古平町議会 令和4年第1回定例会 2022年3月17日
最初は、津波について
2022年3月17日、古平町議会の一般質問で、工藤澄男議員が「最初は、津波について」質問し、町長 成田昭彦が答弁しました。
- 質問者
- 工藤澄男 議員
- 答弁者
- 町長 成田昭彦
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 9番 工藤澄男
私は2点ほど町長に伺います。最初は、津波について、津波対策ということで書いてありますけれども、政府が昨年末に公表した日本海溝、千島海溝を震源とする被害想定を発表されましたが、大地震、大津波が発生し、大津波が日本海側に来た場合について3点ほど質問いたします。津波が逆流し、堤防を越えた場合の対策、それから沢江町から漁港までの防波堤にかさ上げを考えたらどうかという、これは私これで3回目の質問です。次に、沖町、港町、丸山町、御崎町など裏が山ですが、避難方法は。そして、国は冬の場合も想定しておりますので、その点も含めて考えをお聞かせください。
答弁 町長 成田昭彦
工藤議員の一般質問にお答えいたします。まず、1点目の津波が逆流し、堤防を越えた場合の対策でございますけれども、工藤議員おっしゃるとおり、日本海側の津波想定、道が平成29年2月に公表したところでございますけれども、様々な場所での震源を想定して、何パターンかシミュレーションが示されております。それによりますと、古平町では津波の高さは最大で古平川で4.9メートル、第1波が到達するまで18分という予測が出ております。古平町としてもその予測を基に対策を立てることになりますけれども、基本的なスタンスはそういったハード面の整備は、財源上の関係なかなか簡単にはできないというのが現状でございます。そういった中で、とにかく津波の発生情報を入手したら、まず第一に避難することを周知徹底していかなければならないと考えております。その際は、まず自分はどの避難場所にどのように避難しなければいけないのか常日頃から考えてもらうよう意識を高め、取組が必要であると考えております。また、災害時に全ての人が平常時と同じように行動できるとは限りませんので、執行方針でも申し述べさせていただきましたけれども、あくまでも自分の身は自分で守るという自助努力、それから互いに近隣住民で助け合う共助の重要性、こういったものをこれからも訴え続けたいと思っております。それから、2点目の沢江から漁港までの防波堤のかさ上げでございますけれども、確かに前は高潮、高波の関係でかさ上げということで工藤議員質問されていたと思いますけれども、まずそういった中で答えさせていただきたいと思いますけれども、高潮、高波対策として今の段階では防波堤のかさ上げはなかなか、既存の今の防波堤にかさ上げして、それが耐えられるかどうかというのは非常に問題もございます。そういったまた調査をするということになりますと多大な費用を要するということになりますので、この段階でかさ上げするというのはちょっと現実的ではないのかなというふうに考えております。別な高潮、高波対策としては離岸堤、今離岸堤沢江のほうから入っていますけれども、あれもかなり昔入れた形です。離岸堤工事自体は道の事業になりますので、町としてもおかのほうに消波ブロック等を入れてきているわけでございますけれども、そういった中でやっぱり離岸堤の修復、あるいは増設等をまず優先してやっていかなければならないと思っていますので、これは強く毎年度北海道のほうに要望しているわけでございますけれども、これからも根気強く要望していって、それらの解決に向かって進めていきたいなと思っております。それから、3点目、沖町、港町、丸山町、御崎町、この津波対策でございますけれども、東日本大震災以降町では津波からの一時避難場所を設定してございます。昨年の防災訓練でも津波の第1波が到達するまでに高台の避難所へ向かうのに危険箇所を通り過ぎることができたという結果が出ております。ただ、それはあくまでも健康な方であって、本町のように障害者や高齢者が多い場合では、まず取りあえずそういったことをこれからまだまだ調べていって、データを積み重ねていかなければならないのかなと思っております。そこで、高台の避難場所ではなくて、まず一時避難場所へ取りあえず避難することを周知徹底していかなければならないのかなと思っております。それから、町で指定しております一時避難場所の草刈りについては、4年度の包括業務委託で行うよう考えております。ただ、冬の対応でございます。これは本当に除雪が大変難しい問題でありますので、町としても本当に頭悩ませているところでございます。明確な回答はちょっとできないのですけれども、できることならシェルターみたいな、どこかの町村でありますよね。山にシェルターかけるとかそういったことも考えていかなければならないのかとは思いますけれども、ただ財政上今の状況ではそういった形で進めていかざるを得ないのかなと考えておりますので、その辺でご理解願いたいと思います。
質問 9番 工藤澄男
1点目なのですけれども、1点目、これは川の水が上まで上がるということになるというのはよほどのことでなければないと思います。そして、日本海溝、千島海溝というのは太平洋側にありまして、ちょうど議会の休みあった2日間ほどのときにテレビで放送しておりましたこの日本海溝、千島海溝の最大の被害状況を想定したもの、それによると太平洋側の町村はほとんど全滅、それから東北の一部も全滅というようなことを2日間にわたって放送しておりました。だから、そのぐらいの津波であれば、日本海のほうにも影響があるのかなというのがまず第一の考えだったのです。私最初太平洋側だけだったら、日本海に特別そんなにないのかなと思ったのですけれども、奥尻の地震のときも古平の港、何かすれすれぐらいまで水上がってきたとかという話も聞いています。そういうのを考えますと、何かやはり対策をしたほうがいいのではないかと思った次第です。それからあと、2点目の沢江から漁港までの防波堤かさ上げということで、これで3回目と書いていますけれども、これは本当のことを言いますと、もちろん津波に関係はあるのですけれども、津波が来る前に、何年か前になりますけれども、沢江町に住んでいる独り暮らしの女性の方、ご老人です、その方からそのときに電話でなくて次の日に実は昨日大波が来て、そしてすごく怖い思いしたと。だから、何とかならないかということで、私その電話来るたびに行ってみたのです。そしたら、確かに波が上がった跡があって、そして大量の海からのごみが道路にずっと敷かさった状態だったのです。これだったらやはりちょっとしたのを建てて、そして少しでも波から守れるのでないかということで、それでかさ上げをずっとしていったらどうかという問題を今まで3回ほど提起したのです。前回前町長に質問しましたときは、質問の後数日後関係官庁のほうに話はしておきましたという話は聞いております。何とかこれをやって、少しでも津波とか高波から守るような方法、もちろん関係の役所だとか、あれを工事するといったら莫大な金かかったりするのは分かるのだけれども、取りあえず打診してみるということも必要ではないかと思います。次に、沖町、港町、丸山の裏が山で、避難方法ということなのですけれども、確かにこれを見ると治山階段と書いてあります。結局山を検査するために上る階段が何か所かついています。しかし、これは避難する階段には向いていません。万が一逃げ遅れたりした場合にすぐそこに上れるように、これも相手が役所関係があることで大変だとは思うのですけれども、やはりどこかに高齢者でも上れるようにスロープ的なものを何か所か造ってもらえれば、そしてそこに手すりつけてもらえれば、それで何とか何メーターでも高いところに上れるのではないかと、そう思っております。そして、国では冬も想定して、ほとんど冬を想定しているようなのですけれども、実際に丸山でも何年か前に雪崩があって、そして防護柵破って、そこのうちのそばまで、それでも家にぶつからないで、二、三十センチ手前で止まったというのもありますし、沢江町でも土砂崩れがあったりしたこともありますし、そういうこともありますので、何とかスロープ的な避難路を考えていただきたいと思います。そして、神恵内ではもう避難路を造りまして、そして冬のためにということで屋根に防雪シートをかけて、そして今造っているそうです。よそでそこまで進んでいるのですから、古平でも考えてみたらいかがでしょうか。
答弁 町長 成田昭彦
まず、現段階では津波が堤防越えた場合、越波、そういった場合はいち早く避難する、そういったものを行政としてもまず今の段階では進めていかなければならないのかなと思っております。それから、沢江から漁港までの越波、これも確かに私も過去若いときに、浜五の浜通あります。あれを波越えてきて民家まで来たという、何かその家の窓に板打ちに行った記憶ございますし、浜一のところであればくぼんでいる土場の辺りにまで海水が、そこの住民を避難させたという記憶がございます。ただ、そういうことがありまして、民家のあるところはある程度のこういった離岸堤、ブロック等を入れてございますけれども、沢江のほうについては民家が少ないということもあるのか、その辺も含めて道のほうには、これは本間町長時代からも要望には行っているのでございますけれども、なかなか順番がどうなのか、そういったものでまだ進んでいないというのが現状でございます。この避難場所、沖町、港町、言わば山側、こういったものについてはもう一度点検するところは点検して、手すり等簡単にできるものであれば私どもも見ながらやりますけれども、確かに神恵内で本当にシェルター等をやっていますけれども、それを見ながら検討してまいりたいと思いますけれども、なかなか現段階では難しいのかなと思っておりますので、その辺でご理解いただけたらなと思います。
質問 9番 工藤澄男
