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深川市議会 令和6年第4回定例会 2024年12月9日

子育て世帯に寄り添った支援施策

2024年12月9日、深川市議会の一般質問で、伊藤美恵子議員が「子育て世帯に寄り添った支援施策」について質問し、市長 田中昌幸が答弁しました。

質問者
伊藤美恵子 議員
答弁者
市長 田中昌幸

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 1番 伊藤美恵子

2番目の質問に移ります。子育て世帯に寄り添った支援施策についてお伺いいたします。11月23日付の北海道新聞に「今年の赤ちゃん70万人割れか」という見出しで、今年の出生数に関する記事が掲載されていました。厚生労働省が公表した人口動態統計の速報値によりますと、今年1月から9月の出生数は、前年同期に比べて5.2%減少し、54万167人でした。このペースであれば、年間の出生数は昨年の72万7,000人を下回り、初めて70万人を割る公算が大きくなったと報じられています。コロナ禍で結婚する方が大幅に減り、価値観の多様化で未婚傾向が進んだことも影響していると言われていますが、加えて物価高などで子育てへの経済的な不安が高まったことも、出生数の減少に大きく影響していると思われます。人口減少社会を迎え、働き手や消費者が少なくなれば、企業や自治体サービスの維持が困難になるほか、医療や年金などの社会保障制度の維持ができなくなるなど、少子化は大きな社会問題となっています。政府は、2030年代に入るまでが少子化傾向を反転できるかどうかのラストチャンスであり、我が国の持てる力を総動員し、少子化対策と経済成長実現に不退転の決意で取り組まなければならないというメッセージを出していますが、児童手当や育児休業給付の拡充などで、次元の異なる少子化対策と言えるのかどうか、少子化に歯止めをかけることができるのか、疑問符がつくところです。本市においても、2016年では121人だった出生数が翌年の2017年には80人と急激に減少し、現在に至るまで少子化の傾向が続いています。少子化対策は、それぞれの地域の実情に合わせて、様々な施策を組み合わせ、子育て世代からは、このまちで子供を産み育てたいと思っていただけるような取組を続けていかなければならないと思いますし、地域住民の皆さんからは、子供は地域が元気になっていくための宝であると思っていただけるような情報発信を続けていかなければならないと思っております。ここで質問させていただきます。1点目、2019年から2023年までの過去5年間の出生数と合計特殊出生率の推移と今年の見込みについてお伺いします。質問の2点目、本市では妊娠・出産応援交付金、保育料の軽減、給食費の支援、子ども医療費の助成など、様々な少子化対策、子育て世帯へ独自の支援事業を実施していますが、現在行っている施策に対する自己評価と今後優先的に進めていくべき少子化対策、子育て世帯に寄り添った支援施策についてお伺いします。

答弁 市長 田中昌幸

子育て世帯に寄り添った支援施策について順次お答えします。1点目の出生数と合計特殊出生率の推移についてでありますが、暦年で年、出生数、合計特殊出生率の順でお答えいたします。まず、2019年が90人、1.37、2020年が84人、1.27、2021年が64人、1.02、2022年が68人、1.10、2023年が75人、1.28、そして今年2024年につきましては、現時点での見込みの数字になりますが、出生数が68人で合計特殊出生率は1.18となっております。続いて、質問の2点目、各種事業に対する自己評価と優先度についてであります。本市の少子化対策に係る取組につきましては、深川市まち・ひと・しごと創生総合戦略に基づき推進しておりますので、PDCAサイクルにより事業評価を行っておりますが、少子化対策につきましては、基本目標の3、結婚・出産・子育ての希望をかなえるに掲げておりまして、この項目の数値目標は合計特殊出生率1.50としております。昨年の合計特殊出生率が1.28でありましたので、数値目標に関しては達成していないという評価になりますが、それぞれの事業につきまして、利用者からは「とても助かった」「今後も継続してほしい」等のお声をいただいておりますし、昨年の合計特殊出生率については全国が1.20、北海道が1.06と過去最低値を記録する中、本市は1.28でしたので、全国的に少子化問題が深刻化する中においては一定の効果があったものと考えております。しかしながら、妊娠・出産応援交付金事業、いわゆるコウノトリ応援プランや保育料の軽減、高校生までの医療費無償化、給食費や副食費の軽減など、深川市の子育て支援は全国的に見てもトップレベルにあるにもかかわらず、その効果がいま一つ出し切れていないと感じております。この背景には、深川市の子育て支援制度について、始めたばかりの制度も含めまして、広く認知されていないことが挙げられます。このことを踏まえて、今後は住民認知度を上げていくための取組といたしまして、子育ての社会化を強化してまいります。子育ての社会化とは、子育てに社会全体で取り組むですとか、誰もが子育てに参加するというような意味でありますが、未来を担う子供たちがウエルビーイングで生活ができるこどもまんなか社会を実現するため、市民や企業、団体、地域が一丸となり、子育てを応援していく市民の意識を醸成していくものであります。こういった考えにつきましては、現在策定に向けて準備を進めております、こども・子育て条例(仮称)にも盛り込んでいきたいと考えております。なお、この条例の制定に向けては、11月に開催いたしました、市長×市職員×中高生タウンミーティングにおいて、学生の声を聴き、出された意見を条例に反映していくこととしておりますが、このような子供や若者の意見を施策に反映していく取組については、こどもまんなか社会の実現に向け、今後も継続する考えであります。こういった子育ての社会化を推進していくことで、本市が行う事業の効果や認知度も向上するものと考えておりますので、まずは現在実施しております子育て支援を維持・継続しつつ、施策全体について全庁的にプロモーションしていくことも必要と考えております。一方、住民ニーズは常に変化しており、多様化するニーズに応えることも必要でありますので、より効果的な事業展開や拡充についても、限られた財源の中で中長期的な目線に立ち、子育て世帯に寄り添った実効性のある事業となるよう真剣に検討してまいります。

出典:深川市議会 令和6年第4回定例会 2024年12月9日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる