古平町議会 平成27年第3回定例会 2015年9月30日
医療、救急について
2015年9月30日、古平町議会の一般質問で、真貝政昭議員が「医療、救急について」質問し、町長 本間順司が答弁しました。
- 質問者
- 真貝政昭 議員
- 答弁者
- 町長 本間順司
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 3番 真貝政昭
次に、3点目の医療、救急について伺います。国の方針は、特養の入所基準を要介護3から2に下げまして、在宅のほうにかじを切りつつある。古平町の町内においても高齢化が進んでおりますけれども、掖済会の診療所が来年3月で閉鎖ということで、残念ながら現在のところ入院ベッドを諦めざるを得ないというような方針が町で出されました。それで、現時点で掖済会の患者数は、平成8年ころからここで開業されましたけれども、当時の外来患者数から比べて3分の1以下に減っているのです。それで、入院ベッドがなくなりますとさらに患者離れは進むというふうに予想しております。それと同時に救急搬送で運ばれる患者が、入院ベッドがなくなった自治体の様子を聞いてみますと頻繁に救急車が行き交うようになるということです。何かありますとタクシーで掖済会診療所に駆けつけていたのがタクシーで余市、小樽に飛ぶということはできなくなる。特に高齢者のいる家庭では救急搬送ということがふえるのではないかというふうに思っています。そうしますと、行き先の病院との関係がこれから継続強化されるというふうに見ているのです。そういう方たちが退院しますと、在宅での介護というふうに移っていきますと、かかりつけのお医者さんの訪問医療を受けるということは不可能になりますので、在宅で生活をするということになりますと、訪問看護は余市の勤医協がやっておりまして、看護師さんは来ますけれども、お医者さんが来るという仕掛けにはならないのです。それで、入院ベッドがなくなった後のことを考えますと、この町内で訪問医療というのを考えなければならない事態にいくのではないかというふうに思っています。その点可能性として考えられないのか、今後古平で診療を続ける病院に対してそういう事業を展開できないのかどうか、町長の見解を伺いたいと思う。それと、救急車の出動が今まで以上に頻繁になりますと、積丹町も古平を飛び越えて走るようになりますし、古平も余市、小樽方面に走り回るという部分が多くなりますので、今の北後志の救急搬送というのは見直しを迫られるのではないかというふうに思っているのです。特に余市の対応がお粗末過ぎるというふうに実感しています。余市で間に合わない場合、仁木と提携して出動した回数に応じて費用をいただくという取り決めがされているようですけれども、北後志の広域の消防体制を見ますと余市に救急車を適正な台数配備をしてちゃんとやってもらうと、そういうことが必要になるのではないかというふうに思っているのです。町として余市町に求めるべきではないかというふうに思っているのですが、町長の見解を伺いたい。
答弁 町長 本間順司(町長は2017年3月まで)
行政報告でも何度も申し上げていますけれども、今掖済会診療所にかわって町立の診療所にするべく、そういう指定管理の法人をお願いしているというところでございます。議員の皆様にもお示ししたとおり、町立の診療所にするに当たりまして訪問看護、そういう体制に持っていくべきだということで、診療計画にものっております。ですから、今のお願いすべき法人にもそういうことで訪問看護体制がとれるような医療方針でやってもらいたいということで要望している最中でございます。救急車の話も出ましたけれども、北後志的に見れば、総体的に見れば消防力として救急車は充足されているということでございます。人口の多寡から見れば、余市以外各町村1台ずつあるのに余市も1台だということで、人口がかなり多いところで1台かというような不満は持っているところではございますけれども、なかなか余市町としても大変だということでございまして、広域消防でやっている消防力としては充足されているということの理由から現在の状況にとどまっているところでございますけれども、我々としてはやはりふやしてもらいたいというのは、これは前々からの要望でしたけれども、広域組合結成以来かなりの年数たちますけれども、実現されていないというところが現状でございます。余市と仁木とある程度そういうやりとりしながらやっている状況でございまして、議員心配されるようにふえる可能性もなきにしもあらずでございます。ただ、最近の救急状況を見ますと、出動件数でございますけれども、平成26年は206と、その前の平成25年が180、それから平成24年が156と、徐々にはふえてきていますけれども、平成22年に201件という件数がございまして、それに最近近づいてというか、それを超えてきたというようなことで、増加の傾向にはあります。ですから、将来的にもある程度高齢者がふえるというようなことで、これにつきましては増加するのではないかなというふうな懸念は持っておりますけれども、救急車をもう一台ふやすという状況にまではまだ至っていないということでございまして、これからの話し合いの中でどういうふうに持っていくか検討を要するところでございます。
質問 3番 真貝政昭
平成12年に古平町で救急車が配備される以前は、余市の議会から古平町が救急車配備ではサボっているというふうに言われたのです。だけれども、実際にこういうふうに配備されてみますと、余市が1台で我慢しているというのは余市町がサボっていると言わざるを得ないと、仁木町の守備範囲が余市町と対等の守備範囲をカバーしているような状況から見ますと、仁木町に頼り切っている余市町というのはサボっている以外の何物でもないのです。特に駆けつける時間の短時間化が求められている救急の事業を考えますと、人口で割り返すみたいな、そういう考え方は間違っていると言わざるを得ない。人口がだんだん減少している現在、そういう考え方ではなくて、守備範囲というものを考えて配備台数を決めるべきではないかというふうに考えられますので、ぜひとも余市町に対する要望というのは続けていってほしいなというふうに思っている次第です。