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深川市議会 令和7年第2回定例会 2025年6月17日

二地域居住の推進

2025年6月17日、深川市議会の一般質問で、伊藤美恵子議員が「二地域居住の推進」について質問し、企画総務部長 佐藤秀樹が答弁しました。

質問者
伊藤美恵子 議員
答弁者
企画総務部長 佐藤秀樹

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 1番 伊藤美恵子

次の質問に移ります。二地域居住の推進についてです。都市と地方にそれぞれ拠点を持ち、自由に行き来して生活する二地域居住について、関心を寄せる方が増えてきています。国土交通省が2022年8月にインターネットで行った二地域居住に関するアンケートでは、ぜひ二地域居住を行いたい、または今後行う予定と回答した方や、条件が許せば二地域居住を行いたいと回答した方など、二地域居住に関心を持っている方は27.9%となっていました。また、総務省の別の調査では、20代の地方移住への関心は、2020年は39%だったのに対し、2023年は45%に上昇しています。このような状況の中、二地域居住の推進を通じて、地方への流れを創出・拡大するための広域的地域活性化のための基盤整備に関する法律の一部を改正する法律が2024年5月に成立しました。この法改正は、地方の急速な人口減少や少子高齢化に伴う地域課題に向け、二地域居住の推進を通して、地方への人の流れの創出・拡大を図り、地方創生につなげようとするものです。国が二地域居住を推進する背景には、全国的な人口減少があります。地方への移住政策だけでは、自治体間でのパイの奪い合いになり、全ての地域で人口を増やすことはできません。二地域居住をする方に地方で生活する期間、様々な役割を担っていただくことで、持続可能な地域づくりを目指すとしており、地方活性化の鍵として期待しています。6月3日に開催された地方創生に関する有識者会議では、今後10年間の指針となる基本構想案に、ふるさと住民として登録する制度を創設し、関係人口を増やしていくことが盛り込まれました。ふるさと住民として登録することによって、二地域居住やボランティア、副業などが広がり、地域の担い手確保と地域経済の活性化につなげたいとするものです。コロナ禍を経て、働き方や居住場所の選択など、価値観が大きく変わりました。ICT技術の進展でテレワークが進んだことも二地域居住を後押ししています。ここで質問させていただきます。改正広域的地域活性化基盤整備法の施行後、都道府県の計画と整合性を取りつつ、各市町村が推進計画を策定することで、国の支援を受けられるようになりましたが、二地域居住のための施策を進めていくことについて、市の見解をお伺いします。

答弁 企画総務部長 佐藤秀樹

二地域居住の推進についてお答えいたします。二地域居住につきましては、主な生活拠点とは別に特定の地域にもう一つの生活拠点を設け、柔軟に行き来しながら暮らすライフスタイルで、東京一極集中の是正や地方への人の流れを生むことにより、地域の担い手確保や消費等の需要創出、新たなビジネスや雇用の創出、関係人口の創出・拡大などが期待されるとして、国において地方創生の重要な柱となっているところであります。議員の質問にもありましたとおり、より一層の二地域居住の推進に向け、令和6年11月に改正広域的地域活性化基盤整備法が施行されております。これは二地域居住の普及・定着を通じた地方への人の流れの創出・拡大による地域活性化を目的としたもので、この法改正により、市町村は都道府県の整備計画と整合性を図りながら、特定居住促進計画を策定することが可能となり、計画に基づいた住宅整備、コワーキングスペース、交流施設など、地域の実情を踏まえた居住環境等整備に対して支援する仕組みが創設されたほか、地域の空き家情報や仕事情報、地域活動などを一体的に提供する特定居住支援法人の指定制度や、自治体支援法人、地域住民などが連携して計画を推進する特定居住促進協議会の設置も制度化されたところであります。本市におきましては、従前から移住・定住に取り組み、これまで一定の成果を上げていること、また令和8年度にはまちなかに交流機能を持つ複合施設がオープンすることに加え、この特定居住促進計画がなくても活用できる補助メニューがあることなどから、現時点では新たに計画を策定する考えについては持っておりません。しかし、関係人口の拡大や移住促進事業を推進するに当たり必要となった際には、速やかに策定できるよう先進自治体などの事例を研究してまいりたいと考えております。また、ふるさと住民登録制度につきましては、地域外に居住しながら、地域に継続的に関わる方を登録できるもので、観光リピーター、ボランティア、副業などのほか、二地域居住も通じて、地域の担い手としての役割を果たしてもらうことを目的とし、関係人口の拡大に資するものとして、今後10年の地方創生の指針となる国の基本構想の中に盛り込まれております。国は、この制度の実行戦略を速やかに策定し、早期の本格始動を目指しているようでありますが、現時点では詳細について具体的な内容が示されておりませんので、今後示される制度設計の内容や他自治体の先進事例を注視しながら、研究を進めてまいりたいと考えております。

出典:深川市議会 令和7年第2回定例会 2025年6月17日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる