羽幌町議会 平成22年第7回定例会 2010年12月9日
(1)選挙公約について/(2)商工会に対する支援制度について
2010年12月9日、羽幌町議会の一般質問で、森淳議員が「選挙公約について」「商工会に対する支援制度について」について質問し、町長 舟橋泰博、政策推進課長 柳田昭一、商工観光課長 三浦義之が答弁しました。
- 質問者
- 森淳 議員
- 答弁者
- 町長 舟橋泰博、政策推進課長 柳田昭一、商工観光課長 三浦義之
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 6番 森淳
私からは、町長の選挙公約について、羽幌町商工会に対する町の支援制度についてお伺いいたします。このたび12年ぶりに町長選挙が実施され、この選挙に当たり、町長は公約として今後4年間に取り組む5つの目標と60の町民との約束を掲げ、当選されました。今回は、このうち2点と羽幌町商工会に対する町の支援制度について質問します。協働と広域連携の推進の中で15項目の約束を挙げております。このうち、身の丈に合った財政構造の構築、民間感覚の導入、職員からの提案制度の活用、町民サービスを基本に役場内の経費の徹底削減について、それぞれの意味の説明を求めるとともに、具体的な政策としてどう実現させるのか、町長にお伺いいたします。生き生きとした若者と産業振興の中で12項目の約束を挙げておりますが、観光を除く商工業の振興については具体的な事業として民間委託による道路環境の維持管理以外触れられておりません。商工業は、町勢要覧、平成20年度産業分類別就業者、所得申告者ですが、構成比で約66.5%、所得構成比で55.3%を占める羽幌町最大の産業であることから、商工業の繁栄が町の盛衰のかぎを握っていると考えます。この観点から、町長の今後4年間の町政執行に当たり、産業振興の中心として商工業を据え、さらなる積極的政策を打ち出す必要があると考えますが、町長の見解をお伺いします。羽幌町商工会は、本年法制化50周年を迎え、半世紀にわたり地域商工業者の総合的な改善発展を支えるとともに、地域内経済振興に寄与してまいりました。しかし、長引く不況、地域経済の衰退が続く中、町内大型企業の倒産、会員数の減少等の理由から、大変厳しい運営を強いられております。羽幌町は、事業補助のほか人件費の一部補助を行っておりますが、現状のまま推移すると今後の事業遂行に支障を来す可能性が大であります。当然商工会自体さらなる改善のための努力が必要と考えますが、町としても補助制度の見直しなど新たな支援制度を検討すべき時期が来ていると考えます。町長の見解をお伺いいたします。以上でございます。
答弁 町長 舟橋泰博(町長は2014年9月まで)
森議員のご質問1件目、選挙公約についてお答えをいたします。1点目の身の丈に合った財政構造の構築についてでありますが、経済の長期低迷による町財政への影響が続く中で、今後におきましても相当厳しい財政運営を強いられるものと考えております。本町におきましては、これまでも経費の徹底した削減を初め事務事業の見直しなど簡素で効率的な行財政の確立に努めるとともに、羽幌小学校の改築など多額の事業費を要する大型事業が予定されておりましたことから、将来を見通した中で計画的な事業の執行や将来負担に備えるため、基金の創設及び財源の確保に努めてきたところでございます。また、財政の健全化を維持するため、その健全化指標等の維持、改善にも意を注ぎながら財政運営を進めてまいりました。今後におきましても、行財政の運営につきましては慎重な中にも効果的な事業の執行に努め、事業などの実施に当たりましては、まずはその事業などの必要優先度及び財源確保など、慎重を期してまいります。将来に悔いを残さない健全な財政運営を確立することが身の丈に合った財政構造の構築と考えております。次に、民間感覚の導入についてでありますが、町民と行政の役割の見直しや町民の目線に立った行政運営を念頭に置きながら、民間に任せるものは民間にとの考えのもと民間への業務委託や指定管理者制度の導入を積極的に進めてまいりました。また、きめ細かな町政懇談会の開催や町民提案制度、地域情報連絡員制度など町民協働によるまちづくりを第一に取り組んでおりますが、今後も地域の力と活力を行政に生かしてまいりたいと考えております。次に、職員からの提案制度の活用についてでありますが、平成15年度から職員提案制度を導入し、職員の創意工夫や企画、提案による事務事業の改善とコスト削減を進めております。平成21年度末現在で99件の提案が寄せられ、審査会を経て23件が採用されております。事務事業の無駄や効率化を図るものがほとんどであり、行政のスリム化を図るとともに、職員の意識と資質の向上に果たす役割は大きいものと考えております。次に、町民サービスを基本とした役場内の経費の徹底削減についてでありますが、先ほど身の丈に合った財政構造の構築の中で申し上げました簡素で効率的な行財政の確立と運営に向けた取り組みを積極的に進めてまいります。また、本年度から導入した行政評価制度に基づき、行政全般にわたり政策、施策、事務事業の評価を毎年度実施し、トータルコストの把握と削減を進めるとともに、町民の満足度を重視したサービス提供に努めてまいりたいと考えております。次、2点目の商工業への積極的な政策についてでありますが、本町の産業は農林業や漁業の1次産業から2次、3次産業までとさまざまな分野にわたっており、町の経済はそれぞれの産業が発展することにより生産性が向上し、産業間相互の経済連携及びその効果により地域全体の活性化が図られることから、産業全体を通したバランスのとれた振興策が必要と考えております。このようなことから、商工業の振興策は産業全体をとらえた中で推し進めていくことが重要と考えております。具体的な振興策については、公共事業の地元優先発注によります地元商店の購買力の向上や活性化を図っておりますほか、中小企業特別融資制度や小口貸付制度、商店街環境整備を初めとする各種制度の有効活用により商工業者の積極的な事業を支援していきたいと考えております。今後も商工業の振興は、町の活性化でもあり、元気な羽幌を目指し、頑張っていく考えでおります。次に、2件目、商工会に対する支援制度についてのご質問にお答えをいたします。初めに、商工会の収支状況と補助内容について現状をご説明いたします。商工会の収入は、北海道からの人件費補助が約6割、本町からの人件費補助約3割と事務費の補助金、そして自己財源である会費や記帳手数料等の収入で賄っております。商工会の自己財源である会費や手数料、受託料は毎年減少し、繰り入れ引き当て収入も少なくなっている状況から、運営については厳しい状況であることは理解をしておりますし、商工会への補助は地域商工業者への振興策にもつながり、地域経済への影響も大きいものととらえております。しかし、新たな補助については、商工会の経営改善やこれからの収支見通しを立てた計画的な運営も必要であり、今後十分な協議を重ねながら対応をしていきたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。以上、森議員の答弁とさせていただきます。
質問 6番 森淳
まず、身の丈に合った財政構造の構築についてですが、私としては基本的には今の説明に賛意を示したいと思います。ただ、縮小均衡だけでは地域も衰退していきますし、状況に応じて新しく政策を打ち出す必要も時にはあるのではないかと思いますので、その辺を常に念頭に置いて、この線で財政運営をお願いしたいと思います。続きまして、民間感覚の導入と職員からの提案制度の活用についてでありますが、まず町政懇談会、これは大分工夫されて、以前から見るとかなり出席者もふえてきているなというふうには理解しております。ただ、現実には244名ですから、まだ住民の40分の1程度でしかないわけでありまして、これからもできるだけハードルの低い、敷居の低い、町民が参加しやすいような形を模索していただきたいと思います。次に、時間の関係ありますので、まとめて担当課長にお伺いします。町民提案制度、町長が柱と言っている何点かなのですが、これは19年から21年までの間にわずか1件しかなかったという報告を受けています。昨年12月議会のときに寺沢議員の質問の答弁に、今後制度基準を緩和するなど見直しを図ると答弁がありましたが、今年度の実績と見直しを図ったか、図ったとしたら、その内容についてお伺いします。次に、地域情報連絡員制度、これも以前からありまして、名前を変更して、より現実に対応したいということで多少の組みかえを行ったのですが、私の聞くところですとなかなか具体的な話が聞こえてきません。担当課のほうで具体的にどういう成果が上がったのか、どういう事例があったのかお伺いしたいと思います。それと、職員の提案制度ですが、これは昨年末99件ということですが、7年間で99件で、私の記憶では先細り傾向にあったと思います。それで、本年度は職員からの提案はあったのか。この3点についてまずお聞きしたいと思います。
