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富良野市議会 令和2年第1回定例会 2020年3月5日

重点政策の1点目の健幸都市について

2020年3月5日、富良野市議会の一般質問で、後藤英知夫議員が「重点政策の1点目の健幸都市について」質問し、市長 北猛俊、教育委員会教育長 近内栄一が答弁しました。

質問者
後藤英知夫 議員
答弁者
市長 北猛俊、教育委員会教育長 近内栄一

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 17番 後藤英知夫

-登壇-おはようございます。私は、ふらの令和の会を代表して、今議会に提出されました令和2年度市政執行方針並びに教育行政執行方針について、順次、質問を行います。元号も新しく令和となり、情報があふれていて、情報社会と言われたSociety4.0の時代から、最新のテクノロジーの活用により、少子高齢化、地域格差、貧富の差などの課題を解決し、一人一人が快適に暮らせる社会を実現することを目的としたSociety 5.0の時代へと変化しつつあります。行政においては、時代の変化に順応しつつ、効率的な運営と、より一層の横断的でしっかりと市民と向き合った取り組みが求められると考えます。最初に、重点政策の1点目の健幸都市について伺います。市長が掲げる全ての市民が健康で、生きがいを感じ、安全で安心して暮らし、幸せが実感できる健幸都市の実現は、大いに期待されるところです。幅広い分野で企画、立案から仕組みの構築、事業推進体制を整えていく上で、官民連携、市民協働をこれまで以上に進めると同時に、今後の施策に対しては、庁内における部署を超えた横断的な取り組みが不可欠であると考えますが、どのように推進されていくのか、見解を伺います。また、見附市長が会長を務めるSmart Wellness City首長研究会に参加したとのことですが、その意図、狙いについてお聞かせください。2点目の第6次総合計画の策定についてお尋ねします。人口減少、少子高齢化が社会全体の課題であると同時に、本市においても、同様に、労働力不足による経済への影響、医療、介護での人材不足など、市民生活に直結する課題が山積し、今後のまちづくりに対する影響が懸念されています。市長は、これからの行政にICTやAIを取り入れていくと公言しておりますし、地域課題の解決に向け、新たなデジタル技術をどう活用していくかが重要な課題としています。本市にとって最上位計画である第6次総合計画にどのような思いを込めるのか、また、デジタル技術活用を総合計画の中でどう織り込んでいくのか、見解を伺います。3点目は、新庁舎建設事業について伺います。新庁舎は、近年多発する自然災害に対し、防災拠点としての役割を十分に果たしていくことが望まれ、「人、まち、自然をつなぎ、次世代の子どもたちへつなぐ庁舎」を目指すとあります。また、文化会館と複合化され、多額の財源を必要とする一大事業であります。長く市民に愛着を持っていただき、有効活用していただけるような庁舎となることが重要と考えます。見解をお聞かせください。次に、主な施策について。基本目標1、次代を担う子どもたちをみんなで育むまちづくりについて伺います。次代を担う子供たちの健やかな成長は、本市の明るい未来への希望であります。子供たちと子育て世帯を行政とともに社会全体で応援していかなければならないと考えます。安心して出産、子育てができる環境づくりを進めるとありますが、現時点では、旭川で出産する方も多いと耳にします。特別な場合を除き、母親が安心して市内で出産できる環境の整備が望まれます。出産に対する環境整備と今後の子育て支援についての見解を伺います。基本目標2、やさしさと生きがいが実感できるまちづくりについて伺います。生涯を通して生きがいを持ちながら健康を維持していくためにも、スポーツ活動や芸術文化活動は重要な要素であり、行政もしっかりと後押ししていくべきと考えます。その中で、人材育成をどのように推進していくのか、お尋ねします。基本目標3、人と自然が共生する環境にやさしいまちづくりについて伺います。都市計画については、都市計画マスタープランの見直しを進め、都市計画マスタープランに即した立地適正化計画の策定に取り組むとありますが、都市計画マスタープランと立地適正化計画は連動するものであり、並行して策定作業を進めるべきと考えます。都市計画マスタープランと立地適正化計画、それぞれの策定スケジュールと策定過程の相関性について伺います。また、都市計画区域を一つしか持たない本市にとって、立地適正化計画を策定するメリットをどのように考えているのか、お聞きします。次に、通信環境整備について伺います。NTTは、2023年1月にADSLサービスを終了すると発表しています。農村地区など光回線の未整備地域にとっては重大な問題であり、情報通信が不可欠な現代の生活では、さらなる農村機能の低下を招くおそれがあります。光回線の整備について調査、研究をしていくとありますが、スピード感を持った取り組みが期待されます。見解を伺います。住環境の向上については、多世代同居住宅においては、生活環境の改善と定住促進を目指し、子育て世代にも配慮した新たな支援とありますが、どのような施策なのか、また、市外から移住された核家族の子育て世代に対する住環境に関する支援のあり方についての考えをお聞かせください。基本目標4、地域の魅力ある産業を活かしたまちづくりについて伺います。本市の基幹産業である農業においては、農家戸数の減少に伴い、1戸当たりの耕作面積がふえ、労働力の不足もあり、最新技術を取り入れたスマート農業化はますます進んでいくと思われます。本市農業に適した技術の実用化を進めるため、(仮称)スマート農業研究会の設立を働きかけるとあります。どこが主体となり、どのような組織をイメージされているのか、お尋ねします。中心市街地の活性化について、東5条3丁目地区市街地再開発事業に関しての検討過程と今後の見通しについて伺います。観光について、ふらのビジョン2030のアクションプランの策定を進めるとありますが、アクションプラン策定の主体はどこなのか、策定方法と策定後の推進についてお聞きします。基本目標5、市民と地域、行政が協働して築くまちづくりについて伺います。本市の持続的な発展と市民一人一人が幸せを実感できるまちづくりには、人々が多様性を認め合いながら、男女共同参画社会の早期の実現が望まれます。まずは、庁内において先駆的取り組みを進めるべきと考えます。見解を伺います。ふるさと納税については、積極的に取り組んでいくということですが、これまでとの違いについてお尋ねします。次に、教育行政執行方針について伺います。学校教育についてお聞きします。外国語教育においては、外国語指導助手を増員しながら、「英語が話せるふらのっ子」から「英語が使えるふらのっ子」へと目標をシフトし、取り組んできました。これまでの推進状況をどう評価されているのか、伺います。小・中学校の適正規模、適正配置について、樹海小学校、樹海中学校の廃止に伴い、新たに設置する学校が(仮称)樹海義務教育学校となっています。これまでの小・中併置校との違いと狙いについてお聞かせください。少年教育の中で、学童保育の時間延長と、就学前児童に対し、児童センターを試行的に開放するとありますが、支援員の充当はできるのでしょうか、見解を伺います。保育サービスについて、核家族化、生活形態や勤務形態の多様化などに対応するために、必要な保育事業の提供を行うとありますが、ゼロ歳児保育の充実を求める声を聞きます。ゼロ歳児受け入れ拡充についての考えを伺います。以上で、ふらの令和の会としての代表質問を終わります。

答弁 市長 北猛俊

-登壇-おはようございます。ふらの令和の会、後藤英知夫議員の市政執行方針に対する代表質問にお答えいたします。1件目、重点施策についての健幸都市についてでありますが、健幸都市の実現に向けては、議員の御指摘のとおり、健幸をまちづくりの基本に据えた施策を官民一体となって取り組んでいくことが重要であります。行政においては、健康づくり担当部署を初め、庁内で横断的に取り組んでまいります。また、Smart Welness City首長研究会には昨年11月に加入しましたが、見附市を初め、他団体の健幸をキーワードにしたまちづくりに学び、本市の市民が健幸で生きがいを感じ、幸せが実感できるまちづくりに生かしてまいります。次に、第6次富良野市総合計画の策定については、国が目 指すべき未 来社会の姿と して提唱して いるSociety5.0の到来は、社会システムの大きな変革となり、行政サービスの内容や提供体制においても、新たなデジタル技術を地域社会に実装していく必要があると考えております。今後の人口減少や労働力不足を見据え、新たな総合計画には、スマートシティーに向けたデジタル技術の導入を位置づけることで、働き方改革と住民サービスの向上を図ってまいりたいと考えております。次に、新庁舎建設事業についてでありますが、新庁舎は、にぎわいのあるまちづくりを推進するため、市民が気軽に訪れ、集い、親しみやすい庁舎となるよう、庁舎と文化会館機能の複合化により、人と人、人とまちをつなぐ協働のまちづくりの拠点として、また、市民活動エリアを設置し、にぎわいが庁舎内外に感じられるよう、開放的な空間を用い、人と人のつながりを大切にした市民が活用しやすい市民本位の施設を目指しております。新たな時代において、市民が誇りと愛着を持って多くの市民が活用する施設として、市民とともに育てていきたいと考えております。2件目、次代を担う子どもたちをみんなで育むまちづくりの出産に対する環境整備と子育て支援についてでありますが、出産に係る環境整備としては、地域センター病院に対して、産婦人科医師や助産師などの人材確保のための財政支援を拡充し、地域周産期母子医療センターとしての機能が維持できるよう支援してまいります。また、子育て支援については、令和元年度に拡充した施策を次年度も継続して行い、新たな第2期子ども・子育て支援事業計画に沿って、市と市民、地域が一体となって子育てを支える環境づくりを進めてまいります。3件目、やさしさと生きがいが実感できるまちづくりについての人材育成の推進についてでありますが、市民誰もが生涯の各期に気軽に楽しめることを基本に、スポーツ活動では、スポーツ推進委員による軽運動の普及、スポーツ少年団やスポーツ団体の育成支援に努め、また、文化活動では、文化団体の交流や発表機会の拡充を通して、団体、サークルの支援を行ってまいります。また、小・中・高生を対象としたスポーツや文化の全道・全国大会への派遣経費の助成を行い、人材育成を推進してまいります。4件目、人と自然が共生する環境にやさしいまちづくりについての都市計画マスタープランと立地適正化計画につきましては、現行の第2次都市計画マスタープランを令和3年度の改定に向けて現在作業を行っておりますが、立地適正化計画は、都市機能を誘導し、コンパクトなまちづくりと地域交通の再編により、人口減少に対応した都市施設等の機能維持を図るための計画であり、都市計画マスタープランに即した計画とする必要があることから、令和2年度から策定に向けた取り組みに着手してまいります。次に、光回線の整備については、農村地域における未整備世帯が約1,400世帯あり、ADSLのサービスが令和5年1月31日をもって終了し、あわせてICTの利活用が望まれておりますので、既に、北海道総合通信局と総務省の補助事業である高度無線環境整備推進事業の活用について、また、NTT東日本と技術的な整備の可能性について、それぞれ協議を進めているところでありますが、他の補助事業や整備手法についても引き続き調査、研究を進めてまいります。次に、住環境の向上についてでありますが、多世代同居の推進については、親世帯と子世帯が同居する多世代同居を支援するため、一般住宅の新築、購入、住宅改修等に要する費用の一部を補助し、多世代家族の同居で子育てや高齢者も安心して暮らせる居住環境づくりを図ってまいります。なお、市外から移住された核家族につきましては、耐震改修促進事業や住宅リフォーム制度により住環境の向上に努めることとしております。5件目、地域の魅力ある産業を活かしたまちづくりについてのスマート農業研究会についてでありますが、露地作物を大面積で作付する生産者や、園芸作物を重点的に取り組む生産者が主体の組織で、労働力不足への対応や生産性の向上に向け、IT技術等の導入による省力化を進めようとするものでありますので、本市も研究会の設立を働きかけるとともに、関係機関と連携し、研究の推進を支援してまいります。次に、中心市街地の活性化についてでありますが、東5条3丁目地区市街地再開発事業は、事業実施主体であるまちづくり株式会社が、想定事業地区内における建物など既存物件の資産価値等概略調査を令和元年度に実施し、都市機能や建築物などを盛り込んだ基本構想案を作成しているところであります。今後は、都市計画との整合を図りながら事業を推進してまいります。次に、観光についてでありますが、アクションプランは、ふらのビジョン2030の実施計画の位置づけとなることから、策定を本市が担いますが、事業の推進に当たっては、関係団体それぞれの取り組みが重要ですので、ふらの観光まちづくり戦略会議などでの協議により決定し、ビジョンの重点項目である五つの戦略に沿って、関係団体と連携し、取り組んでまいります。次に、男女共同参画についてでありますが、本市は女性活躍推進法の特定事業主として位置づけられていることから、特定事業主行動計画策定・推進委員会を設置し、平成27年3月に富良野市特定事業主行動計画を策定し、毎年、取り組みの実施状況、数値目標の達成状況の点検、評価などについて公表をしております。直近の公表結果では、女性管理職登用の割合は目標値を上回っておりますが、年休取得率や男性の育児参加に関する割合は目標値を下回っておりますので、ワーク・ライフ・バランスの推進など、職場全体で取り組める職場環境づくりに努めてまいります。次に、ふるさと納税についてでありますが、本市におきましては、平成28年12月からポータルサイトを活用したふるさと納税に取り組み、昨年から新たなポータルサイトを追加し、まちの魅力と地場産品のPRに努めているところであります。事業の推進につきましては、今後、より魅力的な返礼品の企画や課題となっている体験型の返礼品の企画を進めるとともに、ポータルサイトの視覚的な効果をより高められるよう、積極的に取り組んでまいります。以上です。

答弁 教育委員会教育長 近内栄一

-登壇-ふらの令和の会、後藤英知夫議員の教育行政執行方針に対する代表質問にお答えいたします。1件目の学校教育についてでありますが、外国語教育につきましては、小学校の令和2年度からの新学習指導要領実施に先立ち、平成30年度から外国語指導助手4名と小学校外国語活動指導員1名の5名による指導体制の充実を進めてまいりました。担任と外国語指導助手との連携により、子供たちは外国語学習に意欲を持つことができ、外国語によるコミュニケーション能力の向上が図られていると認識しております。次に、小・中学校の適正規模、適正配置についてでありますが、義務教育学校のこれまでの小中併置校との違いにつきましては、小学校から中学校までの義務教育期間を一貫して行う学校であるため、9年間を見通した柔軟なカリキュラムの設定と連続した教育が可能であります。配置される教員は、原則、小学校と中学校の両方の免許が必要なため、小学校過程の段階から教科担任制の導入が可能であり、教師の専門性を生かした指導が可能であることから、子供たちへの柔軟な対応、校務の効率化が図られるものと考えております。次に、少年教育についてでありますが、学童保育センターの受け入れ時間の延長に当たりましては、令和2年度から施行される会計年度任用職員制度による放課後児童支援員及び補助員を任用するため、勤務時間の変更により対応してまいります。また、就学前児童への遊び場と子育て世代のつながりの場として、試行的に日曜日に緑町児童センターを開放し、子育て支援に努めてまいります。なお、開放に当たりましては、民間企業等による施設管理業務委託により実施してまいります。次に、保育サービスについてでありますが、保育所の運営につきましては、保育所保育指針など各種法令に基づき、適正な保育が各保育施設において行われているところであります。入所定員につきましては、保育施設の施設規模や職員の配置基準などにより定めており、ゼロ歳児はおおむね受け入れはできているものと考えているところでありますが、近年、女性の就労率の上昇傾向により保育ニーズも多様化していることから、今後の推移を見ながらゼロ歳児の受け入れ体制の充実を検討してまいります。以上でございます。

出典:富良野市議会 令和2年第1回定例会 2020年3月5日 議事録 PDF(3ページ) 間違いを知らせる