みんなの議会

羽幌町議会 令和5年第4回定例会 2023年6月22日

町長選挙での公約と関連する商工業振興策について

2023年6月22日、羽幌町議会の一般質問で、阿部和也議員が「町長選挙での公約と関連する商工業振興策について」質問し、町長 森淳、地域振興課長 清水聡志が答弁しました。

質問者
阿部和也 議員
答弁者
町長 森淳、地域振興課長 清水聡志

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 3番 阿部和也

私からは、町長選挙での公約と関連する商工業振興策について質問します。駒井久晃前町長の逝去に伴う町長選挙が5月23日に告示され、森町長は未来に希望が持てるまちづくりを掲げ当選されました。主な公約として、財源確保に向けたふるさと納税の拡充、地域交通の充実、旧宮坂デパート解体に向けた調査、リフォーム補助事業の再開、学校給食費の無償化など、多くの町民が公約の実現に期待していることと考えます。しかし、その一方で近年の人口減少に伴う労働力不足やコロナ禍による企業の疲弊など様々な課題があると考えられ、公約の実現に向けては特に商工業の振興が必要だと考えます。そこで、町長選挙での公約と公約実現につながると考えられる商工業振興策について町長の考えを伺います。1、ふるさと納税の目標とする寄附額と新たなPR方法等は考えているのか。また、拡充するに当たり現時点での課題は何か。2、ほっと号、福祉ハイヤー事業の見直し、拡充について現時点での考え方と今後高齢者支援として新たな地域交通等に取り組む考えはあるのか。3、旧宮坂デパート解体に向けての調査開始時期と解体後の土地の有効活用について、現時点での考えは。4、リフォーム補助事業については再開するとの考えだが、事業再開の時期と事業内容について変更等はあるのか。5、商工業者からは利子補給率上乗せ分1%への見直しを以前から求められているが、商工業者からの要望に対して現時点での町長の考えは。6、商工業振興策として現在も実施されている新規創業者支援や後継者対策、また雇用促進助成制度等の見直し、拡充などは人口減少対策や労働力の確保となり、町長が掲げた選挙公約の実現にもつながると思うが、これに対しての町長の考えは。以上です。

答弁 町長 森淳

阿部議員の質問にお答えいたします。1点目のふるさと納税についてでありますが、本年度当初予算において目標とする寄附額を1億5,000万円としておりましたが、今回さらに1,000万円を上乗せし、前年度の120%に当たる1億6,000万円に修正したいと考えており、それに向けて新たなPR方法としてターゲットを絞った対象者にウェブ広告を需要のピークとなる12月に向けて配信してまいりたいと考えているところであります。拡充するに当たって現時点での課題は、目標の寄附額に達しなければ国が定めている寄附額の50%以内に募集経費を収められなくなることと捉えており、また中長期的には本事業に必要不可欠であります返礼品を取り扱う事業者の労働力確保や商品開発への設備投資など大きな課題もあると考えております。本町は甘エビなど海産物や町内で製造しているアイスクリームなどに加え、ホタテや品質のよいお米など魅力ある特産品はまだまだあり、これらのPRを強化していくとともに効果的な対策を検討し、事業者各位の協力を得ながら寄附を伸ばしていけるよう取り組んでまいる所存であります。2点目のほっと号、福祉ハイヤー事業の見直し、拡充についてでありますが、ほっと号につきましては平成15年度より運行を開始し、利用者数は近年増加傾向が続いております。しかし、停留所の増設について多くの方からご意見をいただいておりますことから、運行内容の見直しについて検討する必要があると考えております。福祉ハイヤーにつきましては、高齢者が元気で暮らせるようより一層の外出機会を促進するため、現状の交付枚数を増やすなど制度の見直しの検討を進めてまいりたいと考えております。また、今後の高齢者支援としての新たな地域交通等への取組についてでありますが、現時点では町内の民間事業者による交通手段を有効に活用していただきたいと考えており、町において既に取り組んでいる事業につきましては、関係各課とも十分協議しながら一層の利用促進に向けて取り組んでまいりたいと考えております。3点目の旧商業施設の解体に向けた調査開始時期と解体後の有効活用についてでありますが、本件につきましては容易に解決できる問題ではないものと考えておりますが、まずは建物に対する認識を共有した上で事業費を把握するほか、補助制度の調査や先行事例等に関する情報を収集するなどし、現任期中に一定のめどをつけたいと考えております。また、解体後の有効活用につきましては、先ほど申し上げました補助制度の調査等を当面は優先的に進め、調査の結果に応じ検討してまいりたいと考えております。4点目のリフォーム補助事業の再開についてでありますが、本事業は過去において9年間にわたり町内の住宅改修を促進し、快適で良好な住環境の整備や町内建設業の振興等を目的として実施しておりました。事業の廃止以降、町民の皆様をはじめ多方面から再開を求める声が上がっていたことや、リフォームを行うことで持家の価値が高まり、将来における空き家対策としての観点からも私は今事業を再開することが最善であると考えております。このことから、今後はこれまでの課題等について検証した上で再開時期や補助内容を含め総合的に検討してまいりたいと考えております。5点目の利子補給率上乗せ分1%への見直しについてでありますが、現状町条例に基づき利子補給を行っているのは45件、令和5年度の金額は147万円ほどを予定しております。また、過去3年間の新規の件数ですが、令和2年度が2件、令和3年度が3件、令和4年度が19件となっており、今年度は現在まで1件の新規の申込みを受けているところであります。ご質問の1%の上乗せでありますが、平成21年度から平成23年度までの3年間、さらに延長して平成24年度から平成26年度までの3年間1%を上乗せして補給しておりましたが、時限での特例でありましたので、平成26年度限りで本則に戻し、平成27年度から現在までの本則での補給を継続しております。この利子補給の見直しにつきましては、以前から要望があった点及びコロナ関連融資の返済もスタートするタイミングになることが予想されますことから、商工業の活性化に資するため来年度に向けて利率等も含め制度面の検討をしてまいりたいと考えているところであります。6点目の新規創業者支援や後継者対策、雇用促進助成制度の見直しについてでありますが、現状新規創業に対する補助につきましては、創業に係る利息補助2件、店舗に係る家賃補助1件をそれぞれ行っております。また、雇用促進助成制度に基づく補助件数は現在17名に対し補助しており、今年度は1名の申請があり、金額的には今年度は730万円程度を予定しております。後継者対策につきましては、なかなか一朝一夕に解決への施策を見いだすのは難しいところではありますが、ご質問にあった制度等と連携して後継者の対策に結びつくようなことも考えられますので、現行制度を活用しつつ様々なニーズに対応できる制度に向けて検討してまいりたいと考えております。以上、阿部議員の答弁とさせていただきます。

再質問 3番 阿部和也

それでは、いただきました答弁に沿って再度質問をさせていただきます。森町長におかれましては、最初の質問でも触れましたように公約の実現については多くの町民の方も期待していると思いますので、公約実現についての考え方、そして進め方について今回質問をしました。また、私も4月の町議選を経て再度この場に立たせていただきましたので、応援していただいた皆様に感謝の思いを込めて選挙期間中に訴えた商工振興策について質問をさせていただきました。それでは、いただいた答弁に沿って再質問に入りたいと思います。まず、1点目のふるさと納税の拡充についてですが、目標とする寄附額について質問しました。過去のふるさと納税の寄附額の最高額、まず確認として教えていただきたいと思います。

答弁 地域振興課長 清水聡志(地域振興課長は2024年3月まで)

お答えいたします。過去の最高額としましては、令和2年度の1億4,993万4,000円ということになっております。

再質問 3番 阿部和也

令和2年度の1億5,000万ちょっとを切ったところですけれども、この数字をベースにこの後質問を続けたいと思いますが、まず新たなPR方法について質問します。ウェブ広告を12月に向けて配信したいとの答弁でしたが、これについて職員のほうで作っていくのか、企業に委託して行うのか、また取り組むことによって新たな経費がかかるであったり、経費がかかるとしたならどのくらいになるのかお聞きしたいと思います。

答弁 地域振興課長 清水聡志(地域振興課長は2024年3月まで)

お答えいたします。これは今新たにウェブ広告ということで、事務段階では委託の方向で考えております。実質的には120万円ほど考えておりますが、そのことによりまして年度当初よりも1,000万歳入を多く見込むということでありますので、それに連動しまして30%の返礼品ルールですとか、50%のいわゆる総務省で定めるルール分の経費が余計にかかってきますので、総額では大体1,600万ほどの増額になるかなというふうに見込んでおります。

再質問 3番 阿部和也

今課長のほうからもウェブ広告については委託をしていくということで、そちらは総務省のほうのルールもありますので、何とか50%を超えないようにという、そこはいろいろとニュース等でも出ていましたので、気をつけながらやっていただきたいと思います。課題として、いただいた答弁の中では事業者の労働力の確保と商品開発への設備投資について答弁いただいていますが、これについては5点目、6点目のほうで聞いていきたいと思います。自分が考える課題についてお聞きしますが、拡充するに当たっては事業者の課題だけではなく、今のウェブ広告については業者に委託するということですけれども、担当課の負担も増えてくるのかなとも正直思っています。そこで町長にお聞きしますが、今は担当が外に出てのPRであったり、また返礼品取扱いの事業者とのやり取りであったり、かなり忙しくされているのかなと思いますが、例えば担当する職員を増やすであったり、ふるさと納税専門の地域おこし協力隊を採用するであったり、何かこの拡充するに当たって事業者だけではなく職員にも係る負担軽減についてもやはり考えていかなければならないのかなと思いますが、これについて町長の考えをお聞きしたいと思います。

答弁 町長 森淳

私がふるさと納税の拡充を上げた点につきまして、基本的に羽幌におけるその産物を考えたときに、決してこの金額でとどまる魅力のない商品ではないなという認識がもともとありました。議員時代に北竜町とか、そういうところを回ってきましたけれども、北竜町では米だけで5億円、それからかつて行かなかったですけれども、米だけで5億円だった当別町が今十数億円、白糠町というのが今全道ベスト3ですけれども、そこも羽幌とイクラとか、そういう部分が全く共通していまして、カニの部分と牛肉の部分を加えて100億を超えているという現状でありますので、決してやり方によってはここで書いている1億6,000万を大幅に超えることも可能ではないのではないかということが前提にあります。その上で今の質問に関してですけれども、1つは今いろんなご提案がありましたので、それはそれとして各課とも検討の課題に上げておきたいと思いますが、まずは第一にどこがよそと違うのかということを自らやっぱり知る必要があると思っていますので、1点目としては先進地視察を通り一遍ではなくて具体的な中身を話していただけるような条件も含めて早速出張するように予定を組んでおります。そのほか、カニ等もどうも条件が変わっているようで、かつて一旦諦めた天塩町は本年度カニを中心に、過去数年前に2か月で2億円集めたことがありました。それをやめた瞬間から今は羽幌町の半分以下になっておりますが、今年はカニを取り扱うようにして年間目標額5億ということで新町長が伝えておりますので、我々もそういうことを見直ししながらもっと大きなものができると思いますので、2回ほどこのことについて担当課と話合いをしましたけれども、これからも話合いを続け、かつスピーディーに先ほど答弁書にもありました12月に向けていろんな手を打っていきたいと思いますので、ご理解よろしくお願いいたします。

再質問 3番 阿部和也

町長のほうからも担当、先進地のほうへの出張をすることによってどういった取組をしているかということも調べられるのかなとも思いますが、やるに当たってどうしても人が必要なところとかも出てくると思いますので、そういった部分も本当に少ない人員の中でも多くの寄附額をもらっている自治体もあるかと思いますので、ぜひともそういったところも参考にしていただきながら取り組んでいただきたいと思います。次で1点目の最後にしますけれども、町長にお聞きしますが、今北竜で米だけでも5億で、白糠、イクラ、カニ、イクラなんかは羽幌も同じように取り扱っていて、そこで100億、天塩のほうもいっとき本当にすごく、2億、3億といったときがありましたけれども、今最初に答弁いただいた中では目標額、今年度に限っては1億6,000万というところを目標にしたいという答弁でしたが、次年度以降町長が、羽幌町もいろいろ課題が山積していますので、当然そこに充てる財源としてはやはりふるさと納税をどんどん、どんどんと寄附額を増やしていく必要があると思いますので、まずこれについて現時点で最高でこのぐらいに持っていきたいのだという町長のお考えをお聞きしたいと思います。

答弁 町長 森淳

担当課と先ほど2回ほど具体的な打合せしたときに、全道有数の地を目指そうではないかというのは実は担当課のほうから言われまして、少しこの議会に答弁書に書くのはちょっと自信ないなということで削らせてもらいました。意気込みは私も同様でありまして、全道有数の寄附額になれるだけのポテンシャルを羽幌の産物は持っていると思いますので、ただ製造するキャパだとか、いろんな課題が同時にあります。ここに書いたとおり、事業者の労働力確保や商品開発の設備投資、そういうことも、これは一長一短で例えば今、来年度予算つけてすぐできるかということにもならないかもしれませんので、少しずつ上っていく部分と一気に上昇できるような工夫を短期間ではありますけれども、特に今年度は1億6,000万、できればもっとと思っております。来年以降は倍増するような形で新年度予算に必要な予算を組み込んでいきたいと思いますので、ご理解願いたいと思います。

再質問 3番 阿部和也

担当課との町長とのやり取りで全道有数の寄附額集められたらということで、そのぐらい意気込みがあるのだなという思いも伝わっていますし、近いところでいくと留萌市でいったら7億で、古くからふるさと納税に取り組んで実績を残しています増毛町は今ちょっと5億ですけれども、やはりほかの自治体も本当に競争がもうすごく激しくなってきていますので、まず管内で一番多くもらえる自治体にぜひともなっていただきたいと思いまして、この1点目の質問を終了して次の2点目のほうに移りたいと思います。2点目のほう答弁いただきまして、ほっと号については昨年度に運行時刻の見直しもしていますし、停留所の増設についても検討する必要があるとのことですので、ぜひ利用する方々に喜んでいただけるような内容にしていただきたいと思います。福祉ハイヤーについて少し質問しますが、いただいた答弁では現状の交付枚数を増やすなど制度の見直しの検討を進めるとのことでしたが、交付枚数だけの見直しなのか、対象となる、現在80歳以上ですけれども、その年齢の引下げであったり、町長も議員時代おっしゃっていました要介護認定を受けている80歳以下の方も含めて今後検討していくのか、町長の考えをお聞きしたいと思います。

答弁 町長 森淳

などでくくってしまいまして、ちょっと言葉足らずで申し訳ありません。当然これも交付枚数を増やすなどでありますので、交付枚数自体を増やすことも最終決定したわけではありません。様々な事業予算の制約がある中で、これもやっぱり私の目玉政策として実現させていきたいと思っております。議員ご指摘の、いわゆる介護認定の方、つまり年齢制限のある程度条件緩和みたいなことも重要な課題だと思っております。その他担当課とお話ししても、これまで手をつけなかった部分に対して聖域を設けることなく一から来年度予算に向けていきたいと思いますので、議会のほうからも委員会等でいろんなご意見あればまた伺う機会をつくりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

再質問 3番 阿部和也

福祉ハイヤーについては本当に隣、苫前町でもやっていまして、どうしても比較されるところはこれまであったと思いますので、羽幌独自のやり方でありながらもやはり高齢者の方に喜んでもらえる、また幅広く使ってもらえるような、ぜひとも制度にしていただきたいと思います。次に、新たな地域交通等への取組について質問したいと思いますが、いただいた答弁については理解していますが、今すぐの課題ではないかもしれませんが、バスであったり、ハイヤーの運転手の確保についても本当に事業者さんも苦労されているとお聞きしています。今すぐ取り組まなくても本当に将来の課題解決として、例えば以前からも議会の中でも話がありましたデマンドタクシーであったり、これも町長と一緒に視察行きましたけれども、上士幌町では自動運転バスの定期運行、これはたしか2月いっぱいでやめるところ、好評だから3月以降もということで取り組んでいますので、今後本当に羽幌町も人口がどんどん減ってくる中で何かできることというものを今すぐではないですけれども、やはり調査していくべきではないのかなとも思いますが、これについて町長の考えを伺いたいと思います。

答弁 町長 森淳

ここの答弁で現時点で町内の民間事業者による交通手段を有効に活用して、こういう表現をさせていただきましたが、質問の趣旨とかけ離れておりますので触れなかったのですが、私としては今のその町内の民間事業者による事業継続、拡大というものに対して大きな課題があるというふうに思っております。少し新米ですので、質問に対してちょっとずれたようなお答えになるかもしれませんけれども、例えば今タクシーが早い時間で終了することによって飲食店への影響必ず出ておりますので、まずは地域民間事業者をどう育てて守っていく、表現が的確かどうか分かりませんけれども、そういうことを第一優先課題にしたいということがありましたので、この場に置いている新規事業というものは、それはある程度めどがついた段階で検討に入りたいということを思っておりまして、こういう答弁書になったことをご理解願いたいと思います。

再質問 3番 阿部和也

分かりました。自分ももうちょっと詳しく最初の質問で書いていればよかったのかもしれませんけれども、またこれについては商工業においても労働力不足という部分もありますし、今町長がおっしゃったようにまずは民間の事業者をどう維持していくのかという部分も本当に重要にはなってきますので、これは改めてまた別の機会で質問させていただければなと思います。次に、3点目に移りますけれども、いただいた答弁については理解をしました。事業費や補助制度、先行事例などの情報収集、これについて途中経過等を議会に報告できるタイミングになったら教えていただきたいと思います。そこで、この旧宮坂ビルの解体について1点だけ質問したいと思いますが、解体後の土地の有効活用についても質問しました。これについては本当に解体後の話になると思いますので、例えば解体して更地になった土地の部分の購入だとかも今後の調査していく段階でいろいろと検討していくのか、いろいろな調査をしていくのか、かなり先の話になりますけれども、現時点でお答えできる範囲で答弁いただきたいと思います。

答弁 町長 森淳

過去に、これは議会主導でしたけれども、宮坂解体における補助金を探しまして、細かいことは抜きますけれども、3点ほどいろんな条件付の補助金、交付金があったことを記憶しております。その上で、今回改めて再スタートしたいと思っている中で解体のみの補助制度はないのかということをまず前提にしたいと思います。その上で、前回同様跡地利用が最低の条件になっていたり、セットになっているものに関しては、まず条件、補助率等を当然最優先課題にしますが、その内容が羽幌町にとって本当に必要があるかどうかということがやっぱりポイントになると思っております。幾ら補助制度があるからといっても、現状羽幌に緊急性がなく、必要がないとは申しませんけれども、急ぐものでなければ、それは必ずしも限られた予算の中でその補助金を使うということにもなりません。いずれにいたしましても、まだスタートしておりませんので、これから新年度から予算をつけてスタートいたします。議会のほうにも、先ほどある程度まとまったらというよりは、できるタイミングに早め早めに報告をして皆様の意見を聞きながら歩んでいきたいと思いますので、その時点をちょっとお待ちいただきたいなと思いますので、よろしくお願いいたします。

再質問 3番 阿部和也

次年度からそういったいろいろと動きが出てくるのかなとも思いますので、最初の答弁でもいただいたとおり本当に簡単に解決できる部分ではないとは思っていますので、当然今町長の答弁のあったとおりなのですけれども、またそれをすることによっていろいろと町民の方々も古いから、危ないから解体というのもありますけれども、やはりそこの、どのぐらいの額がかかって、それがどの程度やることによって町の財政に影響を及ぼすかという部分も出てきますので、その辺は先ほど答弁ありましたように分かり次第ぜひとも議会のほうにも教えていただきたいと思います。3点目はこれで終わりまして、次に4点目のリフォーム補助事業の再開について質問しますが、これについては答弁にもありましたように以前から事業再開の要望もありましたし、町長選の前に森町長、町長選の前ですのでそのときは候補予定者でしたけれども、公約が新聞等で掲載されたときには自分のところに、建築業者さんも本当に再開してくれるのだというような感じで話をしに来た方もいました。今後は答弁にありますように、課題等について検証した上で再開時期や補助内容を含め総合的に検討するとのことですが、町長にお聞きしますけれども、事業を再開することが最善との答弁いただきましたので、今年度についてはもちろん無理だとは私自身も思っていますけれども、やはりこういった補助制度というものは次年度の仕事にも当然関わってきますので、ぜひとも次年度からリフォーム補助事業を再開するという考えでいるのか、この辺まず現時点の町長の考えをお聞きしたいと思います。

答弁 町長 森淳

先ほどの所信表明の中で、対話を重視したいということを再三述べさせていただきました。その中には、やはり優先順位はつけませんけれども、町民の代表である議会との対話を充実させたいという思いがあります。その観点から、これに関しては新年度予算ということでありますけれども、では新年度予算から要綱を決めて、それから募集期限を決めてということであれば、実際の需要とかけ離れるのではないかなという思いがあります。担当委員会はこちらの条件がある程度まとまった段階で開いていただきまして、その中で意見交換をしながらある程度のめどをつけたら、その中でもちろんご理解をいただいたらという言い方が正しいのかもしれませんけれども、一定の、あくまでも3月議会で予算を要求されなければ正式なものとしては発表できませんけれども、やるのだということもそうですし、こういう中身でいきそうだよというようなことも決して問題あるとは思いませんので、時期とのタイミングからすると。その辺は議会と相談しながら、できるだけ新年度に向けて町民の方が準備ができるようなタイムスケジュールを意識しながら相談していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

再質問 3番 阿部和也

期待している方も大勢いますので、新年度からやっていただきたいと思いますし、町長の答弁にありましたように内容の部分いろいろと決まったら、ぜひとも議会のほうにも説明をしていただきたいと思います。次に、5点目、6点目のほうに移りますけれども、なぜ町長のその公約と商工業振興について質問したかといいますと、1点目のふるさと納税について質問しましたが、答弁にもありましたように課題として考えられる設備投資、これについては利子補給といった面で事業者を支援できるのではないかと考え、質問しました。答弁では商工業の活性化に資するため、来年度に向けて利率等も含め制度面等の検討をしていきたいと考えているとのことですので、ぜひ次年度、商工業者に対して利子補給率上乗せ分1%に見直しするといった報告をできることを期待してこの5点目は終わりまして、6点目のほうに移りたいと思います。6点目についても、1点目のふるさと納税の拡充するに当たっての課題として、その労働力の確保について答弁がありました。既存のその制度の見直し、拡充によって1点目の課題を解決できるのではないかと思い、この6点目も質問しました。新規創業者支援と後継者対策についての答弁では理解はしましたので、雇用促進助成制度について質問したいと思います。現行の制度内容については理解していますが、その労働力の確保としてふるさと納税の返礼品を取り扱っている事業者さんを見ていますと、これは水産加工業とかにはなるのですけれども、アイスクリームのほうもたしか羽幌町の返礼品の中でもかなり大きく占めていますが、繁忙期なんかはもう人がいないということで短期での雇用をしているのですが、そこに対しては現行の制度では合致しないということで、何か今後、今ふるさと納税に限ったことを言っていますけれども、本当にいろんな業種、例えば冬になったら冬になったで建設業の方も少ない中でどうやりくりするのかといった部分もありますので、労働力の確保、そして事業者に対しての支援、そういったことも今後短期の部分で何か考えてみてはどうかと思い質問しましたので、この件に対して答弁をお聞きしたいと思います。

答弁 町長 森淳

議員おっしゃるとおり、労働者不足は非常に全ての産業において重要な課題になっているということを認識しております。漁業関係におきましては、外国人労働者を受入れするということはかなりうまくいっておりまして、何とかカバーしているのではないかなと思っております。これも日本の国力の問題とか、その他延々と今の状態が確保できるかという部分に関しては、将来的にはやっぱり不安要素があるというふうに聞いております。ただ、全体としてやはりこういう過疎の中、高齢化が進む中でほぼ全ての業種、例えば事務職なんかでも非常に労働者不足という悩みはあります。一方、先ほどここで触れております雇用促進助成制度、雇用に対して補助金を出すという部分なのですが、これは単純に補助金を出せば、いわゆる労働者不足が解決するかどうかというところも少し考えたいなと思っております。そもそも会社のほうで、企業のほうでこれ以上事業を大きくしたい、大きくしてもある程度採算が乗るという見込みがなければ、やっぱり企業も赤字を出して労働者を確保することにはなりませんので、そういう全体的な商業振興の中で捉えていく必要があるかなと思っております。少し前段に話を戻しますけれども、短期的な労働者不足については、これもマッチング制度というのが出ておりまして、例えば先ほど言いました建築関係の方が冬に仕事がない場合に一定のところに回すとかということを、最初は初山別の商工会から出たことだと思いますが、それが今振興局もかなりてこ入れして留萌管内で全体として捉えております。中には、公務員も副業制度を使って本当に足りないところに一時的にという案も出ているそうです。ただ、私もちょっと不勉強なのですが、実際にそれが戦力となって結果としてそれがいわゆる具体的な成果を上げているところまではまだ難しいのかなという認識もありますので、改めてその辺の実態調査をしながら、今おっしゃっていただいたそれ以外にも羽幌町の商業、工業に対してやっぱり将来的にも頑張っていきたいのだということが先ほど申した利子補給だとか、リフォームだとか、全て私は関連していると思いますので、総合的政策を一歩一歩進めることによって労働者不足対策の一策にもなるということをあえて付け加えて答弁とさせていただきますので、よろしくお願いします。

再質問 3番 阿部和也

町長の答弁については十分理解しました。各産業とのいろいろな今後のやり取り等もあると思いますし、また企業からの聞き取りをすることによって本当にどういった形の部分が不足しているのかというのも分かってくると思いますので、何らかの支援というものができたときには、ぜひとも取り組んでいただきたいと思います。労働力の確保については先ほども2点目のほっと号、福祉ハイヤー、そういったところも事業者さん困っていると聞いていますので、今話した繰り返しになりますけれども、羽幌町としての労働力の確保につながる支援等の見直しが必要になったときは、本当にぜひ取り組んでいただきたいと思います。これで、次の質問で最後にしたいと思います。町長の選挙公約について質問しましたが、今回質問した1点目から4点目の質問のうち1点目、2点目、4点目は商工業が関係していますし、3点目の旧商業ビルの解体も解体するとなったら地元でできるのかどうかといったまた議論にもなるかと思いますので、最初の質問でも触れましたが、町長の公約の実現には商工業の振興が必要だと思っています。私の商工業に対しての思いであったり、考えというものは今回の質問や、これまでの議員活動の中で理解していただけていると思っていますので、最後に森町長の商工業に対しての考え、そして羽幌町の中の商工業の位置づけ等をお聞きして一般質問を終了したいと思いますので、答弁よろしくお願いいたします。

答弁 町長 森淳

先ほどの所信表明の中で、基本姿勢という部分もあえて何点か話させていただきました。その中には産業の活性化による地域の活力、活性化ということを入れました。それには当然農業、漁業、これは今回の質問に入っておりませんでしたので、また別の機会に、もしくは2番目の質問の中で答える機会があるかと思っておりますが、それは大事なものとして考えているということをまずご理解していただきたいと思います。その上で商工業なのですが、これは今回のいわゆる具体的な公約をつくる際に当たってどうしても医療だけは変わらなくても入れたいという私の強い思いがありましたので、最後に入れさせていただきました。そのほかについては現状やっていなくて、やることによって効果があるのではないか、自分としてもやるべきだということの流れの中で入れていただきましたので、決して私自身が商工業だけで農業、漁業だとか、福祉政策に対して関心がないだとか、予算の配分をしないだとか、新しいことをしないだとかということをご理解していただきたいと思います。その上で、いつも言っていることですけれども、羽幌の長い100年を超える歴史の中でこの町はやっぱり商工業、サービス業中心で発展してきました。理由は様々ありますし、時間の制約もありますので省略いたしますけれども、その中で現実に今でも働いている方、就労人口と言いますけれども、羽幌で働いている方の、公務員とかも入れますから正確な数字は分かりませんけれども、3次産業だけで半数を超えていると。これに加えて2次産業を加えると、正確な数字をちょっと持ち合わせておりませんけれども、7割以上の数字があります。当然働いている人のボリュームが大きいところに対して力を入れてやるのは、町全体の発展に不可欠だと思っておりますので、その観点からこういう何点か挙げさせてもらいました。このほかにも重要課題はたくさんあります。ただし、時間の問題、お金の問題、様々ありますので、これから予算査定が始まるまで限られた時間ですけれども、何を優先課題にして、しかも緊急性があるかということで来年度の政策に結びつけていきたいと思いますので、そういう観点をご理解の上、私の姿勢ということで話させていただきましたので、どうぞよろしくお願いします。

出典:羽幌町議会 令和5年第4回定例会 2023年6月22日 議事録 PDF(9ページ) 間違いを知らせる