深川市議会 令和7年第3回定例会 2025年9月10日
避難所に保管されている備蓄品について
2025年9月10日、深川市議会の一般質問で、村上誠議員が「避難所に保管されている備蓄品について」質問し、市長 田中昌幸が答弁しました。
- 質問者
- 村上誠 議員
- 答弁者
- 市長 田中昌幸
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 4番 村上誠
二つ目の質問にまいります。避難所に保管されている備蓄品についてであります。近年、大雨による洪水が多発しております。8月10日から11日にかけて降り続いた大雨により、熊本、福岡では、死者3人、行方不明4人の災害が発生いたしました。道内におきましても、8月17日、天塩町や幌延町で、同じく26日から27日にかけて豊富町で観測史上最大の降雨を記録いたしました。被災された方々に心からお見舞い申し上げます。先々月の7月30日に厚生文教常任委員会において視察させていただきました子育て支援センターでは、併設の新中央保育園と共に毎月避難訓練を行っているということでありました。子供たちを預かる施設として対策がしっかりなされていると感じました。この施設は、市の一時避難所に指定されておりますが、災害時の備蓄品については何も保管されていないということでありました。一時的な避難場所という位置づけですので、備蓄品等は置いていないのかもしれませんが、市のハザードマップを見ますと、この施設は洪水発生時に浸水深が0.5メートル以上、3.0メートル未満と見込まれている場所にありますので心配な面もあります。深川市には、32か所の指定避難所、16か所の一時避難所、10か所の福祉避難所がありますが、備蓄品の置いてある避難所は市内に何か所あるのか。また、その避難所にはどのような備蓄品がどの程度置かれているのか。これについては市民も知っておく必要があると思いますので、質問の一つ目としてお尋ねいたします。これら避難所の多くが市内中心部にあります。ハザードマップでは、市内中心部はほとんど水につかる可能性があると示されております。もし大規模な浸水が発生した場合、備蓄品が置かれている施設から避難所へ物資を運ぶことはできるのでしょうか。市の地域防災計画令和7年度版における輸送計画では、人員の移送、資機材・物資は、まず車両等によって輸送。それが困難な場合は、鉄道、人力、ヘリコプター、舟艇、これは船ですけれども、これによるとされております。ヘリコプターや舟艇は自衛隊を想定しているのでしょうか。物資を人力で運ぶ場合、集積地から避難所まで運べるような距離なのかも疑問であります。また、食料については、JAきたそらちにある低温倉庫内に備蓄されておりますけれども、低温倉庫のあるメム10号山3線付近も0.5メートル以上3メートル未満の浸水域に含まれております。このような点から見ても、食料品や備蓄品は分散して保管する必要があるのではないかと思いますが、市の考えを伺います。
答弁 市長 田中昌幸
議員の指摘もございましたが、今年も多くの災害が発生しておりまして、被災された方々に心からお見舞い申し上げたいと思います。避難所に保管されている備蓄品について2点の質問をいただきましたが、一括してお答えさせていただきたいと思います。まず、避難所に保管されております発電機等の備品、備蓄品につきましては、災害発生時に避難所で備蓄品を直ちに活用できるよう分散保管することとして配置を進めておりまして、主なものを申し上げますと、発電機につきましては全小中学校やコミュニティセンターなど22か所に、ジェットヒーターを全小中学校8か所に、段ボールベッドを全小中学校やコミュニティセンター等15か所に保管しているところであります。次に、備蓄食料品につきましては、賞味期限のある食料品を一元管理することを目的として、きたそらち農業協同組合が管理しております低温倉庫内の深川市防災備蓄保管庫に保管することを基本としておりますが、村上議員御指摘のとおり、防災備蓄倉庫は浸水深が0.5メートルから3メートルの区域に位置しておりますことから、使用頻度や保存期間などに応じて分散保管の考え方を取り入れて保管しております。分散保管している食料品といたしましては、レトルトカレーや保存パン等の一部を市役所、市立病院、深川消防署に保管しているほか、比較的使用頻度が高く保存期間が長い飲料水については、防災備蓄倉庫から遠距離にあります納内、多度志、音江地区の一部指定避難所に備蓄しております。また、令和6年度には25年の長期保存が可能な食品を購入しましたので、音江公民館に300食分を保管しております。なお、災害発生時には、各指定避難所で必要となる食料品を防災備蓄倉庫などから様々な輸送手段を用いて分配することとしておりまして、輸送計画におけるヘリコプターについては北海道消防防災ヘリコプターまたは自衛隊を想定しており、舟艇輸送、船による輸送については消防署への要請を想定しているものであります。いずれにいたしましても、各避難所において、避難者数に応じた備蓄品を配置することは大変重要なことであると考えておりますが、保存期限のある商品の管理や効率的な避難所への輸送方法、避難所における備蓄品の保管スペースなどの課題もありますので、最適な備蓄品の配置や市民周知について、今後さらに研究してまいりたいと考えております。