本別町議会 令和6年第1回定例会 2024年3月12日
さらなる農業振興対策を
2024年3月12日、本別町議会の一般質問で、方川一郎議員が「さらなる農業振興対策を」について質問し、町長 佐々木基裕が答弁しました。
- 質問者
- 方川一郎 議員
- 答弁者
- 町長 佐々木基裕
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 8番 方川一郎
それでは、あらかじめ通告してあります1問について、一般質問をさせていただきます。さらなる農業振興対策をということで、質問させていただきます。新年度予算が発表されましたが、さらなる農業対策が重要と考えているところであります。昨年は、十勝の生産取扱高が史上2番目となったところでありますが、しかしながら生産費の高騰によって、生産者にとっては厳しい1年となったところでありますし、特に、酪農家には非常につらい年となったということであります。新年度予算では、新年度予算は今後審議されますけれども、農業振興対策ということでは、十分に対応できた予算だと捉えているのかを、まず伺いたいと思います。また、例としては、近年は農家の借入額が非常に多くなってきていると。このコロナ禍の中で相当、当初の予定以上の借入れが行なわれたということを聞いております。また、そういう意味では本町も利子補給等を今までもやってきたところでありますけれども、さらなる見直しも考えて対応する必要があるのではないかと思いますし、また、基幹産業である農業の振興のために、さらなる対策が必要と思います。そこで、町長の考え方をまず伺いたいと思います。
答弁 町長 佐々木基裕
〔登壇〕方川議員からのさらなる農業振興対策をについて答弁をさせていただきます。新年度予算の農業振興対策につきましては、農地基盤整備事業をはじめ、新規就農者等支援事業や地域農業支援事業、種バレイショ作付奨励事業、地籍調査事業を継続し、鳥獣被害対策の新規事業といたしまして、既存鹿柵現況調査を実施する予定としております。また、畜産では、農協と共に生産基盤の回復に向けた乳牛導入支援を行ない、酪農生産基盤の維持と向上が図られるよう支援してまいります。予算編成に当たりましては、例年と同様、農協と農業振興を効果的に推進するため、現状の課題や今後の方針等について、十分な協議を行なっているところであります。昨今の農業情勢につきましては、農林水産省で発表されている農業物価指数によると、コロナ禍前の令和2年と比較して、農業生産資材は1.2倍、肥料価格は1.3倍、飼料価格は1.4倍と高騰、もしくは高止まりをしており、それらに加えて酪農経営者は生乳抑制も重なり、経営に大きな影響を及ぼしている状況は把握しているところであります。今後もどのような対策が必要なのか、農業者個々の経営状況について農協と連携し、情報共有に努めてまいります。いずれにいたしましても、本町の基幹産業である農業の振興のために、社会情勢と営農実態を見極めながら、利子補給を含めてどのような対策ができるか、本別町営農指導対策協議会を中心とした各関係機関と継続して協議をし、より効果な施策を進めてまいりたい、そう考えております。以上、答弁とさせていただきます。
再質問 8番 方川一郎
再質問させていただきます。ただいま町長から答弁がありましたけれども、生乳増産といいますか、乳牛の改良、導入も新たにつくったということ。以前も、過去にありましたけれども、そういう意味では導入する段階ではかなり、そういった意味では役に立つのかなと思っていますけれども、まだまだ増産体制になったとは私は捉えていないということで、今後また、生乳の増産という形にはなかなかなっていかないのかなと思っています。全国の酪農家戸数も1万戸を割るというような、今年中にはなりそうだというような報道もありますし、本町の直近でも、ただいま酪農家としての戸数は41戸までに減少したということで、40戸割れも近いのではという話もあるところであります。そういう意味では、酪農家は一度やめるとなかなか再生産といいますか、復帰しないのが常でありまして、戸数増はなかなか難しいのかなと思っています。そこで、やはり営農計画の段階においてでも、借入れを前提とした営農計画が近年、かなりの戸数がそういう状況であると伺っております。そういう意味では、やはりそうした、今までは借入れの関係の農地取得云々の基盤強化であるだとか、そういった資金の対応の利子補給はなされてきたところでありますけれども、そういう意味では前向きな投資の利息補給といいますか、そういったことも考えにあるのかなとは思っていますけれども、今後、やはり営農計画段階で何億円もの借入れ前提とした営農計画を立てているという現状があって、またさらには組勘整理において、さらに追加で何億円も融資を受けているという現状があるわけで、非常にそういう意味では、今後においても非常に、価格等がやはり、高く見積もるような状況にはならないということで、非常に生産費の上昇分が価格でカバーできないのが今の常でありますので、町としての対策といいますか、そういう意味では先ほど申し上げましたように、金利の補給等も含めてそういったことと、また、先ほども議論の中にありましたけれども、北海道糖業が細断を中止したということで、あの副産物として、生パルプが本町の酪農家等もかなり利用して、令和4年中は1万トン以上利用されていると聞いておりますし、また、令和5年におきましては、日甜の芽室工場からその半分近い5,000トンが、副産物としての取引がなされているということであります。そこで、やはり今度、今まで自賄いで、近いから工場から取り寄せていたという状況が発生しておりましたけれども、今、運送会社に委託して、そしてそこから運んでいる。お聞きするところ1台8トン積んで、それで運賃3万3,000円というようなお話を伺っております。それもやはり農家負担になって、非常にさらに同じ副産物の取引でもそういう輸送コストが高くついている現状があります。そういう意味ではやはり、これも農協と町との相談になるかと思いますけれども、そういった面での輸送賃の補助だとかそういったことも、今年の10月以降に、やはりそれがまたスタートするわけですから、そういった考え方も必要ではないかなと私は考えているところでありますので、そういう意味では今後そのことも含めて、やはりまだまだ検討できる余地はあるのかなと思っていますけれども、再度、町長の考えを伺います。
答弁 町長 佐々木基裕
方川議員の再質問について答弁をさせていただきます。私、先ほど答弁を申し上げ、また方川議員からの御質問の趣旨にもありましたけれども、昨年は十勝での生産取扱高が史上2番目ということになっておりますが、ただ、収入的には向上したけれども、では実際、所得はどうなのというところに目を向けると、先ほど答弁させていただいたとおり、各種の資材、肥料、飼料等の値上がりにより、所得はかなり減っているというところでございます。そういった観点で私どもも、全道の他の自治体の首長方と共に、今後、農林水産省等々につきまして、農業所得を向上するための対策等について、今後、要望なり要請をしてまいりたいと考えております。はっきり言いまして、所得補償をきちんと国にやっていただくと、そういった方向で要望を進めてまいりたいと考えておりますが、直近、本町の状況といたしましては、先ほど方川議員からありました、今、酪農家は41戸、そして、さらにこれが40割れをするだろうという推計も出ておりますことから、しっかりと酪農家に支援をしていかなければならない、そう感じているところでございます。町の利子補給等につきましては、農地流動化資金とか営農経営基盤強化資金を基に、平成28年度、それから平成30年度、冷湿害ですとか、また、災害時におきまして利子補給もしている経過もございますし、また、今般の酪農情勢を見ますと、今後も農協と十分協議をしながら、必要と判断した場合、新たな利子補給も検討してまいりたい、そう考えているところでございます。また、北糖の砂糖生産終了に伴うパルプの関係でございます。今、お聞きするところによりますと、生パルプの話でございますが、北糖本別工場のときは1万トン、そして日甜のほうでは5,000トンの取引があるということであり、8トンのトラックで運搬が3万3,000円程度かかるということでありますので、この辺も農協と情報共有する中で、どういった支援ができるのか、今後検討してまいりたいと考えているところでございます。当初予算におきましては、酪農家の分につきましては、乳牛導入1頭につき1万円を支援する生乳生産基盤安定特別対策事業を新たに実施することとし、予算計上しております。そういったことに加え、さらなる支援が必要となった場合には、それぞれ各関係機関と十分協議しながら検討してまいりたいと考えておりますので、御理解いただき答弁とさせていただきます。
再質問 8番 方川一郎
また、さらに質問させていただきます。まず、今、答弁がありましたけれども、今後また農協と相談して対応していきたいということでありました。また、一昨年、昨年もそうでしたけれども、臨時会等々において営農資材高騰対策の特別支援事業等で1戸5万円、あるいは面積、また家畜飼養頭数割とか、そうしたことが実施されてきたところでありますけれども、新年度においてもそうしたことが実際やれるのかどうかということの見通しについてはどうなのか。またそういう対策が打てるのか、まずお聞きしたいと思いますし、先ほど町長からも答弁あったところでありますけれども、中央要請等々の関係もありますけれども、あらゆる面で、町財政で大きくこうした対策に予算を割くということは非常に難しいと私も思っているところでありますけれども、そういう意味では今後、十勝町村会、あるいは十勝の活性化期成会等々を通じてですが、やはり中央要請等々も、町長かなりそういった面でも実施していると思っておりますし、またそうした機会が今後も多々あると思いますし、そういうことも増えてくるかと思います。そうしたことの中でも、さらにそうした農業対策についての中央要請も必要だと思っていますし、そうしたことの今後に対しての対応等を伺いたいと思います。議会としても意見書提出等も、今までもなされてきたところでありますから、そういった対応も今後あるのかなと私は思っているところでありますし、そういうことで、新年度に対してどう対応するか、向き合うか、改めてお聞きしたいと思います。
答弁 町長 佐々木基裕
再々質問について、答弁をさせていただきます。農業振興に係る当初予算につきましては、先日概要を説明申し上げました。そして、この後予算特別審査委員会で審議を賜るということになってございますが、まず、先ほども言いましたが、乳牛のほうにつきましては、導入1頭当たり1万円というところで、今、考えているところございますし、その他農業支援につきましても、新たな施策も展開をしているところでございます。コロナ禍等々もひっくるめまして、農業経営が苦しいということは私も十分承知をしているところでございます。そういったところで、本年度の予算規模に合った農業支援をどのようにしていくのか、それはちょっと頭悩ましいことでありますが、私は基幹産業の農業振興なくして町全体の経済発展はあり得ないと、常日頃そう思っているところでございます。一般財源も、出動しなければならないところはしっかりと出動させていただく、そういったところで思っているところでございますし、また、農業支援に関わる町内の経済を回すために、農業支援はもとより商工会等々の支援もございますので、そういったところで、一体化でしっかりと評価をしながら、次の経済対策に結びつくような支援を今後検討してまいりたいと、そう考えているところでございます。中央要請につきましては、今までもやってきておりますが、今後も精力的に展開をしてまいりたいと考えておりますし、この部分につきましては、酪農家支援でなく畑作全般についても、そういった活動をしっかりと展開してまいりたいと思っているところでございます。もう中央日程、ほぼほぼ決まりつつございますが、畑作関係でいえばビートの作付、先日も新聞報道でなされましたけれども、5年計画で5万ヘクタール、北海道で、に縮小させると、そういった国の施策でございますが、もう既に令和6年度は5万を切って4万8,000ヘクタールまで減少するだろうと、そういった、今、推計がなされているところであり、そういったことを見れば、輪作体系等々もひっくるめて、しっかりと農業基盤を確立しなければ農業の所得向上にはつながらないと思ってございますので、そういった部分を、私ども北海道からしっかりと声を上げながら、今、食料自給率も38%、39%台でございますので、そういったこともひっくるめて、食の安全保障にしっかりと関わりながら国に要望してまいりたい、そう考えておりますので、御理解を賜りますようよろしくお願い申し上げ、答弁とさせていただきます。(発言する者あり)
答弁 町長 佐々木基裕
申し訳ありません、ちょっと答弁漏れをしておりました。農業対策に係る支援の内容ですけれども、資材に対する高騰支援をどうするのかということでございますが、現段階におきまして、その資材等々に対する支援をどのようにするかは、まだ決定事項ではございません。今後、さらなる上昇をするのか、もしくは高止まりでいくのか、その辺をしっかりと見極めながら、これも農協としっかりと連携をしながら協議をし、進めてまいりたいと考えているところでございます。以上です。
再質問 8番 方川一郎
終わります。