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深川市議会 令和5年第4回定例会 2023年12月6日

民生委員児童委員

2023年12月6日、深川市議会の一般質問で、伊藤美恵子議員が「民生委員児童委員」について質問し、市民福祉部長 米澤弘美が答弁しました。

質問者
伊藤美恵子 議員
答弁者
市民福祉部長 米澤弘美

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 1番 伊藤美恵子

3番目の質問に移らせていただきます。民生委員児童委員の活動支援についてです。民生委員制度は、大正6年に岡山県で民生委員制度の原型である済世顧問制度が創設されて以来、100年以上の長きにわたり受け継がれてきています。民生委員の職務について、民生委員法第1条に「社会奉仕の精神をもって、常に住民の立場に立って相談に応じ、及び必要な援助を行い、もって社会福祉の増進に努めるものとする」とされ、制度が始まった当初は、行政の補助機関として、主に生活保護世帯への相談・支援が任務とされていましたが、現在では高齢者の見守り・生活支援、児童の健全育成、子育て支援、障がい者の自立生活支援など、住民の最も身近なところで活動する地域福祉の中心的な担い手として大変重要な役割を果たされています。このように活動範囲が広がれば広がるほど、負担感も大きくなり、1期3年で退任される例も見られ、新たな成り手も少なく、全国的に慢性的な人材不足が深刻化しています。昨年12月1日付で民生委員児童委員の一斉改選が行われましたが、欠員は全国で約1万5,000人、北海道の欠員は約800人ということで、厚生労働省のホームページに掲載されておりました。多くの市町村で欠員が生じているのは、民生委員児童委員の活動範囲が広く、負担感が増大していることも要因の一つではないかと思います。民生委員児童委員の負担軽減と、新たな地域福祉の担い手の掘り起こしを目的に、千葉市や相模原市、さいたま市などでは、民生委員協力員制度の導入を行っています。制度の概要は、民生委員児童委員1人につき1人の協力員を配置することができ、協力員を必要とする民生委員児童委員自身が一緒に活動する上で信頼できる人を選任する制度です。協力員には、市から月額1,000円から1,500円の活動費が支給され、民生委員児童委員の指示・指導の下、活動の補佐を行います。民生委員児童委員と協力員は、活動上のパートナーとして連携して活動しますので、負担感の軽減につながるのではないでしょうか。ここで質問の1点目、本市の民生委員児童委員の平均年齢と定員に対する充足率についてお伺いします。2点目、現在の民生委員児童委員の活動における課題についてお伺いします。3点目、民生委員児童委員の成り手が不足している中、委員の負担軽減に向けた民生委員協力員制度の導入についての考えをお伺いします。

答弁 市民福祉部長 米澤弘美(市民福祉部長は2025年3月まで)

民生委員児童委員について、3点の質問をいただきましたので、順次お答えいたします。1点目、民生委員児童委員の平均年齢と充足率についてであります。本市における民生委員児童委員の平均年齢は約67.3歳であり、おおむね仕事を退職されている方が多く、社会経験並びに生活経験の豊かな方々が本活動に御理解いただき、その職に就いていただいております。次に、本市における民生委員児童委員の充足率につきましては、北海道民生委員定数条例に基づき、本市の民生委員児童委員の定数は79人と定められ、12月1日現在、72人の方々が厚生労働大臣より委嘱されていますが、7地区に欠員が生じており、現在も調整を続けているところでございます。これらの状況から、本市における充足率につきましては91%となっております。令和4年11月に全国で民生委員児童委員の一斉改選が行われ、厚生労働省がその結果を公表しており、全国定数24万547人に対し、委嘱数が22万5,356人、充足率が93%と、本市は全国平均の水準を2%下回っている状況にあります。引き続き、欠員のある7地区につきましては、選任者の確保に向け調整を続けてまいります。2点目の民生委員児童委員の活動における課題につきましては、近年の新型コロナウイルスの影響に伴い、訪問活動の制限、訪問先でのコミュニケーションがうまくいかない、人間関係のつくり方、プライバシーにどこまで踏み込んでいいのかなど、悩みや苦労があると一部の民生委員児童委員よりお聞きしています。これら民生委員児童委員が抱える問題は、市へ直接連絡いただいているほかに、毎月開催しています市内5地区による各民生委員協議会の場において把握してきましたが、今後、全ての民生委員児童委員を対象としたアンケート調査を実施し、悩みや苦労などについて回答いただき、活動における負担軽減が図れるよう検証してまいりたいと考えております。3点目、協力員制度の導入についてであります。民生委員児童委員の活動は、主となる訪問をはじめとして、相談支援、地域福祉活動、町内会等の行事の参加、地域の実態把握など多岐にわたるほか、近年、地域課題の多様化等により、活動範囲が広がるなど、活動への負担も増加している状況にあるものと理解しているところでございます。北海道に確認したところ、令和3年の調査では、道内で協力員制度を導入している自治体はないとのことですが、道外の一部自治体では地域住民の協力を得ながら、助け合い、支え合うことができる体制づくりとして、民生委員児童委員の負担軽減等を目的に協力員制度を導入している自治体もございます。2点目でお答えしましたとおり、まずは民生委員児童委員の活動における課題の把握を行うとともに、民生委員児童委員をサポートする制度を導入している自治体の状況を確認してまいりたいと考えております。また、活動負担の軽減のほかに、このサポート制度の導入により、次期民生委員の候補者としても有効であるものと思われますことから、今後制度の導入について研究してまいりたいと考えております。

出典:深川市議会 令和5年第4回定例会 2023年12月6日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる