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深川市議会 平成31年第1回定例会 2019年3月7日

国道12号の4車線化

2019年3月7日、深川市議会の一般質問で、近沢弘幸議員が「国道12号の4車線化」について質問し、市長 山下貴史が答弁しました。

質問者
近沢弘幸 議員
答弁者
市長 山下貴史

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 4番 近沢弘幸

それでは、次の質問にまいります。国道12号の4車線化について。深川市地域防災計画の第14節、積雪・寒冷対策の3、交通確保で、災害発生時における防災機関が行う緊急輸送等の災害応急対策の円滑な実施には、道路交通の緊急確保を図ることが重要であると記載されています。国道12号は、札幌を起点に旭川までの総延長157キロメートルと長く、北海道で2番目に長い国道となり、交通の要衝でもあります。冬季間も通行どめもほとんどなく経過してきました。一方、高速道路、道央道は、深川稲田から内園まで国道12号とほぼ並行にあり、内園から大きく左に曲がって納内を通って旭川へ向かっています。道央道は、一般道と違い高速で通行するため、雪の日は交通事故等により通行どめも多く発生し、そのたびに国道12号に迂回し、旭川に向かうことになり、国道12号もしくは内園から納内経由で旭川に向かうので、神居古潭からは国道12号と合流し、渋滞がたびたび起きています。滝川の江部乙まで4車線化が進んでいますが、深川は音江豊泉十字路から音江十字路の一部区間しか4車線になっておりません。今後は、内園の信号から上り1.2キロメートル区間が暫定2車線に拡幅する計画と伺っています。国道12号が通行どめになりますと、多度志経由で旭川へ、または芦別・富良野経由で旭川へ向かうこととなり、大きく迂回することになります。通勤・通学、生活物資の輸送、または緊急車での緊急輸送に大きな支障が生じ、強いては人命にかかわる問題にもなります。深川消防署の平成30年度の現場からの収容先や転院は、深川市立病院へ778人、北空知の病院へは14人、中空知の病院へは64人、上川へは70人、その他というのはドクターヘリでありますけれども14人で、上川への搬送は国道12号を、中空知へは90%、札幌へは100%高速道路を利用して搬送しているそうです。今シーズンも神居古潭トンネルの旭川側で事故が多発し、通行どめの発生が年々多くなっています。緊急時の負傷者搬送は、ドクターヘリでも緊急を要する重篤者を搬送したりしますが、天候によっては飛行できず、その場合、救急車での搬送となりますし、火災、車両事故等では消防車が出動します。通行どめは、人命にかかわる大きな問題となりますので、国道12号の4車線化は、札幌から旭川までの全区間が整備されることが重要だと思います。そこで、必要になることは、関係する自治体が力を合わせて行動を起こさなければ、道央道の通行どめ、12号での渋滞、事故による通行どめはこれからも起きます。川と山の狭いところであったり、歩道がなかったり、土砂崩れ、雪崩の危険性もあり、また旭川方面にはトンネル2カ所を新規に整備する必要があります。日常の生活道路、災害発生時の緊急輸送道路としての機能を果たさなければならないと考えます。災害時の避難、救出、給水、食料、燃料の供給及び防疫等の応急措置の体制を整え、日常の生活での通勤・通学、生活物資の輸送が滞りなく行われるように、国道12号の4車線化の早期実現が必要と思います。そこで、4点伺います。まず1点目、国道12号の使命を市はどう考えているのか。2点目、現状での市の国道12号の考えについて。3点目、旭川市など関係する自治体との連携の考えについて。4点目、今後、どのような考え方で国に対し4車線化を要望していくのかを伺います。

答弁 市長 山下貴史(市長は2022年12月まで)

国道12号の4車線化について、ただいま4点質問いただきましたので、お答えいたします。まず、1点目の国道12号の使命を市はどのように考えるのかという点と、それから2点目の現状での市の国道12号への考えについてという二つは関連いたしますので、一体的にお答えさせていただきたいと思います。一般国道12号は申し上げるまでもないわけですが、北海道の中心都市札幌市と、それから道北の中核都市であります旭川市を結ぶ、まさに北海道の大動脈でございまして、沿線都市はもとより、近隣の都市も含めて産業、観光、経済振興及び住民生活に極めて大きな役割を担う、まさに幹線道路でございます。それに加えて、防災面におきましても広域的な連絡網であります第1次緊急輸送路に指定されておりますなど、重要な路線として位置づけられているものでございます。特に本市におきましては、隣接します北海道第二の都市であります旭川市と医療、商業、教育、観光など、さまざまな面で強いつながりを今有しておりますけれども、地域振興の活性化などに対する国道12号の役割は、今申し上げたような強い関係もあり、大変大きなものがあると認識しているところでございます。このような状況の中、議員が言われましたように、深川市の国道12号の4車線化につきましては、12号の市内区間が約17.7キロメートル現在ございますが、このうち4車線化の整備が完了しておりますのは、道の駅からセントラルボウル、ボウリング場ですね、旧観光ホテルでありますが、ここを過ぎた市道交差点付近までの一部区間約2.1キロメートルの整備にとどまっているのが現状でございます。また、深川市から旭川市までの整備状況については、他の場所の地域区間と比較して整備がおくれていることは否めない事実かと思います。高速道路の通行どめに伴う交通渋滞や、それから国道12号での事故による通行どめといったリスクが発生するおそれが高いわけですが、こうしたリスクが存在することも踏まえまして、それらの解消という観点から、本市といたしましても、旭川市までの国道12号の全区間4車線化の実現は、地域の活性化はもとより、救急医療や災害発生時などのライフラインの確保といったことなどの観点からも極めて重要な課題であると受けとめているところでございます。そういった認識のもと、3点目に、旭川市など関係する自治体との連携についての考えはどうかというお尋ねがございました。深川市では、以前より、空知管内の自治体で構成をしております空知地方総合開発期成会というのがございます。この期成会におきまして、旭川市、美唄市、滝川市など24の市町が連携して、国道12号の4車線化も含めて、社会資本整備など、広域的または地域ごとの課題について、それらが早期に実現されるように、毎年、関係機関に強く要望を行ってきているところでございます。また、北海道市長会においても、継続して、これらの件についてきちんと要請してきておりまして、昨年開かれました市長会によります北海道開発局に対する秋季の要請では、たまたま私が市長会の副会長という立場もありましたので、国道12号の整備促進につきまして、その場で直接要請し、意見を行うといったことなどもございましたが、要するに、これまでもしっかり必要な働きかけ、要請は行ってきております。それに加えて、地元の音江町内連合会が中心となりまして、以前から12号の拡幅4車線化についての活動を続けておられるわけでございます。この組織は国道12号拡幅整備事業促進期成会という名前がついてございますが、音江の期成会ともしっかり連携し、札幌開発建設部の深川道路事務所へ要望書を提出するなど、とにかく12号の4車線化の早期実現に向けて、さまざまな活動や、また関係団体との連携を図っている。これが現状でございます。そしてまた、当然のことかもしれませんが、国道12号の4車線化につきましては、旭川市も国土交通省へ独自の要請活動は行っているということで、同様の課題を抱える旭川市との連携ということについては効果の高い取り組みとなることも期待できますので、今後、どのようなかかわり方あるいは連携、連絡が持てるのか、しっかり模索をしてまいりたいと考えております。そして4点目、今後、どのような考え方で国に対し4車線化を要望していくのかという点についてであります。国道12号の4車線化の整備につきましては、開発局によりますと、彼らが定期的に行っております道路交通量調査というのがあるようでございまして、この調査の分析の結果が国道整備の必要性を判定する一つの判断材料として用いられているものでございまして、深川市から旭川市までの区間の混雑度、それから走行速度などについては、調査などによれば、国で定める数値基準に達していないということのようでございまして、現時点では、そういった観点からの事業化による計画的な整備の実施というのは、開発局いわく、なかなか難しい状況という説明も受けておりますけれども、開発局においては、深川の道の駅から神居古潭までの区間を交通事故の危険区間と指定しておりまして、近年、複数発生しております交通事故の対策として、今、内園地区の一部区間の車線数をふやすという整備事業の着工に向けて準備を進めていただいているということも伺っているところでございます。市といたしましては、このような国が行う、まさに交通安全対策事業あるいは防災対策事業といった考え方のもと、さまざまな手法による部分的な12号の4車線化をやってもらう。そういう事業実施の積み重ねによって、結局は、多くの市民が願う全体的な4車線化の早期実現につながる。少しでもそういった手法を積み上げていけば近づいていくのではないか。そういう意味で、今の開発局の仕事については大変重要な取り組みである。まさに有効な4車線化整備の手法の一つとして見ているところでございます。いずれにしても、本当に引き続き、この12号の4車線化に向けた計画的な整備要望といったことについては、これまで同様に、またこれまで以上に強く関係機関に要請活動を行ってまいりたいと考えておりますので、ぜひ地元の皆様方のご理解と協力も頂戴できるようにお願いいたします。

出典:深川市議会 平成31年第1回定例会 2019年3月7日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる