深川市議会 令和6年第4回定例会 2024年12月9日
複合施設の設計
2024年12月9日、深川市議会の一般質問で、佐々木一夫議員が「複合施設の設計」について質問し、建設水道部長 藤井紀久也、教育部長 伊藤正志が答弁しました。
- 質問者
- 佐々木一夫 議員
- 答弁者
- 建設水道部長 藤井紀久也、教育部長 伊藤正志
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 6番 佐々木一夫
続きまして、4番目、複合施設設計のコスト意識について伺います。最初に言っておきたいのですけれども、深川市は人口減と高齢化進行が著しく、すなわち将来にわたっての大幅な税収減が想定される中、人口規模に比して多いと思われる公共施設の建設コスト、維持管理コストの低減に努めるべきだと思いますし、新しい施設を造るなら、それに倍する施設の整理、公共施設の統合整理を進めるべきだとの考えに基づいて質問させていただきます。1点目、地方債の1人当たり残高が今は123万円ぐらいあるはずです。全国的に見ても高いほうでありますし、人口減少と高齢化率が進むこれからの深川市にとって、建設及び維持管理コストの低減は絶対的に必要なことと思います。外壁はガルバリウム鋼板を基本としているが、1階外壁の土塗り壁の比較コストと耐久性、修復年次及び2階以上の外壁のカラマツ材の比較コストと耐久性、修復年次サイクル及び改修コストを伺います。2点目、内装、それから設備等、最も高額となるはずの多目的ホールの必要性、経済センターホール及び生きがい文化センターホールとの整合性と維持管理思想について伺います。
答弁 建設水道部長 藤井紀久也
複合施設の設計について、2点質問いただきましたが、私からは1点目の外装材の土壁とカラマツ材に関する質問についてお答えします。初めに、コストの比較としましては、それぞれの外装材をガルバリウム鋼板に置き換えた場合と捉えお答えしますが、基本設計の平米当たり単価に使用面積を乗じた額での比較では、土壁が概算で約200万円の増加となります。また、カラマツ材は、ガルバリウム鋼板と置き換えが可能な範囲で比較しますと、約150万円の増加となります。次に、耐久性に関しましては、土壁は雨などが直接当たらないひさしの下での採用となり、カラマツ材は北欧で開発された高温乾燥処理技術であるサーモウッド処理を施しておりますので、いずれも長期間のメンテナンスを行わなくても性能は保たれるとされております。一方、ガルバリウム鋼板につきましても、同様に長期間メンテナンスフリーと言われておりますので、耐久性や修復年次、ランニングコストなどに大きな違いはないものと考えております。なお、今回、土壁や木材を外装材として採用したのは、外観については市民の関心が高く、「深川の顔にふさわしい外観」など多数の意見をいただいております。質問にありましたコストも十分重要であると認識しておりますが、このような市民の意見を踏まえ、基本方針の一つである「誇りと愛着を感じるまちの顔となる施設」に基づき、コストを含め、意匠性や環境性など様々な要素を総合的に勘案して決定したところであります。
答弁 教育部長 伊藤正志
私からは2点目の多目的ホールの必要性などについてお答えさせていただきます。複合施設の多目的ホールは、関係機関・団体などからの設置を望む意見なども検討した結果、現在の中央公民館で利用されているような吹奏楽やダンスなどのサークル活動をはじめ、様々な学びや交流など、多目的な利用を可能とする施設として、常設ステージのほか、音響、照明設備を備えた施設として設置することといたしました。また、多目的ホールは、生きがい文化センターや経済センターのホールとは、施設の設置目的のほか、床材や防音対策などサークルからの意見なども取り入れながら、その仕様や機能を明確に区別した上で設置の判断をしたものでございます。なお、各社会教育施設につきましては、令和5年第4回定例会での一般質問でお答えしておりますが、適切な規模、機能、係る財源の確保など、その在り方などについては検討していくことが必要であると考えているところでございます。
再質問 6番 佐々木一夫
再質問いたします。1点目、ガルバリウム鋼板は、もらいさびや焼付け塗装保護等の対策をしていれば、耐用30年以上の実績としてあると思います。サーモウッド処理、220度の高温処理工法だと思いますが、北欧での実績があるとは聞き及びますが、北欧と日本の気候は違いますし、日本のほうが高温多湿と思います。その実績保証はどのようにされているのでしょうか。国及び学会等公的機関による保証でしょうか。それとも防水工事のように数十年間の保証書の提出でしょうか。いずれにせよ、官庁は実績主義であり、一定の実績保証のないものは採用しない考えであったと思いますが、それは変わったのでしょうか。外装木材については、いわゆる隈研吾現象も全国で起きており、慎重に考えるべきで、わざわざコストの高いものを使う必要があるのでしょうか、それを伺いたいと思います。2点目、施設の設置目的だの面積、機能だのという話がありますが、そういった机上の話ではなくて、実際上の話をしています。要望があっても、吹奏楽やダンスなら、向かいの経済センターでもできます。また、演奏を本格的にというのであれば、「み・らい」が舞台になります。経費を考えれば、ここに天井高5メートルを超える照明、音響、そして内装に費用をかけた多目的ホールが必要なのですかという質問ですので、その点についてお答えください。また、生きがい文化センターのホールは閉鎖していますけれども、同じ社会教育施設の同じ用途室の整理が必要だと思いますし、そうでないと管理運営施設が増えるだけです。それを整理しないままホールを造るのはおかしいのではないのかということで再質問させていただきます。
答弁 建設水道部長 藤井紀久也
再質問にお答えいたします。まず、ガルバリウム鋼板は長期の実績があって、サーモウッド処理については実績がないのではないかというような質問の趣旨かと思いますけれども、サーモウッド処理につきましては、20年以上前、北欧のフィンランドで開発された技術でありまして、その後、日本の樹種にも対応が可能だということから、外装木材としての採用が進んでおります。主な特徴としましては、佐々木議員からも説明ありましたが、高温乾燥処理により、木材の水分を限りなく減少させ、木材の寸法変化を抑え、反りや腐食、割れなどを発生しにくくさせ、さらに建設後も吸水がほぼないということです。そういうことから、長期にわたり高い耐久性を持つ材料とされております。このように耐久性が上がったことから、近年、国内、道内でも公共建築物や商業施設、駅舎、教育施設など、多数の使用実績があると伺っております。道内では、共和町の生涯学習センター、夕張市のこども園、そのようなところでも使用実績があるといったところです。あと、この性能についての品質規格といいますか、そういう部分につきましては、上がってきたところの品質証明などで確認させていただきたいと思います。
答弁 教育部長 伊藤正志
再質問にお答えいたします。まず、1点目の経済センターで演奏等は行えるのではないかということでございますが、まず経済センターにつきましては、多目的ホールに常設のステージが設置されていないこと、それから使用目的につきましても、地域の活性化や商工業の振興などという明確な目的がございますので、その点につきましてもやはり経済センターでは、今行っております吹奏楽、舞踊、体操系のサークルの利用目的にそぐわないと考えているところでございますので、やはり複合施設において多目的ホールが必要であると教育委員会としては考えているところでございます。また、生きがい文化センターのホールにつきましては、その部分につきましても具体的な在り方、現時点では具体的にお示しするものはございませんが、今後においても十分検討してまいりたいと考えているところでございます。