美唄市議会 平成27年第3回定例会 2015年9月7日
(1)市職員の給与と定員等について/(2)市の麦作の現状について/(3)マイナンバー(共通番号)制度について/(4)一般国道12号峰延道路の4車線化について/(5)教育について
2015年9月7日、美唄市議会の一般質問で、森川明議員が「市職員の給与と定員等について」「市の麦作の現状について」「マイナンバー(共通番号)制度について」「一般国道12号峰延道路の4車線化について」「教育について」について質問し、市長 髙橋幹夫、経済部長 星野恒徳、教育長 早瀬公平が答弁しました。
- 質問者
- 森川明 議員
- 答弁者
- 市長 髙橋幹夫、経済部長 星野恒徳、教育長 早瀬公平
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 1番 森川明
平成 27 年第3回定例会に当たり、大綱5点について、市長並びに教育長にお伺いいたします。その前に安全保障関連法案、廃案を求め、日曜日には全国各地 300 ヵ所、東京では国会包囲のデモが繰り広げられました。8月 30 日は主催者発表で 12 万人。この最大規模の行動には、半世紀前の思いがよみがえりました。昭和 35 年、農林省に入省したばかりで、60年安保反対のデモが毎回行われ、岩見沢駅前では、繰り返しジグザグデモを行いました。浅沼社会党委員長が、右翼に暗殺をされた年で、いわゆる汗びっしょりの中で、そのデモの参加が思い出されます。全く今と似ています。刻々と動く時に合わせ、民意の動きを政府は、的確に把握する役目があります。キング牧師は「沈黙は罪」と言っていますが、国民ももっと声を上げるべきです。多くの国民、いわゆる6割以上が反対し、さらには憲法学者、元法制局長官、元最高裁長官等々が反対しており、再び強行採決などすべきではありません。政府の答弁には、政策論に一貫性がなく、継続審議か廃案にすべきです。それでは、質問に入ります。大綱第1点は、市役所の職員の給与と定員等についてです。その1つは、市職員の給与改善についてです。今年、平成 27 年度の人事院勧告、ボーナスを含め、国家公務員一般職の月給を平均0.36%、ボーナスを 0.1 カ月分それぞれ引き上げるよう国会と内閣に勧告しました。ともに2年連続で引き上げられるのは、24 年ぶりです。美唄市職員の給与は、平成 21 年度より、財政健全化計画に基づき、独自の削減に取り組み、平成 25 年度は国の削減率を上回る平均10.3%と、各種手当も削減を実施してきました。美唄市の給料は、基本的には国家公務員の給与に準ずることとなっています。平成 26年度の各会計決算で、職員の削減等、実質的収支は2億 983 万円の黒字になりました。財政健全化計画の最終年度は、平成 27 年度です。もちろん財政推計等実態を踏まえると、職員給与の削減は元に戻すことが基本としているわけです。つまり、労働環境の改善あるいは勤労意欲を持って仕事に励み、努力をした職員の給与は引き上げるべきであるということです。また、ラスパイレス指数の現状はどのようになっているのか、その点も知りたいと思います。伺いたい点は、①として今日までの職員給与改善の経緯。②は全道市と空知管内市町のラスパイレス指数順位。③は給与引き上げの可能性と実現についてです。その2つは、市の定数条例と職員数についてです。平成 20 年度定数の条例、職員数は平成 19 年度は 698 名、平成 20 年度から 528 名。実に 114 名の欠員を欠いています。その間、グループ別等の組織機構改革もありましたけれども、あまりにも条例定数と職員数と乖離しており、見直すべきであるという点です。このように職員の年齢構成と人員削減が行われました。独自の給与削減、限られた職員の退職等と欠員補充は十分に行われている状況とはいえず、激務という多忙の中で、元気の出る職場環境にはなっていないと判断をしております。人口や財政規模、地勢あるいは産業等、類似している市との比較検討をし、そして、事務費の把握・人員配置が求められているわけです。伺いたい点は、①として条例定数と実人員との実態の見直し。②は新採の募集経過。③は類似している市の職員数の対比についてです。大綱2点目は、市の麦作の現状についてです。市の麦作の(1)として、今年の道内小麦の収穫が終わり、その収穫量が約 70 万トン、過去最高の見通しであり、うどん用に適した病害に強い「きたほなみ」が、近年にない豊作とホクレンは話をしています。麦といえば、うどん用の「ホクシン」、ラーメン用の「キタノカオリ」、パン、パスタ用の「春よ恋」、パン、中華めん用の「ゆめちから」等、品種別にも数々の北海道産麦としての変遷がありますが、現在は、「きたほなみ」が主体となっていると思われます。最近、小麦のエースとして、超強力粉の「ゆめちから」が登場しました。生産意欲が今、高まっているということで、マスコミの報道もありました。市の麦作に対する現状について伺います。①は作付面積と収穫量。②は最近3カ年間の品種別の動向。③は製粉工場との直接契約を把握しているのか、その状況。④は技術指導面でのプロジェクトチームの概要。⑤は麦作の今後の見通しについてです。大綱3点目は、マイナンバー(共通番号)制度についてです。マイナンバー(共通番号)制度、市の状況についてです。8月 28 日、マイナンバー法改正案が国会で可決されました。10 月から国民全員に番号を割り当てるもので、来年1月開始の予定ですが、国民に十分に浸透はしていないと思われます。政府は、焦りを見せまして、平成 28 年度予算案で、この対策に5億円を計上し、自治体を強化をしたい、こういう現状にあります。過日の市場調査クロスマーケティング会社が、本年6月に行った調査では、何と 40%が知らないと回答しております。伺いたい点は、①として広報紙メロディーに掲載をされていましたけれども、市民個々に対しての説明は、十分なのかどうか。②は市の住基ネットシステム改修の費用はどうなのか。③は詐欺も予想されており、特定個人情報の取り扱いはどのように考えているのか。④盗用、漏えい流出等の件、長野県上田市は、サイバー攻撃を受けているという実態もあります。これと被害が出た場合の補償はどのようになるのか、という点です。大綱4点目は、一般国道 12 号峰延道路の4車線化についてです。国道 12 号峰延道路の4車線化の進捗状況についてです。99 億円を投入し、平成 26 年度供用として、平成 19 年にスタートをした6.3 キロの4車線化。相当の遅れを見せ、地域住民からは質問が多く出されているという現状です。現在のところ、三笠道の駅から峰延市街入り口までと峰延北潅漑こうの橋から光珠内の南、光珠内北の一部に工事が進んでおりますけれども、大幅な遅れとなっております。特に、峰延市街は、平成 27 年度供用となっていましたけれども、全く進んでおりません。このままで推移をいたしますと、交通渋滞による運転手の不慮の事故とか災難、消防や救急医療の搬出等にも影響があり、1日も早い改修工事が求められております。伺いたい点は、①として、工事の進捗率。②に峰延市街の改修工事と除雪対策はどうなのか。③は光珠内のJR跨線橋の完成予定。④は全線開通の予定はいつか、という点です。大綱5点目は、教育につきまして、教育長に伺います。その1つは、教員の広域異動制度についてです。5年目に入った教員の広域異動制度、都心部のベテランと他管内市町村の若手教員との交流等が実施をされているとのことです。指導力の向上と学力の地域差解消とも思われますけれども、その実態について、人事権は道教育委員会にあるわけですけれども、内容について伺いたいと思います。①として広域異動のメリット。②は異動期間が定められているのかどうか。③は異動先は全道一円なのかどうか。④は昇格人事に優遇される懸念があるのではないか。⑤は空知及び美唄市においての該当者数です。その2つ目は、病気理由の休職教員についてです。教職員の精神疾患による病気休職者の数の実態が、文科省の「平成 25 年度公立学校教職員の人事行政状況調査」で明らかになりました。安定した気持ちで仕事ができるようにメンタルヘルス対策、この難しさが、このデータからは浮き彫りとなっております。理由としては、やはり教職員の多忙化、地域、保護者、学校を取り巻く環境が予想されるわけです。伺いたい点は、①といたしまして、その要因は何か。②は防止策をどう考えているのか。③は文科省調査、この調査というのは毎年行われるのかどうか。④は北海道、空知、美唄市の実態がどうかという点です。
答弁 市長 髙橋幹夫(市長は2019年3月まで)
森川議員の質問にお答えいたします。初めに、市職員の給与と定数等について職員の給与改善についてでありますが、財政健全化計画に基づく職員給与につきましては、病院医師を除く3級以上の職員の給料月額の引き下げと、1、2級の職員も含めた期末勤勉手当の年間支給月数の削減と役職加算の凍結を行い、平成 21 年度では年間給与で平均14.6%の削減となったところであります。その後、人事院勧告による国家公務員の給与の改正等により削減率が相対的に減少し、平成27 年度では年間平均 9.5%の削減率となっております。なお、平成 26 年度には、独自削減の対象となっていない1、2級の若年層の給料月額について、国家公務員の改定に準じて引き上げを行ったところであります。次に、ラスパイレス指数についてでありますが、平成 26 年4月における本市のラスパイレス指数は 89.7 で、順位につきましては、全道 35 市中 33 位、空知管内 24 市町中 23 位となっており、他市町と比較して低い状況になっております。職員給与の独自削減につきましては、財政健全化計画終了後、元に戻すことを基本に考えておりますが、本年度の財政状況や平成 28年度以降の財政推計等を踏まえたうえで判断してまいりたいと考えております。次に、定数条例と職員数についてでありますが、職員定数条例に規定する定数は、人口や財政規模、実際の職員配置や施設の配置基準等を考慮して職員数の上限を定めておりますが、本年4月1日現在では、条例定数 528人に対し、職員数は、北海道からの交流職員等を除き 414 人であり、定数を 114 人下回っているところであります。条例定数につきましては、平成 20 年に実職員数との乖離があることなどから、人口や財政規模等に見合った定数となるよう見直しを行っておりますが、その後の改正を行っておらず、現在の職員数とは乖離しており、見直しが必要であるものと考えております。次に、職員採用の募集についてでありますが、平成 28 年度は、採用予定人数を一般事務職8名程度、障がい者、土木技術職は若干名、救急救命士は1名程度とし、7月 15 日から8月 27 日までの期間で募集を行ったところであります。職員採用にあたりましては、退職に伴う職員数の推移や見込まれる事業等を総合的に判断するとともに、障がい者雇用も含め人材の確保に努めてまいりたいと考えております。次に、類似市の職員数の対比についてでありますが、定員管理調査における類似団体の修正値比較では、本市の平成 27 年4月における普通会計の職員数は若干多くなっている状況であります。なお、類似団体につきましては、全国の市区町村を人口規模や産業構造から一定のグループに分類し、人口当たりの職員数を比較するためのもので、空知管内における本市と同一のグループには、夕張市、芦別市、三笠市、滝川市、砂川市、深川市が該当しております。いずれにいたしましても、本年度は財政健全化計画の最終年度であり、計画終了後の事務事業や職員数の見直しも検討を進めていることから、これらの状況も反映した第3次の定員適正化計画を策定したうえで、職員定数条例を見直すなど、適正な定数管理等に努めてまいりたいと考えております。次に、市の麦作の状況についてでありますが、平成 27 年産の小麦の作付面積は、秋まき小麦は 1,638 ヘクタール、春まき小麦は 391ヘクタールとなっており、収穫量については、現在のところ正確な収穫量は把握できておりませんが、7月 24 日に行いました、小麦の視察において、生産者の方々からは、昨年の 10アール当たりの収量 427 キログラムよりも多くなる見通しと伺ったところであります。次に、プロジェクトチームの概要についてでありますが、本市の秋まき小麦は、平成 23年産から栽培品種を「きたほなみ」に移行したものの、本市に適した栽培方法などが確立されていなかったことから、期待した品種特性の高収量が得られず、空知管内平均をも下回る状況にありました。このため、平成 26 年度から、空知農業改良普及センターを中心に、市、美唄市農協、峰延農協、空知中央農業共済組合が連携して、秋まき小麦の増収を目指した「10 俵どりプロジェクト」の取り組みをはじめたところであります。取り組み予定期間は2年間で、平成 26 年産は、各農協管内に調査圃場を設置し、「窒素分施による茎数の確保」、「輪作の効果」についての試験調査を行い、平成 27 年産では、「品種比較」、「播種時期」、「堆肥投入」などの改善について考察を行ったところであります。次に、小麦の今後の生産の見通しについてでありますが、米の消費の減少などにより、米の生産数量目標配分が毎年減少し、転作の取り組みが5割を超える状況の中で、小麦は転作作物の半分近くを占める重要な作物となってきたところであります。平成 30 年には、これまでの生産調整の仕組みが無くなることや、飼料用米の取り組み規模によって、小麦の作付動向に影響が出る可能性がありますが、広大な農地で作物を生産し所得を確保していく上で、小麦は今後も本市における基幹的な作物に位置付けられるものと考えているところであります。また、秋まき小麦「きたほなみ」は、栽培技術の改善、向上の取り組みを重ねた結果、この2年間で単収もアップし、今後に向けても期待できる状況となったほか、パンに適している「ゆめちから」の作付割合も高まっており、こうした需要に合った小麦生産の取り組みを道でも「麦チェン」として推進していることから、需要とのマッチングも改善されていくものと考えているところであります。次に、マイナンバー制度、市の状況についてでありますが、はじめに、マイナンバー制度に係る市民の皆様への情報提供についてでありますが、本市においては、事前の情報をお知らせすることが大変重要と考えていることから、本年5月号の広報紙メロディーから周知を開始するとともに、市のホームページやまちづくり地区懇談会、さらには自治組織代表者会議などで、本制度の周知に努めてきたところであります。こうした、市民への周知は、繰り返し行っていくことが何よりも重要と考えており、今後もさまざまな媒体を活用して、広報活動を行うほか、市民向けの出前講座など、ひとりでも多くの市民の皆様にご理解いただけるよう努めてまいります。次に、市の住基ネットワークシステムの改修費用についてでありますが、平成 26 年度の事業費は 480 万 2,000 円で、このうち 480 万円が国からの補助金として財源手当され、平成 27 年度の事業費は 490 万 2,000 円で、このうち 490 万円を国からの補助金として見込んでいるところであります。次に、特定個人情報の取り扱いについてでありますが、特定個人情報は、万が一にもデータの盗用、漏えい、流出が発生しないよう、普段から庁内におけるハード面でのセキュリティー対策はもとより、職員の情報保護に対する意識をこれまで以上に向上させるための研修を引き続き実施することとしております。また、市民の皆様が被害に遭わないよう、制度の正しい情報の発信を継続して行くとともに、庁舎内に相談窓口を設けるなど、繰り返し啓発活動を行ってまいります。次に、情報漏えい被害への補償についてでありますが、長野県上田市のサイバー攻撃は、悪意のあるメールから庁舎内のパソコンがウイルスに感染したものと認識しております。こうした、不審メールへの対応は、職員研修などを実施し、担当職員のスキルアップや危機意識の徹底など、さまざまな対応を検討してまいりますが、万が一、職員が過失により個人情報を流失し、被害が発生した場合にあっては、国家賠償法に基づく賠償責任を負うこととされており、法律に基づき被害に対する補償がされることとなっております。次に、一般国道 12 号峰延道路の4車線化について、工事の進捗状況についてでありますが、現在、岩見沢市岡山町から峰延市街地までの約 1.2 キロメートル区間と光珠内町南の市道西 27 線から市道西 26 線までの約 600 メートル区間の改良舗装工事を進めているところであり、平成 27 年度、岩見沢市岡山町から峰延市街地までの約 1.2 キロメートル区間の4車線化が完了する予定で、進捗率は事業費ベースで約 40%と伺っております。次に、峰延市街改修工事と除雪対策についてでありますが、峰延市街地につきましては、国から現行用地内での4車線化が示されており、これまで、地域懇談会を開催し、地域住民の皆様方から、除排雪の不安などの意見をいただいているところであります。市といたしましても、地域住民が安心して生活できる除排雪対応などについて、期成会と連携を図りながら、国と協議していくとともに、引き続き、早期着工に向けて、国へ働きかけてまいりたいと考えております。次に、光珠内跨線橋につきましては、JR北海道と設計協議を実施中であり、協議が整ったのち、順次工事に着手し、光珠内跨線橋を含めた峰延道路 6.3 キロメートルの全線4車線化は、平成 30 年代前半の完成を目指していると伺っております。いずれにいたしましても、国道 12 号の4車線化は、交通混雑の緩和及び交通事故の軽減など、安全かつ円滑な交通の確保と冬期における高速道路の通行止め時の交通渋滞の緩和及び救急車による緊急搬送の時間短縮などの効果が期待されていることから、今後も、期成会とともに早期完成に向け、要望して参りたいと考えております。なお、最近3カ年の品種別の動向と製粉工場との直接契約の把握状況につきましては、経済部長から答弁させます。
答弁 経済部長 星野恒徳(経済部長は2015年9月まで)
最近3カ年間の品種別の動向と製粉工場との直接契約の把握状況につきましては、私からご答弁させていただきます。初めに、最近3カ年間の品種別動向についてでありますが、秋まき小麦は、「きたほなみ」と「ゆめちから」の主要2品種の作付割合で申し上げますと、平成 24 年産では、「きたほなみ」が 99.9%、平成 25 年産では、「きたほなみ」が 99.8%、「ゆめちから」が 0.1%、平成 26 年産では、「きたほなみ」が 74.3%、「ゆめちから」が 25.6%となっております。また、春まき小麦の作付割合は、平成 24 年産では、「春よ恋」が 65.8%、「はるきらり」が 34.2%、平成 25 年産では、「春よ恋」が74.0%、「はるきらり」が 26.0%、平成 26 年産では、「春よ恋」が 67.2%、「はるきらり」が 32.8%となっております。次に、平成 26 年産の製粉工場との直接販売契約の状況についてでありますが、直接販売契約をした経営体は 48 経営体で、販売契約量は約 1,667 トン、販売契約先企業数は3社と各農協から報告を受けております。
答弁 教育長 早瀬公平(教育長は2016年12月まで)
森川議員の質問にお答えいたします。初めに、北海道公立小中学校教職員広域人事についてでありますが、この制度は、北海道教育委員会が「北海道公立小中学校教職員広域人事実施要項」で定めており、その目的としては、教職員の全道的な適正配置を推進することにより、地域における学力向上や生徒指導等、教育課題の改善に取り組み、全道的な教育水準の維持向上を図ることとされております。具体的な効果といたしましては、この制度の経験者の感想から、若手とベテランが相互に交流することにより若手教員が授業力を身につけることができ、教員として多様な経験を積むことにより、資質能力の向上につながっているなどの成果が報告されております。次に、異動先での勤務期間については、原則3年となっております。次に、異動先については、全道 14 管内を隣接する5地域に区分し、年齢の高い管内と年齢の低い管内との間での異動が基本となっており、空知管内につきましては、日高管内が異動先となっております。次に、広域人事実施後の取り扱いについては、要項上、異動元の管内で勤務すること、広域人事終了者については、人事施策上考慮することとされております。次に、平成 27 年度当初人事において、広域人事により転出した教員は、空知管内、美唄市ともにおりませんでした。転入教員については、空知管内で1名となっております。次に、教職員の休職の状況についてでありますが、初めに、ストレスの要因といたしましては、文部科学省が平成 25 年3月に報告した「教職員のメンタルヘルス対策について」としてまとめた調査結果によりますと、いずれの世代においても、「生徒指導」「事務的な仕事」「学習指導」「業務の質」「保護者への対応」に強いストレスを感じる頻度が比較的高く、また世代別では、60 歳代を除いて、全体的に年代が高くなるほど強いストレスを感じる傾向にあり、部活動指導については、30 歳代の教員が強いストレスを感じる頻度が最も高いという結果が出ております。次に、教職員のメンタルヘルス対策についてでありますが、予防のためには、まず本人の「セルフケア」が重要であり、常に安定した気持ちで仕事ができるように、メンタルヘルスの自己管理に努めることが最大の予防対策とされております。このようなことも踏まえ、北海道教育委員会では、学校や職場におけるストレスの実態について、ストレスチェックや休職者等からのヒアリング等により把握するとともに、教職員への研修やパンフレット等の配布による普及啓発、「管理監督者のためのメンタルヘルスハンドブック」の作成、また、公立学校共済組合と共同で実施している「心の健康相談」や「メンタルヘルスセミナー」等を充実するなど、メンタルヘルス対策に取り組んできているところです。本市におきましても、道教委が作成したパンフレットやハンドブックの配布、各種セミナーへの参加を呼びかけているところでございます。次に、公立学校職員の人事行政調査の実施年度についてでありますが、文部科学省において毎年度実施しております。次に、北海道における精神疾患による病気休職者についてですが、平成 25 年度の同調査によりますと、216 人となっており、空知の実態については公表されていません。本市においては現在のところ、精神疾患による休職者はおりません。教育委員会といたしましては、今後とも、教職員の精神疾患の未然防止、早期発見、早期対応に向けたこれらの取り組みを北海道教育委員会と連携を図り、推進してまいります。
再質問 1番 森川明
それでは、自席から意見を含めまして、再質問をしたいと思います。大綱の1点目市職員の給与と定員等についてですけれども、その1つの市職員の給与改善についてです。財政健全化計画に基づきまして、職員給与の引き上げが進み、ラスパイレス指数の状況があまりにも低すぎるという実態です。美唄市は、全道 35 の市のうち 33 位。空知管内 24の市のうち 23 位という答弁でした。財政再生団体である夕張市は、それぞれ最も低いと思われますけれども、市の現状につきましては、市職員の給与、これに準拠する市内の各企業、また、市全体の活性化にも直接結びつくものであります。市長は、このラスパイレス指数について、どのように感じているのか。これを再質問をいたしたいと思います。それから、その2点目の市の定数条例と職員数についてですけれども、過日、財政再生団体である夕張市の実態がマスコミに報道されておりました。給与水準が低いことから、市職員の退職者が続出し、その深刻さにお目付け役の総務省に待遇改善を求め、国、道、そして市の3者で協議が開始されているということです。財政再建ばかりを優先させまして、行政自治がいわゆる維持できなくなること自体、深く考えさせられるわけです。低賃金による退職者、中堅不足が市民サービスをますます低下させているというのが要因とのことで、北海道の調査では、道内市町村の総定員数が7年連続で減りました。減少率は、1万 7,000 人を超えており、平成大合併で市町村数は全国では半分に減ってきています。道内も 212 から 178 と減りました。私も農水省で 12 年間、全国6つの県を勤務しましたけれども、あの大合併で、最新の日本地図と常に比較をして比べなければ、市町村がどうなっているかという状況がわからないくらい合併が進んでいるわけです。市長。人口減や高齢化が進み、市の台所事情の厳しさ、これは理解はしますけれども、活気あるまちづくりのためにも、職員の待遇改善は必要と見ております。あわせて答弁にありました条例定数、実人員との乖離、これを見直しをさらに進めていただきたいと思います。なお、職員基準募集の現状の中では、特に障がい者雇用の人材確保を進めていきたいということですけれども、強く要望いたしたいと思います。大綱の2点目の麦作の現状についてです。市の麦作について、広範囲の質問に対しまして、詳しく答弁をいただきました。なぜ麦に力を入れると申しますと、答弁にありましたように、市の基幹作物は、麦と位置づけられていますし、転作作物の半分近くを占めています。こういう実態からです。国内麦の現状については、9月1日付け各社の新聞に報道されておりました。平成 28 年度予算の概算要求で、農業では米の需要が減っており、昨日のテレビでは、米よりも麦の需要が逆転したということも伝えられておりますけれども、米の作りすぎを避けるため、飼料用米や麦などを作った農家に対する交付金、平成 27 年度当初予算費 14.7%を増やし、3年後、平成 30年をめどに今、国が進めている生産調整減反の廃止に備え、麦はさらに見直されています。こういう状況下からなんです。現在、小麦の輸入は9割に達しました。残り1割は国内産です。そのうちの1割の中で7割が道産麦が占めているわけです。財務省の試算では、自給率を1%上げるには、国産麦の場合、年間40 万トンの増産が必要で、農水省は、自給率向上にさらなる財政措置を財務省に求めております。増産のために生産技術向上に対する質問に対しまして、「10 俵どりプロジェクト」チームの取り組み、内容がわかりました。各農協管内にも広がりを見せているとの答弁です。成果を大いに期待をいたしております。実は、道産麦といえば「ホクシン」でした。平成 19 年道内の9割を示していましたけれども、平成 26 年には、収穫量がゼロになってしまいました。このところ、隣りの月形町では、「ホクシン」によるパンの復活やまた、北限といわれて難しいといわれました留萌管内の天塩町でも酪農に麦わらが牛の敷きわらに使えることから、「きたほなみ」がトウモロコシなどの輪作でつくられているという報道もあり、大きく麦づくりも様変わりをしております。道産麦については、さらに驚きの事実があります。病害に強く、多収性のある「きたほなみ」がうどん用としてもっちりとしたコシが好評で、また、ぎょうざの皮にもカリカリの食感に適して、なんと、本場香川の讃岐うどん、丸亀製麺では、オーストラリア産ブレンド粉から道産米「きたほなみ」に切りかえたという明るいニュースが四国から届きました。美唄市の品種別の動向を見ましても答弁では、平成 25 年産 99.8%が、「きたほなみ」でしたが、平成 26 年産は、「きたほなみ」74.3%、「ゆめちから」が 25.6%になっています。このことから、今後この2つの品種の競合になることでしょう。作付面積も秋まき1,638 ヘクタール、春まき 391 ヘクタールと、2,000 ヘクタール以上、これは空知管内でもおそらく、市町村では、第3位になることと思います。市も従前に増して「麦チェン」推進のために力を入れていただきたいと思っております。再質問はありません。大綱3点目の、マイナンバー番号制度についてです。この制度そのものには、多くの問題点があります。情報流通のリスク、不正使用、個人情報漏れ、プライバシー侵害、個人の預貯金まで判明する、大変な制度であり、撤廃すべきものが国会で可決されてしまいました。残された道は、日程を含め全面的にスケジュールの見直しが求められているわけですけれど、なかなか難しい面もあります。まず、担当する市職員の皆さん方、大変なご苦労をされていると思います。この点については敬意を表したいと思っております。この制度、実は、先進G8アメリカ、カナダ、イギリス、フランス、ドイツ、イタリアロシア、日本で、この共通番号マイナンバー制度を導入している国は、日本のみとなっております。合わせてコスト面を見ますと、政府は、平成 26 年から 27 年まで、2,000 億円以上を使う。最終的には、3,000 億円。地方自治体も 3,000 億。社会全体のコスト試算を加えると、1兆円を超えると言われているんです。このマイナンバーはあくまでも自己増殖をする運命にあると思っており、それとともにコストもかさんでいくわけで、目的を明確に利用を限定化することが大切といわれております。新聞報道では、通知カード5%、275 万世帯が、受取人不在等で届かない可能性があるといわれています。これは、総務省のサンプル調査でわかりました。美唄市もおそらく多く届かない、こういうことも予想されます。特に嫌な情報管理が徹底となれば、3年後には、銀行の預金口座も適用されるわけで、このような監視強化は、許されるべきではないと思っております。答弁によって次の点を再質問いたしたいと思います。①は取扱担当者の職員の研修はどのように行われているのか。②は担当する職員は、企画課と総務課と思われますが、何名ぐらいで対応するのか。③は、住基ネットの改修、市の補助金の財源手当は当然ですけれども、回答によって2,000 円の補助がない、この理由は何か。④は市の対象企業や団体に対し、どのような指導を行っているかです。4点目の、国道 12 号峰延道路の4車線化拡幅についてです。答弁を聞きまして、状況はわかりました。大幅な遅れとなっているわけです。ここに平成 19 年4月 14 日付プレス空知があります。8年前の新聞であります。大きな見出しで、進徳-岡山間4車線化へ 99 億投入平成 26 年度供用という見出しなんです。現在 27 年ですから、すでに完成をしてなければならないのです。この中で特に、大きな構造物のJR函館本線の跨線橋、平成 23 年の前後には改修の予定となっているんです。この新聞では。未だにJRとの設計協議中であるという遅れ、協議が整ったときに順次工事をするということになっておりますが、これはいつになるんですか。すべての完成は、平成30 年代前半ということなんですけれども、あと4年後ですか。さらにまだ遅れるかもしれません。用地買収あるいは設計協議などはもう済んでいると思いますが、6.3 キロの完成の計画は、6年も遅れると、こういう事態が予想されるわけです。地域住民は、この遅れにイライラしているんです。市街地の除雪対策についても期成会と連携を深めながら、札幌開発建設部ですか、国と協議をしているということの答弁ですけれども、1日も早い、工事着工を望みますので、働きかけを強めていただきたい、このように思います。再質問はありません。5点目の、教育についてです。1つ目の教育の広域異動制度、内容はわかりました。校長が教員個々に対して、それぞれ声をかけている実態はなく、あくまでも希望は自分自身で手を挙げているということでありますので、そういう判断をしております。2つ目の病気理由の休職教員、この点につきましても、美唄市は該当がないようです。北海道 216 名は多過ぎます。教育長もこの間読まれたと思いますけれども、北海道新聞読者の声に教育相談員という方が、現場の教員は、長時間勤務に加えて、本務以外の業務が増えており、心の病気になる人が多いという実態が訴えられていました。答弁にありましたメンタルヘルス対策、きちんとやっていただきたいなと思います。教育に対する再質問は、それぞれお答えをいただいておりますので、ありません。
答弁 市長 髙橋幹夫(市長は2019年3月まで)
森川議員の質問にお答えいたします。はじめに、職員給与の現状についてでありますが、ラスパイレス指数が低い状況につきましては、財政健全化計画による職員給与の独自削減が大きな要因であり、職員に負担をかけているものと考えております。財政健全化計画は、本年度をもって達成する見込みであることから、職員給与独自削減は計画終了後、元に戻すことを基本に考えておりますが、本年度の財政状況や平成 28 年度以降の財政推計等を踏まえたうえで判断してまいりたいと考えております。次に、マイナンバー制度の市の対応についてでありますが、はじめに、情報を取り扱う担当職員への研修については、地方公共団体情報システム機構が主催するインターネットを活用した研修を行っており、平成 26 年度は、総合住民情報システム利用担当課職員を対象に実施したところであります。また、本年度については、危機意識の共有とスキルアップのため、医療職を除く、全職員を対象として、情報セキュリティーや個人情報保護、マイナンバー制度の研修を実施することとしております。次に、マイナンバーを取り扱う担当職員については、市民の行政手続きを行う窓口の担当職員のほか、給与事務を担当する職員や各種報酬や報償費等の支給を担当する職員で、源泉徴収票を作成する 100 名程度の職員で対応し、今後、個人情報を取り扱う担当者の指定等を行う予定であります。また、市民からの問い合わせやセキュリティーの技術的対策については、企画課の職員を中心に対応することとしております。次に、改修費用と国からの補助金の差額についてでありますが、システム改修業務委託における端数調整となっております。次に、企業や団体への指導についてでありますが、マイナンバー制度に関しては、企業に対して、自治体からの指導権限はございませんが、企業等からの要望に基づき、これまでも説明会の開催を支援するなどの対応を行っており、今後も企業等からの要望を踏まえ、継続的に対応してまいります。
再質問 1番 森川明
再度、答弁に基づきまして、マイナンバーの件で質問したいと思います。1点目は、お答えでは、100 名程度の職員が担当するということもありましたけれども、非常勤の臨時職員だとかパート等の採用予定は考えているのかどうか。2件目は、10 月からの通知までいよいよ1カ月を切りました。「特定個人情報保護評価書」の作成の進捗状況と、その公開はできるのかどうかという点。3点目は、マイナンバーに関し、調査、指導等チェックが必要と思われますけれども、「個人情報保護に関する会」これを市として立ち上げる考えはないのかどうか、その点について、再度お伺いしたいと思います。
答弁 市長 髙橋幹夫(市長は2019年3月まで)
森川議員のご質問にお答えいたします。マイナンバー制度についてでありますが、はじめに、臨時やパート職員の採用についてでありますが、現職員での対応を考えており、採用は予定をしていないところであります。次に、特定個人情報保護評価書の作成と公開についてでありますが、本年、3月 24 日から市のホームページで公表しており、今後、年1回評価を行ってまいります。次に、個人情報保護に関する会の立ち上げについてでありますが、情報公開制度及び個人情報保護制度に関する重要事項等を調査、審議している美唄市情報公開・個人情報保護審査会において実施してまいります。