答弁 政策推進課長 柳田昭一
お答えいたします。まず、町民の提案制度でありますけれども、今議員さんお話しのとおり、昨年度1件の提案ということにとどまっておりまして、残念ながら公益性等の観点から採択には至りませんでしたけれども、そういう状況であります。それで、見直しにつきましては具体的にまだ取りかかってはおりませんけれども、今の制度そのものがかなり町民が提案するに当たりましては選考基準が厳しいという状況もありますし、それに伴います財源の部分につきましても、例えば新しい施設の建設ですとか、あるいは人件費あるいは管理運営費等は基本的には認めていない、あるいは継続する場合は3年以内というふうなこともありまして、提案する場合に町民にとりましてはいささか厳しいかなという観点もあります。その辺役場内部、そしてまた審査をお願いしておりますまちづくりはぼろの方々とも協議しながら改善できるものは改善したいというぐあいに考えていきたいと思っていますので、ご理解をお願いいたしたいと思います。それから、2点目の職員が行っています地域情報連絡員制度でありますけれども、15年から方面区担当ということで始まりましたけれども、見直ししまして19年からスタートいたしております。基本的な目標は、地域の情報を把握しようと、また町の情報を提供しながら共有化を図ろうというふうな主な目的でありますけれども、19年スタートいたしまして、その年は44件、それから20年に15件、21年に7件、本年度2件ということで年々減ってきております。ただ、職員には要望等を必ず私どもの政策推進課に報告する義務づけをいたしておりません。その事件、事犯を担当している課に情報を提供して処理するようにということを基本にしておりまして、恐らくこれはすべてではないと思いますけれども、残念ながら減ってきているという現状はあります。この辺私どももなるべく職員が居住している地域の方面区を担当にするだとか、あるいは以前に居住していた地域を担当するだとか、そういうぐあいにして地域の人方と顔見知りになりながら情報をいただく、あるいは提供するというふうなことも心がけております。この辺は、また再度職員ともいい方法を検討しながら何とか充実した方向にしていきたいというぐあいに考えております。それから、もう一点、羽幌町職員の提案制度でありますが、これについては先ほど昨年度までの状況を説明申し上げました。本年は、今のところまだ職員からの提案はございません。それで、これについても、今まで初年度に一気に来るだとか、平成19年、20年においては80件を超える提案がなされるだとか相当数の提案がなされておりまして、職員の中にも今まで思っていたことがほぼ出てきたかなという状況もあります。また、全体的に行政としてコストの削減を図るためにさまざまな財政上の取り組みもしておりまして、改善を図っている点もあろうかと思いますが、この辺もまた職員に随時周知しながら職員の意識啓発に努めてまいりたいと思いますので、ご理解お願いしたいと思います。
質問 6番 森淳
町長の公約で過去の実績をもとに民間感覚の導入、職員の提案制度を取り入れて本来持っている政策を実現させようとしているのですが、今の説明を聞く限りは、物によっては多少制度疲労も起きていますし、マンネリ化も起きているのではないかなという印象を持ちます。先ほどの提案制度のようにまとめて出るときもあるけれども、その都度多少リニューアルしたり問いかけ方を変える工夫をして、せっかくいい発想だと思いますので、現実として機能するような形で考えていっていただきたいなと思います。次に、町民サービスを基本とした役場内の経費の徹底削減ですが、その中で柱として行政評価制度について触れられております。この行政評価制度は、どういうメンバーで、将来どう活用しようとしているのかお伺いします。
答弁 政策推進課長 柳田昭一
お答えいたします。この制度につきましては、本年の4月から導入をいたしまして、職員の説明を経て6月から本格的にスタートいたしております。それで、流れといたしましては、まずは本年度400を超える428事業を評価したわけですけれども、担当している職員及び係長がまず自分の仕事について評価をすると、それを受けて第2段階で担当課長が行うと、第3段階で評価委員会を設けまして副町長を委員長とし、教育長、それから本年度は財務、政策、総務という課長が担当いたしまして各事業の最終の評価を行ったというものであります。いかんせん本年度からスタートしたということでございまして、現状の事業を把握することが精いっぱいでございまして、つい先日全事業の評価を終えたというところでございます。それで、今後は毎年度この評価を実施していく予定であります。それで、何としてもやはり基本にしたいのは、自分たち職員の評価だけでなくて、果たして町民の満足度というのはどうなのかということで、町民の考え方と職員の考え方の隔たりがないのかどうかということを今後の大きな課題にしていきたいというぐあいに考えています。それで、現段階では行政職員によります評価という形にしておりますけれども、将来的には先ほど申し上げた町民の満足度というものを重視するためには町民を交えた評価委員会というものも検討していかなければならないものというぐあいに考えております。
質問 6番 森淳
方向性としては私も賛意を示したいと思いますし、ぜひその方向でいっていただきたいと思います。ただ、今までも町民の声を聞くということで選抜メンバーで行うということがいろんな審議会等あったのですが、どうしてもある程度メンバーが固定化したり、なかなか一般の人の声も届かないということもありますので、例えばですが、これ将来の話として広報等にもきっちり載せる。担当課としては自分の課のやっている事業がA、B、C、DのDだとかとつけられると非常に困るのですけれども、やっぱり一般町民が幅広く触れられるような形、これは例えですから、そういう形の中で自然と先ほど言った町民の提案制度だとかそういうものに反映されるような、ピックアップメンバーはピックアップメンバーでもいいですけれども、いろんな幅広い町民がこれに対して意見を申せるような機会も将来含めて検討してもらいたいと思います。時間がありませんので、次に商工業の積極的な政策についてお伺いいたします。まず、町長答弁で公共事業の地元優先発注についてお話がありましたが、昨年の特別養護老人ホームの件では、備品購入は地元でほぼ100%やっていただいたと思いますが、建築のほうではJVは町内業者で組まれたわけですが、下請と申しましょうか、板金塗装、建具、解体等々、これは100%近いぐらい他町村の業者が入ってきてやったと。これだとやはり町長が言う地元商店の向上の活性化については、まだまだ不十分な部分もあったのではないかと思います。この件を踏まえて、今後も羽幌町公共事業、特に建築関係は軒並み続いておりますので、今後の公共事業の発注について町長の考え方をお伺いしたいと思います。
答弁 町長 舟橋泰博(町長は2014年9月まで)
特別養護老人ホームの改築問題が出てから、以前の建物は鉄筋コンクリートRC造でありましたけれども、何とか地元地域の業者たちでやれないものなのかなといろんな模索しながら、そして最終的にはご存じのとおり地元業者のジョイントが受注してということでありました。内容については、今森議員がご指摘したとおりの結果だというふうに思っております。羽幌町としてもあれだけ大規模な、平家とはいえ大規模な木造建築物ということでは初めてであったと、またジョイントということでも下請業者、いわゆる大手が抱えている下請業者と地元の業者が抱えれる下請業者ということではさまざまな違いがあったのかなと、そういう意味では非常に自分自身としても、また行政としても確かにある意味では冒険というところがあったのかもしれませんけれども、いい勉強になったのかなというふうにも思っております。決してそのときの基本的な地元地域業者ということについてはいまだ何ら変わるものでもありませんし、これからそういった意味ではそういう方々が力をつけながら地域の力というふうにはね返ってくるわけですので、何とか頑張っていきたいと、それに当てはまる事業というものはできるだけ、逆に言うと積極的にそういうものに取り組んでいきたいと、今までの基本を崩さずに取り組んでいきたいというふうに思っております。
質問 6番 森淳
次に、中小企業特別融資制度ですが、これは本当に商工業者は大変役立っておりますし、喜んでおります。ただ、時限制度でありまして、これから例えば利用しようとする方は、借りている最中に制度がもし変わった場合にもとの金利に戻るという可能性も当然出てくるわけであります。そこで、年度はまだ1年余りありますけれども、方向性だけでも町長の方向性出していただければ、自己責任で借りるでしょうけれども、ある程度安心感持ってやれると思いますので、現在時点での町長のお考えをお伺いしたいと思います。
答弁 商工観光課長 三浦義之(商工観光課長は2010年12月まで)
まず、私のほうから制度の説明ちょっとご紹介したいと思います。中小企業特別融資制度、またはその利子補給に基づくものですけれども、これについては特別融資ということで、その利子の一定額を補給するということで通常2%を超える部分の利子補給を行っているのですが、近年の不況ということで平成21年度から3年間、特例措置として1%を超える部分の利子補給を行っております。最近利用率上がっておりまして、現在59件、65%の利用率という状況になっております。
答弁 町長 舟橋泰博(町長は2014年9月まで)
利用率、細かい数字ちょっとわからなかったので、そういうもの参考にしますけれども、今議員の言われているとおり、商業者にとって大変使い勝手がいいというか、喜ばれている制度だということもございますし、今の経済状況、また商業者が置かれている立場というものを考えながら、このことについて今現在でやめるとか、そういう物の考え方は持っておりません。
質問 6番 森淳
各種制度の有効活用とありますけれども、各種制度といっても余りメニューはもともとないと感じております。それと、近年新たな制度の設立というのは全く行われていない現状にあります。昨年11月の総務産業常任委員会におきまして、町の現状では企業促進条例がすべてであり、新しいメニュー等は考えないのかという質問に対して担当課長は、限定的ではなく現状では条例を活用、新たな補助対象があれば条例化していくと答えております。ちょっとわかりづらいのですが、いわば要望があれば考えて条例化も検討していくという意味に私はとりました。要望があればではなくて、町側が積極的に例えば企業誘致だとか、それに向けて他町村にでもいろんな進んでいる例もありますから、そういうリサーチをしながら、ニーズにこたえて町がむしろ積極的に新しい政策、条例等をつくってやるということが必要と感じるのですが、その件について町長の考えを承りたいと思います。
答弁 町長 舟橋泰博(町長は2014年9月まで)
原課のほうで何か言われれば、あればということだったのかなと、そういう受け身ではなくして、ある意味ではこういう制度があるから、どうぞいらしてください、また地元の既存の業者にもそういうものが利用できるのだよというようなことでの制度が一番生き生きとした、また元気が出る制度でもあるかなというふうに思っております。実際問題は、やはり町内企業でもいろいろと頑張っている企業もございますし、いろいろな問題点として投げかけられている部分はございます。我々もやはり頑張っている企業というのは大事にしなければならないですし、大きな雇用の場ともなっているというようなこともあるわけでありますので、その点も含みながら積極的な物の考え方で企業の育成ということも含めて取り組んでいかなければならないと思っております。
質問 6番 森淳
その観点からすると、羽幌にいるとコストが非常にかかると、企業経営する場合。一例としては、水道代なんかも以前議会の委員会でも言っていましたし、固定資産税が特別高いと思いませんけれども、よそではかなり優遇制度が、大変厳しい状況なので、進んでいる部分があって、羽幌の場合はほとんど見直しをかけていないということがありますので、今後、先ほど言ったことと重なりますけれども、他町村の例等も参考にしながら、羽幌町に企業がやってくる状況を積極的に進めていっていただきたいと思います。おしなべて最初の答弁も含めて割と簡潔でありまして、先ほど私が言った第1次産業、税金の部分55%しか触れていませんけれども、別に第1次産業がだめだとかいいとか言っているわけではないのですが、例えば農業は5%、漁業は10%、先ほど商工業は55%ということを言いましたよね。これは個人所得だけでありますから、商工業に関してはそのほかに法人税を別に会社として納入しています。漁業も法人結構ありますので、プラスアルファになると思いますから、この地域にとって過半数を超える、働いている人も6割を超える、恐らく税金も6割を超える貢献を地域にしているわけであります。その部分で、それがだめになっていくと大きく地域としては形をなさなくなるのでないかなというのが私の心配事であります。この場でこれ以上の新しいものをということは申し上げませんが、そういう観点を持ってここを減らさないということが留萌管内のほかの町村にはない羽幌の特色ですので、ぜひ前向きに事業に取り組んでいただきたいと思います。次に、商工会の運営補助についてですが、まず答弁の一番冒頭に、これは恐らく町長はおわかりだと思いますが、商工会の収入は云々のくだりで人件費とあれ分けているということなのですが、ちょっと誤解を呼びそうな表現に聞こえましたので、私のほうから商工会の収入について正確なところを申し述べたいと思います。商工会の収入は合計で5,685万ですが、道から2,267万、全体の39.87%、それから羽幌町は1,345万、全体の23.65%、商工会独自の自己財源から出している部分が2,073万、36.46%です。先ほどでいくと何か商工会全体で、6・3・1で商工会1割しか出していないような印象を持たれるかもしれませんので、あえて私のほうから収入について補足させていただきます。そこで、先ほど町のほうの答弁としても大変厳しいのは理解しているのだというお話でありましたが、主な理由として特徴的なものが羽幌商工会ありまして、繰入金引き当てというのが非常に大きくて、それで今まで予算を組んでいたという現状があります。3つほど基金があるのですが、主な基金は会館運営基金というものがありまして、これ皆さんご存じのように旧商工会の隣に労働会館、何だか会館がありまして、そこで結婚式だとか町の行事だとか、そういうものを特別会計の中で運用しておりまして、ピーク時は4,000万を超える基金がありました。商工会が移転する際に2,000万以上そこで使いまして、平成17年当初は1,850万基金が残っておりました。そこを毎年取り崩して予算を組んでいたのです。だから、後でも言いますけれども、他町村と比べて羽幌ははっきり言って町村の商工会に対する補助は非常に低いです。その理由としては、商工会側も貯金があるのに、それ使わないで町から全額もらうというわけにはいかないという意識も働いたように聞いております。具体的には、平成17年から毎年、1年目、340万、2年目は43万ですが、これは有価証券を売って43万です。それから、3年目は350万、4年目が419万、5年目が348万取り崩しました。本年度は約300万取り崩して、現在残高50万円です。だから、毎年300万から400万を繰り出ししなければ既存の予算を組めなかった団体が基金残高が50万になるということは、来年からもう今の状態では、町の補助が同じ体制では同じような予算が全く組めないということになるのです。人件費相当をそのまんまにすると、ほぼ事業はゼロというような可能性も出てきます。もともと商工会というのはなかなか自己財源を持ちづらい、たまたま羽幌に結婚式をやるようなものがなくて、それは当時の町の協力で商工会に預けていただいたのが実際の経緯ですけれども、ほかの商売やるとしたら必ず町内業者とぶつかりますので、自己財源を求めるための安易な商行為というのはなかなか難しいということからしても、これは何らかの形で変えてもらわなければ、全く商工会自体が立ち行かなくなるというのが将来ではなくて来年から生まれてくるというふうに私は認識しております。今のところの部分に関して町長の認識と、今の説明を聞きながら現在考えていることからまずお伺いしたいと思いますので、お願いします。
答弁 町長 舟橋泰博(町長は2014年9月まで)
商工会という組織の問題だというふうに思います。我々外から見ていると、商工会がやっている事業なのか、また商工会が中に参加してやっている事業なのかというような、ちょっとわからないところもたまたま町民サイドではあるのかなというふうに思います。また、今議員が説明されましたことにつきましては、そういうふうに書類上も見ておりますし、理解をしておりました。ただ、我々として別に補助をしないということではなくして、事務方のほうで何度となく出すための努力ということもありますし、商工会側からは補助を申請するための努力ということで、今事務方で何度となくやっているというふうに連絡を受けております。そういう中で何とか、どういう形にまとまるかどうかわかりませんけれども、今進めている段階を見ていきたいというふうに思っています。
質問 6番 森淳
それでは、具体的に他町村との比較をちょっと申し述べたいと思います。これは人件費相当に当たるのですが、経営改善普及事業、こういいながら幹部系の人件費なのですけれども、あと経営普及事業、その他の職員の人件費と一部の、ごく一部ですが、事業費に当たります。この辺の国、道、町の割合からすると、羽幌町が約13%、初山別が12%、あとは軒並み10%以下です。5%から9%の間であります。また、地域振興補助、これは部会等の事業補助ですが、羽幌は昔からゼロで、ゼロ・100です。ただ、ほかの町村もそう多くはありませんけれども、ゼロ%というのは羽幌町ただ1町です。あとは、やっぱりほかのまちは出しています。そこで、一番ウエートが大きくて問題になっている人件費相当の補助に関してなのですが、他町村の例を出してちょっと申しわけないのですが、苫前町と羽幌町で比べたいと思います。羽幌町の場合は、局長、指導員、補助員、羽幌でいうと3名程度が道から出たお金の100分の100以内、例えば100万出るとしたら100万以内となっています。それから、記帳専任職員人件費、その他もろもろ旅費等も含めてですが、これはその下の地位にある職員、羽幌でいえば4人、これについては羽幌町は道補助金を控除した額の100分の50以内、半分以下ということです。それに比べて苫前町は、すべて事業費から北海道が交付する補助金を引いた額の100分の100です。全額補助ということです。ちょっとわかりづらいのですが、100分の100と100分の100以内というのは全然意味が違いまして、100分の100というのは、100万あって50万しか出なかったら50万全部出しますよということですが、半分以内ということは、極端に言えば、そんなことないですけれども、10万円でもいいよということです。多少テクニカル的な問題があって、実際には羽幌は100分の50にも100分の100にもならない補助の体制になっています。結果として先ほど言った13%等の数字の大きな要因になっております。私個人は、町のほうでは事業補助を中心にいきたいという考え方もあるように伺っておりますが、私としては固定費の部分を他町村、できれば苫前並みに必要経費に関しては町のほうも含めて道と町で埋めてやって、事業費等についてはむしろ自分たちの裁量でやれるような格好のシフトに持っていくのがいいのではないか、これは個人的意見ですが、そう思っております。結局そこで赤字埋めていくと、例えば今回のプレミアなんかでも、去年は100分の85町補助で15%商工会自己財源でしたが、今年はもう全然お金がないですから、申しわけない、5%だけ出してくれと、95%町が出さなければならない。しかも、金額を町が大きくしたくても、その5%を出すお金が目の前に現金それしかないから、この金額で、そう言ったかどうかわかりませんけれども、そういうことにつながることが起きております。だから、結局事業補助しか出さないということになると、そっちで埋めた場合、事業やるとしてもその補助が100分の100の事業しか今度できなくなるわけですよ、全くなくなると、赤字状態になると。だから、むしろ考え方としては、逆に固定的なものをやった後自己努力で、もちろん固定的なものも下げてもらわなければならないですけれども、自己財源の確保等に対して商工会も腹いっぱい努力してくれと、そうでなければ事業できませんよというようなスタンスのほうがいいのではないかなと個人的には思っておりますが、そういうこともろもろ含めて町長のお考えをお伺いしたいと思います。
答弁 町長 舟橋泰博(町長は2014年9月まで)
森議員の提案に近いというか、考え方をお聞きいたしました。今現在ここまでの物の考え方を持って話し合いをしているという現実はございませんが、今後の我々の一つの考え方として議員のご提案を少し考えの中の一つに入れてみたいというふうに思います。
質問 6番 森淳
最後にいたしますけれども、実は昨年も、課長ご存じですけれども、課長も苦労して約190万ぐらい、もうこういう状況が見えていましたから、町のほうに商工会からお願いして、恐らく商工観光課としては町長査定に回したのではないかなと思います。結果として回答はゼロ回答でありまして、要するに全部だめということで、既存の今までの49万だけ事業費については補助という現実があります。先ほども申したように、来年4月の新年度から商工会立ち行かなくなる可能性もあります。町のほうからどんどん商工会のほうに注文もつけて、また町の納得いくような形にしていただきたいと思いますけれども、あわせて町のほうも商工会の言い分を聞きながら、この地域の最大の産業の中心である、その中心である商工会をお互いに守り立てていくようお願い申し上げまして、最後の質問といたします。以上です。
質問 6番 森淳
要らないです。