みんなの議会

幕別町議会 平成25年第2回定例会 2013年6月12日

医療費削減のための施策について

2013年6月12日、幕別町議会の一般質問で、藤谷謹至議員が「医療費削減のための施策について」質問し、町長 岡田和夫、民生部長 川瀬俊彦、保健課長 境谷美智子、企画室長 伊藤博明、副町長 高橋平明が答弁しました。

質問者
藤谷謹至 議員
答弁者
町長 岡田和夫、民生部長 川瀬俊彦、保健課長 境谷美智子、企画室長 伊藤博明、副町長 高橋平明

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 4番 藤谷謹至

通告に従いまして、質問させていただきます。医療費削減のための施策についてであります。日本の医療費は、右肩上がりに増加しており、厚生労働省は、1年間の国民医療費が平成 22 年度は、前年度対比 3.9%増の 37 兆 4,202 億円になったと発表しました。人口1人当たりの国民医療費は 29 万 2,200 円、前年度の 28 万 2,400 円に比べ 3.5%増加し、65 歳未満が 69 万 9,000 円であるのに対し、65 歳以上は 70 万 3,000 円であり、若年者と高齢者では、4倍強の格差が生じております。医療費は、今後さらにふえる見通しで、厚労省は、平成 25 年度には 50 兆円を超えると予想しております。国も医療費の抑制策を打ち出しております。例えば、医薬品に占める後発薬、ジェネリック医薬品の割合を平成 24 年度に 30%にする目標が立てられ、直近では 25%程度になっているものの、米国、英国、ドイツ等の後発薬の割合は、6から7割に達しており、医療費抑制のためには、さらなる後発薬の普及が必要であると考えられます。本町においては、さきの臨時議会で、国民健康保険税条例の改正が行われ、国保税が引き上げられました。高齢化率が年々上がり、定年退職者が増加し、国保の加入率も当然増加し、国民健康保険特別会計を維持するため、いかに医療費を抑え、一般会計からの繰り入れを抑制していくのかが重要な課題であります。よって、これ以上の国保税の引き上げを防ぐためには、町はどのような施策を行っていくのか、以下の点についてお伺いします。1、国保課税額及び診療諸費総額の年齢階級ごとの近年の推移。2、スマイル検診、人間ドック等の年齢階級ごとの受診率の近年の推移。3、健康相談・健康づくり出前講座の利用者数の現状とスポーツ・健康講座との連携について。4、幕別町におけるジェネリック医薬品普及の取り組みと医療費抑制策について。以上です。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

藤谷議員のご質問にお答えいたします。「医療費削減のための施策について」であります。ご質問にもありますとおり、日本の医療費は右肩上がりに増加しており、本町におきましても平成23 年度は前年度に比べ 10.5%、24 年度も 0.5%の伸びを示しております。また、1人当たりの医療費につきましても、後期高齢者医療制度が施行された平成 20 年度以降で、年平均 1.75%、4年間で7%伸びております。医療費の増加分の内訳としましては、70 歳から 75 歳までの高齢者に係る医療費が医療費全体の 45%を占めております。一般に高齢者は、病気やけがで入院したり通院する回数が多いため、厚生労働省の推計では、1人当たりの医療費を比較した場合、70 歳以上は年間 80 万 6,000 円であるのに対し、70 歳未満では 17万 9,000 円とされております。また、もう一つの要因としては、医療技術の進歩により、効果の高い治療法や新薬が承認されますが、これらの費用の高額化も挙げられております。特に、がん治療では新薬の開発や新しい手術方法の確立が目覚ましく、医療費の単価がどの年齢層でも約2%伸びていると言われております。ご質問の1点目、「国保税課税額及び診療諸費総額の年齢階級ごとの近年の推移について」であります。初めに、国保税課税額についてでありますが、国民健康保険税につきましては、世帯を単位として世帯主に課税しておりますので、世帯主の年齢に基づき年齢階級別に区分することとなりますことから、診療費における年齢階級とは比較できないことをご理解いただきたいと思います。平成 24 年度の1世帯当たりの平均国保税課税額は 17 万 2,679 円となっており、年齢階級ごとに区分いたしますと、最も高いのは、世帯主が 50 歳から 54 歳の年齢階級で 26 万 595 円、次に 55 歳から59 歳の階級で 25 万 4,290 円となっております。また、最も低いのは、19 歳から 24 歳の階級で7万 359 円、次に 25 歳から 29 歳の階級で 11 万 4,101円となっており、世帯主の年齢が上がるとともに収入がふえますことから、国保税課税額につきましても比例して高額となり、65 歳以上の年金収入が主体となる高齢者世帯になりますと下がってくる傾向となっております。次に、「診療費について」でありますが、平成 24 年度の1人当たりの平均診療費は、年額で 24 万5,739 円であり、受診率は 82.8%という状況となっております。年齢階級別では、ゼロ歳から4歳では 14 万 8,942 円、5歳から9歳では8万 8,470 円、10 歳から14 歳では8万 435 円となっており、乳幼児から成長するとともに診療費が下がっていく傾向となり、20 歳から 24 歳では最も低くて6万 6,259 円であります。また、40 歳以上の年齢階級からは、診療費も大幅に高くなり、40 歳代では 19 万 3,590 円、50 歳代では 21 万 6,459 円、60 歳代では 32 万 8,831 円、70 歳以上では 42 万 5,903 円となり、高齢になるとともに診療費が高くなる傾向となっております。ご質問の2点目、「スマイル検診、人間ドック等の年齢階級ごとの受診率の近年の推移について」であります。スマイル検診、人間ドック等の名称は、各種がん検診や特定健診の受け方の総称でありますので、初めに各種がん検診の年齢別受診傾向について申し上げます。平成 22 年度からの3年間において、ほぼ同様の傾向を示しており、40 歳代が約 20%、50 歳代では約 28%、60 歳代では約 32%、70 歳代では約 26%となっており、50 代後半から 70 代前半の方の受診者数が多くなっております。特定健診につきましては、40 歳代が約 19%、50 歳代では約 26%、60 歳代では約 30%、70 歳代では約 35%とがん検診とほぼ同様の傾向であり、40 歳代の受診率の低さが課題であると考えております。ご質問の3点目、「健康相談・健康づくり出前講座の利用者数の現状とスポーツ・健康講座との連携について」であります。初めに、健康相談の利用者数についてでありますが、平成 24 年度の延べ利用者数は 1,259 人と年々増加している状況にあります。健康相談に訪れた方の内訳といたしましては、高齢者の方の血圧測定、体調に関する相談が約半数、乳児や幼児の育児相談が約3割となっておりますが、育児相談の件数が年々増加しており、身近に育児相談ができる場として健康相談が認知されてきているものと分析いたしております。次に、健康づくり出前講座の利用者の現状でありますが、保健部門としては平成 24 年度には 54 回、1,447 人の利用となっております。その内訳としましては、老人クラブからの依頼が中心でありますが、ボランティア団体や農協女性部などに保健師や栄養士が出向させていただき、認知症予防・転倒予防や栄養講話等を中心とした講座を行っております。まちづくり出前講座のほかには、健康づくり四季講座、男の料理教室などテーマを決めて、健康講座を開催しておりますが、平成 24 年度の実績は延べ 363 人の方に受講をいただきました。さらに、生涯学習課では出前講座といたしまして、老人会・親子サークル等の依頼によりウオーキングや親子体操など 46 回、1,029 人の利用となっております。また、健康講座といたしまして、札内スポーツセンター、幕別トレーニングセンターを活用した定期講座を開講しており、平成 24 年度の実績といたしましては 445 日、5,105 人の方にご利用をいただいております。保健事業とスポーツ健康講座との連携でありますが、保健課で実施しております健康づくり四季講座においては、その企画段階から生涯学習課のトレーニング指導員と協力して内容を検討し、講座後のトレーニング室の利用や定期講座の活用など、運動を日常生活に取り入れていただけるような内容を合同で企画をいたしております。健康増進のメニューにとって、運動、スポーツに関する項目は重要であり、今後も関係部署の連携を深め、町民の皆さんの健康管理に寄与できるよう取り組んでまいりたいと考えております。ご質問の4点目、「幕別町のジェネリック医薬品普及の取り組みと医療費抑制策について」であります。本町における国保被保険者の処方状況につきましては、平成 24 年度の統計資料によりますと、薬価全体の 33.7%が既に利用されているところであり、ジェネリック医薬品のない新薬等の割合を差し引きますと、5割程度は転換されているものと考えておりますが、ジェネリック医薬品を使用することによって、薬価の抑制と個人負担の軽減にもつながることから、今後ともさらなる啓発に努めてまいります。なお、ジェネリック医薬品の普及啓発につきましては、窓口でのパンフレット配布のほか、町の広報紙に掲載した経過もございますが、本年度は納税通知書の発送時に加えて、被保険者証の更新に合わせまして個別の周知も図りたいと考えているところであります。また、他の医療費抑制策につきましては、前段のご質問にもありましたが、従前より実施いたしております各種検診の受診啓発等により、早期発見・早期治療により病気の重症化や合併症を防ぐことを重点に行ってまいります。特に、特定検診の受診率をアップさせることにより、疾病の早期発見につながるものと考えておりますことから、受診率の向上対策に、なお一層取り組んでまいりたいと考えております。加えて、医療費抑制策の一環として現在も実施いたしておりますレセプト点検による請求間違いや過剰診療の発見に努めるとともに、被保険者に対しましては、医療費の額を通知する医療費通知の発行も継続して実施し、医療機関における適正請求や医療費の現状を認識いただくとともに、国保事業の健全運営にご協力いただけるよう努めてまいります。国保会計の安定化に向けては、さらなる国の支援が必要であると考えるところであり、今後とも国に対しては療養給付費等の国の負担を大幅に増額していただき、市町村国保の基盤安定化に向けた制度の見直しについて、町村会を通じ、引き続き要請活動を行ってまいりたいと考えております。以上で、藤谷議員のご質問への答弁とさせていただきます。

