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洞爺湖町議会 平成28年3月会議 2016年3月8日

通告順の最初の項目について

2016年3月8日、洞爺湖町議会の一般質問で、七戸輝彦議員が「通告順の最初の項目について」質問し、建設課長 八反田稔、産業振興課長 佐藤孝之、観光振興課長 佐々木清志が答えました。

聞いた人
七戸輝彦 議員
答えた人
建設課長 八反田稔、産業振興課長 佐藤孝之、観光振興課長 佐々木清志

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 10番 七戸輝彦

10番、七戸です。一般質問をさせていただきます。きのう、町長、教育長のほうから、それぞれ平成28年度の執行方針がありました。いろいろな部分でわからないところもあるのですが、予算審議のときにまた伺う機会もあると思いますので、今回の一般質問では3件について簡単に伺っておきたいと思います。通告順の最初の項目について伺いたいと思います。2000年の噴火以降、町内に新しい公営住宅がたくさんできました。記憶では200戸前後が建てられたのかなと思います。私が言うまでもなく、有珠山災害により失った町営住宅の再建という位置づけ、または被災された方も入っていくという位置づけで建てられたのだと思います。そのために、道や国の肝いりで、当時の公営住宅にかなう最高のものだったと聞いております。それから十数年が経過いたしまして、少しずつ傷みが見えてきています。その中で、ちょっと話がもとに戻るのですが、雪かきと草刈りについて住民が行っているという状況が見えるのですけれども、住民の高齢化でなかなか大変な状態になっているというところもはたで見えるわけです。今、雪解けが進みましたので、除雪についてはちょっと置いておくといたしまして、これからあっという間に季節が春になると思いますので、草刈りについてお伺いしたいと思います。きょうは、大変細かい話をいっぱいしますので、よろしくお願いしたいと思います。草刈りについては、草刈り機、刈り払い機等を貸し出しているということをしているようですが、この貸し出しの実績は大体どれぐらいになっているのか、先に伺っておきたいと思います。

町の答え 建設課長 八反田稔(建設課長は2017年3月まで)

刈り払い機等の貸し出しの実績の関係でございます。まず初めに、概要をちょっと説明させていただきますと、町営住宅の草刈りの状況でございますが、町営住宅の敷地内の公園につきましては年に3回、のり面については2回ほど、町が高齢者事業団に委託して実施してございます。町営住宅内の敷地につきましては、今、お話がございましたが、入居者の方々のご協力をいただきながら草刈りを行っていただいている状況でございます。草刈り機等の貸し出しの関係でございますが、管理人を通しまして希望の機種を聞きまして、肩かけ式または自走式等々をうちのほうで用意してございますので、その貸し出しの受け付けを行って、希望の期日において各団地に私どもが燃料とともに運んで実施していただいている状況でございます。昨年までの実績といたしましては、平成26年度で24件、27年度で29件の貸し出しを行っている状況でございます。以上でございます。

議員の質問 10番 七戸輝彦

よくわかりました。ちょっと回ったところで心配されている方もおられましたので、何回か刈り払いも高齢者事業団のほうでしてくれているということでございます。具体的に言いますとコスモス団地なのですけれども、特に避難ばしごがおりてくる部分といいますか、真っすぐ下のほうにおりてきますね。その部分がほとんど花畑とか畑になっているわけです。そうすると、大分高いところまで草が伸びていて、万が一に火災などがあったときに、そのはしごでおりてきても、前のほうに逃げてくることができないのではないかなという心配をされている方がおられたものですから、高齢者事業団が入ったときに、何とか1人分だけでも歩けるだけのスペースをちょっと刈ってもらえないかなと思うのです。いかがですか。

町の答え 建設課長 八反田稔(建設課長は2017年3月まで)

コスモス団地の避難するところのはしごの下ということでしょうか、私もちょっと確認できていないのですが、そういうことであれば、私どもは、草刈りだけではなく、結構見回りをさせていただきますので、その時点で気がついたら、管理人さんにお話をしてやっていただけるか、もしくはそういう避難に関係するところには、場合によってはですけれども、私どもも、草刈りについて、公園は年に3回とお話ししましたけれども、よく使われる団地は、私どもは直接行って草刈りをしたりということがあるものですから、そこは弾力的に対応させていただきたいと思います。以上でございます。

議員の質問 10番 七戸輝彦

次も団地のメンテナンスに関する質問なのですけれども、洞爺湖町内にある数多くの団地ですね。細かな問題として、さまざまなことを耳にするわけですけれども、その耳にしたことは、一応、目で確かめてくるようにしています。その中でも、10年以上前から言われていてなかなか直らないという深刻なものと感じているものがあるのです。それは、高砂団地の廊下の部分からの、天井からの雨漏りのようなものです。何回か建設課のほうにもお話をしまして、これは雨漏りではないという見解もあるようなので、雨漏りのようなものというふうに表現させてもらいます。数年前から起き始めて、特に冬から春にかけてひどいようです。場所によっては、この季節とは別に風雨がひどいときに漏るところもあるようです。毎年のように担当の建設課のほうにしつこく申し上げてきたのですけれども、改善されない部分も大分あります。担当課のほうでも努力されているということは私もよく知っているのですが、例えば、これが結露ですと結論づけるところまでに行く間が違うのではないかという気がするのです。果たして原因が何であるかは私にもわからないところです。毎年のように居住されている方から指摘されて、何年も直すことができないとなれば、例えば民間の住宅であれば、このクラスで毎年続いているものだったら、もう家賃の減額ですね。公営住宅の場合は、そういう規定がないというだけで減額されないのでしょうけれども、民間だったら間違いなく言われます。大家さん、この状態だったら高いんじゃないかと言われるのが当然のことぐらいです。建ててから何年もしないうちから、天井から雨水のようなものが漏る。一棟一棟、ケースごとには後から伺いますけれども、高砂団地のこの問題がいまだに解決されないことについて、この高砂団地1棟から3棟までの総体的な考え方を伺っておきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

町の答え 建設課長 八反田稔(建設課長は2017年3月まで)

高砂団地についてでございます。高砂団地につきましては、平成13年から15年までに建設されたものでございまして、議員もご承知だと思いますけれども、3棟で81戸あります。私どもは、正月明けに議員からお話があったので、何度か足を運んでいるのですが、団地の廊下の結露については、特に壁と窓に水滴が多く発生しまして大変ご迷惑をかけていることを私も確認させていただきました。実は、その足でほかの団地も見てきたのですが、やはり、議員がご指摘のように高砂団地で結露等が多く発生しております。なぜ結露かといいますと、私も、その後、天井等を剝がしてみたり、いろいろしてみましたら、クラックがあったり、コーキングが剝がれていたような形跡がなく、中で発生している結露が大部分ではないかと私どもも考えてございます。また、私が管理人さんにも直接聞いてみましたら、10年前からもあったらしいのですけれども、この三、四年前からひどくなったというお話を個々に聞いてきたところでございます。これにつきましては、後で個々の問題を話させていただきますので細かくは言いませんが、原因を突きとめ、早急に解消したいというふうには考えているところでございます。以上でございます。

議員の質問 10番 七戸輝彦

申しわけないですけれども、まだ原因の重立ったところまでいっていないような気がするのです。どういう方が団地のことを教えてくれるか、居住者の方からはしょっちゅう電話がかかってきたり、会ったときにこの話をされるのですけれども、毎日、新聞を配達されている方で、ほぼこの団地の1号棟から3号棟まで、上から下まで行く人がいるのです。2月14日の朝に、余りにもひどい状態だと私も聞きまして、実は、その方と一緒にぐるっと回ってきたのです。まず1号棟から行きたいと思います。一つ一つ細かい話で申しわけないのですけれども、私が素人なりに考えますと、何か原因が違うような気がするのです。1号棟の場合は、1階から5階のエレベーター前です。だから、1階から5階までの天井を通すように、全ての場所で床に水がたまっているのです。ポチポチ、ポチポチと落ちているのです。一つの階とか違う場所でそうなるのだったら結露のような気もするのですけれども、全ての階で同じ場所となると、上から下まで通しているのではないかなという気がしました。要するに、全ての階の同じ場所に水がたまっているということです。また、5階に限ってみれば、2号室の前の天井とか壁にも水が滴り落ちているような状況でした。また、それを受けるためにバケツとかバスタオルも置いてありました。私も、この町の議員として何か情けないような気がしてきました。1号棟ではまだまだあるのです。例えば、4階から5階にかけての階段室です。ここもやっぱり水が滴り落ちていまして、雑巾というかバスタオルみたいなものも置いてありまして、もう壁には黒カビが発生しているような状況です。今の議会は中継されていますので、恥のような気がするので、余り言いたくない話なのですけれども、これが現実でありますので、明らかにして、原因と対策があれば、1号棟についてお聞きしたいと思います。

町の答え 建設課長 八反田稔(建設課長は2017年3月まで)

まず、1号棟でございますが、原因としては、今、議員が言われているエレベーター前の4号室前が各階ということでお話しいただきまして、私も図面を広げるなりしていろいろ検討してみました。そこのエレベーターの前のところが、部屋のところに部屋のロスナイ、室内の換気扇ですけれども、その給気管が走っていて、ちょっと曲がって入ってきているところがあるのですが、そこがほかのところよりもちょっと曲がりくねって室内に入っているのです。ちょうどその真下で起きているということから、確定ではないのですけれども、一つは、外気が中に入ってきて、そこで飽和状態になって管の周りで結露を起こしているのではないかと考えております。そこは、きちっと天井をもう一度剝がすなりして確認をした上で、保温工事をもう一度きちっとやるべきではないかということも含めて考えていきたいと思っています。また、502号室も同じような考え方をしています。もう一点は、今、4階から5階の階段室という話で、黒カビのような水滴があったという話だと思います。これは、特に最上階で多く見られるのですが、階段室も下に行けばかなり冷たい空気が入っているので、そういうものが発生しにくいのですが、中のいろいろなドアが開けたりして、その暖かい空気が全て上に上がっていく性格がありまして、そこで空気がよどんでしまって、どうしても逃げ道がなく、そこで滞留したことによっての空気のよどみから発生したものではないかと考えております。これにつきましては、湿度が高くなれば動くような換気扇がございますので、それをつけるなどして、これは実験的ですが、そういう方向で私なりに考えているところでございます。以上でございます。

議員の質問 10番 七戸輝彦

よくわかりました。次に2号棟ですけれども、ここは余りなかったのです。今の課長の答弁でわかりました。4階と5階の踊り場に同じように水がたまっていた。それは納得できるのです。ただ、1階の特定の部屋の前に雨が吹きつけたときに窓が漏るということで、モップが逆さまに立てかけてあるという状況もあります。2号棟については、よくわかりましたので、いいです。今度は3号棟です。この棟のひどいところは、最上階です。3号棟だけは4階までしかありませんので、最上階4階の廊下の天井に雨漏りが集中しているのですね。建設課のほうで気合いを入れて見てくれるということで、天井のジプトーンを何枚も外してありました。試験のためか、10センチのパイプファンが取りつけてありましたけれども、少し小さいような気もしました。たまたまですけれども、このジプトーンが外したところから天井裏を見ると、どうも黒いものがカビなのかなと思っています。担当職員の方が一所懸命やってきたのもわからないではないのですけれども、これは何年も直らないというのは、何か構造上の問題と考えざるを得ないのです。今までのように、悪い表現をしますと、ばんそうこうを張ったような工事ではとまらないような気がします。今後は、手当てのような工事だけではなくて、やっぱり改善策をきちんと考えて、大々的にもっと調べていただいて、直すところはきちっと直すという手段をとっていただけないかと思って一般質問をしているのです。3号棟のことも含めて、これからの高砂団地の対策についてお伺いしたいと思います。何せ、災害のときに建ててもらって、本当に立派なものを道のほうの協力もあって建てて、多くの住宅を建てるためには、職員の方も体を壊しながら200戸当たり建てたと聞いておりますし、第一には町民の財産でもありますので、きちっと手入れをしていただきたいと思うのです。大々的に直すということに対して答弁をいただきたいのですが、よろしくお願いします。

町の答え 建設課長 八反田稔(建設課長は2017年3月まで)

まず、3号棟のことを説明させていただきますと、3号棟は、今、議員からお話がありましたように、私も年明けにこういう話をいただいたものですから、この二、三年はなかなか進んでいないということもありまして、天井を剝がさせていただいて、きちっと調査しなさいという指示をして、今、調査をさせているところでございます。やはり、3号棟の結露しているところが天井を剝がしてみると黒カビのようなのが発生したというのは、そこに給気管がございまして、給気管の周りに水滴がついて、これは1年でできたものではないと思います。何年も、水滴が何度か繰り返されて黒カビのようなものが天井に発生しているのではないかと思っています。対処方法としては、やはり、保温工事の取りかえとセットで換気を強化するという方法がいいのかなと思っています。もう一つ言いますと、私は何度か行っていろいろな角度から見てみたのですけれども、一つ、明らかに違うところは、この高砂団地だけは廊下に換気口がついています。廊下に換気口がついているということは、住居の中の暖かい空気が廊下に漏れてしまっているという状況です。ほかの団地ではないのですが、なぜか高砂団地ではあるのです。しかし、それは設計した我々の責任でございますから、それによって発生している要因も明らかにあるのだろうと思っています。それはそれで、我々はそれに対処しなければならないと思ってはいるのですが、一つだけ、入居者の皆さんと管理人さんにお話を聞くと、ロスナイのフィルターの掃除がなかなかされていないということも、高齢者の方がいらっしゃるので、そこら辺も含めて管理人さんとお話しさせていただいたのですけれども、できないところは役場で行きますので、こういうことでやらせてくださいということも一つの対策としては考えていきたいと思っております。それから、今説明させていただいた工法も含めて、施工業者、それから、それを設計した人間といろいろな協議をして、時間をかけないで早急に対応させていただきたいと考えているところでございます。以上でございます。

議員の質問 10番 七戸輝彦

室内の強制換気の換気扇の話が出たのですけれども、私も行ってボランティアで時々見て掃除をしてあげるのですけれども、10軒ほど行ったところでは、まるっきり掃除はしていませんでした。していませんというより、ご高齢の方が多いので、脚立に上って、天井裏もコインか何かで回さないとあかないものですから、コインを使って天井裏をあけると。その改め口のところに二つ、そのフィルターがついていまして、それを結構な力で引っ張らなければならないのです。多分、70代後半のご高齢の方だと、力の関係では無理なのかなと私は思います。説明書にもそのことは書かれているのですけれども、説明書に書かれていること全てを居住されている方ができるかというと、やっぱりそうはいかないと思います。だから、ある程度の年齢の方のところには、役場の職員が力をかしてあげるしかないのではないかと前から思っていたところです。今、建設課長から話がありましたので、答弁が先になりましたけれども、そのようにお願いしたいと思います。では、次の質問に行きたいと思います。次は、町政執行方針について伺います。先ほど、冒頭にお話ししましたように、予算審議のときにある程度聞くことができますので、今はプレミアム商品券の事業についてお伺いしたいと思います。ことしの執行方針の中には入っていないのですけれども、平成27年度、国の肝いりで執行された事業だと思います。予算から消えているのがちょっと残念な気がしますけれども、プレミアム商品券の事業効果等について伺っておきたいと思います。27年度分で結構です。

町の答え 産業振興課長 佐藤孝之(産業振興課長は2019年3月まで)

プレミアム商品券の実施状況及び事業効果というご質問だと思います。国の平成26年度の経済対策補正に盛り込まれました地域住民生活等緊急支援のための交付金を活用しまして、平成27年度におきまして、地域消費喚起生活支援としてのプレミアム付き商品券の発売事業を実施いたしました。発行総額が1億7,820万円、発売総額が1億4,850万円で、プレミアム率が20%でございまして、国が15%で道が5%の補助の内訳ということでございます。販売価格が1万円ワンセットで、セット内訳1万2,000円掛ける1万4,850セットを商工会に委託して販売したということでございます。商品券の販売は7月1日から行いまして、10月19日に完売いたしました。参加店が146店舗でございまして、商工会会員以外の店舗でも取り扱いを行っていただいたところでございます。プレミアム商品券の消費喚起効果の把握のため、購入された方のうちの800名に対しましてアンケート調査票をお渡ししまして、185名の方より回答をいただきました。それによりますと、商品券の使用に伴う買い物の合計は1,566万7,000円で、そのうち、新たな消費に結びついた金額は364万3,000円との回答をいただいておりまして、その数字をもとに発行総額から試算しますと、新たな消費に結びついた額は4,317万円と推計されまして、買い物の町外流出も大幅に減少することができたというふうに判断しております。プレミアム付き商品券の発行は、消費喚起につながる対策として大きな効果が得られたのではないかと評価をしております。また、商品券の業種別利用状況につきましては、生鮮食料品、加工食品、飲料等への利用が80%を占めておりまして、次にガソリン、灯油への利用が12%、家電製品が2%の順となっておりまして、ふだんの買い物に商品券の多く使用された結果となっている状況でございます。以上です。

議員の質問 10番 七戸輝彦

昨年度に町の単独事業でやったわけではないので、国からの支援がないとこれは非常に難しいということはわかります。先ほど課長から答弁がありましたように住民にも非常に好評でありまして、事業所にも町外に消費が流出していかないということで非常に喜ばれているという状況もありました。できれば、規模を縮小するなり若干形を変えるなりしてできればなと思うのですけれども、どうでしょうか。

町の答え 産業振興課長 佐藤孝之(産業振興課長は2019年3月まで)

来年度についても実施できないかというご質問だと思います。確かに、アンケート調査からの試算では、大きな効果が得られたとの結果が出ておりまして、消費喚起につながる対策であると思いますが、町の単独費で実施するとなれば、大変厳しい部分があると思います。例えば、10%のプレミアム率では消費の町外流出には余り効果が得られませんし、最低でも20%は必要であると判断しております。今年度と同等の事業を実施するとなれば、2,907万円の負担が必要となってくるということでございますが、もし、今後、国においてこのような動きが出てくれば、当然、町としては実施したいと考えておりますが、今のところ、国で再度実施するとの情報もありませんし、大変難しいところではあると思いますが、今年度も実施するリフォーム支援事業とかぐるっと洞爺湖プレゼントなど、これらの事業も含めた中で、商工会の要望等も踏まえながら、今後の事業の取り組みについて検討していきたいと考えております。以上です。

議員の質問 10番 七戸輝彦

チャンスが到来すれば、いち早く取り組んでいただけるのかなと思います。町の単独事業では、お金がかかるし、難しいという答弁でありましたので、次の質問に移りたいと思います。次に、町政執行方針の中から、観光施設、洞爺湖森林博物館について伺いたいと思います。きのうもほかの議員から同じ施設について同様の質問がありましたけれども、特に森林博物館は随分と老朽化している施設であることは、私もきのう質問された議員と同様の考え方です。しかしながら、国立公園内にある施設、とりわけ、洞爺湖の中島にある施設でありますので、これが老朽化したという理由で、役割の違うほかの施設に建てかえるということになれば、行政の手続上、大きなハードルがあるということは想像にかたくないところであります。それがゆえに、この中島森林博物館は、10年以上も前から、そのあり方が議会の中、あるいはほかの団体からも問われてきたわけですけれども、単に取り壊しという結果を招くようなことにはならないように、慎重に取り扱われてきたのだと思っております。そういう意味では、決して結論は急ぐべきではないと思いますが、これまで庁舎内あるいは委員会等で検討されてきたことを伺いたいと思います。また、この施設の最近の入り込み数とか、いろいろな経緯とか、今後のあり方についてお答えしていただける部分があればお答え願いたいと思います。

町の答え 観光振興課長 佐々木清志(観光振興課長は2017年3月まで)

それでは、お答えさせていただきます。議員がおっしゃいましたように、森林博物館につきましては、昨日も申し上げたのですけれども、建設したのが昭和30年で約60年でございます。町に移管されたのが昭和47年、その間、一度、サミット期間中に改修したことはございますけれども、全面改修という形には至ってございません。それで、昨年度、あそこに何人入ったのかなということでございまして、船に乗った数が約20万人というふうに汽船会社のほうでは言ってございます。そのうち、上陸者が5万8,000人で、全体の29.5%でございます。また、そのうち森林博物館に入った数が約9,000人でございまして、16%という形でございます。この中島に上陸する5万8,000人が多いか少ないかというと、乗っているお客様はインバウンドの方が大多数でございまして、旅行行程で、一度中島におりますと滞在時間で約40分ほどで、次の便でないと帰ってこられないものですから時間がかかるという形で、旅行行程の関係でおりないというお客様がインバウンドでは大多数でございます。それでも、5万8,000人がおりておりますので、現在、5万8,000人が入っています観光施設としましては、西山火口及び金比羅火口と匹敵する方が利用しているということでございます。それで、どういうことを検討してきたのかということでございます。平成26年12月に洞爺湖町観光施設等利用活用検討委員会、これは民間の方でございますが、検討してきました。その間、昨年の11月に4回目の委員会、ことしの先月2月の最終日で5回目の最終提言となってございまして、観光施設は何件かあるのですけれども、その中でも最重要の項目としまして、次期まちづくり総合計画の中で重点的に整備をしていただきたいという最終提言をいただいているところでございます。また、その間、観光課の事務レベルといたしましては、支笏洞爺国立公園管理計画書という最新版が平成22年に改訂されてございまして、これを作成しておりますのが環境省洞爺湖自然保護官事務所でございます。また、中島を全て所有しているのが林野庁でございまして、後志森林管理署、こういうところと意見交換を行ってございます。環境省を通じまして北海道事務所の考え方や補助金の有無についての問い合わせ等も行って意見交換をしております。ただ、洞爺湖町は、皆さんもご存じのとおり、環境省の施設で合併前にも旧洞爺村にありますビジターセンターがございまして、その後、合併後もビジターセンターという形で、環境省の北海道事務所としましては、1町村に二つもビジターセンターがあるのは国内でもないという意見はございますけれども、私どもは、森林博物館は森林博物館で別物という考え方を持っております。それから、この間、森林管理署とも意見交換をしたのですけれども、所有者は私どもであるのですが、予算的にはない省庁でという回答はいただいておりまして、中には人工林も多数ございまして、使える部材も私は勝手に見ておりますけれども、何とかご意見を聞いていただきたいというふうに考えております。最終的には、現在、森林博物館の映像室でございますけれども、鹿の問題というか生物多様性の問題で、酪農学園の先生方がご利用していただいております。結構老朽化をしていて入り口にも支障を来してございますけれども、酪農学園の先生方や汽船会社、旅行関係者も含めまして、専門家の意見を少し聞いてみて、森林博物館という名前がいいかどうかわかりませんし、どうあるべきかも含めまして、少し皆さんのご意見を聞く年にしていきたいと。次期まちづくり総合計画については平成29年からでございますので、できればそこに入れていきたいと考えている次第でございます。以上でございます。

議員の質問 10番 七戸輝彦

相当の検討をされているということで、今、動きがよくわかりました。今の課長の答弁のように、次期まちづくり総合計画の中にぜひ盛り込めるように、これからも努力していっていただきたいと思います。率直に感想を言わせていただきますと、5万8,000人が中島に上陸しているうちで9,000人が入ってくれているということは、上陸した方の割には入っていただいているのかなという気はしないでもないのです。ただ、出てこられた後が満足しているかどうかというところを考えると、ちょっと厳しいものはあるのではないかと思いますので、早目の検討をお願いしたいと思います。それでは、次の質問に入りたいと思います。

出典:洞爺湖町議会 平成28年3月会議 2016年3月8日 議事録 PDF(34ページ) 間違いを知らせる