深川市議会 平成28年第4回定例会 2016年12月8日
スマートフォン・パソコンを利用した取り組み
2016年12月8日、深川市議会の一般質問で、宮澤孝司議員が「スマートフォン・パソコンを利用した取り組み」について質問し、企画総務部次長 小杉邦久が答弁しました。
- 質問者
- 宮澤孝司 議員
- 答弁者
- 企画総務部次長 小杉邦久
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 2番 宮澤孝司
初めに、6月の第2回定例会途中で体調を崩し、欠席し、皆様にご迷惑をおかけしましたことを、この場をかりておわびします。先月、帯広に行く機会があり、回復後初めて、町が水没した南富良野町幾寅地区周辺を車で通過しました。道路の修復工事箇所の多さや、河川沿いの倒木の山を見ると、被害の大きさを感じざるを得ないところであります。一昨日の新聞では、帯広市で開催される十勝大平原クロスカントリースキー大会中止との記事が掲載されておりました。台風10号により、コースの農地が浸食されたり、倒木で山道が塞がれたり、コース整備や休息所運営など、大会を支える地元住民にも被災された方がおられ、開催が難しいとのことであります。20回近く開催された大会であります。北海道内からの参加者も多く、十勝の冬季イベントとして、地元への経済効果も大きいものと思われます。私も、この大会の第1回大会に深川から4人でリレーチームを編成し参加し、上位入賞を果たし、副賞として、小豆など多くの十勝の特産品をいただき、大会運営に驚いた思いがあります。中止を知り、大変残念に思っておるところであります。台風から4カ月がたとうとしておりますが、深川市を含む北海道における台風被災地の一日も早い復旧を願うところであります。それでは、通告に従い一般質問に入ります。まず、質問の4点目にあります教育推進についてでありますが、昨日の教育長の教育行政報告と先ほどの佐々木議員の答弁で理解いたしましたので、割愛いたします。1点目は、スマートフォン・パソコンを利用した行政の取り組みについて伺います。「マイレポはんだ」については、以前、携帯アプリを利用した住民サービスの中で少し触れたことがありますが、今回は会派で愛知県半田市に行政視察で伺い、事業について認識を新たにしましたので、質問させていただきます。この事業のシステムは、投稿者の多くが市民でありますが、スマートフォンやパソコンを利用し、問題箇所を撮影し、場所・状況をサイトに送信することで、インターネット上の地図に場所が表示され、市の担当者が投稿を見て対応するものであります。この事業は、現在、半田市を含めて全国で13の自治体が取り組んでおります。半田市は、民間会社のソフトを利用して、同じソフトを利用している自治体が他に4カ所あり、独自のソフトを利用している自治体は8カ所であります。経費に関しましては、ソフトの利用料が月3万円プラス消費税ですので、年間約40万円であります。事業の前段では、従来からの問題点として、市民からは「課題や問題に気づいてもらえない」「電話では場所や状況が伝えにくい」などの声があり、行政では「道路パトロールや点検を実施しているが、見回り切れない」などが挙げられております。期待される効果としては、「みんなが対応状況を確認でき、行政対応の透明化を高めることができる」などが挙げられます。運用ポリシーとしては、「市民と市が協働で課題・問題の解決を図る」「インターネットにより、24時間365日、課題等を投稿可能とする」「不適切投稿は、市が削除を行うことがある」などとなっております。市の対応に関しては、問題カテゴリーにより対応する担当課を決め、問題解決まで、一次対応課から担当課や関係機関との連携で解決するシステムであります。半田市では、この事業活用で、市民には「より便利に」、行政においては「負担を軽減するもの」として取り組んでおり、担当部署からは「休日出勤が少なくなった」との声もあるようです。半田市は、このシステムを災害時の情報収集に役立てるため、ことしから試験運用を行っており、道路の冠水状況、倒木などの写真や位置情報を提供してもらうことで、災害情報を共有し、迅速かつ的確な対応を支援する仕組みを作成しております。運用に当たっては、市民への周知や不適切な投稿への対応などがありますが、災害時には地区の消防団の方々と連携することで、状況把握を迅速化することを目指しております。身近な地域の課題・問題を市民のニーズに素早く対応し、住みよいまちをつくり、住民満足度の向上に向けて、深川市での活用を検討すべきと考えますが、見解を伺います。
答弁 企画総務部次長 小杉邦久(企画総務部次長は2016年12月まで)
スマートフォン・パソコンを利用した取り組みについて答弁申し上げます。質問にもございましたように、「マイレポはんだ」につきましては、平成26年第4回定例会の一般質問で、導入の考え方について議員より質問いただきまして、その際には、今ほど質問の中で紹介いただきましたような仕組みの有用性は十分理解いたします。しかし、寄せられる情報の真偽や緊急度を確認するという必要な手順を考えますと、現状でも市民の皆さんや町内会からのお電話などで寄せられる情報によって、職員が随時対応させていただいていますので、本市のような規模の場合につきましては、導入することによりまして、住民サービスが大きく変化するということは現状なかなか考えにくいのではないかという判断から、さらに運用面などについて実態を確認させていただきたいとお答えしたものでございます。そこで、その後の確認と申しますか、実態の検討の状況でございますが、平成27年8月から10月までの3カ月間でございますが、室蘭市で同じシステムを使った実証実験が行われておりますことから、この結果について調査させていただいております。室蘭市によりますと、実証を行いました3カ月間に寄せられた投稿は12件と非常に少なかったということでございました。そのため、実際にその内容をもって導入の可否を判断するには至らなかったという状況でございます。そこで、室蘭市は、さらに平成29年度から2カ年にわたって行われます、これは東京大学が中心となって行うものでございますが、「マイレポはんだ」と同じような機能を持った新しいシステムの構築に向けた実証実験に参加するとされております。この中で改めて、スマートフォンなどを活用した住民との間の情報収集や情報の発信の効果に対する評価、検証を行うと伺っているところでございます。したがいまして、現状といたしましては、本市のこれまでの導入に対する慎重な考えを変えることにはなりませんが、引き続き室蘭市の新たな実証の取り組みについて、都度、情報の収集を行いながら研究してまいりたいと考えております。いずれにいたしましても、今後におきまして、市民サービスの向上に役立つ仕組みが数多く登場するものと考えられますので、従来の手法にとらわれない新たな技術やサービスに関する情報の収集に努めてまいりたいと考えております。