再質問 4番 藤谷謹至

それでは、再質問させていただきます。1番目の国保税課税額及び診療諸費総額の年齢階級ごとの近年の推移ですけれども、答弁にもございましたように世帯主単位で課税されていると。細かな年齢階級の答えはわからないと、当然そうでございます。これ、国保税というのは、私も一般質問をする際にいろいろ勉強したのですけれども、なかなか難しい面がありまして、要するにここで聞きたかったのは、やはり高齢者の医療費が高いと、そういう趣旨で質問をしたわけでございますけれども、診療費のゼロ歳から4歳、5歳から9歳、10 歳から 14歳というところで数字が丁寧に示されておりますけれども、この辺の医療費は、無料ということで考えていてよろしいのですよね。

答弁 民生部長 川瀬俊彦(民生部長は2015年3月まで)

今現在、町の単独事業も含めまして、小学校卒業までは、乳幼児に関しましては、実質、個人負担が無料ということになっております。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

高齢者のみならず、早期発見、早期治療、あるいは何とか多くの皆さんに健診を受けていただき、みずからが、やはり健康管理に意を用いていただくということが、まず大切なことなのだろうというふうに思いますし、それに応えるために町としての、行政としての診療体制、あるいは健診体制、あるいはいろんな啓蒙活動等を含めながら、まずは健診等に積極的に参加していただき、みずからが自分の健康を守っていく、そういう意識の啓発が大切なことなのではなかろうかなというふうには思っております。

再質問 4番 藤谷謹至

大変難しい問題でございますけれども、やはり地道に対応していくことが大切なのだろうなというふうに思っております。次に、この健診のほうに再質問を移らせていただきますけれども、平成 23 年の実績で見てみたのですけれども、特定健診の受診率、北海道平均は 23.5%、十勝振興局平均は 29.3%、幕別町は、19 市町村中の 13 位で、29.2%という数字が載ってございました。トップは、更別村の 60.6%、これはすごい数字だと思うのですけれども、2位は大樹町の 53.5%と。また、この保健指導実施率順位は、トップがこれ大樹町で 67.1%、幕別町は 10 位の 40.7%ということでした。この幕別町における健診の受診率の数字をどのように分析しているのか、それと目標とする数値はどの辺に置いてあるのか、お伺いしたいと思います。

答弁 保健課長 境谷美智子(保健課長は2014年3月まで)

特定健診の受診率でございますけれども、目標は、新しい計画の中で、ことしから新しい数字を持っておりますけれども、今年度が 40%、順次ふやしていって、最終年度5年後 60%ということですが、現在、議員もおっしゃいましたとおり、当町におきましては 23 年度確定数値で 29.2%、24 年度が、まだ対象数の確定が 10 月になりますが、29.3%と若干ですが伸ばしております。数字的には、そのようになっております。

再質問 4番 藤谷謹至

24 年度の数値が実績で 29.3%、0.1%上がったと。目標値は 40%ということで、更別とか大樹と比べて、人口、受けられる人数が違うという関係もありますし、また病院を持っている、持っていないというところが大きい面もあると思います。さらなる努力を続けてほしいと思うのですけれども、大樹では、特定健診がスタートした平成 20 年度から数字は、これ最初はたしか大樹も健診率は低かったのですね。平成 20 年度から健診を受けていない人に対して、大樹町では家庭訪問や電話で受診を促すと、そういった成果が着実にあらわれて、平成 19 年度以前は、これ 30%と書いてありました。健診受診率が、平成 22 年度は 40%、さらなる受診率向上のために 23 年度からは、大樹町立病院ありますけれども、医療機関と提携して、未受診者の理由が通院しているので、改めて健診を受ける必要がないという人が理由に一番多かったことから、本人の承諾を得た場合に限り、通院中の国保加入者の検査結果を提供してもらうようにしたということです。病院で検査結果がわかることで、保健師が定期健診に足りない項目を追加で診査するよう加入者に勧められるようになって、検査結果に応じた栄養指導もできるようになったと。特定健診受診率の上昇に伴い、透析患者率は、平成 20 年度以降半減、健診で自覚症状が少ない病気の気配をいち早く気づき、生活改善につなげる人がふえ、医療費負担の軽減につながっているというようなことです。幕別町では、受診率アップのためにさまざまな努力をされていると思いますけれども、大樹町でおもしろかったのは、これ、特定健診を受けると、お財布の負担が軽くなるというところを見つけまして、この中で、1位の更別村と対比して、更別村は国保1人当たりの医療費が平成 21 年度で 23 万 2,566円でしたよと。大樹町は、28 万 7,663 円でした。後期高齢者1人当たりの医療費は、更別村では 72 万 7,523 円、大樹町では 90 万 673 円、後期高齢者で見ると、差額が 17 万 3,150 円掛ける 1,000 人分で、約1億 7,000 万円の差と。これ受診率を要するにアップすると、1億 7,000 万円ぐらいは医療費を削減できますよという具体的な数字を挙げて説明しているわけなのですけれども、本町においても、やはり具体的な数字を出して、例えば町村の中で幕別町がどのぐらいの位置にいるのか。医療費は、10 位ですから、そんなに高くないですし、全道的に見ても平均値ぐらいだと自分は思っているのですけれども、そういうふうに数字を住民に開示して、例えば 10 位から7位ぐらいに上げると計画を立ててやってはどうかと思うのですけれども、いかがですか。

答弁 保健課長 境谷美智子(保健課長は2014年3月まで)

当町もおくればせながらなのですが、医療費と絡めての住民への啓発が重要であるということも十分認識しております。23 年度には、国保と協力して、未受診者調査もまとめ上げまして、その成果として若干受診率も伸ばしてきている。今おっしゃっていただいたように、今後住民の方にわかりやすく、自分の身近に振り戻ってくるのだよということを伝えられるような施策も考えていきたいと思います。特定健診が始まった当初には、国保の方と一緒に国保健診を受けることが、国保の税額にも影響があるのだよということで、地域を回らせていただいて、この健診を始めた経緯もございますので、またその最初に戻りまして、国保との協力により、住民の方にわかりやすく啓発していけるような策を考えたいと思っております。

