上富良野町議会 平成15年第4回定例会 2003年12月14日
(1)ごみ袋の代金について/(2)農産物の地産地消について/(3)上富良野小学校周辺の通学路について
2003年12月14日、上富良野町議会の一般質問で、岩田浩志議員が「ごみ袋の代金について」「農産物の地産地消について」「上富良野小学校周辺の通学路について」について質問し、町長 尾岸孝雄が答弁しました。
- 質問者
- 岩田浩志 議員
- 答弁者
- 町長 尾岸孝雄
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 7番 岩田浩志
私は、さきに通告してありました3項目について御質問したいと思います。まず、1項目めとして、ごみ袋の代金について御質問をしたいと思います当町において、ごみの処理が有料化になって1年が経過して、町民がごみの分別にもなれ、減量化ということでは、もう定着したと思われます。そこで、可燃、不燃ごみ袋の価格が45リットルで1枚90円という価格について、近隣の市町村と比較して、3倍以上の町民負担を強いられている実態、ごみというのは生活上必要不可欠なものであり、随分と高いと思いますが、町長はどのようにお考えか、お伺いしたいと思います。続きまして、2項目めの農産物の地産地消についてということで御質問をしたいと思います。広報かみふらの9月号に、地元農産物を地元で消費というタイトルで、8件の直売所の紹介がありましたが、大変よい企画だと思いました。また、直売所の持っていない方でも自宅で販売したい方は大勢いると思います。全農業者を対象に、掲載希望を募って臨時増刊号のようなものを発行することができないでしょうか。本当に安全で新鮮な農産物が町民がどこの農家からでも買うことのできる広報紙の企画をお願いしたいと思います。農業支援策として、この提案についての町長の所見をお伺いしたいと思います。また、町として、今後農業者に対しどのような事業並びに支援策をお考えか、またお伺いしたいと思います。続きまして、3項目に、上富良野小学校周辺の通学路について御質問したいと思います。通学路、若葉通りから北1条通り、また北3条通りにおいての通学路の街路灯が少なく、また、あっても暗いということ、また街路灯の回りの木の枝が邪魔になり、十分に歩道を照らしていないと思われます。最近頻繁に起こっている少年少女誘拐など、子供たちに対する犯罪がふえている中、子供たちを犯罪から守るため、周辺の街路灯の整理を初め、街路灯の増設を早急にすべきと思いますが、町長はどのようにお考えか、お伺いしたいと思います。以上3項目の御答弁をよろしくお願いしたいと思います。
答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)
7番岩田議員の御質問にお答えさせていただきます。まず、ごみ処理に関する御質問についてでありますが、一般廃棄物の収集運搬処理にかかる経費の一部を排出者である住民の皆様に御負担をいただくために、平成14年7月開会の第2回臨時町議会において、上富良野町廃棄物の処理及び清掃に関する条例の改正について議決をいただき、平成14年10月1日から有料化を実施いたしているところであります。有料化を実施する目的については、実施を前に、議会を初め住民の皆様へ説明会等々において申し述べてまいりましたとおり、1点目は廃棄物を燃やすごみ、可燃ごみと埋めるごみ、不燃ごみなどの非資源化物とペットボトル、プラスチック類等の再生利用や、再使用できる資源化物に分けて、非資源化物の排出をできる限り抑制し、将来に向けて地球環境の保全に努めること。二つ目には、上富良野町が一般廃棄物の収集運搬処理に要している費用が年間3億円以上要しており、一段と厳しさを増している町財政を圧迫していることから、その費用の一部を、排出者である住民の皆さんに御負担をいただくこととするものであります。御負担をいただく方法として、多くのごみを排出する方には多い手数料、減量等に努力して少なくごみを排出する方には少ない手数料を負担していただく、排出量に応じた重量制を用いております。なお、負担いただく料金の換算については、有料化の対象となっている燃やすごみ、可燃ごみ、埋めるごみ、不燃ごみ、破砕するごみ、粗大ごみの非資源化物にかかわる収集運搬費用のうちの施設の設置費用を除いた3分の1程度を御負担いただいているところであります。近隣の市町村と比較して、料金が高いとの御指摘でありますが、各自治体等によりましては、分別収集処理及び処理施設の投資など、形態や有料対象が異なることなどから、それぞれの状況によって差は生ずるものと考えております。当町の現状手数料につきましては、受益と負担の関係から、機会を見据えて増額改定も視野に入れる必要を感じているところでありますので、御理解を賜りたいと存じます。次に、2点目の農産物の地産地消についてお答えさせていただきます。今年度の町広報の9月号に、直売所の紹介したほか、7月号にも生産者と消費者との交流の場として、中央コミュニティ広場の一部を開放する農畜産物の直売所開設の呼びかけをして、地産地消の一事業としてPRを行いました。地産地消を実施しているグループもあり、地元消費者との交流の促進、地元農産物の消費拡大、品質の向上など、農業分野のシェアを広げていくためにも積極的な参加を呼びかけ、場所の提供など今後も引き続き支援をしていきたいと考えております。