みんなの議会

上富良野町議会 平成24年第1回定例会 2012年3月15日

(1)演習場の騒音対策について/(2)子育て応援特別手当交付金について/(3)介護保険制度について/(4)予防接種について/(5)紙おむつ用ごみ袋の支給について/(6)商業振興について/(7)リフォーム制度について/(8)新規就農対策について/(9)予算編成について

2012年3月15日、上富良野町議会の一般質問で、米沢義英議員が「演習場の騒音対策について」「子育て応援特別手当交付金について」「介護保険制度について」「予防接種について」「紙おむつ用ごみ袋の支給について」「商業振興について」「リフォーム制度について」「新規就農対策について」「予算編成について」について質問し、町長 向山富夫が答弁しました。

質問者
米沢義英 議員
答弁者
町長 向山富夫

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

会議録の目次ではこの議員の件名が 9 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の目次の表記です。

質問 4番 米沢義英

私は、さきに通告してありました点について、町長に答弁を求めます。第1番目には、自衛隊演習場の騒音対策の点であります。演習場周辺の住民、また家屋においてはたび重なる自衛隊演習場内での砲撃訓練、あるいは機関銃射撃訓練などなど等によって、騒音に悩まされているという現状が続いています。例えば、住宅が空振で揺れる、またテレビの画像が乱れるなどなどの障がいが出て、生活がしづらいという状況になってきております。現在の騒音被害では、補償対象は限定されております。飛行訓練等の騒音のみであり、砲撃や戦車及び機関銃などの騒音被害に対しては補償の対象外となっているというのが実情であります。また、近ごろにおいては近隣住民、また町とも協力しながら演習場周辺の住民から騒音に対する苦情も出され、何とかこの補償対象枠を広げてほしい、そういう中で多くの皆様からも要望が出され、行政も動かざるを得ないという状況になっております。この間、町においては住民の要望などによって、この騒音対策に対する考えを防衛施設局に対して考えを改めるよう求めるなど対策を行ってきたかというふうに考えております。この間、私の質問に対しても関係機関に働きかけ、早急に騒音に対する対策を講じる、こう答弁してきましたが、この間、行政として防衛施設局等においてどのような要望をされ、また今後、軽減策が図られようとしているのかお伺いいたします。次にお伺いしたいのは、子育て応援手当交付金の問題であります。町においては、子育て応援手当交付金、これを23年度において不納欠損処理という形で処理をしたいという旨の報告がありました。この間、国においては子育て支援という形の交付金、1人当たり対象となる自治体にいた子供さん抱えている世帯に対して3万6,000円の子育て応援特別手当を交付、支給してきましたが、町においてどういうわけか総体的な支給額、支給人数のきっちりとした押さえがされていなかったのか、しかしされていたとしても道において、指示に基づいて交付申請をしたけれども、結局、その差額が39万6,000円戻ってこなかったという結果になり、結局、23年度において不納欠損処理するという形の報告がありました。この点で私は納得いかないという点があります。この間、行政に至っても5万でも、2万でも節約をしなさいという形の中で、財政をやりくりをしてきて、結局、事務手続の違いで39万6,000円の不納欠損、いわゆる入ってこないという、国から交付されていなかったという形の中で不納欠損処理しなければならないというのは、どうも納得できるような話ではありません。ここでもう一度、確認したいのですが、なぜ不納欠損処理しなければならなくなったのか、私はもう一度、引き続き国に対しても手続上問題がないとするのであれば、仮に出納の窓口が閉鎖されていたとしても、引き続き交付するよう要望すべきだと思いますが、この点についての町長の見解を求めます。次にお伺いしたいのは、介護保険制度についてであります。今年度より、介護保険制度がまた新たに改定されようとしております。その背景には、税と社会保障の一体改革という名のもとで、またお金がなくなるという形の中で将来の社会保障を充実する、そういう形の中で介護保険制度やあらゆる制度の見直し、こういうものが国の中でうたわれています。介護保険制度は3年に1回、見直される制度であり、今年度、その対象になる年度となりました。今、高齢者はいろいろな負担を求められていますし、求められようしています。