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深川市議会 令和6年第4回定例会 2024年12月6日

エキノコックス症

2024年12月6日、深川市議会の一般質問で、新田旺議員が「エキノコックス症」について質問し、市民福祉部長 米澤弘美が答弁しました。

質問者
新田旺 議員
答弁者
市民福祉部長 米澤弘美

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 2番 新田旺

私、口下手でございますので、早速ではございますが、一般質問させていただきます。初めに、エキノコックス症の取組についてです。深川市内で車を運転していると、キツネが道路を横切る光景をよく目にします。ぱっと見、かわいい姿ではありますが、エキノコックス症に感染するおそれがあるため、うかつに触ることができないことは皆さん御存じだと思います。市内に出没するキツネを見ていると、時々人間が与えたと思われる餌をくわえて道路を歩いていることもあり、それを見て不安に思ったことがあります。それは公園などで遊ぶ子供たちがエキノコックス症に感染する危険が高まっているのではないかということです。エキノコックス症は、感染してしまうと死亡してしまうリスクが高いことや、潜伏期間が5年から15年ほどと長いことから、子供の頃に感染し、それに気づかず大人になってから発症するといったケースが多い、非常に危険な寄生虫症です。深川市の子供たちがエキノコックス症に感染するリスクを減らす取組を今以上に行う必要があると私は思います。現在も市内のキツネ対策には取り組んでいると思いますが、キツネの感染状況を調査し、それに伴った駆虫薬の散布や、小中学校へエキノコックス症の危険性についてより一層の周知を行うなど、エキノコックス症を未然に防止する取組を行う必要があると思います。市のホームページも2016年3月あたりからエキノコックス症に関するページが更新されていないように思いますので、ホームページや公式LINEでの周知を再度行うべきと思い、質問させていただきます。1点目に、エキノコックス症の検診状況についてお伺いします。2点目に、小中学生へのキツネの危険性の周知と、今後の取組をお伺いします。3点目に、現在取り組んでいるキツネ対策についてお伺いします。最後に4点目に、キツネの感染状況を調査し、必要に応じて駆虫薬の散布を検討する必要があると思いますが、市の考えをお伺いします。

答弁 市民福祉部長 米澤弘美(市民福祉部長は2025年3月まで)

エキノコックス症について、4点の質問をいただきましたので、順次お答えいたします。初めに、エキノコックス症の対策につきましては、北海道が事務局となり、北海道エキノコックス症対策協議会が設置され、策定された北海道エキノコックス症対策実施要領に基づき、市町村が主体となり、北海道と連携して対策を実施していくこととなっております。1点目の検診の状況につきましては、市内各地域で実施しております集団健診におきまして、エキノコックス症の血液検査をオプションとして実施しておりますが、昨年度におきましては20人の方が受診され、全員陰性という結果になっているところであります。北海道の統計によりますと、深川保健所管内において実際にエキノコックス症を発症された方が令和元年に1人の報告がされておりますが、これまで本市で行ったエキノコックス症検診を受けた方で陽性となった方はいない状況であります。次に、2点目の小中学校の児童生徒への周知の取組についてであります。議員が御心配されております公園等の外遊びでの感染予防につきまして、雪解け後の適切な時期に教育委員会を通じて、手洗いの励行やキツネに触らないなどの注意喚起を児童生徒に対して啓発してまいりたいと考えております。3点目、現在の本市の対策についてであります。北海道の協議会で策定された実施要領では、衛生教育、検診等が、市町村が主体として取り組むべき事項として規定されております。衛生教育、いわゆる市民周知につきましては、毎年広報7月号でエキノコックス症の感染源、感染経路やその予防方法などについて啓発周知を行っております。また、検診につきましても、毎年広報4月号で周知を行い、エキノコックス症検診を実施しておりまして、それぞれ広報と併せて市ホームページにも同様の記事を掲載し、今後も継続して市民周知を図って、対策に取り組んでまいります。最後に、4点目のキツネの感染状況、駆虫薬散布についてであります。キツネの感染状況については、北海道において疫学調査として観測定点を設定し、市町村等から提供されたキツネの死体などの検体を解剖検査し、感染状況を把握する取組がなされており、直近での本市からの検体提供は行われておりませんが、道内のキツネの感染率はここ数年40%前後で推移している状況にあります。駆虫薬の散布につきましては、駆虫薬を混ぜた魚粉や油脂など、キツネが好む餌を敷地内に一定期間継続して散布することにより効果があるものとなっております。現状、地域において感染者が発生していない状況では、早急な対応の必要性があるとは考えておりませんが、今後の感染者の状況やキツネ出没頻度などの状況を見極め、対応を検討してまいりたいと考えております。

出典:深川市議会 令和6年第4回定例会 2024年12月6日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる