深川市議会 平成29年第2回定例会 2017年6月16日
JR留萌本線
2017年6月16日、深川市議会の一般質問で、田中昌幸議員が「JR留萌本線」について質問し、市長 山下貴史が答弁しました。
- 質問者
- 田中昌幸 議員
- 答弁者
- 市長 山下貴史
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 16番 田中昌幸
2017年の新年度が始まって、早くも2カ月半がたちました。議場の理事者席の顔ぶれも大きくかわっての初議会となりました。議会改革の一環で、今定例会から、試験的ではありますが、議会がインターネット放映される中での一般質問のトップバッターに立たせていただきます。議会での発言が一瞬にして世界中に広がることに、これまでにも増して、議員発言自由の原則の表裏一体となる議員の発言責任と議会の品位保持を損なうことのないよう、改めて深川市議会議員としての責任をかみしめながら任務を果たしていきたいと存じます。今月1日に深川市議会で初めて議会報告会を開催させていただきました。長野議長、鶴岡実行委員長を初め全議員が一つの目的に進むときの議会の結束力を強く感じるとともに、多くの市民の皆さん、市職員の皆さんにも足を運んでいただいたことに心より感謝申し上げます。報告会の中では、事前に通告のない質問に対する答弁の大変さを実感いたしまして、山下市長を初め理事者の皆さんの日ごろのご労苦をかいま見させていただきましたが、市民生活の向上に向けた諸課題解決のため、行政と議会がしっかりと議論を交わすことができるよう心がけて質問させていただきますので、新しい副市長、教育長を初め部長職の皆さんからの答弁に期待させていただき、通告に従い一般質問を行います。1点目は、JR留萌本線について質問させていただきます。JR留萌本線問題については、第1回定例会でも質問させていただいておりますが、議会としても長野議長が議会の代表で参画し、1市4町が一糸乱れずの対応をしていく北空知JR留萌本線問題検討会議が設置されており、先月、その会議が開かれ、その内容が新聞報道でも伝えられております。ここで質問の1点目、北空知JR留萌本線問題検討会議の議論経過についてと、3月以降の経過についてをあわせてお伺いいたします。2点目、JR北海道、北海道、国への今後の対応についてお伺いします。道内の他の路線での関係自治体の動きや北海道の動き、その後のJR北海道の言動が報道でも明らかになっておりまして、市民の皆さんにとっても留萌本線はいつになったら議論が見えてくるのかという焦りも見え隠れしてくるおそれもあると考えます。一方、道議会議員や国会議員も地元選出議員がおり、地域の代弁者としての活動が期待されるのですが、どうにもこうにも姿形が見えないことは非常に残念でして、このようなときこそ私どもの地域にも足を運んでほしいものであります。これは私のアンテナがよろしくなくて、動きをキャッチできていないのかもしれませんので、実際にそのような方々の動きが現状であるのかどうかお伺いしたいと思います。3点目、「乗って支援する」住民と一体となった取り組みについてお伺いします。1市4町の代表がスクラムを組んで対応していく体制ができておりますが、やはり住民と一体となった取り組みが必要で、そのためには第1回定例会でも質問の中でお話をさせていただきましたが、その状況をタイムリーに情報発信していくべきと考えます。これも取り上げさせていただきましたが、改めて申し上げますが、沼田町からは毎日約70人、秩父別町からは約40人の方が通勤・通学で利用されていること、沼田高校や秩父別高校が廃校となった以降はなおのこと、子供たちの高校通学には欠かせない足であることなどは、深川市民にとっては余り伝わっていないことであり、北空知一体となって取り組むためにも、深川市のみならず、北空知全体の状況を共有することは改めて大切なことだと考えております。例えば1市4町の公式ホームページに共通の北空知JR留萌本線問題検討会議のページをつくる提言は前回にもさせていただきましたが、さまざまな声を紹介するなど、住民と一体となった取り組みを進めるための情報発信をすることや、実際に列車に乗って留萌本線を楽しむ取り組みを考えなければいけないと思います。昨年秋に民主クラブ会派で三重県いなべ市に行政視察した際に利用した三岐鉄道北勢線では、鉄道運転シミュレーターDVDの販売、三岐鉄道ふるさと写真展の実施、年金相談列車の取り組みやオリジナルノート、下敷き、スマートフォンケースなどのグッズ作成販売など、認知度を上げる取り組みや実際に鉄道を利用してのさまざまなイベントも行われております。留萌本線にもシミュレーターDVDの作成をJR北海道に協力依頼し、ユーチューブに動画アップもあわせて行うとか、留萌本線写真コンクールを開催し、集まった写真で沿線4市町や旭川、札幌等で写真展を開きアピールする。また、JR北海道では、「道北一日散歩きっぷ」という上川中部、留萌、北空知のエリアで、大人一日2,260円、子供1,130円で利用できる切符があります。これは深川留萌間の往復2,140円とほとんど変わらない金額で乗りおりし放題となりますので、この切符を活用した留萌本線スタンプラリーの定期的な実施などで、利用促進と認知度アップの「乗って支援する」取り組みを住民一体となって進めてはいかがでしょうか。市の考えをお伺いいたします。
答弁 市長 山下貴史(市長は2022年12月まで)
JR留萌本線についての質問に順次お答えいたします。1点目の北空知JR留萌本線問題検討会議の議論の経過についてでありますが、これについては3月の第1回市議会定例会以降の重立った経過について申し上げたいと思います。まず、新年度に入りまして、4月13日に本市のこの問題に関する担当者が留萌市を訪問いたしまして、担当者がかわったということもありますが、就任のご挨拶を兼ねて留萌市の担当者とJR鉄路問題について意見交換を行ってきたところであります。また、4月27日には、北空知JR留萌本線問題検討会議の規約に基づきまして、実務担当者による第1回目の幹事会を開催いたしました。この幹事会では、幹事会の設置規程をまず承認、決定するとともに、第2回の検討会議の開催に向けて、議題の調整、あるいはホームページ等による情報発信方策などについて協議を行ったところでございます。そして、5月18日には、留萌市、秩父別町、沼田町及び本市の沿線2市2町の自治体担当者による意見交換会を深川市で開催いたしております。ここでは沿線2市2町の長による会談の機会の調整を行うことや、今後も担当者間の意見交換の会を継続して定期的に開催していくといったことなどについて、確認がなされたところでございます。そして、5月29日には、第2回北空知JR留萌本線問題検討会議を開催いたしたところでありますが、この検討会議では、さきに述べた幹事会の開催結果や、沿線2市2町の自治体担当者意見交換会の結果についての報告を行いますとともに、留萌本線の利用促進策、あるいはこの問題に関する中央要請行動などについて、当検討会議としての今後の対応について協議を行ったところでございます。このうち留萌本線の利用促進策については、当日の会議で委員から、観光振興を絡めた利用促進策を真剣に検討すべきであるといったご意見や、列車の運行時刻を変更してもらって、乗り継ぎの利便性を高めるといったことの必要性もあるのではないかといった意見など、多くのご意見が出されたところでございます。そして、この会議の後半には、その日、オブザーバーとして会議に出席いただいておりました北海道総合政策部の大内交通政策局長から、北海道における鉄道網のあり方や地域の動きなどについて情報提供を受けたところでございます。このほか、5月22日には、北海道空知総合振興局の佐々木局長が本市を来訪されまして、JR問題について私と意見交換いたしました。6月1日には、JR北海道の小山常務が本市を来訪されまして、このときもJR問題について、さまざま意見交換を行ったところでございます。ざっと申し上げましたが、以上が第1回定例会以降の経過でございます。それから、2点目のJR北海道や北海道庁、そして国への今後の対応といったことについてのお尋ねでございます。JR北海道問題に関する要請行動といたしましては、つい最近でありますが、6月7日に北海道市長会として、会長であります菊谷伊達市長らとともに私も参加いたしまして、石井国土交通大臣及び同省の鉄道局長に対して、「JR北海道の安定的な経営に向けた支援に関する決議」という要望書を、直接お渡ししてきたところであります。なお、今申し上げた決議は、5月半ばに網走で開かれました北海道市長会の春季総会におきまして、JR問題の重要性に鑑み、決議として採択した要請書ということでございますが、これを大臣並びに局長に、菊谷会長らとともに一緒に提出してきたということでございます。それから、この先のことでありますが、7月にも空知地方総合開発期成会として、道内選出の国会議員に対してJR問題についての要請を行うべく、現在、日程の調整をしているところでございます。このほか、北海道町村会や北海道商工会議所連合会なども、それぞれ要請行動を行っているとお聞きいたしているところでございます。そこで、議員からお尋ねがありました国会議員や道議会議員の本市への働きかけ、動きということについてでありますが、この件に関しては、ことしの2月に旭川選出の方で北海道議会議員の真下道議、それからほか2人、いずれも日本共産党北海道議員団所属の道議会議員、この3人の議員が本市を訪問されまして、JR北海道問題についてお話をさせてもらったという経過がございます。しかし、それ以降は、議員がお尋ねのような議員による深川市などへの訪問といったことについてはないと記憶いたしているところでございます。以上が2点目に関するお答えであります。3点目に、「乗って支援する」住民と一体となった取り組みについてということでございますが、これは要するにJR留萌本線の利用促進策の質問ということかと理解いたしましてお答えいたします。先ほど申し上げましたように第2回北空知JR留萌本線問題検討会議において、利用促進策について多くの意見をいただきましたので、これらを一度整理しまして、それ以外の新たなエリアも含めて、今後、北空知JR留萌本線問題検討会議の幹事会できちんとした検討を重ねます。そして、その検討会議での検討の原案を取りまとめてもらい、その原案を検討会議に上げ、その検討会議で協議し、しっかりと決定できるものは決定していきたいと考えております。議員からいろいろご提案いただきましたそれらも参考にさせていただきながら、利用促進策の取りまとめに努めていきたいと考えております。それから、住民への情報発信としてのホームページ作成について、これも前回ご提言いただきまして先ほども少し述べましたけれども、北空知JR留萌本線問題検討会議にかかわるさまざまな情報を、北空知圏振興協議会のホームページに、JR留萌本線問題検討会議にかかわるページを設けることといたしまして、そのページにおいて、適時適切に必要な情報発信をしていきたいということで現在準備を進めているところでございます。それほど遅くならないうちにホームページ上での情報発信の体制は整えていきたいと考えているところでございます。以上が3点の質問に対するお答えであります。