1点目、逆流して堤防から越えるということを私申し上げておりますけれども、もし万が一これが起きますと、津波が引かない限りは古平町、水の中で暮らすことになります。これは大変なことだなと思っております。次の沢江からのかさ上げの件につきましては、やはり前向きに考えていただきたいと。そして、沖町とかその他の町内の避難の先ほど言ったようなすぐ裏で逃げれるというようなとか、逃げ遅れた高齢者たちがそこですぐ逃げれるとかというものをやはりどこかにつくって、安心させていただきたいなと思っております。そして、この防災ハンドブックというのが今年また出ましたけれども、これ見ましたら、2018年のやつもあるのですけれども、中身まるっきり同じで、ただ新しく、私今日朝全部調べてみましたらほとんど同じです。これだったら何も意味がない。例えばこういうところはこうなっているよ、ここはこうなっているよとかというのちょっとでもあるのかなと思ったら、ほとんどないような状態で、やっぱりふだんから例えば今まで指摘されたようなところだとか、そういうところを実際に自分の目で確かめて、そしてこういうのに載せるとか、それから行政の中でやっていくとか、今後そういうことをやっていただきたいなと思って、まずこの質問は終わります。次に、地域担当職員と町民に関わることということで、各町内に担当職員が数名おりますけれども、月に1回程度年齢に関係なく一人暮らしの家庭や高齢者夫婦宅などを訪問して近況や体調、それから相談事などを話し合うことで役場職員と町民の間が近くなり、町民も安心するようになると思います。町民は、役場職員の名前、顔が分からない人がほとんどです。実際に役場に用事あって来るという人というのはなかなか今いないですし、大抵の人に役場にどういう人いるのですかと聞かれるのです。せめてこのぐらいのことをできないか、今後の考え。
答弁 町長 成田昭彦
工藤議員おっしゃるのもっともだと思います。私どもくらいの小さな町ですと、やはり町民から役場の職員の名前、顔をきちっと認識してもらう、それは当然のことだと思っております。それが親しみの湧く役場なのかなと思っております。私も町長選挙立候補するに当たって対話と融和、町民参加ということを掲げてございます。これは、地域担当職員制度云々に限らず、役場の職員やっぱり現場に出て、町民と対話する、そして情報をもらってくる、そういったことが一番大事かなと思っておりますので、その辺は本当に工藤議員おっしゃるまでもなく、どんどん進めていきたいと思います。ただ、この地域担当職員につきましては、特に今コロナ禍で町内会も総会等を開いていない、開かれないような状態でございまして、そういった出席もできていないような状況でございます。年1回要援護者宅の訪問とかやっていますけれども、そういったものもできないような形となってございますので、町内会長と実際に会って町内会等の課題等、そういったものを話し合ったり、回覧物等を会長宅に配付をするときにもそういった問題何かないかとか、そういったものを聞いてくるようには3月の課長会議でも指示したところでございますので、もし本当にそういったことありましたら役場のほうに教えていただければ対応していきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
質問 9番 工藤澄男
私も今町長言っていましたように町内会の例えば総会などで来てもらっているのです、今でも。ただ、今は開くことができませんので、この問題を提起しようと思ったのですけれども、開くことができなくて、それで今日ここに書いたということなのです。そして、実際に古平の場合も結構孤独死したり、それから病気で具合悪くなった、どうしても今度は近所の人にはっていってでも車で病院に送ってもらったとかいろんな話聞いています。そして、あるご夫婦のお宅では、奥さんが1時間ぐらいちょっと家から離れた隙に旦那さんが亡くなっていたと。それも孤独死だとして、ちゃんと警察なりが来て調べると。とにかくそういうの、例えば孤独死を早く見つけてやれるというのもこの見回りの中にあると思うのです。実際に私ごとですけれども、ほほえみくらすで4日も5日も亡くなっていたのが分からないで、そして人に見せられないぐらい腐敗した遺体があったのです。そういう事件がありました。火葬場に行っても、兄弟2人いたのですけれども、兄弟にも顔は見せられないというぐらい腐敗している。だけれども、実際に亡くなったところにはいっぱい人がいて、隣近所があって、さらに共働の家の方々もいっぱい働いている。そういう場所でもちょっとしたことで4日も5日も分からないとか、とにかくそういうのを早く見つけてやるとか、そういうのも含めて担当職員の方々に活躍してほしいと、そう思っています。実際に今までもうちの町内の担当職員の方結構総会に顔出してくれて、そしてどうしても総会ですから終わると一杯飲みますけれども、一杯飲みながらいろんな話しして、こうなのだけれどもと言ったら、そしたら今度こういうふうにしてやるわとかというのがあるので、町内ごとでその町内の担当者が動いてくれれば、声かけ訪問以外にそういうこともしたら、なお一層町民と役場職員の間が近くなって、うまくいくのではないかと思うのです。終わります。