みんなの議会

本別町議会 平成30年第2回定例会 2018年6月14日

いきたいと思います。介護人材に外国人スタッフ活用

2018年6月14日、本別町議会の一般質問で、阿保静夫議員が「いきたいと思います。介護人材に外国人スタッフ活用」について質問し、町長 髙橋正夫が答弁しました。

質問者
阿保静夫 議員
答弁者
町長 髙橋正夫

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 10番 阿保静夫

それでは、2問目にいきたいと思います。介護人材に外国人スタッフ活用はということで伺いたいと思います。国は、農業や介護など、5分野に外国人の就労を拡大するための新たな施策に取り組む方向を示しました。現時点では案という形になっているようです。既に農業分野などでは多くの技能実習生が酪農経営などで活躍しています。先ほどの矢部議員の質問の中でも一部触れられていたとおりです。今後、介護人材に外国人スタッフの活用も検討する考えはないかということで伺っていきたいと思います。本町においては、先ほど来あったように、酪農分野などで技能実習生を受け入れ、それぞれ重要な働きをされているというふうに聞いております。国は、人手不足を解消するために、外国人労働者の受け入れの拡大に踏み込むとしています。現行法は、平成28年の11月に公布されて、1年後の11月1日から施行されたというものです。公布のときには入れていなかったのですけれども、1年後の施行のときに介護職というのを追加したというふうになっているようです。外国の方が必要な技能と日本語能力の試験に合格すれば、5年間の在留ができるという、今出されようとしている案がこういう中身のようです。この方向性は、人手不足に悩む各分野では歓迎の声と、労働条件の整備などもあわせて求められているとのことです。実はこのことも調べた中では、わりと大きな都市が国に向けて、現行の制度の要件緩和とか拡大を求めているという動きが多々ありました。例えば私が見たところでは、横浜市なども国に向けて、労働大臣に向けて要望をしてきたような経過があります。それで、①、本町では、特に介護人材の不足が課題となっておりますが、その対策の一つとして、この制度の取り組みを研究、そして活用を図っていくことが必要ではないかというふうに考えますので、見解を伺いたいと思います。この問題については、介護人材不足の対策ということも一つありますけれども、現行制度では3年間、案として出されている5年間がもし実現すれば、少なくとも本町にその年数住んでいただけるということにつながるというふうに思います。枕詞ではなく、ある意味、そういう国際化の時代の到来になるのかなというふうに思っております。国も言っていますし、各団体も言っていますけれども、その外国人技能実習生の方の労働条件というのはきちんと整えなければだめだよという中身は当然入っていて、いろいろな団体からもそこの部分は指摘されて、その上で何か新たな法案はつくられているようです。この問題は、本別町1町で取り組むというよりは、町長の立場で言えば3町、あるいは十勝という中で、このことを取り上げながら、当面は5分野なのでしょうけれども、各分野での人手不足解消はもちろんのこととして、やはり十勝全体の課題としての人口対策にもつなげていく、国籍を得るということではないような中身なのですけれども、いずれにしても、その町でそれぞれ何年間か過ごしていただけるということは非常に重要なことではないかなというふうに思います。実は私の住んでいるところの近隣でも、酪農のほうで技能実習生の方を、ことしから2回目になります、2人ずつ、この方はタイの方です。前回もタイの方です。今度来た方は3カ月間、日本語の勉強をして来ているということで、実は自治会の集まりというか、花見と研修会、両方やったのですけれども、そのときに、日本語が通じるのですよ。私、すごいびっくりしました。それで、先ほどのような話です。ですから、この方に関して言えば、少なくとも現行制度でいえば3年間、自治会の仲間の一人として、春のごみ拾いなども一緒にやりましたけれども、そういうことで、非常に自治会の皆さんも温かい目で歓迎をしているということと、そういうことで、日本語も話せるということの中で、いろいろな経験も交流もできるというような、そういう利点もあるということで、いろいろな意味でも一つのいい刺激になるのかなというふうに思っています。人口対策に悩むのは、十勝と言わず全国の町村がそうだと思いますし、市においてもそういう状況。あらゆるチャンスを、人口減対策、あるいは定住、移住対策につなげていく必要があるという観点からも、この介護人材に外国人スタッフの活用ということに、すぐはできないと思いますけれども、取り組みの研究等を進める考えはないか、伺いたいと思います。

答弁 町長 髙橋正夫(町長は2021年6月まで)

阿保議員の2問目の介護人材に外国人スタッフの活用はの御質問の答弁をさせていただきますが、まず、介護人材、御質問にありますように、これは本当に大きな問題でありまして、特に支える、けさも新聞に出ていたと思うのですが、帯広で老人ホームを運営するということで、どこも応募がなかったと。そのくらい、原因はと、少し書いてありましたけれども、やっぱり介護スタッフが、人材が集まらないから、経営者としての担い手になれないということが大きな問題になっていましたけれども、やっぱりどこも大変な現状だということで、その中で、この介護を必要とされる方々が、住みなれた地域で安心して暮らして、必要なサービスが提供されるように、介護現場における人材の安定的な確保として、本別町でやっていることをちょっとお話ししますが、介護従事者の就業支援等の補助金だとか、ほんべつ福祉セミナーをやっていまして、五つの施策を展開しながら介護人材の確保に努めているところですが、平成29年、昨年のほんべつ福祉セミナーの参加者のうち、4名が町内の介護サービス事業所で就職につながりました。介護職員の初任者研修を受講した本別高校生1名の就職と、また、一定の成果も出てきているところであります。また、御質問にありますように、外国人による技能実習生の受け入れについてですが、介護サービスの安定的な供給を図るための選択肢の一つとして、本町におきましても、昨年、平成29年6月に、町内の介護サービスの事業所で組織をします介護サービス事業者連絡会において、研修会の位置づけで、介護現場における外国人の受け入れについてと題して、海外の人材派遣会社の代表の方から、外国人技能実習生の制度や、また、費用などについて説明をいただきながら、事業所への情報提供を行なってきているところであります。本町の介護サービス事業所におきましては、職員数は、まず全体で、本年6月11日現在ですけれども、233人が本町で介護に当たっていただいています。前回調査を行ったのはことしの2月19日ですが、このときは220人でしたから、現在、13名の増加となりましたけれども、団塊の世代が75歳を迎えます2025年、ここには258人の介護をする人材が必要と推計しているところですが、今後も介護人材の確保が最重要課題だというふうに受けとめています。町内の介護サービス事業所におかれましても、それぞれの事業所において、介護人材を確保するべく、ハローワークを活用したり、また、町外でのセミナーなどで求人の活動をしたり、町内においても平成32年度から外国人労働者の受け入れを予定している事業所もあるというふうに聞いております。特に外国人労働者を今想定しているのは、1年間、日本語の勉強をしていただいた方々が、まだ学生さんですね。それから、介護現場で実習ということで、それぞれ専門学校に2年間行って、その後、現場にということですが、それで配置をして、また、資格をとれば、またそこで延長してということで、通算5年ということになるのですが、とにかく一般の就労、労働とやっぱり違うのは、介護現場ですから、ある程度のコミュニケーションだとか、また、つながりがないと、なかなかみんなの中で一緒になって作業するということとはまたちょっと別な意味合いがあって、なかなか介護現場での外国人労働者の担う位置というのですか、ここが本当に大変厳しいものがありまして、相当勉強、訓練していただかなければなかなかならないということでありまして、私どもも、できればそういうことが早く言葉にもなれて、介護の現場に来ていただけるような人材ができれば、本当にこれは何よりも待望の人材ですから、本当にうれしいなと思うのですが、そのような人材の育成も含めて、十勝の専門学校、また、大学なども相当力を入れてやっていただいていますが、私もことしの春に現場の専門学校にお邪魔してきましたけれども、何とか本町の、今、太陽の丘にある老健施設も、できれば5名ほど採用してという、このような構想も持っておられるということでありますから、そのようなことが実現できるように、私ども、ともに努力させていただければと思っています。また、6月5日に、質問にありましたように、政府が決定しました経済財政運営の改革の方針では、人材確保が難しい介護だとか農業、五つの分野を想定して、新たな在留資格の創設が明記されたところであります。この中では、外国人の技能実習生の修了者につきましては、日本語能力の試験を免除すること、今までかなり厳しかったですけれども、今度は免除することと、在留期間の上限をつけずに、家族の帯同を認めるなどの措置を検討することとなりました。これまでの5年間で、やっぱり自国に帰るという概念を取り除いた、そういう抜本的な対応策を検討しておりますので、私どもそれにあわせて対応ができればというふうに思っています。いずれにしても、町といたしましては、先駆的に取り組んでいる介護サービス事業者との連携はもとよりですが、農業、建設業、観光業など、外国人労働者の受け入れ拡大の対象となる部局間での連携を図りながら、町全体として取り組んでまいりたいと考えますので、それぞれまたいろいろな情報だとか、また、そういう機会がありましたら御支援をいただきますようにお願い申し上げながら、答弁とさせていただきたいと思います。以上であります。