また、今後ともさらに農業、商業、観光を連携させた地場農産、畜産物のPRのための各種イベントの直売所開設場所の提供や情報発信など、町の活性化に向けた取り組みを行ってまいりたいと考えております。次に、上富良野小学校周辺の通学路の街路照明に関してでありますが、北1条通り、北3条通りにつきましては、学校敷地内立木等の影響もあり、明るさが遮られる部分があることも御指摘のとおりであります。北1条通りにつきましては本年10月、地域町内会からの御意見をいただき、双方で現地調査を行い、照明等の球切れや一部支障木の枝打ち等を了し、地域町内会の生活灯整備協力をいただきながら、現在は地域からも良好な状況であると評価を得ているところであります。北3条通りに関しましては、上富良野小学校から若葉通りの間は、生活灯2灯と街路灯3灯が設置され、現状では地域町内会等からの特別の御意見等はいただいておりません。なお、両通りに関しましては、生活灯と街路灯が混在していることもあり、地域町内会とも連携を図りつつ、環境確保に努めてまいりたいと考えております。また、周辺立木の影響につきましても、関係施設管理者等とも協議を行いながら、必要に応じて枝打ちなどの協力をいただくよう、調整をいたしてまいりたいと思います。
再質問 7番 岩田浩志
まず、第1項目めのごみ袋の代金についての再質問をいたします。ごみを減量化するために、多少の有料化はいたし方ないかと思いますが、ごみを有料化にしてから随分ごみが減りましたという所管のお話も伺いました。ごみが減ったということで、経費の軽減が図れたのであれば、町民の皆様の努力により経費が節減できたので、10円でも20円でも安くしますよと。さらに、分別においては、まだまだ十分ではないので、もう少し吟味していただけると、さらに減額できますというのが本来かと思いますが、町長の答弁の中に、時を見据えてさらに増額したいとありましたが、このお考えからすると、目的は単にごみを減らしたいというだけでなく、財政補てんの部分が非常に強く、聞こえは手数料と柔らかいのですが、単なる間接的な増税ではないかと思います。私なりに5市町村、また近隣の市町村のごみ袋の価格を調べてまいりましたが、ほとんどの町が袋程度の町民負担と思われ、基本的な考え方として、ごみ処理においては、直接町民負担にすべきではないという観点からの考えが非常に強いと思われます。当町の町民も高いとは思っていながら、よその町はどのようになっているのか、知らない人の多さにも驚きました。その背景には、本当に十分な情報提供がなされていなかったのではないかと、このように思います。財源が減少した背景には、本当に住民の生活が驚くほど悪化していると考えられ、日々1円単位で買い物をしている奥さんたちにとって、90円もするごみ袋にごみを入れなければいけないむなしさを考えたとき、ごみ袋に大きな町民負担をかけるというのは、決してよい方法とは思えません。確かに各市町村によって、ごみの処理方法も考え方も違うと思いますが、高いということからどういうことが起きているかというと、隣町のごみ袋を買って隣町へ捨てに行くと、こういうことが起きています。いたずらにやっているわけではなく、本当に後ろめたさを感じながら、そうせざるを得ないのが実態であります。この点について、町長のお考えをお願いいたします。2番目の農産物地産地消についての再質問をいたします。先ほどの私の説明が十分でなく、なかなかわかりづらかったかと思いますが、農業者は作物をつくるという点では確かにプロですが、まだまだ売るということについては、本当に苦手な部分かと思います。今日、顔の見える農産物ということで、消費者にも強く求められてきておりますし、また町民の方もどこへ行って買えばよいか、情報が十分ではありません。現在、直売所をやっておられる方々の御苦労は、一方ならぬものがあると思いますが、しかし本当にお客さんに喜んでいただけたときの感激は、何ものにもかえがたいものがあり、それが日々の励みになり、家庭において大きな光になっていることは事実です。この喜びを1人でも多くの農業者に味わっていただき、農業婦人たちが本当に元気でいてほしいと願うものであり、町としてもいろいろ対応されていますが、どうか多くの方々にきっかけを与えるため、今後とも場所の提供を初め、永久保存版となるような広報紙等における紹介も含め、御支援をお願いするものであります。16年度において、イベント等具体的に企画があれば、お教えください。3項目めの上小周辺の通学路についての再質問をいたします。北1条通りにおいては、秋から見ると枝の整理がなされ、また電球の整備もされ、幾分明るくなったかと思われますが、夏になると、また木の枝葉により明かりが遮られると思われ、北3条通りにおいては、グランド側には街灯がなく、実際歩いてみると木が生い茂っていることから、本当に物騒です。先月の19日でしたか、富良野において児童が3人組の男の人に声をかけられるという事件がありました。大きな事態には至っておりませんでしたが、各学校に注意を呼びかけられたということがありました。今後ますますふえるであろう児童に対しての犯罪に対しても、もっと明るくすべきであり、両通りとも思い切った剪定と街路灯の増設をすべきと思いますので、よろしくお願いいたします。以上。
答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)
7番岩田議員の再質問にお答えさせていただきます。まず、ごみの有料の問題でありますが、その自治体自治体でその有料の額については、また有料か無料かということについては違うかなというふうに思いますが、私といたしましては、現在の財政状況、今議員から財政補てんではないかということでありますが、そのとおりであります。かかる経費を受益者負担の原則で御負担いただく。量を出す人も、量を出さない人も、同じ行政負担ですべてを実施するということではなくて、先ほどお答えさせていただきましたように、受益者負担の原則で量を余計出す人は余計負担をしていただく、少なく対応する、分別等々で努力する方々は経費は少なく負担する。再利用する、リサイクルする部分については、無料でありますので、袋代だけでありますので、そういう観点でおります。ただ、今現在有料化の部分につきましては、量は減ったとは申しましても、かかる経費がそれほど大きく減額していないというのが現状であります。やはり巡回に回る収集車につきましては、同じ回数で同じように回転をしているというようなことと、焼却費用だとかそういったものについては、大きく変動はなされていないというのが現状でありまして、町は当初このかかる経費の2分の1を受益者の方々に御負担いただきたいということで御提案申し上げましたが、議会の議員の皆さん方が、一挙に無料が有料になるのに無理であるというような御判断から、現在はかかる経費の3分の1を受益者負担でいただいているということでありますが、将来的には厳しい財政の中で受益者負担の原則を維持していくことに相なりますれば、10分の1、あるいはそういった形で改正を進めていかなければならないというふうに考えているところでありまして、無料ほどいいことはありませんが、それでは財政がもたないということでもございますので、財政状況を見きわめながら、ごみの料金の見直しについては対処していきたいというふうに思っております。次に、地産地消の問題でありますが、先ほど再質問にありました永久版的な広報紙の発刊をということでありますが、このことにつきましては、町といたしましても町広報紙を通じて連続的に、あるいは繰り返しこれらの情報を町民に提供することによって、農業者の皆さん方のこの直売、地産地消に対する直売意識を高揚するとともに、消費者との連携を図っていく、そういう機会をつくるために、直売所の施設、場所等々の提供等々も含めながら、今後そのPR、広報につきましても、町広報紙の中で対応できる範囲内で繰り返し対処してまいりたいというふうに思っておりますので、御理解をいただきたいと思います。最後に、通学路の街路灯及び生活灯の件でありますが、今樹木等々につきましては、今後議員のおっしゃるとおり、枝が伸びてくるわけでありますから、これらにつきましては、先ほども申し上げましように、関係施設管理者あるいは地域の皆さん方との協力を今後も対応していただきながら枝打ちを続行し続けてまいりたいというふうに思いますし、また特に暗いところにつきましては、街路灯という位置づけがなされるのか、あるいは生活灯という位置づけがなされるのか、ここらあたりを十分地域の状況を見きわめながら、地域全体の不公平のないように対処していくためにも、地域住民会と調整を図って、この設置に向かっては対処していきたいと思っております。街路灯につきましては、御案内のとおり住民会から要請を受けてまして、町が補助金を出して建設するということに相なっておりますので、住民会から、その要望がなされるような対応で対処していくようなことも含めて、今後地域と協議を重ねてまいりたいというふうに思いますので、御理解を賜りたいと思います。
再々質問 7番 岩田浩志
1点だけ、ごみ袋の代金についてということで再々質問をいたしたいと思います。町民の1人として、よその町の方にごみ袋の価格を聞かれたときに、大変恥ずかしい思いをしたのは私だけでしょうか。ごみ袋に過大な手数料をかけるというのは、本当に住みづらい町というふうに思いますが、町長はいかがお考えですか。
答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)
7番岩田議員の再々質問にお答えさせていただきます。先ほどもお話し申し上げましたように、私はすべてが無料であることが町民にとってはいいと、これはもう私自身も有料で対応しているわけですから、それは十分認識いたしております。しかし、今町財政は非常に厳しい状況になって、今3億円からのこのごみ処理費用を負担している。このことにつきましては、やっぱり何と言っても、こういった部分の受益者の負担というのは基本である。これからはより一層受益者負担の原則のもとにあって、応分の受益者の御負担をいただくか、その事業を中止するか、あるいは先ほどもお答えさせていただきましたように、行政にかわって町民の皆様方が何らかの形で継続していくか、そういうような手法をとりながら、今後20億円から削減しなければならない、その削減の原資を求めていかなければならないというふうに認識しておりますので、御理解を賜りたいなというふうに思います。