深川市議会 令和6年第4回定例会 2024年12月6日
消費生活の現状と取組状況
2024年12月6日、深川市議会の一般質問で、田畑陽美議員が「消費生活の現状と取組状況」について質問し、経済・地域振興部長 香川貴敬が答弁しました。
- 質問者
- 田畑陽美 議員
- 答弁者
- 経済・地域振興部長 香川貴敬
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 8番 田畑陽美
次の質問に入らせていただきます。消費生活の現状と取組状況についてお伺いいたします。令和4年第3回定例会の一般質問において、高齢者を対象とした消費者被害の防止についてや成年年齢の引下げによる若者に対する消費者被害の注意喚起など、被害防止のための本市の対応などについてお伺いし、情報発信や啓発活動、教育現場での消費者教育の取組に努めるなどの答弁をいただきました。この頃はコロナ禍における新しい生活様式の実践に伴い、消費者を取り巻く環境が大きく変化していた時期でもありましたが、現在は高齢化の進展やデジタル技術の革新により、消費者を取り巻く環境に著しい変化が生じてきていると言われています。消費者庁では、令和7年4月から12年3月までの第5期消費者基本計画の策定に向けて基本的方針を定めており、具体的にはデジタル社会における誰しもが不利益・不公正な取引にさらされる可能性に配慮した消費者利益の擁護、高齢化、孤独・孤立社会に対応した包括的な消費者支援の在り方、取引の普遍的な国際化への対応などの観点について、消費者等の当事者の声を聞いた上で、政府全体で対応に当たる事項を記載した消費者基本計画を策定するとしています。消費者の安全・安心の確保や消費者被害の未然防止・拡大防止・紛争解決の支援など、また消費者教育の推進、消費生活相談体制の充実は、今後も欠かせない取組となっています。本市では、今年度から新しく消費生活相談員の方が深川地域消費者センターに勤務されており、消費生活相談やあっせんに対応しており、活発に活動されているようです。先月、介護予防ふれあいサロン東大町茶話会で、消費生活相談員が行う消費者被害防止出前講座があり参加させていただきました。最近の消費生活相談の特徴や悪質商法の手口、クーリングオフによる契約の取消し、消費者を支援・救済する制度など、大変理解しやすく、ほかの皆さんも真剣に耳を傾けていました。こういった講座の中で、ふだんの自分の行動と照らし合わせ、自分は大丈夫ではなく、危機感を持ってもらうことも大切だと感じました。そこで、2点についてお伺いさせていただきます。1点目、デジタル化の進展や消費者の多様化などにより、手口も巧妙、複雑化していく中、高齢化や孤独・孤立社会に対応した包括的な消費者支援がより必要になってくるものと思いますが、現在においてどのような相談があるのか、お伺いいたします。2点目、深川地域消費者センターで発行している地域見守り情報は、消費者被害を未然に防ぐため、寄せられた相談事例から注意点などの情報や身近で起きたトラブルなどを分かりやすくまとめたものとなっており、市のホームページ等で情報発信していますが、このほか悪質業者に狙われやすい高齢者の被害を未然に防ぐことを目的として、平成28年9月に設立され、現在17団体で構成されている深川地域消費者被害防止ネットワークとの情報共有を積極的に図るべきと思いますが、現在の取組状況を伺います。
答弁 経済・地域振興部長 香川貴敬
消費生活の現状と取組状況についてお答えいたします。1点目の消費生活について、現在どのような相談があるのかについてであります。本市では、深川地域消費者センターを開設し、北空知1市4町の消費生活全般に関する相談業務について対応しているところでありまして、消費者センターでは、今年度10月末までに101件の相談を受けており、そのうち60歳代以上の相談者の割合は約4割を占めておりますことから、高齢者が消費者トラブルに巻き込まれるケースが一定数あることがうかがえます。一方で、最近の相談の傾向としましては、やはりSNSをきっかけとした副業や投資、定期購入などのトラブルによる相談が増えてきておりまして、高齢者だけではなく、SNSを多く活用している10歳代から30歳代の若年層の相談が増加傾向となっております。こうした傾向から、消費者問題については、議員の質問でもありましたとおり、高齢化の進展やデジタル技術の革新により、特にデジタル分野に対する対応が重要となってきていると考えているところであります。次に、2点目の深川地域消費者被害防止ネットワークでの情報共有に関する取組状況についてであります。本市では、深川市シルバークラブ連合会などを含む17団体で構成する、深川地域消費者被害防止ネットワークを設置しておりまして、消費者センターでの相談事例や市内で発生した特殊詐欺などの情報発信、啓発グッズの配布などを行っており、情報紙につきましても情報共有を図っているところであります。議員御提言の消費者センターが今年度より作成・発行しております相談事例などを掲載した地域見守り情報についても、ネットワークの構成団体に情報共有しているところでありますほか、消費者センターでは議員が質問で触れておりました出前講座についても、このネットワークの構成団体に対し出前講座を行っている旨、周知を図っており、地域の団体などから要望があった際には、いつでも出向く用意をしております。消費者を取り巻く環境は常に変化しておりますことから、こういった活動を通じて、今後も消費者被害防止に向けた取組に努めてまいりたいと思っております。