みんなの議会

上富良野町議会 平成20年第1回定例会 2008年3月11日

(1)広域連合について/(2)白銀荘の運営について/(3)保健福祉総合センターかみんの活用について/(4)介護保険制度について/(5)環境対策について/(6)特別支援の放課後対策について

2008年3月11日、上富良野町議会の一般質問で、米沢義英議員が「広域連合について」「白銀荘の運営について」「保健福祉総合センターかみんの活用について」「介護保険制度について」「環境対策について」「特別支援の放課後対策について」について質問し、町長 尾岸孝雄、教育長 中澤良隆が答弁しました。

質問者
米沢義英 議員
答弁者
町長 尾岸孝雄、教育長 中澤良隆

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 5番 米沢義英

私は、さきに通告してありました点について、町長及び教育長に質問させていただきます。第1番目には、広域連合についてお伺いいたします。上富良野町では、行財政の効率化と町民の暮らしを守る立場からの環境衛生、串内、消防、学校給食を5市町村による共同事務処理を目的とした広域連合への移行を選択しました。この実施に当たっては、平成21年4月から実施に向けて今議会で規約が提案され、審議されようとしています。そこで、お伺いしたいのは、一つは、事務処理における経費が示されましたが、人口規模の小さな自治体ほど住民1人当たりの負担額が高くなる傾向にあると考えますが、町長はどのようにお考えでありましょうか。例えば、均等割で見た場合、富良野市が市民1人当たり450円、上富良野町は595円、中富良野町に至っては1,980円、南富良野町に至っては2,490円、占冠村に至っては6,210円と高くなる状況にあり、まさに均衡どころが、均等を欠くものと言わなければなりませんが、この点で是正するということが必要だと考えます― 71 ―が、この点について町長はどのような見解をお持ちなのか、お伺いいたします。二つ目には、学校給食について伺います。今、食の安全が求められています。より身近なところで地元の食材を使いながら、目の行き届く給食のあり方が求められています。上富良野町においては、1日平均1,121食の給食を提供するという状況にあります。また、地元の野菜等を使った地産地消の方向性を示して地元の食材を給食にも取り入れています。また、児童や生徒においてアンケート調査を行いながら、どのようなものが好きなのか、食べ物が好まれるのか、嫌いなのかというような形の中で、アンケート調査もとりながら、生徒や児童の声に合った食の提供を進めています。また、地元の農家に作付依頼をして、おいしい食材の提供に力を注ぐという状況にあります。これは、近隣の町村にない上富良野町ならではの特色ある食材の提供の仕方というところで、多くの人気があります。また、アレルギーの代替食も提供するなど、きめ細やかな食の提供に心血を注ぐという状況にあります。今、多くの方々から心配されているのは、広域化によって、こういうきめ細やかなサービスの提供が損なわれるのではないかという声が聞かれるのも当然であります。また、この間、学校、生徒や児童の保護者等に聞きましたら、学校給食の広域化が進んでいるという話については、わかっている方、わかっていない方ということになれば、細かく言えば、理解されているか理解されいないかということになれば、半数以上が理解されていないという状況の話が聞こえてきます。当面、町においては、自校方式で上富良野町の現体制の中で配食体制をとるから大丈夫だということを言っておりますが、それはそれとして、しかし何よりも心配なのは、現在のこのようなきめ細やかな食材の提供ができるかどうかというところに大きな問題があるのではないでしょうか。確かに、効率化という形の中で、財政の見直しや、あるいは、軽減という形の中から出てきた部分があるのかもしれませんが、しかし、食べ物という立場から立てば、すべてがそれで解消されるというものではないと私は考えています。上富良野町の地元でとれた食材を使いながら、また、アレルギー対策をしながら、子供や児童に喜ばれる食材の提供というのが何よりも大切だと考えます。また、学校関係者や生徒・児童の保護者に十分理解が進まない中でのこの広域化の移行というのは、いま一度考え直すべきではないでしょうか。また、上富良野町の経済的な波及効果という点ではどうでしょうか。約3,000万円のお金が地元に落ちているいるという状況を考えたときに、これが広域化になって、町が言うように、こういった経済的波及効果の後退を来さない対策も講ずるとはいうけれども、結局、中央集権の流れに乗って、地方はどんどん経済が小さくなるというのが今の流通経済、物流の流れ、あるいは、経済の進むべき方向を見ても明らかであります。私は、この立場からも、学校給食の広域化をいま一度見直すべきだと考えますが、この点についての町長の見解を求めます。次に、白銀荘の運営についてお伺いいたします。白銀荘は、町民の健康、保養のセンターとしての位置づけがされています。現在、白銀荘は、お客様の利便性を図るという形の中で、アウトソーシングという形で運営を民間、あるいは公社に移管するという状況になってきています。また、その中で、多くのお客様に喜ばれるような多様なイベント開催などに取り組むなど、一定の評価もしております。また、高齢者の方を対象にした利用料金の割引なども好評を得ています。しかし一方で、高齢者ばかりではなく、一般住民向けの割引制度があればもっと白銀荘を利用したいという、こういう声があります。景気の後退で利用客の減少も見受けられますが、何よりも地元の方に喜んでもらえる、地元の方が多く利用できる施設でなければなりません。アウトソーシングという形で運営委託しましたけれども、本来のアウトソーシングの中身というのは、委託運営されても公共性がより反映される、これが本来のアウトソーシングの意味、中身でありますから、こういう立場からも、町民が望んでいる高齢者以外の一般住民に対しても利用の割引制度を設けるということは大切だと考えますが、この点についての町長の見解を求めます。次に、保健福祉センターかみんの活用についてお伺いいたします。保健福祉センターかみんは、今多くの方に利用されています。例えば住民健診、各種の講演会、あるいは、合唱、演劇等の発表会など、利用されています。施設の管理上、飲食などは基本的に認められておりませんが、ホールを多く利用されている団体からは、少し規制が厳しいのではないか、多少のお弁当やジュース類、こういった飲食を伴うものを、ホール等でも利用した場合、これを緩和できるような対策を設けて、利用者が気軽に利用できるような施設に変えてほしいという声が寄せられています。今、多くの団体の声がこのような状況であります。― 72 ―町が言うように、ラウンジがあるからそれでよしとするのではなくて、100人使っても10人使っても一定の経費がかかり、多くの方に利用されるのであれば、多少の規制の緩和をして、多くの方に利用してもらう、これが本来の行政のあり方と私は考えています。また、高齢者の方に至っては、話し合える場所を今求めています。ラウンジ等で談話をする方もいます。また、あの大きな多目的ホールを利用して、あるいは子育ての保護者の方々からは、確かにかみんに子供たちを遊ばせる場所があるけれども、月に1回でもあの大きな広場で子供を遊ばせてあげたいと、このような声も聞かれるという状況であります。ですから、こういう声にこそ行政はきっちりこたえて、その要望に即した利用の仕方を検討すべきだと考えますが、この点について町長の見解を求めます。次に、介護保険制度についてお伺いいたします。国は、社会保障費の削減を行い、この間、老人医療費や、あるいは医療費の本人負担を引き上げるという状況になってきています。平成17年度においては介護制度の見直しが行われ、家事援助が必要だけれども受けられない、時間が短くなったなどの声が聞かれるという状況になってきています。また、この間、国や行政においては、自立支援を強調する余り、私は自立支援を否定するものではありませんが、実態に即した介護認定や制度が実現しているのかどうなのか、これが私は疑問だと考えています。予防重視という形で取り組まれた介護保険制度が、今、大きな曲がり角に来ているという状況にあります。上富良野町の平成18年度の介護認定者の状況を見ますと、408人、要支援1に移行した方が75名に上るという状況になっています。特に家事援助における時間の短縮、利用者の方々からは、もう少し家事援助の時間をふやしてほしいという声が聞かれるという状況にあります。町としても独自の支援策を設けるべきだと考えます。この間、決算においても、訪問介護等の低所得者における補助制度利用者が年々減少するという状況の中で、いま一度、介護制度の利用のあり方、見直し、実態に即した家事援助の支援などにきっちりと予算措置を行い、認定された方の支援を行うということ、これが町に今求められていると考えますが、この点について町長の見解を求めます。次に、環境対策についてお伺いいたします。今、地球規模での温暖化対策を含めた環境対策が、地方自治体にその取り組みが一層求められてきています。町においても、ごみの分別収集の取り組みがなされています。さらに、リサイクルによって温暖化対策などによる貢献もされてきています。住民の方にとってみれば、もっとそのリサイクルの状況、あるいは温暖化対策の状況をきめ細やかにわかりやすく周知してほしい、このような声も聞かれます。二酸化炭素の削減が何トンできたのか、例えばこのような数値で住民に情報を知らせるなど具体的にすれば、今、住民の皆さん方が取り組んでいるごみのリサイクルや分別収集がどう社会に貢献しているのかという点でも、わかりやすく情報が提供されれば、一層ごみの分別、リサイクルを前へ押し進める要因となりますから、今、行政に求められているのはこういう取り組みではないでしょうか。また、この間、多くの企業を含めた自治体では、環境省が決めた認定制度、エコアクション21の取得を住民とともに進めるという取り組みが進められています。今、温暖化などの環境問題に取り組むか取り組まないかによって自治体のイメージが大きく変わるという状況になっています。風光明媚な上富良野町、自然豊かな上富良野町でこそできるまちづくり、地球温暖化防止対策に基づいた、促進法に基づいた実行計画を策定し、その実施状況を公表する、住民とともに環境リサイクルを進める、こういう実行性が今求められていると考えますが、町においての今後のこの取り組みについてお伺いいたします。次に、特別支援についてお伺いいたします。今、学校での特別支援対策の強化がされつつあります。学校放課後の子供たちの居場所という点では、特別支援の子供たちについてはないというのが現状であります。確かに、町においては学校放課後事業の居場所づくりという形の場所を提供しておりますが、しかし、発達支援の子供たちに至っては、多種多様な動きをするということもあり、現状の指導員では対応できないというのが実情であります。このことを考えたときに、この子供たちが学校放課後、安心して過ごせる、そういう居場所づくりをきっちり行政としても確保するということが何よりも大切になってきていると考えますが、この点についての教育長の見解を求めます。

答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)

5番米沢議員の1項目の広域連合に関する2点の御質問にお答えさせていただきます。初めに、1点目の共通経費の小さな自治体に対する負担の見直しについてでありますが、5市町村の協議の中で、これまで広域連合設立時の負担について協議、議論を重ねてまいりました。その結果、広域連合スタート時はこれでいこうということで、今― 73 ―定例議会へ富良野広域連合設置議案の規約に合意した負担をまとめ、提案させていただいているとおりであります。この負担の見直しにつきましては、規約の附則にも規定しておりますように、平成21年度の業務開始から3年目を迎える平成23年度に見直しの検討を実施することを明文化しておるわけであります。その時期を迎えましたら、5市町村の協議の中で検討してまいりたいと存じますので、御理解を賜りたいと思います。次に、2点目の学校給食の広域化の見直しに関する質問でありますが、さきの村上議員にもお答えさせていただきましたとおり、学校給食事務の広域連合の加入につきましては、教育委員会の決定を経て広域連合への移行を行うものであります。本町においては、既に校長会及び学校給食会においても説明をし御理解を得た上で、本年1月16日開催の第1回教育委員会議で決定し、その報告を受け、最終的には富良野広域連合準備委員会において決定いたしたところであります。さらに、教育委員会議で決定した後には、保護者の方々には学校給食事務の広域連合への移行についてのチラシの配布を行い、説明を希望されるPTAにつきましては出向いてお話をさせていただいておりますことから、一定の御理解を賜っているものと認識をいたしているところであります。学校給食事務の広域化につきましては、先ほども申し上げましたように、既に今定例議会へ広域連合の設置議案を提案申し上げており、現在、見直す考えはございませんので、御理解を賜りますようお願いをいたしたいと思います。また、懸念されております地産地消や地元経済への波及効果についても、さきの村上議員にもお答えさせていただきましたとおりでありますので、御理解を賜りたいと思います。次に、2項目めの吹上温泉保養センター白銀荘のお年寄りを除く一般町民の方への割引制度についての御質問にお答えさせていただきます。現在行われております冬期間におけるお年寄りの方などへの割引については、白銀荘の指定管理者である株式会社上富良野振興公社と、同業者である民間温泉施設とが協議の上、互いに理解をし合い、全施設が自主的に実施いたしているところであります。御承知のとおり、平成18年度からは従前の管理委託制度を改め、民間事業者等にも開放する指定管理者制度のもとで、その選定作業の結果、上富良野振興公社がその役割を担っておりますが、料金の割引などにつきましては、あくまでも指定管理者が十勝岳温泉地区の同業者との関係などを十分に考慮されて判断されることに期待いたしていると考えております。また、現在の燃料高騰や、同地区の入込客数の推移を考えたとき、営業的には非常に厳しい実態にありますので、難しい課題でもあるのではないかと思っており、御理解を賜りますようお願いしたいと思います。次に、3項目めのかみんの活用についての御質問についてお答えさせていただきます。保健福祉総合センターかみんは、保健福祉活動の拠点の総合施設として位置づけているところですが、その中で、多目的ホールは住民健診の場となるほか、講演会や文化団体の発表の場などや、また、エアロビクス、軽体操など、多目的に利用されておりますが、使用に当たっては、規定によりあらかじめ許可を受けていただき、また、飲食については、通常は多目的ホール以外の部屋でとっていただいております。また、出前講座の一環として、かみん多目的ホールを利用して、グループで健康講座を開くなど、少人数の利用であっても、あらかじめ日程等を調整し、使用することができるわけであります。このほか、町民の皆さんが、教養、娯楽や交流活動の場として自由に使える場としては、ふれあいホールや十勝岳ラウンジなどがあり、飲食も可能であります。保健福祉総合センターとしての機能を維持していくために、各部屋の目的に沿った利用方法を継続することが必要と考えておりますが、利用される方の御意見を聞きながら、必要と思われる事項は改善策を講じるなどして、町民に親しまれる保健福祉総合センターとなるよう努めてまいりたいと思います。次に、4項目めの介護保険制度についての御質問にお答えさせていただきます。平成18年度の介護保険法の改正に伴い、制度全般の見直しがなされ、現在、介護予防、自立支援を強化する視点で制度運用が行われております。日常生活で支援や介護が必要な人に対しましては、意欲や能力を引き出す目標志向型のサービスを提供していくとともに、さまざまな支援を講じていくよう居宅支援事業所のケアマネージャーが利用者個々のニーズに応じたケアプランを作成しているところであります。利用者が支給限度基準額を超えて介護サービス等を受けることが必要な場合には、特別給付として、町条例に基づき、本町が独自に定めるサービス料を上乗せした給付を行う制度がありますので、この利用を含め、みずから選択した各種のサービスや制度を利用しながら、住みなれた地域で安らかな生活を― 74 ―営むことができるよう、事業の充実に努めてまいります。次に、5項目めの環境対策についてでありますが、今日の環境問題は、今までのような公害、騒音、ごみといった身近な問題から、酸性雨、地球温暖化など、地球規模の大きな問題に発展しております。平成9年に温暖化防止京都会議において温室効果ガス削減にかかわる議定書が採択されましたことから、地球温暖化対策の推進に関する法律が平成11年4月に施行され、国、地方公共団体、事業者、国民が一体となって地球温暖化対策に取り組むことになったところであります。上富良野町においては、地球温暖化対策地域推進計画はまだ策定しておりませんが、できるだけ早く策定に向けて努力をしてまいりたいと思います。日常、住民に対する啓発としては、平成19年度に策定いたしましたごみ袋に温室効果ガスの削減取り組み周知などの啓発広告を載せており、また、毎年実施している小学生のクリーンセンター見学時にも、地球温暖化対策についての啓発を図っておりますので、これらを継続してまいります。なお、エコアクション21は、中小企業向けのガイドラインとして認証登録制度として創設されたものであります。市町村の事業所としての取り組みは、地球温暖化対策推進法において環境への負荷を減らすための目標を設定して、計画的に取り組むための市町村実行計画を策定することによって推進するよう規定されていることから、地域推進計画にあわせて地域実施計画を策定するよう努めてまいりますので、御理解を賜りたいと思います。

答弁 教育長 中澤良隆(教育長は2008年9月まで)

5番米沢議員、6項目めの特別支援児等の放課後対策についての御質問にお答えをさせていただきます。現在、特別支援学級に在籍している児童のうち、数名の児童が放課後プラン事業に登録をしていただいております。今後におきましては、現在取り組んできている放課後プラン事業の中で、特別に支援を要する子供たちの受け入れが可能であるのか、また、新たな受け入れについての体制が必要であるのか、実態把握を含めて、保護者の方々や学校、関係機関との協議を進めてまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りますようお願い申し上げます。

質問 5番 米沢義英

広域連合の均等割の問題についてお伺いいたしますが、確かに、規則、条例等においては、今後、見直しがされるという話でありますが、しかし、最初からわかっているものについては、きっちりと最初から対応できるような手法をやはりとるべきだと考えています。この点、やはり待たずに手直しできるものは、時間がかかってもいいから手直しをするということが私は大切だと思いますので、この点、どのように理解されているのかお伺いしたいと思います。経費の全体的な予算を見ましても、やはり占冠村が富良野市の倍を払わなければならないという実態がこの数字で明らかになっているのです。そういうバランスを欠いた中での算定の基準がどうなのかなという私は素朴な疑問がありますので、やはりそういうことを放置して、わかっているのに3年後にまた見直すというのでは私は納得できませんので、この点、もう一度答弁をお願いいたします。次に、学校給食の問題でありますが、確かに町長がおっしゃるように、これは住民の理解を得たのかどうなのかという点で、まだまだ疑問な点がたくさんあります。保護者の理解という点では、学校給食が広域になっても永遠に上富良野町で続くのだと思っている方々がいるのです。多くですよ。そういうことが本当に理解につながっているのかどうなのか。それで、何年になるかわかりませんが、最終的に統合されてくるという話でありますから、そういう方向での理解が不十分な中での広域のあり方というのは私は疑問に感じます。この点、どうなのかという点です。それと、もう1点、さらにお伺いしたいのは、学校給食のこの取り組みというのは、本当に上富良野町ならではの地元の食材を使った形で行っています。富良野市で見ましたら、食材等、市場から直接搬入されているそうであります。そういった点で、顔の見える、やはり地元の食材を使える点では、本当に上富良野町の給食センターのあり方というのは、今の安心・安全の立場からも、よりその効果というのが発揮されているということです。また、器に至っても、現在の富良野広域圏の給食というのは、入れ物に給食だとか副食だとか主菜だとかがいろいろ入ってわたっていくそうですが、上富良野町は陶磁器を使ったお皿だとかお茶碗を使って、本当にそういった意味で生徒や児童のことを考えた食材の提供、給食のあり方というのが一貫して追求されてきているのです。これはお金に換算して変えられないものと私は考えております。こういう意味で、もう一度この点の見直しが必要だと思いますので、この点、町長はどのようにお考えなのか、お伺いいたします。次に、白銀荘の問題でありますが、確かに町長が― 75 ―おっしゃるように、指定管理者制度でそれを判断するのは、経営上のこともありますから、白銀荘の側、いわゆる受託業者の側だということだと思います。しかし、この指定管理者制度の本位というのは、そこに必ず行政の、やはり公共性をそこに効率性と同時にあわせ持った運営を行うということで設定されているわけですから、ここに町長の意見をきっちり述べるということをしないで、ただ業者に委託したと、だからあの受託業者の判断だということにはならない性質のものだということを町長はわかっているのですか。そこを押さえた中で言えば、やはり割引制度を望んでいるということであれば、やっぱりそういう立場からきちっと助言する、改善を求めるというのが本来のアウトソーシングの中身だということをよく頭に詰め込んで、やっぱりやってほしいというのが、今、住民の望んでいることですから、この点、町長、どのようにお考えなのか、お伺いいたします。次に、保健福祉センターかみんの問題であります。確かに、多目的に住民健診やいろいろなことに使われますから、確かにそういう規制があるのだというふうに、また条例にも書かれおりますし、特別のことがあった場合は町長の判断等に起因するところがあるということも書かれております。しかし、やはり苦情として多いのは、なかなか町に言えないのだというのです、やっぱり。器が大きくて、私のこのか細い声を町に言おうとしたら、やっぱりみんなが見て、気が引けてなかなか言えないのだと。やっぱりそれは本心だと思うのです。やっぱりこれだけの施設ですから、やっぱり空いているときがあれば、あるいは飲食を多少伴う、大酒を飲むだとかそんなことはありませんので、軽い弁当だとか軽食だとか昼食だとか、そういった場合に遭遇した場合、利用してもらうだとか、そこの場で利用してもらってもいいのではないかという声がたくさんあるのです。子育ての部分においても、広いところで遊ばせたいという声もありますので、やはりそういう声を生で聞いて、きっちりと対処するということが今必要になってきているのだと思います。そういった点では、社会教育の体育館、ああいう立場からの多くの人に利用してもらうという、やっぱりそういうところが今大事だと思いますので、この点、ラウンジがあるからいいのではないかだとか、そういうことではなくて、改善の余地があるかどうなのかという点、きっちり町長の見解として求めておきたいと思います。次に、介護保険制度の問題でありますが、この答弁の中に、上乗せ制度があるのだからいいのだということを言っています。それを利用してくださいと。しかし、実態、そう多くはありませんけれども、何 人 か の 、 介 護 認 定 を 受 け て い て 、 生 活 状 況 をちょっと見ました。そうすると、自立支援や、あるいは家事援助が必要なのだけれども、介護の認定上、時間が30分だと、あるいは1時間だと。そうすると、やっぱりお掃除もしてほしいけれども、今の制度では認められていないと。あるいは食事もつくってほしいけれども、時間がなくて、ヘルパーさんも走って、慌てて食事をつくるというような状況に今なっています。そういう実態だということを18年度の決算でも言いました。余剰金も3,000万円出ているのだと。こういう余剰金を介護保険料の引き下げや、こういうところにこそ、望む介護者のところに予算を組んで、きっちりとフォローできるような支援体制をつくるべきではないかということを言いました。それで、上乗せ制度がどう利用されてきたのかということで、ちょっと見てみたいと思います。平成14年度の介護の低所得者の利用が31件ありましたが、18年度については0件になりました。それで、14年度の在宅サービスの利用促進補助は219件ありましたが、現18年度の決算で51件になりました。こういうところを見ただけでも、今の自立支援という形、あるいは予防給付という形の中で、本来やっぱり受けなければならないサービスが、所得制限を実施してそこから閉め出すだとか、そういうような形もやってきたのです。そういう弊害が、利用者のサービスの提供、あるいは、ケアマネジメントのときに利用者にそういう制度があるということが十分伝わっていないのかどうなのか。こういう実態があるのだということを、担当者も含めて、町長も現状把握もっとすべきだと思いますが、そして改善すべきだと私は考えていますけれども、町長はどのようにお考えなのか、お伺いしておきたいと思います。次に、環境対策の問題でありますが、今後、町のほうでは、その実行計画等を持っていないということで、つくるという方向性を示しました。大変いいと思います。国の示す地球温暖化の防止対策促進法の8条には、20条においても計画を策定するということが求められています。そして、3条には国の責務、4条においては公共団体のそれを実行する上での責務が条例で求められています。こういうことも含めて、いま一度、その推進計画をつくるのとあ― 76 ―わせて、また、いつごろを年度としてその計画をつくられようとしているのかお伺いしたいのと、もっと上富良野町のリサイクルだとかをしている、こういう問題について住民にわかりやすく、今以上にやはり工夫すべき内容があるのだと思うのです。出前講座でもいろいろありますけれども、やっぱりそういった職員の持っているいろいろな力を借りながら、住民とともにリサイクルが年間何トンできているのだと、そういう分別収集がどのように私たちの生活に、環境を守っているのかという、そういうものも含めて、いま一度、分別や周知の方法についても改善が必要だと思いますので、この点、あわせてお伺いしておきたいと思います。次に、特別支援についてお伺いいたしますが、これはいろいろ、一緒にしたらいいのか別に区分けしたらいいのかという点では、いろいろ問題もあると思います。多くの子供さんのいる中で、こういう子供たちも成長させたいという点から言えば、今の居場所づくりの中でも十分対応できる部分があるのかもしれません。ただ、やっぱり行動そのものがいろいろと不規則、変化する子供たちでありますから、この点で、もしも同じ場所で対応するとすれば、指導員をきっちり、極端な話でありますが、1対1でつけるなど、相当の工夫が必要だと私は考えております。こういうことも含めて、今後、十分現場の意見や保護者の意見も踏まえながら検討していただければと思いますので、この点、もう一度教育長の見解を求めます。

答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)

5番米沢議員の再質問にお答えさせていただきます。まず最初に、共通経費における広域の負担割合の件でありますけれども、議員に御発言いただいておりますように、確かに人口割で対応すると大きな差が出てまいります。これは、基本的に今までの一部事務組合の負担状況と広域連合にかかわる負担につきましては、それぞれ精査して対応してきたということが基本であります。そのことによりまして、共通経費、すなわち議会費だとか、あるいは共通にかかわる経費は、これは一自治体として均等に負担すべきであるということが基本であります。例えば、私どもの上川南部消防事務組合、上富良野町に本部を置いて対応しておりますが、議会費等々においては中富良野町と50、50の負担割合で対応しております。そういう算出で対応してまいりますと、どうしても小規模自治体の人口割の規模が大きくなると。これは、ある面では共通経費の負担を一自治体として負担していくということについては非常に厳しいわけでありますが、正直申し上げまして、この数値になるには、まだまだいろいろな過程がございました。ただ、議員が御心配されておりますように、一挙に小規模自治体の負担の割合が大きくなることは避けたいということを前提とした中で、今回、5自治体が先ほどお答えさせていただきましたように妥協し合った負担割合がこの数値であると。今後におきまして、3年後に見直しをということにしておりますので、その段階でまた見直しをするわけでありますが、当然にして一自治体として負担すべきものは均等に負担していくという前提になろうかと思いますので、小規模自治体においてはその負担割合というのは軽減といいますか、少なくなるということはなかなか難しいのかなと。広域連合の負担につきましては、議員も御承知のとおり、均等割と応能割と応益割の三つの方法でそれぞれの自治体の負担割合を定めておりますので、そういう対応の中で今回スタートさせていただいているということで、御理解をいただきたいと思います。次に、学校給食の問題でありますが、このことはさきにもお答えさせていただきましたように、また、行政報告でも報告させていただき、町政執行方針でも述べさせていただいておりますように、今回、このような形の中で進めていくということでありますが、議員も御心配になっておりますいろいろな課題につきましては、町といたしましては、現在の対応からサービスが低下する、いろいろな課題が大きく対応しないように、特に努力をしていかなければならないし、また、現在しばらくは自賄い方式で対応しますが、今後、広域連合の中で、この上富良野の給食センターの対応している特色のあるいい部分については、特に広域の中で採択を受けるように今後大いにその対応を推進していきながら取り進めてまいりたいと思っておりますので、ひとつ御理解をいただきたいと思います。それから、白銀荘の軽減対応についてでありますが、議員の御発言のとおり、この白銀荘は町民の保養センターとして開設をいたしておるわけでありますが、この対応において、町民に対する保養センターの利用促進も含めながら、還元すべきものは還元していくというのが基本的な考え方でありまして、私も就任当初、その対応を図っていこうということで進めたところでありますが、基本的にそのことによって民間の施設に圧迫を加えるというような状況が生ずることは避けなければならないと。また、白銀荘の建設に当たって、十勝岳地区の温泉施設との中でいろいろな協定をさせていただいた― 77 ―というか話し合いをさせていただいた中に、一つには、例えば給食、食事の提供は差し控えるというような部分だとか、いろいろなことがありまして、白銀荘だけが対応するということは、他の3施設に対する波及効果、影響がものすごく大きいというようなことから、今回の老人の対応につきましても、常にこの制度については施設の皆さん方と協議をして、お互いに共同歩調で対応できる範囲の中で運営をさせていただいているということであります。私も議員の御発言にありますように、町民に対する還元、これは白銀荘、町民保養センターとして対応すべきであるという認識は持っておりますので、しかしながら、さきに申し上げましたように、地域民間の業者の方々との協議ということは大切であると思っておりますので、今後もそういった中で推進をさせていただきたいと思いますので、御理解をいただきたいと思います。次に、保健福祉センターかみんでありますけれども、かみんの利用につきましては、議員御質問にありますように、多額の財政投資をした施設として、多くの町民の皆さん方に利用していただくということが前提であります。町民が利用する中にあって不便さがあるとするならば、見直しを図って利用の促進を図っていくというのが当然にして、設置以来の規制でそのままずっといくのだということではないということで御理解をいただきたいと。議員から御発言のありました件につきましても、今後、十分内部検討させていただきながら対処したいと思うわけでありますが、ただ、あの施設は無料ではないと、施設は有料で対応しているということでありますので、自由に使うということと有料との、その対応をどのようにするかということを十分見きわめていかなければならないと。しかし、多目的ホールにつきましても、空いているときは自由に使ってもいいのでないのという考え方というのは、これは当然にして理解ができるわけでありますが、そのためには、例えば、開放する期日を設定して定めるとか、利用のないときに定めるとか、そういうようないろいろな手法を考えながら、有料との関係をどのように対処していくかということを前提として考えていかなければならないというふうに思っておりますし、また、多目的ホールで食事等々をということでありますが、御案内のとおり、あそこはじゅうたんを敷いてある床でありまして、食事をこぼしたりいろいろなことがありますと汚れてくるというようなこともございまして、現在、自由に飲食をすることは禁じているのが現状であります。そういったことの対処等々も十分検討しながら、例えば、飲食を伴うときは何か敷くとか、いろいろなそういうことも考えながら、そのことにつきましても検討を加えていきたいと思っております。ただ、要は、あの施設が町民の皆さん方に大いに利用していただけると、そういう体制整備はしていかなければならないと思っておりますので、御理解をいただきたいと思います。次に、介護保険の問題でありますけれども、このことにつきましては、議員も御承知のとおり、今期の18年度から始まりました介護保険制度におきましては、その制度そのものがある面では介護予防を重点とした中で、自立支援を重点として対応していくと。今までのような生活支援、あるいは買い物等々の支援等々が本当にでき得ない人に対しては対応していかなければならないけれども、ある程度、体の動ける方々を、食事の買い物だとか生活支援だとかということで、余りにも過保護にするために、逆に体の自由がきかなくなる、運動をしなくなるというようなことで、マイナス効果が出てくるというようなことを解消するために、今の第3期目の介護保険制度におきましては、現在のような見直しがされているということでありますが、御案内のとおり、今年度は3期目の最終年度と。国もこの制度をまた見直して、来年度からは新たな4次の介護保険制度が立ち上がるわけでありまして、そういったことを見きわめながら議員のいろいろな課題につきましても、町として介護保険制度の有効な対応を図っていくように努めてまいりたいと思っておるわけでありまして、今期、20年から改正して対応していくということは今考えておりません。新たな介護保険制度がことし立案されるわけでありますが、それを見きわめた中で、我が町としての介護保険制度のサービスの内容について十分検討してまいりたいと思っております。また、議員御質問にありました、町の条例で定めた上乗せ制度につきましては、議員の御意見にありましたように、17年度におきましては利用がありましたけれども、18年度、19年度はゼロである、利用がないと。このことについては、条例があって上乗せを対応をしていても利用者がないということは、何か欠陥があるのか、あるいは必要がないのか、そういった部分も十分見きわめながら、次なる21年からの第4次介護保険制度の中で十分対応してまいりたいと思っておりますので、御理解をいただきたいと思います。それから、例えば、介護保険におきます介護特会の余剰金だとか積立金、これは法律によって他に流用できないと、保険料に反映させるということが前提になっておりますので、この余剰金、基金等々に― 78 ―つきましては、第4次介護保険料の中に対応するようにしなければならないという法律の定めに従ってまいりたいと思っております。最後に環境対策でありますが、議員御発言のとおり、今、上富良野町におきましては一歩おくれているということは私自身も実感として認識をいたしているところでありまして、市町村の実行計画につきましても、21年度をめどに早急に策定をしながら、地域推進計画をつくって、実行計画をつくり上げながら対応してまいりたいと思っているところであります。議員から御発言がありましたように、我が町におきましては、クリーンセンターの建設に伴いまして、住民の皆さん方の一般廃棄物の処理に対する多大な協力をいただいていると。このことが地球温暖化、温室効果ガス削減にどれだけの効果があるのかということは、私も気になるところであります。そういった部分を十分に検証しながら、これから町におきましても、行政としてエコアクション21への対応も含めて考えてまいりたいと思っております。もう少しいろいろな情報の中で、例えばアイドリングストップを何分間したら何グラムの削減につながりますよというようなことをもう少し住民にPRする。例えば、100ワットの電球を1時間消灯したら何グラムの削減になりますよといった、生活に密着した細部にわたってそういった部分を十分広報していけるようなことも含めながら、21年度に向けての計画策定の中で取り組んでいきたいと思っておりますし、このことにつきましては、広域の中でも、一町村が対応するのでなくて、議員の御質問にありましたように、この圏域は観光地として、また、景観、自然を守る地域として観光に力を入れているというようなことから、一自治体が対応するのでなくて、広域の中で取り組んではどうかというような発言もありまして、そういったことを進めていこうというような話も出ておりますし、過日、鴨下環境大臣においでいただいたときにも私どももお話をさせていただきましたが、富良野圏域、富良野、ここはもう観光としてすばらしいところだと。ならば、今、議員の御意見にありましたように、この温室効果ガスの削減だとか、その対応についていち早く手を挙げろやというような御指導もいただいておりますので、圏域としてもこの問題に対処していくように努めていきたいと思っておりますので、御理解をいただきたいと思います。

答弁 教育長 中澤良隆(教育長は2008年9月まで)

5番米沢議員の特別支援の放課後対策についての再質問にお答えをさせていただきたいと思います。まず、特別支援を要する子供たちにつきましては、先ほど議員の御発言にもありましたように、障害の程度だとか、また、不規則な行動をとるということは、そういうことは当然だと思っております。そして今、我々が放課後対策として放課後プラン事業を行ってきておりますが、これは子供たちの安全で安心な放課後の場所を確保するということが大前提であります。そのときに、特別支援を要する子供たちも本当に安全で安心にお預かりできる体制をその放課後プラン事業でできるのかどうかということは、非常にいろいろと研究もしなければなりませんし、また、場所の問題だとか、いろいろなことを検討していかなければならないと思います。それから、議員から御指摘がありますように、指導者、本当に重い子供たちを受け入れる場合については、1対1の受け入れも必要になってくることも想定されますので、本当に教育委員会だけではなくて、この放課後の特別支援を要する子供たちの受け入れをどのような形で町全体で支えていったらいいのか、また、教育委員会からの発信をした中で協議を進めてまいりたいと考えているところであります。

質問 5番 米沢義英

広域連合の点について、もう一度お伺いいたします。学校給食の点については、これは恐らく、どうしても集中されますから、やっぱり言葉では考慮したという形になるのかもしれませんが、やはり各種のいろいろな実態を聞きましたら、どうしてもすぐ身近で利用できるもの、距離の問題がありますから、10何キロ、20キロという形の中で、そういう問題があります。すぐ利用できるものだとかということの問題だとか、あらかじめ調達といっても、やはり富良野市の場合は一定の業者が集中的に請け負っているという形になっていますので、そこで食材を購入するという形になりますと、当然、地方がはじかれてしまうと。そういう状況が多少なりとも見受けられます。やはりそういう意味で、今、上富良野町の行っているこういった食材の提供を、現況の中で可能な限り続けていくということが今求められているのだと思っています。ただ、経済的な面で言えばどうなのかという点でありますが、しかし、それに至ってもいろいろな問題点があるような気もしますので、私はやっぱり地元の食材を使いながら、地元の人たちがかかわりの中で、やっぱり目配りができるところでも食材の提供をやると。将来的にいろいろな経費の問題もある― 79 ―のかもしれませんが、やっぱりそこを目安とした上富良野のあり方というのをもう一度追求していくべきではないかと考えておりますので、この点、確認しておきたいと思います。次に、分担の問題では、それぞれ均衡がとれないという問題があるということでありますが、やはり余りにも負担が本当に重いのです、自治体にしたら。やっぱりそういうことが決まっているのであれば、わかっているのであれば、確かにここまで来るまでにはいろいろな課題もあったのでしょうと思いますが、やはりもう一度是正することが可能であればやっぱり是正するべきだと思いますので、この点。白銀荘の問題については、今後、十分協議されるということで理解していいのか、全く協議しないということではなくて、周りの民間の運営されている方とも協議して、一歩一歩そこに近づけていくという形の理解を求めるという形での、そういう考えで受けとめていいのか、確認しておきたいと思います。次に、介護保険の問題については、もう一度確認いたしますが、実態調査も含めて、もう一度やっていただきたい。これは行政だけの問題ではない、国の問題もありますので、一概には単純にいかない部分もあるのかもしれませんが、やはり介護認定を受けられて、自立支援、あるいは、家事援助をある程度自分でしなさいよという方がおられますが、見ましたら、やっぱり家事援助はただ食事をつくるだけではないのです。掃除をするのではない。そこで何が変わってきているのかといったら、介護を受けている方とのコミュニケーションが出てくるのです。こういうものが、時間の短縮によって短縮されたりだとか、そういう実態があるということなのです。それを機械的に自立支援だということでそっちの方向に踏み出そうとするものだから、そこが見えなくなってしまうというのがやっぱり上富良野町にもあるのだということを確認の上、実態調査も含めて、もう一度検討されるのかどうなのか、この点、確認しておきたいと思います。

答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)

5番米沢議員の再々質問にお答えさせていただきます。まず、広域で実施する学校給食の問題でありますが、先ほどお答えさせていただきましたように、我が上富良野町の給食センターにおきましては、特色ある対応をしているというのは議員の御意見のとおりでありまして、そのことは私自身も認識をいたしているところであります。やはり大きくなれば、それだけ末端まで目が届かなくなるという危険性が十分にあるわけでありますが、町といたしましては、このことによりまして現在のサービスが低下するような、また、安心・安全が低下するような、そういうことにならないように全力を尽くして対処していかなければならない。そしてまた、基本は、やはり学校給食ということは、やはり食育の推進にもかかわるわけでありますから、町が計画を立てた食育推進計画も含めながら、圏域における食育の推進ということも含めて、ひとつ対応していかなければならないなと認識いたしております。それとともに、食材については、何としても地場の農畜産物の利用を促進するように、ある面では価格はある程度高いとしても、安ければいいというのでなくて、地場産の農畜産物を利用していくような対応を、今、当分の間、我が町におきましては自賄いで従前のとおりの対応をしていきますが、広域連合の中には加入するわけでありますから、発言権も生ずるわけでありますから、その中で十分に広域連合の中で給食業務の改善、是正も図りながら対処していくように努めていきたいと思っております。また、広域の負担金につきましては、私自身も議員が御懸念のように、やっぱり先ほど申し上げました小規模自治体としての負担が非常に大きくなるということは十分認識をいたしておりますが、その反面、また一自治体としての責務がどうなるのかということを考えますと、今、小規模自治体の長の方は頭を悩ませていると思うわけでありますが、負担が大きくなるから云々というよりも、自治体としての責務をどうするかということも含めながら苦慮しているのではないかなと思っております。このことにつきましては、かといって広域としてそこに負担を強いていくという形になりますと、円満な運営ということも難しくなるわけでありますから、ここらあたりはどの程度がどうなのかということも含めて、現在の負担割合から23年に見直すときに十分にそういった部分も検証しながら、また、一自治体として負担と責任の対応についても十分認識しながら配慮していかなければいけないなと認識いたしておりますので、御理解を賜りたいと思います。また、白銀荘の問題につきましては、さきにお答えさせていただきましたように、今後の運営の中で十分、指定管理者が地域との協調を図りながらこれらの問題についても取り進めていくように、協議を重ねていくように進めていきたいと思っているところでありますが、御案内のとおり、今、この4施設におきましては、非常に集客力が低下して、経営上非常に厳しくなってきているというのが現状であります。そういった中にありますけれども、そういっ― 80 ―た地域住民に、町民に対する門戸を開けることによって利用促進にもつながるということも一部期待をしながら、これらにつきましては指定管理者のほうで地域との協議を重ねながら対処していくことを期待してまいりたいと思っております。最後に、介護保険制度の件でありますが、自立支援という今回の第3期の介護制度の中で、いろいろな見直しがなされてきたと。その中にあって、議員が御懸念もしているように、やはりコミュニケーションの不足、そういった部分が十分出てきているというような部分を私自身も認識いたしております。確かに、ある反面、食事の対応だとか買い物だとか掃除だとかということを余り細かくサービスといいますか、提供することによって、本人の運動能力が低下していくようなことにつながれば、これは介護保険制度の持つ意味から反しますので、本人の持つ運動能力をより一層引き出していくということが大切であります。それを低下させるような余りにも過度なサービスの提供はいかがかなと思いますが、ただ、その人、その人に対する、やはり地域としてのコミュニケーションの問題につきましては今後の課題として、第4次の介護保険制度の制度そのものを見きわめながら、この課題についても検討していくことを前提として、今後の新たな介護制度に向かっていきたいと思いますので、御理解をいただきたいと思います。

出典:上富良野町議会 平成20年第1回定例会 2008年3月11日 議事録 PDF(85ページ) 間違いを知らせる