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深川市議会 令和6年第1回定例会 2024年3月5日

災害時に備えた業務継続計画

2024年3月5日、深川市議会の一般質問で、松本雅祐議員が「災害時に備えた業務継続計画」について質問し、市長 田中昌幸が答弁しました。

質問者
松本雅祐 議員
答弁者
市長 田中昌幸

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 13番 松本雅祐

ちょうど1年前の令和5年3月、WBC、ワールド・ベースボール・クラシックが行われ、日本は決勝で3対2で勝ち、3大会ぶり、3回目の優勝を果たしました。日本中が選手たちの活躍に沸き、盛り上がりました。大会でMVPに輝いたのは大谷翔平選手で、現在は新たなチームに移籍され、結婚もされたということで、連日の活躍また雄姿が報道されており、日本人として世界一流のスポーツ選手に成長され、日本中、否世界中の方からさらなる飛躍が期待されております。その大谷翔平選手から、全国の小学校約2万校へ野球グローブ3個ずつ、約6万個のプレゼントが昨年12月から届き始め、本市の小学校6校にも届きました。聞くところによりますと、子供たちは大変喜んでいると言っておりました。大谷グローブに添えられた直筆のメッセージには、「野球しようぜ!」とわくわくするスーパースターからの呼びかけがありました。さらに、大谷選手はメッセージの中で、私はこのグローブが私たちの次の世代に夢を与え、勇気づけるためのシンボルとなることを望んでいますと書き添えられておりました。日本中の多くの子供たち、否全ての人にスポーツの楽しさ、ひいては夢に向かって歩む人生のすばらしさを伝えてくれたのではないでしょうか。子供たちが夢や希望を抱ける未来を切り開くことが求められ、その役割と責任は政治にあると私は考えます。昨年12月22日に決定したこども未来戦略では、2024年度から3年間を加速化プランと位置づけ、若い世代の所得を増やす、社会全体の構造・意識を変える、全てのこども・子育て世帯を切れ目なく支援するとの基本理念が掲げられ、少子化への抜本対策が示されました。また、昨日、田中市長も市政執行方針の中で、こどもまんなか社会の実現に向け、地域社会全体で後押しするとして、少子化対策に取り組むことを述べられておりました。本市も人口減少、少子高齢化の時代を迎えており、様々な課題はありますが、子供をはじめ、市民の皆様が夢や希望を抱けるよう、住みたいまち、住み続けたいまちを目指し、私も深川の未来の力になって働けるよう決意を述べ、通告に従い一般質問を行います。まず1点目、災害に備えた業務継続計画についてお伺いします。自治体における業務継続計画は、災害などの事態が発生した際に、損害を最小限に抑えながら、限られた職員や施設で、業務の早期再開を図るために策定される行動計画であります。本年1月23日、総務省消防庁は2023年版の消防白書を公表し、業務継続計画自体の策定率が都道府県では100%、市区町村では97.9%と高いのですが、このうち特に重要な6要素全てを盛り込んで計画済みなのは、都道府県では91.5%、市区町村では40.4%、4割にとどまっているとし、白書では依然低いと指摘しております。重要な6要素は、内閣府が自治体向け手引きで定めており、一つ目が首長不在時の明確な代行順位や職員の参集体制、二つ目が本庁舎が使えなくなった場合の代替庁舎の特定、三つ目が電気、水、食料などの確保、四つ目が災害時にもつながりやすい多様な通信手段の確保、五つ目が重要な行政データのバックアップ、六つ目が非常時優先業務の整理であります。本市では、令和2年3月にこの6要素を含めた業務継続計画を策定しておりますが、当時は旧庁舎での被災を想定した計画となっているものと思います。昨年10月より、新たな防災拠点としての新庁舎が供用開始となりました。六つの要素全てを網羅した業務継続計画は、深川市民が安心に暮らせるための重要な防災体制になるものであり、現状に即した見直しが必要であると考えます。また、この業務継続計画は、介護サービス事業者にも2024年3月31日から策定が義務づけられます。義務化の背景には、2011年に起きた東日本大震災で、ある地域で95%の介護事業者が一時中断に追い込まれる事態となり、そのほかの災害でも、インフラの途絶や移動用の燃料の不足、利用者や職員の避難等により、平常時のようなサービス提供が困難となり、それが長期にわたった事例が多数報告されたからであります。介護サービスは、利用者の生活を支える上で必要不可欠なものであり、災害の発生や感染症の流行によって介護サービスが停止すると、利用者の生活に大きな支障が生じます。そこでお伺いします。1点目、本市も災害拠点となる新庁舎が完成しました。災害時の重要な六つの要素を含めた業務継続計画の改定はされたのか、お聞かせください。2点目、感染症や自然災害が発生した場合であっても、介護サービスが安定的、継続的に提供されることが重要であります。ですから、介護事業所においては業務継続計画を作成し、事前に入念に備えておくことが利用者、職員を守ることにつながります。しかし、事業所では人手不足で策定に取りかかれない、何をすればいいのか分からない、防災用品はなど、困り事もあると聞いております。本市の介護事業所における業務継続計画の策定状況についてお聞かせください。

答弁 市長 田中昌幸

災害時に備えた業務継続計画についてお答えいたします。1点目の深川市業務継続計画の改定についてでありますが、深川市業務継続計画は、自然災害などの発生時に市役所庁舎や職員が被災することも想定し、そのような場合でも組織としての活動を継続するための計画であります。現在の計画は、松本議員も質問で触れられていたとおり、国の防災基本計画において定めることとされている、首長不在時の明確な代行順位及び職員の参集体制等の重要6要素全てを含めた形で、令和2年3月に策定しているところであります。計画の内容につきましては、旧庁舎での被災を想定したものとなっており、旧庁舎においては浸水により使用できなくなるおそれがあった電気室や一部のシステム等を、新しい庁舎では浸水の影響を受けない上層階に配置しているほか、新庁舎の3階に防災物品庫を設け、業務継続等に必要な備蓄品等も確保するなどの改善が図られていることから、重要な6要素にも関わる被害状況や代替施設の特定などといった項目の見直しが必要な状況となっております。業務継続計画の見直しにつきましては、新庁舎での業務スペースなどの空き状況が、新庁舎への移転後でなければ運用が確定しない部分があったことや、密接な関わりがある深川市地域防災計画について、令和6年度での改定に向け、見直し作業を行っていることなどから、同様に6年度中に改定すべく、新庁舎における防災機能が向上した内容などを含め、必要な見直しを図ってまいります。次に、質問の2点目、介護事業所等の業務継続計画の策定状況についてでありますが、介護事業所における業務継続計画につきましては、令和3年度の介護報酬改定にて、関係法令の改正が行われたことにより、指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準の一部を改正する省令が3年4月1日に施行されております。この改正の中で、業務継続に向けた取組の強化として、感染症や災害が発生した場合であっても、必要なサービスが継続的に提供できる体制を構築する観点から、業務継続に向けた計画の策定、研修、訓練等の実施を義務づけられたものでありますが、策定に係る事業者の負担軽減を考慮し、3年間の経過措置が設けられておりまして、令和6年3月31日までに策定するものとされているところであります。計画の策定に関しましては、国がガイドラインを策定するとともに、計画の作成を支援するための研修会やセミナーを開催するなど取組を行っており、市としましてはこれらの周知に努めるとともに、各事業所において定期的に開催され、市が参加する運営推進会議や、市が指定している介護事業所を対象に毎年実施する集団指導などを通じまして、業務継続計画の策定について周知し、計画策定の推進を図ってきたところであります。ここで、現在の策定状況でありますが、令和6年2月末現在で、市が指定する介護保険事業所21事業所中16事業所がこの計画を策定済みでありまして、策定率は76.2%となっておりますが、未策定の事業所では現在策定中と伺っておりまして、期限の今月末までには、全ての事業所で策定予定である旨お聞きしているところであります。

出典:深川市議会 令和6年第1回定例会 2024年3月5日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる