みんなの議会

上富良野町議会 平成21年第4回定例会 2009年12月15日

(1)情報公開制度にもとづくホームページの充実について/(2)まちづくりにおけるボランティアの重要性について/(3)わが町の環境教育の現況と実行計画について

2009年12月15日、上富良野町議会の一般質問で、佐川典子議員が「情報公開制度にもとづくホームページの充実について」「まちづくりにおけるボランティアの重要性について」「わが町の環境教育の現況と実行計画について」について質問し、町長 向山富夫、教育長 北川雅一、総務課長 服部久和が答弁しました。

質問者
佐川典子 議員
答弁者
町長 向山富夫、教育長 北川雅一、総務課長 服部久和

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 12番 佐川典子

さきに通告のとおり、3点について質問したいと思います。まず1項目めですが、情報公開制度に基づくホームページの充実についてです。「知る権利」は、民主主義政治の理念であり、情報公開制度は、自治体にも義務づけられています。情報を共有する権利は、住民と行政の信頼関係に直結するテーマだと思います。開かれた情報提供と情報共有は、上富良野町自治基本条例の第2章「まちづくりの基本原則」の第4条と、第6章「信頼される町政の推進」の第24条から27条にも定められています。行政の持つ情報を、町民のニーズに的確にこたえるようなスピーディな情報公開が望まれる昨今であ― 13 ―り、ホームページの充実について、どのように対処しているのか、その現況や計画があれば伺いたいと思います。また、町民からの意見を聞くという点で、町民モニター制度を取り入れてはと思いますので、町長に伺いたいと思います。2項目めは、まちづくりにおけるボランティアの重要性についてです。少子高齢化や核家族化、また経済不安や地球温暖化など、社会情勢は刻々と多様な変化を遂げ、地方レベルにおいて行政主導のまちづくりから脱却し、地方分権を軸に、町民みずから考え行動するまちづくりに転化していくと思われます。我が町にも自治基本条例が施行され、今までとは違うまちづくりが行われようとしています。そのような中、昔ながらの地域力の低下を下支えするボランティアの存在は、今後ますます期待され、必要性と重要性を担うことになると思います。そこでさまざまなニーズにこたえるべく、ボランティア人口をふやすための新たな施策や福祉重視にとどまらないボランティア推進を図るための新しい体制づくりやバックアップ的な行政のかかわりなど、具体的な施策があれば、町長に伺いたいと思います。3項目めは、わが町の環境教育の現況と実行計画についてです。記憶にないほどの気候の変動で、過去において12月19日ごろのスキー場のオープンが、一昨年は1月上旬、昨年は1月17日と年々オープンがおくれるなど、私たちの日々の暮らしに温暖化の影響が出てきていることは、だれもが実感しています。地球規模で起こっている変化と、私たちができ得る省エネ化など、教育の場で正しい知識を学んでいただきたいと思うのは、大人としての願いであり、みんなの将来の命にもかかわってくる重要な課題です。各学校において、それぞれの学習はなされていると思いますが、上富良野町の教育の現場としての環境教育に対するスタンスと実行計画について、また、テーマなどがあれば、教育長に伺いたいと思います。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

12番佐川議員の1項目めの情報公開制度に基づくホームページの充実につきましての御質問にお答えをさせていただきます。初めに、情報公開と情報の共有、提供の考え方につきましては、議員の御発言のとおりであると認識しているところであります。情報公開条例は平成13年に制定し、同年10月から施行しております。町民が、まちづくりを進めていくためには、総合的な情報公開制度を確立することが必要不可欠であり、情報公開制度は、だれもが知りたい時に自由に情報を知り得ることにより、より開かれた町政を確立し、町民参加を促進するものでなければなりません。このような考えに立って、町政に対する理解と信頼を深め、公正で民主的な「かみふらのづくり」のために、情報公開条例を制定したものであります。また、昨年制定し、ことし4月施行した自治基本条例につきましても、町民一人一人の個性と人権を尊重しながら、希望と誇りを持って心も体も健康に安心して生活できるまち、住んでいてよかった、住み続けたいと思えるまちを目指し、そのためには町民一人一人が自治の主体として、その役割を自覚し、積極的にまちづくりに参画していくことを基礎として、議会及び町とお互いに力を合わせ、自主的・自律的にまちづくりを進めていかなければならないとされており、私たちが共有する上富良野町の最高規範として、この条例を制定したものであります。このことを踏まえまして、町のホームページのスピーディな情報公開と、その充実についての現況と計画に関する御質問にお答えさせていただきます。御質問にありますスピーディな情報の公開につきましては、議員から御指摘がありますとおり、十分に果たせていないものがあると認識しておりまして、早急に新しい情報提供ができますよう整備を図ってまいりたいと存じます。また、ホームページの計画についての御質問でありますが、現在、ホームページのトップページを初め、各種の提供する情報や資料、閲覧者の使い勝手がよく、利用しやすい情報が提供できるよう、町独自にリニューアル作業中であります。リニューアルの内容につきましては、トップページにおきましては、情報区分をわかりやすく分類し、検索しやすくなるよう変更する予定でありますし、また、掲載する資料や情報が閲覧者の見やすい文字に、大きさを自由に変更できるようにすることや文字が見やすくなるよう、文字の色と背景色にコントラストを用いることなど、その改善を図るべく作業に着手しているところであります。今年度中に、リニューアルが済んだページから、随時、更新していく予定としているところでございます。また、町民モニター制度に関する御質問につきまして、ホームページ等に対する御意見がある場合、メールアドレスへ意見を寄せられる仕組みとしておりまして、これまでに町民から寄せられました御意見の中には、ホームページへの御意見はない状況実態にありますが、今後、ホームページのリニューア― 14 ―ルや改善などに対する御意見があるようであれば、議員からの御提言もいただきました町民モニター制度もその一方法として、検討してまいらなければならないと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。次に、2項目めのまちづくりにおけるボランティアの重要性についての御質問にお答えをさせていただきます。ことし4月施行した自治基本条例には、まちづくりの基本原則として、「自助、共助、公助」を掲げ、その家庭がみずからの手で解決できないことは、地域やボランティアなどがサポートし、解決していくよう提唱しております。また、同じく今年度スタートした地域福祉計画においても、「支えあい」「育てあい」「教えあい」を基本目標として、地域ぐるみで支え合う福祉コミュニティの創造に、地域住民が思いやりの心を持ってボランティア活動に参加し、展開していくよう掲げております。この実現のために、ボランティアセンターを核として、「いつでも、どこでも、だれでもボランティア活動に参加できる環境の整備」を図るよう取り組んでおります。さらに、ボランティア活動参加へのきっかけづくりとして、社会福祉協議会と連携し、ボランティア講座や研修会を充実することにより、一人でも多くの方がボランティアに参加していただくとともに、地域の実情を的確に把握し、それぞれのニーズにこたえていくことが、重要なことと考えているところであります。今後においても、一層ボランティア活動が大きく広がり、上富良野町のまちづくりに貢献されていくよう努めてまいりますので、御理解を賜りたいと存じます。

答弁 教育長 北川雅一(教育長は2012年9月まで)

12番佐川議員の3項目めであります「わが町の環境教育の現況と実行計画について」の御質問にお答えさせていただきます。環境教育につきましては、教育基本法の教育の目的及び理念の中で、「生命を尊び、自然を大切にし、環境の保全に寄与する態度を養うこと」とされ、学校教育法においても「学校内外における自然体験活動を促進し、生命及び自然を尊重する精神並びに環境の保全に寄与する態度を養うこと」と、環境教育の推進が示されております。学習指導要領の改訂が図られるなど、それぞれの学年や教科に合った環境教育を行うことになっております。北海道教育委員会においても、「環境教育の充実」のための環境教育指導資料を作成し、環境問題に取り組むことの重要性を認識しているところであります。町教育委員会におきましても、具体的な実行計画やテーマなどは策定しておりませんが、「上富良野町教育振興基本計画」の教育目標や学校教育推進目標に、ふるさと教育・環境教育の充実について掲げており、各学校においても取り組みを実施しているところであります。御理解を賜りたいと存じます。

質問 12番 佐川典子

過去の予算特別委員会でも発言した経緯もありますし、また、ほかの議員からも以前、ホームページの充実についてということで何点かあったと思います。12月12日から14日の9時ごろまで、ホームページが見られなくなったということが起きました。「上富良野町行政ホームページ、現在、当サイトについてはメンテナンス中のため、公開を停止しております。不便をおかけしておりますが、御了承ください」、このようにホームページに載りました。これについてどういうメンテナンスが行われたのか、ちょっと伺いたいと思います。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

12番佐川議員の御質問にお答えいたしますが、リニューアル作業のために一時ホームページが機能しなかったということは報告を受けております。具体的にリニューアル作業のためというふうに聞いておりますが、具体的にどういう作業をしていたかということは承知しておりませんので、担当からお答えさせていただきますが、町民の皆様、あるいはホームページを御利用いただいている方々から、どういう御意見が寄せられているかということにつきましては、現在承知しておりませんが、まずその実態につきましては、担当から報告をさせていただきます。

答弁 総務課長 服部久和(総務課長は2010年3月まで)

12番佐川議員の御質問にお答えいたします。まず、今回のメンテナンスの関係で、2点作業をしております。1点は、今、町長のほうから御説明を申し上げましたように、リニューアル作業に対するチェックをしております。もう1点は、ハードソフトに若干故障、調子の悪い部分がありまして、そこの調整をしていたということであります。以上であります。

質問 12番 佐川典子

ホームページが見られないということになりますと、町民にその間、いつぐらいまで見られないのだとか、いつから見られるのだという周知をさせるべきではなかったかな。常時― 15 ―見られる状態にしておくものが、情報公開制度に書いてありますので、それはどうなのだということです。それと、サーバーが調子悪いということを伺いましたけれども、サーバーが調子悪いと、ホームページを開くことはできないのですよ。それで、その辺のことを考えていきますと、サーバーがもし悪いのでしたら、今後の予算特別委員会にも考えていかないとならないということが出てきますし、サーバーといっても結構するものですから、私たちが家で使っているものと違いまして、行政のホームページが載るのに使うようなものですから、多分、高価なものになってくるのだと思いますので、その辺の考え。いつごろ、どういう故障で、何年ぐらいに買ったもので、どういう考えでいらっしゃるのかということも伺いたいと思います。

答弁 総務課長 服部久和(総務課長は2010年3月まで)

12番佐川議員の御質問にお答えします。まずサーバーの状況ですけれども、更新年度等につきましては、今、急な御質問で、残念ながら材料を持ち合わせておりません。ですが、一時的に若干の調子が悪かったというもので、そのサーバーを今すぐ更新しなければならないという状態ではありませんので、とりあえず問題のほうを解決しているということを御報告いたします。以上でございます。

質問 12番 佐川典子

見られないということに対しての町民に報告をする、例えば防災無線を利用するとか、そういう報告はされたのかどうかということも伺いいたします。

答弁 総務課長 服部久和(総務課長は2010年3月まで)

12番佐川議員の御質問にお答えいたします。住民に周知という観点につきましては、大変配慮を欠いていたかなというふうに反省をいたしているところであります。しかしながら、機械でございますので、急に壊れてそこの部分のメンテナンス作業が必要になるということも、ひとつ御理解をいただきたいと思います。ただ、今回の場合は、たまたまリニューアルのチェック作業と機械の調子が悪い、2点が重なった部分でありまして、今後、定期的に行いますメンテナンスにつきましては、十分そこの部分を配慮いたしました形で、周知と作業をするような形をとりたいと思っております。一方で、広報等とか防災無線における住民周知なのですけれども、例えば会議を行うとかそういうものであれば、事前に周知を図らなければならないのはもちろんなのですけれども、ホームページの場合、特定の方がその情報を見に行くという観点からしますと、そこに行ったときに、いつまでの期間メンテナンスしますと、どういう理由でメンテしますというような情報を与えることによって、利用者の利便は十分図れるのではと考えておるところでございます。以上でございます。

質問 12番 佐川典子

また、今後、サーバーの調子が悪くなるということを考えますと、また見られない状態が来る可能性もあるということですよね。それですと、バックアップ体制というのは、どういうふうに考えているのかというのをお聞きしたいと思います。

答弁 総務課長 服部久和(総務課長は2010年3月まで)

12番佐川議員の御質問にお答えいたします。機械的な部分で、非常に私も専門的な知識が十分でございません。ただ、バックアップ体制というのも非常に重要なことだと思いますので、今後について、検討はしていかなければならないことだというふうに考えております。以上です。

質問 12番 佐川典子

先ほども町長からもありましたけれども、観光招聘地である上海の人とか、各国から上富良野をホームページを通して見ることができるというのがホームページですよね、いつなんときでもという。それを考えますと、1階の資料閲覧コーナーと比べますと、ホームページの利用者というのは、はるかに多いというふうに思います。それの利用で見られないということは、本当は非常事態だったのではないかなというふうに考えますので、これからその辺を充実していただきたいなというふうに思います。先ほど、お答えの中で、町民からホームページについての意見は寄せられていないと、そういうお答えでしたけれども、私のところには何人もの人から、ホームページもう少し変えたらいいのではないかというお声を聞いております。寄せられています。好きこのんで、あそこどうしたらいいかこうしたらいいかという人は、そんなにいないのだと思うのですね。やはりこちらからお願いをすることによつて、いろいろな意見も聞くことができると思いますので、そういった点を加味しながら、モニター制度というのを利用して、町外から来られている方と― 16 ―いうのは特にインターネットを利用されている方が多いですので、その辺のプロ的な方もたくさんいらっしゃいますので、そういう人をぜひモニター制度の委員として、今後、外から見た上富良野という点においてでも適材だと思いますので、そういうことを考えていってほしいと思いますが、どうでしょうか。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

12番佐川議員のホームページに関します御質問にお答えさせていただきます。まず、先ほど課長からお答えさせていただきました。今回、ホームページが一時見られなくなったという事象があったことにつきましては、行き届かなかった点につきましては、私からもおわびを申し上げたいと思います。ただ、言いわけがましいようなことになるかと思いますが、何しろ機械なものですから、パーフェクトということは、非常に担保することは場合によってはかなわないと、そういうことも起き得る可能性もあるということで、その点はちょっと御理解をいただきたいなというふうに思っております。それから、いろいろホームページについての御意見をいただく手法でございますが、冒頭お答えさせていただきましたように、ホームページ上でメールによりまして、意見をお寄せいただくような仕組みになっているというふうに考えております。それで町内の方のみならず、広くホームページをごらんになっていただいている方が、ホームページ等に関する御意見をお持ちの方は、メールを通じまして御意見を述べていただけるような仕組みが現在なされておりまして、さらに工夫が必要であるということであれば、これはまた検討いたしまして、さらに皆さんから御意見をいただけるような仕組みは、改善はしていきたいと思いますが、現在、御意見をいただけるような、お受けするような仕組みはされているということで、御理解を賜りたいと思います。以上でございます。

質問 12番 佐川典子

意見が来ないのではないというふうに、先ほど私は思うということを言ったのですよね。それでモニター制度という委員をつくって、意見を取り入れたらどうでしょうかということを言ったのですけれども、その辺ちょっともう一度。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

モニター制度という仕組みによって御意見をちょうだいすること、そういう仕組みが必要かどうかということは、町内の、町外の方をモニターにしてということになりますと、非常に仕組みをつくる上で、さまざまな工夫だとかそういうことも必要かと思いますが、まず、町外の方に広くごらんになっていただくというホームページの性格もございますが、まず、町内の町民の皆さん方が上富良野の情報を得るための仕組みとして、ホームページを御利用になる中で、いろいろ工夫が必要だよということのお考えがある方がおられるとしたら、それはモニター制度という制度として設けなくても、さまざまな御意見をいただく機会が町内にございますので、もし今後、ホームページに限ってモニターを必要だというようなことの機運があれば、それは検討いたしますけれども、今、リニューアルに伴いましてモニター制度をスタートさせるというような仕組みは現在考えておりませんので、ぜひホームページ上で御意見をいただければというふうに考えております。

