みんなの議会

富良野市議会 平成20年第4回定例会 2008年12月15日

エキノコックス対策について

2008年12月15日、富良野市議会の一般質問で、今利一議員が「エキノコックス対策について」質問し、市長 能登芳昭、保健福祉部参事監 中田芳治が答弁しました。

質問者
今利一 議員
答弁者
市長 能登芳昭、保健福祉部参事監 中田芳治

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 6番 今利一

-登壇-それでは、ただいまから一般質問をしてまいります。私は、今まで、人間が自然とどう向かい合い、自然とどう調和していったらよいかという観点から、多くの一般質問をしてまいりました。鳥獣被害の問題、安全、安心の農業の問題、環境の問題などが挙げられますが、また、それを解決する方向で実行してきたつもりであります。その一つが、無農薬、無化学肥料の農作物の栽培であります。いわゆる、世間で言う有機栽培であります。有機栽培ということは、自然界にいる人間の目に見えない小動物、大動物と共存し野菜を育てていく、農作物を栽培することが根底にあります。化学肥料、除草剤は一切使いません。決して、生易しいものではありませんが、消費者の中には、そうして育った野菜を自然のまま食べたいという消費者も少なくありません。そうした要求にこたえていく農業、自然環境を守りながら、農業を続けて、20年という歳月、そこには数多くの曲折、苦悩の連続がありました。ただしかし、今、ここに来て地球環境にとって最も大切なことを感じております。エキノコックス対策も、こうした観点、共存共栄の視点から、私の考えをまとめたものであります。このことをまずもってお伝えしたいと思っております。エキノコックス症の予防、駆逐についてさきに通告いたしました順に従いまして、質問をしてまいります。市長も既に御存じのとおり、北海道の風土病とも言われているエキノコックス症は、回虫の、回虫症の一種であり、エキノコックスに感染している中間宿主であるノネズミを捕食し、感染した最終宿主であるキタキツネの糞を媒介にして人に感染することが、長年の研究成果で証明されております。一たん人の体内に取り込まれたエキノコックス虫卵は、人の体内、特に肝臓で増殖し、放置しておくと死に至ると言われているものであります。しかも、感染後、発生するまで、潜伏期間が10年にも及ぶといわれ、発症したとき、感染源を特定することは困難であります。発症後は、これを、人の体内から除去する方法は、手術による方法しかないとされ、寄生した場所によっては、手術さえ困難で死に至るのであります。これまで本市におけるエキノコックスの対策は、感染しているかどうか、感染した場合、早期治療を促すなどの感染後の対策に重点が置かれていたものでありました。しかし、今日ではキタキツネからエキノコックスを駆除する駆虫剤が開発されており、これまで以上に、積極的な感染対策が可能となっているのであります。しかも、コストは北海道の試算によれば、100平方キロ6万円で、本市に当てはめると、当てはめると、600平方キロですから、36万円のえさ代のほかに、それに関わる費用、市民の協力が必要と考えられますが、やり方によっては、比較的安価で、多くの効果が期待されるものであります。市長はこれまで、機会あるごとに、本市の基幹産業は農業と観光であると、これを内外に宣言してきてまいりました。市政執行方針でも、このことが強調され、その延長線上に、市長の言われる農村観光都市形成があるのでないかと思うところであります。今、エキノコックス感染症には、健康的リスクと経済的リスクがあると言われております。双方とも前段で述べましたが、経済的リスクがさらに伸びますと、治療や診察、えさ代など、それらの増加はもちろんでありますが、観光客の減少、富良野農産物の消費の減少、その他販売の減少など、さまざまなリスクが考えられます。このように考えるとき、アウトドアを楽しみに本市に、本市に来られた観光客が、エキノコックスを心配されたり、自然豊かな本市で育てられた、収穫された農産物が、消費者にエキノコックスについても安全な農産物として受け入れられることが重要であると思います。特に、生で食卓に上ることが多い野菜類の価値を高めることにもつながるものであります。農業のまち富良野、観光のまち富良野から、このことを発信することは重要な意味を持っているのではないかと思います。あるところでは、エキノコックスを出すことにより、風評被害につながるとの声もあります。しかし、私は逆に、駆虫剤をまくことにより、倶知安や、その周辺の町村、小清水のように安全宣言をしたり、これをネタにしてまちづくりをしている状況にあります。そのことこそが重要と思います。そこで、質問の第1点目、エキノコックスの現状の認識について、市長の見解をお伺いいたします。次に私は、受診率の現状と課題についてお伺いいたします。1点目に、受診率の現状はどのようになっているのか。2点目に、受診率向上のため、今後、今後の対策はどのように考えておられるのかお聞きしたいと思います。次に、エキノコックス対策の3点目でありますが、エキノコックスに対する住民への啓蒙活動についてお伺いいたします。その1点目として、啓蒙活動はどのようにしているのか。また、観光客への啓蒙はどのようになっているのかもお伺いしたいと思います。その2点目、生水、野生動物、生野菜、犬の放し飼いなど、これらの指導について、農村の生ごみ対策はどのようになっているのかをお伺いいたします。最後に、エキノコックス対策の4点目の駆虫剤の散布についての考えをお伺いいたします。この考え方に関しましては、平成18年3月、第3回定例会の天日議員の一般質問の中で、市街地にもキタキツネが出没、徘回し、危険である。駆虫剤による対策を考えてはと、という一般質問に対して、その際市長の答弁は、前向きと思われる、どのように実施するか、最も有効な方法について検討したいとしておりました。また同時に、観光面についても言及しておりました。今後の考え方と、その取り組みについてお伺いし、第1回目の質問といたします。

答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)

-登壇-今議員の御質問にお答えをいたします。エキノコックス対策について、1点目のエキノコックスの現状の認識についてでありますが、エキノコックスは、寄生虫の一種で、成虫は、キツネが犬に幼虫はネズミに寄生いたします。人への感染につきましては、キツネや犬の糞と一緒に自然界にばらまかれる成虫の卵を、水や食べ物と一緒に口にすることにより、10年から15年の潜伏期間を経て、体内に幼虫が寄生し、重い肝機能障害を起こすと言われておるところでございます。このようなことから、エキノコックス症対策の総合窓口を、保健福祉部保健医療課といたし、昭和62年度より血液検査の方法で検診をしており、この検診とあわせて、市街地域におけるキツネの捕獲は、保健医療課が、えづけをしない、さわらない。生ごみの管理等の啓蒙普及及び普及を総務部市民環境課が、農村地域のキツネの駆除につきましては、経済部農林課がそれぞれ対応をいたしているところでございます。また、過去10年間の検診結果からは、感染者の発見はありませんでした。今後とも、関連部署と連携を図るとともに、市民の相談の対応など、対策を講じて、住民の安全と安心の確保に努めてまいります。2点目のエキノコックス症、検診の受診状況についてでありますが、道の実施要綱に準じて、5年に一度の受信を勧めており、対象者である小学校3年生以上の住民で、過去5年間に受診した人は、平成19年度末で2,240人となっております。健診の結果、過去20年間で4名の方がエキノコックス症と診断され、その後の治療の結果、全員が完治をしております。また、健診は、小中学校の休みの時期の7月から8月と、1月の年2回を実施しており、特に、麓郷などの地域には、5年に一度出向いて検診を行っており、多くの方に受けやすい体制を考慮しながら、進めているところでございます。3点目の住民などへの啓蒙啓発についてでございますが、市民に対しましては、検診カレンダーや広報お知らせ版に掲載しているほか、検診直前にも全戸にもチラシを配布し、周知に努めているところでございます。また、観光客の方への周知につきましては、市のホームページにてエキノコックス検診の欄から、北海道保健福祉部健康推進課の関連ページにリンクすると、エキノコックス症の知識と予防を開くことができるように、配慮をいたしているところでございます。次に、生水、生野菜、野生動物、犬の放し飼い、生ごみの対策につきましては、検診前に全戸配布しておりますチラシにより、注意しなければならない理由について詳しくお知らせをしているところでございます。4点目のエキノコックス感染対策についてでございますが、道では毎年、キツネの感染状況を確認するための疫学調査を行っており、平成18年度の調査結果の感染率は、36.2%となっております。駆除、予防につきましては、ハンターによる駆除及び検診による早期発見と、感染予防に努めておるところでございます。特に人への感染予防といたしましては、手洗いの励行や、沢水や山菜などを口にするときには、よく洗うか、十分熱を加えることが最も有効であると考えておりますので、今後も、健診の周知に合わせて、予防を中心にPRをしてまいりたいと考えているところでございます。以上であります。

質問 6番 今利一

それでは、お伺いしたいというふうに思います。ただいま御答弁いただきまして、エキノコックスの現状の認識についてですね、お伺いしましたところ、その部分に関しては、総合窓口を保健課においてですね、随時対応しているということをお伺いしましたけれども、私が調べたところによりますと、この現状認識の中でですね、過去10年間の結果からは、患者の発病というか、発見はなかったというふうにされているわけですけども、私も資料いただきまして、そうなのかなというふうな思いはしましたけども、ただしかしですね、この10年間の間にですね、どのようなことで、その10年間の間なかったというふうに市の方はとらえておられるのか、その辺をちょっとお聞きしたいというふうに思っております。

答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)

細部について、保健福祉部の参事監の方からお答えをさせていただきます。

答弁 保健福祉部参事監 中田芳治

今議員の質問にお答えいたします。過去10年間、平成11年から平成20年までの間ということでございますけれども、この間、相当数の受診がございます。その中でエキノコックス特有の検査をいたしたところ、その結果、感染されているというデータは1件もなかったということから、10年間に関しては、感染者の発見はなかったということで御理解をいただきたいと思います。

質問 6番 今利一

なぜそんなことを聞いたかというとですね、平成16年に、いわゆる農村地区なんですけども、かかった人がいまして、そういう計算というのは、どこでどういうふうなことになっているのかなというふうなのが一つ疑問なわけであります。道の平均によりますとですね、少なくとも北海道では1年間に20人ぐらいは、このエキノコックス症にかかっているというふうなことも受けております。それで私も調べたんですけども、16年に、10月に、医大の方で手術をされたというふうなことを話されているわけですけども、その何もない患者については、今まで10年間は何もないというのはどこから出てきたのかですね、その辺をもう一度お伺いしたいというふうに思います。

答弁 保健福祉部参事監 中田芳治

再質問にお答えいたします。ただいまの麓郷で平成16年に発見されてるというなことでございますけれども、市の方としましては、平成16年に発生したということでは報告は受けていないのが実態でございます。市の検診もやっているわけですけれども、道でも依頼によって直接、保健所になると思いますけれども、そちらの方でも検診を申し込みによってされていると。本人の意思ですね、これによって検診をされているというふうに聞いております。その結果ではなかろうかというふうに判断してるところでございます。

質問 6番 今利一

市の方では、そういった、いわゆる別なルートっていうかですね、そういうことをきちっと把握するというふうな体制にはなっていないわけですか。その辺がですね、ちょっと疑問に思うんですけども、いわゆる、ここで出ている統計的な部分に関しては、いわゆる検診したから、その検診、富良野市のこの検診によって発病したことはないということだけの話であって、その他、ほかの所で検診を受けたらどんどん出ているっていう、どんどんとは言いませんけれども、私の調べた範囲では、平成6年の10月に手術された方もいると。そういうのは、きちっと把握していかなければ、もうデータとしてですね、まずいんではないかというふうに私思うんですけど、その辺はいかがでしょうか。

答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)

今議員の再質問にお答えをさしていただきたいと思います。市でそれぞれ、5年に1回、市民を対象に検診をさしていただいております。そういう状況から御承知のとおり、エキノコックス症というのは、法定伝染病ではないんですね。法定伝染病ですと、それぞれ届け出によって、明確に実態がつかめるわけであります。しかし、いま御質問の中身ではですね、検診を受けて、再検で、そういう状況がわかったのか、あるいはまた他の病気で、病院の方に入院して検査結果、そういう状況が出たのか、これいろいろ、ここではどうだということは、判定は今、私もできませんけども、そういう状況の方は、やはり数が数ですから、私はこれからもそういう状況があるかもしれません。しかし、市で実際に検診を行って、その結果の状況が、ただいま御答弁さしていただいた、10年の間に、そういう実態はない。しかも、過去20年間で、出てきた方がおりますけども、それらの方々には完治をしていると。こういう押さえ方をさしていただいているのが現状でございます。ただいま、再質問ございました、そういう方が現実にいらっしゃるということであれば、それらの状況を、どうこれからつかんでいくかということを検討をしていかなければならない状況かなと、このように考えているところでございます。

質問 6番 今利一

ぜひともですね、そういう正確な数字をですね、つかんでエキノコックスとは一体どういうことなのか。あるいは、どういうことで発症するのかという部分も含めてですね、やっぱり、きちっと検討してですね、いかなければならない、いうふうに思っておりますし、市長の答弁の中ではですね、総合窓口が、保健課だというふうにおっしゃっております。保健課の方としてですね、このことに対してですね、今後どういうふうな格好で、どういう取り組みしていくのかというふうな部分、具体的な部分を教えていただきたいというふうに思っております。

答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)

今後の対策ということで、再度御質問を受けたわけでございますけども、総合窓口は保健福祉部の保健推進課、医療課であります。私は対応として、検診をいかに多く受けていただくかと。そういうやはり認識をですね、行政はもちろんのこと、受ける方のですね認識も、これから積極的な受診の方法をとっていかなければならないと、このように思います。そういう状況づくりをですね、総合窓口の保健医療課の方で、今、ことしから始まりました、それぞれ特定検診と合わせる中でですね、そういう普及啓蒙もですね、合わせてやっていきたいとこのように考えているところでございます。

質問 6番 今利一

それでは続きましてですね、啓蒙啓発活動というか、その点について御質問してまいりたいというふうに思っております。今、市長が言われましたように、この点っていうのは非常に重要な部分というか、いわゆる受ける側も、いわゆるさせる側というか市の行政側もですね、非常にやっぱり苦労のいる部分だろうというふうに思っております。今までいろいろ資料をいただいた中で、いわゆる受診率がですね、ある意味では、僕が調べた中では平成15年から17年にかけて、2,238人というふうな僕もとらえておりますけども、ただ、この受診率が高いか低いかはそれは別にして、私は一人の人が、5年に1回受けるというふうなことの中で、また5年目にまた受けたというふうなことであれば、受診率というのは向上したとしてもですね、したとしても、個人の、いわゆる2万5,000人の人がどれくらい受けているのかというふうなことを把握することはできないのではないかというふうに思いますけども、その辺が一つ欠けているんではないかというふうな思いが一つあるのと、先ほどの中でありましたけども、生水だとか、あるいは野生動物、生野菜、犬の放し飼いなど、あるいは農村の生ごみの対策なんかは、やるというふうに言われてもその具体的なですね、その方法が見えてきてないというふうに私は思うんですけども、その辺の具体的な部分をお聞かせ願いたいというふうに思います。

答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)

今議員の再質問に答弁さしていただきたいと思います。私は行政の対策というものは、方法は二つあると思うんですね。一つは集団で発生する。あるいは地域がそういう状況になる。あるいは受診率が非常に低くて、もっと奨励をしなけりゃならんと。こういうような状況の市の対策のとり方、それから、通年、こういうエキノコック症の5年に1回検診をさせていただいておりますけども、なぜ、受診をしないのか。これはやはり私は、行政の周知の仕方もあろうかと思いますけども、やはりそれぞれ、地域の住民の方々が、もう少しこの病気に対する理解度をやっぱり深める、そういう努力もやはりあり、そういうものがなければですね、一方に周知をしてもですね、なかなか、そういう状況の受診率は上がってこないのではないか。そのようにも考えられますので、これらについては、今後ですね、そういう5年に1回の受診のときに、少なくても、80%以上の受診率が可能な、そういう状況づくりを地域とあわせて、行政とですね、ともに、どうあるべきかということも今後の対策の1案にしてまいらなければならないと、このように考えているところでございます。

質問 6番 今利一

2点目のですね、生水だとか、あるいはやせ、野生の動物、生野菜、あるいは犬の放し飼い等についての答弁はいただいてないというふうに思いますけども、その点をお答えいただきたいというふうに思っとります。続けてまいりますけども、私はこの富良野市が出しているですね、エキノコックスの検診のチラシというか見させていただきました。答弁の中にもありましたけども、いわゆる、ここで、小学校3年生以上の富良野市民の方に関しては、いわゆるエキノコックスの診断、検診を受けてくださいというふうなことを、訴えて、言っているわけなんですけども、私は、こういうことじゃなくて検診率を上げようと思えばですね、ある意味では、学校に、もう既に学校の皆さんにですね、きちっと、やっぱり入り込んでいって、私はやるべきではないのかというふうに思うわけですけども、その辺のお答えをいただきたいというふうに思います。

答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)

いま、今議員の再々質問にお答えをさしていただきたいと思いますけども、当然、チラシでですね、それほど詳しく書いて、皆さん方全家庭にお送りをさしていただいてる。私は、それ以上にしたらどうあるべきかということですね、これ1軒1軒回ってですね、御説明をするという状況づくりを最終的にはしていかなければならないのかどうか。それからもう1つは、これらのエキノコックス症ばかりでなくですね、今しかし、いろんなインフルエンザ等についても、これはやはり毎年くるもんですから、事前に、それぞれ学校通して、あるいは広報通して、周知をさせていただいて、それぞれの個人の対応でやっていただいているのが現状であります。ですから私は、行政でできる範囲と、一般市民の方々が協力をしていただく範囲と、これはやはり、交互に、お互いにそういう状況づくりをすることがですね、私は大事なことではないかと。ただ一方的に行政からですね、御周知してもですね、それにこたえる状況づくりがなければですね、なかなか実施につながっていかないと、こういう状況も現実にはあるわけですから、これらについて、やはり、一つ一つ解決に向けて、お互いに努力をしていくような状況づくりをしていかなければないと、このように感ずるところでございます。

質問 6番 今利一

先ほども言いましたけども、いわゆる生水だとか野生動物、それから、農村の生ごみ対策について、具体的にどういうふうにするのかというふうな部分がお答えいただきたい、ておりませんのでその辺をお答えいただきたいというふうに思います。今、受診率を高めるには住民の方もというふうなことを言われております。ここで平成16年のですね、5月に株式会社UFJの総合研究所というとこが、アンケートをとっているわけなんですけども、アンケート調査の結果についてですね、血液…、血清検査の受診についていうことで、これをよく知っているか、よく知らないか、聞いたことはあるか、なかったかというふうな部分で、富良野市のパーセントが出ております。よく知っている人が51.6%なんですね。ところが、聞いたことはあるけどもというふうなことと、知らなかったという人が、これは40%近い数字に上っている。僕は、私はですね、このことに関しては、私は、少なくともエキノコックスというのは、血清の検査によって発見することができるというふうなことをね、ちゃんと周知徹底できてないがために、これはこういう問題が起きてくるんではないのかなというふうに思うんですけども、先ほどの生ごみ対策等についてのお答えと含めてですね、今のお答えを願いたいというふうに思います。

答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)

今議員の再々質問にお答えをさしていただきたいと思います。生ごみ対策とあわせてというお答え、御質問内容だったのでございますけども、私は今、富良野市が、それぞれリサイクルの運動の中でですね、全国にも長年の市民の御協力と努力によって、リサイクル率が90%を超える状況になってまいりました。こういう現実からですね、生ごみ対策につきまして、本年4月から農家の収集も実施をいたしたわけであります。そういう状況は、やはり長年の実績を積み重ねることによって、それぞれ地域によって、連帯感が生まれ、この生ごみを一つのそういう、犬やあるいは、キツネや猫や、そういう外部からの食べ物を食い荒らすような状況から、いま申し上げている、エキノコックス症の媒体となる。こういう状況があるということは、現実的には、そういう状況でございますけども、私は、そういう地域によって、いま生ごみのポストをつくってやってるわけです。ステーションをつくって。そういう状況をきちっとする。こういうことが、私は前提であろうと思います。こういうことを積み重ねることによって、エキノコックス症の媒体を阻害をする。阻止する。こういう形が、私は一番望ましい状況であるとこのように判断をいたしているところでございます。それからもう一つは、血清検査を終わった後の状況のパーセンテージが51%が知っていると、知らないのが40%いたと、こういうことでございます。これはですねえ、当然、知らないということには、私は至らない。毎年そういう地域、地域であり、それぞれチラシ、あるいは広報、あるいはその他の方法で、受診のお知らせを申し上げている。その中に血清をすることによって、そういう症状の発見ができるんですよと。そういうお知らせをさしていただいているわけでございますから、当然、受診する方については、何の目的で、この検査を、検診を受けるのかというものは、当然、御承知いただいているというふうに判断をいたしているとこでございますので、なお、御質問にありました点については、精査をしてまいりたいと、このように考えているところでございます。

