上富良野町議会 平成20年第4回定例会 2008年12月16日
(1)障害者就労支援について/(2)介護保険制度について/(3)非常勤職員の処待遇改善について/(4)西小学校の環境整備について/(5)グラウンドの照明灯設置について
2008年12月16日、上富良野町議会の一般質問で、米沢義英議員が「障害者就労支援について」「介護保険制度について」「非常勤職員の処待遇改善について」「西小学校の環境整備について」「グラウンドの照明灯設置について」について質問し、町長 尾岸孝雄、教育長 北川雅一、保健福祉課長 岡崎光良が答弁しました。
- 質問者
- 米沢義英 議員
- 答弁者
- 町長 尾岸孝雄、教育長 北川雅一、保健福祉課長 岡崎光良
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 5番 米沢義英
私は、町長及び教育長に質問いたします。第1番目には、障がい者の就労支援についてお伺いいたします。障害者自立支援法が施行された理由は、体に障がいを持つ方であっても、地域や家庭で一人の人格を持つ個人として、人として生活が安心して送られるように、自立支援することの必要性から生まれてきました。障害者自立支援法が施行されてから2年半余りが経過しました。各地域では原則1割負担の中で、施設サービスの利用などが求められるという状況の中で、利用を抑制せざるを得ないという方も出るという状況になっております。上富良野町においては、身体障がい者の方は、平成19年度において609人、人口の約5%を占めるという状況になります。さらに自立支援給付を受けている方が、平成19年度では年間延べ人数では445人いるというのが実情であります。サービスを利用されている多くの方々は、家族の介護の負担の軽減や家庭や地域で一人の人間として普通に暮らしたいという思いからで、この制度を利用しております。さらに、精神障がい者の通所授産施設等に上富良野町において、通所されている方は約11名いると聞きます。その授産施設に通所されている方の家族の方からのお話を聞きました。そうしますと、次のような声が返ってきました。子供が富良野まで列車などで通所するときに、周りの人たちから嫌な思いを受けるという状況もあったと語っています。そう述べた後に、地元に通所できる、就労ができる授産施設があればどんなにか助かるのにと話していました。しかし、町においてはこの間、私の質問に対しても近隣町村との福祉施設との連携、その中で対処し― 33 ―たいという答弁であり、前進も発展もないという状況であります。障がいを持つ家族の、また本人の要望にこたえ切れてないというのが実態ではないでしょうか。また、町においては小規模の授産施設がありますが、授産施設としては十分な機能を兼ね備えた施設とは言えない状況であり、関係する多くの方々からもこの上富良野町に授産施設を早くつくってほしい、そういう声が寄せられているという状況があります。そこで、次の項目について町長の見解についてお伺いいたします。一つ目には、町長は福祉作業所、通所授産施設設置を願うこの家族の気持ちをどのように受けとめられているのか、お伺いいたします。二つ目には、通所授産施設の設置に当たっての場所がないという声がよく聞かれます。しかし上富良野町には町立病院の看護師宿舎跡を予防接種会場として、今一部、部分的には使われておりますが、それ以外は利用がされてないという状況にあるかと考えます。そういう意味では町立病院の看護師宿舎を通所授産施設として活用できないのか、お伺いいたします。3番目には、社会福祉法人と連携して、通所できる作業施設を誘致するなどの対応が必要だと思いますが、この点についての町長の見解を求めます。次に、介護保険制度の問題についてお伺いいたします。介護保険制度は、高齢者が地域で安心して暮らしを続けていくことができるようにするために、高齢者の実情に応じてさまざまなサービスの提供を受けられるようにするための制度であります。今後、上富良野町においては、高齢者の増加がますます顕著になるという状況の中で、介護保険制度そのものの内容を充実ということが、もう既に避けられないという状況になっております。しかし、近ごろ国においては、社会保障費の削減という形の中で、この介護予防を受ける制限を、今、し始めています。上富良野町においても予防給付等の実施や、あるいはホームヘルパーの方が今まで炊事や洗濯などの家事援助が十分できていたにもかかわらず、これを制限されるなどの実態が浮かび上がってきています。また同時に、施設利用者に至っては、給食費の利用負担がふえるという状況の中で、大変な思いをしているのが実態であります。上富良野町の65歳以上の介護保険における加入者は、平成19年度においては2,900人に達するという状況であり、前年度から見ても49人ふえるという状況になってます。また、介護認定者数は、19年度においては404人で、前年度より13人減るという状況も見受けられます。このような中で、介護保険の制度の収支が17年度から19年度においては黒字決算という状況になりました。そこには介護報酬制度の削減や、あるいは国が打ち出した新予防給付の政策の中で、介護が十分に受益者に合った状態が十分に受けられないという問題など、多くの問題を抱えながら黒字決算という状況にもなっています。そのことを踏まえて、私は介護保険料におけるこの決算が黒字になったのであれば、介護保険料や介護サービス等の充実にその決算の黒字部分を生かすべき、活用すべきだと考えますが、次の点について答弁を求めます。一つ目には、65歳以上の高齢者が納める介護保険料の給付金額と給付の現状についてお伺いいたします。二つ目には、介護保険特別会計が黒字であれば、そのお金を介護保険料の引き下げや介護サービスの充実に振り向けるべきだと思いますが、その点について町長の見解を求めます。次にお伺いしたいのは、非常勤職員等の処遇の改善の問題であります。今、景気の後退などにより、社会問題化してきているのは新規採用等の内定の取り消しや、正規、非正規労働者の人員削減などの雇用条件の悪化が大きな問題として取り上げられるという状況になっています。また同時に、年収200万円以下の働く貧困層といわれる方が、約1,000万人を超えるという状況にあります。さらに、介護福祉労働者の労働条件の悪化は、深刻な社会問題にもなるという状況にあります。そういうものが要因として、今介護現場においては介護労働者の定着がなかなか思うように進まない。それは同時に介護サービスの質にかかわる問題としても大きく取り上げられるようになってきております。上富良野町においては、役場や特別養護老人ホーム、上富良野町立病院における老人保健施設等で多くの非常勤の職員、賃金等の職員等の方々が働いています。仕事の内容に見合った待遇が受けられているかといえば、決してそうではないという状況がうかがえます。例えば、賞与などの諸手当がない。働いている人にとっては、喜びもないという状況であります。この間の介護現場の賃金などの一部改善がありましたが、しかし、根本的な解決には至ってないという状況が見受けられます。例えば、22日間フルに働いたとしても、17万円から18万円、その時給の金額によっては15万円から16万円。まさに社会問― 34 ―題化しているワーキングプアという形の中で、官製プアと言わなければなりません。将来に上富良野町において希望を持って働きたいと思っても、あるいは家族を支えて子育てをしたいと思っても、そういう現状がなかなか先が見えないという状況、町長はどのようにお考えでしょうか。このような現状を踏まえて、国は人事院勧告における非常勤職員の給与決定に関する指針を示しました。そこには、時間給を初めとする手当などに関する改善策が盛り込まれております。上富良野町においてもその指針に基づいた非常勤職員、賃金職員等の処遇の改善において、きっちりとした充実した対応をすべきだと考えますが、この点について町長の見解を求めます。次に、西小学校の環境整備についてお伺いいたします。西小学校の校舎が改築されましたが、しかし、体育館については昭和44年度に建設されて以来、約40年も経過するという状況の中で、隙間から冬になると雪が舞うという話も子供から聞きました。老朽化が進んで傷みも本当にひどくなるという状況になっております。こういう点では今後の改善計画も当然必要でしょう。ある保護者の方は、次のように語っています「町にお金がないというのは十分わかります。しかし、今後将来的にどうなるのか、その目標をきっちり示してもらいたい」、当然ではないでしょうか。また、グラウンドに至っては、雨が降るなどしたら水はけが悪い。粘土地ということもあり、これは前からも要望ありましたが、なかなかそれが実現されないという状況の中で、校外授業においても支障がでるという状況も生まれてきております。この点についての今後の対応について、教育長に答弁を求めます。次に、グラウンドの照明灯の設置についてでありますが、上富良野町の小中学校では、吹奏楽部や野球、ソフトテニス、陸上競技など子供たちがそれぞれ活躍をしているという状況、屋外を利用する部活動に至っては、天候や季節によって外での運動時間も減るという状況の中で、一部保護者からも照明灯の設置を望む声もありますが、この点についての答弁を求めます。
答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)
5番米沢議員の1項目め、3点の障がい者就労支援についの御質問にお答えさせていただきます。まず、福祉作業所設置に関する御質問につきましては、町外の施設を利用している障がいを持つ子の父母の方々から、地元の設置を望む声があることについては、過去に実施いたしました、障がい者福祉計画のアンケート調査においても声を寄せられており、私自身もよく理解をしているところであります。しかしながら、町では福祉作業施設を設置する計画がないことから、平成18年度に策定した町の障がい者福祉計画では、富良野圏域における事業所利用を図るよう適切な相談支援を行うこととし、実践に移しているところであります。また、2点目の町立病院看護師宿舎の活用や、3点目の福祉法人による福祉作業施設を誘致してはとの御質問でありますが、私の任期が26日まででありますので、今後の対応につきましての答弁は差し控えさせていただきますことをお許しいただきたいと思います。次に、2項目めの介護保険制度についての、1点目の介護保険料の納付状況と給付の現状については、所管の保健福祉課長のほうから説明させます。私からは、2点目の関係についてお答えさせていただきます。これまでも申し上げましたように、現行の3期計画においては、黒字となる状況であれば、その相当分を次期計画期間の保険料算定に考慮すべきと思いますが、その協議決定時期が年明けになる見込みであることから、私がこの段階で具体的に申し上げることにつきましては、御理解をお願いしたいと思います。次に、非常勤職員の処待遇改善についての御質問にお答えさせていただきます。国においては、非常勤職員の給与決定方式や水準が府省や官署によって異なるため、結果として処遇の不均衡等が生じ、このことへの指摘や、こうした状況を改善するため、「非常勤職員の給与決定の指針」が示されたことは承知をいたしております。しかしながら、本町におきましては、基本的に「上富良野町非常勤嘱託職員取扱要綱」に基づいて、任用や給与の決定など、一元的な管理を行っており、非常勤職員間での不均衡は生じていないものと認識しておりますので、御理解を願いたいと思います。
答弁 教育長 北川雅一(教育長は2012年9月まで)
5番米沢議員の4項目めの西小学校の環境整備についての御質問にお答え申し上げます。西小学校の校舎は平成12年に改築を行い、町内小中学校の校舎の中で最も新しい施設でありますが、体育館(講堂)につきましては、開校時の昭和44年に建設され、町内小中学校の体育館(講堂)では最も古い施設となっております。― 35 ―また、グラウンドにおいても、議員御指摘のとおり土質が粘土質であることから、水はけが悪くて大量の雨が降った翌日は使用できない状況になることがございます。私といたしましても、講堂の改築及びグラウンドの整備につきましては、必要であることは承知しているところでありますが、いずれの施設においても多額の投資が必要となることから、教育委員会といたしましては町の文教施設の整備計画を策定をいたしまして、平成21年度から始まる第5次総合計画に位置づけされるよう取り進めているところでございますので、御理解を賜りたいと思います。次に、5項目めのグラウンドの照明灯設置についての御質問にお答え申し上げます。保護者から学校のグラウンドに照明灯の設置を望む声があるとの御質問でございますが、中学校においての屋外での部活動は、野球、サッカー、ソフトテニス、陸上等があります。学校における部活動指導方針として、屋外競技、屋内競技、文化部活動のいずれの部活動においても、練習時間を定められており、子供たちの健康管理に配慮するとともに、家庭学習や家族とのコミュニケーションなど、家庭での時間を確保するよう取り進められており、また、小学校においても少年団活動等の練習が遅くまで行うことのないように指導をしているところでございます。このことから、それぞれの活動を夜遅くまで行う必要がないことから、照明灯設置についての考え方はございませんので、御理解を賜りたいと思います。以上でございます。
答弁 保健福祉課長 岡崎光良(保健福祉課長は2011年3月まで)
私のほうから、介護保険の高齢者が納める保険料、それから給付の現状につきまして、お答えを申し上げたいと思います。先に、第3期計画におけます給付の状況であります。18年度から20年度までの間におきまして、平成18年度は、介護保険在宅サービス並びに施設サービスの合計額、計画では6億1,929万7,000円に対し、実績額は5億6,061万3,000円であります。計画よりも18年度におきます給付は5,800万円余り下回っております。平成19年度におきましては、在宅並びに施設サービスの合計額、計画では6億1,740万3,000円に対しまして、実績額ですが5億8,729万6,000円で、3,010万7,000円余り下回っております。平成20年度の在宅並びに施設サービスの計画は、6億2,787万1,000円であります。上半期終えての実績、それから下半期の見込みを含めますと、6億3,382万4,000円と、595万3,000円計画を上回る見通しであります。3カ年合計額は、計画では18億6,457万1,000円に対しまして、17億8,173万3,000円、合計では8,283万8,000円下回る見込みであります。納付の状況であります。3期計画におきます保険料の合計額といたしまして、計画によります必要保険料の合計額は3億2,096万7,000円であります。3カ年計画の合計の見込み額は3億2,5089万4,000円で、492万7,000円上回る見込みであります。なお、介護保険事業基金につきましては、20年12月現在、今回利子を積み立てる予定でありますけれども、含めますと4,018万1,153円の現在高であります。以上です。
質問 5番 米沢義英
障がい者の就労支援についてお伺いいたします。町長は障がい者福祉計画の中で、富良野圏域の支援ということがうたわれているということで、この部分については、みずからも頑張ってやったというふうに評価されております。しかし、一方で、この計画の中には、地元での就労の場の確保という点でも、やはり明記されております。そういう意味で、私はこういう計画に基づいた方針の中で、きっちりと就労の場の授産施設等の確保がなされてきてなかったのではないか、こういう評価であります。この子供たちの保護者の話を聞きましたら、どうなっているのかということを伺いました。それで、通所している状況の中で、列車に乗って富良野に通ったときに、もう嫌がらせを受けたときも過去にあったと。その子供にそんな思いまでさせて富良野に行かさなければならないのか、こう語ってくれました。また同時に、親としたらこれも一つの、親は老いて将来当然死ぬわけですから、子供に試練を与えているのだと思ったら、それはそれで納得できるのだという話でありました。私は、この話を聞いたときに、本当に胸が熱くなる、こういう思いしました。また、町長にぜひ聞いていただきたいのは、障がい者自立支援法ができた後に、給食1食320円、これも自己負担という形になりました。また、交通費の負担3カ月、これは定期を購入するそうでありますが、約1万2,000円ぐらいだそうですが、一定補助があるそうです。また同時に、作業所で― 36 ―は、工賃はどのようになっているのかと聞いたら、そのときの収入によって変わるそうでありますが、1時間の賃金が約30円だと。約5時間働いたとしても150円だと。北海道の最低賃金は幾らだと、667円なのですよ。これにも及ばない賃金体系の中で、子供たちが一生懸命働いているという状況が明らかになっているわけであります。私は、そのことを考えたときに、町長が26日までが任期だから、これはあとは後の町長に任せるというのではなくて、この間もこの点について何回か町長に対しても質問してきました。そういう意味では、その責任や町長自身が今おられる、この立場からのきっちりとした答弁をどうするのかということを述べるのは、町長の現職の責任として私はあるのだというふうに考えてます。この点、町長もう一度どのようにお考えなのか、改めてお伺いしたいというふうに思います。また、町長は26日で終わるかもしれません。しかし家族にとっては、ずっとこういう問題に向き合って生活せざるを得ないという状況があるわけですから、この点も含めて、この作業所の問題、どのように対応されるのかお伺いしたいのと、同時に看護師宿舎、これの活用等についても、どういう対策をとられようとしているのか、この点お伺いしたい。そして、2点目の作業福祉施設の法人の誘致、こういったものも含めて、私は対処すべきだというふうに思いますので、もう一度明確な答弁をお願いいたします。
答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)
5番米沢議員の御質問にお答えさせていただきます。教育にしろ福祉にしろ、私が12年間執行したことにつきましては、私なりに最善を尽くしてきたという自負をいたしております。すべてにおいて100%達成したかというと、100%達成したとは思っておりません。しかし、私は最善を尽くしたというふうに自負いたしております。議員のおっしゃるように、一部その問題点を取り上げて、ここの点という御指摘を受けると、これも私自身、この障がい者の両親から我々はともに協働して生活しながら小さな小動物でも養って、子供たちを過ごさせていけるような、そういった施設が欲しいねというふうな声も聞いております。そういったことの対応につきましても、なかなか完成でき得なかったということの反省は持っています。しかし、議員のおっしゃるように、お前すべて何もしてないぞという御批判につきましては、私は私なりに対応してきた12年間であったということを、御理解いただきたいなと。これはまた議員から御指摘受けても、将来的に歴史が将来において私の12年間を評価するなり、否定するなり、そういったことが起きることもあろうかというふうに思いますが、これは歴史が評価していただけるものというふうに思っております。なお、また看護師宿舎につきましても、何度も申し上げておりますが、種々再利用ということで、いろいろな観点から検討をさせてまいりました。私自身も検討してまいりました。しかし、なかなか御承知のとおりあそこは個室のように、個別に区画がされていて、これをコンクリートで埋めてあるために広く対応するということがなかなかでき得ないというふうな支障があって、なかなか再利用が今日まででき得ないでいるところでありますが、これはもう将来的には何としても再利用を考えていかなければならない課題だというふうに私なりに認識をいたしております。26日以降からの問題につきましては、さきの議員さんにもお答えさせていただいておりますように、私といたしましては、申し上げることを慎みたい。しかし、26日までのことにつきましては、私なりにそれなりの対応を図ってきたということで、御理解を賜りたいというふうに思っております。
質問 5番 米沢義英
私は、すべてが悪いというふうには思っておりませんが、しかし、町長おっしゃるようにもう一度確認したいのですが、こういう子供たちや保護者にとって、こういう施設を授産施設等というのは絶対必要なものだというふうにお考えなのかどうなのか、もう一度お伺いしておきたいと思います。私は26日まで町長の責任問題等は当然責任があるわけですから、その部分の答弁でよろしいので、後で町長、このことをやるぞだとか、そういうことを引用して、前回こうやって言ったから今度の町長もやりなさいというふうには言いません。私は今の責任において、きっちりとその職責を全うしていただきたいと。こういう現状があるわけですから、その思いにやっぱりこたえるのは、任期ぎりぎりであったとしても最後まで貫くべきだと、私は思うものですから、この点についてもう一度、やっぱり上富良野町においても必要とされるべきだというふうに認識なのか、この点お伺いしておきたいと思います。
答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)
お答えさせていただきます。何度も申し上げておりますように、26日までの任期ですから、それまでのことを責任を回避しようなんていう気持は、さらさら持っておりません。― 37 ―福祉作業施設、授産施設につきましても、町としては十分な対応ではありませんけれども、その施設を確保しながら、また、富良野圏域で対応すべきものは富良野圏域として対応する。一自治体がすべてを賄うということでなくて、広域でやるべきものは広域で対応すると。そして一自治体・上富良野町としてやるべものは上富良野町としてやるというような施策の中で、私は今日までこの障がい者福祉の計画に基づく施策の展開をしてきたということで、御理解をいただきたいと思います。
質問 5番 米沢義英
福祉圏域もいいのですが、もう既に時の流れというのがありまして、もう既に福祉圏域ではやっぱりそれ事足りないという状況になっているのだろうというふうに思います。そういうことを考えたときに、やはりこういう悩みを抱えながら細々と、なかなかこの会の運営も厳しいという状況が見受けられます。そういうものも含めて、やはり保護者を含めた授産所に通う子供たちの成長を願ってやまない、こういうやはり人たちの思いをきっちり受けとめるということが、今、町についても求められているのだというふうに思います。例えば、この看護師宿舎の問題でありますが、お金の問題だと思いますが、しかし、私は本気にやるとすれば、こういう問題も改善できるのだと思います。例えば、町立病院の医師確保の問題で、あいてる医師の家屋を保育所に改善したのです。本当に危機に迫ってそんなことをやったのだと思うのです。私は、そういう気持ちが今行政にも求められているのだというふうに思います。そういう意味ですので、きっちりと今後についても、こういった事務の引き継ぎ等においても、こういう事例等があるということも含めて、町長みずからの声としてこれ語っていただきたいと思いますが、この点、明確な答弁を求めておきたいと思います。
答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)
お答えさせていただきます。障がい者福祉につきましては、常に障がい者福祉計画のもとに進めさせていただいておりますけれども、それらの計画のもとに、やはりそれぞれの両親や障がい者の方々の意見、周りの意見等々も聞きながら、その計画を執行していくということは重要であるというふうに思っておりますし、私は優秀な担当の職員は、そういったことを配慮しながら計画をもとにして執行していただいているというふうに思っております。また、それらに不足するものがあるとするならば、それらを常に是正していくということが大切であると思っておりますので、そういった部分につきましても十分配慮するように考えなければならないというふうに思っております。また、看護師宿舎の問題につきましては、十分検討させていただきながら、いろいろと期間をかけて対応してきたところでありますが、あの施設を有効に再利用するということになりますと、膨大な財政投資を必要とするというふうなこともありまして、今はあのような状況になっておりますが、今後これら鉄筋コンクリートの建物でありますから、長く利用できるわけであります。そういった観点から再利用につきましては、当然にして今後の新しい町長さんにも、そういった事務引き継ぎの中で対応していかなければならない課題の一つとして、事務引き継ぎの中で挙げていきたいというふうに思うところであります。
質問 5番 米沢義英
ぜひその点、やはりこのまちづくりの観点からも非常に重要な位置づけになっておりますので、ぜひお願いしたいと思います。次に、介護保険制度の問題についてお伺いいたします。介護保険制度においては、上富良野町の17年度においては、約2,200万円の黒字になり、18年度は3,400万円、19年度には2,200万円という形になっております。そういう黒字決算部分の要因として挙げられるのは、この間の決算報告の中にも書かれておりますが、予防給付や制度の改正等によって、やはり給食だとか、そういう自己負担がふえて、その分給付が減ったという問題も含めて出てきているわけです。そういうことも含めれば、私、この黒字決算におけるこの部分については、介護保険料の引き下げに活用すべきだというふうに思っています。単純に200円下げたとしても、約680万円ぐらいあればいいのかなというふうに思います。17年度、19年度の決算においても、未収金等やあるいは滞納等をされる方がふえてきております。階層別に見ましても、やはり所得の少ない層でのこの保険料の未納部分がふえるという状況になり、やはり社会的な現象として、この上富良野町においてもこういう問題が起きているのだというふうに思います。この間も質問してきましたけれども、社会福祉協議会等においては家事援助が必要な部分等におけるその利用者負担の軽減も、今後独自に進めたいということも話であります。そういうものも含めて、私はこの黒字部分におけるこれをやっぱり有効に活用するということが、今、町に必要になってきているのだろうというふう― 38 ―に思います。この点について、確かに次期の4期計画に反映するからという話であり、決算についても20年度においては、今後わからないということでありますが、おおよそ、やっぱりどういうふうになるのかというのは、決算においてはわかるのだと思います。推測は立つのだと思います。この問題も含めて、やはりこの財源を介護保険料の引き下げやこの介護サービスの充実にもう一度使うべきではないかというふうに確認したいと思いますが、この点お伺いいたします。
答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)
お答えさせていただきます。このことつきましては、次期町長の施策だとかでなくて、この介護保険特別会計の余剰金は次期の介護保険料に反映するということで、他のものには使途できないという縛りがございます。ですから、次期町長の部分も含めて、これは次期介護保険料に反映されるものということで、お答えさせていただきます。
質問 5番 米沢義英
そういうことで、ぜひ引き継ぎ等も含めてやっていただきたいのと、実質介護保険料等の引き下げを、現行上富良野町は7段階ですが10段階をしているところもあります。細分化しているところもありますので、この点訴えて、次の問題について伺いたいと思います。非常勤職員の問題でありますが、町長は均衡のとれている状況にあるというふうなお話でありますか、私は均衡どころか、ますます均衡が不均衡になってきているということを言わざるを得ないという状況、上富良野町にあります。例えば具体的に申しますと、町立病院等における介護職等の賃金、確かに変わりました。介護福祉士の980円掛ける8時間の22日間働いたとしても、17万円です。そこからいろいろ引かれましたら、恐らく十五、六万円になるのだろうと思います。年数によって変わりますから、十五、六万円の場合もあるでしょう。そういう場合も当然起きます。やはり結婚したいと思ってもなかなかこの給料ではやっぱり家族を養っていくというか、子供を育てるという環境にはなれないという状況があります。また、賞与もない、忌引もない、通勤手当もないということです。今後、老人保健施設として変わるのであれば、それに合った処遇の改善というのが、ここだけではありませんけれどもラベンダーハイツにおいても、当然必要になってきているのだというふうに私は思います。これはそういう待遇で入ったのだから、これは仕方がないのではないかというふうに考えないでくださいね。今言われているのは、ここが問題で質のいい介護をしようとしてもなかなか定着が図れないという状況がありますから、この点どのようにお考えなのですかね。この点も含めて、やはり町長が言っているような均衡というのは決してとれてないと私は認識しているところでありますが、町長は今後こういう問題についてどのように対処されようとしているのか、お伺いいたします。
答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)
答弁させていただきます。今後どのように対処ということは、今後はお答えでき得ませんけれども、今まで対処してきたことについてはお答えさせていただきたいと。先ほどのように、均衡がとれているのはさきにお答えさせていただきましたように、国が給与決定の指針を定めたのは、例えば省庁ごとに全部その差があると、均衡がとれてないと。これを公務員として国の制度として均衡をとらすための指針を定めたということでありますが、上富良野町におきましては、町立病院の臨時職員もラベンダーハイツ臨時職員も、総務課のほうで一括管理しております。ですから、町立病院に勤めている職員とラベンダーハイツに勤めている職員との差がないと、均衡をとって対応しているということをお答えさせていただいているということで、御理解いただきたいと。それから、いろいろな条件が賞与もない、通勤手当もない、あれもないこれもないということでありますけれども、そういった基準の中で対応しておりますが、私は正職員に対しても、今公務員の給与制度が改正されてきたというふうなことから、地域級等の格差をいかに是正していくかということが大切な課題であるというふうに私は認識をしながら、正職員の皆さん方の給与につきましても是正をさせていただいてきているところでありまして、例えば、議員から言われるように、もう少し臨時職員の報酬を上げてやりなさいという声も一部あります、私のところに来ているのがあります。しかし、大半の人たちは地域給、上富良野町の企業に勤めている方々との格差、町の臨時職員となったらこうなのかと、上富良野町の地域給との格差、これの是正ということが基本的に私はある面では大切であるという認識も、そういう批判がある分、町の臨時職員に何人か限られた人たちが採用されたら、そういう報酬をもらえるのかと。私はどこそこの会社に、どこそこの商店に、どこそこの会社に勤めているけれども、こうなのだという、そういうことに対する声というのが私のところには大いにあるわけでありまして、今日まで私は地域給、地域格差― 39 ―というものをどう是正をするかということを前提としながら対応させていただいたけれども、なかなかそれは是正でき得ないというのが現状で反省をいたしております。今後につきましては、そういった状況を見きわめながら、新しい町長さんのほうで、その対応を進めていただけるものというふうに理解をいたしております。
質問 5番 米沢義英
すぐそちらのほうに行くのですが、それではお伺いいたしますが、これで実際家庭持って生活できるとお考えですか。地域格差をなくすということでありますが、結局地域格差をなくすということで低賃金低賃金ということになれば、また地元のこの働いている方も賃金もぐっと下がってくるのですよ。これ今言われているのは悪循環のサイクルなのです。今、社会的にもやはり言われているのは、これを少しでも食いとめて、少なくても生活ができるような給与体系というのはどうなのかということが、今言われているわけです。そういうことを考えたときに、やはりもう一度お伺いいたしますが、これでこの給与体系の中で、町長がその身になったときに、生活できるような状況なのですか。歯を食いしばってやっている人もいますよ、しかし、200万円以下の生計の中で。だけど本当に大変な状況にあるわけですから、現状認識としてお伺いいたしますが、これで本当にいいのかと、働く労働者として同じ正職員と似たような仕事をして、たまたまこういう任用によって、この賃金体系になったというだけであって、本来は働ける、暮らせるだけの賃金体系というのは当然必要だと思います。この点、もう一度町長、どのようにお考えなのかお伺いいたします。
答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)
お答えさせていただきます。私はこれで十分だなんて思ってません。しかし、さきにも申し上げましたように、他の地域給との格差が出てくると、私の立場、町長としてお前はわずかの町の人員のわずかの人を臨時で採用して、本当に豊かな生活をする給料を払っていると。しかし、他の人たちはそれについていって賃金をベースアップできるかというと、今の地域状況からすると、そういうことはなかなか難しい。ただ、私はそれでいいと思ってません。議員おっしゃるように大変と思ってます。しかし、何人かの町が公金で採用する臨時職員が、十分な生活できるとまでいきませんけれども、ある程度の生活ができる報酬をいただける。しかし、地元で働く多くの人たちは地域給の中で厳しい。この格差が出たときに地域の皆さん方の批判というのは私のほうに来るわけであります。ですから、これでいいとは全く思っておりませんが、そういった状況の中で私なりに判断をさせていただきながら対応させていただいてきたということで、御理解をいただきたいと。今後につきましては、今後で考えると思います。
質問 5番 米沢義英
私は率先して少なくても行政であれば、こういった労働条件を少しずつでも改善していくと。今回一部改正がされた部分もありますが、しかし、実態にまだまだそぐわないという状況が見受けられます。私、こういう努力がやっぱり社会を変え、地域を変え、またこの国を動かして、やっぱり少しでも、1円でも2円でも地域格差を是正するという方向に、今行くのだと思います。しかし、今の地域格差の是正というのは、働いている人たちや地域の営業されている方々がどんどん疲弊していっているという、この地域格差のやっぱり悪いところが出てきているわけであって、これを私は行政としてきっちりとこれを見ながら、町におけるこの賃金体系もやはり改善する必要があるというふうに思います。残業はなかなかできないような雰囲気も現場であります、聞いたら。そういうことも含めてきちっと是正するものは是正するという形が必要だというふうなことを述べさせていただいて、次、教育問題についてお伺いいたします。次に、西小学校の問題でありますけれども、教育長も現場等を見られて、十分理解されているというふうに思います。グラウンドについては、一時期予算がつこうとしたときもありましたが、粘土地ということでありまして、大幅に土だとか入れなければならないという形の中で、消えた経過があります。そういう意味で、やっぱり子供たちにしても保護者にしても、今待っております。体育館についてもそうだと思いますので、この5次計画の中で盛り込むというような話でありますが、この点5次計画のいつごろになるのか、この点わかればお伺いしておきたいというふうに思います。
答弁 教育長 北川雅一(教育長は2012年9月まで)
5番米沢議員の御質問にお答えいたします。先ほど御質問いただきまして、私のほうもお話をさせていただきました。5次総計の中で位置づけを取り進めるように、今、対応をしてございます。正直なところまだ具体的な最終煮詰めしてございませんので、建物等もかなり老朽化してきている各施設もございますので、そういう状況を全体的に踏まえ― 40 ―ながら、西小学校の講堂並びにグラウンド等についても対応していきたいというふうに考えておりますので、御理解を賜りたいというふうに思います。以上でございます。