みんなの議会

富良野市議会 令和3年第3回定例会 2021年9月14日

(1)コロナ禍における学校教育現場での課題について/(2)学童保育センターの現状と機能拡充について/(3)富良野市教育振興基本計画における読書の推進について

2021年9月14日、富良野市議会の一般質問で、松下寿美枝議員が「コロナ禍における学校教育現場での課題について」「学童保育センターの現状と機能拡充について」「富良野市教育振興基本計画における読書の推進について」について質問し、教育委員会教育長 近内栄一、教育委員会教育部長 亀渕雅彦が答弁しました。

質問者
松下寿美枝 議員
答弁者
教育委員会教育長 近内栄一、教育委員会教育部長 亀渕雅彦

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 4番 松下寿美枝

-登壇-通告に従い、質問させていただきます。今回は、大きく分けて3件の質問をしていきます。1件目は、コロナ禍における学校教育現場での課題について、2件目は、学童保育センターの現状と課題について、3件目は、富良野市教育振興基本計画における読書の推進について、質問していきます。最初に、1件目、コロナ禍における学校教育現場での課題について、2点伺います。1点目は、小・中学校の暑さ対策について。昨年からいまだに新型コロナウイルス感染症の収束の兆しが見えない中、いまでは学校生活においても新しい生活様式が推奨され、子供たちの学校生活も一変しました。楽しみだった行事は中止や延期になり、給食時間は静かに食べる黙食の実践、マスク着用に関しては、熱中症予防の観点から先生が外すように促しても、マスクを外さない子供もいると聞きました。さまざまに状況が変化していく流れの中で、何となく楽しくない、何となく学校へ行きたくないと感じている子供たちもいます。子供にとって学校とは、一人の人間として成長、発達していくのに必要な学習、教育に対する権利が保障される場です。いまの状況だからこそ、子どもの権利条約にも定められているような四つの権利、生きる権利、育つ権利、守られる権利、参加する権利が保障され、全ての子供たちが幸せに生きる力を育める場を大人である私たちが真剣に考えていくことも必要だと考えます。ことしの夏は、7月13日から8月8日まで30度を超える真夏日が続きました。特に、1学期の終業式前には1週間連日30度を超え、児童が熱中症になってしまうのではないかという現場の声、暑さで体調を崩すと困るから欠席させるという保護者の声も耳にしました。学校という子供が家庭以外で一番長く時間を過ごし学習する環境を、快適なものに整備することが必要だと考えます。学校環境衛生の基準には、夏季の教室の温度は17度から28度が望ましいとあります。いまはコロナ禍で日常的にマスクの着用もあり、学校の先生方、多くの保護者からは、児童生徒の体調を心配する声も多く聞かれました。また、熱中症が疑われる症状での保健室利用も多かったと聞いています。一部の学校ではエアコンの導入が進んでいますが、そのほかの学校でも早急にエアコンの設置の必要性があると考えますが、見解を伺います。2点目は、1人1台タブレット端末活用について伺います。富良野市においても、今年度4月から児童生徒に1人1台のタブレット端末が整備されました。新型コロナウイルス感染症感染拡大による昨年3月の一斉休校時にはタブレット端末が整備されていなかった学校がほとんどで、家庭で過ごす児童生徒と学校との連携の希薄化が心配されていました。タブレット導入は、非常時においての学習指導や、学校と児童生徒が画面越しに顔を合わせられるなど、学校と児童生徒の関係を継続させていく上でも非常に有効に使える手段だと感じています。以下、3点伺います。1点目、ことしになりタブレットが整備されたいまは、家庭で使える状態にどの学校でも整備が進んでいるのでしょうか。2点目、もしまだ進んでいない学校があるならば、その原因の分析はできているのでしょうか。3点目、やむを得ず欠席した児童、不登校の児童に対してのタブレットを介した学習の取り組みはされているのでしょうか。以上、3点伺います。続いて、2件目、学童保育センターの現状と機能拡充について伺います。富良野市第2期子ども・子育て支援事業計画の中では、子供の居場所づくりの一環として、児童館、放課後児童クラブの充実に向けた体制づくりを進めるとしています。近年の共働き世帯の増加など社会的な変化から、保護者が就労などで、昼間、家にいない小学生にとっては、学童保育センターは大事な居場所となっています。市内には5カ所の学童保育センターが設置されており、小学校ごとに利用できる学童保育センターが決められています。ことし4月の各館の登録人数は、北の峰町学童保育センター35名、緑町学童保育センター65名、麻町学童保育センター43名、東部学童保育センター33名、桂木町学童保育センター71名となっています。緊急事態宣言下でも登録児童を受け入れており、人数の多い学童保育センターでは40名近い子供が集まることもあり、密になる空間を心配する声も現場からは聞こえてきています。さらに、ことしの夏の暑さの中、学校だけではなく、学童でも熱中症を心配する声が上がっていました。富良野市放課後児童健全育成事業の設備及び運営の基準に関する条例では、第9条に、「放課後児童健全育成事業所には、遊び及び生活の場としての機能並びに静養するための機能を備えた区画を設けるほか、支援の提供に必要な設備及び備品等を備えなければならない。」とあります。いまの学童保育センターには、静養スペースが確保されているのでしょうか。以上を踏まえ、1点目、学童保育センターの現在の状況について、富良野市で制定している富良野市放課後児童健全育成事業の設備及び運営の基準に関する条例の基準に沿った運営ができているのか、伺います。次に、2点目、学童保育センターの運営マニュアル策定について伺います。現場では、学童の運営マニュアルがあったらよいと思うとの声も聞かれました。厚生労働省では、地域の子ども・子育て支援に資する児童福祉施設としての児童館のさらなる機能拡充を目指し、平成30年10月に改正児童館ガイドラインを取りまとめ、自治体に通知しています。学童保育センターの児童厚生員、補助員、合わせて20名の方々は、さまざまな研修に参加しているベテランの方から、この仕事に携わって間もない方まで、さまざまな方が職員としていてくださっています。いろいろな人が働く職場ですから、ある一定の共通事項も必要かもしれません。現場の厚生員たちが集まり、そこで各館の抱える課題や問題を共有する会議も設けられており、その場でもガイドラインや運営マニュアルがあったらいいという意見が上がったこともあるかと思いますが、まだつくられていません。職員の資質の向上、子供たちの最善の利益を守るためにも、早急なガイドライン策定が望まれると考えますが、見解を伺います。3件目、富良野市教育振興基本計画における読書の推進について。読書活動推進の現状と今後について、3点伺います。学校図書館は、学校図書館法において、学校教育において欠くことのできない基礎的な設備であり、学校の教育課程の展開に寄与するとともに、児童または生徒の健全な教養を育成することを目的として設けられている学校の設備であるとされています。現在、富良野市では、5名の学校司書が市内の小・中学校を分担して週に何日かずつ勤務している状況にあります。学校司書が配置されてからは、図書館が明るくなった、必要な本、使える本がふえた、子供たちの学校図書館の利用がふえたといった声が多く聞かれます。学校司書が配置されたことにより、学校図書館が、読書活動や読書指導の場である読書センターとしての機能と、児童生徒の学習活動を支援したり、授業の内容を豊かにし、その理解を深めたり、児童生徒や教職員の情報ニーズに対応するなどの学習情報センターとしての機能も充実してきていることがうかがえます。学校司書が学校にいるということが子供たちの間でも定着してきていますが、配置されて終わりではなく、ここからをスタート地点として、子供たちへ読書を通じて生きる力を育む場として、これからもより一層の学校図書館の充実と適切な利活用が重要と考えます。そのためには、学校長のリーダーシップのもと、学校図書館の適切な運営や利活用、学校図書館の充実に向けた取り組みを推進することや、教育委員会が、学校が学校図書館の機能を十分に利活用できるよう支援することも重要と考えます。以上を踏まえ、3点質問します。1点目、富良野市教育振興基本計画の中でも、学校、市立図書館、学校司書との連携を図り、授業における学校図書館の積極的な利活用に努めますとありますが、学校図書館と市立図書館の連携について、現状と今後の展望を伺います。2点目、学校図書館機能の充実として、児童生徒の心の居場所としての環境整備に努めるとされています。富良野市子どもの読書推進プランの基本目標の中でも、学校図書館に心の居場所としての機能を図るとあります。心の居場所づくりのためにどういった環境整備が必要と考えているのか、見解を伺います。3点目、読書活動の推進のための取り組みの中に、地域人材、施設との連携、協働が挙げられています。コロナ禍においては、学校での読み聞かせ活動ができないところもあります。いままでのような活動ができない中で、連携、協働していく仕組みづくりをどのように考えているのか、見解を伺います。以上で、1回目の質問とさせていただきます。

答弁 教育委員会教育長 近内栄一

-登壇-松下議員の御質問にお答えいたします。1件目のコロナ禍における学校教育現場での課題についての1点目、小・中学校の暑さ対策についてでありますが、これまで、各学校の教室内の通気、換気を良好にするため、網戸の設置や扇風機の導入、保健室のエアコン設置などを行うとともに、水筒の持参や中学生のジャージー登校の推奨などの熱中症対策を行い、児童生徒の体調管理に努めてきたところであります。また、現在、学校長寿命化改修工事に合わせて、富良野小学校において普通教室及び特別教室にエアコンの設置を進めております。今後の各学校へのエアコンの導入につきましては、猛暑日が続くなど気候の変化が学校における教育環境に影響を与える傾向が見られることから、学校施設長寿命化計画に基づく改修工事の中で、文部科学省の教育環境の向上と老朽化対策の一体的整備を行う新しい時代の学びを実現する学校施設のあり方で示された健やかな学習・生活空間の実現の考え方も取り入れながら空調設備の整備を進めてまいります。なお、子供たちの健康と命を守るため、喫緊における暑さ対策として、大型冷風扇などの導入についても検討してまいります。2点目の1人1台タブレット端末活用についての家庭で使える状態への整備についてでありますが、本市では、国のGIGAスクール構想により、各学校の高速大容量無線LANの通信環境を整備し、1人1台の学習用端末を配備するとともに、学習支援ソフトを導入したことにより、授業やその他の学習活動における効果的な活用が進められております。端末の持ち帰りについては、全ての学校において端末使用のルールをつくるとともに、活用方法については、児童生徒への発達の段階に応じた指導など、保護者への周知を行い、進めております。一方、家庭での通信環境に一部格差があることから、教育委員会では、学校を通じ、アンケート調査を行い、状況を把握し、通信環境がない家庭についてはWi-Fiルーターを貸与し、家庭で使用できるように整備を進めてきたところであります。次に、整備が進んでいない学校の原因と対策についてでありますが、整備については終えているところでありますが、利活用に当たり対応が必要な場合は、原因について把握し、解消を図ってまいります。次に、やむを得ず欠席した児童、不登校の児童に対してのタブレットを介した学習の取り組みについてでありますが、学習支援ソフトを活用した問題演習や学習動画の視聴、学習課題のデータの送受信、授業のオンライン配信などにより、学びの保障に努めているところであります。2件目の学童保育センターの現状と機能拡大についての1点目、学童保育センターの現在の状況についてでありますが、昨年度は、コロナ禍により来館自粛の期間はあったものの、登録児童の利用は3万2,000人とほぼ前年度と変わりがなかったところであります。次に、富良野市放課後児童健全育成事業の設備及び運営の基準に関する条例の基準に沿った運営についてでありますが、現在、5館を設置し、有資格者である15名の児童厚生員、5名の補助員、3名のサブ補助員により、条例に基づいた運営を行っております。職員の研修については、昨年度、放課後児童支援員認定研修会に2名、児童館連絡協議会児童厚生員研修会に5名を派遣しており、今後も児童厚生員の資質の向上に努めてまいります。また、遊び及び生活の場としての区画については、基準を満たしており、地域会館と併設されている施設では、地域の理解を得て地域専用スペース部分の開放もいただき、より広いスペースでの運営ができているところであります。2点目の学童保育センターの運営マニュアルの策定についてでありますが、各学童保育センターでは、厚生労働省から平成30年10月に通知された児童館ガイドラインに基づき、年間事業計画、指導計画、指導目標を作成し、子供の健全育成を目指し、運営を行っているところであります。学童保育センターの運営マニュアルについては、より効率的な運営のために、児童厚生員、補助員との協議も行いながら研究してまいります。3件目の富良野市教育振興基本計画における読書の推進についての読書活動推進の現状と今後についてでありますが、1点目、学校、市立図書館、学校司書の連携につきましては、令和2年度より、子どもの読書推進プラン第3次計画の推進方策に基づき、子どもの読書活動推進事務連絡会議を設置し、市立図書館、学校司書、教育委員会が連携し、子供が読書に親しむ環境づくりを進めております。具体的な活動といたしましては、学校及び学校司書の意見、要望に基づき、市立図書館の図書が各校を巡回するブックトラックや、道立図書館の図書を選んで借りられるブックバイキング、多様な分野の図書が学校に届くブックギャラリーなどを実施しており、児童生徒の読書活動の充実を支援しているところであります。次に、2点目、学校図書館機能の充実としての心の居場所につきましては、学校図書館は、児童生徒が、昼休みや放課後などに、教室とは違う環境で好きな本を読んだり調べ物をするなど個人で過ごしたり、学年を超えた子供たちと交流することができ、落ちついて過ごせる安心な空間であることが望ましいと考えております。そのためには、学校の協力のもと、学校司書が中心となって、書架や机、椅子などのレイアウト、本の配置、案内、そして、気軽に読書について相談できる対応などにより、子供たちが行きたくなる魅力的な学校図書館となるよう環境づくりを進めることが必要であり、学校司書間での情報交換や研修の機会などをつくり、心の居場所としての学校図書館の充実に努めてまいります。次に、3点目、地域人材、施設との連携、協働の仕組みづくりにつきましては、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、ボランティアによる読み聞かせ活動が難しい状況であるため、市立図書館ボランティアサークルと学校の読み聞かせボランティアが連携した研修の機会などを通して資質向上や人材の育成などに努め、今後の活発な読書活動へつながるよう進めてまいります。以上でございます。

再質問 4番 松下寿美枝

順次、再質問させていただきます。まず、1点目の小・中学校の暑さ対策について。こちらは、長寿命化計画において、今年度、富良野小学校には普通教室、特別教室全てにエアコンがつく、そして、今後、ほかの学校施設に関しても長寿命化計画で整備をしていくということだったのですが、この気温の上昇に関しては、今年度も、命にかかわる、そういった声も聞かれました。子供たちは、さまざまな社会の変化を受けとめて、我慢しなければならないところは我慢しながら学校生活を送っていますが、気温の上昇、暑さ対策については、我慢はさせられないと感じています。冷風扇というお話もありましたが、これは教室に入れて使うことができるものなのか、気温が28度まで適切に下がるものなのか、伺います。

答弁 教育委員会教育部長 亀渕雅彦(教育委員会教育部長は2023年3月まで)

松下議員の再質問にお答えいたします。近年の暑さの中での子供たちの我慢の部分につきまして、学校、教室においての冷風扇の導入についてはどのように考えているのかということでありますけれども、これにつきましては、大勢の子供たちがいる教室につきましては、場合によっては教室の中に設置することができない場合もあるかと思います。その部分につきましては、まずは廊下などを通じながら風を少し送り込むような形を取り込みながら、さらに通気をよくする形の中で子供たちの暑さ対策を改善できるものというふうに思っているところであります。以上です。

再質問 4番 松下寿美枝

各学校を回ってみますと、かなり、現場での暑さ対策を望む声は高いと思います。エアコンの要望というのは、ことし、まちなかの5校では特に聞かれました。暑いために、子供たちは教室をかえて学習しているであるとか、学習に集中できない状況が見受けられる、そういったことも聞いています。現場でのエアコン設置の要望は非常に高いと感じていますが、教育委員会でエアコン設置に対する優先順位というのはどのようにお考えでしょうか。

答弁 教育委員会教育部長 亀渕雅彦(教育委員会教育部長は2023年3月まで)

松下議員の再質問にお答えいたします。まず、優先順位としましては、先ほど教育長の答弁にもありましたように、各学校において、もちろん全教室に入れることはできませんので、まずは保健室に対しまして設置をさせていただきました。その後の優先順位でありますけれども、いま現在、長寿命化計画の中では、富良野小が終わった後に、次に西中学校、そして東中学校、扇山小学校というような計画を立てているところであります。その中で、順次、導入を図っていきたいというふうに考えております。ただ、そこには時間がかかってまいりますので、その中でまずは喫緊の課題といたしましては、ただの扇風機の中ではなかなか涼しさ等々が対応できない部分がありますので、大型冷風扇を入れているところが近隣のまちにもありまして、状況を聞きますと、かなり効果があるということで聞いておりますので、それらの導入について検討してまいりたいというふうに考えているところです。以上です。

再質問 4番 松下寿美枝

長寿命化計画で整備するまでの間は、冷風扇などで対策をしていくということでした。冷風扇で間に合わないような気温の上昇にもなってくるかと思いますので、早急な対応が必要ではないかと感じます。次の質問に移ります。1人1台タブレット活用について。整備のほうは順次終わってきているということでしたが、今回、市内でも学級閉鎖になった学校が2カ所ありました。こういった場合のために、国でもGIGAスクールを前倒しして始めた経緯があります。今回の学級閉鎖時、このタブレットを導入して学習を継続することができたのか、お伺いいたします。

答弁 教育委員会教育部長 亀渕雅彦(教育委員会教育部長は2023年3月まで)

松下議員の再質問にお答えいたします。今回、学級閉鎖を行った学校が二つございました。その中では、タブレット等々を持ち帰りまして、その中で、動画の配信でありましたり、あるいはオンラインでつないだりということで、若干のタイムラグがあって、学級閉鎖からすぐにできた学校と若干ずれた学校があります。そんな中で、オンラインを使った部分、あと、場合によっては、通信環境の関係がありますので、そこの部分で少しおくれた家庭もあるようでありますけれども、それぞれの学校でオンラインを通じた中での学習をできたところであります。以上です。

再質問 4番 松下寿美枝

タブレット導入が4月にされた時点で、そこから準備期間というのは数カ月あったと思います。各学校、さまざまな取り組みをしていることは私も承知しております。その中で、今回のような非常時、学級閉鎖になった、そういったときに、持ち帰ることができたところと若干のずれがあった、その若干のずれがあったほうに関しては、準備不足であったということを伺っています。こういったときに適切な準備が行われている状態になっていることが必要だと思いますが、この準備ができていなかった理由についての分析というのはできていらっしゃるのでしょうか。

答弁 教育委員会教育部長 亀渕雅彦(教育委員会教育部長は2023年3月まで)

松下議員の再質問にお答えいたします。学校において準備が少しおくれた部分の原因ということでありますけれども、それにつきましては、教育委員会としましても、今回の1人1台のタブレットの配置という部分につきましては、やはり、昨年の一斉休業になったことによって国も前倒しの予算をつけていただき、それを市も活用しながら1人1台のタブレットを配置させていただいたところです。その中で、配置の部分につきましても、やはり、非常に、一度に多数になったということから、若干、導入の時期、学校によっての配置、納入の時期がずれたことがあります。それに伴いまして、さらに、学校においての準備という部分が、児童生徒数の多い学校とそうではない学校等々の中でやっぱり若干の違いが出てきたところであります。教育委員会としましても、また、道教育委員会からの通知も踏まえながら、コロナ感染に伴いまして、いつ学校が休業になるかもわからない、そんな部分では十分に準備を進めておくようにということでの通知もあり、それは、学校にも随時準備をするようにということで通知をしてきたところであります。ただ、その中で学校によっても準備の部分に多少の格差が出てきたということであります。以上であります。

再質問 4番 松下寿美枝

若干のずれがあったとはいえ、タブレットを、各自、家庭に持ち帰って使うことができたということは理解できました。その中で、タブレットを介した取り組みなのですが、双方向のやりとりといった学校と家庭をつないだ連携の取り組みというのは今回の学級閉鎖時にはできたのでしょうか。

答弁 教育委員会教育部長 亀渕雅彦(教育委員会教育部長は2023年3月まで)

松下議員の再質問にお答えいたします。双方向での取り組みということでありますけれども、全ての一日の時間を双方向での取り組みができた部分ではありませんけれども、一日の中での何時間、あるいは朝と夕方の部分の間とか、その中で、双方向で健康確認も含めながら対応したところでございます。以上です。

再質問 4番 松下寿美枝

昨年3月の一斉休校時には、やはり、学校と家庭の連携の希薄化というのが非常に心配されていました。そういった中で、今回のタブレットがあることによって、顔が見える学校の先生と子供たちの関係の継続ということも保護者からは期待をされているところです。そういった取り組みを今後もしていく上では、先生方の準備の部分と機材の使用の部分、そういった部分で先生方の負担というのもふえていくのではないかと思います。そういった現場での人手不足ですとか、そういったことはいま考えられていらっしゃいますか。

答弁 教育委員会教育部長 亀渕雅彦(教育委員会教育部長は2023年3月まで)

松下議員の再質問にお答えいたします。双方向でのオンライン等々を行う場合の人手不足ということでありますけれども、それぞれの取り組みにつきましては、いま、学校の中でICT担当の先生をそれぞれ選出をしていただき、その中で、教育委員会も入った中で、ICTの活用推進委員会というものを設け、その中でそれぞれの取り組みの仕方であり、あるいは操作方法であり、そういうものも共有しながら、それぞれの学校、学校によっても、若干ですけれども、得手不得手といいますか、先生方によっても格差も若干あります。その部分を少しでも埋めるようにいま対応してきているところであります。また、その利活用検討委員会だけでもなく、それぞれの学校間の中で情報共有をしながら、必要な場合によってはそれぞれやり方を聞き、そんな中で、少しでも効果的に、効率的に対応ができるようにいま進めているところです。以上です。

再質問 4番 松下寿美枝

さまざまな取り組みに対して、今回、学級閉鎖が起こったときに、保護者の間では、やはり学校間の格差があるのではないか、そういった不安の声も聞かれたところでもありました。さまざまな取り組みに格差が生まれないように取り組んでいってほしいと思います。学校で、先生方でICT推進委員会、そういったものをつくっているということでしたが、機器の専門的な部分を担う人材、そういったICT支援員ですとか、GIGAスクールサポーター、そういった人材も今後必要になってくるかと思うのですが、教育委員会ではどのようにお考えでしょうか。

答弁 教育委員会教育部長 亀渕雅彦(教育委員会教育部長は2023年3月まで)

松下議員の再質問にお答えいたします。人材という部分でICT支援員、サポーター等々も必要ではないかということでありますけれども、国の事業等も使いながら、それらの人員を配置できる事業というのがあります。ただ、本市におきましては、なかなかそこを担っていただける人材がすぐに見当たらないということもありまして、活用はいまできていないところであります。ただ、市内の業者におきまして、ICTを専門としている企業がございますので、そこには保守点検も含めながらサービスの部分をお願いしているところであります。そこを活用しながらいまは取り組んでいるところであります。以上です。

再質問 4番 松下寿美枝

それでは、このタブレットを活用した、やむを得ず欠席をした児童、または不登校児への学習支援について伺います。学校を休んでも学びの機会をとめない学習機会の保障ということは、非常に大切なことだと考えていますが、一方では、学びの機会の保障も必要だけれども、不登校の子に関しては学校に来るということを促す取り組み、そういったことも必要なのではないかと伺うこともありました。教育委員会でも、そういった、ちょっと難しい取り組みになってくるかと思うのですが、やむを得ず欠席した児童ですとか不登校の子供たちに対するタブレットを介した学習に関してのガイドラインみたいなものは制定されているのでしょうか。

答弁 教育委員会教育部長 亀渕雅彦(教育委員会教育部長は2023年3月まで)

松下議員の再質問にお答えいたします。やむを得ず登校ができない、また、不登校の子供たちに対するタブレット活用のガイドラインということでありますけれども、いま現在、そのガイドラインというのは教育委員会では作成はしていないところであります。それぞれの活用につきましては学校を通じて対応してもらうことになりますので、それぞれの学校によっての、いま、取り組みというのがされているところであります。その中で、ただ、学校におきましても、やはり持ち帰って使っていただきたいという子供たちに、もちろん声かけはしているところでありますけれども、場合によってはやっぱり子供たちもそれを拒む場合もあるようです。その部分で、どのような形で使っていくのかというものもいま模索をしているところであります。以上です。

再質問 4番 松下寿美枝

タブレットの活用に関しては、まだ始まったばかりだと私も認識しています。今後、よりよい活用ができていくようにしっかりとサポートしていただきたいと思います。それでは、続いて、学童保育センターのほうの質問に移ります。まず、先ほど現状も伺いましたが、ことしの夏の暑さに関しては、学童も、子供たちがたくさん来る、そして、学校のように保健室のような静養スペースがない、エアコンがついている場所がないということで、暑さに対応する部屋がないということを聞きました。これに関しては、条例のほうでうたわれている静養スペースが確保できていないのではないかと感じますが、見解を伺います。

答弁 教育委員会教育部長 亀渕雅彦(教育委員会教育部長は2023年3月まで)

松下議員の再質問にお答えいたします。学童保育センターにおける専用スペースが足りないのではないかということでございますけれども、条例の中では、おおむね1人当たり1.65平米以上の面積を確保するということで記載をされているところであります。それぞれの児童館、学童保育センターにおきましては、専用スペースという部分では、若干、そこを下回るところがあるのが実態であります。ただ、館の全体の床面積ということで考えた場合にはそこはクリアをされていますし、先ほど教育長からも答弁させていただきましたように、地域施設を兼ねる施設もあります。そこの部分では、地域の理解をいただきながら、その専用スペースも活用させていただき、より広いスペースの中で子供たちの居場所づくりを行ったところであります。以上です。

再質問 4番 松下寿美枝

先ほどから言っていますように、ことしの夏はひどく暑かったと思います。学童における暑さの対策についてはどのような対策をとっていられたのか、お伺いします。

答弁 教育委員会教育部長 亀渕雅彦(教育委員会教育部長は2023年3月まで)

松下議員の再質問にお答えいたします。学童保育センターでの暑さ対策でありますけれども、こちらにつきましては、設置を導入しております扇風機、それから、より換気、通気をさせること、そして、水分補給ということで、冷たい麦茶等々を用意しながら子供たちの健康管理に当たったところであります。また、館によりましては、ミニプールというのでしょうか、そんなものも用意しながら、足を水につけるような形で少し涼むような行為もしたところもあるというふうに聞いております。そのような形で、この暑かった夏を乗り切ったところでございます。以上です。

再質問 4番 松下寿美枝

それでは、児童館ガイドラインのほうに移りたいと思います。先ほど、厚労省のガイドライン、指導計画については、学童のほうで作成しているということでした。また、運営マニュアルについては、厚生員の皆さんと協議を行いながらつくっていく、そういった答弁をいただいたところです。厚労省のガイドラインもあり、また、運営の基準も学童のほうにはあると私も確認させていただきました。その中で、厚生員の皆さんのほうから上がってくる、このマニュアルが欲しいといった声が多数聞かれたのですけれども、これは、どういった部分を共通にしたいと考えているのか。以前、そういった厚生員さんたちの会議でもこのマニュアルの作成については要望したことがあるとも伺ったのですが、どういったことを共通にしてこのマニュアルをつくっていきたいと考えているのか、社会教育課ではどのように受けとめているのか、見解を伺います。

答弁 教育委員会教育部長 亀渕雅彦(教育委員会教育部長は2023年3月まで)

松下議員の再質問にお答えいたします。学童保育センターでのマニュアルの関係でございます。それぞれの5館の学童につきましては、施設の状況も違いますし、また、受け入れている子供たちの年齢差だとか、そういうものも含めながら違うものですから、一概に統一のマニュアルにはならないのかなというふうには考えているところです。ただ、最低限の運営に当たるイロハといいますか、その部分につきましてはもちろんそろえる必要性があるというふうに思っています。その中で、それぞれのセンターにつきましては、社会教育課の職員が配置をされているわけではなくて、定期的に館を回り、その状況を確認しているところであります。実際の運営につきましては、厚生員の方々に、基本的に、先ほどありましたように、指導計画、指導目標に基づいて運営をしていただいているところでありますけれども、やはり、そこには年数の長い厚生員をまずは中心に運営をしていただいている部分があります。そこの部分が、やはり、何というのでしょうか、一部、新しく厚生員になられる方々ともちょっと意見の違いだとか、そういうこともあるというふうに聞いております。そんな部分では、最低限の統一したルール、マニュアルというものはつくっていく必要性があると思いますので、その辺は、それぞれ、厚生員、それから補助員の皆さんと協議の場を持ちながら、統一できるものは統一していきたいというふうに思っているところです。以上です。

再質問 4番 松下寿美枝

学童のほうに教育委員会社会教育課の職員の方が定期的に行っているということ、また、厚生員の方たちに現場を任せている、そういった答弁をいただきました。ちなみに、社会教育課や教育委員会の方が定期的に学童に行っている頻度は、どれぐらいで行かれていらっしゃいますか。

答弁 教育委員会教育部長 亀渕雅彦(教育委員会教育部長は2023年3月まで)

松下議員の再質問にお答えします。それぞれの巡回につきましては、週に1回から2回程度、各館を回るようにしているところでございます。以上です。

再質問 4番 松下寿美枝

いま、週に1回から2回ということだったのですが、私の確認不足かもしれませんが、何かもうちょっと、私が伺ったときには数が少なかったかなと感じております。現場の厚生員の方たちからは、もっと現場の声を聞いてほしいという声があることを私は受けとめています。もうちょっと、現場任せにするばかりではなく、しっかり訪問してコミュニケーションをとる必要があると感じますが、見解を伺います。

答弁 教育委員会教育部長 亀渕雅彦(教育委員会教育部長は2023年3月まで)

松下議員の再質問にお答えいたします。いま御指摘がありましたように、厚生員の意見を聞く、コミュニケーションをとるということは、非常に大切だというふうに思っています。そういうコミュニケーション、意見をきちっと聞きながら、統一できる部分のマニュアル作成に努めてまいりたいというふうに思っております。以上です。