例えば、介護保険料の利用者負担の引き上げ、年金給付の削減など、また今後あろうとされている実施されようとしている診療窓口、診療科目が変わるごとに、一定の負担を求めようという動きなど、数多くの負担が強いられようとしています。そういう中で、介護保険料の引き上げが行われるという状況は、それだけ負担が当然、伴います。上富良野町の介護保険料の改定では、平均で約10%の改定が行われようとしております。その介護保険の前期の段階、4区分の2段階では3,600円でしたけれども、今回は3,950円となり、350円アップになるという状況になりました。町では負担を極力抑えたと述べておりますが、しかし所得が少ない世帯ほど介護保険料の負担率は上がるという逆進性は改善されておりません。問題を解決するということであれば、一般会計からの繰り入れをふやす、町は事あるごとに行政では国の指示のもとで一般会計からの繰り入れを行うことはできないと、こう述べておりますが、しかし他の自治体では一般会計からも繰り入れを行い、国の指示をはねのけて堂々と住民の要望に立って介護保険料の引き下げ、また据え置きを行うという自治体もあります。上富良野町においても、それだけの構えを持って住民の暮らし、医療の充実、介護保険料の据え置きや引き下げを行うことは、私は可能だと考えますが、町長はこの点についてどのようにお考えなのかお伺いいたします。次に、予防接種についてお伺いいたします。今、子供の予防接種、国の制度もあって負担の軽減されているもの、あるいは任意接種で自己負担があるものなど混雑しておりますが、子供の命を守るという点、これは子供だけではなく、お年寄りから大人、子供まですべて対象になることだと考えています。そこで、子供たちに対する近年、ふえてきてるロタウイルスが感染して胃腸炎になるという状況が生まれ、ひどい子供さんに至っては重症化するという例も生まれてきております。ワクチンを接種するということになりますと、約3万から4万、その医療病院によって若干異なりはありますが、最低でも2回接種しなければならない、こういう状況になっております。上富良野町においても、ロタウイルスに感染する子供さんも一部見受けられるという状況の中で、この重症化を少しでも軽減する対策としても、ロタウイルスに対する感染、あるいは予防接種に対して補助を設ける制度をきっちりと設置する、これが今、必要だと考えますが、この点について町長の見解を求めます。次に、子育て支援としてごみ袋の紙おむつを利用している世帯に対して、ごみ袋を支給するという案を町が提示いたしました。それは、対象年齢は2歳までという状況であります。おむつを外し、1人で歩き、また用を足せるようになる、そういう年齢を基準としたとしています。しかし、まだ2歳、3歳まで、こういう子供たちの中ではおむつを外せないという、そういう子供さんもいらっしゃいます。またリハビリを兼ねた形の中でおむつをしている子供もいます。機械的に問題を見るのではなく、事実上において子供に対する支援という形の中で、ごみ袋の支給をするのであれば、実態に即した年齢拡大、3歳まで拡充すべきだと考えておりますが、なぜそうされないのか見解を求めます。次に、商業振興についてお伺いいたします。今、町においては元気を取り戻すまちづくり、また産業づくりというのが必要不可欠であり、求められている課題であります。この間、何度もこの点に対してまちづくりに対する振興策を早急に行うべきだという要求を行ってきましたが、いまだにその方向性が見えないというのは、まことに残念であります。この間、町は空き店舗、空き地の実態調査もしました。調査倒れになるのではなく、その後の展開をどうするのかということ、これが今、必要だと考えております。商工業者に対する具体的な振興対策、これを図って元気な町を、そして関連する産業も、そして底上げする、こういうことが求められていると考えています。そういう意味では、それによって人口がふえれば、交付税にもはね返り、また町の産業も潤うという循環型の産業や振興が求められていると考えています。そういう意味では、今後、商工振興、これに対する振興策をどのように位置づけ、考えようとしているのか、町長の答弁を求めます。次に、住宅のリフォーム制度の問題について伺います。町では、昨年度から住宅における耐震化及び環境に対応した住宅の設備に対して助成を行ってきました。大変、喜ばれてもおります。しかし、もう一方ではこの制度がなかなか利用しづらいという声が聞かれております。利用件数の伸び悩み50件に対して40件、環境整備に対しては60件に対して2件という状況の中で、利用する相手の方がいますから変動あるのは当然であります。しかし、他の自治体では利用枠を超えて補正をするという状況にもなっているというのが実情であります。他の自治体と上富良野町の違いは何かということでありますが、それは簡易な改装などが対象になっていない、制度の利用を熟知していないということもあるでしょうが、簡易な設備、改装に対するこういうものが対象になっていないというところがはっきりしているわけでありますから、利用しやすいように制度を改める、これが当然ではないでしょうか。この間、町はこういうリフォーム制度をやることに個人の資産をふやすことになるからだめだと言ってきましたが、結局、住民の世論に押されて、これをせざるを得なくなりました。しかし、またその蒸し返しを行うというのであれば、おかしな話であります。住民が利用しやすい制度、地域が潤うような、そういう制度であればきっちりとそういう流れに即して改善を図るということ、これが今、求められていると思いますが、この点について町長の見解を求めます。次に、新規就農対策について伺います。今、国においても、全国においても、この上富良野町においても、先行きの農業に対する見通しが立たない中で、老齢化及びまた離農せざるを得ないという、そういう就農者がふえる傾向にあります。町においてもそういう対策として、新規就農に対する支援制度や貸し付け制度、また国に対して補助制度を活用した制度も講じておりますが、しかし一方で未耕作地がふえるという現状もあります。そういう意味では、これから上富良野町の農業をきっちりこれからも支える、これは何よりも必要になってきています。今、国はTPPという形の中で、関税を撤廃しようという動きがあります。仮に、所得補償や価格保証制度があったしても、TPPが導入されれば、それはもう補えなくなってしまう、こういう試算も出され、米農家では9割、ビート農家でも9割以上の農家がこれを耕作を断念せざるを得なくなるという実態が明らかになっています。そういう意味では、国の制度や自治体としても後継者や新規就農者に対する維持、またこの定着してもらって農業を続けてもらう、そういう対策を打ち出す、これが何よりも必要だと考えています。今、国はそういう中で新たな制度として新規就農を目指す青年に対して助成金を給付する制度、創設するという形になりました。この間、私たちは国や道においてもフランス並みの新規就農青年育成をすべきだという要望を出してきました。その結果が一部、実現されてきたものだと思います。そういう制度を活用して、上富良野町においても他方からも多くの青年がこの上富良野町に来て就農できるような環境づくりをするということが必要だと考えています。この制度は、就農から5年を限度に年間150万円給付する事業であり、また同時に先進農家の研修などを受け行う、また自治体では地域農業づくりの計画をきっちりつけて、青年の就農対策をきっちり位置づける、そういう計画をつくるということが求められています。大規模化を一律に押しつけるのではなく、当然、小規模であったとしてもそれを生かせる制度でありますから、新設された制度を大いに活用して、就農に結びつける、若い青年を支援する、そういう環境づくりが必要だと考えておりますが、これらの点について町長の答弁を求めます。予算編成について伺います。地方財政計画では、震災や復興対策に対して緊急の防災、減災事業による交付金の活用を行うべきだという自治体に対する指示も行われています。地域経済や雇用対策という形の中でも数千万以上ものお金が交付され、その中でも住民に光り注ぐ事業費を活用する制度もあり、多くの制度、子供基金などの活用する制度もあります。今、上富良野町においても、防災機能の強化や地域づくりの強化がうたわれているという状況の中で、このような対策、予算を使ってまちづくりに生かすということが求められていると考えています。町の予算を見ますと、雇用対策に至っては町独自の対策はありません。行政は公共事業で補えるから、単独の予算はつけなかったという方針であります。しかし、単独の補正予算をつけなかった、予算をつけなかった、従来の公共事業で雇用が促せることを考えているでありましょうか。私は、この点で一定の業者に至っては雇用する枠が決まっていますから、仮に忙しいという状況になったとしても、そこでやりくりするという状況になりますから、これは町単独の予算をきっちり組む、そういう対策を行う、防災機能の面ではやはり防災備品等の充実を行う、地域の公共施設の整備や、あるいは庁舎に至っては震災に耐えうる状況でない庁舎でありますから、そういうものの将来性をきっちりうたうなど、予算編成に対する計画そのものがなかなかやはり見えてこないというのが実情であります。そういう意味では、上富良野町においては地方財政に示された、こういう予算編成の活用をきっちり行う、こういうことが求められていると思いますので、これらの点についての見解を求めます。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

おはようございます。4番米沢議員の御質問に順次、お答えさせていただきます。まず1項目めの演習場の騒音対策に関する御質問にお答えいたします。演習場の騒音対策に関する要望につきましては、平成12年度より住宅防音対策を含めまして、騒音対策に関する要望を上富良野駐屯地、第2師団、北部方面総監部、防衛省並びに関係国会議員及び政府へ、上富良野町基地対策協議会、北海道基地協議会、全国基地協議会を通じて毎年、要望活動を行っているところであります。このたび、このような長年の要望活動が反映されまして、これまで航空機騒音地区の住宅防音のみ国の補助対象となっていたものが、演習場での戦車や火砲の砲撃音の騒音につきましても、平成25年度より国庫補助の対象となることで法改正がなされる予定であります。これら法改正のスケジュールとしましては、この3月末には国から全国の関係都道府県知事に対して、平成22年度に実施されました騒音調査をもとに、住宅防音区域の指定にかかわる考え方が示される予定で、これを受け北海道知事から4月上旬には関係自治体に対して意見照会が行われる予定と伺っているところであります。なお、関係する自治体からは、4月末には北海道へ回答する予定となると思われます。その後、国ではこれらの関係自治体の意見を参考に、7月ころには住宅防音区域の指定告示、平成24年度は住宅補償の設計積算等を行い、平成25年から補償工事が実施される予定と聞いております。町といたしましては、今後におきましても防音対策等についてさまざまな機会を通じて要望活動を行ってまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。次に、2項目めの子育て応援特別手当交付金に関する御質問にお答えいたします。平成21年度決算におきまして、収入未済となっておりました子育て応援特別手当交付金の一部につきまして、このたび当該年度の不納欠損として処分整理する判断をいたしたところでありまして、その経過等につきましては、これまで御説明させていただき、御理解を賜ってきたところでございます。このたび、このような整理をしようとする理由につきまして、当該事業について既に交付額の決定も終え、事業終了から2年の年限が経過し、国においても担当部署が解体され、今後の財政措置は困難であるとの回答があったことなどから、総合的な見地から考慮し、今回、整理することが妥当と判断したところであります。私といたしましては、極めて不本意ではありますが、諸状況を考えますとこれ以降の要請も難しいものと判断したところであり、重ねて御理解を賜りたいと存じます。次に、3項目めの介護保険制度に関する御質問にお答えいたします。上富良野町の介護保険料の改定につきましては、介護保険財政運営の安定化を基本として、ここ3カ年の介護給付費の伸びを見た中で、介護保険料額を設定させていただきました。また、介護保険料の1割アップの要因の中には、介護保険料の負担割合について、世代間の負担率が政令により改正されまして、1号被保険者の負担割合がこれまでの20%から21%となり、この1%の上昇分が今回の保険料改定分の約50%を占めております。これらのことから、上富良野町介護保険事業基金の取り崩しと、さらに北海道財政安定化基金の取り崩しからの交付を受けまして、介護保険料の上昇を極力抑えた介護保険料額の設定とさせていただきましたことを御理解賜りたいと存じます。なお、介護保険制度は、介護保険法で定められた国、北海道、町の負担と1号被保険者、2号被保険者の保険料で運営されていることから、一般会計からの制度上の繰り入れはできないこととなっております。次に、4項目めのロタウイルス予防ワクチンの接種に関する御質問にお答えいたします。乳幼児に発熱、下痢や嘔吐などの症状を起こす感染症胃腸炎のうち、20%程度を占めるロタウイルスの予防ワクチンが国内でも昨年11月から販売され、希望者は接種が可能となりました。ロタウイルスワクチンにつきましては、現在、厚労省における予防接種部会におきまして、経口生ワクチンであること、導入初期に腸重積の増加が指摘された経緯があること。さらには、医療経済的な視点からの検討が必要であるとのことから、予防接種法の対象とするか否かの検討を開始したところでありまして、今後、部会の動向も注視しながら情報収集に努め、時期を見て町としての判断をしてまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。次に、5項目めの紙おむつ用ごみ袋の支給に関する御質問にお答えいたします。子育て支援ごみ袋交付事業は、2歳未満のお子さんを養育する家庭に紙おむつごみ相当量の可燃ごみ指定容器を交付するものでありますが、事業実施に当たりましては、経済的支援のほかに、子育てに関する親への支援として、情報提供や学習、交流等のきっかけづくりをねらいとしております。子供の一般的な発達過程から見た場合、排泄の自立を促す時期としては2歳をめどにおむつを外す動き、働きかけが必要と言われ、乳幼児検診や保育所の対応でも、この時期に排泄の自立を指導しており、保護者に対する養育指導としての意味を含め、2歳未満の児童を対象とすることは適当と考え、実施するものであり、御理解を賜りたいと存じます。