富良野市議会 平成30年第3回定例会 2018年9月20日
(1)合同墓について/(2)ごみ収集について/(3)人口減少について
2018年9月20日、富良野市議会の一般質問で、本間敏行議員が「合同墓について」「ごみ収集について」「人口減少について」について質問し、市長 北猛俊、市民生活部長 山下俊明、総務部長 稲葉武則が答弁しました。
- 質問者
- 本間敏行 議員
- 答弁者
- 市長 北猛俊、市民生活部長 山下俊明、総務部長 稲葉武則
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 9番 本間敏行
-登壇-おはようございます。さきの通告に従い、3件について、順次、質問させていただきます。1件目は、合同墓について。富良野市は、合同墓についての市民アンケートを実施した結果、多くの市民から合同墓の設置要望があり、平成30年3月定例会で、事業計画の中に合同墓の新設予算として総額1,481万9,000円を予算化いたしました。そこで、1点質問させていただきます。3月定例会において予算化された合同墓の建設について、運営管理方法、供用開始時期について市民の関心が高く、現在の建設進捗状況についてお伺いいたします。2件目は、ごみの収集について。富良野市のごみの収集については、地域ごとに資源回収ステーションを利用した方法をとり、分別によりごみ資源として利用する方法は90%以上の成果を上げています。しかし、富良野市も高齢化を迎える中で、さまざまな問題点も浮上していると思われます。近年、都市部では、回収ステーションの収集をやめ、各家庭の前にごみを出してもらう戸別収集を導入する自治体がふえています。その狙いは、ごみを出した家庭がわかるようにすることで、マナーを改善しようと始まりましたが、ごみの量が減るという思わぬ効果もあり、自治体側は住民の意識向上につながっていると分析しています。この方式をとっているのが石狩市で、回収ステーションのマナーの問題と、高齢者、障がい者などへの配慮をし、住民の理解のもと、ごみの回収時間と経費はかさみますが、15年以上前から全市戸別方式に変えています。また、苫小牧市の家庭ごみは、約8,500カ所のごみステーションを収集車で回収しています。その中で、ごみの分別や排出マナーを守らないなど不適切な排出が見受けられることや、高齢者、障がい者などへ配慮し、平成28年7月から一部の地域で戸別収集を試験的に実施し、自宅敷地内に出すことで、ごみ出しの負担軽減、出し方やごみの減量への意識向上などの効果を検証しています。市長の所信表明では、全ての市民が健康で生きがいを感じ、安全で安心して暮らし、幸せが実感できるまちづくりと言われています。当市でも、健康な市民は資源回収ステーションに出すのは当然のことと考えます。しかし、高齢者や障がい者が車の免許も返納している中で、なお、資源回収ステーションまで遠いところに住んでいる市民に対しての配慮が必要と考えます。そこで、2点質問させていただきます。1点目は、資源回収ステーションから遠く、ごみ出しが困難な市民からの行政相談及び要望とその対策についてお伺いします。2点目は、高齢者でごみ出しが困難な場合、戸別収集の導入、または共助を誘導する仕組みが必要と考えるが、市の考えをお伺いいたします。3件目は、人口減少について。人口減少には、産業構造の変化、職場の減少や出生数の差異など社会減と自然減がありますが、その要因に大きな影響をもたらすと言われる福祉政策が注目されています。近年よく言われていることは、福祉政策等により、自治体同士で人口の奪い合いが起きている状況です。厚労省の2015年4月1日現在の調査によると、子ども医療費助成の全国状況は、都道府県段階では就学前が主流で、市町村段階では中学校卒業が主流となっています。さらに、高校卒業までの市町村もふえております。中学校卒業までの医療費無償化は、全国の38都府県の8割以上の市町村が実施しております。北海道の状況としては、市の実施は少なく、町村の実施が多く、北海道全体として、中学校卒業以上で医療費無償化を実施している市町村は約55%と、他都府県よりも低い数値になっています。市の状況としては、赤平市、士別市は、中学校卒業まで医療費無償化を行い、所得制限もなし、北斗市は、高校卒業まで医療費無償化を行い、所得制限もなし、歌志内市、深川市も、高校卒業まで医療費無償化を行っているが、所得制限はありとなっています。ことし、へそ祭りに来富した西脇市議会議員と行政懇談を深めた折、中学校卒業までの医療費無償化を行っていると言っていました。西脇市は、近隣市町村との医療費無償化の政策の差をなくすことで人口減少を防いでいる、さらに、これからは高校卒業まで医療費無償化を考えているとのことでした。市長の所信表明では、子育て世帯の経済的負担の軽減を図り、子育てするなら富良野市でと言われています。子供の将来には夢があり、子供は地域の宝です。市民の貴重な税金で、子育てしている保護者を市民全体でもっと応援するべきと考えます。そこで、3点質問させていただきます。1点目は、人口減少について、年齢層、職種、家族構成等の流出内容について検証を行っているか、お伺いします。2点目は、子育て世代が子育て環境の向上のために他自治体へ転出の話が散見されていますが、状況を把握しているのか、お伺いします。3点目は、当市は、人口減少対策にさまざまな政策を進めていると思いますが、市長が所信表明で掲げている子育てするなら富良野市でを実施する政策が必要と考えます。子供の出生率を上げるには、子育て世代の経済的負担を軽減する取り組みとして、子育てする保護者が望む中学校卒業までの医療費無償化が必要と考えます。さらに、子育てする保護者が住みたくなるような政策を検討しているか、お伺いいたします。以上、1回目の質問を終わります。
答弁 市長 北猛俊
-登壇-本間議員の御質問にお答えいたします。1件目の合同墓についての進捗状況についてでありますが、設計を7月末に終了し、9月6日に工事施工業者と契約を締結し、12月10日までを工期として現在工事を進めており、来年度の供用開始を目指しているところであります。合同墓の納骨規模は1,500人分の遺骨を収容できる規模で、お骨を骨壷から取り出して納骨する方式となります。また、使用料につきましては、建設費に管理費を加算し、算定してまいります。運営管理方法につきましては、供用開始までに条例改正、要綱制定など詳細を決定してまいりますが、使用できる方は、市内に住所か本籍がある方、またはあった方及び市内の墓地使用者で、墓地を返還し、合同墓に改葬したい方とし、使用期間は冬期間に積雪があることから5月から10月の期間とし、月2回から4回程度の納骨日を設定していきたいと考えているところであります。2件目のごみ収集に関してごみ収集の方法についてでありますが、資源回収ステーションが遠く、ごみ出しが困難の市民からの行政相談及び要望とその対応といたしましては、昨年、環境課窓口で1件の相談事例がありましたので、資源回収ステーションの設置場所は、地域からの要望を受け、調整の上、決定しているため、地域の合意により移設は可能であることを説明させていただいております。次に、高齢者でごみ出しが困難な場合、戸別収集の導入、または共助を誘導する仕組みの導入の必要性についてでありますが、戸別収集のメリットとして排出者の責任の明確化やごみ出しマナーの改善等が挙げられますけれども、デメリットとしてごみ収集作業量の増加による収集時間の増加、収集作業員の増員や収集車両の増車などコストが大幅にふえることから、戸別収集の導入については考えておりません。高齢でごみ出しが困難な方には、介護保険高齢者福祉サービスによる支援やボランティアの協力による支援を進め、また、共助を誘導する仕組みの導入につきましては、町内会での助け合いによる関係づくりを進めてまいります。次に、3件目の人口減少についての1点目、人口減少の要因分析についてでありますが、平成28年3月に策定しました富良野市まち・ひと・しごと創生人口ビジョン・総合戦略では、人口分析として、平成25年度の5歳階級別の転出入数、平成25年度の富良野圏域、上川管内、北海道内、北海道外の地域別転出入数、昭和55年から平成22年までの人口移動の長期的動向などを調査するとともに、18歳から39歳までの若年層を対象にしたアンケート調査を踏まえ、今後5年間の施策や具体的な事業について策定したところであります。その後の検証作業につきましては、第三者による客観性を重視するため、経済団体や金融機関などを構成メンバーとする富良野市総合戦略有識者会議において、毎年度、総合戦略として取り組んだ施策の検証を行っているところであります。なお、転出入者の職種や家族構成につきましては、現在のところ、把握しておりませんが、次期総合戦略の策定に向けて、人口移動の動向を把握するため、今後、転出入時におけるアンケート調査を実施するよう進めてまいります。次に、2点目の子育て世代の流出についてでありますが、平成27年度に18歳から39歳までの若年層を対象にしたアンケート調査では、富良野市に住み続けたいと回答した人は男性が64.1%、女性が45.2%であり、富良野市に住んで満足していない理由としては、男性は高い収入が得られないからが39.2%と最も多く、女性は娯楽環境が不十分であるからが39.7%で最も多い状況となっておりました。市では、地方創生の本格稼働である平成28年度に、少子化対策を重点施策として、特定不妊治療費の助成、小学校入学前までの乳幼児医療費の無償化、おむつ券の交付やおむつ用ごみ袋の給付、第3子以降多子世帯出産祝金給付などの新規事業に取り組み、それらの効果を検証するため、平成28年度、平成29年度と継続して若年層を対象に結婚や子育て、教育などの施策に関するアンケート調査を実施し、子育て世代のニーズの把握に努めているところであります。3点目の子育てする保護者が住みたくなる政策についてでありますが、子育て支援政策の一つとしての乳幼児医療給付事業については、富良野市まち・ひと・しごと創生人口ビジョン・総合戦略の施策として、小学校就学前までの医療費無償化を実施してきたところであります。子育て政策については、総合戦略の妊娠・出産・子育てを地域社会全体で支援する個別戦略の中で具体的な事業を進めておりますが、今後、子育てするなら富良野市でをキーワードとして、さらなる子育て支援の総合的な施策を検討するため、個別の部署に限らず、部局を横断した協議を進めてまいります。以上です。
質問 9番 本間敏行
順次、質問させていただきます。合同墓のほうの確認ですが、先ほど市長が言われました、富良野市に住んでいる方か、元戸籍があった方という話になっています。しかし、私がいままでの打ち合わせの中で聞いてきたのは、私は富良野市出身ではないのですが、富良野市に住んでいる方であれば、ほかのところにある親のお墓を墓じまいして持ってきて入れることができると聞いておりましたので、それについてお答えいただきたいと思います。
答弁 市民生活部長 山下俊明(市民生活部長は2024年3月まで)
本間議員の御質問にお答えしたいと思います。先ほどの市長答弁の中で、使用できる方は、市内に住所か本籍がある方、またはあった方及び市内の墓地使用者で、墓地を返還し、合同墓に改葬したい方と御説明させていただきました。ただし、合同墓の利用要綱等につきましてはこれから整備していくところでございますので、この場ではこちらでの案ということで説明させていただきますが、焼骨をお持ちの方、先ほど使用者と答弁しているところは申請者となりまして、その申請者、使用者が市内に住所か本籍がある方、またはあった方ということになります。ですから、本間議員の質問の中でありました案件については、いまのところは使用できると考えております。なお、合同墓につきましては、説明しておりますが、少子高齢化や核家族化を背景に、従来の家を単位とした墓地の継承者がいないとか、市外転出及び代がわりにより管理者不明となっている墓地の増加という問題を受けて制定しておりますので、この設置目的に鑑みながら、これから要綱、条例を制定していきたいと考えているところでございます。以上でございます。
質問 9番 本間敏行
いま聞いていて、結局、ここに住んでいる人が申し込みをすればできると言われたのか、それとも、これからの打ち合わせでそれを検討していくというのか、どっちだったか、ちょっと理解できませんでした。
答弁 市民生活部長 山下俊明(市民生活部長は2024年3月まで)
本間議員の再々質問にお答えいたします。いまも答えておりますけれども、利用要綱案ということで、条例、要綱ともまだ正式なものとなっておりませんので、いまはそういう状況で答えているということを御理解いただきたいのですが、使用者、申請者が市内に住所か戸籍がある、またはあった方ということです。亡くなった方の要件ということではなくて、あくまでも申請者の要件ということでお答えさせていただいたということでございます。以上でございます。
質問 9番 本間敏行
合同墓については理解しました。ごみの収集のことについてですが、係のほうに1件ほど相談があったとお聞きしましたけれども、私もその1件というのを聞いております。いまは1件かもしれませんが、これから高齢化を迎え、さらに、病気をするとダブルパンチになります。そしてまた、資源回収ステーションから遠いということで、相談した方はこの三つに該当する人だと思います。富良野市に何十年も住まわれて、税金を払ってきて、最後は富良野に骨を埋めようという方々が、そういう流れの中でこれからはいろいろな面で経費がかさむという状況が出てきます。先ほど、そういうことは考えておりませんと言われましたが、私は、やっぱりそこがちょっと理解できないのです。さっきも言いましたが、市長には、安全・安心に暮らせるようなまちにしていきたいという希望があります。そういう流れの中で、なぜ検討していくというようにおっしゃることができないのか、私はちょっと疑問に思ったものですから、もう一度、そこをお答えいただきたいと思います。
答弁 市民生活部長 山下俊明(市民生活部長は2024年3月まで)
本間議員の再質問にお答えいたします。先ほど高齢者からの相談及び要望について御質問がありましたが、昨年、実際に環境課窓口のほうで相談を受けた事例は1件だったということでございます。そこで、今後のことになろうかと思いますが、高齢者で資源回収ステーションまで持っていくのが困難だとか、先ほどの質問にもありました免許の返納の話や足の問題を含めて、これから懸念される状況は重々承知しております。そういう場合、ごみの問題だけではなくて、さまざまな生活の場面において行政の支援が必要になってくる高齢者がふえてくるのだろうと考えているところでございます。現時点では、富良野市高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画によって、在宅の生活を支える高齢者福祉サービス等の充実や高齢者に関する一般施策を推進しておりまして、例えば、ごみを持ち出すことが困難な高齢者への支援も含めて、高齢者の在宅支援という大きなくくりの中で対応しているところでございます。今後、相談事例がふえていけば、当然、関係部署とも協議して、個別の対応について解決策を図っていきますし、5年、10年と状況がまた変わってくれば、ごみの収集方法につきましても具体的に協議を進めていきたいと考えているところでございます。答弁につきましては、あくまでも現時点での考えということで御理解いただきたいと思います。以上でございます。
質問 9番 本間敏行
ごみ収集についてはまだ理解できないのですが、いまの答弁でいきますと、これから考えていくという考え方はお聞きいたしました。ただ、現状は1人しかいないかもしれませんが、その家から1キロぐらいずつ離れて両サイドに資源回収ステーションがありますので、そのごみをとりに行く途中の1軒のごみを拾うことによって経費がかさむものではございません。その辺は、皆さんの知恵を出して、市民の理解をもらい、要は、こういう状況の場合はこういうぐあい考えますというような形で対応できると思います。わがままな方がいて、うちもやってくれとか、いろいろなことを言ってくる人も出てくるかもしれない。だけど、その方の身体状況とか、窓口でそういうことをきちんと受け付けてやれば、一軒の家でも助けることができるのではないかと思うのです。まだ、これから住んでいくのですよ。それから、いまは、共助でごみを捨てるのを助けている町内もあると聞いています。ただ、私がいま言っているのは、町内会と言っても隣が500メートル以上も離れているようなところに住んでいる人の話です。これからは、そういうような方が出てくると大変難しいことになってくると思います。その人も、富良野に住んでいて、健康なときには何もなかったと思いますけれども、そういう状況になって市を頼りに相談に行ったら、そのような話だったということを聞いています。いまは1件だから無視したような形でやっていけるかもしれないけれども、1件も助けられないのに10件とか100件の市民を助けられるのか、私はそこに疑問を感じるのです。だから、もう一度、これから考えていくのではなくて、この1件に対応したような考え方をこれからすぐとれるのか、そこだけ確認させてください。
答弁 市長 北猛俊
本間議員の御質問にお答えさせていただきます。ごみの戸別収集の関係についてでありますけれども、御指摘のように、この後もごみ出しが難しくなっている方々がふえてくるのは十分に理解いたしております。その対処として、全てが戸別収集という方法だけではないということで先ほども御答弁させていただきました。町内の共助の力をかりながらそれなりに対応していきたい、あるいは、先ほど部長からも答弁させていただきましたが、福祉の関係の視点で対応していきたいということでございます。見逃してそのままにしておくということではございませんので、十分に御理解いただきたいというふうに思います。
質問 9番 本間敏行
ごみの収集についてはわかりました。続きまして、人口減少についてです。私の1回目の質問でも言いましたが、近年、人口減少についてよく言われることは、福祉政策等によって自治体同士で人口の奪い合いが起きている状況があるということですけれども、役所のほうでもそういう話を確認しているのかどうか、お伺いしたいと思います。
答弁 総務部長 稲葉武則(総務部長は2022年3月まで)
本間議員の再質問にお答えいたします。いまおっしゃった話は、公式な場では伺ってございませんけれども、そういうようなことを内に秘めているのは理解している状況でございます。以上でございます。
質問 9番 本間敏行
私も何件か聞いております。はっきり言いますと、富良野市から近隣町村に移住している方がいらっしゃいまして、子供が多くて、いろいろ考えるところがあって移住しているということを聞いております。そういう中で、私が1回目で説明していますが、富良野市も福祉政策をとっていないわけではないのですよ。だけど、最近は、ほかの町村は、みんな、それなりの福祉政策をとった後に医療費無償化という高いレベルをやっています。占冠は高校までですか、南富は大学までで、中富は中学校までです。家を持っている方は移ることはないでしょう。ただ、アパートに住んでいて、子育てしながら生活に困っている人なら、移る可能性もあるかもしれないです。仕事については、富良野に通えばいいだけですから。だから、先ほども言いましたが、西脇市の議員も、話したときに言っていました。福祉関係の医療費の問題では、近隣の町村と合わせていかなければ人口が抜けていくのだと。一番びっくりしたのは、これからは高校まで考えていると言っていました。へえ、そうなんですかということです。ただ、いまも、そういうことは認識している、聞いたことがあると部長は言っていますが、実際に富良野から出ていっている方がいらっしゃいますよ。だから、僕は人口の減少という面で言っているのです。6月のときに、大西議員からこの問題について同じ質問がありました。小学校入学までの医療費無償化は1,300万円かかっている、そのほかに、小学校までやれば2,700万円、中学校までやれば1,700万円、全部合計すれば5,700万円かかる、お金がかかり過ぎるから第三者委員会で検討しながら考えていきますという答弁は聞いております。しかし、遅いと思います。先ほど話しましたけれども、やっぱり、子供は富良野の宝です。もしかしたら富良野市の子供から総理大臣が生まれるかもしれない。いまはそういうような子育てを全国でやっているのです。子供を育てるということは、そういうことなのです。そういう面でいったら、子育てでお金のかかる親に対して、みんなで子供を育てていく、富良野市全体で育てると。そういう気持ちが市長の中にもあって、子育てするなら富良野市でと言うのであれば、それぐらいのことを考えて他市町村と並ぶような政策を打たなければ人口減少は実際に防げないのではないかと思っています。いまはまだ富良野に住んでいる方で、私に相談する人がいます。子供が4人も5人もいる人ですから、4人も5人もいたらどうしようかな、9キロとか10キロ以内だから通えるけれどもと。だけど、私は言いますよ。富良野だって、子供は宝だと考えて、一生懸命にあなた方を守っていると。私は、きょう、そういう形で話をしたのです。もう一つ、最近はこうも言われています。まだ計画ですが、富良野の新庁舎を建てるのに1億7,000万円の金を30年間払うのですね、私たちの税金をもっと大事に使ってほしい、そういう市民からの意見も多数聞いております。そういう中で、医療費の無償化についてもう少し積極的に考えていただけるかどうか、もう一度お聞きします。
答弁 市長 北猛俊
本間議員の御質問にお答えいたします。少子化対策を含めた子供の医療費無償化の関係についてでございますけれども、少子化対策、子育て支援のありようということで言えば、医療費だけがその課題になっているということではございません。したがいまして、多様な考えがあるということから、若年世代へのアンケート調査も含め、この後、対策を講じていきたいということであります。いま考えていることで、基本になっていることは、子供の医療費無償化の関係で、自治体と競争するつもりは、私は持っておりません。それよりも、当初にもお答えさせていただきましたが、総括的な子供・子育て支援の方策を考えていきたい、真の意味で子供の成長にとって有益なものになるように捉えた政策をつくっていきたいと思っております。子育てといえば、子供が誕生してからのお話というふうに捉えられるかもしれませんけれども、結婚から妊娠、出産、保育、そして教育と、さまざまな分野で子育て支援のありようがあろうというふうに思っております。そういった中では、先ほどもお答えさせていただきましたが、子供にとって何が有益になるかというところを総括的に判断しながら取り組んでいきたいというふうに思います。医療費の関係についても、中学校までとか高校までという限度についてそれぞれ自治体として取り組んでいるところがあるかもしれません。しかし、それでは、子供の医療費無償化がどんな世帯にとっても子供・子育て支援になっているかというところも同時に視点として持っていないと、適切な判断はできないのではないかというふうに思っております。内容的には十分な答えにならないかもしれませんが、制度としては本当に子供たちが必要とする医療は十分に提供できるように考えていきたいと思っておりますので、御理解いただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
質問 9番 本間敏行
私も、富良野市がやっていないと言うわけではありません。福祉政策をやっていないというわけではなくて、おむつから何から、数々やっていると思います。ただ、そうしたことはほかの市町村もやっています。そういう流れの中で、富良野市がいま大きく抜けているのはこのことかなと。確かに大きいですよ。いまの負担金は1,300万円で終わっていますが、中学校までやれば5,700万円ですから、大きいですけれども、いま子育てしている親たちをみんなでサポートしてやらなければ、いまは自然減少もされている中で、当然、人口減少につながっていくのではないかと私は心配しています。富良野市も、当然、福祉政策はやっています。だけど、もうちょっと手を加えないとだめではないのかと私は言っているのです。僕は、決してこれだけをやれと言っているのではないのです。いろいろとやっていると思います。それは、もう理解しています。だけど、この点が抜けているのではないですかと私は言っているだけで、いま市長が言われたように、医療費無償化だけを考えているわけではない、全体で考えているというのは私も同じです。多くの中でこの部分が抜けているのではないですかという意味で私は聞いたのですけれども、そこら辺をもう一度だけ確認させてください。
答弁 市長 北猛俊
本間議員の再質問にお答えさせていただきます。簡潔にということでございますので、医療費に限ってお話をさせていただきます。医療費のありようは、どんな場合でも病院に行ける、そういった意味では医療費無償化も効果的なことかというふうに思いますが、先ほどもお答えさせていただきましたように、子供にとって本当に必要な医療とはどういうことかという見地から、この後も医療制度として考えていきたいというふうに思っておりますので、御理解いただきたいと思います。