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古平町議会 令和6年第1回定例会 2024年3月14日

災害対策について

2024年3月14日、古平町議会の一般質問で、真貝政昭議員が「災害対策について」質問し、町長 成田昭彦が答弁しました。

質問者
真貝政昭 議員
答弁者
町長 成田昭彦

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 5番 真貝政昭

それでは、1問目の災害対策について伺います。3点に分けました。1点目は、能登半島地震を教訓に特に冬期間の備えです。避難とか備蓄などこの見直しが必要と考えています。古平町の場合、現時点で冬期間のああいう災害時に安全なのかどうかということです。これが1点目。それから、2点目ですが、先ほども触れましたけれども、高齢者が非常に多くなっているのと、75歳以上の方がその高齢者の中でもかなりの人数を占めています。歩いて何分、高台にたどり着けるかというのがありますけれども、歩けない、歩くのが非常に困難という方が増えている状況で、これらの方たちの避難について今のままでいいのだろうかという点と、それから幼児センターに乳幼児童、町内のほとんどの子供たちを預かっている施設ですけれども、この避難を万全にする必要があるということで、これも今のままで大丈夫なのかということです。それから、3点目は、激震の場合、西部地区と浜町地区の間に崖地があります。能登半島地震でも分かりましたけれども、トンネルの出入口の土砂崩れだとか、それから斜面崩壊、浜町方面と西部方面の間の斜面崩壊が懸念されます。それで、分断される可能性が非常に高いです。西部方面の避難場所の床面積というのですか、施設というのですか、そういう数だとか、それから双方の備蓄品の在り方、置き場所、それから量、これが一体どの程度の状況にあって、万全なのかどうかという点の検討が必要でないかというふうに思いますけれども、かいつまんで答弁をお願いします。

答弁 町長 成田昭彦

真貝議員の一般質問にお答えいたします。まず、災害対策についての(イ)でございますけれども、避難や備蓄などの見直しについて、それから高齢者の避難対策についてでございますけれども、備蓄品につきましては、能登半島地震を契機として備蓄品の見直しの予定はございませんけれども、令和6年度からは地域づくり総合交付金を活用して備蓄品の整備を図っていきたいと考えております。それから、避難面についても、地震、津波というのはスピード感ですから、そういった中ではやはり公的支援にかかるまでの時間もかかりますし、限界があるのかなという考えもありますので、まずもって自分の身は自分で守るという災害教育といいますか、そういったものを優先していかなければならないのかなと思っております。避難するルートを確認いただくとか自助、そして隣近所ですとか共助、そういったもので近隣住民で助け合うことなどがまずは重要になってくるのかなと思いますので、その辺の災害教育というのをまず実施していかなければならないのかなと思っております。それから、幼児センターの乳幼児対策でございますけれども、この部分につきましては幼児センターでは毎月年12回避難訓練実施してございます。そのうち地震を想定した訓練は5回行っております。その場合でも歩くことがおぼつかない乳幼児の避難方法につきましては、散歩カーあります。散歩カーに乗せたり、また保育士がおんぶひもでおんぶしたり、そういった中で指定の場所まで避難する、そういった訓練をしてございます。冬時の訓練では、敷地内外の除雪関係等日常的に点検して、避難経路の確保を徹底しているところでございます。防寒の身支度をしっかりした上で、そりに乗せたり、おんぶひもで背負ったりして避難する対応の場所、温泉の手前、階段の下辺りまでの避難を繰り返しております。先日そちらまでの避難時間が津波警報発令で避難で8分でその場所まで到達できたということを聞いておりますので、そういったことから考えればまずできるのかなという気がしてございます。それから、ハの場合の西部地区と浜町地区の分断についてでございますけれども、まず分断されるという可能性はないとは言い切れませんけれども、それ以上に町全体が道路寸断で分断される、そういった可能性も考えられますので、その場合の迂回路ですとか道路警戒等、様々な方法を関係機関と連携しながら対応していかなければならないのかなと思っております。それから、備蓄品についても、議員ご指摘のとおり、浜町地区にほとんどが備蓄されているという状況でございますので、これについてはやっぱり一部は西部地区にも備蓄できるような体制を整えたいというふうに思っておりますけれども、一回温泉のほうでやってみたのですけれども、プレハブある中に入れたら湿気が上がってしまって、もたないということもあったものですから、その辺も検討しながら、西部地区の西部集会所なら集会所に置いてどうなのかと、そういったことを試しながら、西部地区にもやはり備蓄してまいりたいと考えております。

質問 5番 真貝政昭

災害時というのは、夏場だけでなくて冬場も起こり得るわけです。それも24時間いつ起きるか分からないと。幼児センターについては、預かっている時間帯のことを考えればいいのですけれども、やはり備蓄品がこの町の住民にとってどれくらい必要かというのを総点検する時期に来ているのではないかということです。能登の地震を見てもいろいろと教訓が出ているようです。それと、備蓄品の中身についても女性の考え方を取り入れて、再度見直すという方向が提案されています。よく報道されてくるようになりました。そういう見直しも必要ではないのかというこの2点です。それから、(ロ)なのですけれども、高齢者対策については、本当に危うい対応をせざるを得ない状況があると思いますので、これはやはり課題として残しておくべきだというふうに思っています。幼児センターの避難のことについては、現場のほうから伺って、かえって周りの知らない方たちが中に入り込むとちょっと混乱が起きる可能性があるということなのですけれども、例えば冬期間の猛吹雪の中で豪雪のときとか、今の状態で速やかに高台に行けるかといったら、ちょっと危ういところがあると。私考えてほしいのは、近隣の例えば加工屋さんの働いている方たちが避難路の確保だとか、そういう協力体制を取り付けていくことは可能ではないかと。保母さんたちが幾ら訓練をしても、大変な揺れのときに速やかに避難できるかどうかというのはちょっと分からないものですから、近隣の住民だとか加工場だとか、そういうところの協力を取り付けて、自分の身が第一ですから、そういうことになるかもしれませんけれども、そういう協力関係をつくっておけば何かの手助けになって、安全に避難できるのではないかという、これは提案になりますけれども、検討する余地があるのではないかというふうに思っています。乳母車もありますけれども、そりもあるでしょうけれども、やっぱり近隣の手助けが必要なときが絶対来るはずだというふうに思っているものですから。それから、ハの場合、本陣のほうもそうですけれども、救急車で崖崩れの心配があるところが提示されています。幼児センターの建設に当たっても、そういう地帯に建てるということで窓の向きが制限された設計になっているはずなのです。だから、浜町方面と新地方面が斜面崩壊だとか雪崩とかで分断される可能性は、極めて高いというふうな前提で物事を考えたほうがいいのではないかと。そういう面で今の備蓄品の再配分というか、再配置といいますか、それに触れられましたので、検討を進めていただきたいなと思う次第です。圧倒的に西部方面に少ないのは、避難場所といいますか、冬期間ですと寒さをしのぐ場所が絶対的に少ないわけですから、やはりこれからの課題として取り組んでいただければなというふうに思うのですけれども、再度答弁お願いします。

答弁 町長 成田昭彦

災害の備蓄品については、やはり女性の立場からそういったものは入れていかないと、女性の意見等も入れていかないと、今どこかでも女性の意見を入れるということでやっていたかなと思いますけれども、そういった形で進めていかなければならないのかなというふうには思っております。それから、西部地区への備品についてはもっともだと思います。津波のときどういう形になるのか予測できない形、今私どもで用意できるのが9食分対応できるような形になってございますので、そういった中をどういう形で備蓄すればいいのか、そういったことを含めながら、これからまだまだこういった検討していかなければならない面というのはございますので、そういったことを頭に入れながら、これからそういった計画をまた立てていければなと思っております。

質問 5番 真貝政昭

平成5年の奥尻沖の震災のときに新地方面の地盤のもろさというのがあって、琴平神社にお祭りのときに集まる以上の避難者が集まって、役場の職員がびっくりしたというのがあるのです。当時浜町方面は、あの地震の揺れのときにほとんどが高台に避難しないで、パジャマを着てテレビを見ていたという状態の人がたくさんいたのです。だから、奥尻のように震度7というのが起きなくても、震度5以上でも西部方面というのは震度7くらいの揺れになるのではないかという、そういう心配をしています。ですから、特別な対応を特に西部方面では取る必要があるのではないかというふうに思っているのですけれども、心配のし過ぎでしょうか。

答弁 町長 成田昭彦

私も新地方面に住んでいますけれども、私どもは新地でも在のほうですけれども、やはり国道沿いの新地に住んでいる方はダンプ通っただけでも家が揺れるという話を聞いてございます。ましてや西部、丸山方面に行ったら谷地系の土地ですから、そういった面ではやはり浜町以上にそういったものを感じるのかなと思っておりますので、西部地区の備蓄に関してはこれから前向きに検討してまいりたいと思います。

出典:古平町議会 令和6年第1回定例会 2024年3月14日 議事録 PDF(28ページ) 間違いを知らせる