みんなの議会

深川市議会 令和5年第1回定例会 2023年3月3日

子育て支援

2023年3月3日、深川市議会の一般質問で、大前昭代議員が「子育て支援」について質問し、市長 田中昌幸が答弁しました。

質問者
大前昭代 議員
答弁者
市長 田中昌幸

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 5番 大前昭代

次の質問に移らせていただきます。子育て支援に関する事業について伺います。現代社会の中において、ほとんどの家庭が核家族となり、共働きの家族も増えて、親のストレスなど、子育てがしにくい社会環境と言われています。少子化問題を抱える日本は、少しでも子供を育てやすい環境にするために、子育て支援に力を入れるとしており、中でも子ども・子育て支援新制度は、子育て世帯のニーズに応えようとする制度で、子育ての様々な課題を解決して、必要とする全ての家庭が利用できる支援を用意し、安心して子育てできるようにと、内閣府が平成27年4月より本格的にスタートさせたものです。また、近年は、出産後もなるべく早い段階で仕事に復帰し、働き続けたいという母親が急増していることから、共働き家庭やひとり親が安心して子供を預けられるように、待機児童の解消や保育施設の質の向上に取り組んでいるということでした。実際、赤ちゃんのいる家庭の親は大忙しで、生後3か月頃まではおっぱいやミルクを飲み、寝て起きての繰り返しで、その間におむつ交換や抱っこ、掃除、買物、食事の支度、入浴など、24時間息つく暇もなく、いらいらしてどなってしまったりして、後悔の念に駆られるといったこともしばしばあると思います。赤ちゃんといえども、特にお母さんのこういった精神状態は敏感に伝わるもので、親子共々、精神衛生上、当然のことながら避けたい状態です。こんな状態になる前に、可能ならば赤ちゃんの祖父母に頼るとか、妊娠中から家事、育児の分担についてパートナーと話し合っておくことも、大事なことでしょう。そして、お母さんが休息したり、育児相談したりできる自治体のケア事業も、大切な役割を持っていると感じています。昨年の1月末、大分県で警察に子供の育て方が分からないと相談していた40代の母親が7歳の娘を殺害してしまったという痛ましい事件がありました。このお母さんも、もっと身近で気軽に相談や支援してくれる人、また、自治体などの事業を利用することで、心も体も休めることができたなら、違った結果になっていたのではないかと考えてしまいました。本市においても、子育ての援助を受けたい人と子育ての援助を提供したい人が会員として登録し、会員相互の信頼関係の下に子育ての支援を行う子育てサポート・ふかがわ、保護者の急な病気や冠婚葬祭、また、育児から離れてリフレッシュしたいときなどに利用できる一時的保育、スプーンや箸がうまく使えない、運動が苦手などの身体の発達や心の発達のお手伝いを楽しく遊びながら行う児童デイサービスなかよしなど、様々な支援が行われているようです。今、子育ては環境的にとても大変で、親御さんたちは、育児に不安を抱えながらも大忙しの毎日です。そんなときに、こんな支援があります、気軽に相談、利用してくださいと、もっと事業の存在をアピールしてほしいのです。現在、行っている支援事業の中で特にすばらしいと思ったのが、子育てサポート・ふかがわです。この事業のよいところは、援助会員、育児を支援する会員になる方は、子育てに関心があり、子育てを援助したいと希望する方であれば、保育士資格などの有無は問わないというところです。もちろん講習や実習を受けるなど、必要な条件はありますが、まさに子供は宝で、地域みんなで子育てをする、支援するこの事業は、責任は大きいですが、資格がないから預かれない、預かってもらえないというジレンマを克服する事業だと思います。ここで質問の1点目ですが、今まで挙げた支援事業は、本市ホームページに掲載されていたものですが、ホームページ以外の周知方法と周知頻度を伺います。質問の2点目、子育てサポート・ふかがわをはじめとする支援事業に対する問合せや、利用者数などの実績を伺います。質問の3点目、市のホームページに掲載している子育てに関する情報をまとめた子育てサポートnaviは、子育ての相談窓口から始まり子供の権利条約まで25ページにわたり紹介されていましたが、これを冊子にして配布することは行っていないのか。また、今後の子育てサポートnaviの周知や取扱いについての考えを伺います。質問の4点目、デジタル化が推進されている社会の中において、核家族で共働き世帯が多く占める中、気軽に時間を気にすることなくSNSを利用する、例えばLINEを使って相談を受ける取組などはできないのか、考えを伺います。

