富良野市議会 平成18年第3回定例会 2006年9月11日
(1)一般行政について/(2)建設行政について
2006年9月11日、富良野市議会の一般質問で、広瀬寛人議員が「一般行政について」「建設行政について」について質問し、市長 能登芳昭、助役 石井隆が答弁しました。
- 質問者
- 広瀬寛人 議員
- 答弁者
- 市長 能登芳昭、助役 石井隆
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 4番 広瀬寛人
-登壇-通告に従いまして質問をいたします。まず、一般行政の項目として情報提供のあり方についてお聞きします。市長は、本年6月の第2定例会で、所信表明の重点項目として、市民対話と情報開示を取り上げられております。昨今の情勢にかんがみ、重要な施策と私自身も感じておりますが、情報開示の姿勢や手法、またその実現に向けた環境整備においては、各自治体で大きな開きがあります。富良野市が所有する情報の開示については、その基本姿勢と手法を情報共有と市民参加のルール条例で位置づけられております。私は富良野市には富良野市に適した情報の提供のあり方があるとは認識しておりますが、常に各自治体の取り組みを勉強し、取り入れるべきものは積極的に実現可能な施策を検討すべきと考えております。行政の取り組みを取材している各種出版社からは、定期的に幾つかの判断指標に基づき、自治体の取り組みをランクづけしております。格付けランクではありませんので、その順位に一喜一憂する必要はないと思いますが、常に分析をする必要はあるかと思います。道内の情報提供、先進事例としましても、ニセコ町の予算説明書である、もっと知りたいことしの仕事では、行政が取り組む各種事業を具体的にわかりやすく解説し、予算についても国からの補助、道からの補助、ニセコ町の負担や起債など、お金の出所まで解説して、情報提供に努めております。さらには、行政と地域の情報を電子メールで希望を申し出た方々に、パソコンのみならず、携帯電話にまで配信するサービスも行っております。恵庭市では、市民の声というホームページコーナーで市民からの問い合わせ、意見、苦情、提案などを記名と匿名に分けて公表をしております。富良野市のホームページにも市民の声が設置されていますが、意見や苦情、提案の徴集を目的とした設計となっており、集まった情報の開示や行政の対応を共有するシステムとはなっておりません。議会の様子をオンデマンド方式でインターネット配信する栗山町や名寄市の取り組みも情報インフラの整備とともに、大いに参考とすべき取り組みと考えています。道北のある自治体では、ブロードバンドの導入を実現させるために立ち上がった、市民有志の会に自治体がサポートする形で経済団体や町内会組織、各種団体と連携を図り、要望書をとりまとめ、一定のエリアの高速情報通信網の実現にこぎつけたと聞いております。市政に関するアンケートや市民の声を聞き取る方法、安否確認や水道代金、税金等の未納対策、防犯を呼びかける連絡をパソコンが自動的に各家庭の一般電話に行うオートコールのシステム導入で、市民サービスの向上を検討する自治体も話題になっております。平成18年第1回定例会の宮田均議員からのパブリックコメントに対する質問に、当時の松浦助役からの答弁で、16年度実施では実施件数4件で、提出のあった意見数は16件。平成17年度は、現時点で実施件数13件に対して、提出意見数25件と答弁しております。この数字がパブリックコメントの実効性を担保しているととらえるか否かは判断いたしませんが、意見徴集を目的とした情報提供のあり方には、さらなる工夫が必要と思われます。稚内市教育委員会では、本年9月をめどに、携帯電話のメール機能を使い、不審者情報を希望する保護者や教員に素早く伝えるシステムの運用を始めると報じられております。三笠市も同様のシステムを導入予定と聞いております。平成17年第4定例会の千葉健一議員からの児童の通学路の安全対策に対する質問にも、当時の川島教育長から、不審者に関する情報を保護者にも伝達し、情報の共有で連携を深め、緊急時の連絡体制が必要と思われるところでございますとの答弁をいただいております。情報提供のあり方に、これでよいという完成はないと思いますが、能登市長として現段階の富良野市の情報提供のあり方に対して、どのような認識をお持ちなのか。また、今後の施策として市民にわかりやすい情報、市民の知りたい情報をいかに工夫して発信しようと考えているのか、情報の出し方や情報発信手段の拡充と、情報インフラの構築に年次設定の目標を設けて取り組むお考えがあるのかをお聞きしたいと思います。2点目は、指定管理者選定委員のあり方についてであります。富良野市においても、富良野演劇工場に指定管理者制度を導入して以来、各施設に指定管理者制度を拡充して、民間活力の導入に積極的姿勢をとられていることは評価されるべきと思います。全国の自治体でも、指定管理者制度を活用して、一定の効果を上げているとの評価とともに、委託先と選定方法には多くの問題があると指摘されております。制度導入施設は、4万2,000を超える中、民間指定は8.2%、NPO法人指定は1.9%に対して、外郭団体指定は40.5%と多く、従来の管理団体を指定した施設は65.4%も占めたと報告され、できレースとの批判を一定程度裏づける数値資料として問題視される現状があります。選定のポイントになる選定委員会の構成では、外部委員を中心に選定が28.4%と最も多く、以下職員のみで選定が25.8%、職員を中心に選定が23.6%、外部委員のみで選定が12.4%、外部委員と職員が同数が7.8%となっております。富良野市の公の施設にかかわる指定管理者制度導入基本方針では、8条の1項として指定管理者選定委員について委員会の構成に、委員長、総務部長、委員として市民部長、保健福祉部長、経済部長、建設水道部長、中心街整備推進室長、教育部長、企画振興課長、総務課長、財政課長となっており、なお、必要がある場合には外部の者(市職員以外)を委員に加えることができるとの文言整理がされております。ある都道府県では、選定基準に客観性を確保する観点から、あらかじめ申請者と利害関係のない2人以上の学識経験者の意見を聞くと条例に盛り込んでいながら、指定管理者選定に異議が申し立てられ、知事に再審査請求が提出される事態も起きております。このような状況下で、地方自治の研究者からは、当該分野の専門家や利用者を参加させ意見を聞くこと。職員と外部委員で構成される場合はイニシアティブをどちらが握るかで結果が左右されるため、外部委員の位置づけを明確にする必要があること。会議は、原則公開とし、議事過程を公表することで透明性を担保する必要があること。そして、最後に指定管理者の意義を主権者であり自治の本来の担い手である市民の視点からとらえ直したとき、公のサービスのあり方だけではなく、市民自治のあり方を問い直すことでもあると結んでおります。富良野市の指定管理者選定委員に、私が前述したような要素を盛り込むお考えがあるかどうかをお聞きしたいと思います。3点目、財政指標の開示方法についてであります。18年第2定例会で、上田勉議員の財政運営についての質問に対し、平成11年度から平成17年度見込みで、経常収支比率が81.3%から95%程度となり、急速に悪化が進んでいるとの説明をされ、最後に、市民の目線での物の見方やコストや成果を常に考えた意識改革と、行政組織に変革することが必要であり、市民参加の拡充を図る中から課題解決に向けた施策の実行が重要と答弁をされております。財政数字というのは、私企業においても経営者や経理、財務を担当する専門部署の者でなければなかなか理解しにくいものであり、まして行政における財務諸表のとらえ方は多くの工夫が必要と思われます。富良野市においても、2000年度の総務省からの指導に従い、バランスシートの作成に着手され、ホームページ上でも公開されております。そのほか、交付税を中心に歳入の減少や各種基金の減少、起債残高などを年次ごとの推移がわかるような表やグラフを使い、図解を交えて情報公開をされており、一定の評価ができると思います。しかし、三位一体の行政改革が声高に叫ばれる中、各自治体の財政を心配する市民がふえつつあると思います。自治体のバランスシート公開には、90年代後半より積極的に取り組んでいる臼杵市では総務省が指導する考え方のバランスシートのほかに、市独自で考案したバランスシートを作成し、公表をしております。企業会計と単年度主義の自治体会計は、基本的視点から大きな違いがありますが、市民にわかりやすく加工して情報提供することは、昨今の時世を考慮すると、その重要性はますます大きくなっていると考えます。ニセコ町の財政危機突破計画や青森市の自治体経営システムなど、積極的に財政指標をわかりやすく開示して、総合計画を越える年次までシミュレーションをを行い、事業実施の判断材料を住民に知らしめております。平成17年第4定例会の北猛俊議員の行政改革の質問に関しては、当時の石井総務部長から、平成26年まで財政的に累計約40億円の不足が予想され、そのうち8割を職員や給与の削減で、残りの2割を事務経費、民間活力の導入や市民との協働などの取り組みにより対応したいと答弁されております。富良野市においての今後の財政指標の開示方法についてお考えをお聞かせいただきたいと思います。2件目、建設行政につきまして、平成17年第4定例会の日里雅至議員の福祉医療ゾーンの協会病院の跡地の活用に対しての答弁として、高田前市長からは、協会病院の移転などに伴い、中心市街地を取り巻く環境が変化していることから、活性化計画の全体的な見直しに向け、富良野まちづくり協議会を中心に、関係機関団体と協議を行いながら、平成18年度に計画変更に向けた作業に入る予定でありますとの答弁があります。18年第1定例会の東海林孝司議員の質問に対して、高田前市長から18年2月に、市に対して、富良野まちづくり推進協議会の専門部会から提案をいただいており、平成18年度内に市民参加と関係団体との連携により、跡地活用計画を策定してまいりたいと考えているところとの答弁であります。前回の定例会では、宮田均議員の地域センター病院の跡地活用について、細川中心街整備推進室長より、平成18年度中に庁内機構による中心市街地事業推進本部会議及び専門部会におきまして、現状分析、施設整備、事業手法、財政状況などを総合的に調査検討を行う中で、市民関係団体との意見集約を行い、情報公開に努めるとともに、跡地利活用計画の策定に取り組んでいく考えでございますとの答弁をいただいております。本日は、9月11日で、間もなく18年度の上期が終了しようとしております。庁舎内の専門部会で、現時点まで何回開催され、現状をどのように分析し、施設整備や事業手法はどのようなものを検討し、財政状況をいかなる数字で捉えているのか、中間報告があればいただきたいと思います。市民関係団体との意見集約を、残る6カ月にどの時期に何回くらい予定をしているのか、今後のスケジュールについてもお知らせいただければと思います。聞くところによりますと、富良野五条通商店街振興組合など、民間組織でも独自の跡地利用に対して計画をお考えのようであります。国の補助制度や低利融資制度など、さまざまな角度から検討されているようでありますが、小売商業振興法や中心市街地活性化法等の認定を受けた場合を条件にしているなど、地元の行政と二人三脚を推進しなければならない状況下にあります。総合計画で、医療福祉ゾーンを位置づけられている協会病院跡地については、何よりも策定にスピードを加速させる必要があると思われます。さらに、解体工事のスケジュールも観光地として国道38号線沿いという場所を考えると考慮が必要と感じます。解体工事は、社会福祉法人北海道社会福祉事業協会が行うと聞いておりますが、工事事業者に地元事業者を選定いただくような要望を自治体として取り組むべきではないかと考えますが、いかがでしょうか。各自治体でも、中心市街地の再活性化施策を急ぎ策定し、各種補助事業や助成制度にエントリーをしております。周辺地域で、商業活動を営む者のみならず、一般住民も現在の利活用策定のスピードに違和感を感じていると思われますが、どのような見解をお持ちでしょうか、お聞かせいただきたいと思います。以上、2件、項目として4点を御答弁いただきたいと思います。
答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)
-登壇-広瀬議員の1件目の一般行政についての情報提供のあり方について答えをいたします。市民参加の町づくりを積極的に進めるに当たり、市民対話と情報の提供及び共有につきましては、市民との信頼関係の構築に向けて、最も重要なものと考えております。情報の提供につきましては、広報誌、ホームページ、各種懇談会の開催、ラジオ、情報コーナーの設置、出前講座など積極的に行っているところでございます。全国情報公開ランキングなどにつきましては、電子情報による情報化への取り組みに関する民間調査ではありますが、調査に協力をし現在公表されているところでございます。本市の情報化への取り組みにつきましては、これまでもホームページの更新、セキュリティー対策、議会の議事録の公表など、実施してきておりますが、これからも積極的に取り組んでまいりたいと考えているところでございます。紙面電子情報につきましては、わかりやすい情報にするため、文書表現の工夫や文言で表現しづらいものにつきましては、図や写真などを活用し、市民のだれもが理解できるような情報の提供と充実に努めてまいります。また、わかりやすい情報、市民が求めている情報、情報を求める手段等につきましては、市民の意見やアンケート調査などを実施し、既に市民ニーズの把握に努め、充実させてまいりたいと考えております。情報インフラにつきましては、急速に発展している高度情報通信網に対応するために、民間組織等で設立、条項ができれば、市といたしましても側面的に協力してまいりたいと考えております。次に、2点目の指定管理者選定委員のあり方についてお答えをいたします。選定委員会は、現在、富良野市公の施設にかかる指定管理者選定委員会規程に基づき設置し、委員の構成につきましては、委員長に総務部長、各委員には先ほど広瀬議員がお話しされていましたとおり、各部長、中心街整備推進室長、教育部長、企画振興課長、総務課長及び財政課長の職にあるもので当てており、特に審査において必要と認める場合には、委員以外の職員及び第三者を会議に出席させることとしております。審査につきましては、選定基準に基づき厳正に審査に当たっており、その選定結果等についてもホームページに公表をしており、公平性、透明性を確保しているところでございます。なお、今後はより公正、公平に選定することが重要であると考えておりますので、委員の構成に当たっては、利害関係のない市内在住者の選任について検討してまいりたいと考えております。次に、一般行政についての財政指標の開示方法についての御質問にお答えをいたします。現行の地方自治体の会計制度につきましては、現金主義による単式簿記である。いわゆる公会計方式により処理されております。予算書、決算書では、単年度の歳入歳出予算と、その執行状況や執行結果を示す形となっております。また、経常収支比率や公債費負担比率などの財務指標についても、1会計年度の財政状況を示す指標として、財政分析に用いられ公表されてきたところでございます。また、一方で地方分権が進展し、住民への財務情報の説明責任が求められる中で、資産と債務の管理に着目したバランスシートなど、発生主義による企業会計的手法による財政分析の導入が進められてきたところでございます。平成12年には、総務省より地方公共団体の総合的な財政分析に関する調査研究会報告書が公表され、税金の効率的な活用が求められている地方自治体の財政分析という観点から、経営資源の状況とその調達をするための財源の状況を明らかにする企業内部における資金の源泉と使途をあらわすバランスシートとして、毎年度実施している地方財政状況調査、いわゆる決算統計の調査結果を活用した、統一的で簡便な手法によるバランスシート等の作成手法が示されたところでございます。本市におきましても、現在この総務省方式によるバランスシートを作成し、行政サービスのための資産をどれくらい保有し、また、そのために将来世代の負担となる地方債等の債務がどれくらいあるのかを、簡便的に取りまとめているところでございます。厳しさを増す財政状況のもとでは、限られた財源の中で最少の経費で最大の効果を得られる行政運営が求められ、行政サービスなど、事務事業における成果とそのための費用を明らかにすることが重要となっており、その手法として、バランスシートとあわせ行政サービスを提供するのに発生したコストを把握するための行政コスト計算書を作成、公表し、行政運営に活用している自治体もあらわれており、今後は、本市においても行政評価システムの運用にあわせた行政コストの検討も必要であると認識をいたしているところでございます。本市の財務情報の公表につきましては、広報ふらの、市のホームページに随時掲載するとともに、平成17年度からは「へえ、そうなんだ、こんなことやります、ことしの富良野」と題して、市民向け予算書を作成し、市の予算の使われ方、市民の皆さんにできるだけ優しく理解していただけるよう努めているところでございます。しかし、財政状況につきましては、財政の専門用語など非常にわかりにくい面もあることから、今後ともできるだけ平易な言葉を用いて、市民の皆さんに読んで理解いただけるよう改善に努めるとともに、直接的に職員から説明し、対話することを基本として出前講座等の活用による積極的な情報の提供も必要であると考えているところでございます。また、今後市民と行政の協働による、市民が主体の町づくりを進めるためには、市民みずからが富良野市の将来を考え、施策のあり方を判断するための基礎として、市の財政を理解し、共通の認識を持つことは非常に重要なものであり、総務省が示す地方公共団体における公会計改革を踏まえながら、随時、情報開示の内容につきましても充実を図る必要があるものと考えております。次に、2件目の建設行政について、協会病院跡地利活用方法、事業手法、事業主体、事業化の見通しについてお答えをいたします。協会病院の移転に伴い、地元商店街に大きな打撃が予想され、さらに周辺の未利用地の増大等による空洞化が懸念されるところでございます。そのような中、平成18年2月富良野まちづくり推進協議会より跡地利活用に向け、多面的な集客機能の提案とあわせ、計画策定に当たっては協議会及び関係機関と連携を図りながら、市民参加による合意形成のもと、事業手法並びに役割分担を官民共同で検討し、地域経済や財政状況を見きわめ、中長期的な視点に立ち、早期に計画策定及び事業着手に向けた取り組みが必要との提言をいただいております。現在、18年度中の利活用計画策定に向け、富良野市中心市街地事業推進本部会議にて、中心市街地商業等活性化部会を設け、現状分析、事業手法、整備方策等について総合的に検討作業を進めているところでございます。今後、計画策定に当たりましては、富良野まちづくり推進協議会及び地元商店街等との協議、並びに議会説明、市民合意により利活用の方針を定める予定でございます。事業実施の時期につきましては、整備計画の具体化により、速やかな事業実施が必要と考えますが、行政みずからが実施する場合、官民共同による事業化並びに民間活力による敏速な事業展開も視野に入れ、民間への賃貸あるいは売却等を検討するとともに、事業手法については、先進事例や民間からの提案を参考としながら、さまざまな選択肢の中から事業の具体化に向けて取り進めてまいりたいと考えております。跡地利活用の整備につきましては、現在の富良野市中心市街地活性化基本計画を、本年度施行の改正町づくり三法に基づく新たな認定基本計画策定に向け、基本計画の見直し並びにゾーニングの設定等を視野に、市民合意による計画策定として推進してまいりたいと考えております。次に、協会病院移転後の解体時期及び解体工事にかかる地元業者活用につきましては、現在地の建物解体撤去工事並びに整地は速やかに行われるものと考えておりますが、観光時期に配慮し、来年秋着工を予定していると伺っているところでございます。また、工事手法等は、現在のところ具体的になっておりませんが、国道と東五条通のメイン通りに面しておりますので、車、人等の往来に十分配慮しながら工事を進めていただくよう、申し入れをしてまいりたいと考えております。また、解体撤去工事にかかる地元業者活用につきましては、放射線関連を除いて地元業者でも可能であると認識しておりますので、既に協会病院に対し地元業者活用の申し入れを行っており、重ねて社会福祉法人北海道社会事業協会本部に対しても要望を行ってまいりたいと考えております。以上であります。
質問 4番 広瀬寛人
まず1番目の点についてお伺いをいたします。私の質問の仕方が稚拙だったために、お答えの方に年次設定の目標を設けて取り組むお考えがあるかという問いただしに対して、積極的に取り組んでまいりますというお答えをいただいておりますので、私の解釈としては、年次設定は設ける気持ちがないと御回答いただいたと解していいのか、まず確認をいたしたいと思います。
答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)
広瀬議員の再質問にお答えいたします。1点目の年次項目という再質問でございますけれども、私は積極的というお答えをさせていただきました。積極的という意味は、年次を立てるという状況が、今の状況の中で総合的に判断しますと全体の計画を立てて、その年次をどうやっていくということは、これはやはり財政的なこともかかわってきますので、総合的な判断で行うということで、積極的という表現にさせていただきましたので、広瀬議員の御質問には、なかなか即答はできませんけれども、前向きな考え方であるということで御理解をいただければ幸いだと思います。
質問 4番 広瀬寛人
次に、回答の中で市民の意見やアンケート調査などを実施し、常に市民のニーズの把握を努め、充実させてまいりたいと考えておりますという御回答をいただいております。私が、各先進事例の中の市民ニーズの把握にいろいろな新しい手法があるので、ぜひ参考にいただきたいという気持ちを込めて質問させていただきましたが、アンケート調査の実施、これはこれで大変すばらしいことだと思いますが、現時点でのこのペーパー等によるアンケート調査、どれくらいの数を行うことを念頭に置いて、どれくらいの経費がかかると試算をされているのか、数字をおつかみでしたら教えていただきたいと思います。
答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)
2件目のアンケート調査の関係でございますけれども、本市の場合、市民ニーズの取り方というのは、富良野の場合の人口的に見ましても、戸数的にいきましても、大体1万世帯ぐらいございます。そういう全世帯を対象にしてやるのかというのが一つと、もう一つは、無作為にやる方法もございます。ですから、今御回答した中では、具体的に今お話しした戸数はどのくらいで予算はどのくらいだという御質問ですけれども、これはこれからの課題として決めていきたいと、このように考えているところでございます。
質問 4番 広瀬寛人
続きまして、2点目の指定管理者選定委員についてお伺いをさせていただきます。私の一般質問の中で触れておりますとおりに、当富良野市においての条例の中では、必要がある場合に外部委員の意見を聞くということになっておりますので、カテゴリーとしては職員のみの選定、全国調査の中では25.8%と。どちらかというと開示には消極的な部類の中に入ろうかと思っております。その中で、今後検討してまいりますということで御回答いただいておりますので、さらなる発展があろうかと思いますが、御回答の中にあるホームページ上に公表して、公平性、透明性を確保しているところでございますという御回答をいただきましたが、富良野市においてのホームページ、私も確認しておりますが、残念ながら透明性を確保しているというレベルには言いがたいと私自身は認識をしております。自治体の情報開示、そして民間活用等で、先進地でございます高浜のホームページを拝見しますと、指定管理者についての選定委員、指名、所属、それから選定委員が行った全ての事業評価に対する点数、全てが公開されていて、指定管理者の決定までの一連の流れを示しております。まだ、富良野市においてはそこまでに至ってないので、回答では、ホームページで確保されていると、公平性と透明性が確保されているという御回答をいただきましたが、私自身はそう認識しておりませんし、今後さらにレベルアップを図っていただきたいと考えておりますが、御見解を聞かせていただきたいと思います。
答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)
広瀬議員の御質問にお答えいたしますけれども、この情報開示のホームページの関係でございますけれども、現在、ホームページに載せて今御指摘ありました、もう少し表示的なものについては、数字も含めて開示をした方がいいのではないかと、こういうお話でございますので、それに向けて今後努力してまいりたいとこのように考えております。
質問 4番 広瀬寛人
続きまして、財政指標開示方法についてお伺いをさせていただきます。御回答の中で、総務省方式によるバランスシートを作成しということで、情報開示に努めているという御回答をいただきました。私が一般質問の中で読み上げた前回の定例会での市長の回答に、市民の目線での物の見方やコストや成果を常に考えた意識改革という表現で御回答をいただいております。臼杵市がなぜ独自のバランスシート作成に至っているかについては、総務省が2000年にまとめたものでは非常にわかりにくいと。なるべく一般企業のバランスシートに近い形で、だれもが平易な形で読みとれるようにするべきだという考えの中から、総務省のバランスシートと臼杵市独自のバランスシートをつくっていると伺っております。前回の市長の御答弁の延長線上に考えると、総務省の方式のほかに、富良野市独自のバランスシートを作成してもいいのではないかという考え方ですね、を私自身は感じておりますが、総務省のバランスシートの作成の仕方をどう評価しているのか。それ以上さらに踏み込んだ、もっと市民にわかりいい開示の仕方を考えられているのか、見解を伺いたいと思います。
