みんなの議会

羽幌町議会 平成19年第7回定例会 2007年12月12日

(1)妊産婦の健診費用の助成について/(2)道立羽幌病院の助産師さんの積極的な活用について

2007年12月12日、羽幌町議会の一般質問で、蒔田光子議員が「妊産婦の健診費用の助成について」「道立羽幌病院の助産師さんの積極的な活用について」について質問し、町長 舟橋泰博、福祉課長補佐 浅野勝彦が答弁しました。

質問者
蒔田光子 議員
答弁者
町長 舟橋泰博、福祉課長補佐 浅野勝彦

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。

質問 1番 蒔田光子

では、私のほうから2点お伺いいたします。まず、1点目、妊産婦の健診費用の助成について。現在羽幌町では、妊産婦の健診費用は2回分だけ助成されております。出産、健診については保険の適用はなく、出産については国民健康保険、社会保険などで出産後出産一時金として現在35万円ほど支給されます。しかし、妊産婦健診については、国の少子化対策などとしていろいろ取り組まれる中にあっても、当町においては健診費用2回分だけの助成です。平成19年に子育て支援事業として国の交付税措置の枠が広がり、各町村では妊産婦の健診費用の助成など積極的に取り組まれております。残念ながら当町で出産できない若い夫婦は、たくさんのリスクを負いながら出産に向けて努力しているところです。子育て支援事業など少子化対策として、もっと積極的に国の施策を活用するべきでないでしょうか、伺います。2点目、道立羽幌病院の助産師さんの積極的な活用を。道立羽幌病院の所管は北海道なので、私たちが優秀な助産師さんのノウハウをいただきたいと切に願っても、なかなか進まず、出産前後の妊産婦さんたちは健診のため留萌等に通っております。何とか羽幌の病院で妊産婦健診ができるよう、行政サイドでもっと積極的に北海道に要請していくお考えはあるのか、お伺いいたします。以上です。

答弁 町長 舟橋泰博(町長は2014年9月まで)

蒔田議員のご質問の1件目、妊産婦の健診費用の助成についてお答えをいたします。本町では、妊産婦に対して、妊娠前期、後期の年2回、健診の助成を行っております。議員ご指摘のとおり、平成19年に子育て支援事業の交付税措置の拡充が図られており、妊産婦健診の充実を図るべく、厚生労働省からの通知による妊婦健康診査の公費負担の望ましいあり方では、本来公費負担による受診回数は14回程度が望ましいが、財政厳しい折、少なくとも5回程度の公費負担を実施することが原則であると示されたところであります。これを受け、本年10月に、医師会との協定の見直しがされたところであります。なお、実施時期については、準備及び周知の都合から、平成20年度よりこれに沿って実施すべく検討しておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。次に、ご質問2件目の道立羽幌病院の助産師さんの積極的な活用についてお答えをいたします。議員ご承知のとおり、道立羽幌病院では現在出産ができない状況であります。ご指摘の妊産婦の健診につきましては、出産時の安全性から見ましても出産可能な医療機関での継続的な健診が望ましいと考えております。本町といたしましても、機会あるごとに他の診療科も含め医師の常駐など、北海道への要請を行っております。また、助産師さんの活用等については、現在留萌市立病院、道立羽幌病院、北海道の保健福祉部によります妊産婦に対する地域支援プロジェクトを立ち上げ、助産師外来の実現に向け検討しているところでありますので、その経過を見守っていきたいと思っておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。以上、蒔田議員のご質問の答弁とさせていただきます。

質問 1番 蒔田光子

私が調べたり仲間に聞いたところによると、羽幌はまだ2回なのですかと。それは美深町の議員さんなのですけれども、自分のところはもう5回やっているしと。今年の10月に仲間に会ったときに、私たち上川管内の女性議員の集いというのがありまして、そこの中でお互いに何とか地域のために情報交換をしながら、何か役立てることがあったらお互いに連絡し合おうねという中でこの話を聞かせていただいているときに、羽幌はまだ全然取り組んでいないのですかと言われてしまい、私も慌てて調べてみたら、そういう状況だったのです。というのは、何を言いたいかというと、厚労省からこの案が出されたのが今年の1月なのです。1月に出され、また6月に出され、10月に出されと3回もこの通達がきっと道のほうに、町のほうに届いているのではないかなと思うのです。確かに機会の公平性を保たなければならないということもあるでしょうけれども、せっかくいい助成ができるのであれば、この地域のために行政サイドはいつもアンテナを広げて、活用するべきだと思うのですけれども、この情報を得たのはいつごろなのでしょうか、お聞かせください。

答弁 福祉課長補佐 浅野勝彦(福祉課長補佐は2007年12月まで)

お答えします。私どもの今手元にある資料でしか申し上げられませんが、私の資料によりますと、18年の6月ごろに1回医療検査の変更協定ということのご案内が来ております。今年の1月24日、議員今ご指摘ありました1月24日に厚生労働省のほうから情報が提供になっております。

質問 1番 蒔田光子

せっかくこういういい措置ができているということであれば、すぐに取り入れてほしいと思うのです。今我が町では、2回ほどの助成がされているということで、1回が6,880円ぐらい、2回目が6,590円と、そういう金額を担当課で伺ったのですけれども、これのみにならないのですよね。その個体、個体によって、検査をする項目が多かったり、かかる費用が多かったりしたら、その費用もまたかさんでくると思うのです。全体に健診に係る費用は、大体12万か13万ぐらいはかかるのではないかなと思うのですけれども、この半額でも負担していただけるということになれば、若い人たちは交通費もかかり、宿泊費もかかり、金銭的にも精神的にもいろんなストレスを抱えてお産に臨むわけですから、ぜひこれを積極的に、こういう情報があれば行政サイドとしたら積極的にこれを町民に周知し、利用するように向けていってほしいと思います。私が思うのは、今5回ほどとなると費用は、今羽幌町の出産、妊産婦さんは何人ぐらいいて、5回ぐらいだったらどのぐらいの費用がかかり、またこれが例えば10回とか14回ということになれば、町の持ち出しというか、措置きかない部分もあるでしょうけれども、どのぐらいの費用がかさむのか、ちょっと教えていただけますか。

答弁 福祉課長補佐 浅野勝彦(福祉課長補佐は2007年12月まで)

費用の部分でございますが、14回の部分は積算しておりませんので、申しわけございません。ただいまの5回、来年度から実施したいという5回についての費用ですが、全体で4万7,170円の費用がかかります。来年度の出産の予定、あくまでも予定なのですが、想定では50名ほど見ております。

質問 1番 蒔田光子

今財政上も本当に厳しいかもしれませんけれども、前に私何とか出産に向けていく人たちに、地元でないわけですから、留萌に泊まることもあるかもしれませんし、旭川に泊まることもあるかもしれないと、そういう経済的な負担が非常に多い中で、国の措置として14回程度が望ましいということも言われているので、町としても14回ぐらいまで何とか措置、助成していただけないのかなと考えます。いかがでしょうか。

答弁 町長 舟橋泰博(町長は2014年9月まで)

確かに現在の妊産婦の状況等を考えますと、地元で完結できないという大きな問題も抱えながら、大変な状況かなというふうに思います。今まで2回やっていたものが5回にと、国の方針ではできるだけ、さまざまな事件というか、健診に行かれないで直接飛び込みで病院に入られるというようなことで、病院側も対応できないというようなこともございます。そんな中で、できるだけ健診に行って、かかりつけ医という形の中で状況を知ったお医者さんに診てもらうのが健康な子供を産む一つの方策であるというような指摘もございます。十分にわかるお話でございますけれども、まずは2回から5回にということの中でご理解をいただきたいというふうに思います。以前のご質問のときにもお答えしたと思います。医療に絡むいろいろな公費負担というさまざまな形がございまして、今非常に単刀直入なご質問だというふうに思います。ただ、それがゆえになかなか簡単には、5回と今考えているものをそれ以上のものという返事もなかなか難しいところがございます。議員のお考えは全く理解できますし、状況もそういうことだというふうに思っております。そんな中で、まずは5回ということでのご理解をいただきたいというふうに思います。

質問 1番 蒔田光子

医療にかかわるいろんなそれぞれの事例があると思いますけれども、このたび厚労省でなぜこのようなことを言ったかというと、これは少子化対策なのです。ですから、ほかの医療とはまた違うと思うのです。今これだけ人口が減っている中で、産み育てることにどうやってみんなで応援をしようかという中の厚労省の措置なので、そこら辺を考えていただきたいと思います。ぜひ前向きに取り組んでくださるようにお願いいたします。これ答弁要りません。次、道立病院のことについてお伺いいたします。去る9月7日に、町長を筆頭に、議長、大山医療問題調査特別委員長と私たち全員で道の保健福祉課のほうに行ってまいりました。知事さんにもお会いできたらいいなと思ったのですけれども、お忙しくてお会いすることはできなかったのですけれども、いろいろな要請活動の中で私こんな提案をしたのです。せっかく道立病院には優秀な助産師さんが2人いらっしゃるので、その助産師さんを何とか活用することはできないだろうかということでお伺いしたのですけれども、道としてもまだ今取り組み中で考えていると、そういうふうにご返答はいただいたのですけれども、いつまで待てばいいのかなと。道立病院のほうにも伺ったのですけれども、そうしたら始めるのに当たっていろいろ、助産師さん2人だけでできるわけではなく、ほかの看護師さんたちのアシストも要るということで、そこで遅々として進まないところなのですけれども、なぜ助産師さんが必要かというと、出産にかかわる、前羽幌町でも担当課に伺ったら助産師さんが随分手をかしてくださっていたそうなのです。今は、その部分を保健師さんが全部代行して、妊産婦のお母さんたちにそれを伝えてくださっている。残念なことに、その助産師さんがいらしたときになかなか人が集まらなくてという話をなさったのですけれども、それはちょっと違うのではないかなと思ったりするのです。というのは、今出産前とか出産後のお母さんたちの心のケアというか、安定を保つには助産師さんがすごくたくさんのノウハウを持っていらっしゃると思うのです。出産前のみならず、出産後のケアというのが助産師さんはとても上手なのです。そういうところもありますので、ぜひみんなで道立病院の助産師さんを使わせてくださいと、町長からももっと積極的に言っていただきたいと思うのですけれども、いかがでしょうか。

答弁 町長 舟橋泰博(町長は2014年9月まで)

答弁書でも申し上げましたとおり、機会あるごとに、助産師さんの問題というか、利用の仕方というものが論議にもなっております。何度となく管理局等へ行って、お話もしておりますので、機会あるごとにお願いしたいというふうに思っております。

質問 1番 蒔田光子

前に行って伺ったときに、何とか取り組みますと、全然進捗状況はわからないのですか。

答弁 町長 舟橋泰博(町長は2014年9月まで)

担当課のほうからこの後再答弁いただきたいと思いますけれども、私との話の段階では、なかなか進んでいないようであります。蒔田議員もご承知のとおり、やはり一遍に体制を変えることの難しさというか、本質はちょっとわかりませんけれども、そういう難しさというのは行けばお話しされます。担当者会議等に担当者が出ていることもありますから、そんな情報があれば担当者のほうから補足したいというふうに思います。

答弁 福祉課長補佐 浅野勝彦(福祉課長補佐は2007年12月まで)

私会議等には出席しておりませんけれども、道立病院の事務長さんと打ち合わせしたところ、このプロジェクトチームについても来年度の4月に向けて頑張っていきたいということでご意見いただいておりますので、とりあえずは来年の4月以降実施できるような体制で頑張りたいということで聞いておりますので、見守っていきたいなと思っております。

質問 1番 蒔田光子

せっかくそういうふうに活用できるマンパワーは、今お医者さんがいらっしゃらないとか、みんな大変な思いをしている中で、助産師さんみたいにすばらしい方もいるわけですから、いるマンパワーは積極的に私たちは使わせていただいて、地域のお母さんたちのために使っていきたいなと思います。だから、積極的に働きかけていくということが何よりも必要ではないかなと思っております。以上です。

出典:羽幌町議会 平成19年第7回定例会 2007年12月12日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる