富良野市議会 平成30年第4回定例会 2018年12月13日
(1)市民の健康増進について/(2)介護予防の推進について/(3)就学援助医療費の援助について
2018年12月13日、富良野市議会の一般質問で、天日公子議員が「市民の健康増進について」「介護予防の推進について」「就学援助医療費の援助について」について質問し、市長 北猛俊、教育委員会教育長 近内栄一、保健福祉部長 若杉勝博、教育委員会教育部長 亀渕雅彦が答弁しました。
- 質問者
- 天日公子 議員
- 答弁者
- 市長 北猛俊、教育委員会教育長 近内栄一、保健福祉部長 若杉勝博、教育委員会教育部長 亀渕雅彦
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 17番 天日公子
-登壇-通告に従い、順次、質問をしていきます。1件目は、市民の健康増進について、市民の健康づくりのためのポイント制度導入について。私は、平成27年12月にこの件の質問をしておりますが、再度、質問し、経過をお聞きいたします。さて、国では、健康日本21(第二次)という平成25年度から10年間の計画を策定しております。高齢化の進展により、医療や介護に係る負担が一層増し、また、これまでのような高い経済成長が望めない可能性があることから、このような状況下では、生活習慣病を予防し、また、社会生活を営むために必要な機能を維持・向上することなどによって国民の健康づくりを推進することが重要であり、こうした取り組みによって健やかな高齢者がふえることは、地域の活性化のみならず、社会活動の貴重な担い手が増加することにもつながって、ひいては、日本が世界に向けて、元気な高齢者が人口減少社会を支えているということを示すことができるとしております。富良野市も、健康日本21(第二次)のもと、五つの基本的な方向及び目標項目を基本として、新たな健康課題を踏まえ、富良野市健康増進計画(第二次)を策定しています。この事業の取り組みに当たって、市民各個人が生活習慣への関心と理解を深め、みずからの健康状態を自覚して、生涯にわたって健康増進に努めなければならないことを市民の責務として、また、富良野市はその取り組みを支援するものとしています。平成27年12月時点で、私は、国では、歩くことが疾病・介護予防の削減に一番つながるとして、健康ポイント制度の普及を進めようとしているが、国から促される前に、市民が楽しみながら進んで健康増進の取り組みができるように、お金をかけないポイント制度を導入し、後押しをしてあげることが元気なまちづくりにつながるのではないかと、健康ポイント制度導入についての質問をしています。また、富良野市では、高齢者の健康において、健康寿命のさらなる延伸に向けて、健康度の高い高齢者には、就労や社会参加を促進し、疾病などによる虚弱化を予防または先送りすることが重要な課題であるとしておりますので、高齢者が介護支援ボランティアで社会参画することは、生きがいづくりの役に立ち、介護保険制度の支えにもなりますし、健康増進につながり、大変大事な役目をすることになります。ボランティアをする人も頑張り、健康に気をつけることから、介護支援ポイント制度の導入についての質問をしています。1点目の健康ポイント制度についての市長の答弁は、他自治体の取り組み内容なども十分に参考にしながらポイント制度を検討してまいりたい、また、2点目の介護支援ボランティアポイント制度についても、既に取り組まれている自治体の実施内容や効果、経費、課題などを幅広く調査し、検討してまいりたいと言われております。質問ですが、答弁をもらいましてから3年たちました。先ほど申し上げた2件のポイント制度の取り組み状況についてお聞きいたします。2件目の介護予防の推進について、介護予防活動、通いの場、ふれあいサロン設置強化体制について。富良野市は、平成13年度から、地域の介護予防活動を推進するため、社会福祉協議会と連携し、連合町内会などが中心となってふれあいサロンを開催しており、実施主体は社会福祉協議会、運営主体は連合町内会で、対象者は要支援1、2、一般高齢者となっています。現在、ふれあいサロンの役割は、介護予防だけではなく、大変多岐にわたってきています。特に、最近では、災害が多くなり、自主防災組織とふれあいサロンの連携は大変大事であると認識しているところであります。富良野市としては、ふれあいサロンは、高齢者の通いの場としてのニーズが高く、介護予防、地域づくり、人づくり、健康づくりであるという価値観を共有しながら、地域とのつながりを回復、維持する役割を持つ重要な位置づけとして推進していく必要があり、連合町内会が主体となり、民生委員や地域のボランティアの協力により、介護予防に自主的に取り組む地域活動を支援するとしています。実際、私の住むところのふれあいサロンは、17年目に入り、大変、見学者の多いサロンであります。高齢化率の高い地域でありますが、月1回の開催日には、高齢でも接待される側ではなく、接待する側に回り、顔合わせを楽しみにしている方もおります。食事づくりも和気あいあいとつくっておりますが、やりくりは大変だと聞いております。さて、現在、富良野市のふれあいサロンは、17カ所で開催され、一般介護予防事業の見込み量からすると、1年前倒しの結果になっています。また、総合計画からすると、平成32年度の目標値は既にクリアしております。しかし、32連合会があることからすると、15カ所が未設置であり、毎年、1カ所の設置を見込んでいるようでありますので、この様子ですと今後15年かけての計画になるように思われます。設置できない理由はあるのでしょうが、地域の自主性を待つだけでよいのでしょうか。質問の1点目に、行政でも、ふれあいサロンは地域活動の中核であるとしていますので、早い措置が必要と認識していると思います。未設置場所の設置強化体制をとるべきと思いますが、課題と今後の取り組み、また、ふれあいサロン開催においての活動費の値上げについてはどのように考えているのか、お聞きいたします。2点目に、平成30年度から介護予防推進の担い手の養成研修の参加状況、進捗状況についてお聞きいたします。3件目の就学援助医療費の助成について、就学援助準要保護児童・生徒の医療費無償化について。私は、いつも就学援助について質問をしております。なぜかというと、ここに該当する児童・生徒への援助は、住民の福祉の向上の根幹だと思っているからです。今回は、就学援助の医療費の助成についてであります。就学援助とは、実施主体は市町村で、学校教育法において、経済的理由によって就学困難と認められる学齢児童・生徒の保護者に対して必要な援助を与えなければならないとされ、富良野市でも、経済的理由で就学が困難な児童・生徒の保護者に対し、学校で必要な費用の一部、学用品費、給食費、医療費などを援助する制度を設けています。医療費は、学校で実施されている健康診断において、治療が必要と認められた疾病の治療をする際にかかる医療費の一部を助成する制度であります。学校病として、トラコーマ、虫歯、中耳炎などが該当し、限定された疾病であります。私は、限定された疾病だけではなく、全疾病への拡大と医療費の無償化を提案したいと思います。富良野市では、平成30年6月現在で、要保護、準要保護を合わせて、小学校で233人、22.38%、中学校で104人、19.40%となっております。就学援助を受けている児童・生徒の割合は、過去5年間においてはほぼ横ばいの状況であるとお聞きしています。質問ですが、準要保護児童・生徒の医療費の無償化をすることは、本当に困っている子供の貧困対策であり、子育て支援であり、学力向上につながる支援であります。援助を必要としている家庭に漏れのない支援を実施すべきと思います。見解をお聞きいたします。以上で、1回目の質問といたします。
答弁 市長 北猛俊
-登壇-天日議員の御質問にお答えいたします。1件目の市民の健康増進についての市民の健康づくりのためのポイント制度導入についてであります。本市におきましては、平成29年度から、北海道との協働事業である健康マイレージ事業を実施しております。この事業は、20歳以上の市民を対象に、特定健診や職場の健康診断、がん検診などの各種検診や健康づくり事業への参加をポイント化し、一定のポイント達成者には、北海道が募った協賛企業からの協賛品を特典として交付するものとなっております。平成29年度は、本事業に292人の参加があり、285人がポイントを達成しております。健康ポイント制度は、個人の自主的な健康管理を促すインセンティブを提供する取り組みとして、国民健康保険の保健事業に位置づけられており、保険者努力支援制度の評価指標にもなっていることから、今後も継続して実施してまいります。なお、北海道の事業は、今年度で終了予定であることから、来年度以降は、市独自の健康マイレージ事業としてポイント付与対象事業や特典内容を検討し、市民の健康づくりを支援してまいります。次に、ボランティアポイント制度についてでありますが、平成29年度に厚生労働省が実施した調査では、実施しているのは全国で397市町村、実施率は22.8%であり、普及していない状況にあります。ボランティアポイント対象活動の線引き、ポイントの事務的な管理など、課題が多いことが要因と聞いております。ボランティア活動は、善意による自主性、無償性、公益性の活動と言われており、行政がその活動に直接介入することになるボランティアポイント制度については、活動する方や地域の声を聞きながら、慎重に判断していく必要があると考えております。当面は、サロンボランティアの研修、運動指導サポーターの養成研修など、ボランティアをする方々の介護予防にも役立つよう、研修等の活動に取り組んでまいります。次に、2件目の介護予防の推進についての介護予防活動、通いの場についてでありますが、ふれあいサロンは、地域の助け合い、支え合い、介護予防の土台づくりを目的に、社会福祉協議会が実施主体、連合町内会等が運営主体となり実施されており、生活支援コーディネーターが地域との連携を図りながら、サロンの立ち上げから運営の支援を行っております。サロンは、地域住民の理解と協力、参加なしには進まない活動であり、未実施地域においても、地域の機運を見ながら開設を進めることが大切であります。サロンの効果や他地域の活動を紹介するなど、啓発に努め、機運醸成を図ってまいります。活動に係る経費の助成は、社会福祉協議会が地域ふれあい支援事業実施要綱で規定し、市が実績報告を受け、社会福祉協議会に交付金を支出しておりますが、平成29年4月に交付金の見直しを行っており、現在の助成金が不足との意見は伺っておりません。介護予防推進に係る平成30年度の担い手研修は、既にサロン等のボランティアに参加している方がリハビリの専門職が行う個別評価に協力できるよう、運動器症候群の評価のための研修を1回、介護予防サポーター講座として介護予防の目的やサポーターの役割、運動の効果を知り、ドーミン・リハ体操を実践するなど、サポーター自身の介護予防にも役立つ研修を7月、10月の2回実施し、計94名の参加がありました。11月からは、参加者の交流とスキルアップを目指し、運動指導サポーターやサロンスタッフ等が月1回集まる場を設けております。以上です。
答弁 教育委員会教育長 近内栄一
-登壇-天日議員の御質問にお答えいたします。3件目の就学援助医療費の援助についての就学援助準要保護児童・生徒の医療費無償化についてであります。就学援助制度は、学校教育法に基づき、経済的理由によって就学困難と認められる児童・生徒の保護者に対する必要な援助として、自治体で定めた各種就学に必要な費用を援助するものであります。その中で、医療費への援助につきましては、学校での健康診断や健康相談において中耳炎、虫歯、結膜炎など学校保健安全法施行令に規定する学校病にかかったり、またはその疑いがあると診断され、学習に支障を及ぼすおそれのある疾病の治療について必要な援助を行うものであります。就学援助は、あくまでも経済的理由によって就学困難と認められる場合に援助することを目的としており、医療費全てを援助対象とすることは、就学援助の目的と異なることになりますので、考えておりません。また、子供の貧困対策は、教育委員会のみで完結できないことから、市などの各種施策と連携することにより、総合的な推進に努めてまいります。以上でございます。
再質問 17番 天日公子
質問順に従い、再質問させていただきます。健康ポイントの中で、保険者努力支援制度に従ってポイント制度に取り組んでいくという答弁をいただきましたけれども、いま現在の状態で具体的にどのように取り組んでいくのか、わかる範囲で御説明いただきたいと思います。
答弁 保健福祉部長 若杉勝博(保健福祉部長は2020年3月まで)
天日議員の再質問にお答えいたします。北海道の事業がことしで終了するということで、次年度から富良野市独自のマイレージ、ポイント事業を始めていきたいという答弁をさせていただきました。その中身ということでございます。現在、道でやっております事業も踏まえまして、いま現在は、この事業でいきますと、特定健診を初めとする健康診断あるいはがん検診、検診結果の保健師からの説明、それから特定保健指導等々、あとは、研修会に参加したとき云々の場合にポイントになると。これを踏まえた中で、いま考えておりますのは、例えば、個人でウオーキング、歩くという日常生活での健康づくり、そうした活動を対象にするか、しないか、そして、考え方としては、このマイレージが取り組まれる市民の健康づくりに役立つものにしていきたいというふうに考えておりまして、多くの市民が参加いただけるようなものを進めていきたいというふうに考えているところであります。以上です。
再質問 17番 天日公子
いまの健康ポイント制度については、いい方向に向くように期待しております。次に、介護支援ボランティアのポイントについて答弁いただきました。これについては、事業としてやっているところが余りにも少な過ぎる、富良野市としては、これについては研修をしながら慎重に検討していくというふうにお聞きしたのですが、それでよろしいでしょうか。
答弁 保健福祉部長 若杉勝博(保健福祉部長は2020年3月まで)
天日議員の再質問にお答えいたします。総務省の調査によると、全国的な実施率は22.8%と少ない状況であります。少ないからやらないということではなくて、やはり、そこには大きないろいろな問題があるというふうに認識しております。そこで、先ほど、特に行政が直接介入してやっていくには慎重な判断が必要であるという答弁をさせていただきました。これをやっていくには、ボランティア団体、それから実際にやっている方々との意見交換の中から、誰がポイントを管理していくのか、どうした活動を対象としていくのか、そうしたいろいろな議論を経てやっていかなければならないと考えているところであります。したがって、慎重な判断が必要であるというふうに答弁をさせていただいた次第であります。
再質問 17番 天日公子
私からしますと、介護支援ボランティアのポイント制度につきましても3年前に質問しておりまして、なおかつ、いまも検討しているというふうに捉えております。余りにも時間がかかり過ぎるのでないかなというふうに思っています。まず、一つに、介護支援ボランティアポイント制度の中で、ある地域のポイント制度の特徴を見ますと、普通は65歳以上ということになっていますが、対象年齢が小学生からとなっておりまして、小学生の子供たちの情操教育、それから介護へ関心を持ってもらうということです。具体的な活動内容につきましては、通学時、また家にいるときに、要介護者宅のごみ出しをしてあげたり、また、休日には買い物の手伝いをしてあげているというような事例もありますので、ぜひ参考にして早い検討をしていただきたいと思います。これについてはいかがでしょうか。
答弁 保健福祉部長 若杉勝博(保健福祉部長は2020年3月まで)
質問してから時間がかかり過ぎているのではないかということでございますが、この間、私ども市と社会福祉協議会、そして生活支援コーディネーターとも会議等で情報交換、意見交換をさせていただいております。それを踏まえた先ほどの答弁というふうに御理解いただきまして、何もしてきていないということではございません。いろいろな課題がある、そして、富良野市のボランティアの状況も踏まえながら、いまはまだ踏み切れない状況ということで御認識いただきたいと思います。いま、議員のほうから、子供のときからのボランティア活動に対してポイントをやっている例も引き合いに出されました。いまは介護ボランティアという形での御質問ですけれども、そうした点も踏まえて、まちづくりという視点からのポイントということになれば、早々に結論が出るものではないのかなと。いろいろな幅広い検討を加えた中でスタートする必要があろうと思っておりますので、いまの議員の意見も踏まえながら調査研究をさせていただきたいと思っております。以上です。
再質問 17番 天日公子
続きまして、ふれあいサロンについて質問させていただきたいと思います。行政では、平成13年度から、社会福祉協議会と連携して開催しているふれあいサロンについては、本当に、介護予防、健康づくり、閉じこもり防止など、参加者同士の見守り、それから支え合いの場となっているということで、取り組む地域をふやしていくという方向性を出しております。そういう中で、平成13年度から始まり、いま現在は17カ所で、15カ所がまだ未設置でございますが、私は、この進行状態については遅いと思うのですよ。やっぱり、平成13年からですと、いまはもう30年度ですから、17件ということは本当に1年に1件ずつです。これは、行政がやろうと思ってもできないし、やっぱり地域の人の機運も必要だということは十分わかりますけれども、ちょっと遅いのでないかなというふうに捉えておりますので、その点についてはいかがでしょうか。
答弁 保健福祉部長 若杉勝博(保健福祉部長は2020年3月まで)
天日議員の再質問にお答えいたします。このふれあいサロンは、平成13年から始めまして、いま現在17カ所ということで、御質問のとおりでございます。やはり、この目的というのは、先ほど質問にございましたように、まずは地域づくり、人づくりで、これから高齢化が進む中で、きずなを深めていただいて、支え合い、地域のお力をかりながら在宅で尊厳を持って暮らしていけるということになろうかということでの取り組みでございます。ですから、先ほど市長から答弁しましたとおり、これを行うには、やはり、その地域の方々の理解、協力なくしては運営を継続できません。無理やり、行政から強要してやるというものではないというふうに思っております。ただ、その機運の醸成に向けては、これまでもそうですけれども、他地域の取り組みを紹介させていただいたり、特にことしの11月に行った連合町内会長会議においては細かく説明をさせていただきまして、ぜひ取り組んでいただきたい、相談があれば、いつでもお声かけ願いたいということで未実施地域における意識啓発に努めているところでございます。以上であります。
再質問 17番 天日公子
いま、ふれあいサロンの設置について、現在の状況をお聞きいたしました。そこで、いまは15カ所の未設置のところがあるわけですが、この未設置のところの課題は行政として把握しているのでしょうか。
答弁 保健福祉部長 若杉勝博(保健福祉部長は2020年3月まで)
再質問にお答えいたします。細かな分析はしておりませんが、総じて、やはり高齢化でスタッフとなる方々が厳しいという状況はあるのかなと思っております。今年度は東町と桂木北斗で立ち上がっておりますけれども、やはり、そうした地域の核となる方がまずは市に相談にいらしていただくと、生活支援コーディネーターがこういうお手伝いをします、市としてこういう協力をしますとお知らせできます。それから、これまで立ち上がった経過の中から言いますと、民生委員の支え合い、助け合いの活動の中、それから、社協との日ごろのおつき合いの中から地域の機運が盛り上がって、では、やってみようかという動きになっているということもございます。今後においても、高齢化はどこの地域でも同じでございますので、民生委員、社協との連携をとりながらサロンの立ち上げに努力してまいりたいと考えております。以上です。
再質問 17番 天日公子
地域の喚起を促すということでございますけれども、先日の研修会でも、支え合いマップをつくった結果、サロンが立ち上がりましたというお話をお聞きしております。サロンを立ち上げるときのきっかけというのは、いろいろといっぱいあると思うのですよ。ただ、いま、こういうふうに高齢化になってきて地域の機運が下がっているときに、どういうふうに上げていくかというのは、地域の機運が上がるのを待っているのではなくて、やはり、行政から主体的にアプローチするような方法をとっていかないといけないのではないかと私は思うのですよ。社協は一生懸命やっておりますし、社協の努力もよくわかっておりますので、こうしろ、ああしろということではないのですが、時間がたつことによって、このふれあいサロンの設立は相当難しくなってくるというふうに私は思いますが、いかがでしょうか。
答弁 保健福祉部長 若杉勝博(保健福祉部長は2020年3月まで)
天日議員の再々質問にお答えいたします。市としましても、決してただ黙って待っているということではなくて、先ほども答弁いたしましたように、市と民生委員、それから社会福祉協議会が地域とかかわりながらその機運醸成に努めているということでございます。以上であります。
再質問 17番 天日公子
先ほど社協の話をさせていただきましたけれども、社協は、やっぱり設置においても努力しており、設置された後の運営についても努力をされて頑張っているのが見えております。そこで、社協の人的な要員は間に合っているのでしょうか、また、金銭的なものについてはどのような形になっていますでしょうか。
答弁 保健福祉部長 若杉勝博(保健福祉部長は2020年3月まで)
ふれあいサロンにおける生活支援コーディネーターなど、人が間に合っているのか云々についてですが、不足しているというお話は伺っていないということで御理解をお願いします。
再質問 17番 天日公子
このふれあいサロンにつきましては、先ほどのように、行政でも地域づくりをするための大事な核ということで認識しておりますので、ぜひこれに重点を置いて取り組んでいただきたいと思います。次に、就学援助について質問させていただきます。就学援助の医療費の全額無償化についてお話しさせていただきましたが、答弁におきましては、教育に特化したいと、貧困対策は行政として横断的に取り組むものであるから、いま現在の状況の中では取り組まないということでお聞きいたしました。そこで、先ほど総合的推進という答弁がありましたけれども、これは具体的にどういうことでしょうか。
答弁 教育委員会教育部長 亀渕雅彦(教育委員会教育部長は2023年3月まで)
天日議員の再質問にお答えいたします。具体的にどのように推進するかということでありますけれども、これまでも、子育て等々を含めながら、総合的に推進していくということでいろいろな部分で答弁させていただいています。子供たちには、医療費だけではなく、その他の部分についても総合的に考えていきたいということで、医療費だけに特化した形で支援していくというふうには考えていないところでございます。以上です。
再質問 17番 天日公子
総合的推進というのは、横断的にほかの部署と一緒に考えていくということではないということですか。
答弁 教育委員会教育部長 亀渕雅彦(教育委員会教育部長は2023年3月まで)
天日議員の再質問にお答えいたします。以前に子育て支援の部分について答弁させていただいている部分で、いま、御指摘がありましたように、関係部署の中で連携会議を設けながら、それぞれ関係する部署の中でできることを洗い出しながら、いま、考えているところでございます。また、具体的な部分というのはまだこれからのことになってくるかと思いますけれども、御理解いただきたいというふうに思います。以上です。
再質問 17番 天日公子
そうであるならば、就学援助児童における貧困対策については検討していくという捉え方でよろしいですか。
答弁 教育委員会教育部長 亀渕雅彦(教育委員会教育部長は2023年3月まで)
就学援助という部分については、あくまでもいまの制度に基づいて行うということで、考えていくということはございませんので、御理解いただきたいというふうに思います。
再質問 17番 天日公子
質問をちょっと間違いました。教育委員会としての立場では、就学援助については取り組まない、でも、横断的には取り組んで検討していくという理解でよろしいでしょうか。
答弁 教育委員会教育長 近内栄一
天日議員の再々質問にお答えいたします。先ほども教育部長から御答弁させていただきましたけれども、子供の貧困対策は、有識者会議等の中で整理されておりますが、国でも、教育関係での支援策、それからもう一つは、社会保障的な医療・保健サイドの支援策と、総合的にいろいろな部署の施策をあわせて対応することになっております。富良野市においても、一つの自治体として考えていったときにいろいろな施策がありまして、昨日の市長答弁でも、住宅施策も含めて、いろいろな施策をトータルして子供・子育て支援というふうなことをお話しされていると思いますが、貧困においても、やはり同じような形で考えていくべきだというふうに思っております。そういった中で、改めて整理させていただきますと、一つは、就学援助に関しましては、学校に通わせることが目的でありますので、それに関する保健衛生的な部分での対応というのが制度の趣旨であります。それに対して、医療費の完全無償化ということでありますと、これはまた別の議論があると思います。といいますのは、昨日の水間議員の御質問等でも幼児への医療無償化の話が出ておりました。これは、教育委員会は幼児教育もやっていますけれども、そこでやっているというものではないということです。ですから、貧困ということにテーマを絞ったときには、教育委員会ですべきもの、市長部局ですべきものと整理をして、連携してかかる必要があります。もう一つは、一つの自治体が行うわけですから、制度の内容が重複するようなこと、入り乱れるようなことはやってはならないことだと考えておりますので、しっかり連携を図りながら対応していきたいというふうに考えております。以上でございます。
再質問 17番 天日公子
しっかりと連携して対応を考えたいということでありますが、その中心になる部署はどこでしょうか。
答弁 教育委員会教育長 近内栄一
これは、どこが中心ということではありません。一つは、教育委員会が中心になっておりますが、福祉関係、医療関係ということになりますと、例えば福祉部門に当たっては保健福祉部が対応することもありますし、あるいは市民生活部が、そしてまたトータルの部分で言えば総務部というふうなことになって、全ての部、課、関係するところが対等に積極的にこういったことに対応する、これが基本だというふうに考えております。以上です。
再質問 17番 天日公子
就学援助に関して、貧困対策が本当に教育委員会に適当なのかどうかということがあって、担当者にお話しした経過があります。これは、いま言われたように横断的な作業がすごくありますので、やっぱり慎重にやらなければいけないということもよくわかります。ただ、私が言っている医療費の無償化については、全般ではなくて、本当に福祉で支えなければならない人の医療費であるということを理解していただいて対応を考えていただきたい、それも、余り遅くない時期に結論を出していただきたいと思います。教育委員会としての対応はできないということは、今回、理解いたしました。そこで、もしできれば、市長から最終的に結論をお願いいたします。
答弁 市長 北猛俊
天日議員の御質問にお答えさせていただきます。ただいま、教育委員会から教育長がお答えさせていただいておりますけれども、内容についてはそれに尽きるというふうに思っております。天日議員が求められているところは、はざまにある子供たちをどうやって救済するかということだというふうに思います。子供たちをめぐる医療の制度については、さまざまなものが展開されております。いま、御指摘された生活保護の関係については、要保護とちょっと区別がされておりますが、区別されている中ではざまが起こっていたり、あるいは、ひとり親家庭の医療費については、全額、無償化されていると記憶しております。そうしたさまざまな制度を検証させていただいた上で、そのはざまにある子供たちが医療を受けられるような体制にしていきたいというふうに思っております。この部分については、部署を横断して検討を進めさせていただきますので、そのように御理解いただきたいと思います。