本別町議会 令和2年第2回定例会 2020年6月16日
学童保育所のあり方
2020年6月16日、本別町議会の一般質問で、水谷令子議員が「学童保育所のあり方」について質問し、町長 髙橋正夫、子ども未来課長 大橋堅次が答弁しました。
- 質問者
- 水谷令子 議員
- 答弁者
- 町長 髙橋正夫、子ども未来課長 大橋堅次
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 1番 水谷令子
議長の許可をいただきましたので、通告いたしました1問を質問いたします。一問一答細目方式で行います。学童保育のあり方。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、小学校の休校が続く中、共働きやひとり親家庭の児童を預かる学童保育所は子どもたちの受け入れが行われ、学童保育が社会の重要なセーフティネットになっていることの理解が広がりました。貴重な学童という場所を守り、どう維持していくか、これまでの対応と今後の見解について、以下、4点を伺います。1点目は、現在の本別学童保育所は施設が狭く、3密状態回避のためには、文科省から、学童保育のための学校施設活用の通知があるように、中央小学校の空き教室への移設が必要だと考えます。2点目は、3月より全日の開室が2か月近く続き、4月からは1年生を受け入れて、学童の先生の負担は大変だったのではないでしょうか。新しい生活様式への対応を考えたとき、学童保育そのものの体制や予算の拡充、そして、何より学校や地域との協働体制の拡充を整えるべきと考えます。3点目は、学童は学校や家庭では学べないことを学べる、人を育てる場所だと思います。保育の質を守るためには、指導員同士の打ち合わせは欠かせません。保育の質を上げるためには、3か所の学童保育指導員が交流をし、研修や勉強会などへの参加が必要だと考えます。4点目は、学童保育は子どもたちが安全に過ごせる居場所であり、未来を担う子どもたちの教育を考えたとき、子ども未来課と教育委員会の協働体制の強化が必要ではないかと思います。以上、4点を伺います。
答弁 町長 髙橋正夫(町長は2021年6月まで)
〔登壇〕水谷議員の学童保育所のあり方についての質問の答弁をさせていただきます。本町の学童保育所、放課後児童クラブにつきましては、町内3か所の小学校区にそれぞれ設置をし、町が事業主体として運営をしているところであります。御質問のとおり、新型コロナウイルス感染拡大防止のために、小学校が臨時休校する中においても、保護者が労働などにより、昼間、家庭にいない子どもについて、小学校低学年の子どもたちについては留守番が困難な場合や、保護者が休暇を取得することが困難な場合も想定されますことから、感染の予防に十分配慮した上で、学童保育所を開所してきたところであります。まず1点目の、現在の本別学童保育所は、施設が狭く、3密状態回避のためには、文科省から学童保育のための学校施設の活用の通知がありますように、中央小学校の空き教室への移設が必要との御質問ですが、御質問のとおり、以前より文科省から学童保育のための学校施設活用の通知は承知しておりまして、この間、教育委員会、中央小学校と協議を行いながら、総合計画の実施計画にも計上して準備を進めてきたところであります。現在、新型コロナウイルス感染症対策地方創生臨時交付金を活用して、現状の施設から中央小学校の東側の1階の教室、プレイルームを改修して移設するよう、準備を今進めているところであります。なお、計画では、現在の学童保育所の保育室が196平米に対して、移設後は1.5倍になります300平米を予定しているところであります。2点目であります。3月より全日の開室が2か月近く続きまして、4月からは1年生を受け入れ、学童の先生の負担、さらに、新しい生活様式への対応を考えたとき、学童保育所そのものの体制や、予算の拡充、そして何よりも学校や地域の協働体制の拡充を整えるべきとの御質問でありますけれども、長い間一日保育を行いましたので、勤務する職員につきましては、長時間の勤務となりますことから、本別学童保育所へは児童館を閉鎖して、児童厚生員を配置、長期にわたる一日保育に対応してまいりました。また、入学して間もない1年生も多く入所したことから、中央小とも連携し、校長先生と1年生の担任にも学童保育所に訪問いただくなど、対応してきたところであります。学童保育所の運営につきましては、係る経費は国の補助事業対象で出ることから充足しており、3学童において常勤が9名、代替職員が6名で、この体制で対応していますし、コロナウイルス感染拡大対策の手指の消毒液、また、手洗いの石けん、紙タオル、非接触型の体温計についても、子どもたちの安全を第一として、必要数を確保しているところであります。また、3点目の学童は学校や家庭では学べないことを学べる、人を育てる場所、保育の質を上げるためには指導員同士の打ち合わせ、3か所の学童保育所指導員が交流、研修や勉強などへの参加の御質問であります。学童保育所に勤務する職員につきましては、制度改正前において、保育士などの資格を有する者とされておりましたが、制度改正によりまして、北海道等が主催する放課後児童支援員の研修を受講していただくことにより、学童保育所に勤務いただくための基本的な研修は受講しているところであります。子育てを取り巻く社会環境の変化や、子育て家庭の多様なニーズに対応するためには、児童支援員の責任は大きいことから、関係団体が主催します研修会の参加や自己研鑽も含めて、保育の質の向上についても、今後も努めてまいりたいと思います。また、3か所の児童支援員の交流については、担当であります子ども未来課が拠点となり調整を進めてまいります。4点目の、子ども未来課と教育委員会の協働体制の強化の質問でありますが、学童保育所に限らず、子ども未来課と教育委員会、さらには保健福祉部局との連携は、子どもの育ちにとって重要と位置づけております。それぞれの課、部局で所管しております様々な協働の場において、子ども未来課、教育委員会、保健福祉課が互いにメンバーに加わり、情報共有や専門的な観点から話し合いを進めております。さらに、各小学校との連携や就学前教育、保育施設との三者による情報共有を初めとした協力関係によりまして、子どもたちの育ちを支援をしてまいります。子どもに係る施策につきましては、子ども未来課、教育委員会に限らず、横断的な観点で今後とも進めさせていただきます。以上申し上げて、答弁とさせていただきます。
質問 1番 水谷令子
これまでなかなか実現しなかった学校施設が実現したことは非常によかったと思います。また、小学1年生の東側1階のプレイルームなどを改修し、広さも196平米から1.5倍の300平米になったことは、非常に子どもたちの環境も整ったのかなとも思います。この改築内容などは、関係機関で話し合いながら十分に検討されたのかという点と、それから、この改築に当たる特徴というのか、工夫された点はあるのか、また、学校内を使うに当たって、ほかの施設の使用、体育館や図書館などは使えるようになるのか、また、エアコン設置やオンラインの環境整備などを整えるべきだと思いますが、その点をお聞きいたします。
答弁 子ども未来課長 大橋堅次(子ども未来課長は2022年3月まで)
私のほうから、1番目の、学校へ移る関係の質問だと思います。話し合いなのですけれども、まだ予算もできておりません。現場に校長先生、教育委員会、子ども未来課で行きまして、一番適した場所が、先ほど町長の答弁のほうからありました1階の東側、教室とプレイルーム、あそこの場所を利用したいということで、技術方のほうに図面を引いていただいて、粗々できましたら、当然、学童の先生、学童の保護者会の皆さんと現場に行って、ああしよう、こうしようということを詰めてまいりたいと考えております。2点目、特徴なのですけれども、学校は耐震化がされております。教室が、1組、2組、3組、ここは抜けません。隣の教室と隣の教室は抜けません。廊下側は木ですので、抜けますので、そこを抜いて、見通しのいい、死角がないような形で、プレイルームの側から、廊下側の壁を抜いて見通しのいいようにしたらいいかと考えています。それが特徴であります。三つ目、他の施設の利用で、体育館とか図書館の利用なのですけれども、基本、学校の玄関から出て、1回帰宅することが学童に行くことです。家に帰ったことになる子どもが、その後、学校の図書館ですとか、今のところ体育館に行く予定はしておりません。玄関から出て1回帰る。学校から学童に行った場合には帰宅になります。帰宅した子がまた図書館に行ったり、体育館に行ったり、現在もしておりませんので、その辺は御理解をいただきたいと思います。三つ目、エアコンの関係なのですけれども、コロナの関係で、エアコンがいい、悪いというのもあるのですけれども、設計段階ではエアコンも積算はしております。四つ目、ICTなのですけれども、教育委員会のほうで、今、GIGA構想で進めております。同じく、例えばコロナで第二波、第三波が来たときに、自宅学習になって、学童に来る子は1日そこにいますので、もしそこでリモート教育ができるのであれば、それもできるような形で、ICTもそこには整備するような形で考えております。以上です。
質問 1番 水谷令子
2点ほどお伺いします。先ほど体育館、図書館は使わないようにするというお話でしたけれども、この先、長期的な休みに入ります。その場合、学校側と話し合いの場が持てるのか。子どもたちにはやはり体力をつくる場が必要だと思いますけれども、また、学びの場も必要だと思います。もう1点は、学童保育が社会の機能や経済活動を支えるために必要な制度であり、小学校の子どもを持つ共働きやひとり親家庭が増えている中、放課後に子どもを預かってくれる学童保育はなくてはならない存在です。学童を充実させることは、女性が安心して社会に出て活躍する支援につながり、地方創生につながると考えますが、見解を伺います。
答弁 子ども未来課長 大橋堅次(子ども未来課長は2022年3月まで)
2点質問いただきました。1点目の体育館、図書館の利用につきましては、協議する場はございます。ただ、ルールとか決めないといけませんので、これは勝手に子ども未来課だけで決められることでございませんので、協議はしていきたいと考えております。ただ、先ほど言いましたように、1回帰宅した子が学童にいますので、その辺を御理解いただきたいと思います。2点目、学童を充実させるということは子ども未来課の使命でありますし、今後も安心して働ける、女性も今、働く時代でございます。安心して働ける場を就学前教育保育施設でつくって、学校へ行っても学童があるということを、子ども未来課が中心となり、教育委員会、学校と協議をしながら詰めていきたいと考えております。以上です。