質問 10番 阿保静夫

答弁いただいた中身なのですけれども、1町村ではなかなか厳しい中身もあるというふうに思いますが、ただ、午前中の質問にもあったとおり、介護人材だけでなく、私が聞いているのは建設関係も非常に人材が少ないというような話も直接本別の方から聞いていますので、町長というか、町として、やっぱり研究の第一歩というか、この施策を有効に生かしていく第一歩としては、そういう町内のそういうところとの連絡とか連携とか、そういう話し合いをしながら、本別町のそういうもの、人材を必要とするところ、町も含めて一体となった取り組みを進めていくというようなことになっていかなければいけないのではないかなというふうに思います。それから、先ほど申し上げたように、3町の立場もある、十勝の立場もあるという、町長としてはまさにこの問題に先頭になって取り組むべきではないかなと思うのですよね。なかなか一個人ではできないことですし、実際に私の近隣の方は、酪農家ですから、ずっと実習の方を、国内の方も含めて雇っているというか、実習生を受け入れているところなのですけれども、ここ数年はそういうことでタイの方を2人組で受け入れていて、その方が言っていたのは、やはりほかの国との競争になっているそうです、例えばタイならタイの、そういう技能実習生が。ですから、それを裏返し的に言えば、必要という前提で言えば、受け入れ体制を一刻も早く整えていくと。それは一町村だけでなく、今言ったように、3町あるいは十勝という中で、受け入れの入り口を広くつくっていく、その先頭に本別町がなればいいなと。そのことが、結果的に何年間か本町で過ごしていただけるということにつながっていけばいいのかなと。そういう人たちが来ると、必ず周りの雰囲気がというか、周りの人がいろいろ参考になるというか、勉強になるというか、考え方を交流できるというか、そういうことが実感として感じております。そういうことも含めて、一日でも早くそういう研究をしていくというような立ち上げをしていくべきではないかなと考えるのですけれども、再度伺いたいと思います。

答弁 町長 髙橋正夫(町長は2021年6月まで)

先頭になってということでありますけれども、どこが先頭になるとかどうかは別に、本当に大事なところですから、今、御質問ありますように、もとはどちらかというと中国の方がすごく多かったのですが、今は国を問わずかなり多くなりました。ミャンマーの人も多いし、ベトナムの人も多いし、タイの人も多いし、インドネシアの人もいるということでありますし、もちろん中国の人もいます。ことしの3月までいた、製材工場に3人の中国の人がいましたけれども、自転車で毎日通って、スーパーではチラシを持って買い物する。日本語をちゃんとと言ったら失礼ですけれども、やっぱりかなり覚えるようになって、片言もしゃべれるようになって、ですけれども、やっぱり期限が来たら帰らないとならないのですけれども、そういうことで、今御質問ありましたように、そういう異文化の人が来てくれると、やっぱり周りもものすごい気を使って、理解をお互いにしながら、一緒に生活していただく、そういういろいろな意味ですごく理解度が深まっていって、働く環境だとか、また、住む環境も非常に評価をいただいているところでありますから、そのような、やっぱり問題は、受け入れる側の地域のそういう思いも大事にしていただかなければ、なかなかそこで定住していただけないということでありますから、そういう文化もしっかり受け入れていただくようなことが本町としてはできる町だというふうに思っておりますので、そこは外国人労働者の皆さんに限らず、しっかりと担い手、人材育成にはしっかり取り組んでいきたいなと思っています。特に3町は、御質問のようにDMOを含めて、これからこの地域の振興のために連携しながらやっていくという話、また、地域包括ケア研究所は、本当にわざわざ研究所を立ち上げていただいて、オール十勝の人材の確保、養成に向けてまた協力していただくということでありますから、あらゆるそういう協力するスタッフ、そしてまた、そういう紹介していただく経営の皆さん、私ども、外国人の実習生を派遣していただける、先ほど言いましたけれども、会社の責任者の方々も含めて、交流をというか、しっかりお話できる立場にもありますから、逆に農家だとか、近隣のJAだとか、町村にも紹介できるぐらいの、そういう関係の方もおりますので、しっかりまた自分の町も含めて取り組んでいきたいなと思っています。いずれにいたしましても、これだけの時代になりましたから、しっかりと本当に協力していただける、そして本町で頑張って働いていただける方は大事にして、しっかりと受け入れて、地域の振興、また、それぞれの産業の振興に向けてしっかり取り組んでいかなければならないと思っています。また、ちなみに、直接外国に出かけていって、それぞれ現地からいろいろな情報を収集しながら、直接雇用されている建設業の方も何社かおりますし、また、これからも採用を予定している建設業含めて、また介護現場、そしてまた農業現場、そういうところもおりますので、本当に広くこれから外国の実習生が、きっと公募が出てくるのだと思いますから、あわせながら、しっかりと継続、持続できるような環境をつくるように努力しながら、本町で企業を起こす、また、産業を振興する、また、介護の現場、いろいろな現場を含めて、なくてはならない人材の確保に向けてしっかりまた連携しながら取り組んで、積極的に取り組んでまいりたいと思います。以上申し上げて答弁とします。

質問 10番 阿保静夫

終わります。

出典:本別町議会 平成30年第2回定例会 2018年6月14日 議事録 PDF(72ページ) 間違いを知らせる