質問 6番 今利一

私は先ほど申し上げ…、上げましたけども、こういう血液検査などが、知らない人が多いということは、受診時の低下というか、そういったものにつながっているのではないのかなというふうな思いをしています。先ほども申し…、申し上げましたけども、学校の部分もですね、こういうふうに小学校3年生以上に関しては受けてくださいというふうなことよりも、直接、きちっとやっぱり学校にですね、伝えながら、そして学校とともにやっていくというふうな方法が、私はとるべきではないのかなというふうに思うわけですけども、その点に関してお伺いいたします。

答弁 保健福祉部参事監 中田芳治

お答えいたします。基本的には、チラシの全戸配布でございます。さらに広報にも掲載しているということでございまして、児童生徒がおりましても、周知は可能だというふうに考えておりますけれども、最終的にどこに落ちつくか別としまして、どのような方法があるのか協議をしていきたいというふうに考えております。

質問 6番 今利一

学校に関しては協議をしたいということでございましす。ぜひ前向きなですね、協議の仕方をしていただきたいというふうに思っとります。最後になりますけども、質問の4点目でございますけども、駆虫剤の散布ということで御質問を申し上げました。この部分に関しては、1回目の質問にもありましたように、非常に成果を上げている部分もある。それは先ほども言いましたけども、倶知安町を初めとするあの周辺ではですね、観光客にいわゆるえさとなるものを持ってってもらって、いわゆる、それをまきながらですね、写真のコンテストを行うだとかというふうなことをやっているとこがございます。私、市長の市政執行方針の中でですね、おっしゃってましたけども、農村観光都市形成をしていくというふうな部分では、非常に大きなメリットのある部分だろうというふうに思っとりますし、さらには、エキノコックスを退治させるというふうな部分ではですね、やっぱり感染減を断つというふうな部分が非常に重要だと、いわゆる感染してからの対応ではなくて、感染後の対応が、感染前のですね対応が私は必要というふうに考えておりますけども、この駆虫剤の散布に関してお聞きしたいと思いますし、1回目の質問の中で言いましたけども、天日議員の部分に関しては、非常に積極的な前向きなですね、そういうお答えは返っているというふうな部分でございます。その中にありましたように…、発言にありましたように、有効な方法だとか、そういったものを検討してくというふうなことも話してございます。その辺のことに関してお聞きしたいというふうに思います。

答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)

今議員の駆虫剤の関係についての御質問にお答えをさしていただきたいと思います。私は、天日議員の御質問には有効性については認めて、それをどうこれから構築するかということについては、お答え申し上げたつもりでございますけども、今、現実にですね、行政がこの駆虫剤をですね、例えば、全世帯に配付をしてですね、やる理由が、私は、これはですね、それぞれの地域によっても、実情が私は違うと思うんです。それで、観光と結びつけるというような状況には私はすべきでないとこのように考えております。駆虫剤の散布をやることによって、どういう体制づくりが、仮にやるとしたら、これ大変、監視的なものも出てくるわけですね、監視的なもの。昔よく狂犬病でストリキニーネを野犬掃討で使ってですね、私も過去実際に従事した経験からあるわけでございますけども、これらについてはやはり、24時間体制で監視をしなければならないと、こういう状況が現実に生まれてきております。今、駆虫剤のお話に戻していただきますけども、行政で、それを実施するということになれば、これは大変な組織づくりをしてやらなければならないわけですね。ただ、観光面からいきますと、そういう状況をつくることは、富良野に対してですね、そういうキツネの状況がそんなにたくさん出てくるのかと。こういう認識を与える可能性も逆にあるわけですね。ですから、私は先ほど御答弁さしていた中に、やはり、駆除、駆除については、ある程度の共存共栄あるかもしれませんけども、屠殺をする。屠殺をしていく。こういう状況がやはりきちっと、行政のやる仕事として明確にしなければならないと思いますし、あと、予防につきましては、当然、ただいまから…、前からお答えさしていたるとおり、その人、人の手洗いなり、あるいはそれに対する知識の認識をもっと深めていただくような、そういう普及を行政がやっていくと、こういう形で、私は、これからの運動展開にしていく必要性があるのではないかと、このように思いますし、さらにもう一つ、地域でやるという状況づくりは、これは地域が、それぞれの地域で、工夫をしていただいて、そして、一つの地域づくりで、これらを対応していくことが、私は望ましい姿ではないだろうかと、このように考えているところでございます。

質問 6番 今利一

ただいま市長の方から答弁いただきましたけども、私は駆虫剤というふうなことをなぜもってきたか。駆除ではなくて駆虫とさせるというふうなことはこれは一つはですね、キツネというのは、いわゆる子供を抱えて、10カ月後には子供の首でもどこでもかじって私のとこから離れていけと、いうふうなことをやるわけですよね。キツネというのは、そのテリトリーが非常に狭い範囲でいると、ということは、駆除をすることによってそのテリトリーをどんどん、どんどん広げていく。例えば、その駆除をされたのはあれですけども、生きているキツネはそのテリトリーを広げていって、もし感染してる。エキノコックスに感染しているキツネがどんどん、どんどん媒介としてですね、広がっていく可能性があるわけです。その広がりをですね、駆虫剤によって私はとめるべきだというふうに思うわけですけども、その辺の見解をお聞かせ願いたいというふうに思います。例えば、それともう一つは、いま地域でやるというふうなことをおっしゃいましたけれども、私はキツネがそういう駆除をすることによってですね、どんどんテリトリーを広げることによって、ある意味では、エキノコックスを持っているキツネが、どんどん広がる可能性があるわけですね。地域独自でやっても、それは、かなわない部分が出てくる可能性があるというふうに思うわけですけども、その辺を、ちょっと私の認識とは違うなっていうふうな感じがいたす…、いたしますけども、それ辺の考えをもう一度お聞きしたいというふうに思います。

答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)

今議員の再質問でお答えをさしていただきたいと思います。私は今、富良野の農村観光都市形成の中に、一つの、そういう阻害要件というものは、できるだけ排除していかなければ当然なりません。今後においても、そういう状況づくりをしていかなければならない。そういう考え方でございますけども、現在、それぞれ地域におきまして集落構成をされて、その中で集落でいろんな取り組みをされてる状況であります。その中で一昨年、国、道、市がこぞって土地水環境対策というものを実施をいたしたところでございます。私は、大きく広い意味でいえば、これも一つの環境対策に私は入る範囲ではないだろうかと感じております。そういう意味で、そういう環境対策の中で、これらを地域で、どうこれから、いま今議員がおっしゃっている駆虫薬の普及。これらもひとつあわせてですね、経済的な面、人的な面、これらもあわせて、私は検討していただければ幸いと。また、それらについても、関係団体と御質問についての趣旨を踏まえて、お話をさしてもらう状況もつくってまいりたいと、このように考えているところでございます。

質問 6番 今利一

もう一つは、いわゆる市長がおっしゃっている農村観光都市形成の中でですね、そういった取り組みでやっていくというふうな部分では、非常にこう前向きの御発言かなというふうなことを思います。ただ一つ、もう一つ、一歩踏み込んでですね、町、市街地というかその辺の部分に関してはどのようなことを考えておられるのか、その辺をお聞きしたいというふうに思います。

答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)

私は市街地につきましてはですね、これは先ほど、参事監もお話を申し上げましたとおり、学校を中心とする対策、それから、幼稚園や、あるいは保育所、これらに対する状況づくり、さらにもう一つ言えば、幼児を、乳幼児を対象する形の啓蒙普及と、これら三つぐらいに分けてですね、これはやはり、現実的な方法としては、それぞれ、周知をし、エキノコックス症の状況というものは、こういう病気にさらになって、最終的には、死ぬ恐れの状況づくりが出てくるわけですから、そういう市民全体で、このエキノコックスに対する認識を新たにするPRをしてまいりたいと、このように考えているところでございます。

出典:富良野市議会 平成20年第4回定例会 2008年12月15日 議事録 PDF(4ページ) 間違いを知らせる