答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)
ただいまのバランスシートも含めての開示については、助役の方から御答弁をさせていただきます。
答弁 助役 石井隆
お答えを申し上げます。先ほど、広瀬議員の質問の第1点目にございましたように、現在財政状況の開示については、一定程度評価をいただいているということがございましたように、これについては市としては情報を市民に提供するというその使命がございますから、それに基づいて開示をしているというのが現在でございます。御承知のように、予算、決算、それから財政状況、バランスシート、キャッシュフロー計算書、基金の状況、わかりにくい用語解説等も開示をしてございますが、今おっしゃられたバランスシート、この見方でございますが、先ほど市長からの答弁にもございましたように、現在までの外に出し方、財政の状況の調査票に基づくのが基本となってございました。収支の賃貸借、計算まで入ったそういう出し方はしてございませんでしたけれども、総体がやはり市民に理解されるべきだろうという考えではございますので、これを見やすい形ということで検討をしてまいりたいと思います。以上でございます。
質問 4番 広瀬寛人
回答の中に、平成17年度から「へえ、そうなんだ、こんなことやります、ことしの富良野」というホームページについてのことで御回答をいただいております。私自身も、このホームページの構成については非常に高く評価をしております。非常にわかりやすい作成に敬意を表したいと思います。その中で、総合計画の中では平成17年度に、この予算書のわかりやすいものについて全戸配布というところの予定に丸がついていると思いますが、私が認識しているところでは、ホームページ上ではこちらはもう実施をされておりますが、全戸配布については、私の認識ではここまでの内容のものを配布されていると認識をしておりませんが、いかがでしょうか。
答弁 助役 石井隆
お答えを申し上げます。昨年度、平成17年度の、へえ、そうなんだ、富良野の関係ですね、それを予算書ですか、わかりやすい予算書ということで配布を試験的にさせていただきました。各町内会の班ごとに配らせていただいて、必要であればその都度企画の方に問い合わせをしてくださいという結果、昨年270部程度を企画の方で保有をしてございまして、希望があった市民に対しては配布をしてきているところでございます。本年も状況として全戸配布の予定でございましたが、その必要性がどこまであるのかちょっと理解ができないということで、本年も各班を中心に回覧をしていただいて、必要であれば問い合わせをいただきたいという形にしているところでございまして、ただ、全部を配るという形にはしてないというところでございます。以上でございます。
質問 4番 広瀬寛人
昨日、9月10日の日経新聞第1面に、千葉県我孫子市の今年度の予算編成で、新規事業選考過程をホームページで公開した。財源が限られる中、事業絞り込みに市民の声を反映させる試みだ。市町村では珍しい連結方式の貸借対照表なども整え、財政状況を積極的に公開しているという記事が出ております。今の助役のお答えの中で、必要性ということが言葉の中に含まれておりましたが、私自身の認識といたしましては、これは市民の意識をどのように変えていくのかということに原点があろうかと思います。市民の意識、要望が生まれてからではなくて、こういったものを常にチェックする意識に変わるよう行政が働きかけることが、情報提供を含めた行政の姿勢でなかろうかと考えますが、いかがでしょうか。
答弁 助役 石井隆
お答え申し上げます。基本的に情報は提供が基本だと思っています。情報を提供をして、それを選択するのも市民が考えることであろうということで、必要でない方に配布をしておいて、無理にどうかとはちょっと別ですけれども、その必要な方がおられて、初めてお渡しをするということも一つの判断だと理解をしてございます。総体がその目に触れるような方向を、これが目に触れないということであればちょっと別ですけれども、目に触れるという形を今後ともとっていきたいと思っております。以上でございます。
質問 4番 広瀬寛人
今、助役のお考えは一つの考え方なので、その考え方をどうこういうつもりはございませんが、ということは、総合計画であちらのホームページにも、そして総合計画にも記載されている部分については、一部変更するということを行政として表明したと理解をしてよろしいでしょうか。
答弁 助役 石井隆
お答えいたします。現段階では、まだ先ほどもお知らせいたしましたように、そこまで市民が求めている状況にないと思われておりますので、ことしも各班回覧にしている状況でございます。これが必要な方が明らかにふえてきた段階では、すべてに配布をしなければならない状況になろうかと思いますが、現段階では、先ほど言いましたように2年目でございますから、今後の様子を見ていく必要があると思っています。以上でございます。
質問 4番 広瀬寛人
先ほどの私の1回目の質問の中で、ニセコ町の財政危機突破計画という文言を入れさせていただきました。ごらんになられているかどうかはわかりませんが、こちらの中では、合併をした場合、合併をしなかった場合、おのおのを二つに分けてシミュレーションをしまして、町民に情報提供をしております。またさらに、10年を超える、総合計画を超えるスパンで起債の償還を含めての情報提供をいたしております。富良野市のホームページでは、前年度の確定までの起債、それから残高等については出ておりますが、例えて言うなら、駅前再開発で、もうこれから起債が、予定されている金額等についてホームページで開示することも、私は前向きな情報提供をして、財政指標を知らしめる手段ではないかと思いますが、いかがお考えでしょうか。
答弁 助役 石井隆
お答え申し上げます。今おっしゃられたように、それも一つだと考えます。以上でございます。
質問 4番 広瀬寛人
最後に、建設行政についてお伺いをいたします。市長からの冒頭の答弁では、私が質問の段階でお聞きをした内容に即して、18年度の取り組みについてそのままなぞるような形で御回答をいただきました。私の質問の仕方がよくなったということを反省しまして、もう一度お聞きをいたします。18年度中に策定ということで、過去3回の市議会の中で御回答いただいている中で、現時点で9月の半ばと。18年度を残すところ6カ月強となっています。庁舎内での専門部会は、現時点まで何回開催され、設備の事業者については、先ほど多方面の事業手法について検討しているという御回答をいただいておりますので、現時点までに何回の専門部会が開催されているのか。開催されていないとすれば、今後残りの6カ月でどれくらいの回数を開催する予定でいるのかをお聞きしたいと思います。
答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)
広瀬議員の再質問にお答えをさせていただきます。1点目の、跡地利用策定状況における整備推進室への議論を何回実施したかと、こういう御質問だったと思いますけれども、富良野市の中心市街地事業推進本部会議が、7月に1回開催をしている状況でございます。さらに、同じく富良野市中心市街地事業の推進本部、専門部会を設けておりますので、専門部会を8月に1回開催をさせていただいております。今後のスケジュールにつきましては、専門部会を10回程度開きまして、基本計画等の策定に向けて開催をしてまいりたいと、このように考えているところでございます。また、このスケジュールにつきましては、やはり基本策定に当たっては、先ほどから御答弁申し上げておりますけれども、このなかにあってまちづくり推進協議会、あるいは関係商店街等の意見交換も十分実施しながら進めてまいらなければなりませんし、市民合意を得るような形のものもつくっていかなければならない、このように考えているところでございます。
質問 4番 広瀬寛人
市長の方から、専門部会、今後10回開催をしたいという力強いお言葉をいただきましたので、私自身も大変安堵しているところでございますが、後段にございました市民各関係団体との意見集約についても、以前からの回答でいくと、18年度中の集約と解されると思いますが、こちらについてもこの6カ月でどういうスケジュール、どういう回数をお考えなのかお聞きをしたいと思います。
答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)
ただいまの専門部会を10回程度、10回と限定しておりませんので、10回程度やるわけでございますけれども、その進む状況を把握しながら市民合意を図ってまいりたいと、このように考えているところでございます。