深川市議会 平成29年第3回定例会 2017年9月6日
「今年も大きな自然災害が全国各地で幾度も発生し、伝えられるたび…」
2017年9月6日、深川市議会の一般質問で、鶴岡恵司議員が質問し、農業委員会会長 菊入等が答弁しました。
- 質問者
- 鶴岡恵司 議員
- 答弁者
- 農業委員会会長 菊入等
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 13番 鶴岡恵司
今年も大きな自然災害が全国各地で幾度も発生し、伝えられるたびに心を痛めてきたところであります。犠牲になられた方々のご冥福をお祈りいたしますとともに、一日も早い復興をご祈念いたす次第であります。一昨日、納内神社創祀120年の臨時例大祭記念式典が挙行されました。納内神社は、明治28年、29年に北門の守りと開墾の大任を担い、31年に今の納内であるオサナンケップに移り住んだ屯田兵の有志により、尚武山中腹にほこらを建立し、天照大神を奉祀したのが始まりであります。今の地には、それまであった小学校が、現在、クラーク記念国際高校があります場所に移設されたことにより、明治35年に移転したものであります。その式典の折に、納内では、明治29年から米づくりが始められ、そうすると、ことしは122回目の米づくりとなります。間もなく米の収穫作業が始まりますが、市長の一般行政報告の中に、農作物の生育状況があり、そのとおりでありますが、農産物の出来は、農家の方の会話からおおよそ酌み取ることができます。今年の小麦の収穫期には収量等の話はほとんど聞きませんでした。ソバは今まさに収穫の最中で、我々の地域ではもう終盤でありますけれども、昨日のお祭りに出席した際、ソバの収量、品質、そらから比重が非常に重いといった景気のいい話を皆さんがされていた状況でありました。米に関しては、穂数が若干少ないようでありますが、不稔は平年並みというようなことであります。すでに、穂は大分色づいてはきておりますけれども、それより先に毛色が少し抜けているという状況でありますので、整粒歩合等が心配されます。そのようなこともあり、刈って袋に入れてみないとわからない状況でありますが、期待と不安の中、収穫期を迎える準備に入るところであります。それでは、通告により一般質問をさせていただきます。初めに、1番目の農地行政についてです。国は、農地利用の最適化、担い手への集積・集約化、耕作放棄地の発生防止・解消、新規参入の促進をよりよく果たせるように農業委員会法を改正し、農業委員の選出方法を「地域の農業をリードする担い手が透明なプロセスを経て確実に就任するようにするため、市町村議会の同意を要件とする市町村長の任命制」と変更し、深川市もこの4月、新たな選出方法により任命された農業委員会がスタートしたところであります。その中で、新しく菊入さんが会長に選任されました。目まぐるしく変わる農業情勢の中にあって、農地行政を進めることは容易ではないと思われますが、2期6年農業委員として経験された確かな実績を持って、深川市農業の発展につながる活躍をしていただけると期待いたすところであります。さて、近年、農業を取り巻く内外の情勢が目まぐるしく変化する中、農業の担い手確保が種々の対策にもかかわらず厳しい状況であります。質問の1点目として、農地行政を担う農業委員会会長として、農地行政の現状と今後の対応について所見を伺います。質問の2点目として、非農用地利活用促進事業について伺います。この事業は平成21年から実施され、離農跡地の非農地、建物が農作業、生産の妨げとなり、また一方で、犯罪、災害につながる心配もあり、苦慮していたところ、建物解体、田寄せ、畑寄せにより非農地を農地に転用する費用を助成するという、全国的にも例を見ない先進的な事業であり、その取り組みを高く評価するものであります。そこで、事業開始から今までに実施した事業費の総額、補助金の総交付額、また、この事業により非農地から農地に転用された総面積と、今後のこの事業に対する需要についてお伺いいたします。
答弁 農業委員会会長 菊入等
7月20日の任期満了に伴う改正におきまして、市長より27人の新しい農業委員が任命を受けました。その後の総会におきまして、新しく深川市農業委員会の会長となりました菊入等でございます。何分、初めてのことだらけで、本日も大変緊張しておりますが、ひとつよろしくお願いいたします。それでは、質問の農地行政の現状と今後の対応についてと非農用地利活用促進事業について、お答えさせていただきます。初めに、1点目の農地行政の現状と今後の対応についてですが、農業委員会につきましては、農業委員会等に関する法律が改正され、昨年4月に施行されたことによりまして、農地法等により、その権限を属された事項の必須事務に加えまして、それまで任意事務でありました農地における担い手への集積や、耕作放棄地の発生防止、新規参入の促進、つまり、農地利用の最適化の推進ということも必須事務となりました。これが農業委員会業務の重点となったところでございます。当農業委員会におきましては、農家戸数が年々減少する中、これまで国や関係機関の制度を利用し、離農者などの農地を地域の担い手にあっせん、調整をして農地の確保と有効利用に努め、耕作放棄地の発生防止などにも対応してきたところでございます。しかし、残念ながら、今後も農家戸数の減少は避けられないものと予測するところですが、今後は家族経営のみならず、多様な担い手の確保に努め、各種制度を活用させていただきながら、これまでにも増して農地利用の最適化について邁進していく所存でございます。将来に向け、これからも地域と農業者の信頼に応え、遺漏のないよう適時適切に対応し、北海道の多くの農業委員会がそうでありますように、深川市も農地利用最適化委員を置かない農業委員会として、各5地区に分け、27人の農業委員を地区担当として配置しまして、地域にとってよりよい成果をもたらすように精いっぱい対応させていただくことをもって、1点目の質問の答弁とさせていただきます。次に、2点目の非農用地利活用促進事業についてお答えいたします。この事業につきましては、議員からのお示しのとおり、平成21年度におきまして、国の地域活性化生活対策臨時交付金を財源に、本市独自の事業として、事業費の9割以内、助成上限額135万円として開始され、その後、助成上限額を70万円とするなど、一部事業内容の見直しをしながら、本年で9年目となった事業でございます。質問の事業開始から平成28年度までの全体の件数と事業総額及び助成総金額、解体家屋総数、農地以外から農地となりました総面積について、順にお答えさせていただきます。助成件数につきましては140件で、事業総額1億204万5,236円に対しまして、助成額が7,522万302円でございます。解体家屋の数は84棟で、農地以外から農地となりました面積は12.9ヘクタールでございます。本年度につきましては、件数10件で、12棟の家屋を解体し、助成額につきましても予算額どおりの700万円を予定しているところでございます。次に、今後のこの事業に対する需要についてお答えしたいと思います。先般、農業委員に対して、農業者から各委員に寄せられております、次年度の事業実施要望について紹介させていただきました。あくまでも現時点でということでありますが、家屋の解体及び宅地等の農地化に10件の要望があるということでございまして、今後、各農業委員を通じ、需要額を含み、詳細について取りまとめをさせていただきたいと思っております。当委員会といたしましては、この事業により離農跡地を優良農地に転換し、作業効率の向上と農村環境の保全を図ったところでございまして、このことは、将来の本市の農業にとりましても大変有効であると考えております。また、計画期間を平成27年度から31年度までとして策定されました「深川市まち・ひと・しごと創生総合戦略」の事務事業の一つでもあり、外部有識者であります、総合戦略推進協議会委員からも本事業について地方創生に有効であり、今後も事業継続をという評価をいただいております。今後につきましても、事業内容の点検などを進めまして、要望をさらに見きわめつつ、次年度に向け、予算要望させていただきたいと考えているところでございます。