答弁 市長 田中昌幸

子育て支援に関する事業について、お答えいたします。1点目、ホームページへの掲載以外の市民への周知方法と周知頻度は、市で実施します子育てに関する様々な事業等は、新中央保育園の2階にあります子育て支援センターで行っており、利用者など市民への事業等の周知につきましては、事業内容や行事予定などを掲載した健康づくりカレンダーや年間行事カレンダーを、広報4月号に合わせて配布しております。また、市が実施している子育て支援に関連する施策の内容を、出会い・結婚から妊娠・出産・子育てに至るまでをリンゴの木の成長に合わせて分かりやすくまとめたPRパンフレット、いいね!深川市子育て応援がありますが、子育て支援センターや健康・子ども課窓口にパンフレットやポスターの掲示を行うことはもちろんのこと、市内保育施設や公共施設、さらに市内商業店舗などにパンフレットやポスターの掲示を依頼し、市民の目に届きやすい場所にパンフレットを配置していただいております。現在、補充などを随時行っている状況もありますので、市民の皆さんに持ち帰っていただいているものと認識しているものでございます。2点目、子育てサポート・ふかがわの問合せと利用実績についてお答えいたします。この事業は、子育ての援助を受けたい依頼会員と援助したい援助会員による会員組織をつくり、地域の人が子育て家庭を支援する有償ボランティア事業でありまして、実は私もこの援助する側の登録をさせていただいて、10年ほど前に実際に子供を受け入れた経験もございます。通常はこの事業に対する問合せは多くございませんが、昨年、市内小学校や保育施設での新型コロナウイルス感染症拡大により、学級閉鎖や休園が多かったため、どうしても仕事を休めないとのことで、この事業を使えないかという問合せが複数ありましたが、感染症拡大防止による外出制限がされているお子さんであるため、実際の利用にはつながらなかったものでございます。続いて、利用件数は賛助会員の受入れ状況により変動がありますが、平成30年度108件、令和元年度235件、2年度240件、3年度181件となっており、4年度につきましては、2月末時点で35件の利用ですが、このことは、前年度まで頻繁に利用されていた方が家庭での保育が可能になったため、大きく減少になっているものでございます。3点目、子育てサポートnaviは、市が実施します妊娠中から子育てに関する様々な事業や、各種相談窓口等を掲載したガイドブックであり、事業内容のホームページへの掲載や、冊子にして健康・子ども課窓口や子育て支援センターに備え付け、また、妊娠届出のあった方や転入された方にも、随時、お渡ししております。また、市外の方にも利用できるサービスがあることから、里帰り出産等で来られている方にも、希望に応じてお渡ししております。今後、この子育てサポートnaviを1点目でお話ししましたPRパンフレット、いいね!深川市子育て応援とともに、市の子育て支援事業の重要なPR媒体として、さらなる積極的な活用を検討していきたいと考えております。4点目、SNSを利用した子育て支援に関する相談の取組については、あらゆる場面でSNSを活用した情報発信が多くなっている中で、気軽に時間を気にすることなく利用できるSNSを相談等に効果的に活用する必要性は十分認識しておりますので、個人情報等に関する取扱いの課題も考慮し、今後、SNSを活用した相談窓口の開設について、十分研究してまいりたいと考えます。

出典:深川市議会 令和5年第1回定例会 2023年3月3日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる