新しい名所となるような、嵐さんの映っていた場所に行きたいのだという全国からの声も広がってきているというふうにも伺っております。風疹の感染症について、症状の欄を読ませていただきましたけれども、感染しても症状が出ない人が30%から50%いると、これは大変なことだと思うのですよね。自分でかかっていることがわからない人が結構いらっしゃる、もし、これにかかっていることに気がつかないであちこち動かれるということになりますと、まだまだ感染が広まる、そういう傾向も見られます。また、夏までがおおむねはやる時期なのだというふうにおっしゃいましたけれども、夏にはお盆もありますし、お子様たちを連れての行き帰り、帰省とか、いろいろ、さまざまなことが考えられます。これについて、子どもより成人に対して重い症状が出てくるという、そういう結果もあるようですので、ぜひとも、なるべく早い時期に、来年と言わず、早い時期に検討を進めていくべきだというふうに私は考えているのですけれども、それについてはどういうふうに思われているか、お答えを伺いたいと思います。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

1番佐川議員の御質問にお答えさせていただきます。― 54 ―これだけは申し上げさせていただきたいと思いますが、事業化を来年にというような想定はいたしておらないということは申し上げておきたいと思います。今、例えば来週すぐ事業化できる、あさってできるのかということになると、それはちょっと難しいですよという意味でございますので御理解いただきたい。

質問 1番 佐川典子

きょうのNHKの報道でもありましたけれども、もう、1万102人という結果が出ています。国だとか地方自治体の施策のあり方が問われているというふうに話しておられました。町においても、町民の健康の安全と安心を守ることが求められる、そして、働く世代、特に若い世代に向けてのまちづくりの、健康推進のまちづくり、この間伺いましたけれども、「健康のまち宣言」を、ことし、する予定でおられるというふうに伺っております。この若い世代に対する啓蒙の意味合いも込めましても、ぜひ、この風疹ワクチンで、これからの若い世代に町がそのような施策をとるのだという強い姿勢を見せることが大変重要になってくるというふうに思っております。強いては、障がい児が生まれないということになりますと、自治体のローコストにも最終的にはつながると思いますので、ぜひともこれを早いうちにやっていただきたいと。北海道では苫小牧市で、もう、無料化をしております。苫小牧市も、罹患者がいるかというと、いません、ゼロ人です、それでもやはり取り組むという、そういう姿勢を見せております。ぜひ、上川管内で、「健康のまち宣言」を推進するという意思があるのであれば、ぜひこの辺も考えていただきたいなというふうに思っておりますが、それについて伺いたいと思います。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

1番佐川議員の御質問にお答えさせていただきます。ただいま、議員からお話ありました部分については、先ほど私がお答えさせていただいた内容とほぼ、それを同じ意味かなというふうに理解しておりますので、私もそういう意を持って取り組みを進めたいなと考えているところでございます。

質問 1番 佐川典子

それでは、2番の郷土学習の資料の件について質問をさせていただきたいというふうに思います。答弁書の中ですと、私の質問事項の見出しについての答弁がある、自衛隊の記述がある、ないと、そういうことについて神経質になられているような内容に私は感じたのですけれども、私が言いたいこと、一番大事だなというふうにお伝えしたいことは、本文の質問の趣旨の中にもありますように、自衛隊の言葉がある、ない、載っている載っていないとか、そういう問題ではないのです。もう少しふやしてはどうかなという思いで、先ほども同じように、自衛隊の現状についてや、自衛隊のOBを含め人口の約5分の1を占めている構成員であること、さまざまな仕事の一つであることなどの記述がないというふうに質問しているわけで、ということで本文に書いているわけです。人口およそ1万2,000人の、農業と観光、自衛隊の町です。町に自衛隊駐屯地があるため、ほかの町に比べ公務員が多いですと、グラフに公務員とありまして、そこの中に小さい字で、役場、学校、公務員については、役場、学校、自衛隊というふうに明記してあります。おっしゃるとおりなのですよね、これ、書いてありますよ、実際、本当に、この三つ。しかし、この自衛隊の存在の意味だとか、町とのつながり、町に寄与していることなどが理解できるような文章をふやして、そして学ばせることが重要ではないのかなというふうに言っているのですね。自衛隊の関係者、当事者の人たちは、職務上、不満を言うことはできません。私はある町民の方から、おかしいのではないだろうかと、こんなに上富良野町と自衛隊の結びつきが強い町だというふうに皆さんが自負している中で、こんなに少ない記述でいいのだろうかという質問を投げかけられまして、今回このような質問に至ってきているわけです。これについて、この上富良野町と自衛隊についてのことを学ばせることについて、教育長はどのようにお考えなのか、ちょっと伺いたいと思います。

答弁 教育長 服部久和(教育長は2022年3月まで)

1番佐川議員の御質問にお答えしたいと思います。まず、先ほども答弁の中でお話しさせていただいておりますけれども、小学校3、4年生の副読本、社会科の授業につきましては、学習指導要領に基づいて、郷土資料についても編さんがされているところであります。基本的に、あくまでも学習指導要領に基づいた教育課程も含めまして、それらに基づいた項目立てをしていくことが基本だというふうに考えているところであります。議員おっしゃいますように、確かに自衛隊の町という部分はあるところでありますけれども、職業の部分の考え方についても、新学習指導要領の中では、地域の産業を紹介すると、地域の職業を紹介するというくくりにはなっていないという部分もありまして、それらのことから、記述については、特徴的な記述にとどまっているところであります。― 55 ―以上でございます。

再質問 1番 佐川典子

再質問をさせていただきますけれども、社会科の副読本「かみふらの」92ペ ー ジ 、 職 業 の 紹 介 は し な い と い う ふ う に お っしゃっていましたけれども、私は、職業の紹介だけではなくて、内容についてもちょっと考えていただきたいなという思いから発言させていただきますが、6、安全な暮らしというのがあります。(1)消防署について、93ページから101ページまで、この関連が載っております。(2)警察署、これが101ページから106ページまで載っております。(3)自然災害を防ぐ、これは106ページから107ページ、砂防ダムのことが載っております。この町で災害が起きたとき、例えば火山爆発が起きたり地震などが考えられますが、いろんな災害も起こるとは思いますけれども、そのとき誰が働いてくれるのでしょうか。上富良野ならではの記述を、(3)に、消防署、警察署、ここに自衛隊との関連についてなどを書くべきではないかなというふうに思っておりますけれども、教育長はどのようにお考えでしょうか。

答弁 教育長 服部久和(教育長は2022年3月まで)

1番佐川議員の御質問にお答えします。前段で、質問の部分、さまざまな仕事というお話でしたけれども、今、若干その方向性が変わったのかなということで考えておりますが、さまざまな、安全な暮らしの中での話ということであれば、それについては十分考えることができるのかなというふうに思っております。2011年3月11日における東日本大震災によります自衛隊の働き、初動の災害支援、上富良野町の駐屯地におきましても、1,000人を超える人たちが初期の災害支援に向かっていると、こういう記述については、事実に基づいて入れていくべきなのかなと、そんなふうに思っております。前段の、仕事の部分の話については御理解をいただきたいと思います。新たな部分については、そういう考え方でおりますことを御理解いただきたいと思います。以上です。

再質問 1番 佐川典子

今お答えをいただきまして、私が後で、一昨年の3.11についてちょっと言おうと思っていたことを、教育長が先に言っていただきましたので、理解は本当にしていただいたのだなというふうに、3の、自然災害を防ぐという意味で、ぜひ、上富良野町の自衛隊の位置、そして現状についてを、ぜひ記入するようなことを申し出る立場にいらっしゃるというふうに思っておりますので、ぜひ加えていただきたいというふうに思っております。それと、町の仕事についてですけれども、私は、おおむね町の仕事だけを言っているのではなくて、この郷土学習の資料にもっと載せるべきではないかという思いで、仕事のこと、そして今回の消防署、安全な暮らしのことについても発言させていただいているわけでございます。町とのかかわりで、先ほど教育長申し上げましたけれども、十勝岳の噴火総合防災訓練を初めとして、避難救助活動、そしてまたイベントにおきましては四季彩まつりだとか、本当にいろいろなイベントに自衛隊が加わってくださっております。あんどんの参加、そして、冬期間におきましては独居世帯の雪おろしのボランティア、本当にたくさんの方がまちづくりにも参加しているという状態です。この町で自衛隊員やOBの存在を、やっぱり人々の暮らしの仕事ということで、先ほどの話に、教育長さんが言っていたところに戻りますけれども、その現状に沿った形で副読本に載せるべきでないかなというふうにも、防災とは違いますよ、先ほどの、町の人々の暮らしというところでも、こういった結びつきを掲載するべきではないかなというふうに思っておりますけれども、教育長さんのお考えを伺いたいと思います。

答弁 教育長 服部久和(教育長は2022年3月まで)

佐川議員の御質問にお答えします。町の人々の暮らしの中での記述についてでありますけれども、基本的に、町においても、データ的にどれぐらいの方が自衛隊のOBであるか、どれだけの方が自衛隊の方であるかと、具体的に正確な数字というものは把握できておりません。それらの記述については、基本的な、しっかりとデータとして使える中の記述でなくてはならないと思います。前段でお話ししておりますけれども、1万2,000人の中で大きな要素を含んでいるという部分で御理解をいただきたいと思いますし、ただ、今後において、それらの意図する部分が、町の特徴として記述をしたほうがいいという意見が編さん委員の中で多く出れば、記述については考えていかなければならないのかもしれませんけれども、私の立場としては、学習指導要領に基づいたものの中で編さんを進めていくということが基本だと思っていることで御理解をいただきたいと思います。以上です。

再質問 1番 佐川典子

新学習指導要領「生きる力」、これは3、4年生のものを持っております。― 56 ―目標は、ありますよ、三つ、地域の産業や消費生活の様子、人々の健康な生活や良好な生活環境及び安全を守るため、諸活動について理解できるようにし、地域社会の一員としての自覚を持つようにする。2、地域の地理的環境、人々の生活の変化や、地域の発展に尽くした先人の働きについて理解できるようにし、地域社会に対する誇りと愛情を育てるようにする。3、地域における社会的事象を観察、調査するとともに、地図や各種の具体的資料を効果的に活用し、地域社会の社会的事象の特色や相互の関連などについて考える力、調べたことなどを表現する力を育てるようにというふうに書いてあります、これが目標ですね。内容にずっといきますと、自分たちの住んでいる町について、地域の人のことだとか人々の生活についてというのがあります。ここで、4番目、地域社会における災害及び事故の防止について、次のことを見学、調査したり、資料を活用したりして調べ、人々の安全を守るための関係機関の働きと、そこに従事している人々や地域の人々の工夫や努力を考えるようにするというふうに書いてあります。そこに、ア、関係機関は地域の人々と協力して災害や事故の防止に努めていること。イ、関係の諸機関が相互に連携して緊急に対処する体制をとっていること。5、地域の人々の生活についてというふうに、どんどん続いていきますけれども、やはり今後の改訂版に、先ほど教育長さんが大変うれしい答えをしていただきましたけれども、ここにも新学習指導要領に書いてあるのですよ。だから、ぜひ自信を持って、そういう柔軟な考え方で、これからの自衛隊が、地域との共存共栄であるというのを今打ち出しております。昔の考え方にとらわれずに、新しい時代のこういう物の考え方で今来ているということを、ぜひ上富良野の町から皆さんに示していただきたいなというふうに私は思うのですけれども、これについて、教育長さんに伺いたいと思います。

答弁 教育長 服部久和(教育長は2022年3月まで)

1番佐川議員の御質問にお答えいたします。先ほども申し上げましたように、安全な暮らしの中で、3.11の部分について、東日本大震災の災害支援について自衛隊の部分の記述については、この章に、改正のときには入れていくように、私のほうから改正の狙いの一つとして示していきたいなというふうに考えておりますので、御理解を賜りたいと思います。

再質問 1番 佐川典子

それでは、5年を継続的に使われているということに関しての質問に移りたいと思っております。26ページに、町の人たちの仕事調べというのがございます。これは23年度に改訂がなされて、現在、この改訂版で子どもたちが学習しておりますけれども、資料を見ますと、グラフなのですけれども、平成17年の仕事調べですよね。公務員のところ、公務員と書いてあ りま す。全員で1,787名、どう考えても、役場でも約200名以上いらっしゃいますし、学校の関係者も100名近くはいらっしゃると思います。自衛隊員が、現在、約2,000名を超えております。とすると、この人口配分、ちょっと古いのかなという意味合いで感じてしまいます。平成23年度に第10次の副読本があったということのほかに、2年を費やしてこれが発刊に至った、大変な作業だと思ってはおります。今度発刊するのが28年というふうになりますので、もう、あと、26年度には改訂に向けた動きをしていかないとならないというふうに思っているのですけれども、今、現代社会において、こんなに情報が入手しやすくなっておりますので、この23年度版の資料、できる限り28年度に発刊される予定の資料に対しては、新しい数字を入れていただけないものかなというふうに思っています。それと、65ページの憩いの楡の記念碑なのですけれども、これの写真におきましても、現在のものと相違があります。私が質問して新しく変えていただいたのですけれども、そういった、子どもたちの、ぱっと見た瞬間に、自分たちがイメージしているのと本に載っているものとの差異が余りにも大き過ぎると、なかなか覚えづらいということもあると思います。低学年では社会科がないですし、3、4年生で初めて社会学に触れるわけですから、そういった子どもたちの目線で、今度、改訂版について、できる限り新しいものを使っていただくということについて教育長さんに伺いたいと思います。

答弁 教育長 服部久和(教育長は2022年3月まで)

1番佐川議員の御質問にお答えいたします。まず、統計資料については、改訂時に直近のものを、一番新しいものを使っている現状にありますが、年数が経過する中で、若干古くなるというような状況になっているのかなと思います。これらについては、改訂する時点で新しいものを、最新のものを、資料としてすり変えていくということが当然必要かなというふうに考えておりますし、写真についても、改訂のときに新しい写真を使っていくことが基本だというふうに考えておりますので、御理解をいただきたいと思います。統計表自体は、先ほど、数字の話をされていまし― 57 ―たけれども、数字については、現実に、この数字が正しいものというふうに認識しているところであります。以上です。

再質問 1番 佐川典子

おおむね、ありがたいなというふうに、同じ気持ちを共有できたのかなというふうに思っております。それで、その数字についてですが、私が、間違っているとかということを言ったのではなくて、17年度でこういう数字だ、ただ、現在のと少し、やはり時間があると、こういうふうに違ってくることもあるので、できるだけ新しいものを使ってもらいたいという話の流れで言っただけですので、御理解をいただきたいというふうに思います。本当に初めてこういう質問をさせていただきました。教育長さんにおかれましては、大変な立場にいらっしゃいますので、教育関係者の方のいろいろな物の考え方もございますし、初めての動きをするということに関しまして、大変御苦労もあるかというふうに思います。ぜひ、町民の目線に立って、この地域を学習するという目線に立って頑張っていただきたいなというふうに思っております。その後の質問はよろしいですので、以上で終わりたいと思います。ありがとうございました。

出典:上富良野町議会 平成25年第2回定例会 2013年6月19日 議事録 PDF(59ページ) 間違いを知らせる