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深川市議会 平成28年第1回定例会 2016年3月4日

社会教育施設の維持管理

2016年3月4日、深川市議会の一般質問で、佐々木一夫議員が「社会教育施設の維持管理」について質問し、教育部長 大西徳治、企画総務部長 早川雅典が答弁しました。

質問者
佐々木一夫 議員
答弁者
教育部長 大西徳治、企画総務部長 早川雅典

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 6番 佐々木一夫

続きまして、第4点目の社会教育施設の維持管理について、4点の質問をさせていただきます。中央公民館の老朽化等の言葉を最近よく耳にします。深川中学校以来、建築物の老朽化という言葉が随分と安易に語られている気がします。例えば雨漏りですけれども、防水改修工事を10年も20年もやらなければ、雨漏りするのは当たり前のことです。あるいは外見上の問題であっても、鉄筋コンクリート構造というのは、半永久的に収縮は起きますし、したがって日々クラック等も生じるわけです。また、それ自体に耐水性はなく、外壁から水分を吸って、凍結融解を起こす可能性も持っているゆえにこそ、10年に一度程度はクラック等の補修を行い、防水性塗装の全面改修等が推奨されているのであります。これら当たり前の維持保全をやらず、その結果として、老朽化による建てかえを言うことは本末転倒であり、鉄筋コンクリート構造建築物を選択したことに対する意義と意味をみずから否定することではないかと考えております。鉄筋コンクリート構造は、きちんとした維持保存を行えば、半永久的耐久性を持ちます。40年程度で老朽化、解体、建てかえというのはおかしいと思っていますし、老朽化を言う前に、中央公民館において必要なことは、定期的な維持保存と改修ではないのかということを伺います。第2点目、中央公民館に隣接する文化交流ホール「み・らい」の南側壁面には、既に無視できないクラックが発生しています。赤さび色を発生しているし、柱のあばら筋上に発生しているクラックもあります。そのクラック発生の意味を考え、施設運営は指定管理者であるけれども、この規模の施設修繕は教育委員会と認識しているので、これらについての修繕、改修の計画は立てられているのか伺います。3点目で、深川市は社会教育施設等公共施設を数多く抱えており、その維持管理費は膨大であると考えております。ただ、人口が減り、高齢化が進む中、自主財源の先細りも想定される中で、施設の整理統合は考えていないのかを伺います。最後の4点目といたしまして、深川市は現在深川中学校を建てかえ、今また中央公民館建てかえの話があるとも聞きます。先述したように、深川市の人口減、高齢化等を考えていった場合、限られた財源を使い、優先されなければならないのは何かを考え、例えば医師確保等、課題が山積みする中で、予算配分の優先順位等、市長の考え方を聞かせていただきたいと思います。

答弁 教育部長 大西徳治(教育部長は2017年3月まで)

社会教育施設の維持管理についての私からは1点目から3点目についてお答えいたします。初めに、1点目の中央公民館の老朽化についてであります。中央公民館につきましては、これまでも一般質問の答弁で申し上げておりますが、本市の生涯学習活動及び社会教育活動の拠点施設の一つとして、重要な役割を担っているところであります。現在の建物は、建築後40年以上が経過し、これまでの間、定期的な補修、改修は行っておりませんが、施設運営に支障が生じないよう、その都度必要な修繕や改修を実施してきたところでございます。現状といたしましては、老朽化とともに数カ所から雨漏りですとか、耐震構造の問題など、多くの課題を抱える施設となっており、加えて3階建ての建物でありますが、エレベーター設備がないなど、バリアフリー化されておらず、高齢者や体の不自由な方などにとって、利用が制限される施設であります。このことについては、公民館としての機能を十分に発揮できているとは言えない状況にあると考えております。このため、当市におけるこれからの生涯学習活動及び社会教育活動のあるべき姿を踏まえた新しい時代にふさわしい施設のあり方について、社会教育委員会議に諮問するとともに、専門的知識を有する所管とも協議し、改築も含め、十分に時間をかけて検討を進めているところでございます。次に、2点目の文化交流ホール「み・らい」の壁のクラックとさびについてであります。文化交流ホール「み・らい」は、平成16年4月の開館から本年度末で12年が経過いたします。ご指摘の外壁のクラックやさびの発生などのほか、舞台装置などにおいても経年劣化による故障が生じてきている状況にあり、これらの対応につきましては、緊急度を考慮した修繕を随時実施しておりますが、外壁につきましては、修繕の必要性は認識しつつも、限られた予算の中、ホールの運営等に直接支障の生じる舞台装置や冷暖房設備の故障などの修繕を優先して実施しているため、やむを得ず先送りとなっているところでございます。今後におきましても、施設、設備の劣化への対応も含め、緊急度を考慮した修繕を行うなど、施設運営に支障が生じないよう適切な維持管理に努めてまいりたいと存じます。次に、3点目の社会教育施設等公共施設の数量は適切かとの質問にお答えいたします。社会教育施設の整備及び管理につきましては、これまでその時々の社会情勢や地域の実情に配慮し、社会教育活動の健全な発展を促進するために必要な整備を行い、適切な維持管理に努めてきたところでありまして、各施設ともそれぞれの目的に沿って、利活用がなされているところでありますことから、現時点では施設の具体的な整理統合の計画等はございませんが、今後におきましては、人口の減少や財政状況が厳しさを増すことが予想される中、利活用の状況を踏まえた社会教育施設の適正な維持管理とあわせて、今後の社会教育施設のあり方の研究を進めてまいりたいと存じます。

答弁 企画総務部長 早川雅典(企画総務部長は2017年3月まで)

私から4点目の質問の深川市として予算配分の緊急度、優先度についての考えについてお答えさせていただきます。本市には、社会教育施設を初め多くの公共施設がございまして、その多くは建築から相当年数が経過しており、老朽化が目立ち始め、建物の改修などへの対策が大きな課題になってきているところでございます。これらの施設の修繕の経費につきましては、通常の維持管理の範囲内ということになりまして、その経費について、国の補助ですとか、あるいは起債の対象外となっているものがほとんどでございます。それらに多額の修繕経費を市の自主財源から捻出しなければならないということでございまして、その結果として、どうしても全ての建物について、早目早目の改修ができればいいのですが、なかなかそういう状況にないわけでございます。ただ、このような状況の中でも当然一定の施設の整備などは行っていく必要があるわけでございますけれども、議員も質問の中でいろいろおっしゃっていましたが、本市においてはさまざまな分野で行政課題というものがございまして、それらの解決のための施策についても、もちろん重要度、必要度に応じてでございますけれども、やはりバランスよく推進していかなければならない状況にあるわけでございます。そうしたことから、予算の配分、予算編成などに当たりましても、本市の財政状況、あるいはさまざまな市民の皆様の要望などを踏まえて、各種事業の取り組みなど、多くの課題解決に向けての施策について、まさしく議員がおっしゃったように緊急度、優先度などについて、十分その時点時点で吟味しながら、措置等を図っているものでございます。今後ともそれらのことに十分意を尽くして、対応させていただきたいと考えているところでございます。

出典:深川市議会 平成28年第1回定例会 2016年3月4日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる