富良野市議会 令和5年第1回定例会 2023年3月9日
(1)ICT利活用の推進について/(2)医療的ケア児に対する支援について/(3)市立保育所における使用済みおむつの処分について
2023年3月9日、富良野市議会の一般質問で、大西三奈子議員が「ICT利活用の推進について」「医療的ケア児に対する支援について」「市立保育所における使用済みおむつの処分について」について質問し、市長 北猛俊、教育委員会教育長 近内栄一、スマートシティ戦略室長 西野成紀、教育委員会教育部長 亀渕雅彦が答弁しました。
- 質問者
- 大西三奈子 議員
- 答弁者
- 市長 北猛俊、教育委員会教育長 近内栄一、スマートシティ戦略室長 西野成紀、教育委員会教育部長 亀渕雅彦
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 3番 大西三奈子
-登壇-通告に従いまして、3件質問いたします。1件目、ICT利活用の推進について伺います。人口減少、少子高齢化、地方の衰退、所得格差の増大など、社会構造の変化が進行する中、労働力不足という現実的な問題がさらに深刻化する一方で、これらの問題を解決する手段として期待されるICTやAIに代表されるテクノロジーイノベーションが急速に進んでいます。コロナ禍に突入し、その進歩は一気に加速しており、スマートフォンやタブレットなど各種端末の普及や、それに伴うデータ流通量の飛躍的な増大は、市民の暮らしや仕事、行政事務のデジタル化の推進に大きな変革をもたらしています。本市においては、令和2年度にスマートシティーの推進を重点施策に掲げてスマートシティ戦略室を設置し、3か年を計画期間とした富良野市ICT利活用推進計画に基づき、ICTの恩恵を市民の誰もが享受できるデジタル社会を目指して、その推進に努力されてきたものと理解しています。計画において、基本方針では三つの項目を挙げ、市民の利便性向上、行政事務の効率化、オープンデータの活用推進と情報セキュリティー対策について方向性を示し、事業の推進から3年が経過しようとしています。令和4年度をもって計画期間が満了することから、これまでの取組や今後の方向性など、市民の利便性向上と行政事務の効率化について、3点伺います。1点目、3年間におけるこれまでの取組の内容について伺います。2点目、これまでの取組に対する評価を伺います。3点目、これまでの取組に対する課題と今後の方向性について伺います。2件目、医療的ケア児に対する支援について、2項目伺います。国において、平成28年に児童福祉法が改正され、医療的ケア児への対応が自治体の責務とされ、全ての子供は、いかなる状況に生まれ、いかなる環境に育とうとも、最善の利益の享受を優先した養育が保障される主体として規定されました。そこで、1項目めに、本市の医療的ケア児の現状と関係部署との連携について伺います。この児童福祉法の改正により、医療的ケア児への自治体における保健、医療、福祉等の連携推進を図るよう努めることとありますが、本市における医療的ケアを必要とする子供の人数及び関係部署との連携状況について伺います。次に、2項目めに、医療的ケア児に対する具体的な支援の実現について、2点伺います。1点目、平成28年の児童福祉法改正に加えて、令和3年に医療的ケア児及びその家族に対する支援に関する法律が制定され、安心して子供を産み育てることができる社会を目指し、自治体は、基本理念にのっとり、国との連携を図りつつ、自主的かつ主体的に施策を実施する責務を有するものとされています。本市における今後の方針を伺います。2点目、子供の権利擁護の実現に向けては、医療的ケアが必要なお子さんとその家族が安心して暮らし、多様な選択肢の中から豊かに育つ環境づくりが欠かせません。公立保育所において段階的に整備を進め、必要な配慮の下に他の児童とひとしく保育が受けられるよう医療的ケア児の受入れを進めていくべきと考えます。また、教育において、小学校就学児も同様に考えますが、本市の見解を伺います。3件目、市立保育所における使用済みおむつの処分について伺います。令和5年1月23日付で、厚生労働省から、保育所等における使用済みおむつの処分について、全国の処分状況調査の結果を踏まえ、保育所等において使用済みおむつの処分を行うことを推奨する旨の事務連絡が通知されました。調査結果によりますと、全国1,741自治体の公立保育施設におけるおむつの持ち帰り状況を確認したところ、1,461自治体から回答を得て、そのうち39%に当たる575自治体で持ち帰りがあり、北海道だけで見ますと、147自治体のうち、本市を含む24%に当たる35自治体で持ち帰りの実態があることが明らかとなりました。持ち帰る理由については、子供の健康管理や慣例によることが多く挙げられており、反対に、持ち帰りなしとした自治体では、その理由に、保護者や保育士の負担軽減、あるいは、感染症対策として既におむつの持ち帰り廃止に取り組んでいます。私の過去の一般質問でも伺いましたが、使用済みおむつの持ち帰りは、不衛生かつ保護者や保育士の負担となっていることから、園で処分すべきと考え、2点伺います。1点目、今回の国の通知を受けて、本市の市立保育所においても使用済みおむつを園において処分すべきと考えますが、見解を伺います。2点目、使用済みおむつの処分を保育所で行う際の処分費用の取扱いについて伺います。保護者からの実費徴収等により行うことも可能とされていますが、今回の調査では、保護者からの実費を徴収する割合は7.7%で、園の運営費で負担する割合が約70%と最も多い結果が公表されています。本市の費用負担に対する見解を伺います。以上、1回目の質問といたします。
答弁 市長 北猛俊
-登壇-大西議員の御質問にお答えします。1件目のICT利活用の推進についての市民の利便性向上と行政事務の効率化についてでありますが、本市は、令和2年度に富良野市ICT利活用推進計画を策定し、ひと・モノ・情報がつながるスマートシティ富良野を基本理念に掲げ、市民の利便性向上と業務プロセス改革による行政事務の効率化に向けてICTの導入を進めてきたところであります。市民の利便性向上に向けた取組につきましては、新庁舎に窓口支援システムやセミセルフレジの設置、届出手続の押印廃止、コンビニにおける住民票などの自動交付システムや文化会館予約システムの導入、虹いろ保育所における保育業務支援システムの導入、LINE公式アカウントからの情報配信、市ホームページのリニューアル、高齢者のスマホ教室、デジタル健幸ポイント事業、IoT除排雪効率化事業などを実施してきたところであります。さらに、実証実験としては、AIオンデマンド交通、デジタル地域通貨、高齢者宅にスマートディスプレーを設置した見守り対策、中学校の部活動オンライン支援、ふらのワインぶどう祭りにおける来場者の回遊データの収集、分析を行ってきたところであります。また、行政事務の効率化に向けた取組につきましては、文書管理や財務会計の電子決裁化、業務量が多くICTとの親和性が高い業務のRPA(ロボティックプロセスオートメーション)化、会議における音声のAIによる議事録化、ペーパーレス会議ソフトの導入、全職員にタブレット端末を配置し、チャット機能やオンライン会議、ファイルの共同編集ができる業務効率化ソフトの導入、庁舎内の無線LANに接続することでタブレット端末をどこに持ち運んでも自席と同様の環境で業務や打合せができるなど、庁内におけるデジタルトランスフォーメーションを進めてきたところであります。次に、これまでの取組に対する評価につきましては、新庁舎の総合窓口に窓口支援システムを導入したことにより、住民票の発行時間が平均7分から3分に、印鑑証明書は平均4分から2分に短縮され、デジタル健幸ポイントには292名、LINE公式アカウントには市外を含め1万7,500名が登録しているなど、ICTの利活用が促進しているとともに、電子決裁やタブレット端末の活用によって庁内のペーパーレス化が進み、業務の改善が図れているものと認識しております。これまでの取組に対する課題と今後の方向性につきましては、AIオンデマンド交通やデジタル地域通貨など、これまでの実証実験の段階から社会実装につなげていくことが課題であり、実証実験により明らかになった課題やモニターから寄せられた意見を検証し、関係機関と協議しながら本格運用に向けて検討してまいりたいと考えております。また、行政事務の効率化に向けては、令和3年9月施行の地方公共団体情報システムの標準化に関する法律に基づき、住民基本台帳や税、福祉など、国が規定する20業務に関する基幹業務システムの統一、標準化に向け、令和5年度中に基本計画の骨子を策定し、令和7年度までに移行計画の立案、システムの選定、ガバメントクラウドへの移行を進めてまいりたいと考えております。2件目の医療的ケア児に対する支援についての1点目、医療的ケア児の現状と関係部署との連携についてでありますが、現在、本市で把握している医療的ケアを必要とする子供は4名であります。関係部署との連携状況につきましては、医療的ケアが必要な子供についての情報を保健医療課、福祉課及び教育委員会で共有し、一人一人の状況に合わせた適切な保健指導や各種福祉サービスについての相談対応などを行っております。以上です。