再質問 4番 藤谷謹至

最近、新聞でいろいろ特定健診を住民に受けていただくような施策というのは、ちょいちょい見かけるのですけれども、これ新得町は、健康診査を受けたり、各種検診や健康づくり事業に参加してポイントをためると、新得健康ポイントラリーというのを 29 日にスタートさせると。20 歳以上の全ての町民が対象で、四つの健康目標を達成すると景品と交換できる。多くの町民の参加を呼びかけているということで、新聞に載っておりました。町民の健康づくりを支援し、生活習慣病を予防するために初めて実施するということですけれども、ポイントカードに記載された健康目標は、1点目は健康診査を受ける。そして、がん検診などを受ける。三つ目、健康づくり教室、講演などに参加する。4点目、健康目標を立て、3カ月以上取り組む。以上四つなのですけれども、目標を一つ達成すると1ポイント獲得、カードは町の広報誌5月号に折り込んで配布したと。保健福祉センター「なごみ」というのがあるそうなのですけれども、役場、屈足支所などでももらえると。これ目標のうち、おもしろいのが、1点目は特定健診や人間ドックが対象。2番目は歯科検診や献血も含むと。3点目は、医師講演会など参加したらポイント。4点目が、これ、もう自分にとっては難しいのですけれども、体重を1キロ減らす。毎日 30 分歩くなどの長期的な目標達成など、これ結構厳しい課題だったと思うのですけれども、対象になる事業の会場にカードを持参すると捺印されて、四つの目標を達成すると、「なごみ」か屈足支所で景品と交換できると。この景品の内容が商品券 500円分、トムラウシ温泉入浴券、くったり温泉レイク・イン入浴券、ごみ袋セット 500 円分のいずれか。さらに抽選で、特産品セットや 3,000 円分の商品券も当たると。これ経済効果というか、それとタイアップして、おもしろいあれだと思うのです。もう一つが、鹿追町です。鹿追町がポロシャツを着て健診のアピールということで、これ勝毎に載ったのですけれども、特定健診の受診率向上を図ろうと、町福祉職員らが PR ポロシャツを着用して受診を呼びかけているということで、そのポロシャツが、これおもしろいのですけれども、鹿や牛のイラスト入りで、「家族のため“モー”受ける“シカ”ない」というポロシャツを使って、ここ職員は庁舎外でもこれを着てアピールしていると。町村で国保の状況が悪いものですから、いろんなアイデアを出して工夫しているということで紹介させてもらいますけれども、やはり地道にこれやるしかないと思うのですけれども、いろいろおもしろさというか、住民が、おもしろいからこれやってみようというようなアイデアも必要ではないかと思うのですけれども、いかがですか。

答弁 民生部長 川瀬俊彦(民生部長は2015年3月まで)

今までも町といたしましては、例えば眼底検査とか、あと心電図の検査とか、そういうものも町単独で加えまして、そしていろいろと健診率を上げる努力をしてまいりました。今、藤谷議員から、いろいろな町の先進事例をご紹介いただきましたので、今後、町といたしましてもいろいろな先進事例をさらに研究して、健診率を上げるように努力したいと思います。

再質問 4番 藤谷謹至

まくべつ健康 21 というのがありまして、これ 10 年間、国と道の施策で一緒に並行して計画されているもので、これ 10 年で終了ということで、平成 24 年、昨年度終了して、最終評価ということで載っておりましたけれども、その中で、最終評価で問題提起されている中に、若年層、39 歳以下の食生活、食習慣におけることが載ってございました。若年層の食生活の乱れが多く、男性肥満者が計画策定時よりも 1.7%、自分で言うのもあれなのですけれども、増加するという結果になったと。若年層への食育の働きかけとして、朝食摂取とバランスよく食べることの必要性を推進し、中高年男性を対象にした健康づくりを検討する必要があると、こういうふうに評価してございます。芽室町では、35 歳から 39 歳を対象にした若年健診というものを行ってございまして、若いうちから健診になれて、健診率をアップさせるという趣旨もあると思うのですけれども、健診の必要性と習慣づけのために行っていると。本町においては、若年健診については、どのようなお考えを持っているのか、お尋ねします。

答弁 保健課長 境谷美智子(保健課長は2014年3月まで)

