本別町議会 令和4年第2回定例会 2022年6月16日
今こそ平和についての教育を
2022年6月16日、本別町議会の一般質問で、阿保静夫議員が「今こそ平和についての教育を」質問し、教育長 高橋哲也、教育次長 武田敏英が答弁しました。
- 質問者
- 阿保静夫 議員
- 答弁者
- 教育長 高橋哲也、教育次長 武田敏英
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 10番 阿保静夫
それでは、2問目に移ります。今こそ平和についての教育をということで伺います。ロシアのウクライナ侵攻は極めて理不尽であり、世界中から非難されるべきものと考えます。空襲を受けた歴史を持つ本別町にとって、平和教育が重要な意義を持つものと考えますが、見解を伺います。連日、ロシアのウクライナ侵攻の報道がされています。そこで明白となっているのは、ロシアの侵攻は全く理不尽であり、また、戦禍を受けているウクライナ国民のことを思うと心が痛みます。核兵器の使用まで言及したロシアは、国連の常任理事国でありながら、その責任を自ら放棄したものと言わざるを得ないと考えます。一方、この状況を捉えて、憲法9条を変えて、日本も核兵器を保有すべきとの議論が一部にあることが報道されています。私は、空襲で犠牲者があった歴史を持つ本別町民として、また、広島、長崎に原爆を受け、核兵器の悲惨さを最も知る国の国民としても、核兵器の保有は絶対あってはいけないと思います。7月15日は、本別空襲の日です。児童・生徒への平和に関する教育は大変重要だと考えます。これまでも戦争体験者の話を聞くなどの取組が行なわれてきましたが、体験者もだんだん少なくなっている中で、今後どのように取組を進めていく考えか伺います。また、現状を見るとき、今まさに平和教育が重要と考えますので、取組、見解を伺いたいと思います。
答弁 教育長 高橋哲也
〔登壇〕阿保議員の本町における平和教育の取組と見解について御答弁申し上げます。昭和20年7月15日に本別町は空襲を受け、多くの尊い命が失われました。本別町は、戦禍の焼土から立ち上がり、平和で豊かな町を築いてきましたが、私たちは、本別空襲により犠牲になられた方々や被災された方々のことを決して忘れてはなりません。歴史民俗資料館では、平和の尊さを子どもたちにしっかりと伝えるため、平成13年度から毎年、企画展、特別展を開催しております。開催期間中には、町内の小中学校の児童・生徒が郷土学習の一環として資料館を訪れ、資料説明を受けながら展示物の見学や体験学習、低学年児童には、空襲をテーマとした紙芝居や絵本の読み聞かせを行ない、町内に残る空襲の跡地を見学する取組も行なってきました。併せて、本別高校での移動展示や小中学校での出前授業、図書館での平和を考える図書コーナーなど、連携事業を進めてきました。また、資料館友の会では、空襲体験者の語り部の会を開催し、平和の尊さを生の声で伝える取組をしておりますが、阿保議員の御質問にあるとおり、体験を語れる方がだんだん少なくなってきております。現在、語り部のお話を映像や音声で記録し、DVDに保存し、活用する取組や、お話の一部を冊子やパネルにまとめる取組を、資料館友の会との連携を進めておりますし、空襲や戦争の記憶を次の世代へ継承するため、本別高校を会場にした公開座談会や資料館企画展のボランティアガイド学習会において、語り部のお話を聞いて、会員同士が学び合う取組も継続しております。さらに、令和2年からは7月15日にシャッターを切ろう7・15忘れないプロジェクト@ほんべつの取組を開始し、時代とともに薄れ行く悲しみと現在の平和な日常の尊さを忘れないために、本年度もあなたが見た7月15日の写真を募集し、9月20日から来年2月28日の期間、資料館で写真展を開催する予定です。これからも十勝で最大、北海道でも5番目に大きな被害を受けた本別空襲の記憶を風化させることなく、しっかり後世に伝え、恒久平和への願いと、二度と悲惨な戦争を繰り返さないとの思いを醸成するため、本別ならではの平和教育をほんべつ学びの日祈り風事業の一環として進めてまいりますので、今後とも御理解、御協力を賜りますようお願い申し上げ、答弁とさせていただきます。
質問 10番 阿保静夫
ただいま資料館での展示活動等についてありました。帯広などの婦人団体が本別の展示は非常に参考になるということで、毎年のように来ていることを申し伝えておきますけれども、子どもたちの取組で総合学習や学びの日の活用ということなのですが、これは本別町の児童・生徒の教育の中に、カリキュラムというか、予定としてきちんと組み込まれて進められていくものなのかどうなのか、その点について再度伺います。
答弁 教育次長 武田敏英
阿保議員の再質問に答弁したいと思います。平和教育というところで、学習指導要領のほうには、社会科の授業の中で平和についての学習をすることになっております。その中の一つとして、本別の空襲のことも取り上げて学習のほうを行なっております。資料展の展示そういうことを校長会等で学校のほうにお知らせしまして、展示会を開催していますということで、利用のほうをお願いしているところでございます。以上、答弁とさせていただきます。
質問 10番 阿保静夫
終わります。