深川市議会 令和7年第2回定例会 2025年6月17日
ごみ減量化と資源ごみ回収の推進
2025年6月17日、深川市議会の一般質問で、伊藤美恵子議員が「ごみ減量化と資源ごみ回収の推進」について質問し、副市長 宮森栄治が答弁しました。
- 質問者
- 伊藤美恵子 議員
- 答弁者
- 副市長 宮森栄治
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 1番 伊藤美恵子
市議会議員の任をいただいて、本日6月17日で丸2年となりました。今回の一般質問が任期折り返しの質問となります。この2年間、深川市では様々な出来事がありました。市役所新庁舎の完成、三番舘の撤退、JR留萌本線の廃止、拓殖大学北海道短期大学の学生募集停止など、当たり前にずっとあり続けると思っていたものが時代とともに大きく変化していく、そんな歴史のはざまで変化していく深川市を新たな視点を持って、新たなまちづくりに向けて市民の皆さんとともに邁進していかなければならないと気持ちを新たにさせていただいております。それでは、通告に従い一般質問させていただきます。ごみの減量化と資源ごみ回収の推進についてです。徳島県の山あいにある人口約1,200人の町、上勝町は、町内から出るごみをゼロにする目標を掲げ、2003年に日本で初めてゼロ・ウェイスト宣言を行った町です。ごみ収集車が走らない町としても有名な町で、町民が自ら町内に1か所あるごみ回収場にごみを持ち込み、13種類45品目に分別することで、焼却、埋立てごみをできるだけ減らし、リサイクル率80%以上を達成しています。環境省が発表した2025年の最新のデータによると、日本のリサイクル率は19.5%ですので、上勝町のリサイクル率80%以上という数字は驚異的な数値と言えます。本市では、資源ごみとして、空き瓶、空き缶、ペットボトル、白色トレー、新聞紙や段ボールなどの古紙、乾電池、蛍光灯を回収していますが、ごみの減量化、リサイクル率を向上させるためには、市民の皆さんの協力をいただきながら、さらなる取組が必要だと考えます。2013年4月に使用済小型電子機器等の再資源化の促進に関する法律が施行されました。小型家電リサイクル法と一般的に呼ばれている法律です。なぜ小型家電をリサイクルするのかというと、日本で1年間に使用済みとなる小型家電が65万トンにもなり、そのうちレアメタルと言われる有用な金属が28万トン含まれており、金額にすると844億円に上るとされているからです。小型家電リサイクル法が施行されてから、資源ごみとして無料回収する市町村が増えてきています。ホームページで道内35市の回収状況を調べてみましたところ、23市で資源ごみとして拠点回収していることが分かりました。この中には、残念ながら深川市は含まれていません。都市鉱山と言われる小型電気電子機器は、循環資源として利用が期待されながら、リサイクルされずに処分がされている状況です。また、小型家電と同様に、リサイクルが可能な古着や古布については、道内35市中、23市で資源ごみとして回収されています。このほか、粉ミルク缶など大型のスチール缶については、本市では燃やせないごみとして回収していますが、資源ごみとして回収してほしいという御意見を子育て中の市民の方からいただきました。子育て支援に力を入れている本市としては、粉ミルク缶の回収ボックスを設けて、無料で回収することは、子育て世帯への応援にもなるのではないかと思います。本市の一般廃棄物処理基本計画は、2013年3月に策定されてから12年が経過しています。この間、地球温暖化対策など市民の環境への関心の高まりや、循環型社会への取組が進む中で、市民のごみ処理に対する考えも変化してきていると思いますので、ごみの減量、資源化へのさらなる対策を進めるよう期待するところです。ここで質問させていただきます。1点目、過去5年間の本市のリサイクル率についてお伺いします。質問の2点目、小型家電、古着、大型スチール缶などを資源ごみとして回収することについて、本市ではオータムフェスタなどのイベントでの回収を行っているものもありますが、通年で資源ごみとして拠点回収等を行う考えについてお伺いします。質問の3点目、現在生ごみの排出を抑制するため、コンポスト容器の購入助成を行っていますが、北海道内でも購入助成が進んできている電動生ごみ処理機の購入に対しても助成を行う考えについてお伺いします。質問の4点目、ごみの減量や資源化に対する市民の関心を高めるため、市民が日頃から取り組んでいるごみを減らすためのアイデアを募集し、ホームページや広報紙で紹介することができないかお伺いします。
答弁 副市長 宮森栄治
ごみ減量化と資源ごみ回収の推進についてお答えいたします。1点目の本市における過去5年間のリサイクル率についてです。北空知衛生センター組合に搬入された1市4町のごみ総処理量の割合を基に資源ごみを案分して申し上げますと、令和2年度が19.3%、3年度が18.7%、4年度が18.9%、5年度が18.1%、6年度が17.4%となっておりまして、全国のリサイクル率と同様に減少傾向で推移しております。次に、2点目の小型家電、古着、大型スチール缶などを資源ごみとして拠点回収を行う考えについてです。最初に、資源ごみの回収・処理状況について少し申し上げさせていただきますと、本市では現在、深川市ごみ処理基本計画に基づき、6分別14種類のごみの分別収集を行っており、小型家電、大型スチール缶は燃やせないごみとして、また古着などの衣類は燃やせるごみとして通年で収集を行っているところです。ちなみに燃やせないごみの収集後につきましては、北空知衛生センター組合で手選別による分別を行っており、小型家電、大型スチール缶については、可能な限りリサイクル資源として処理されております。また、分別収集以外の取組といたしましては、議員も述べられておりましたけれども、深川市環境衛生協会主催のオータムリサイクルフェアにおいて、古着などの衣類を無料で回収し、その後、民間事業者によって資源化されている状況にあります。そこで、伊藤議員から御提案のありました拠点回収についてですか、実施する場合には、回収場所の選定をはじめ、効率的な回収頻度の確保や廃棄物処理施設への運搬方法、回収場所における安全性の配慮などの課題があります。また、既存の分別収集に新たな分別区分を加えるといった方法の場合には、効率的な収集体制、運搬方法の見直しや収集に係るコストの増加、搬入先の北空知衛生センター組合で一時保管場所を確保するための施設改修などが課題となります。さらには、北空知衛生センター組合では、北空知4町の廃棄物も含めごみ処理を行っておりますことから、北空知4町との協議や調整も必要となるところです。このように現状整理しなければならない課題が多い状況にありますことから、まずは先行して実施している他自治体の取組について、調査研究してまいりたいと考えております。次に、3点目の電動生ごみ処理機の購入助成を行う考えについてです。本市では、現在生ごみの減量化を図るため、各家庭から出る生ごみを土と混ぜて堆肥化する容器、いわゆるコンポストの購入に対する助成事業は行っておりますが、電動生ごみ処理機については助成の対象外としております。調べてみますと、電動生ごみ処理機には、屋内で使用できる機器もあり、その利便性や処理能力の高さから、一定の需要が想定され、助成対象とした場合には、市民の皆さんにとって選択肢が増え、より生ごみの減量化や堆肥化によるリサイクル意識の向上が期待されるところでもありますので、助成に対する財源確保を含め、今後検討していきたいと考えております。最後に、4点目のごみを減らすためのアイデアを市民から募集する取組についてです。本市では、これまでもごみのリデュース、リユース、リサイクル、いわゆる3Rについて、広報紙やホームページによる情報発信や生涯学習出前講座による市民周知・啓発に努めております。また、深川市環境衛生協会による啓発イベントのほか、昨年2月に連携協定を締結しましたサントリーホールディングス株式会社による市内小学校児童に対するリサイクル啓発事業など、様々な啓発活動にも協力しているところです。本市といたしましては、今後もこうした取組を継続、充実していくことが重要と考えており、その中で伊藤議員からの御提案の趣旨も踏まえさせていただきながら、市民の皆さんにごみの減量や資源化に対する意識がさらに浸透するよう取り組んでまいります。
再質問 1番 伊藤美恵子
1点だけ再質問させていただきます。2点目の小型家電、古着、大型スチール缶などを資源ごみとして回収する考えについて伺いましたが、現在、北空知衛生センターでは手選別で分別し、小型家電やスチール缶については可能な限り資源として処理しているという答弁でしたが、市民の皆さんの立場に立てば、燃やせるごみか燃やせないごみで収集されていますので、資源化はされていないと思っている方が多いのではないかと思います。資源化するのであれば、なぜ紙ごみとか、ペットボトルのように無料で回収できないのかという疑問が浮かぶのではないかと思います。今後ごみ処理手数料の改定などについて議論されることも考えられますが、課題が多くできないではなくて、市民の皆さんの負担を少しでも減らしていくためにも、できるところから始めていくという考えに立てないのかどうか、再度お伺いします。
答弁 副市長 宮森栄治
再質問にお答えさせていただきます。先ほどの答弁で小型家電等の資源ごみの回収方法として、拠点回収と分別収集があり、その実施する場合の課題について申し上げましたけれども、これらの取組につきましては、既に実施している自治体もありますので、その状況を調査し、課題解決の糸口などを研究した上で、すぐに対応できるものなのか、それとも対応に時間を要するものなのかなどを見極めてまいりたいと考えております。そのための調査研究のお時間をいただきたいと思います。