次に、6項目めの商業振興に関する御質問にお答えいたします。空き店舗調査後における今後の商業振興策につきましては、さきに村上議員にもお答えさせていただきましたが、商店街の活性化を図る上からも空き店舗、空き地の活用も大切でありますが、何よりも空き店舗、空き地にならないことが重要であることから、これらの活用や対策について引き続き商工会と連携を図り、商業振興策と一体的に取り組むことが必要であると考えており、今後、商工会と協議を進める中で、具体的な対応を見出してまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。次に、7項目めのリフォーム制度に関する御質問にお答えいたします。現在、平成23年4月から平成26年3月までの3カ年の期間について、地球温暖化防止対策、またはバリアフリー化にみずから取り組もうとする町民に対しまして、住宅リフォーム及び住宅設備機器等の導入に要する費用の一部を助成する制度を運用しております。この制度は、国が進めるエネルギー対策と高齢化社会に即した快適な住まいづくりを促進し、あわせて町内住宅関連産業を中心とする地域経済の活性化を図ることを目的とするものであります。住宅リフォーム分については、住宅のエネルギー効率やバリアフリー性能を高める改修と別途、制度を運用している住宅耐震改修補助の併用も対象としておりますが、住宅を維持するための修繕は対象とはしておりません。屋根や外壁の塗装、張りかえに対する助成要望もあることは推測するところでございますが、公費助成による制度効果が個人財産の維持にのみ特化するという結果になり、大変、難しいものと考えております。しかし、住宅リフォーム等不可分の修繕、特に内装などにについては対象となるよう柔軟に運用しておりますので、建設水道課建設班、または町内の建設業者にお気軽に御相談願えればと思っているところであります。なお、助成の条件が町内に本社を持つ建設業者により施工されること、また工事費が20万円以上であることなど、制度の内容が町民の方々に十分に酌み取られていない部分もありますので、引き続き広報かみふらのや、町内事業者を通じまして一層の制度普及と相談体制の充実を図ってまいります。また、他の町村などにおきましては、維持のための住宅修繕も助成対象とする制度を持っているところもありますが、この場合は人口減少や住宅関連施工業者が極端に少なくなるなどの地域事情に対応して政策的に業者を保護育成し、業者不在による生活不便や地域衰退を回避するという、政策目的を持ったものとなっておりまして、当町の助成制度内容においては、これらの政策目的を持っておらないことで御理解を賜りたいと存じます。次に、8項目めの新規就農対策に対する御質問にお答えいたします。議員御指摘のとおり、国は平成24年度から担い手の就農意欲の喚起と就農後の経営安定化を支援し、持続可能な力強い農業の実現を目指すため、新規就農総合支援事業の一環として新規就農者確保事業が実施されることとなりました。事業の内容といたしましては、準備型として研修が終了してから1年以内に農業経営をすることを目的に都道府県が認める研修機関や先進農家等でおおむね1年以上、研修する者に対する給付と、営農開始型として研修が終了してから1年以内に農業経営をする者に対する給付を行う制度となっております。町といたしましても、今後の上富良野町農業の安定的な持続につなげるため、人、農地プランの策定と必要な手続きを経まして、本制度の活用が図られるよう、積極的に取り組んでまいります。次に、9項目めの予算編成に関する御質問にお答えいたします。国は平成24年度の地方財政計画におきまして、歴史的円高等を踏まえ、地域経済の活性化や雇用機会の創出を図るとともに、高齢者の生活支援など、住民のニーズに適切に対応した行政サービスを展開できるよう、地域経済基盤強化雇用対策費として普通交付税に1兆4,950億円の財政措置が行われた結果、地方交付税につきましては総額においては前年対比811億円、0.5%の増額となったところであります。しかし、本町におきましては、人口の減少などの影響もあり、普通交付税におきましては前年対比1億6,700万円、5.4%減と大幅な減額となったところであります。議員御質問のこれらの財源の活用について主な点を申し上げますと、まず投資的事業につきましては、前年対比約1億1,400万円、14.1%増の9億2,400万円を確保し、地域経済の活性化及び雇用の促進につながるように、防災対策といたしましては、近年の大雨災害に対する恒久的な復旧対策、また地域防災力の向上を図るため、防災士取得講習費補助事業の実施、救急救命士の育成、さらに子育て支援については、従来の子育て支援策に加えて、子育て家庭に対する経済的な支援として子育て支援ごみ袋交付事業の実施や一貫した子育て支援の充実を図るため、「スクラム」かみふの作成、妊婦健康診査助成の拡充など、限られた財源の中で必要性、緊急性を十分、検討の上、さまざまな地域課題の対応に向けた経費を計上したところでありますので、御理解を賜りたいと存じます。

質問 4番 米沢義英

演習場の騒音対策についてお伺いいたしますが、町としてはこの演習場の騒音対策という形で、住民からも意見を聞かれているかと思います。相変わらずやはり機銃の発射による騒音だかと、戦車騒音という形で、また電波騒音という形の中で、かなり強い電源が走ってくるのだと思いますので、そういう中で関係する住民の方にとっては相当な苦渋を強いられているという状況にあります。そこで、町として4月上旬に道から関係自治体に対する意見等の照会等があるという形でありますが、町としてはどういう改めて要望等をきっちりされようとているのか、この点、明確にしていただきたいというふうに思いますが、わかる範囲でよろしいですからお伺いいたします。また、同時にこの点では国としてはまだこれからその案を示して、大枠では示されている部分があるのかどうなのか、その点もお伺いいたします。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

4番米沢議員の演習場の騒音対策に関する御質問にお答えさせていただきますが、現在、北海道防衛局、あるいは防衛省本省のほうから、具体的な説明の手続きの手順については説明をいただいておりますけれども、中身については一切、何ら示されていない実態にございます。ですから、私どもとしてはどういうものが私どもの前に示されるのかというのが、今、全く推測もできませんし、できない状況、さらには情報もいただけない実態にございますので、どういう対応をというような考えを今、一切情報がない実態でございますので、示された後ということで御理解いただきたいと存じます。

質問 4番 米沢義英

住民からの聞き取りもされていて、大体、大枠ではどういう要望があるのかということは、それは御存じかというふうに思います。近年、演習の中身も変わってきまして、機動的な訓練、即応体制ですぐ敵陣に入って打ち込めるような、そういう訓練が上富良野演習場でも盛んにやられているというのが実態であります。飛行訓練なんかも相当入ってきていますので、そういう訓練がされて、騒音や従来と違う環境の中で騒音が発生しているというような実態であります。町としてもう一度確認したいのですが、これは今まで住民と話されて必要最小限、この点は訴えておきたいというような改善してもらいたいというような、そういう項目等はもう押さえられているかと思いますが、この点についてお伺いいたします。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

米沢議員の御質問にお答えさせていただきます。町といたしましては、要望の都度、住民の皆さん方から日ごろ寄せられておりますそういう騒音に対する苦情、あるいは改善要望等については、個々具体的に申し上げられるものについては、申し上げておりますし、あるいはヘリコプター、あるいはそういうものについての騒音等もあわせて、具体的にそういうことで軽減を願いたいと、あるいは対応を願いたいということで申し上げております。ただ、どういうような国が基準を持って測定なり、押さえているかということの、そういうことは一切、情報としていただけない実態にございまして、どういうものが示されるかというこで今、注視しているところでございます。

質問 4番 米沢義英

いずれにしましても、やはり近隣、周辺の民家等に至っても遠くでも空振がひどいという状況ありますので、やはり必要最小限、やはり限定する範囲を恐らく区切ってくるというふうに思いますので、そこら辺との恐らくせめぎ合いになるかというふうに思います。そういう意味で、町としてもやはりすべてを対象にできるような、そういう対策をやはり要求してくる必要があるというふうに思います。窓が揺れて物が落ちるということがありますから、そういうことも含めてもう一度、町長の考え方についてお伺いいたします。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

米沢議員の演習場におきます騒音対策についての御質問にお答えさせていただきますが、現在、今までの答弁と重複するかもしれませんが、個々具体的に要望を申し上げられるものについては、もう毎年、申し上げてきております。それで、どういうもので示されてくるのかという情報がないこととあわせて、今回、恵庭市も私どもの町と同じような対応、あるいは鹿追も一部、そういうところがあるというふうに聞いておりますが、そういったところと情報交換をするようにということで申しておりますけれども、どちらもそういう具体的な情報をいただけないということですので、町としてどういうことを防衛省に対してやりとりができるのかという、そういうことも現在、知り得ない状況でございまして、想像で申し上げるわけにもいきませんので、ただ忠実に実際の周辺地域の皆さん方の要望はお伝えしているということで御理解いただきたいと思います。

質問 4番 米沢義英

いずれにしても、25年度からという形の中でやっておりますので、やはりその準備期間をうまくというか、きちっと資料も提出してもらって、やはり住民の意見をそこにどんどん盛り込むような、そういう形にしないと、国はこれで大枠示したから形としては話し合ったから終わりという形にしない、そういう対策というのが今、必要だと思いますので、この点、きっちりと要望されるかどうか、もう一度、確認しておきたいと思います。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

4番米沢議員の御質問にお答えさせていただきます。町、住民の皆さん方の思いを受けて、町が要望させていただいた経過等が今回、示されるものの中でどのように反映されてくるのかということも知り得ませんが、最大限、地域の住民の皆さん方の生活が安定的に営まれるようなことに町としての責務を果たしてまいりたいと考えております。以上でございます。

質問 4番 米沢義英

次に、介護保険制度の問題についてお伺いいたします。介護保険制度は、国のいわゆる制度として安心して介護が受けられるようにという形になっております。しかし、今年度からまた介護保険制度が改善でよい方向に変わるのではなくて、給付を引き上げたり、あるいは家事援助を引き下げたり、利用時間を引き下げりなどなど実施されます。そこで、何よりも訴えたいのは、介護保険料の問題であります。国が介護保険制度の国庫負担率を下げている分、これを解決しない限りは地方自治体の負担はさらにふえるというふうに考えております。ここで、上富良野町の今回の介護制度の改正の中で、負担率はどうなのかということでちょっと見てみましたら、第8段階で500万ぐらいの世帯として、単純にですから負担率は1.7%です。その110万ぐらいの世帯で、第3段階見ましたら2.9%です。こういったとこを見ただけでも、所得の少ない人ほど負担率がふえるという状況になっているのです。町長は、一般会計からの繰り入れはだめだと言われている。基金と道が崩したその基金で何とかやりくりして、軽減したと言っているのだけれども、しかし実際、負担率等で見たら軽減どころが負担がふえているというのが実態であります。そういうことを考えたときに、国からがどんなことが言われようが、やはり町長として、この自治体の住んでいる住民の方の命と健康を守る立場からすれば、当然、一般会計から繰り入れを行って軽減すべきだというふうに思います。これは、なぜできないのかお伺いいたします。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

4番米沢議員の介護保険料に関します御質問にお答えさせていただきます。時間も押しているようでございますので、要点だけお答えさせていただきます。一般会計からの繰り入れ等についての判断につきましては、私は町全体の、町民全体の生活を守るという観点からすべての分野に公平、公正に予算の使途がなされるということが絶対崩してはならない基本だというふうに考えております。そういうような観点から考えて、やはり介護保険料については、その介護保険制度という趣旨も押さえた中で、一般会計から必要以上の繰り入れをすることは、これは町民が求めている姿ではないというふうに理解しているところでございます。

質問 4番 米沢義英

私は、町民の人がやはり介護制度や医療で予防医療などで暮らしを守れるのであれば、必要な部分であればそれは一般会計からの繰り入れも納得できる、そういうことであれば私は認められる範囲の、範疇のところだったと私は考えているのです。そういうことを考えた場合に、町長のその理屈というか、何というかわかりませんが、理由は成り立たないと私、思いますが、そういうことも含めて、今、私先ほど述べましたけれども、所得の低い人ほど負担率が高くなるということは認められますか。そうすれば、ここを軽減したいという形で行うべきだと思いますし、全体で負担がいろいろな形で求められてくるときに、据え置きすることが僕は可能だと思いますので、この点をお伺いいたします。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

米沢議員の御質問にお答えさせていただきます。それぞれ階層ごとの負担率の幅につきましては、それはその都度、第3期、4期、その期の計画を立てるごとに一番、望ましい負担率になるように設定をさせてきていただいておりまして、前期と比べて次期がどうだということで、一概に私は判断するもでなくて、その都度、当然そういう継続性は絶対、必要でございますけれども、負担をしていただける公平感を損ねてないというふうに理解をして、設定を予定しているところでございます。

質問 4番 米沢義英

負担率の面で公平感も絶対あるわけです。所得の少ない人ほど負担が多いわけですから、そういうことを考えたら町長の言っていること自体がおかしな論理になるわけで、やはり私は一般会計からの繰り入れを行って、やはり十分、その財源も基金などの取り崩しを行えば、十分、可能だというふうに思いますので、この点、もう一度確認しておきたいと思います。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

米沢議員の御質問に再度お答えさせていただきます。私といたしましては、先ほど申し上げましたように、すべての町民の皆さん方にすべての安定した暮らしができるような仕組みをトータルで構築していく責任があるわけでございまして、そういう観点からそれぞれ、他にも保険事業がありますけれども、介護保険につきまして、一般会計から繰り入れをして、そして負担を軽減していくということ、その部分にだけ配慮をするということは、多くの町民がよしとするところではないというふうに私は理解しておりますので、御理解を賜りたいと存じます。

質問 4番 米沢義英

そういう理由でいけば、いろいろな問題、今回の予算編成の中でもいろいろ問題あります。自治推進費という形の中でいわゆる戦車道路だとか、その近辺の多田弾薬庫近辺だとか、自治体に住民会、期成会に対して補助を出すといってもも、それも公平感があるのかという問題です。それだったら、こちらのほうがよっぽど理解される、そういう予算づけをしたほうが私は納得できるものだというふうに思います。不公平感は認めないですか、もう一度確認しますが。負担率の不公平感は認めないですか。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

米沢議員の御質問にお答えをいたしますが、そういう不公平感を生じているというふうに理解はしておりません。

質問 4番 米沢義英

全く町長として負担率も示したのですけれども、理解されない町長だと、私は非常に残念だというふうに思っております。次にお伺いしたいのは商工振興の商工振興策です。この間、何度ともなく将来に対する振興策を示しなさいという形で述べてきましたが、いまだにその方向性というのは示されておりません。他方では、いろいろな取り組みもされています。ここで言うまでもなく、技術支援に対する補助だとか、町全体の産業の底上げをするための商工振興策をどうするのかということも実際、行われています。何が障がいになっているのですか。町長はよくスピード感を持って対応すべきだということをみずから発しておられるわけですから、今、そのスピード感が非常に求められているというふうに思いますが、町長、この点では町長自信、このスピード感が私はないと思うのですけれども、町長自信どうお考えでしょうか。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

4番米沢議員の商業の振興策についてのお尋ねにお答えをさせていただきますが、商工振興策につきましては、きのうの一般質問の中でもお答えしたかと思いますけれども、私といたしましては行政が果たさなければならない役割、商工業者みずからが果たす役割、それらの団体が果たす役割、そういったそれぞれの分野の役割があるものというふうに理解しております。そういう意味におきまして、これら力が合わさって、力強く進むことが、これは常に目指している姿でございます。しかし、町といたしましては、さまざまな商工業振興にまつわるインフラ整備等は、予算は経済状況が許す範囲内で着実に私は実施しているというふうに理解しております。それをどのようにお互いが組み立てて生かしていくかということは、これから大いに課題でございますけれども、でき得るものから私は推進していると、そのスピード感、どういう状況を持ってスピード感があるないの判断を下すかということは、それぞれの主観でございますのでコメントはできませんが、私は着実に改善に向けた取り組みはさせていただいているというふうに理解しているところでございます。

質問 4番 米沢義英

今、いろいろな経営努力もあるでしょう、だけど社会的要因もあるのだと思います。だけど、それを持ってしてそれで解決するという、何者もないわけで、やはり行政として将来、このよく言われているように1次産業も2次産業も循環型で行わなければ産業というのはお金は守らないのだと、町長みずからも言っているわけですから、明確にしていただきたいのは、それではいつまでにどういう方法でこれを振興策をつくろうとされるのか、目標をお持ちですか、それでは。お伺いいたします。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

商業振興策についての米沢議員の御質問にお答えさせていだきます。目標も含めまして、これはエンドレスだと、永久に活性化はこれでいいという終着点はないというふうに考えております。着実に一歩ずつ、前に進めることが最善の策だというふうに理解しているところでございます。

質問 4番 米沢義英

求めているのはそこではなくて、エンドレス、エンドレスとよくわからないことを言うのですけれども、そういったのはそんなのは前からの話で、今始まった話ではなくて、求めるのは長い話なのですけれども、だけど当面どうするのかということを持ち合わせないと、そんなの済むはずないわけです。計画というのは、そういうためにいつまでにどこまで到達するのかということですから、そのための観光計画や農業振興計画やいろいろつくっているわけですから、そこをはっきりしなさいと言っているので、何が無理あるのですか、もう一度、答弁願います。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

具体的にどういう姿、どういう形に到達すればいいのかという、私はそういう目先で判断するものではないと、これはどういう仕掛けをすれば、どういうものが生まれてくるかということにつながってきますので、私は例えば米沢議員流に言えば、どういうふうになればいいのかという目標を求める夢はありますよ、求める夢はありますけれども、例えば具体的に商店の閉店する人が、では少なくなることが目的なのか、あるいは空き店舗が何店解消されることが目標なのかと、そういうような私は示し方をして振興するものではないというふうに考えておりますので、そこは商工業のみならず、多くの業種の方が関連してまいりますので、町全体としての活力が生まれることを私は追い求めていくべきものだというふうに理解しているところでございます。

質問 4番 米沢義英

私が聞いているのと全然、的はずれの答弁をされているわけで、町長自信の中に残念ながらそういったものに対する方向性持っていないということが明らかになったというふうに思います。これは、町全体雇用させるという点で結びつきますので、やはりこういったところに対するきちっとした対策を早急に持つべきだと、何度も重ねてお願いしますが、もう一度確認いたします。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

米沢議員の商工振興策について再度、お答えさせていただきます。町全体が商工振興のみならず、農業振興も、あるいは他の振興策も含めまして、相乗的に上富良野町の活性化につながるような一つの商工振興策あわせて進めていくことが私の責任だというふうに考えておりますので、ぜひ御理解を賜りたいと存じます。

出典:上富良野町議会 平成24年第1回定例会 2012年3月15日 議事録 PDF(120ページ) 間違いを知らせる