みんなの議会

本別町議会 令和元年第4回定例会 2019年12月10日

ふるさと納税で、ほんべつ応援団づくりの推進

2019年12月10日、本別町議会の一般質問で、阿保静夫議員が「ふるさと納税で、ほんべつ応援団づくりの推進」について質問し、町長 髙橋正夫、総務課長 村本信幸が答弁しました。

質問者
阿保静夫 議員
答弁者
町長 髙橋正夫、総務課長 村本信幸

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 10番 阿保静夫

議長のお許しがあったので、2問について一般質問を行います。私は、従来どおりの細目方式ではない方式でやりたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。1問目ですが、ふるさと納税で、ほんべつ応援団づくりの推進をということで伺います。本別町の個性あるふるさとづくり寄付、いわゆるふるさと納税事業は、全国からの大きな支援をいただきながら発展してきたものと考えます。さらに、本事業を通したまちづくりを進めるために、リピーター対策やクラウドファンディングの検討を進めるべきと考えますが、見解を伺います。クラウドファンディングは、下に書いてありますけれども、インターネットなどで呼びかけて、資金を調達する方法というふうになっています。本町のふるさと納税事業は平成18年度から始まり、平成29年度までの寄付総額は1億6,028万円、そのうち、本のまち・夢プラン事業を初め、町の各事業に利用してきた総額は4,100万円となっています。これは町のホームページで調べました。平成31年度は、寄付額4,180万円、寄付者は2,758人です。3月16日から11月15日分で、これは町広報に載っています。2013年、平成25年の12月の第4回定例会で、ほかのまち、ほかの地域でも取り入れているふるさと納税にかかわる、そのまちの返礼品を本町もつけてはどうかという提案をさせていただきました。そして翌年の2014年の平成26年から、この返礼品がスタートしたわけです。そこで伺います。一つ目ですが、寄付者で希望者は、町ホームページで、県、氏名、寄付額が公表されていますが、特にリピーターについては一層のつながりを深めていくこと。そのための具体的取り組み、例としてイベントや御所の宿泊、キャンプ、農業体験、また本日、交通公園の利用というようなことも出ています。そのようないろいろなアイデアをもとに、そういう取り組みをすることが大切だと考えますが、見解を伺いたいと思います。10月の初めに、産業厚生常任委員会で群馬県の川場村というところに行かせていただきました。そこは全国一の道の駅なので、ふるさと納税とは直接関係ないのですけれども、私が驚いたのは、報告書にあるとおり180万人の利用者、訪れる方がいらっしゃって、リピート率が70パーセントということなのですよ。ちょっと私もリピートについては、ずっと一般質問も含めて伺ってきているところなのですけれども、川場村にどうやって調べたのと聞いたら、わからなくて、そこのやっている会社のほうに聞いてもわからなくて、結局、県庁に電話したのです。群馬県に。そうしたらイベントのときに、訪れている人にリピート率を調べるということで、私が言いたいのは、本別のふるさと納税でもリピーターを大切にして、まちづくりの一環として大切にしていきたいということは、何回も申し上げてきたことなので、そのリピーターについて、現在の取り組みについて伺いたいというふうに思います。そういう趣旨です。2番目ですが、道内でもふるさと納税事業を活用してクラウドファンディング、さっき言ったように資金調達の方法による施設整備初め、諸事業に取り組んでいる自治体がありますが、本町においてもクラウドファンディングの事業の推進を図るべきと考えております。このことについても、これまで何回か申し上げてきていると思っておりますが、内部でいろいろ検討していくという趣旨の答弁もあったというふうに思っております。その点で、クラウドファンディングについて、どの程度の検討がされてきているのか、他町村、他の自治体の例でも記念になる施設を建てるためにとか、道路の整備とか、それから最近では災害の関係で、クラウドファンディングで災害のお金があっという間に集まったという、やっぱり日本人はすごいなと思ったのですけれども、そういう意味で本当に心でつながるふるさと納税事業というのを、私はいつも言っているつもりなのですけれども、クラウドファンディングは、寄付された方が、自分の寄付が本別町のあれに使われたということは、一つの誇りになると思うのですね。そういう意味で、本町としてクラウドファンディングを具体化していくということは、私は重要だと思っておりますが、その辺についての見解を伺いたいというふうに思います。

答弁 町長 髙橋正夫(町長は2021年6月まで)

〔登壇〕阿保議員のふるさと納税で、ほんべつ応援団づくりの推進の質問の答弁をさせていただきます。まず、1点目の御質問についてでありますが、議員御指摘のとおり、ことしも毎年、もしくは1年の間に複数回寄付をいただいている方への対応、非常に大切なことだというふうに思っております。返礼品の送付につきましては、寄付への感謝と同時に、町民の皆さんが日々集まっていただいております、地域の魅力を寄付者の方にも共有してもらい、まちづくりに参加する一体感を持ってほしいという気持ちもあります。寄付の回数に関係なく、本別町のファンをふやしていく取り組みとして、電子メールや郵便などを活用して本別町のイベント情報や宿泊施設の情報、旬な特産品の情報などを届けることについて、現在、具体的に検討をしておりまして、新年度から開始できるように準備を進めているところであります。また、2点目のクラウドファンディングの取り組みについてでありますが、現在のところ、先ほども梅村議員の質問の中で答弁させていただきましたけれども、町内のワーキンググループを設置いたしまして、本別町の魅力発信と地域活性化につなげていく取り組みとして、クラウドファンディング事業の実施に向けた協議を行っているところであります。まだ、具体的にどこにどうするかというまでの議論が煮詰まっていませんが、先ほど一つ例で申し上げましたように、本別公園のさらに魅力アップ、充実ということ含めて、まず第1候補としてそういう意見が、今のところ多く出されてきているということをつけ加えさせていただきたいと思います。今、各部局において、まちのため、町のために必要な事業として資金があったら新たにチャレンジできる事業、また資金があったからもっと充実させることのできる事業といった視点で議論を重ねて、全国の寄付者に賛同してもらえる事業であることも意識をしつつ、事業の選定を行っているところであります。このクラウドファンディング事業につきましても新年度から開始できるように、具体的な協議を進めてまいりたいと考えています。いずれにいたしましても、これまで本別町に大きな支援をいただきながら、発展してまいりましたふるさと納税の取り組みでありますから、さらにこの事業を通じたまちづくり推進を進めてまいりたいと考えております。以上申し上げて、答弁とさせていただきます。

質問 10番 阿保静夫

先ほど申し上げたように、日本一の道の駅の川場村は、いろいろなプラスの要素が重なっていたのですね、東京の世田谷区の何十万人ですか、そういうところとの、世田谷区のほうから声かけられて、決してこちらから声かけたわけではないなんていう話も強調されていました。言いたいのは、リピーターを大切にしているということは、ほかのいろいろなふるさと納税にも限らずだったと思いますけれども、例えば、公園を訪れてくれている人も含めてリピーターを大切にするということは、重要なこと、要素だというふうに思っております。それで、先ほどちょっと具体的に聞かなかったのですけれども、直近でよろしいのですけれども、ふるさと納税にかかわるリピート率、あるいは人数等を伺って、先ほど町長は、いろいろな町の情報を発信するのだという趣旨もあったのですけれども、今現在、具体的にどういう対応されているか、まず伺いたいというふうに思います。それから、クラウドファンディングについての会議も、本町として何がいいか、それで公園あたりの整備がいいのではないかというところになっているということなのですけれども、これも庁内会議でいろいろ検討することは、もちろん大切なことだと思うのですけれども、やっぱり町民の財産をつくるわけですから、何らかの形で町民の声を聞けるようなことを考えるべきだというふうに思っております。私は書かなかったのですけれども、私も公園の中で、いろいろな人が訪れるすばらしい公園なので、何か共感するものがあればなと思っておりますが、私の案は野外音楽堂ですが、そういうことも含めて、いろいろ住民の方々からの意見を聞く場というのを設ける必要があるし、ぜひ設けてほしい。我々、町民の公園なのだというところで、先ほど来の議論もありますけれども、町民の皆さんの意見を聞く場をぜひ設けるべきだというふうに考えますけれども、その点について伺いたいと思います。

答弁 総務課長 村本信幸(総務課長は2021年10月まで)

それでは私のほうから、御質問にお答えをさせていただきます。まず、リピート率の関係でございます。パーセントでいきますと14.6パーセント、人数でいきますと、寄付をしていただいた方3,321名のうち486名ということになっております。議員おっしゃいますとおり、リピーターを大切にしていくということは、大切な要素というのは、私どもも十分思っているところでございまして、先ほど、町長の答弁のほうからもありましたけれども、4月に向けてリピーター対策という言い方が適当かどうかわかりませんけれども、その辺の取り組みを具体的に行っていきたいということで、今、準備を進めております。今現在、複数のポータルサイトで寄付の受け付けを行っておりまして、その中で個人情報の取り扱いという部分もございますので、その承諾事項の中で、メールマガジン等による情報提供を行う際に、アドレス等を利用するということの承諾項目も加えまして、そういった情報発信に備えて、準備を行っているところでもございます。具体的にどういった内容で行うかというところでの協議の中では、例えば、パンフレットのみ送付をするということでは、ちょっとどうなのかというところもございます。当然、寄付の勧誘というふうに捉えられても困りますので、そういった制度の趣旨からも逸脱しないような内容での取り組みということで、例えば、町長のお礼と寄付による事業の成果、そういったものもあわせてお知らせできるような内容での取り組みを考えておりますけれども、どちらにしましても新年度の4月中には、そういった取り組みができるように、今、準備を進めているところでございます。クラウドファンディングの関係でございますが、事業推進のワーキンググループの中で協議を進めております。阿保議員からもありましたけれども、町民の声を聞く機会、この辺についてもワーキンググループの中で具体、協議をしていきたいというふうに考えております。以上です。

質問 10番 阿保静夫

とりわけリピーターの対応の関係ですけれども、何回もこのことは取り上げていて、とりわけ本別の豆類の関係とかも、多分、リピーターの方がとっていただいているのではないかなというふうに、想像ですけれども、本当に大切にする本別を思ってくれる方々が、リピーターになってくれているということを考えたときに、今、いろいろメルマガとか、町長のお礼というようなこともあるのですけれども、いろいろ案としては私も前に出していたことあると思うのですけれども、ある町民からも言われたのですけれども、本別の冬の雪あかりナイトの写真というのは、非常にすばらしい写真だよと。ああいうのを本別の絵はがきにしたらという意見もありまして、要は、この本別の持っている意外と地元で気づかないよさというのはあるので、そういうのを写真なり何かの工夫をしていくということと、もう一つ、体験型で、これもずっと言ってきていることで、御所とか、農業体験等も返礼というか、リピーターなんかを中心に声をかける。そのことによって、リピーターの本人だけではなく、その家族とか友人とか子どもとかが来たときに、また本別というものが一歩親しまれるのではないかなという想像をしていることで、いろいろな案を議論しながら、積極的にリピーターを身近に、リピーターの方に本別を身近に感じてもらうという努力が、引き続き進めていっていただきたいというふうに思っている次第ですが、4月中にそれなりの案が出てくるということで、ほかのまちの例なんかも参考にしながら進めていくべきだというふうに考えますが、くどいようですけれども、この点についてもう1度、伺いたいと思います。クラウドファンディングは、冒頭申し上げたとおり、寄付された方が自分の寄付はこういう形になったのだということが非常に励みというか、誇りになるというふうに感じておりますので、これについては本当に議論を進めて、できるだけ早くリピーターの方を中心に、ふるさと納税を申し込んでくれた方々というべきでしょうか、そういう人方に本別は今こういうクラウドファンディング考えていますと、そこに丸をしてもらうようなそういうことを進めていくべきだというふうに思いますので、少しでも本別が知られて、身近に感じてもらえるそういう努力を、ここ一、二年の中で進めていっていただきたいというふうに考えている次第なのですけれども、その点について、再度伺いたいと思います。

答弁 総務課長 村本信幸(総務課長は2021年10月まで)

答弁をさせていただきます。ふるさと納税に関しましては、この間、さまざまな御意見もいただいております。また、先ほど来、ことしの3月にありました、ふるさと納税のワンストップ特例の手続ミス、こういった点もお話をいただいております。そういったこともありまして、職員としましてもしっかりと対応していけるように、今、取り組みを進めております。特に、クラウドファンディングの件につきましては、ワーキンググループの中、そして事業者ですね、町観光協会、そして委託事業者の中での協議もいろいろ進めておりまして、第三者の意見等もお伺いをしながら、今、準備を進めているところでございます。本日、阿保議員からいただきましたリピーターの関係もそうですけれども、そういったものも受けとめながら、しっかりと議論してまいりたいというふうに考えております。先日ですか、浦幌町が、ふるさと納税の関係で、目標額を下方修正しないというようなお話もありましたけれども、本町おかげさまで寄付の額自体は、昨年度と比較しますと、12月8日現在で5,600万円ぐらいの寄付を全国の方からいただいております。去年の決算が5,700万円ですので、この時点で去年の決算に迫る額いただいております。こういったことも含めて、しっかりと考えてまいりたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。

質問 10番 阿保静夫

寄付額がふえることは、もちろん喜ばしいことだし、大切なことだと思っていますし、こういう事業に取り組んでいるということの一つの成果だというふうには、もちろん思っています。それも重要ですけれども、当初からずっと言っているのが、ふるさと応援団づくりという立場でのふるさと納税の取り組みをしてほしいと、だからリピーターも大切にしてほしい。正直いって、毎年1回くらいずっとこの質問しているのですけれども、リピート率がなかなか出てこなかったのですよね。それでさっき言った、川場村で180万人も来て、70パーセント以上のリピート率で、親子二代にわたってなんていう話も聞いているのですけれども、やっぱり大事なのは規模ではなくて、そこの考え方というか、私は志というふうに思ってきたのですけれども、ふるさと納税を取り組むに当たっても、そういう志が全国に本別を見ている方が、そこの琴線に触れるというか、心に触れるというか、そういうことが結果的に数字がまた上がってくるというふうに、私は思っています。だから、数字を無視すれという意味で言っているわけではありませんけれども、必ず結果として数字が後からついてくると、私も個人的に思っているのは、1億超えというふうに思っているのですけれども、でもそれは今申し上げたような人と人とのつながり、本別を、ふるさとを思う人たちのつながりということから広がっていってほしいなという、これは希望ですけれども、そういう観点も大事にしながら取り組んでいただきたい。そういう考え方で、もちろん数字が上がっていくことは大歓迎ですけれども、そういうことも必ず忘れないで、川場村の全国一の道の駅を目指すとは言いませんけれども、考え方として大事なことだというふうに思って、学んできたつもりなので、その点についての一つの考え方の基本の①ぐらいに思ってくれればいいなというふうに思っているのですけれども、その点について伺いたいと思います。

答弁 町長 髙橋正夫(町長は2021年6月まで)

本別に、ふるさと納税していただく前に、個性あるふるさと寄付条例というのをつくって、本町の四つの柱のまちの政策に応援していただきました。それがずっと来て、26年から、ふるさと納税の返礼品を切りかえてきました。おかげさまで、今、阿保議員の御質問のように、リピート率も再計算できました。再計算するときに、担当の職員とも話ししたのですが、金額ではないのですけれども、熱心にふるさと納税していただいている御家族がいたり、また、それぞれ個人の病院があったり、いろいろな人がいるのですが、そういう人たち含めてぜひ機会があったら、まずは本町で、余りまだ具体的に広くは言ってはいませんが、ふるさと住民票という制度があるのですよ。それらも含めて活用しながら、今、御意見いただいたようなこと、例えば四季折々の風光だとか、文化だとか、そういうものを発信をさせていただいたり、より身近に感じてもらいながら、そしてできれば私どもが担当職員含めて、そういうリピーターのところにポイントを決めながら、直接御挨拶に伺うとか、そういうことも含めて細かく連携をしていこうと。折しも、ことしの春からなつぞらの十勝の上映ありましたから、そういう意味では一層十勝も、また本別への思いというのが、より良いイメージを膨らませていただいているということあると思いますし、また、十勝の19市町村が東京の葛飾区と台東区との連携協定をするということになりますので、一層進むというのですか、仲間がふえていくということになっていきますので、それらの利点も生かしながら、今、御質問いただいている特に本当に思いを込めてリピーター、リピートをしていただいている方に、さらにまた御支援の魅力が、本別とのかかわりが深くなるようなそういう事業を取り組んでいきたいなというふうに思いますし、そのことをワーキンググループの中で、職員全体の中に行き渡るように、そして町民皆さんからも多くの御意見をいただきながら、本別町としてより発信できる、そういう環境をつくっていきたいなというふうに思います。新年度から、何とかそれの方向に向かってスタートできる努力していきたいなと思っています。御意見ありがとうございました。

出典:本別町議会 令和元年第4回定例会 2019年12月10日 議事録 PDF(130ページ) 間違いを知らせる