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深川市議会 令和4年第4回定例会 2022年12月6日

燃料・物価高騰などによる影響

2022年12月6日、深川市議会の一般質問で、田畑陽美議員が「燃料・物価高騰などによる影響」について質問し、副市長 早川雅典が答弁しました。

質問者
田畑陽美 議員
答弁者
副市長 早川雅典

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 6番 田畑陽美

次の質問に入ります。燃料・物価高騰などによる影響について。新型コロナウイルス感染拡大で経済活動が停滞してしまった影響により、原油価格の低迷と化石燃料からの投資撤退が加速しました。そのことからも、消費者を取り巻く社会環境や日常生活は大きく変化し、国内の経済活動はコロナ禍に左右される状況が続いておりました。2022年に入った今も物価の上昇が止まりません。食料品、日用品、家電、燃料、外食、運賃、そのほかあらゆる商品やサービスが値上がりし、家計を直撃しています。燃料・資源コストの高騰の原因の一つは、新型コロナウイルスの感染減少だとも言われています。コロナ禍によって停滞していた世界各国の経済活動が再び動き出し、それによって、世界的にエネルギーの需要が高まり、価格が上がりました。身近な例としては、コロナ禍で減便していた航空機の国際便の再開などがあるようです。そのことに加え、2022年2月にロシア軍がウクライナへの軍事侵攻を開始したことで、EUやアメリカなどはロシアに様々な経済制裁を加えました。火力発電に必要な燃料であるLNGの輸出量で世界第1位、原油や石炭も世界トップスリーという資源大国であるロシアが、経済制裁に対抗して、輸出量を減らすとなれば、世界のエネルギーに大きな影響が及ぶことになります。LNGとは、メタン、エタン、プロパン、ブタンなどで構成される天然ガスを冷却によって液化させたもので、石炭や石油と比べCO2排出量が少ないことが特徴です。脱炭素社会を目指す流れを受け、石炭などから環境負荷の少ないLNGへシフトする傾向が各国で見られていることからも、LNGの輸入価格の上昇が考えられます。また、ロシアのウクライナ侵攻により、原油や天然ガスの主要輸出国であったロシアから輸入しづらくなったことも、燃料・資源価格の高騰に拍車をかけています。2020年の統計ではありますが、日本ではLNGは8.2%、石炭は12.5%をロシアから輸入しており、エネルギー自給率が低く、海外から輸入される化石燃料に大きく依存している状況では、世界情勢により燃料価格の高騰は大きなダメージとなります。景気回復が足踏み状態にある中で、ウクライナ危機を発端とする原油・原材料価格の高騰や円安の進行に伴う物価高騰などの影響は、電気料金やガソリン価格の上昇だけにとどまりません。製造コストや輸送コストの上昇は、製品の価格に転換されることも多いため、消費者物価指数全体も上昇しているため、企業だけではなく、広く消費者の私たちにも直接関わってきています。本市においても、これまでコロナ禍による原油価格や物価高騰などにより、経済的影響を大きく受けている企業や市民の生活を支援するため、様々な支援を行ってきています。そこで、お伺いいたします。新型コロナウイルス感染症の影響による売上げの減少に加え、原材料などの価格高騰による影響を受けている市内事業者への対応として、現在、北海道が行っている事業継続緊急支援金があります。申請状況は把握できていませんが、道内19市町村では、支援方法は違いますが、上乗せ支援を実施しているようです。今後に向けた市内事業者への支援に対する考えを伺います。また、原油価格・物価高騰に対する影響は、消費者である多くの市民が影響を受けています。本市では、対象を広げ給付を行っていましたが、今回対象にならなかった世帯への今後の支援に対する考えも伺います。

答弁 副市長 早川雅典(副市長は2023年3月まで)

燃料・物価高騰などによる影響について質問いただきましたので、お答え申し上げたいと存じます。議員が質問の中でも触れられておりますように、新型コロナウイルス感染症の拡大、そしてロシアによるウクライナ侵攻、急速に進んだ円安などが要因となりまして、原油価格・食料価格などの物価が高騰し、市民生活全般に大きな影響が生じてきているものと考えているところでございます。総務省が毎月発表しております消費者が購入する物やサービスなどの物価の動きを把握しております指標であります消費者物価指数におきましては、直近の令和4年10月の総合指数が2021年10月を100とした場合、103.7となっておりまして、1年で3.7ポイント上昇しております。また、1か月前の9月と比較いたしましても、0.6ポイント上昇するなど、今もなお物価の上昇が続いている状況となっているところでございます。このような状況を踏まえまして、国におきましては、これまで地方自治体に対し地域の実情に合わせて必要な支援をきめ細やかに実施できるよう、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を交付しております。本市に対しましても、本年度で申し上げれば、4月にコロナ禍における原油価格・物価高騰対応分として約1億3,500万円が、また9月には電力・ガス・食料品等価格高騰重点支援地方交付金として約8,740万円がそれぞれ交付限度額という形で示されたところであります。北海道におきましても、地方創生臨時交付金を活用し、道内事業者が継続して事業の継続が図られるように事業者等事業継続緊急支援金などの支援をしているところでございますし、本市におきましても、先ほど申し上げました交付金を活用させていただいて、国や北海道の支援策を踏まえながら、生活困窮者などへの食生活応援事業や全市民を対象とした生活応援商品券交付事業、そして子育て世帯に対しましては子育て世帯臨時特別給付金などを給付し、市民生活に直接結びついた支援策を実施してきたところでございます。現在におきましても、ウクライナ侵攻や円安の状況はいまだ続いておりまして、物価の上昇は今後も続くものと考えております。この後も国や北海道が実施する物価高騰などに対する対策等の動向を注視しながら、市内事業者の状況なども十分目を配りまして、本市における支援政策などを適切に検討してまいりたいと考えております。

出典:深川市議会 令和4年第4回定例会 2022年12月6日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる