みんなの議会

上富良野町議会 平成20年第3回定例会 2008年9月18日

(1)耐震改修計画について/(2)原油高騰に対する対応について/(3)福祉灯油の実施について/(4)介護保険について/(5)日中一時支援について/(6)公営住宅の環境整備について

2008年9月18日、上富良野町議会の一般質問で、米沢義英議員が「耐震改修計画について」「原油高騰に対する対応について」「福祉灯油の実施について」「介護保険について」「日中一時支援について」「公営住宅の環境整備について」について質問し、町長 尾岸孝雄が答弁しました。

質問者
米沢義英 議員
答弁者
町長 尾岸孝雄

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

会議録の目次ではこの議員の件名が 6 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の目次の表記です。

質問 5番 米沢義英

私は、次に掲げた項目について、町長に質問いたします。第1番目は、耐震改修計画の問題についてであります。この間、阪神淡路大震災では、6,400人を超える人たちが犠牲になりました。また、約21万棟の家屋が全半壊するという状況にもなりました。亡くなられた人の8割弱が、建築物の倒壊等による圧迫死であったということも報告されています。その9割が古い木造住宅であったと報告されています。倒壊した建築物の被害の傾向を見ると、昭和56年以前に建築された建築物に被害が多く見られております。この教訓をもとに、平成17年、平成18年度においては、改正耐震改修促進法が施行され、公共施設及び民間住宅の建築物の耐震化計画の促進が都道府県及び各自治体に求められるという状況になりました。特に、道内における耐震化診断の状況を見ますと、小中学校の耐震診断の実施状況率は、全国の93.8%に対して74.1%にとどまるという状況にあります。上富良野町においてはどうでしょう。耐震診断の未実施自治体に入るという状況の中で、今、近年では、宮城沖地震など地震が頻繁に起こるという状況の中で、その対応というのが早急に求められるという状況になってきています。また、この中においては、学校、病院を初めとする公共施設等においては、多くの人たちが毎日施設を利用するという状況を考えれば、緊急時の避難場所ともなっていることも考え合わせれば、一刻の猶予もありませんので、早急に耐震診断の、あるいは改修における早急な計画というのも求められていると考えています。この耐震改修促進法は、民間の住宅も対象になっており、各自治体においては、もう既に相談窓口の設置、耐震診断費用や家屋の耐震改築補助制度を設けるなど、建築物の耐震改修の促進のための措置を講じるという自治体も出てきております。建築物の地震に対する安全性の向上を図っていくというのは、何よりも公の自治体に求められている早急の課題でもあります。公共施設や民間住宅などの建築物に対する町のこれからの耐震改修促進計画の具体的な対応はどのようにされようとしているのか、この点についてお伺いしたいと考えます。次にお伺いしたいのは、原油高騰に対する対応についてお伺いいたします。原油や穀物の高騰が今や国民や住民の暮らしと影響に大きな打撃を与えるという状況になっています。その原因の一つと言われているのは、異常な投機マネーにあるとされています。その現況の中で、ある上富良野町の酪農家の方は、「飼料代が値上がり、昨年から見て3割も5割も高くなっている。燃料代も倍近くになるという状況の中で、本当に経営が大変だ」ということを語ってくれました。また、同時に、経営されている方は、「生産コストに占める燃料や飼料、資材価格などの割合が高くなってきている中で、燃料に依存する業種にとっては、さらに収益率も低下せざるを得ない」ということも、ある経営されている方は私に語ってくれました。このように深刻な状況が町においても進行しているという状況がはっきりあらわれています。また、上富良野町においては、保育所や老人保健施設などについても、まさにその影響を受けています。― 23 ―これらの施設を見てみますと、昨年の倍以上の燃料費がかかるのではないかという、こういう話であります。また、ある程度節約をしても、限界があるという状況であります。現在、皆さんも御存じのように、ガソリン等の値段については、若干下がったり、乱高下しますが、175円台、灯油においても120円台と、依然として高値が続いているという状況にあります。さらに、最近では、アメリカの金融機関の破綻に見られるように、日本経済にも悪影響を及ぼすのではないかという憶測が飛び交い、もう既にその影響も出てきております。行き先を失ったお金が原油や穀物などの市場にさらに流れ込むということになれば、この要因になって、また燃料の高騰や、それに関連する製品や商品の高騰にはね上がるという状況になることは明らかであります。いずれにいたしましても、暮らしや経営に影響を及ぼしているということを考えたときに、町の対応が求められると考えていますが、次の点について町長に見解を求めます。農業を営んでいる方々の飼料や肥料、資材等の高騰に対する支援策についてどのようにお考えなのか、お伺いいたします。2番目に、町の福祉行政の一翼を担っている保育所や介護施設などの福祉施設に対する燃料高騰による支援策についてもお伺いいたします。次にお伺いしたいのは、福祉灯油の実施の点についてであります。原油の高騰が今では生活関連の製品や商品、食料品などにその影響が出てきております。食料品については、物によっては2割から3割高くなるというものがあります。また、上富良野に住むある人は、「給与が上がらない中で、子供の学費や医療費が上がる。食べ盛りの子供を抱えての食料品の値上がりは本当に大変だ。切り詰めるにもなかなか切り詰めることもできない」と語ってくれました。また、あるお年寄りの方は、「これからまた寒い季節が来るかと考えると、灯油の価格の値上がりが本当に心配。少しでも厚着をして、灯油を使うのを少なくしようと、こう考えている」ということを言ってくれました。道内においては、昨年度、生活困窮者に対する福祉灯油購入の実施自治体が、176市町村に及ぶという状況になりました。そのうち、道の地域総合政策補助金で助成している169市町村の事業総額は約5億5,000万円、道の補助金の金額においては8,567万円でした。その対象世帯は6万7,000世帯で、生活保護世帯を福祉灯油の対応とした自治体もあり、その自治体は26市町村にも上るという状況になりました。昨年度、上富良野町においては、生活支援事業という形で実施され、当初の対象見込み数499名という方でありましたが、最終的には175名という状況になりました。いずれにいたしましても、暖房が必要な季節に入ります。高齢者を初めとする生活困窮者の方たちに対する灯油の生活支援は欠かせないと考えますが、支援基準の見直し等も含めた今後の町の対応についてお伺いいたします。次にお伺いいたしたいのは、介護保険制度の問題です。介護保険制度は、いい方向に進むどころか、ますます悪い方向に進むという状況も一部に見られます。高齢者に対する公的な介護サービスを提供する制度ではありますが、また、家庭や施設などで安心して介護が受けられるための支援の制度ではありますが、しかし、この間に至っては、制度の改悪が目まぐるしく行われるという状況の中で、受けたい方がなかなか思うように受けられないという状況も一部で見受けられます。そこでお伺いしたいのは、近ごろでは、生活支援をもっと充実してほしいという、そういう方も町におられます。社会福祉協議会では、そのような声にこたえて、今年度から独自の介護支援策として、高齢者の方を対象とした家事援助を望む家庭を対象として、生活支援を単独で行うという状況にあります。介護対象者の方は、サービスを受けようとした場合、一般1割負担で済みますが、しかし、介護認定になっていない高齢者にとっては、全額負担、実費負担という形になります。高齢者においては、日常の家事が困難だという方もおられます。そういう方にとって、家事援助をもっと行ってほしい、こういう声も聞かれます。そういう意味では、社会福祉協議会が実施した家事支援相当に対する支援策というのは、相当なこれから一定の需要やニーズがあるものと考えられます。多くの方にも喜ばれるものと考えます。今後、こういう点について、町に至ってはどのような対応をされようとしているのか、お伺いいたします。次に、日中一時支援についてお伺いいたします。町では、障害者の方を対象とした日中一時支援を実施しております。この制度は、当事者にとっても、介護されている方にとっても、大変その負担、精神的な負担、こう― 24 ―いうものにとっても大変喜ばれています。また、介護されている方の話を聞きましたら、「気の本当に休まる暇がない。もっと身近なところで、数日間でも安心して預けられるような施設があれば助かるのに」と語ってくれました。町においては、今年度からデイサービスという形で始めましたが、今後、町においても、ショートというのも対象にした受け入れ体制も必要だと考えますが、この点についてお伺いいたします。次に、公営住宅の環境整備についてお伺いいたします。公共下水道が設置されて数十年という形になりましたが、環境衛生面からも公共下水道が設置された経緯もあります。この間、町においては、公営住宅の改築とあわせて水洗化については検討したいと述べていましたが、しかし、一向に進まないという状況にあります。町の計画では財政難ということもあって、公営住宅の改築が進むということになれば、20年も30年もかからざるを得ないという状況は明らかであります。入居者からは、「水洗化の整備計画だけははっきりさせてほしい。一方で、こういった公営住宅の環境がどんどん悪くなっているのに、駐車場の利用代を取るのか」と、こういう声も聞かれるという状況になってきております。何よりも公の立場にある人たちが、このことを置いて財政難という理由にかこつけながら、改築計画、水洗化の計画を示せないというところに大きな問題があると考えます。そういう意味では、速やかに、この改築計画を待たずに、特別の対策をとって、公営住宅の水洗化未実施のところに至っては、早急な対応が必要だと考えますが、この点について、今後の対応についてお伺いいたします。

答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)

午前中の5番米沢議員の6項目の御質問にお答えさせていただきます。まず、1項目めの耐震改修計画についての御質問にお答えいたします。近年、日本各地で大地震が頻発しているところでありますが、頻発していることなどを背景として、平成17年11月に、計画的かつ効果的な建築物の震度耐震化の促進を目的として、各自治体による耐震改修促進計画の策定責務などを盛り込んだ法律の改正が行われたところであります。これを受けまして、都道府県が先行して耐震改修促進計画を策定し、これに基づき各市町村で相次いで計画が策定されてきているところであります。本町におきましては、既に3月に平成20年度の町政執行方針で述べておりますように、年内を目標に平成21年度から27年度までの7年間を実施期間とする耐震改修促進計画の策定作業を現在行っているところであります。この中で、町有施設と民間住宅の耐震化を内容として、年次的な対応を図ることとしております。なお、昭和56年以前の耐震化を要する、多数の人が利用する特定建築物については、町有施設としては、役場庁舎、上富良野中学校と東中小学校の校舎と体育館、また、上富良野小学校と東中中学校の校舎が対象となっておりますが、民間施設の該当の有無につきましては、計画策定の途上において調査を行ってまいります。また、民間住宅の耐震改修の促進に当たっては、国や道の助成に加えて、町としての支援措置につきましても必要であると考えておりますので、耐震診断費用や改修工事費用に対する助成制度の運用、相談体制の整備など、他の市町村での事例も参考にしながら、制度案づくりの指示を行っているところであります。次に、2項目めの原油高騰に対する対応についての御質問にお答えさせていただきます。1点目の飼料や燃料、資材等の高騰に対する支援についてでありますが、ふらの農協では、飼料に2,000万円、肥料に1億円の総額1億2,000万円の独自支援策を8月23日に決定したとの報告を受けております。その内容については、新聞で報道されたとおりであります。この原油価格高騰等による未曾有の物価高騰は、世界経済はもとより国内経済、そして、国民生活に重大な影響を及ぼしております。特に、日本の食料基地である北海道農業への影響ははかり知れないことから、町といたしましても、北海道町村会を通じて農業生産資材の高騰対策を初めとする各分野の10項目について、7月末に国の関係省庁に対して、諸対策を早急に講ずるよう強く要請したところであります。現在、北海道においては、今月9日に開会いたし― 25 ―ました第3回定例道議会に関係諸対策を提案中であります。また、国においても、先月末にようやく安心実現のための緊急総合対策として、事業費規模で11兆円を超える総合対策を取りまとめた状況にあります。このことから、町といたしましては、今後、具体化される国の経済対策や北海道の諸対策の内容を十分見きわめた上で、対応の是非について検討してまいりたいと考えておりますので、御理解を願います。次に、2点目の福祉施設に対する支援につきましては、現時点で町単独での施策は考えておりませんが、今後、国や北海道の動きや施策の情報を的確にとらえてまいりたいと考えております。次に、3項目めの福祉灯油の御質問ですが、村上議員の御質問にお答えしましたように、昨年に引き続いて、高齢者等に対し、冬の生活支援事業を実施するよう検討しておりますので、御理解願いたいと思います。次に、4項目めの介護保険についての御質問にお答えいたします。今年度から、本町の社会福祉協議会において、訪問介護サービス利用者を対象として、独自の日常生活に必要な家事支援サービスを展開しております。この事業は、要介護者が在宅で安心して日常生活を営むことができるように、介護保険で給付対象とならない家事支援サービスを有償提供するものですが、本町においても高齢化が進展しており、虚弱高齢者が住みなれた場所で生活していくために、この家事支援事業は必要と考えているところであります。事業開始後、利用度が低調な状況と聞いておりますが、町といたしましても、今後、この家事支援サービスがより効果的に展開されるように、関係者との協議を図り、課題の解決等について検討してまいりたいと考えております。次に、5項目めの日中一時支援についての御質問にお答えいたします。平成18年10月の障害者自立支援法施行に伴い、本町においても地域生活支援事業の一つとして、日中一時支援事業を実施しております。当初は、町内において利用できる事業所がなく、旭川市、富良野市など町外事業者に委託した施設の利用に限られていましたが、特に利用者の利便性を考慮し、本年4月から、ラベンダーハイツデイサービスにおいて、18歳以上の障害者の日中一時支援のため受け入れを開始し、現在、2名の方が利用をいたしております。また、子どもセンターを活用して、18歳未満の障害児を対象とした一時預かり事業を次年度より展開するよう、現在取り組んでいるところであります。今後においても、障害者を持つ方々のニーズにこたえるために、相談支援に努め、必要なサービスを受けることができるように進めてまいりたいと考えております。次に、6項目めの水洗化未実施の公営住宅の今後の対応についての御質問でありますが、平成20年4月1日現在、町が管理しております公営住宅は9団地438戸であります。そのうち水洗化となっている住宅は、宮町団地24戸、西町団地20戸、東中団地10戸(合併処理浄化槽)であります。東町団地40戸、泉町北団地24戸、富町団地50戸の総数では168戸、水洗化整備率は38%であります。水洗化未実施の公営住宅総数は、270戸であります。さて、御質問の今後の対応についてでありますが、残りの270戸の公営住宅は、そのほとんどが昭和40年代後半から昭和50年代前半に建てられたもので、30年の耐用年数が既に経過している住宅も多く、いずれも近年中に建てかえ更新時期を迎えているところでありますが、多額な財政負担を伴う改築工事は財政的にも厳しく、集中的に建てかえ工事を実施できない現状であります。また、耐用年数を過ぎた公営住宅の水洗化改修には、国の交付金の採択も難しく、これを町単独で実施する費用を捻出することは、財政的にも困難な状況にありますことから、現在のところ、老朽化や損傷程度を食いとめるために、維持的修繕等を優先せざるを得ない状況にあります。今後は、新築計画にあわせて順次水洗化を進めてまいりますと同時に、新築計画が長期間にわたる公営住宅については、国の交付金の対象となる改修方法がないものかも含めて、平成21年度をめどにストック計画の見直しを図ってまいりたいと考えておりますので、御理解を願いたいと思います。

質問 5番 米沢義英

まず、耐震改修計画についてお伺いいたします。町のほうでも御存じのように、18年度の耐震改修の促進法の中では、いわゆる公共施設と学校と含めた、多くの方が利用する施設等については、早急な施設改修の計画を持ちなさいという形になっております。上富良野町の状況を見ましたら、この間だけでもどういうものがあるということになれば、役場庁舎、消防署、西小学校体育館だとか郷土館だとか福― 26 ―祉センター、老人保健センター等もあります。そういう多くの方が利用されている施設が多数あります。そういう意味では、きちっとした、当然、優先順位をどういう計画で立てるのか、あるいは診断するのかということも含めてあるかと思いますが、この点、今後、まだはっきりしていないと思うのですが、今後はっきりさせるのだと思いますが、どういう状況になっているのか、お伺いしておきたいと思います。また、耐震診断の学校等を含めた年度別の計画というのはまだ立てられていないかと思いますが、この点もはっきりさせる必要があると思いますが、この点、どうされようとしているのかということ。それと、この改修促進法の中には、耐震診断の状況、あるいは改修の計画のめど等が立ったら、明らかにその状況を公表しなさいという形になっているかと思いますが、こういうものも含めて、行政としてやはり万が一の災害時に備える、そういう意味でも、この耐震改修の計画をさらに細かく立てる必要があると思います。今、他の自治体の改修における補助制度を見ましたら、岩手県や宮城県におきましては、耐震診断についても補助限度額を設けて対応する、改修においても、一般の民間住宅についても補助制度を設けているという形になっております。道においては、無料の耐震診断も行いますよというような、そういうことを促進するための施策も展開されていると思います。そういう意味で、きっちりとした対策をさらに持って対応する必要があると思いますので、この点、今後どういう手順を踏まえて、その計画を立てられようとしているのか、わかる範囲でよろしいですが、この点お伺いしておきたいと思います。

答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)

お答えさせていただきます。耐震改修計画の現状につきましては、今、担当で種々検討いたしているところでありますが、議員の御質問にありますように、18年に制定されました法にのっとった形で、我が町の耐震計画、改修計画を立てていきたいと考えております。今現在、検討している中にありましては、計画策定の背景と目的を押さえながら、上富良野町の現況を調査し、十分把握をいたしまして、想定される地震と被害の予測を立てさせていただいて、建造物の耐震化の現況状況を踏まえた上で、建造物の耐震化の目標を定めていきたいと。そして、その目標に従った建築物の耐震化を促進するための施策の展開を取り入れていきたいと考えながら、それらを総括した中での計画の推進を図っていく、そういう上富良野町の耐震改修促進計画を今現場で検討し煮詰めているところでありますので、これらが整い次第、町政執行方針で述べさせていただきましたように、今事業を年度内に対応していくように進めていきたいと。その中には、法で定められております、議員の御質問にもありました年度別の計画だとか、あるいは、それら民間、公共施設等々を含めた耐震度の状況等々の公表、これらにつきましても十分対応を図っていくとともに、先ほどお答えさせていただきましたように、民間施設に対しましては、国や道の状況を見きわめながら、町としての独自の補助制度等々も検討してまいりたいと思っておりますので、御理解を賜りたいと思います。

質問 5番 米沢義英

大まかな流れについてはわかりましたが、家屋、いわゆる公共施設の対象になっている昭和56年以前ですか、こういったものの耐震診断というのは、いつまでに終了されようとしているのか、詳細わかれば、お伺いしておきたいと思います。それに基づいてまた、全く一部改修でいいのか、あるいは、上富良野小学校のように全面改修がいいのかというような対策もとられるのだと思いますが、この点、お伺いしておきたいと思います。

答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)

御質問にお答えさせていただきますが、先ほどお答えさせていただきましたように、今年度中に計画を立案し、議員御質問にありました耐震度調査、そして、それに対する改修計画等々につきましては21年度をめどとしてスタートし、さきにお答えさせていただきましたように、7年間の計画で、27年度までの7年間を目途とした改修計画を立てていきたいと思っておりますので、御理解を賜りたいと思います。

質問 5番 米沢義英

わかりました。それで、ぜひ早急に、これ、多くの方が利用する施設が、やはりそういった地震が起きたときに、耐えられない。そこで大惨事が起きては困るわけですから、早急にぜひ対応をまず図っていただきたいと思っております。次に移らせていただきますが、原油高騰に対する対応についてお伺いいたします。今、この原油の高騰というのは、本当に経営されている方、農業者に至っても商店に至っても大打撃という状況になってきています。私たち共産党の議員団としても、道や国等におい― 27 ―てこの点を速やかに改善するよう、この間、要請行動も行ってきました。そこで、お伺いしたいのは、道と国の対応を見ながらこれらに対する対応を決めていきたいと考えているわけです。町は言っております。ふらの農協では、飼料や肥料の資材等に対する1億2,000万円の独自支援という形になりますが、総体的に割り振りしますと、そう大きな金額にはならないのかなと思っています。それで、やはりそういった意味で、カバーできるのであれば、町独自でも施策の展開というのも一定必要だと思いますが、確かに国の動き、道の動きという対応もあるかもしれませんが、やはりその点はどうなのか、独自政策としてやられないのかどうなのか、お伺いしておきたいと思います。2点目の福祉関連施設の問題でありますが、聞きましたら、もう既に、やはり昨年から見ても倍の燃料費がかさむという形の話も聞いております。それで、町としての、とりあえず実態把握というのはされているのかどうなのか。答弁聞きましたら、まだそこまでは行っていないような感触も答弁の中ではうかがいましたけれども、まず、実態把握をきちっとして、やはりその状況を知るということからする必要があるのだろうと思いますが、この点含めて、どう対処なさるのかという点。それと同時に、福祉を担っているこの施設についても、町単独の補助制度という点ではもう一度考える必要があると思いますが、この点お伺いいたします。

答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)

5番米沢議員の御質問にお答えさせていただきます。まず、原油高騰に伴います農業関係でありますけれども、これは先ほどお答えさせていただきましたように、ふらの農協はふらの農協としての独自の施策の展開をしていると。また、情報等々では、美瑛町におきましても、美瑛農協と町とが連動で対応するというようなことであります。月曜日の日、上川管内町村会の町村長会議を開催いたしまして、このことにつきましてもそれぞれの町村の状況等々の報告を受けたところでありますが、さきにお答えさせていただきましたように、私としても、この問題につきましては何らかの対応を図っていきたいなと考えておりまして、今、担当にその対応を検討するように話しているところであります。ただ、それぞれの町村でそれぞれの考え方がございます。例えば、肥料が何ぼ上がったから肥料を購入するのに助成すると、あるいは、トラクターの燃料が上がったからトラクターの燃料に助成するというような手法を講ずるところもあれば、やはり基幹産業の農業としての農業の経営基盤をどうするのかと。単価が上がったから、あるいは農産物が安くなったからということで対応するというよりも、経営基盤を確立するためにどうするかということがやはり必要かなというような意見交換もさせていただきました。そういう中で、他の自治体では、例えば、裕福に対応している農業者に対して、いるかどうか上富良野町としては情報をつかまえておりませんけれども、ある程度対応できる農業者に対して行政が支援する、あるいは、非常に苦労している農業者に対して支援する、同じことではいかがかなと。ばらまき的なものではなくて、やはり本当に苦しんでいる農業者に対する経営安定対策を講ずるというようなことを考えると、例えば、償還金利の補てんをするとか、いろいろな別な観点から農業者の農業経営の基盤安定化に対する行政としての対応を図っていくというようなことも含めた中で、やはり検討しなければならないなというのが各町村の考え方でありました。私といたしましても、そういった観点も含めながら、今後、課題整理をしていきたいなと。そしてまた、農業者の皆さん方の意見等々も掌握していきたいなと思っているところであります。また、福祉施設の問題につきましては、私のところでは、今、福祉施設としてあるのは3カ所ということで認識いたしております。この3カ所につきましては、今後、その情報ということにつきましては、それとなく個人的には状況を聞かせていただいておりますが、このことにつきましては、町といたしましてはこの3カ所に対する特別対応につきましては、先ほどもお答えさせていただきましたように、現状で特別な支援対策ということは考えておりませんが、議員からも御発言ありましたように、経営基盤の状況等々も含めながら厳しい状況でありますから、その情報を十分に収集させていただきながら、その当事者の御意見等々も聞かせていただきながら、行政としての対応ができ得るかどうかということにつきましても、十分判断を今後していきたいなと思っているところであります。また、これらのことにつきましては、御承知のとおり、国からの補助金、助成金等々で運営いたしておりますので、例えば、あるところでは、町が特別支援をすると、その分は国や道の支援策が減額されるというような問題点も抱えている分野もございますので、これがそうなるということかどうかはわか― 28 ―りませんけれども、そういうようなことも十分含めて検討しながら、町が優先することによって国の支援が減ってくるということではない、そういうような対応を図りながら、十分情報を収集して対処していきたいなと思っています。

質問 5番 米沢義英

これは農業者にとっても、町長おっしゃるように、農業基盤が本当に確立するかどうかというところが一番大事な問題ですが、なかなか国のほうは、食料の自給率等の基盤をやはりきちっと整えなかったというところに大きな問題があって、最近では、事故米という形の中で、ただ輸入せよというだけでのそういう問題がいろいろと社会に波紋を投げかけているという状況になっています。今後、作物にかかわる価格の変動等も当然あるでしょうし、今言われているのは、お米の収穫がかなりあるではないかということになれば、それにかかわってまた抑制政策が発動されるという形の中で、米の単価が引き下がるという問題も出てきております。そうしますと農家にとっては、本当に物の値段が下がって、仮に製品の値段が上がるということになれば、本当にまた手痛い打撃を受けるということになりますので、その点も含めて、国に対して、直接、仮にですよ、町が補てんするとしても、この部分はやはり生活政策的な展開としてやっているのだということで、制裁だとかペナルティーだとか補助金の引き上げという点では、やっぱり要請していっていただきたいと。するなということで必要だというふうに思います。また、福祉施策についても、きっちりと実態把握して、今後の展開にぜひつなげていただきたいと思っています。次に移らせていただきます。次は、福祉灯油の問題に移りたいと思います。昨年、対象世帯が、生活保護基準の1.1倍という形の話だったかと思いますが、この点、今回の答弁の中では、見直しも含めということも考えているということでありますので、こういうものも含めて見直しという形で進められようとしているのかどうなのか、お伺いしたいと思います。また、課税対象、いわゆる所得が多いという方に至っても、仮に90万円、あるいは90万円そこそこの超えた方でも、対象から外れるわけですよ、町の基準からいくと。今、各種の控除の見直しが行われ、老齢控除だとか、そういうものを見直し、製品や食料品の値段が上がるという状況の中で、所得そのものが実質目減りしているという実態があるわけで、このことをきっちり押さえた中で、やっぱり福祉灯油の実施基準も見直さなければ、ただ収入があるからというだけでは、特段の500万円だとか300万円だとかあればまた違うのかもしれませんが、それ以外でしたら、そう裕福な生活をしているとは思いません。そういうことも考えながら、福祉灯油の実施の仕方、この点、ぜひ検討を願いたいと思います。国においても補助する、道においても補助しますという形になっておりますので、ぜひ、この点どのようなまた対応されるのか、お伺いしておきたいと思います。地域商品券という形でまた支給するということでありますが、灯油に限定して券を発行するだとか、そういうのはどうなのかということも私は考えております。その点もあわせてお伺いしておきたいと思います。

答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)

お答えさせていただきます。まず、先ほど農業経営基盤の確立のための支援策、これにつきましては、先ほど来お答えさせていただいたようなことで対応させていただきたいと思っておりますし、また、福祉施設につきましても、そういった現状を十分認識しながら、対応を図っていきたいと思っています。そこで、福祉灯油の問題でありますが、さきに村上議員にもお答えさせていただきましたように、昨年度実施いたしました高齢者1世帯当たり93万円の収入、あるいは、ひとり親世帯2人家族で180万円の収入基準、障害者1家族当たり120万円の基準というようなことの中で対応させていただいたところでありますが、そのことによって175名という、当初予定していたよりも、我が町の非課税世帯の方々の収入が、他の収入が結構あるのだなという認識をいたしましたが、今、議員の御意見にもありましたように、生活基礎が相当変わってきているというようなことも含めますと、さきの村上議員にもお答えさせていただきましたように、ここのところを十二分に検討させて、今するように指示しておりますが、ここのところを十分対応しないと、幅広く支援するという形には整わないのかなというようなことを含めて、私としては、この分野を含めた中で、前年度の実績を踏まえた中で見直しを図って対処していくように進めていきたいと。そして、その中で基本としては、やはり商工業の皆さん方のことも含めながら、商品券の対応で進めていきたいなと思っておりますが、議員から御質問がありましたように、灯油券ということで単独で対― 29 ―応するということもなかなか難しいという部分もあります。ただ、私といたしましては、さきの村上議員にもお答えさせていただきましたように、前回は商品券としてぱっと渡しただけで済みましたけれども、今度は、これは基本的には他の生活物資よりも優先して灯油の購入に充てるようにというようなことをお願いしながら対応していければなというようなことも含めて、その内容すべてにつきましては、十分精査しながら、見直しを図って、また、それがまとまり次第、議員の皆さん方に御説明を申し上げて、予算措置等々の対応をさせていただきたいなと思っておりますので、御理解をいただきたいと思います。

質問 5番 米沢義英

生活困窮ということで、生活保護世帯には前回対象になっておりませんが、しかし、ここで町の資料をいただきましたけれども、実勢単価122円として、生活保護世帯の実勢単価から比べたら、7万2,000円の、いわゆる差が出るという形になっております。生活保護基準でいえば、冬期加算という形で、11月から3月の5カ月という形になりますが、実際、灯油をたくという、個人差はありますが、10月から4月ぐらいまでなのかなという部分も見受けられます。そうしますと、生活保護を受けているというだけで、加算があるというだけでこういう対象にはならないという問題も起きます。しかし、実際、実単価と支給されている単価は低く抑えられていますので、こういった物に対する対策というのは考えているのかどうなのか、お伺いしておきたいと思います。

答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)

お答えさせていただきます。生活保護世帯の件でありますが、これも検討するように指示しております。昨年は、対象外でありました。ただ、問題は、町が助成すれば、その分生活保護費がカットされると。削減されるという基準がございます。そういう観点からすると、町が支援して国の補助を減額させるということまで町財政は裕福ではありませんので、そういったことも十分検討させていただきながら、生活保護世帯の対応については、今、担当のほうに、これも含めて検討させておりますので、ひとつ、これらがまとまり次第、また御提案させて、説明させていただきたいと思います。

質問 5番 米沢義英

次に、介護保険の問題についてお願いいたします。町は、社会福祉協議会が行っている生活支援については、今後、効果的に展開されるようにということで、関係機関とも協議して検討に入りたいということでありますが、やはり実態を見ましたら、御存じのように、身の回りの整理をしてほしいという方が最近では見受けられます。そういう意味で、社会福祉協議会が行っている家事支援の部門というのは、本当に喜ばれる、そういう制度だと思います。今、1時間、聞きましたら1,500円だそうです。この1時間1,500円ということになれば、安いか高いかという論議が出てくるのかもしれませんが、介護認定を受けている場合は1割で済むという場合もありますので、そういう意味で、こういった部分の補助政策を行う、あるいは実態調査も含めて、やっぱり対応する必要があると思いますので、この点をお伺いいたします。

答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)

お答えさせていただきます。先ほどお答えさせていただきましたように、この制度は新たに社会福祉協議会が実施した事業でありますが、基本的には、細かいことは別といたしましても、民間の企業だとか、高齢者事業団の皆さん方だとかがこの事業の一部を展開している部分もございます。議員御意見にありますように、この事業については、それぞれ高齢者世帯が非常に多くなってきているという実態の中で、これを基本的に介護保険制度という制度の中でのみ見きわめるのでなくて、福祉という、高齢者福祉という観点の中から、地域において生活を対応していただける高齢者福祉という観点からも含めた中で十分見きわめながら、関係者との協議を図りながら、行政としての対応を十分図っていきたいものだなと私としては考えておりますので、御理解をいただきたいと思います。

質問 5番 米沢義英

わかりました。次に、日中一時の問題ですが、ここで、確かにこの制度が一定程度利用されている部分もありますが、しかし、やはり家庭の事情によっては、何日間かショートで見てはどうかという、そういうところもあればいいなという話も直接聞いたこともあります し 、 こ の 点 、 一 時 デ イ サ ー ビ ス で は な く て 、ショートという状況にも対応できるような、そういう展開というのも当然必要だと思いますが、こういうものも含めて将来考えをお持ちなのかどうなのか、改めてお聞きしたいと思います。

答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)

ただいま御質問にありました、一時預かりではなくて、二、三日というようなことの短期間のショートステイということだと思いますが、このことにつきましては、今、我が町の施設の中ではなかなか難しいという部分もございます。ただ、この周辺で、民間施設としてそういったところがあるのかどうか、あるいはこのような対応があるのかどうかということも、現状で私は掌握しておりませんが、今要望としておっしゃるように、介護しておる方々の考え方からすると、そういったことの希望というものも十分あるだろうという認識もされますので、こういった対応につきましても、行政が対応するということはなかなか難しいですけれども、そういった関連施設等々に対する情報の交換だとか、そういったことの対応を十分図っていくように、今後検討させていただきたいと思います。

質問 5番 米沢義英

ぜひ対応と同時に、身近なところにでもやっぱり対応できるようにしていただきたいと思いますし、できれば、上富良野町においてもそういう対応ができるのであれば、そういう可能性を追求していただきたいと思います。次に、公営住宅の問題なのですが、もうここに、答弁書のほうに書かれておりますが、いつ改築なのかわからないという状況の中で、非常にハエが出てきたりだとか、本当にひどいです。やっぱり快適な環境の中で住みたいという、若い人にとってもお年寄りの方にとっても、公営住宅の水洗化がなっていないというのは、非常にやっぱりマイナス要因だと思います。水洗化計画の中には、速やかにやはりこういったものは水洗化すべきだということが書かれているのですが、それ自体、町が守っていないということになるのではないかと私考えておりますので、この点、20年度以降、その計画をはっきり示したいという答弁でありましたけれども、こういうものも含めて現状認識として、町長はどのように対処されようとしているのか、改めてお伺いしたいのと、こういう町の公の立場として、やっぱり水洗化をする義務があると思いますが、この点、はっきりさせていただきたいと思います。

答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)

お答えさせていただきます。議員から御指摘を受けるまでもなく、法によっては5カ年間で対応しなければならないということでありまして、それを行政が的確に守っていないということにつきましては、十分反省をいたしているところでありますが、いかんせん、何百戸という住宅を抱えて、財政的な部分もありまして、今日までなかなかこれに着手することができなかったと。そしてまた、公営住宅の新築、改築につきましても、二、三年間財政的なことで先送りさせてしまったというようなことも反省しながら、今後21年度においては、これらの残された270戸の部分について、改築計画等々も含めながら、その対応を図っていくためのストック計画を見直して作成していきたいと思っておりますので、御理解をいただきたいと思います。

出典:上富良野町議会 平成20年第3回定例会 2008年9月18日 議事録 PDF(29ページ) 間違いを知らせる