答弁 教育委員会教育長 近内栄一
-登壇-大西議員の御質問にお答えいたします。2件目の医療的ケア児に対する支援についての2点目、医療的ケア児に対する具体的な支援の実現につきましては、医療、保健、福祉、保育、療育、教育、家庭相談など、様々な部署が関係することから、横断的に連携し、子供及び家庭に必要な支援について検討を行い、適切な支援につなげていくことが重要であると認識しております。今後の方針といたしましては、令和6年度の設置を目指しているこども家庭センターを保健センター内に整備し、関係部署間の連携をより充実させ、乳幼児期からその家庭に寄り添い、子供の成長とともに支援ができる体制を整備する必要があると考えております。次に、公立保育所における医療的ケア児の受入れにつきましては、医療的ケアを必要とする児童の個々の状況に応じて、安全性を確保しながら医療的ケアと保育を提供するための環境整備や人材確保が求められます。現状といたしましては、民間保育所なども含め、入所相談があった段階で関係部署が連携し、受入れに必要となる対応について協議しており、今後も、対象児童に対し、適切な支援を行ってまいります。また、小学校就学時においても同様に考えており、関係部署の連携のほか、小学校及び北海道教育委員会とともに、対象となる児童にとって適切な支援を行ってまいりたいと考えております。3件目の市立保育所における使用済みおむつの処分についての使用済みおむつの園における処分の推奨についてでありますが、本市においては、これまで、預けている間の児童の健康状態把握の視点から持ち帰りの対応を行っているところではありますが、国の通知、全国、近隣自治体などの動向に鑑み、市立保育所における使用済みおむつの処分の実施に向けて、保管場所や衛生管理などの課題解決を含め、検討してまいります。次に、使用済みおむつを保育所で処分する際の費用の取扱いについてでありますが、本市子育て支援の充実の考えを基本に、富良野市子ども・子育て会議での意見もいただきながら、費用負担の在り方を含め、検討してまいります。以上でございます。
再質問 3番 大西三奈子
順次、再質問させていただきたいと思います。まず、ICT利活用推進についてお伺いさせていただきます。いま御答弁を伺った中で、本当に、これまで取り組んできた内容というのが、令和2年度の計画策定から令和4年度にかけて、多くのことに取り組んでこられたというふうに感じました。そして、その評価として、時間の短縮だとかということでは、利活用が業務の改善につながったという評価をお聞きしました。そこで、伺いたいのが、このICT利活用推進計画にあります基本的な考えの中の基本方針では、行政事務の効率化によって、職員が市民への直接的なサービスの提供であったり、職員でなければできない業務に注力できるための働き方改革に取り組むですとか、市民の利便性向上につきましては、市民生活の質を高め、地域経済の活性化を図る、こういった方向性を持って進んでこられたと思います。今回、様々な事業に取り組んだ結果ですけれども、それに取り組んだことによる効果をどのようにお考えなのか、伺いたいと思います。
答弁 スマートシティ戦略室長 西野成紀
大西議員の再質問にお答えいたします。ICTの導入は、この3年間、様々な導入を行ってきましたけれども、こうしたことに対します効果についてでございますけれども、先ほど市長のほうからの答弁もありましたこの3年間の取組につきましては、18のデジタル技術の導入、そして五つの実証実験に取り組んできたところであります。そうした中では、例えば、新庁舎1階の書かない窓口、また、デジタル健幸ポイントといった取組によりまして、ICTの恩恵を市民誰もが享受できるデジタル社会というものを市民の皆さんが少しでも感じ取っていただけるような効果があったのではないかと思っているところであります。また、行政事務の効率化におきましては、電子決裁の導入によりまして、市役所全体で約2,980時間、RPAの導入によりまして約5,100時間の削減効果を試算したところであります。こうした削減によりまして生み出された時間を、市民との対話ですとか地域課題に対する企画、立案など、職員でなければできないような業務に振り向けまして、職員の質の向上というような効果につなげていきたいと考えているところであります。以上でございます。
再質問 3番 大西三奈子
いま、効果について伺いました。効果の中からは、市民の誰もがICTの恩恵を受けられる、あるいは、事務の効率化によって市民との対話の時間が増えたりですとか、時間の活用ができるようになったという答弁をいただきました。私は、先ほど、天日議員の質問で、市長の答弁の中でICTのお話を出されたと思うのですけれども、生活の充実感を感じるということは、これは市民が感じることなのではないかと思いますので、それを計り知ることはなかなか難しいとは思いますけれども、私も同じように、こういった取組の効果が、市民の暮らしの豊かさであったり経済の発展につながっているかどうかというふうに考えていくことが大事ではないかと考えております。そういったことで言いますと、これまで、どんどん積極的に推進されてきて、結果も出してこられたということも、いまの説明の中で大変実感できますけれども、これから共創のまちづくりを市民と一緒に再度考えていくという視点を持つことも、私は大事ではないかというふうに思います。例えば、市民の方からいただくお声としては、学童保育の手続の簡素化であったり、あるいは、個室となるリモートワークスペースが欲しいですとか、もしくは、近隣の町村を参考にした御意見としていただいたのは、若い世代だけではなくて、高齢の方々に対しても、例えば、おむつ券の申請だとかというのは、市外、国内に住む家族がその利便性を感じるですとか、このICT化によって様々な効果が得られているのではないかと思っております。こういったことから、今後、先ほど課題の解決というところで御答弁いただいておりますけれども、市民との共創の取組も必要ではないかというふうに私は考えますけれども、そこの見解についてお伺いいたします。
答弁 スマートシティ戦略室長 西野成紀
大西議員の再質問にお答えします。今後、ICTを進めていく上で、行政と市民との共創による取組も必要ではないかというような御質問でありますけれども、現在のICT利活用推進計画につきましては、3年前の令和2年第1回定例会におきまして一般会計予算に附帯決議が可決されまして、それを踏まえまして、急遽、行政のみの策定ということで進めてきたところであります。また、第6次富良野市総合計画におきましては、まちづくりのコンセプトといたしまして、共創×デジタルが基本アプローチとして示されていることから、新たな計画につきまして、市民と行政との共創によるワークショップなどのプロセスを取り入れて策定するとともに、その策定に基づきまして、市民との共創によるICTの導入を進めていきたいと考えているところであります。以上でございます。
再質問 3番 大西三奈子
いまの御答弁で、共創×デジタルということで、市民とともに計画についても考えていくということで、いま御答弁いただきました。この点で確認させていただきたいのですけれども、計画の時期が令和4年度で終了する予定となっております。この後のスケジュール感、大まかなところで、もし予定が立つのであればお知らせいただきたいと思います。
答弁 スマートシティ戦略室長 西野成紀
大西議員の再々質問にお答えします。新たなICT利活用推進計画に関する今後のスケジュールということでありますけれども、市民との共創によるワークショップを取り入れたプロセスで今後策定していくということで、いま考えているスケジュールとしては、おおむね、令和5年度中をめどに市民との協議の場を設けながら進めていきたいと考えているところであります。以上でございます。
再質問 3番 大西三奈子
ワークショップの件と計画策定につきましては了解いたしました。もう一点、先ほど、これまでの取組と課題、そして今後の方向性をお伺いした中で出てきた内容につきまして、1点確認させていただきたいのですが、地方公共団体情報システムの標準化に関する法律に基づいて、令和5年度中に計画骨子を策定、そして、令和7年度計画立案、システムの選定、ガバメントクラウドへの移行ということで御答弁いただいたかと思います。私も、この法律について、少しインターネットで調べさせていただきましたけれども、この目的としては、住民サービスの安定であったり向上、それから、地方公共団体の業務の円滑化や効率化を目指すものとして総務省から上げられているものかと思います。ここで大事になってくるのが、やはり、地域経済の活性化ではないかと思っております。それで、いまの富良野市ICT利活用推進計画の基本方針の中の、先ほどから申しておりますオープンデータの活用の推進と情報セキュリティーの対策、こういったことも今後さらに必要になってくるのではないかと思いますけれども、ここら辺に関する取組の課題ですとか、何かありましたらお知らせいただきたいと思います。