再質問 4番 松下寿美枝

学童での課題が見えたときというのは、やはり、それは、子供たち、また地域の家庭にかかわってくることだと思いますので、厚生員たちに任せるだけではなく、一緒に、ともに解決していただく、そういったためのコミュニケーションもしっかりとっていただきたいなと思います。では、続いて、読書活動推進についての質問に移ります。まず、読書推進について。学校、市立図書館、学校司書の連携について、さまざまな市立図書館の取り組みも伺ったところです。いま、学校、市立図書館、学校司書の連携と言いましても、さまざまな連携というのが想像されると思います。まず、現場の方にお話を伺ったところ、学校司書同士の連携というのはいまとれている、また、学校の中での学校司書、司書教諭、先生の連携もしっかりとれている、そのほかに、やはり、学校内部の連携ですとか、あと、学校図書館と市立図書館の連携も必要、そういった現場の声も聞こえてきています。この読書推進活動に向けて、この連携のリーダーシップをとっていくのは教育委員会なのか、それとも市立図書館なのか、どちらで考えていけばいいのか、考え方をお伺いします。

答弁 教育委員会教育部長 亀渕雅彦(教育委員会教育部長は2023年3月まで)

松下議員の再質問にお答えいたします。市立図書館、学校司書、そして学校、教育委員会との連携という部分でありますけれども、どこがリーダーシップをとっていくかということでありますけれども、先ほど、教育長の答弁の中にも、子どもの読書活動推進事務連絡会議ということで設けさせていただいております。そこには、市立図書館、そして学校司書、教育委員会が連携をして、子供たちが読書に親しむ環境づくりを進めているところであります。その部分では、市立図書館も教育委員会の一組織でありますので、学校教育課等とも連携をしながら、教育委員会でリーダーシップをとってまいりたいというふうに思っているところです。以上です。

再質問 4番 松下寿美枝

図書館を教育機関として、学校教育課でリーダーシップをとっていくということでした。2点目に入ります。教育振興基本計画の中で、心の居場所という言葉も出てきます。この心の居場所ということに関して、学校司書や学校に伺いますと、さまざまな見解でこの心の居場所という言葉を捉えていると感じます。先ほど、答弁のほうでは、昼、放課後、教室とは違う環境で学年を超えたかかわりもできる場所、そういった答弁がありましたが、学校司書がいるときでないと行けない学校もあると聞いています。こういったところの対応は今後どのように考えていくのでしょうか、お聞かせください。

答弁 教育委員会教育部長 亀渕雅彦(教育委員会教育部長は2023年3月まで)

松下議員の再質問にお答えいたします。学校図書館が心の居場所としての部分の充実でありますけれども、学校司書がいないときの活用ということであります。そこにつきましては、学校とも連携をしながら、司書がいないときでも図書室が利用できるような環境もつくる必要性があると思いますので、そこは学校ともまた協議してまいりたいというふうに思います。以上です。

再質問 4番 松下寿美枝

では、3点目のボランティアの育成について。こちらについては、市立図書館ボランティアサークル、また学校ボランティアたちの育成に関して研修などを行っていくといった回答をいただきました。学校で読み聞かせをしているボランティアサークルの方たちも市立図書館のほうの研修にともに参加していく、そういった理解でよろしいでしょうか。

答弁 教育委員会教育部長 亀渕雅彦(教育委員会教育部長は2023年3月まで)

松下議員の再質問にお答えいたします。地域人材等々の取り組みでありますけれども、そこにつきましては、いま松下議員からも御指摘がありましたように、学校の読み聞かせボランティアの方々にも、今後、図書館での、可能であれば参加もいただきながら、うちの職員等にもちょっと確認をしましたところ、ブックトラック等々の学校支援図書の部分につきましての装備だとかの部分、そこの部分は、いま、一部には業者のほうに、装備したものを購入しているというような状況もあるようですので、その辺を、例えば、読み聞かせボランティアの方にも協力してもらいながら、図書館の職員の指導のもとに装備をやっていただくだとか、そんなような取り組みを少しずつ広げていきたいというふうに思っています。その中で、ボランティアとの協働を進めていきたいというふうに思っています。以上です。

再質問 4番 松下寿美枝

最後に、確認の質問とさせてください。市立図書館と学校との連携、また学校司書同士の連携、学校ボランティアの育成について、これらを、市立図書館、学校教育課がリーダーシップをとって進めていくという方向でよろしいのか、最後に確認でお願いいたします。

答弁 教育委員会教育部長 亀渕雅彦(教育委員会教育部長は2023年3月まで)

松下議員の再々質問にお答えいたします。先ほども、連携の部分、教育委員会、それから図書館も含めた中でということで、リーダーシップをとっていくということで答弁をさせていただきました。この地域人材ボランティアとの連携につきましても、同様に、教育委員会、図書館がリーダーシップをとりながら進めてまいりたいというふうに思います。以上です。

出典:富良野市議会 令和3年第3回定例会 2021年9月14日 議事録 PDF(23ページ) 間違いを知らせる