こちらも平成 20 年度までは、がん検診その他についても国の施策として35 歳以上が成人病検診という形でありましたことから、当町も 35 歳以上を対象にしておりましたが、厚労省の健康と健診の課題を評価した部会の中で、そういう健診を 40 歳以上にするという国の方針が出ましたことから、また 40 歳以上からが健診とかの国の交付税等々の対象年齢としての位置づけとなりましたことから、当町では 40 歳以上にラインを引いていますが、若年の検診が必要である女性のがんですとか、それについては個々検討いたしまして、20 歳からと設けているものもあります。今後、成人の健診については、議員がおっしゃっていただきましたとおりことしまとめをして、今年度新しい計画、まくべつ健康 21 の2期計画を立てておりますので、その計画の中で、また検討していきたいと考えております。

再質問 4番 藤谷謹至

自分も若いころを考えますと、食生活というのは当然何か乱れるというか、ちょうどそのころ僕も結婚してから何か食生活がよくなったり、悪くなったり、何かバランスが悪いというか、太り出す傾向にあると思うのです。結婚している、結婚していないで、これまた違うと思うのですけれども、若年層で独身の方は、食生活というのは、多分乱れがちで、若いからといって、もうある程度健康には自信があると、それが年を重ねるごとに急に悪くなってしまうという傾向があるのだと思うのです。本町においても、若いうちからなるべく健診を受けるような施策というのが必要ではないかと感じているところでございます。次に、3番目の健康相談・健康づくり出前講座の利用者数の現状とスポーツ・健康講座との連携についてということでございますけれども、町長答弁の中で、教育委員会とも連携しながらいろいろやっているということがわかりました。これ、ぜひ連携して、続けていっていただきたいと思います。その中で、最近、新聞に札内支所で窓口の週1回の夜間営業ということが出ていました。夜間、休日納税相談窓口の開設ということもホームページに載ってございまして、だんだん住民利用者の利便性を考える中で、平日ご利用できない人のために、夜間利用という傾向が本町でも起こってきているのかなというふうに感じております。その中で、出前講座、健康相談というのは、月曜日から金曜日、9時から5時ですか、あと祝日とか休みということで、ホームページの案内には記載されていると思うのですけれども、利用者の利便性を考えて、札内支所では新聞でいろいろ利用者がふえてきていると。多分、この納税相談窓口の土日の開設によっても、利用者は当然ふえるのだろうなというふうに思ってございます。健康相談、健康づくり出前講座の関係では、利用時間変更ということは考えているのか、お伺いをしたいと思います。

答弁 保健課長 境谷美智子(保健課長は2014年3月まで)

出前講座の相談については、ちょっとあれですが、出前講座として保健部門で行くものについては、対象者の方のご希望があれば、土曜日、日曜日、夜間ということで、昨年度も、この中で土日行かせていただいているものが4件ございます。そこは、ご相談いただいて、ただ平日もできるけれども、日曜日に来てというのはちょっとあれなのですが、この日に合わせてやりたいというところをお互いに相談させていただきながら、そこはお相手の利便性も考えさせていただいております。教育委員会も同じように希望があれば対応させていただいているということでございました。

再質問 4番 藤谷謹至

その出前講座の募集案内がホームページに出ているのですけれども、その中で、もうがちっとした感じで月から金、こういうふうにここですよというふうに記載されているものですから、なかなか相談して変更できるものかと、相談して初めてそういうこともできますよというふうな形だと思うのですけれども、時間帯等は、担当課に相談してくださいとか、その程度のことを書いてもいいのではないかなと思うのですけれども、いかがですか。

答弁 企画室長 伊藤博明(企画室長は2014年12月まで)

確かに出前講座につきましては、5人以上の方々がお集まりいただく、それは当然1人、2人で町の職員が職務として伺うというのは、なかなか経費対効果という点もございますので5人以上という。それから、時間についても、今、藤谷議員おっしゃられたような原則として記載をさせていただいております。出前講座につきましては、公区長会議の席などでもご説明させていただいておりますけれども、実際には、先ほど保健課長が答えましたように、土曜日ですとか、日曜日ですとか、どうしても老人クラブの集会が土曜日にあるとか、それから地域の公区の総会が土曜日にあるですとか、そういうときには伺っています。ですから、その辺の表記の仕方、今後考えてまいりたいと考えております。

再質問 4番 藤谷謹至

わかりました。健康相談、健康づくりということで、自分、忠類村時代記憶があるのですけれども、体育の日というのが全国的に 10 月 10 日であったときなのですけれども、体力測定と一緒に脈拍測定とか血圧測定、一緒にやった記憶が何かあるのです。そのころの体力づくりとしては、今になったら古いというか、古いのでだんだんなくなっていったのでしょうけれども、踏み台昇降とか反復横跳びとか、いろんな器具を使ってやった体力測定というのが記憶にあるのですけれども、教育委員会と連携しながらいろんなことをやっているという話でございました。健康増進のために町民が集まって健康づくりをするような幕別健康増進の日とか健康まつりとか、そういうことも考えてはいかがかなと思うのですけれども、いかがですか。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

健康まつりというような名前で、今まで民生委員さん方とか、ふれあいまつりだとか、いろんな名前は変わりますけれども、そうした健康を混ぜて、血圧はもちろんですけれども、いろんな器具を導入して、来ていただいた方にその場で測定をしていただくという。そして、もちろん保健師やいろんな方がその場にいて相談を受けると、そういったことはやっておりますけども、ただ大々的にグラウンドを使ったような中で大きく住民の皆さんに集まってもらって体育にかかわる、健康増進にかかわる大きな行事というのはないのかなと。忠類では、今でもふるさと運動会なんかありますけれども、幕別は昔体育の日は、どちらかというとマラソン大会だとか、そういった行事はやっておりましたけれども、今後考えていかなければならない問題であろうかなというふうには思っております。

再質問 4番 藤谷謹至

いろいろ先ほどからも言っているようにアイデアを出してやっていっていただきたいと思います。4点目の幕別町におけるジェネリック医薬品普及の取り組みと医療費抑制策についてでございます。町長の答弁によりますと、ジェネリック医薬品は本町では5割程度は転嫁されていると。これ結構高い数字だなと初めて思ったわけなのですけれども、ここに至るまでジェネリック医薬品の周知というのは、特にされていないような気はするのです。その辺いかがですか。

答弁 民生部長 川瀬俊彦(民生部長は2015年3月まで)

ジェネリック医薬品の啓蒙といいましょうか、そういうことにつきましては、町の広報等に出したりとか、またパンフレット等の配布とか、そのような形でやっております。今の幕別全体といいましょうか、十勝全体で、このジェネリックの取り組みは、全国的に比較しますと進んでいるほうだというふうにお聞きしております。5割ぐらいの普及というのは、これジェネリック医薬品にできない薬、まだそこまでいっていない薬が約3割ぐらい、そして残りの7割ぐらいが転換できる薬。その7割ぐらいのうち半分ぐらいは、既に幕別町ではジェネリックで使われていると。ということで、可能な薬のうち約半分ぐらいはジェネリックに使われているということであります。これ全国的に見ますと、全国的には 24%ぐらいの使用率だというふうに私お聞きしておりますので、幕別町としては進んでいるほうだなと、そのように理解しております。なぜ進んだかということにつきましては、さっき前段申し上げましたように、十勝全体の薬局とか、またそういう医療機関とか、比較的ジェネリックに対する理解が深いといいましょうか、協力が他の地域よりも強いということで普及が進んでいるものと、そういうふうに理解しております。

再質問 4番 藤谷謹至

平成 18 年の9月に元議員の中野議員が一般質問の中でジェネリック医薬品の普及について質問がありました。その中の町長答弁では、医療用医薬品については、医師と患者が相談して、症状、体質、体調等に応じて処方するものであり、町から医療機関へのジェネリック医薬品使用の働きがけをすることは難しい面があると、18 年当時、そういうふうな答弁でございます。十勝管内では、病院に行ったら目にするわけなのですけれども、自分も病院に行って、積極的にジェネリックにしてくださいというのは、なかなか言えない部分もあると思うのです。住民の皆さんもそうだと思うのですけども、ジェネリック医薬品にしてくださいという何かカードが、たしかあるというふうに聞いているのですけれども、そのカードのほう、幕別町で病院に行くとき幕別町のジェネリックカードにしてくださいよというカードを提出すれば、医師と相談してながらできると、そういうふうな仕組みは考えておられないのか。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

町自体で、町内の嘱託医師の方々と相談した、あるいはこれから相談して、そういう方向に進むというようなことは今のところないのですけれども、私なんかも病院へ行きますと、病院の壁に、病院側が出しているのだろうと思いますけれども、医療費を軽減するためにジェネリック薬品を使いましょうとか、使ってはどうですかというようなことは、きっと医院単位といいますか、病院単位でそういうものを出しているのではないかなというふうに思っております。他町村もそういう事例があるかどうかわかりませんけれども、今お話ありましたカードを町が発行するというようなことは、今現在はやっておりません。

再質問 4番 藤谷謹至

このジェネリックの医薬品に取り組む先進事例というか、広島県呉市というところで、ジェネリック医薬品に係る差額通知事業を行ったという事例がございます。平成 20 年度からジェネリック医薬品の普及事業に取り組み、病院と医療機関にかかった市民に家計に優しいお薬を紹介しますよという通知を送付して、ジェネリック医薬品を使用した場合に自己負担額は幾ら減るか、明確にわかる資料を届けるサービスを始めました。また、ことし3月からは、帯広市においても差額通知を開始したと新聞等で報道されております。帯広市の対象者は、慢性疾患で薬剤の処方を受けている人で、対象者には個別に通知が届く仕組みであります。帯広市は、平成 23 年の 11 月から昨年の 12 月まで人間ドックを受けた人の一部に対しても試行的に差額通知を行っていたと。特定健診の未受診者対策や糖尿病予防対策、医療費の削減策にもつながるものというふうに考えます。これ、システムづくりとか、コストとか、費用対効果とか、いろいろ考慮する部分はあるとは思いますけれども、町長の考えをお聞きしたい。

答弁 副町長 高橋平明(副町長は2015年3月まで)

今ご紹介いただきましたようにジェネリック医薬品を使うことによって医療費抑制につながります。この医療費抑制が一番大事な私どもの課題であるというふうに考えておりますので、医療費抑制につながるようないろんな事例も研究させていただいて、できるものから実行していきたいというように考えておりますので、皆様方のご理解もいただきたいというように思っております。

再質問 4番 藤谷謹至

わかりました。ただ、幕別町がジェネリック医薬品の普及率が高いということが、今、何もしていない状況で高いということが、何か不思議な気もしますけれども、ことし国保税の納付書と一緒に国民保険税についてという印刷物が入ってございました。最後のほうに医療費抑制に対する取り組みについてということで、3点、その中でジェネリック医薬品の利用促進ということで、ジェネリック医薬品は新薬に比べ、一般的にも安価であるため、現在お使いの医薬品をジェネリック医薬品に切りかえることで薬代を減らすことができますと。ジェネリック医薬品をご希望の際は、必ず医師、薬剤師にご相談くださいと、そういうふうに案内がされております。どうせならこれと一緒にパンフレット、ジェネリックの説明書も入れたらどうかと。さらに、先ほど言ったようにジェネリック医薬品の提示カード、何か国で推進して、国保連とか団体で、たしかやっているということをちらっと見た記憶があるのですけれども、その辺も調べていただいて、医療費削減につなげていっていただきたいと思います。国の施策によって、いろいろ変わる問題で、最近道新では国保料猿払が最高額とか、いろんな部分で国保料のことが出ていますし、国は高齢者、赤で支払いがふえ、毎年 3,000 億円以上の赤字、国民会議は、国保財政を立て直すために運営主体を広域化して、都道府県単位に再編する方針で一致している。国のほうも地方、特に小さい地方が大変だということで、運営主体を都道府県に移管したいのですけれども、赤字体質のものをそのまま引き継げないものだから、いろいろもめていると。要するに、国のほうの財源投入というのは、これ必要なことだというふうに思います。さらに TPP で医療制度がどういうふうになるかわからないということで、ここ数年どういうふうに劇的に何か変わる、さらに医療費が高額になるという可能性も秘めてございますので、万事に応じて町民の健康を守るために幕別町のほうでもいろいろ工夫しながら、先ほどから言っておりますようにアイデアを出して、いろいろやっていただきたいと思います。以上で、質問を終わります。

出典:幕別町議会 平成25年第2回定例会 2013年6月12日 議事録 PDF(64ページ) 間違いを知らせる