答弁 スマートシティ戦略室長 西野成紀
大西議員の再質問にお答えします。オープンデータの活用、そして情報セキュリティー対策に対する市の考え方という御質問についてでありますけれども、富良野市でオープンデータとして公開しているものは、北海道オープンデータポータルサイトに登録しておりまして、現在六つございます。今後、市役所が保有しておりますデータを、一度、棚卸し作業というものを行いまして、順次、可能なものからそれぞれオープンデータ化を進めていきたいと考えているところであります。また、セキュリティー対策につきましては、新庁舎も建設され、ネットワーク、そうしたセキュリティーにつきましては強靱化を図ってきたところでございます。また、あわせまして、昨年、富良野市情報セキュリティーポリシーの改正等も行いまして、職員研修の中で、こうしたセキュリティー対策の徹底、周知等も行ってきたところであります。以上でございます。
再質問 3番 大西三奈子
ICT利活用の推進につきましては了解いたしました。次の医療的ケア児に関する質問のほうに移らせていただきたいと思います。まず、1項目めの答弁で、市内の医療的ケアを必要とするお子さんの数は4名ということで、各関係部署と連携を図って相談対応に当たってきているということでしたけれども、2項目めの医療的ケア児に対する具体的な支援の実現について御質問させていただきます。こちらは、富良野市の方針について、個々に合わせた最善の取組を提案していくということで答弁があったかと思いますけれども、医療的ケア児ですとかその家族を支援するためには、多職種の連携体制の構築というのが非常に重要になるかと思います。これまでも連携を図ってこられ、そして、令和6年度、こども家庭センターの整備によってより連携を充実するということで答弁をいただきました。具体的には、どういったイメージを持って連携を図っていこうとされているのか、いままでとの違いもありましたら併せてお知らせいただきたいと思います。
答弁 教育委員会教育部長 亀渕雅彦(教育委員会教育部長は2023年3月まで)
大西議員の再質問にお答えいたします。こども家庭センター等々を通じて、どのように変わっていくのかということでございます。これまでも、個別の事案が出てきた場合には、それぞれ関係部署が連携して、協議した中で対応を進めてまいりました。ただ、こども家庭センターということで、いま準備を考えています施設におきましては、保健センターを活用いたしまして、その中に、特に専門職が、言うならば一堂に会する場所となります。まずは、妊娠、そして出産ということになれば、その中で、子供が成長していく中で、その発達状況というものがより分かります。そこの部分が、保健医療課だけではなくて、児童福祉の関係、さらにその後の教育というふうになっていけば、そういう子供たちの状況が分かった段階で、先を見据えた対応といいますか、そういうものがより考えられていくというふうに思っているところであります。そんな部分で、こども家庭センターを整備して、妊娠、出産、保育、子育ての部分、そして教育の部分までの連携がこれまでよりもより拡充されていくと思っておりますし、また、そこの連携がよりスムーズに進んでいくというふうに考えているところであります。以上です。
再質問 3番 大西三奈子
いま、こども家庭センターの整備による体制につきましては、専門職が一堂に会する場所として、先を見据えて連携を図っていくということだったかと思います。切れ目のないということなのだと思うのですけれども、実際に、いま現在、相談には乗っていただくのだけれども、やはり、当事者としては、ネットワーク化した連携というところが不足しているのではないか、どこかに相談するとそこで終わり、また次にどこかに相談すると終わりという形で、ネットワーク化した連携というのが不足しているのではないかというふうなお声もいただいております。そういったことが、今後、こども家庭センターの整備によって解消することは期待できるということは分かりましたけれども、既に、現在いらっしゃる医療的ケア児のお子さんを抱える御家族たちの対応というものが、いま現在でも必要ではないかというふうに思います。そういったネットワーク化した連携、この辺りの認識についてお伺いしたいと思います。
答弁 教育委員会教育部長 亀渕雅彦(教育委員会教育部長は2023年3月まで)
大西議員の再質問にお答えいたします。ネットワーク化が不足しているのではないかという部分、その対応をいまどうしているかということでございます。これにつきましては、先ほど4名の人数の公表もありましたけれども、その中で、いま現在、実際にケース会議等々の中で協議をしている児童もいらっしゃいます。そんな部分で、いまの段階では、それぞれ最善としてでき得る関係部署が連携をした中で、ケース会議等々を行いながら、その中で、最善の、あるいは適切な対応ができるように、考えているところであります。ただ、その中には、市だけではやはりできない部分というのもございます。そんな中では、民間の施設等々の協力あるいは連携をいただきながら、いま現在、進めているところであります。以上です。
再質問 3番 大西三奈子
いまの御答弁でいきますと、既に会議も持たれているようですけれども、やはり、当事者たちから声が上がるということを考えますと、フィードバックの部分がもう少しあってもいいのではないかなというふうに思いますし、また、連携会議の中に、本人たちも、必要に応じて入っていただくのでしょうけれども、やはり、主体がそこにあるというところを抜かずにやっていくことが必要ではないかと思います。そこで、いま、教育部長の答弁の中で、実際に市のほうだけでは難しく、民間も入ってというお話もありましたので、そちらのほうの質問に入っていきたいと思うのですけれども、市立保育所においても、やはり、私は、医療的ケア児の受入れは段階的でいいと思っております。一遍に全てを加速させてもできるものではないと思いますので、そういった意味では段階的に進める必要があるのではないかと思います。ただ、市立保育所で、現在、受入れは難しいということで民間保育所でやっていらっしゃると思うのですけれども、先日、新聞報道でも多く取り上げられておりますが、北海道内の保育所で、なかなか看護師の確保が進まないですとか環境が整わない、そういったことから受入が進んでいないような実態も大きく取り上げられております。本市においても同じように、やはり、先ほどおっしゃった環境の整備、人材の確保、こういった点で言いますと、スペースの問題であったり、あるいは看護師不足の問題であったり、そういったことも実態としてあるのかどうか、お伺いいたしたいと思います。
答弁 教育委員会教育部長 亀渕雅彦(教育委員会教育部長は2023年3月まで)
大西議員の再々質問にお答えいたします。公立保育所における環境整備、また人材の確保という御質問だというふうに思います。先ほど教育長からも答弁をさせていただきましたように、また、議員からの御指摘もありましたように、やはり、医療的ケアの子供を受け入れる場合には、環境の整備、また人員の確保が必要だというふうに思っています。ただ、医療的ケアを必要とする子供も、常時と言ったら語弊があるかもしれませんけれども、継続してずっと出てくるということも分かりません。そういう中では、特に保育所に看護師を配置するという部分も、なかなか、いま御質問にもありましたように、人材不足ということもありますし、採用は簡単ではないというふうに思っています。そんな部分では、必要な場合におきましては、訪問看護でありますとか、そういうようないろいろな地域の資源がございますので、そういう部分を活用しながらやってまいりたいというふうに思います。また、保育の部分でいけば、小学校前、未就学の部分であれば、先ほどもありましたように、民間も含め受け入れる場所がありますので、その中で、最善を考えていきたいというふうに考えているところです。以上です。
再質問 3番 大西三奈子
いまの答弁で、国のほうでも示していますとおり、近隣町村でもそうですけれども、段階的にということで言いますと、訪問看護ステーションの力というのがいま本当に大きいのかなと思っております。そういった地域の力を活用して、まち全体で子供たちを育てるということを念頭に、これからも進めていかれると思いますし、そういった答弁だったかと思いますので、その中で進めていただけたらと思います。実際に、いままで、病院でも、なかなか、市外の大きい病院で大きな手術を受けて帰ってきて、市内で暮らして、地元の医療機関でのフォローが難しかったりしていたかと思いますけれども、そういったところも、いまは状況を聞いていると、地元の病院でのフォローが可能であったり、あるいは、医療的ケア児のモデル事業から一般事業に変更して、訪問看護を入れながら進めたりということで、どんどん、自治体としても努力しているかと思います。こういったことを含めて、国の持っているイメージに合わせて富良野市も進んでいくという考えでよかったかどうか、確認したいと思います。
答弁 教育委員会教育部長 亀渕雅彦(教育委員会教育部長は2023年3月まで)
大西議員の再々質問にお答えいたします。今後の対応は、国の方針なりに従っていくのかということでございます。こちらにつきましては、本市といたしましても、いま、議員の御指摘のとおり、国の方針、法律が改正になっておりますので、それに適応できるような形で今後も進めてまいりたいというふうに考えております。以上です。
再質問 3番 大西三奈子
それでは、最後の再質問に移らせていただきたいと思います。使用済みおむつの処分については、園での処分ということで、私も市立保育所での処分ということでお伝えさせていただきましたけれども、実施に向けては、場所の問題ですとか設備だとか、そういった課題があるということですけれども、前向きに検討していくという答弁をいただいたかと思います。今回の整備に関しては、国の補正でも、保育環境改善等事業の補助金ですとか、そういったものも出てきているかと思いますので、進めやすいのではないかと思います。前向きに検討されるということでしたので、おおよそのめど、スケジュール、そういったものが立っていましたらお知らせいただきたいと思います。
答弁 教育委員会教育部長 亀渕雅彦(教育委員会教育部長は2023年3月まで)
大西議員の再質問にお答えいたします。具体的なスケジュールということでございます。こちらにつきましては、先ほど教育長からも答弁をさせていただきましたように、課題がございます。その部分をやはり解決していかなければいけないというふうに思っておりますし、また、整備する部分におきましては、一部、いま御指摘もありましたような国の事業等々も活用していきたいと思っています。そんな部分では、令和5年度の中で対応していき、それが年度途中になるのか、あるいは令和6年度になるのかは、いまの段階でははっきり申し上げることができませんけれども、なるべく早い段階でできるように考えていきたいというふうに思ってございます。以上です。
再質問 3番 大西三奈子
最後のおむつの処分の関係についてお伺いしたいと思います。答弁の中では、富良野市子ども・子育て会議の意見もいただきながら検討していくということだったかと思います。また、子育て支援の充実の考えを基本にということでしたので前向きに御検討いただきたいと思うのですけれども、実際に、ゼロ歳から2歳児を預かる市内の保育園を参考に私自身も調査させていただいて、大体おむつ処分に対してどのぐらいの費用がかかっているのか調べさせていただきました。ゼロ歳から2歳児が20名弱の施設ですけれども、週2回の回収で今年2月の衛生ごみの収集費用は2,760円だったそうです。そして、そのほかに、おむつ回収までのコストがかかるかと思うのですが、衛生用品の袋代ですとか、お尻拭きだとか、グローブだとか、そういったものを合わせても1か月で1,000円強ということで、20名弱で月額約4,000円程度という試算を出していただきました。例えば、具体名で虹いろ保育所を挙げさせていただきますが、同じようにゼロ歳から2歳児が現在67名かと思いますので、月額にして2万円弱ではないかと思います。これは私個人の試算ですので間違ったデータでお伝えしていたら大変申し訳ないのですけれども、子育て支援の充実を目指す富良野市として、今回の調査結果にも、私立保育園だとか保育施設に対しても使用済みのおむつの処分費用の補助をしている自治体もあるという結果も出ておりますので、そういったことを含めて、広く子ども・子育て会議の中で意見交換されてはいかがかなと思います。これに関する見解をお伺いいたします。
答弁 教育委員会教育部長 亀渕雅彦(教育委員会教育部長は2023年3月まで)
大西議員の再質問にお答えいたします。処分費用の関係の部分、子ども・子育て会議という中で、広く公立だけではなくてという御質問だというふうに思います。それにつきましては、広く意見をいただく形で、子ども・子育て会議の中で提案をさせていただき、御意見をいただきたいというふうに思ってございます。以上です。