みんなの議会

深川市議会 令和5年第4回定例会 2023年12月8日

ハンターの育成に対する助成の内容について

2023年12月8日、深川市議会の一般質問で、松原やす子議員が「ハンターの育成に対する助成の内容について」質問し、市長 田中昌幸が答弁しました。

質問者
松原やす子 議員
答弁者
市長 田中昌幸

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 5番 松原やす子

3番目に移ります。有害鳥獣対策とハンターの育成についてでございます。シカやアライグマの深川市の捕獲数は、今年の見込み数を含め、この4年間、かなり増えてきています。担当所管の方たちは、野生動物保護の視点を持ちながら有害鳥獣対策をせざるを得ないという困難な立場にあると思っております。シカ、アライグマによる農作物への被害、また、クマの住民の居住地への出没は人間の生命の危機であります。今後の有害鳥獣対策の強化が求められます。また、ハンターの方々には、市民の生活や命を守るために危険な作業をされていることに心より感謝いたします。12月2日の北海道新聞の報道に、北海道の猟友会会員数がこの40年間で4分の1近くに激減したとありました。北海道各地でクマが出没し、北海道としても具体的な対策の必要性を感じていると思います。当市においても同様の課題があろうかと思います。熟練の方が技術を指導できるうちに、次世代のハンター育成に向けて努力していただきたいと思います。そこで、3点について伺います。1点目、ハンターの育成に対する助成の内容について伺います。2点目、クマの出没時の対応について、どのようにされているのか伺います。3点目、有害鳥獣の駆除は、委嘱ハンターの協力によって支えられていると思いますが、物価高騰により、ガソリン代や銃弾等の負担が増えています。種々助成の見直しが必要ではないかと思いますが、いかがお考えなのか、お伺いしたいと思います。

答弁 市長 田中昌幸

まずもって、松原議員、おけがをされたということで、お見舞い申し上げたいと思います。また、オールフラットのユニバーサルデザインに配慮された新しい議場での質問ということで、議会で論戦ができることに感謝申し上げたいと思いますし、議長をはじめ、議員各位のこうした配慮についても感謝申し上げたいと思っております。その上で答弁させていただきたいと思います。有害鳥獣対策とハンターの育成についてお答えいたします。初めに、1点目のハンターの育成に対する助成の内容についてでありますが、近年、エゾシカによる農作物被害や、クマの出没事例も増加する中で、本市におきましては、現在、23人のハンターの協力を得て、捕獲対策など様々な取組を推進している状況にあります。しかしながら、捕獲従事者の高齢化などに伴う将来的な担い手不足に対する懸念や、さらにエゾシカなどの有害鳥獣被害が増加することが見込まれる中で、ハンターの育成は非常に重要な課題と考えているところであります。こうした中、本市におきましては、これまで初心者猟銃取得講習料、資格取得手数料、射撃実習、鉄砲所持許可申請など、銃の資格取得に必要な費用の50%の支援のほか、JAきたそらちにおきましても、組合員を対象に鳥獣被害防止対策機材取得支援として、購入代の2分の1を、銃に対しては5万円、専用ロッカーに対しては2万5,000円を上限に支援を行っている状況にありまして、今後におきましても、これらの助成制度を継続しながら担い手の育成に努めるとともに、新たに有害鳥獣駆除員の地域おこし協力隊による任用についても検討するなど、担い手の確保に努めてまいりたいと考えております。次に、2点目のクマ出没時の対応についてですが、ヒグマの目撃情報を警察や市民などから通報を受けた場合につきましては、鈴やクマスプレーなどで身の安全を図りながら、猟友会や警察との現地確認、注意看板の設置、ふんや足跡などの痕跡や目撃情報を聞き取り、それらの情報を市内部において共有、関係機関や団体に対し周知し、さらに市のホームページや公式LINEからも情報を提供している状況にあり、必要に応じ、箱わなによる捕獲対策についても実施している状況にあります。また、市街地に出没した際には、これらの情報発信のほかに、必要に応じ、周辺地域への注意喚起やビラの配布、広報車によるアナウンス、職員による早朝パトロールのほか、消防署の協力を得て赤外線ドローンによる捜索なども実施しているものであります。本市といたしましては、ヒグマの目撃情報が増加する中で、市民に危害が加わることのないよう、関係機関・団体と連携を図りながら必要な対策に努めてまいりたいと考えております。最後に、3点目の委嘱ハンターに対する助成の見直しの必要性についてですが、前回、第3回定例会でも答弁させていただきましたとおり、エゾシカ捕獲の取組については、大きく猟銃による方法と、くくりわなによる方法がありますが、猟銃による捕獲につきましては、エゾシカ1頭当たり、市からは出役に対する賃金として7,864円、報奨金として5,000円、国からの報奨金として8,000円、合計で2万864円が助成されており、これは他市と比較しましても上位に位置していることから、現状、見直しは考えていないものであります。また、くくりわな設置者に対しましては、1頭当たり、市からの報奨金として5,000円、賃金として5,898円、国からの報奨金として8,000円、合計で1万8,898円が支払われております。一方、くくりわなでの捕獲時に止め刺しを実施した者に対しましては、市からの報奨金として2,500円を支払っているところでありますが、この額では現状に即していないこともありますので、次年度に向け、報奨金の見直しを検討してまいりたいと考えております。

出典:深川市議会 令和5年第4回定例会 2023年12月8日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる