羽幌町議会 令和3年第2回定例会 2021年3月9日
(1)子供医療費の無料化拡大について/(2)特別障害者手当の周知と今後の対応について
2021年3月9日、羽幌町議会の一般質問で、金木直文議員が「子供医療費の無料化拡大について」「特別障害者手当の周知と今後の対応について」について質問し、町長 駒井久晃、地域振興課長 清水聡志、福祉課長 木村和美が答弁しました。
- 質問者
- 金木直文 議員
- 答弁者
- 町長 駒井久晃、地域振興課長 清水聡志、福祉課長 木村和美
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 1番 金木直文
それでは、私から大きく2点について質問いたします。まず、子供医療費の無料化拡大について伺います。昨年の10月から11月にかけて羽幌町議会が実施した町民アンケートでは、子供医療費の無料化について196人が回答したうちの183人がその必要性を評価し、高い関心のある施策であるという結果が示されました。令和元年9月定例会一般質問においても、高校生までの無料化拡大を求めてきましたが、高校生の子を持つ保護者の経済的支援として有効との認識を示しつつも恒久的な財源が必要となる事業であり、幼児教育の無償化や国保事業に係る影響など、総合的に精査しながら判断していきたいとのことでありました。医療費無料化拡大への必要財源として、近年増加傾向にあるふるさと納税による応援寄附金や地域福祉基金などを利用しながら、町民アンケートでも要望の声が高い子供医療費の無料化拡大を実施すべきと考えますが、見解を伺います。次に、大きな項目2点目です。特別障害者手当の周知と今後の対応についてお聞きします。特別児童扶養手当等の支給に関する法律では、精神または身体に障がいを有する二十歳未満の障がい児と二十歳以上であって著しく重度の障がいの状態にあるため、日常生活において常時特別の介護を必要とする特別障がい者に手当を支給することが定められています。昨年12月2日、衆議院の厚生労働委員会で特別障害者手当の周知が不十分で、自治体によっては受給できていない例があると問われ、厚生労働大臣は周知することは大変重要だ、国が示す障がい程度の認定基準、これに従って各医師の診断書という形で判断をすることになっておりますが、しっかりこれからも周知するように我々としても努力してまいりたいと答えています。特別障害者手当は、障がい者本人や配偶者、扶養義務者の所得制限があるものの、障害者手帳を持たない要介護4や5の人でも該当するケースがあると言います。これまでの羽幌町での周知や広報の状況、相談や申請の実績、今後の対応などはどうなっているのでしょうか。以上です。
答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)
金木議員のご質問1件目、子供医療費の無料化拡大についてお答えいたします。令和元年9月定例会の一般質問でも答弁申し上げておりますが、医療費の無料化拡大については高校生がいる世帯への経済的支援として有効との認識は持っておりますが、恒久的な財源が必要である事業であることから、他の事業なども含め総合的に判断してまいりたいと考えており、現時点においても実施を見送っているところであります。また、ふるさと納税まちづくり応援寄附金や地域福祉基金の活用についてでありますが、ふるさと納税については近年増加傾向にあるものの、単年度の寄附金額については変動があり、不確定要素があることから、地域福祉基金については将来的に福祉関連の施設建設や大規模改修に活用を見込み積立てをしておりますことから、財源として利用可能かどうか今後検討してまいりたいと考えております。次に、ご質問2件目、特別障害者手当の周知と今後の対応についてお答えいたします。初めに、特別障害者手当は在宅の二十歳以上の方で精神または著しく重度の障がいのため日常生活において常時特別な介護を必要とする方に支給される手当であり、北海道が支給認定を行っているものであります。本町における周知等についてでありますが、特別障害者手当を含む各種制度を分かりやすくまとめた暮らしのガイドブックを作成しており、障害者手帳交付時に配付し、情報提供を行っております。また、町内では現在2名の方が認定を受けておりますが、障害者手帳を持たない方でも該当になるケースもありますことから、引き続き北海道と連携を取りながら制度の普及啓発を図ってまいりたいと考えております。以上、金木議員への答弁とさせていただきます。
再質問 1番 金木直文
それでは、再質問させていただきます。この高校生までの医療費の問題、一般質問で取り上げるのは平成27年の6月定例会以降私は4回目になるかと思います。北海道では毎年乳幼児等の医療給付事業の拡大状況を発表していましたけれども、最近は発表していないのです。それで、前回の資料を基にまだ空白になっているところを自分なりにその自治体のインターネット、ホームページを開いてある程度、全部ではありませんけれども、主立ったところを調べてみるとやはりこの間にも増えています。町村では144町村あるうちの過半数を超えました。前回1年半前の9月定例会での答弁とほとんど同じといいますか、総合的に判断をするということで回答としては同じものをいただいています。前回はその恒久的な財源も必要だという指摘もありましたので、私なりにこういった財源が使えるのではないかと思って2つの具体的な財源を提示しながらお聞きをしました。およそ年間500万円前後あったらできる事業ではないかと、前回もそのような答弁だったと思います。この福祉基金は、現在3億1,000万円ほどあると思います。令和元年の決算資料から拾いましたけれども、3億1,000万円の福祉基金。そして、まちづくり応援基金も最近は増えているかなという印象にあります。ちなみに、この給付金は今年度幾らぐらいなのか、ざっとでいいのですが、分かりますか。
答弁 地域振興課長 清水聡志(地域振興課長は2024年3月まで)
お答えいたします。今年度まちづくり応援寄附金、先月2月末現在なのですけれども、はっきり数字は言えませんが、1億4,960万前後だったと思います。
再質問 1番 金木直文
たしか数年前は何千万円かだったのがやはり増えているのだなという印象を受けています。年間500万円ぐらいの事業となると思いますので、その福祉基金の3億全部使えとは言いませんけれども、そしてふるさと納税のこの部分でも全額返礼品とか必要な経費が当然差っ引かれますから、そのうちの半分ぐらいが自由に使える部分になるかなと思いますけれども、それなりの財源にもなっていると。それで、この地域福祉基金については建物等の改修等に考えているということなのですが、大分前になりますか、もう10年以上前になるかと思いますが、以前羽幌に母子会がありまして、母子会が解散するに当たってその剰余金です。会が持っていた剰余金、ぜひとも子育てのために、子育ての事業に役立ててほしいという思いも込めて町に寄附されたと聞いています。その基金がこの地域福祉基金だろうと私は思うのですが、そういう認識でそのときが恐らく、記憶ですけれども、7,000万円ぐらいあったはずだというふうに当時の関係者からも聞いているのですが、その辺の事実関係、この基金をいただいている福祉基金に積んであるというようなことをちょっと確認させていただきたいと思いますが、お願いします。
答弁 福祉課長 木村和美(福祉課長は2023年3月まで)
お答えいたします。議員おっしゃるとおり、母子会に関する寄附についてはこの福祉基金に積み立てている状態であります。
再質問 1番 金木直文
それで、一応財源もそれなりにあるというふうに私は判断するのです。この事業を高校生まで拡大するということにしても、大体年間500万、10年間続けたとしても5,000万円あればできると。この福祉基金のその使い道です。福祉基金のその設置目的には、在宅福祉の普及及び向上、健康及び生きがいづくりの推進、その他地域福祉の推進を図るための事業に要する経費並びに民間団体が行う事業の支援に要する経費の財源に充てるためと、そのための基金なのだということでありますが、母子会の方々のそういう熱い思いを考えれば、その寄附してくれたお金はもう基金に入れたわけですから、別に色がついていたり、名札がついているわけではありませんから、あくまでも基金としてのお金ですけれども、思いも酌んで、そういったものも財源にしながら当面は運用できるのではないかなというふうに私は思うのです。この問題では、子供の医療費をどうするかというのは国の制度だというのは道の見解ですけれども、国の制度だということでなかなか道も拡大をしてくれないのですけれども、そういう要望を出すたびに知事から国のほうに発信をしたいというふうに言ってくれます。そのうち道のほうでも国の制度が拡大されたり、道の予算が増えたりすれば町の持ち出しも減ってくるわけですから、十分にそういったことも見越しながら、ぜひとも今すぐここで分かったとはならないとは思うのですけれども、今後の中で検討するというようなことにならないのかどうか、改めてお聞きしたいと思います。
答弁 福祉課長 木村和美(福祉課長は2023年3月まで)
お答えいたします。基金については年々減っていくことになりますと、将来的に施設等を建てるときの財源確保にもちょっと利用したいという考えがございますので、ふるさと納税等も含めまして、今後町長の答弁でもおっしゃっておりますが、財源確保に利用可能かどうかも含めて検討していきたいなと思っております。
再質問 1番 金木直文
やはり検討という域を脱してはいただけないのですけれども、人口が3万3,000人の北のまち稚内市ですけれども、去年の8月から高校生まで拡大をしました。高校生まで無料化を去年の8月からスタートさせました。当面応援寄附金を使って実施するようでありますが、委員会の中で、これを審議する委員会で応援寄附金なくなったらどうするのだというふうに問われた市の担当者は、普通交付税が手だてされている一般財源を使うというふうなことまで、そういう姿勢を明らかにしてでもやはり実施をするという決意に私は敬意を表したいと思うのです。人口から単純にすれば羽幌の5倍ですか。ですから、恐らく稚内なら2,500万円ぐらいかかるのかなと思いますけれども、こうした稚内市の当局なのか、市長が大体そういう公約を上げて前回選挙に出られたようなことだったと思いますけれども、その市の段階でもやはり状況を見てきちんとそういう大きな判断をされているということがあります。羽幌町の議会で2年前ですか、十勝の上士幌町を視察させていただきました。この上士幌町は天売出身の方が町長をされているということもあって非常に有意義だったのですけれども、この町も子育て支援の町ということを一つの売り物にして取り組んでいるのだけれども、今や近くの町、大概の町、高校生まで無料化にしてしまったと、全然もう差がなくなったと、次の手をどうするかということが今課題なのだというふうにもおっしゃっていたのが非常に私は印象に残っています。ぜひとも我が町もこういったぐらいのところまでぜひ思い切って判断をしていただければと。そういう検討も1年半前と同じ検討をしていきたいではなくて、いつ頃までにはこういう方向で考えていきたいのだというようなところまで答弁をいただけないものかということを決断してもらいたいのですが、町長いかがですか。
答弁 町長 駒井久晃(町長は2023年3月まで)
大変金木議員の熱い思いは伝わりましたけれども、残念ながらといいますか、やはり恒久的な財源につきまして非常にまだ不安定な部分と、そういう不安材料がありますので、もう少し検討の時間をいただきたいと思います。
4回目の質問 1番 金木直文
私もこの問題ずっと取り上げて6年越しで4回目の質問になるのですが、引き続き私も折れずに何回でも声は出させていただきたいと思います。次に、大きな2番目のほう、特別障害者手当のほうに移りたいと思いますが、今回特別障害者手当という非常に細かなピンポイントの名称の事業をピックアップしましたけれども、一般的には障害者手帳とか障害者年金というのは大体ほとんどの人が知っておられるだろうと思うのです。例えばこの障害者手当というのはあまり知られていないと。実は私も今回初めて知ったというところであるのですが、もしもこの手当が支給の対象となるかもしれないという人が知らないままで過ごしていたら、これはまずいだろうなということでちょっと取り上げさせていただいたのです。答弁書で暮らしのガイドブックを作成していて、この中に恐らく説明されているのだと思うのですが、この暮らしのガイドブック私もちょっと見た記憶がないのですけれども、障害者手帳が交付されるときにだけ配付されるものなのか、一般の人が目にするようなものではないのか。例えば私が後で行って1冊下さいと言ってももらえるようなものなのかどうか、ちょっと説明をお願いします。
答弁 福祉課長 木村和美(福祉課長は2023年3月まで)
お答えいたします。これは、羽幌町本町において作成しているものでありまして、希望があれば配付することは可能と考えております。現時点では、基本的に障害手帳を初めて交付される方に対して、障がいを持つ人のための暮らしのガイドブックということで利用できる制度等を周知しているところであります。
4回目の質問 1番 金木直文
あと、そのガイドブックのほかに広報はぼろというものもありますから、その中で例えばこの特別障害者手当のことについて最近、一番直近でいつ頃紹介しているとか、お知らせしたよとかというところが分かれば、いつ頃でしょうか。お願いします。
答弁 福祉課長 木村和美(福祉課長は2023年3月まで)
お答えいたします。すみません、現時点ではいつ頃ということはちょっと認識しておりませんで、しばらくの間は更新しておりません。この特別障害手当については周知して、ホームページ等、広報等で周知は実際はしばらくの間はしていないと認識しております。
4回目の質問 1番 金木直文
私もちょっと調べてみたのですけれども、七、八年ぐらい前の広報はぼろには確かにそういう、あったと思うのですが、それ以降ないのかなと思いますと。実際支給が認定されたら月額幾らの手当が支給されるのか、その辺も分かりますか。
答弁 福祉課長 木村和美(福祉課長は2023年3月まで)
お答えいたします。実際支給に関しては北海道の事務ということでございますが、うちで今把握しているのは特別障害者手当につきましては月額2万7,200円かなと思っております。
4回目の質問 1番 金木直文
分かりました。現在2名の方が町内におられるということなのですが、あまり細かく聞くと個人情報にもなってしまうかと思うのですけれども、この方は障害者手帳を所持されている、持っている方ということでいいのでしょうか。
答弁 福祉課長 木村和美(福祉課長は2023年3月まで)
お答えいたします。障害手帳を持っている方でございます。
4回目の質問 1番 金木直文
私今回分かったのは、その障害者手帳を所持していなくても対象になるよというのが国会の中でも明らかにされていました。こういった問題の問合せの窓口は福祉課の社会福祉係だということだと思うのですけれども、高齢者で要介護になって4あるいは5の人でも対象になる。もちろん障害者手帳を持っていなくても要介護認定4でも5でも対象になり得るケースがありますよということのようなのです。となれば、福祉課よりも健康支援課であったり、地域包括支援センターの保健師さん等がより密接に関わってくるだろうと私は思うのです。この制度について、その福祉課以外の関わるであろう健康支援課や保健師さん等のほうでもこの制度について精通されているのかどうか、あまりよく知らない実態がないのかどうか、大変高飛車で失礼かもしれないのですけれども、その辺の実態はどうなのでしょうか。
答弁 福祉課長 木村和美(福祉課長は2023年3月まで)
お答えいたします。制度内容としては知っていると思いますが、今までその要介護4、5に対して周知とかの実績は恐らくないと思います。
4回目の質問 1番 金木直文
そこで、ぜひとも今回質問した趣旨に戻るわけですけれども、この制度は要介護4か5で、しかも施設に入っていたら駄目なようなのですよね。在宅で4か5を介護している場合ということのようです。となれば、非常にもう何十人も何百人もいることはないだろうと。せいぜいいてもほんの5名なのか10名なのか、そのぐらいの程度かな、羽幌町で言えばその程度なのかなと思いますけれども、たとえ少数であろうとやはりこういう制度がありますよともし認定されれば、こういう手当があるのですよということは漏れなく福祉課なり、あるいは健康支援課なりの保健師さん等からちゃんと伝わるように周知していってもらいたいということを答弁もいただいているのですが、間違いなくやっていただけますねということを最後に確認させていただきます。
答弁 福祉課長 木村和美(福祉課長は2023年3月まで)
お答えいたします。町長の答弁でも申し上げておりますが、実施しております北海道と健康支援課と協議をしながら在宅で4、5の該当になる可能性があるということですので、周知は行っていきたいと思っております。