深川市議会 令和7年第3回定例会 2025年9月10日
輸出用米、加工用米、飼料用米等の安定供給
2025年9月10日、深川市議会の一般質問で、村上誠議員が「輸出用米、加工用米、飼料用米等の安定供給」について質問し、市長 田中昌幸が答弁しました。
- 質問者
- 村上誠 議員
- 答弁者
- 市長 田中昌幸
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 4番 村上誠
朝晩は大分涼しくなりましたけれども、日中はまだまだ暑い日が続いております。市役所へ来る途中の田んぼを見ますと、刈り終えた稲の株から新たな芽が成長していて、一面緑色になっているのを見かけます。これも気温が高く、土壌水分が多いためなのでしょうか。今年の夏の高温の影響により稲の生育が進み、今もう既に収穫の最盛期を迎えております。私のところもゆめぴりか、ななつぼしの収穫が昨日で終わりましたが、例年より1週間は早いです。収量は、稲を刈る前はぱっと見ありそうな姿をしていたのですけれども、刈ってみるとそうでもないといったところで、ゆめぴりかについては平年並み、ななつぼしについてはまだ結果は返ってきておりませんけれども、平年作ぐらいあるだろうと期待しているところであります。去年、今年と米価高騰が続いていることから、農家もやっと設備投資へかじが切れるのではないでしょうか。消費者の皆さんには大変申し訳ありませんが、農家も今まで我慢してきたところですので、理解いただきたいというところではありますけれども、やはり米価が少し高過ぎるようには感じておるところであります。では、通告に従いまして一般質問させていただきます。一つ目は、輸出用米、加工用米、飼料用米等の安定供給についてであります。本年度の米の概算金は、新聞等で報道されておりますように、多くの農協が1俵2万4,000円から3万2,000円程度に設定しているようでありまして、昨年に比べて大きく増加しております。需要量と生産量の見込み違いから令和の米騒動が起こり、いまだに収拾のめどが立っておりません。米増産のかけ声の下、令和7年度の国内における主食用米の作付意向面積が6月末現在において全国で136.7万ヘクタール、前年に比べて10.4万ヘクタールの大幅な増となっております。これに対し、加工用、輸出用、米粉用、飼料用米及びWCS米についてはいずれも減少しております。特に飼料用米が全国で4.9万ヘクタール減少しているところが一番顕著であります。そこで最初の質問としまして、深川市内における作付面積がこの価格高騰下でどう推移しているのか伺います。深川市の第9次農業振興計画では、主食用米を主とした需要に応じた輸出用米、加工用米及び飼料用米等の生産を推進するとなっております。しかし、主食用米が余ったから輸出用米や加工用米へ振り替えますというのでは買手もつかなくなってしまうのではないでしょうか。今後数年は主食用米の市場への供給量を備蓄米の買上げや売渡し、売り戻しで調整していくのでしょうが、いずれまた供給過剰のときがやってくるように思います。ですので、輸出用米、加工用米等の販売先確保のために、安定した量を供給するしっかりとした体制をつくっておく必要があると考えますけれども、市の考えをお聞かせください。
答弁 市長 田中昌幸
輸出用米、加工用米、飼料用米等の安定供給についてお答えいたします。初めに、1点目の市内輸出用米、加工用米、飼料用米等の作付面積の推移についてでありますが、令和5年産からの推移を主食用米も含めて、それぞれ5年産、6年産、7年産につきましては5月現在でありますが、順にし上げますと、輸出用米は259ヘクタール、212ヘクタール、75ヘクタール、加工用米は102ヘクタール、143ヘクタール、144ヘクタール、飼料用米は、111ヘクタール、74ヘクタール、52ヘクタール、主食用米については、4,464ヘクタール、4,468ヘクタール、4,760ヘクタールとなっております。この中で、輸出用米と飼料用米が大きく減少しておりますが、これは北海道農業再生協議会水田部会において、本年4月下旬に政府備蓄米の放出に伴う買い戻し予定分が、北海道米の安定供給に影響を及ぼす懸念があるとして、令和7年産の主食用米の目安を全道分で3,000ヘクタール、うち深川市分は173ヘクタール急遽追加されたことに伴い、本市においても主食用米の追加を取り進めてきたところでありますが、既にうるち米の種もみの在庫余力がなく、追加供給できない状況にありましたことから、輸出用米などの水田活用米穀から主食用米への振替が基本となったことが要因となっているものであります。次に、2点目の主食用以外の米を安定供給する体制づくりの必要性について、市の考えについてですが、本年産におきましては、先ほどお答えさせていただきましたように、種子の種もみの供給を要因として主食用米への振替に伴い、輸出用米や飼料用米が減少しておりますが、本市といたしましては、村上議員が指摘のとおり、主食用米を主としながら、これまでの取組により需要が高まっている輸出用米や飼料用米等の安定供給についても大変重要であると考えております。このため、主食用米の価格が高騰している中ではありますが、産地交付金の有効活用などにより輸出用米や飼料用米などの計画的な作付、販売につながるよう、JAきたそらちなどと十分連携してまいりたいと考えております。