質問 12番 佐川典子

私は、先ほど町外から来られて、上富良野に住んでいらっしゃる方を対象にということを言いたかったのですけれども、何か勘違いされた形になりまして、ちょっと意味合いが違うのだなというふうに今思いました。今後、町に住んでいらっしゃる方で、町外から来られたという方がいらっしゃいますので、そういう方をぜひモニターとして参加させていただきたいなというふうに思います。次に、2点目のまちづくりにおけるボランティアの重要性についてというお答えの中から、先ほどのお答えでは、自治基本条例の原則の「自助、共助、公助」を掲げというふうにあるのですけれども、これだとか地域福祉計画においても「支えあい」「育てあい」「教えあい」基本目標としているというふうに書いてありますけれども、これは町民がこういう言葉を耳にしても、だれが何をするのか具体的に全然わからない、そういう感じを皆さんが持っております。それで、これからは行政とボランティアまたNPOというのは、すごく重要な役割を持ったパートナーという考えを持つべきだというふうに思っておりまして、活動の価値や自発性を最大限に尊重しながら、連携・協力して行政が支援していくべきではないかなというふうに思っております。また、幼いころからボランティア活動に参加させたり、そういう機会を設けることによって、福祉教育だとか社会貢献教育なども地域や家庭でも取り組み進めることも、将来のためにあるべき姿なのではないだろうかなというふうに思っております。行政の支援がどんな形なのか、先ほども自助、共助とい― 17 ―うのもありましたし、何か皆さんにわかりづらい、そういうことが問われてきているのだと思います。町の職員の中にも、いろいろなボランティアに参加されている方々がいらっしゃいます。屋根の雪おろしであったり、クリスマスのサンタ役をしていらっしゃる方、また、ごみ拾い・草刈り、あとイベントなどの参加、そういう環境教育に対するボランティアももちろんですけれども、また、福祉サービスもありますが、そういった人たちを下支えするという行政のあり方についてはどういうふうにお考えなのか、もう一度お伺いいたしたいと思います。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

12番佐川議員のボランティアに対します御質問にお答えさせていただきます。町といたしましては、まず基本的なことを申し上げますと、これからのまちづくりの上におきまして、ボランティア支え合いのまちづくりということは、ますます求められてくるということで、そういう精神を反映いたしまして、自治基本条例というものを施行させていただいたわけでございます。そういう中で、さらにお互いに支え合うということで、ボランティア活動というものは重要な位置を、地位を占めてくるということは、これは言うまでもございません。そういう中におきまして、さまざまなボランティア活動、あるいはボランティア活動によって支えてあげれる部分、あるいはボランティア活動に積極的に取り組むような支援体制、これらがうまくかみ合わなければ、ボランティア活動というのが実りを実を結んでこないと、そういう下支えをするのがまさしく町も含めまして福祉行政、あるいは教育行政にかかわるものの使命であるというふうに考えております。そういう意味におきまして、例えば、どういうボランティア活動が町民の方々にニーズとしてあるのかということをしっかり、そういうことを踏まえてうまく提供する側と、それを活用していただく側がうまくかみ合う、そういう仕組みをまさしく行政が中心的に果たしていって、ボランティア活動がしっかり行われる町としてのサポートをさせていただくということを基本に、これからも進めてまいりたいと考えています。以上でございます。

質問 12番 佐川典子

できれば具体案を交えて、お答えをいただきたかったというふうに思っております。勝手にやっているからとか、ボランティアだから無償は当たり前なのだと、そういうようなことではなくて、町や人を支えるために頑張っている人を危険や不意の事故などから補償する、守るために保険加入を無料とするということで、新しい加入者やボランティア精神に役立てることができると思いますが、上富良野町はボランティアの気持ちを支え、応援しますと、そういうバックアップ体制を打ち出していただきたいなというふうに、私は思っております。ボランティア人口も高齢化が進んでおりまして、将来に向けての施策が必ず必要になってくると思います。町がボランティア活動に対し、ボランティア保険に入るということを推奨してはどうかと思いますが、それについてはどうお考えでしょうか。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

12番佐川議員のボランティアについての御質問にお答えさせていただきます。ボランティア活動を支える仕組みとしてどういうものが、具体的な事例でお話ししたいという御質問でございましたけれども、具体的の議論の前にまずどういう制度、これから議員お説のように、確かに支え合う中でも、だんだん高齢化も進んでくることも想定されます。そういう中でボランティア活動とはいえ、さまざまなあるいは危険が想定されるような、そういうボランティアも中にはあるのだと思います。そういうときに、どういうふうに安心してボランティア活動ができるかということのそういう仕組みにつきましては、これからそういう課題意識を持ちまして、町としてどういうことができるのか、あるいは自助としてどういうことをしていただかなければならないのかということも合わせまして、これは将来大いに検討していく課題だと思っておりますので、ぜひ安心してボランティアができるようなそういう仕組みづくりも検討させていただきたいと思います。

質問 12番 佐川典子

行政でよく言われる少ない経費で最大の効果という言葉がありますけれども、まさにこれはボランティアにふさわしい言葉だなというふうに思っております。ボランティアの活躍は、保険に入りますと何百円で済みますけれども、10倍や20倍を軽く超すのではないかというボランティアの値です。さまざまな住民会や婦人会のボランティアの方々や個人ボランティアの方々の敬意を表してほしいと思います。ボランティア活動や社会貢献を行う人と、自分の利益追求しか考えない人と同じ扱いをするのは、逆に公平性に欠けるというふうに思っておりますので、ボランティアをする気持ちを持っている人こそ、それがある意味において上富良野の財産なのだ― 18 ―と、そういう財産を守る意味において、保険に入る上富良野町は、ボランティアを推進するというふうな形で考えを深めていっていただきたいと思います。それで、次の質問第3項目めは、わが町の環境教育の現況と実行計画についてのお答えをいただきましたが、私は議員になってから幼稚園だとか学校それらの行事はほとんど、本当にほとんど出席してまいりました。特に学芸会や学校の授業参観など、本当に環境に対する地球温暖化のことですけれども、内容がふえてきているなというふうに見てきておりました。国レベルや道の教育委員会におきましても、環境教育の充実だとか、環境教育の推進が示されていますけれども、町としてもぜひ地域に根差した環境教育を推進してほしいなと、特に上富良野の環境保全、本当に守っていきたい景色いろいろあります。それら環境に対する心を育てるというそういうことに関しまして、小学校から中学校にかけて一貫性のとれた授業目標を示していただきたいなというふうに思っております。教育内容にばらつきが見られることがないように、お願いしたいなというふうに思っております。先日、省エネルギービジョンの計画とか傍聴に行ってまいりましたけれども、そこに出席された方が言うには、やはり教育が大事なのだと。私たちは省エネを目指すほかないのだけれども、子供たちにおいては、ぜひ環境教育を充実するように伝えてほしいというふうにも伺ってきましたので、そこら辺も加味しながらぜひ進めてほしいなと。あと、地球温暖化対策の実行計画が、今、上富良野町ではなされておりますが、23年度の実施に向けて動いておりますので、ぜひそれに間に合うような形で、教育長さんも上富良野としての地域に配慮された環境教育をぜひ今後、指導計画を作成されるなりして進めていっていただきたいと思いますが、どうお考えでしょうか、伺いたいと思います。

答弁 教育長 北川雅一(教育長は2012年9月まで)

12番佐川議員の御質問にお答えをさせていただきたいと思います。まず、先ほども申し上げましたように、本町におきましても国・道、それからうちの基本方針に基づき、学習指導要領に基づきながら、実は各学校の特徴を生かしながら対応してございます。先ほど、ばらつきがないようにということでございますけれども、当然のことながら学習指導要領に基づいて対応しているということを御理解を賜りたいと思いますし、今、うちのほうでの学校現場においては、地域の歴史や伝統、それから自然環境や産業に関する学習をやってございます。それと、環境を大切にしていくのは人間であるということで、心の教育で、道徳の時間についても、環境保全について対応してございます。そのほか社会科、理科、家庭科、総合学習においても、環境問題について対応されているという状況でございます。学年それぞれ、低学年から高学年ございますので、その学年に応じて対応していきたいというふうに考えてございます。なお、一貫性ある環境教育ということでございまして、今、町のほうでも地球温暖化対策に関するいろいろ委員会が設置してございます。その中で町としてどういう方法を定め、そして教育の現場の中でどういうぐあいに教えていくべきかということも十二分に対応しながら、ひとつ学校現場のほうについても進めていきたいというふうに考えておりますので、御理解を賜りたいと思います。以上でございます。

出典:上富良野町議会 平成21年第4回定例会 2009年12月15日 議事録 PDF(18ページ) 間違いを知らせる